ユーザー ガイド HP 無線バーコード スキャナー
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このガイドについて このガイドでは、HP 無線バーコード スキャナーのセットアップおよび使用方法について説明します。 警告!回避しなければ死亡または重傷に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(モニターの損傷 に関する記載など)。この注意事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハード ウェアまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概 念を説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 クイック セットアップ ................................................................................................................................. 1 OPOS ドライバー ................................................................................................................................................. 1 キャリッジ リターン ........................................................................................................................................... 2 タブ ................................................
国モード ........................................................................................................................................... 23 5 スキャナーのプログラミング ..................................................................................................................... 24 プログラミング バーコードの使用 ................................................................................................................. 24 その他の設定 ......................................................................................
1 クイック セットアップ この章のバーコードを使用すると、共通の作業用のセットアップ手順をすばやく実行できます。下の バーコードをスキャンすると、スキャナーの設定が HP の初期設定に戻ります。 標準の製品初期設定 注記:標準の初期値に設定するバーコードをスキャンしても、インターフェイスの種類は変更されま せん。 HP 無線バーコード スキャナーを初期設定のモードに戻すには、下のバーコード(USB HID キーボード エミュレーション)をスキャンします。 USB HID キーボード エミュレーション スキャナーを HID モードと USB COM モードの間で切り替えた場合は、Windows®オペレーティング シ ステムがスキャナーのドライバーを再ロードするまで少しお待ちください。 OPOS ドライバー HP 無線バーコード スキャナーは、工場出荷時の初期設定ではヒューマン インターフェイス デバイス (HID)キーボード エミュレーション モードになっています。このバーコード スキャナーを OPOS(OLE for Retail POS)ドライバーで使用するには、スキャナーを USB COM(OP
キャリッジ リターン 下のバーコードをスキャンすると、スキャナーの設定が工場出荷時の初期設定に戻ります。 標準の製品初期設定 注記:標準の初期値に設定するバーコードをスキャンしても、インターフェイスの種類は変更されま せん。 スキャンされた各バーコードの後にキャリッジ リターンが必要な場合は、以下の順序でバーコードを スキャンします。 プログラミング モードの開始 グローバル サフィックスの設定 0 D グローバル サフィックス モードの終了 2 第 1 章 クイック セットアップ
