HP Z210 Workstation Maintenance and Service Guide (February 2011)
BIOS のエラーと警告*
無効なメモリ構成については、BIOS で警告/エラーが発生します。*
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BIOS が取り付けられたメモリを無効にすることで有効なメモリ構成を検出できる場合、取り付
けられたメモリを無効にした上で、POST 時に警告を報告します。ワークステーションの起動は
可能です。警告では、システムボード上またはメモリライザー上の問題のある DIMM の位置が示
されます。
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取り付けられたメモリを無効にしても BIOS が有効なメモリ構成を検出できない場合、BIOS が
停止し、メモリエラーの診断コードが表示されます(ビープ音と点滅が 5 回発生)。
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DIMM の取り外し*
DIMM は、以下の手順で取り外します。*
1. 電源をワークステーションから外します(
59 ページの 「分解前の手順*」を参照)。*
注意: DIMM の取り外しまたは取り付けのときに電気的に損傷しないようにするため、ワーク
ステーションの電源を切って、AC 電源のコンセントから電源コードを抜きます。DIMM が損傷
すると、ワークステーションはメモリの変更を認識しません。 
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2. サイドアクセスパネルを取り外します(61 ページの 「サイドアクセスパネルの取り外し*」を
参照)。
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3. 次の図のように、DIMM のソケットレバー(1)をゆっくりと外側に倒します。
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図 5-25 DIMM の取り外し
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4. DIMM をまっすぐ上に持ち上げてソケットから引き抜き(2)、DIMM を静電防止袋に保管しま
す。 
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第 5 章 コンポーネントの交換
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