Windows Embedded Standard 7 for HP Thin Client-Administrator Guide
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設定
●
ローカル ドライブ
●
ユーザー アカウントの管理
●
システムの日付および時刻の設定
●
無線機能の無効化
●
大容量のアプリケーションのインストール
ローカル ドライブ
Thin Client には、初期設定で以下のローカル ドライブが構成されています。
●
C: (フラッシュ ドライブ):オペレーティング システムおよびソフトウェアがインストールされ
ています。書き込みフィルターを使用して、このドライブへの書き込みを制限または一切禁止で
きます。
注意:フラッシュ ドライブの空
き領域がフラッシュのサイズの
10%を下回
らないようにするこ
とをおすすめします。
●
Z: (RAM ドライブ):システムの物理 RAM から作成される仮想ドライブです。通常の固定ディ
スク ドライブと同じように表示され、動作しますが、このドライブはシステムの起動時に作成さ
れ、シャットダウン時に破棄されます。そのため、この仮想ディスク ドライブには情報または
データを保存しないことをおすすめします。
Z ドライブには、以下の項目が格納されます。
◦
ブラウザーの Web ページ キャッシュ
◦
ブラウザーの履歴
◦
ブラウザーの cookie
◦
ブラウザーのキャッシュ
◦
インターネット一時ファイル
◦
印刷スプール
◦
ユーザーおよびシステムの一時ファイル
Z ドライブのサイズは、[HP RAM ディスク マネージャー]ユーティリティで設定できます。詳しく
は、
16 ページの HP RAM ディスク マネージャーを参照してください。
ヒント:保持しておきたいファイルは、Thin Client ではなくサーバー
上に保存することをおすすめし
ます。ソフトウェア プログラムの多
くは
、初期設定
で
、キャッシュ ファイルをローカル システム
上
の C ドライブに
書き込みます
。ローカル ドライブに
書き込む必要がある場合は
、Z ドライブを
使用す
るようにソフトウェア プログラムの設定を変更してください。
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第 3 章 設定