プログラミング モードの終了 タブ 下のバーコードをスキャンすると、スキャナーの設定が工場出荷時の初期設定に戻ります。 標準の製品初期設定 注記:標準の初期値に設定するバーコードをスキャンしても、インターフェイスの種類は変更されま せん。 スキャンされた各バーコードの後にタブが必要な場合は、以下の順序でバーコードをスキャンしま す。 プログラミング モードの開始 グローバル サフィックスの設定 0 9 タブ 3
グローバル サフィックス モードの終了 プログラミング モードの終了 音量 下のバーコードをスキャンすると、スキャナーの設定が工場出荷時の初期設定に戻ります。 標準の製品初期設定 HP 無線バーコード スキャナーで、読み取り成功を示すビープ音の音量を設定するには、下のバーコー ドをスキャンします。 プログラミング モードの開始 以下の 4 つのバーコードのどれかをスキャンして、音量を適切なレベルに設定します。 オフ 低 4 第 1 章 クイック セットアップ
中 高 下のバーコードをスキャンすると、プログラミング モードが終了します。 プログラミング モードの終了 音量 5
2 製品の特長 HP 無線バーコード スキャナー HP 無線バーコード スキャナーは、汎用アプリケーション向けの高品質なデータ収集デバイスです。 HP スキャナーは、動作の検出能力を向上させるとともに光学機能を強化することにより、高速で移動 する対象物のバーコードをすばやく簡単に読み取ることができるようになりました。このため、小売 店や小規模な産業界で使用されるような高いパフォーマンスを要求されるタスクにも適したスキャ ナーです。このスキャナーには、以下の特長があります。 ● 全方位の読み取りに対応:スキャナーを向けてトリガーを引くだけで、記号を読み取ったりイ メージをキャプチャしたりできます。HP 無線バーコード スキャナーでは、全方位のスキャンに 対応できるため、記号の向きは問題になりません。読み取り成功のためのガイドとして緑色のス ポット光を使用することにより、騒音の多い環境でも静音状態が必要とされる状況でも生産性が 向上します。クレードルを 45 度回転させた位置でスキャナーを使用すると、バーコードをすば やく直感的に読み取ることができるよう、照射位置を確認するための照準システムとして照準パ タ
3 安全および保守に関するガイドライン 人間工学上の推奨事項 警告!不適切な体勢で操作することによるけがの発生を防止または最小限にするため、以下の点に注 意してください。職場等、作業環境を管理する安全衛生管理担当者に相談の上、適切な安全基準やプ ログラムに従って従業員のけがを未然に防止してください。 ● 反復的な動作を減らすまたはなくす ● 自然な位置を維持する ● 無理な力を減らすまたはなくす ● 頻繁に使用されるものを、手が届きやすい定位置に置く ● 作業を適切な高さで行う ● 振動を減らすまたはなくす ● 直接的な圧力を減らすまたはなくす ● 調整可能な作業場所を用意する ● 十分な空間を確保する ● 適切な作業環境を提供する ● 作業手順を改善する 人間工学上の推奨事項 7
清掃手順 表面のプラスチック部分、スキャン ウィンドウ、および電気接続部を適切に清掃し、スキャンおよび バッテリの充電が確実に行われるようにする必要があります。 時間がたつにつれて製品にほこりや汚れがたまる場合があるため、定期的に清掃して取り除いてくだ さい。定期的に清掃を行う頻度は、スキャナーの使用環境によって異なります。 1 か月に 1 回は念入りな清掃を行うことをおすすめします。 表面のプラスチック部分の清掃 表面のプラスチック部分やスキャン ウィンドウは、液体がかかったり、汚れやほこりが付いたりする 場合があるため、定期的に清掃して、スキャン中に最適な読み取り結果が得られるようにする必要が あります。柔らかく、清潔な、乾いた布を使用して製品を拭きます。 製品の汚れがひどい場合は、薄めた低刺激の洗浄液またはイソプロピル アルコール(最低 70%)で湿 らせた柔らかい布でプラスチック部分を拭きます。 標準的なプラスチックで推奨される洗浄液は、ガラス洗浄剤や食器洗い洗剤などのうち、研磨剤が含 まれていないものです。 重要:研磨剤が入った洗浄液、刺激の強い洗浄液、または研磨パッドを使用して、スキャン ウィ
電気接続部の表面の清掃 電気接続部を定期的に清掃し、バッテリの充電が確実に行われるようにする必要があります。スキャ ナーとクレードルの両方の接続部を清掃してください。 クレードルやスキャナーに液体がかかったり、汚れやほこりがたまったりすると、正常に動作しなく なることがあります。正常な動作を維持するため、定期的に清掃することをおすすめします。 電気接続部の汚れを取り除くためにブラシなどの固い道具を使用しないでください。接続部のメッ キが損傷したり傷ついたりすることがあります。 スキャナーの接続部 ● 接続部および接続部周辺のプラスチック部分を清掃するときは、柔らかく、乾いた布を使用して ください。 ● ほこり、汚れ、および糸くずを必ず取り除いてください。 ● 汚れがひどい場合は、白色またはピンク色の消しゴムを使って接続部をやさしくこすってくださ い。下の図の緑色および黄色の矢印の方向にこすります。 ● きれいな圧縮空気を使用して消しゴムの残りかすを慎重に吹き飛ばして、取り除いてください。 注意:圧縮空気を使用する場合は、ゴーグルを装着して目を保護してください。ノズルは目から 離れた場所に向け、
