User Guide-Linux

ブート順序の変更に関する注意
ブート順序を変更する場合は、以下の点に注意してください。
ブート順序を変更した後でコンピューターを再起動すると、コンピューターは新しいブート順序
で起動されます。
複数の種類のブート デバイスがある場合、同じ種類のブート デバイスでは最初のデバイスか
らのみブートが試みられます(オプティカル ドライブは除く)。たとえば、ハードドライブが取
り付けられている別売のドッキング デバイスがコンピューターに接続されている場合、この
ハードドライブは「USB ハードドライブ」としてブート順序に表示されます。システムがこの
USB ハードドライブのブートを試みて失敗した場合、ハードドライブ ベイのハードドライブか
らのブートは試みられません。代わりに、ブート順序内で次の種類のデバイスからのブートが試
みられます。ただし、オプティカル ドライブが 2 つあり、メディアが挿入されていないかメデ
アが挿入されていてもそれがブート ディスクでないために最初のオプティカル ドライブから
ブートされない場合は、2 番目のオプティカル ドライブからのブートが試みられます。
ブート順序を変更すると、論理ドライブ名も変更されます。たとえば、C ドライブとして作成さ
れたディスクが挿入されている CD-ROM ドライブから起動する場合、この CD-ROM ドライブが
C ドライブになり、ハードドライブ ベイ内のハードドライブが D ドライブになります。
[Computer Setup][Built-In Device Options](内蔵デバイス オプション)メニューで NIC デバ
イスが有効に設定されている場合にのみ、NIC からコンピューターをブートできますNIC から
ブートしても、論理ドライブの指定には影響しません。NIC にドライブ名が関連付けられていな
いためです。
別売のドッキング デバイス内のドライブのブート順序は、外付け USB デバイスと同様に扱われ
ます。
マルチブート設定の選択
マルチブートを使用する、以下のことが可能になります。
[Computer Setup]でブート順序を変更することで、コンピューターを起動するたびに使用される
ブート順序を新しく設定します。
ブート デバイスを動的に選択するには、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]
いうメッセージが表示されている間に esc キーを押し、次に f9 キーを押して、ブート デバイス
のオプション メニューに入ります。
MultiBoot Express を使用して可変ブート順序を設定します。この機能によって、コンピュー
ターの起動または再起動のたびにブート デバイスの確認メッセージが表示されます。
ブート順序の変更に関する注意
73