クレードルの接続部 ● 接続部および接続部周辺のプラスチック部分を清掃するときは、柔らかく、乾いた布を使用して ください。 ● ほこり、汚れ、および糸くずを必ず取り除いてください。そのとき、接続部の上に落下しないよ うに注意してください。 ● 白色またはピンク色の消しゴムを使って接続部をやさしくこすってください。クレードルの接 続部を清掃するときは、下の図の黄色い矢印の方向にこすります。 ● きれいな圧縮空気を使用して消しゴムの残りかすを慎重に吹き飛ばして、取り除いてください。 注意:圧縮空気を使用する場合は、ゴーグルを装着して目を保護してください。ノズルは目から 離れた場所に向け、スキャナーの表面に近づけすぎないようにしてください。スプレー缶の警告 ラベルを読んでから、圧縮空気を使用してください。 スキャナーおよびクレードルの念入りな清掃 重要:念入りな清掃を始める前に、電源を切り、電源コードを抜いてください。 念入りな清掃が終わったら、システムを完全に乾燥させてから、電源を入れなおしてください。環境 によっては、電源を入れるまで 30 分待機してください。可能であれば、電源を入れない状態で
4 スキャナーのセットアップおよび使用 スキャナーを接続してホストとの通信を開始するには、以下の操作を行います。 1. ベース ステーションの取り付け位置を調整します(11 ページのベース ステーションの取り付 け位置の調整を参照してください) 。 2. ベース ステーションを接続します(15 ページのベース ステーションの接続を参照してくださ い) 。 3. バッテリを充電します(17 ページのバッテリの充電を参照してください)。 4. ベース ステーションへのリンクを設定します(21 ページのスキャナーのリンクの設定を参照し てください) 。 5. インターフェイスの種類を選択します(22 ページのインターフェイスの種類の選択を参照して ください) 。 6.
スタンド:スキャナーをスタンド モードで使用し、ベース ステーションから取り外すことがめったに ない場合は、この位置をおすすめします。 垂直:机の上に十分なスペースがなく、充電中にスキャナーを立てた状態にしておく必要がある場合 は、この位置をおすすめします。 最適な読み取り結果を得るため、異なる取り付け位置用の部品を同時に使用しないでください。 12 第 4 章 スキャナーのセットアップおよび使用
クリップを取り付けるときに以下のような間違った取り付け方をすると、充電の接続部が正しくかみ 合わなくなることがあります。 ● クリップが逆向きに取り付けられている ● クリップが完全に取り付けられていない 背面にクリップがあり、正しく挿入されていることを確認します。背面にクリップがないと、スタン ド位置または垂直位置にしたときに、充電の接続部が正しくかみ合わなくなる可能性があります。 注記:固いペン先やマイナスのネジ回しなどの工具を使用して、取り付け部品を交換できます。ただ し、工具が接続部に触れないようにしてください。 1.
重要:最適な読み取り結果を得るため、2 つの異なる取り付け用部品セットの部品を同時に使用 しないでください。 2.
ベース ステーションの接続 ベース ステーションは、ターミナル、コンピューター、またはその他のホスト デバイスに接続できま す。接続する前にホスト デバイスの電源を切り、(必要に応じて)そのデバイスの説明書を参照して から作業を続けてください。インターフェイス ケーブルを接続してから、ベース ステーションの電源 を入れます。 注記:ターミナルからスキャナーに電源を供給することもできます。ターミナルから電源を供給する 場合、バッテリ充電器は自動的に低速充電に設定されます。 ベース ステーションの接続: インターフェイス(I/F)ケーブル(1)のコネクタをベース ステーショ ン(2)の底面にあるポートに完全に挿入します。 ホストの接続: インターフェイス(I/F)ケーブル(1)をホストの USB ポートに差し込みます。 注記:ホストに接続したときに PIN コードの入力を求められるようにスキャナーをセットアップでき ます。カスタム セキュリティ PIN を使用するシステムに新しい装置を追加する場合は、作業を続ける 前に『HP Wireless Barcode Scanner Programming Refere
ベースの使用 ベースのランプ ベースのランプは、以下の表に示すように、ベースの状態およびバッテリの残量に関する情報を表示 します。 番号 1 アイコン ランプ 状態 電源オン/データ 黄色に点灯:ベースの電源がオンになっています 黄色で点滅:ベースがホストまたはリーダーからデータおよびコ マンドを受信しています 2 充電中 赤色に点灯:バッテリを充電しています 2 充電完了 緑色に点灯:バッテリの充電が完了しています 2 充電中+充電完了 赤色および緑色で点滅:リーダーがベースの上に正しく置かれて いません (3)のボタンは、[HP Scanner Configuration Software](HP スキャナー設定ソフトウェア)ツールでデ バイスを強制的に接続するとき、Bluetooth®を強制的に切断するとき、および有効になっているスキャ ナーを操作するときに使用できます。詳しくは、 『HP Wireless Barcode Scanner Programming Reference Guide』 (HP 無線バーコード スキャナー プログラミング リファレンス ガイド)を
バッテリの充電 バッテリを充電するには、スキャナーをベースに取り付けます。スキャナーをクレードルに完全に固 定すると、クレードルによってスキャナーの接続が検出されたことを示す高い音が鳴ります。 ベースのランプは、バッテリの状態を示します。 バッテリの充電が正しく行われていることを確認するには、電源を入れたクレードルにスキャナーを 固定したときに、ベースのランプが赤色に点灯することを確認してください。ベースのランプが緑色 に点灯している場合は、バッテリが完全に充電されていることを示します。ベースのランプがその他 の状況を示している場合は、スキャナーがクレードルに正しく固定されていることを確認してくださ い。 バッテリ駆動時間が長くなり、使いやすさも向上しているため、バーコードの読み取りを行うたびに スキャナーをクレードルに固定する必要はありません。使用頻度によっては、自分のシフトが終わっ たときにスキャナーをクレードルに固定するだけで十分な場合もあります。 注記:バッテリを使用する前に、次の「バッテリを安全にお使いいただくためのご注意」セクション をお読みください。最適なパフォーマンスが得られるようにするため、
警告!スキャナー以外のデバイスを使用してバッテリを放電しないでください。指定された製品以 外のデバイスでバッテリを使用すると、バッテリが損傷したり、バッテリの寿命が短くなったりする 場合があります。デバイスに異常な電流が流れると、バッテリが熱くなったり、爆発したり、発火し たりして、大怪我をするおそれがあります。 リチウムイオン バッテリ パックを不適切な環境で使用すると、熱くなったり、爆発したり、発火した りして、大怪我をするおそれがあります。このガイドの安全に関する警告に必ず従ってください。 バッテリ パックを火中に投げ入れたり、高熱にさらしたりしないでください。 バッテリ パックのプラス極とマイナス極が金属製の物体(針金など)で互いに接続されないようにし てください。 金属製の容器を使用してバッテリ パックを保管したり運搬したりしないでください。 バッテリ パックに対して、釘で穴を開けたり、金づちで叩いたり、上に乗ったりするなど、強い衝撃 や振動が加わるような行為をしないでください。 バッテリ パックをはんだで直接固定しないでください。 バッテリ パックに液体をかけたり、バッテリ パックを濡らしたりしな
リチウムイオン バッテリは、他の種類のバッテリと同じく、繰り返し使用することによって容量が減 少します。バッテリは、使用しているかどうかにかかわらず、1 年が経過すると容量の低下が見られ るようになります。リチウムイオン バッテリの寿命を正確に予測することは困難ですが、バッテリ メーカーによれば、充電可能回数は 500 回程度とされています。したがって、バッテリの完全な放電 と充電を 500 回繰り返すと、バッテリの交換が必要になります。完全に放電されないうちに充電を 行っていた場合は、この回数は多くなります。 リチウムイオン バッテリの寿命は、使用方法や充電回数によって変わります。その後、特に重要性の 高い用途に使用する場合には、バッテリを交換してください。容量が著しく低下したバッテリは使用 をやめてください。バッテリのリサイクル、処分、および交換は正しく行ってください。 消耗したバッテリを回収およびリサイクルする場合は、欧州の指令(2006/66/EC、2002/95/EC、2002/96/ EC、および以降の改正指令)、米国と中国の規定、および環境に関するその他の法律や規則に従って ください。 バッテ
2. 3. 白色のコネクタ(1)を取り外し、バッテリ ホルダーを固定している 2 つのネジ(2)を取り外 します。 金色の接続回路(1)を慎重に持ち上げて取り出し、白色のコネクタがバッテリ ホルダーの穴 (2)を通っている状態でバッテリ ホルダーのキャップを取り外します。 4. 使用済みのバッテリがある場合は取り外し、新しいバッテリを同じ場所に装着します。 5. バッテリ ホルダーのキャップを取り付けなおし、コネクタを接続してから、接続回路を元の位置 に戻します。 注記:新しいバッテリをハンドルに装着したら、バッテリとコネクタの位置を慎重に調整しま す。 6.
スキャナーの使用 スキャナーは通常、コードをキャプチャおよびデコードすることによって機能します。スキャナーに は、デバイスの動きに応じて照準システムを有効にする動作検出機能が内蔵されています。高性能な 照準システムによって示される照射領域にバーコードが入るようにします。 赤色の光線がラベルに照射されます。照準システムによって示される領域は、スキャナーとバーコー ドが近づくにつれて狭くなり、遠ざかるにつれて広くなります。バーまたは要素が小さい記号(ミリ 単位)は、スキャナーを近づけて読み取ります。バーまたは要素が大きい記号(ミリ単位)は、ス キャナーを遠ざけて読み取ります。 照準システムが中央に表示され、バーコード全体が照準フィールドの範囲内にある場合は、正常に読 み取ることができます。読み取りが正常に行われると、ビープ音および正常な読み取りを示す緑色ラ ンプのインジケーターによって表されます。 この機能およびその他のプログラム可能な設定について詳しくは、『HP Wireless Barcode Scanner Programming Reference Guide』 (HP 無線バーコード スキャナー プロ
スキャナーと Bluetooth アダプターのリンク 1. Bluetooth アダプターに付属のドライバーをインストールします。 2. 下の[サーバーへの RF リンクの有効化]バーコードをスキャンし、スキャナーがホスト コン ピューターに表示されるようにします。 3. ホスト コンピューターの Bluetooth 管理ツールを使用して「新しいデバイスを検出」し、[HP Wireless Bluetooth Scanner]を選択します。エラー メッセージが表示された場合は、デバイス上で セキュリティ設定を無効にすることが必要になる場合があります。 4.
USB キーボード インターフェイス USB キーボード インターフェイスのオプションを選択します。 代替のキー エンコードを備えた USB キーボード USB 代替キーボードの選択 標準のキー エンコードを備えた USB キーボード USB キーボードの選択 国モード この機能は、キーボードによってサポートされる国や言語を指定します。以下の言語がサポートされ ています。 サポートされている国モード アメリカ英語 ノルウェー語 韓国語 英語(英国) スペイン語 ロシア語 ベルギー語 スウェーデン語 ヘブライ語 デンマーク語 繁体字中国語 アラビア語 フランス語 タイ語 ギリシャ語 カナダ フランス語 ポルトガル語(EU) ハンガリー語 ドイツ語 ポルトガル語(ブラジル) スロバキア語 イタリア語 日本語 この機能の情報およびプログラミング バーコードについて詳しくは、『HP Wireless Barcode Scanner Programming Reference Guide』 (HP 無線バーコード スキャナー プログラミング リファレンス ガイド) を参
5 スキャナーのプログラミング スキャナーには、標準的な初期設定による機能が工場出荷時に設定されています。インターフェイス の選択時にインターフェイスのバーコードをスキャンしたら、その他のオプションを選択し、 『HP Wireless Barcode Scanner Programming Reference Guide』 (HP 無線バーコード スキャナー プログラミン グ リファレンス ガイド)から入手可能なプログラミング バーコードを使用してスキャナーをカスタ マイズします。お使いのインターフェイスに対応する機能のセクションを確認してください。また、 プログラミング リファレンス ガイドの「Data Editing」(データ編集)および「Symbologies」(記号) の章を参照してください。 プログラミング バーコードの使用 このガイドには、スキャナーの再設定を可能にするバーコードが記載されています。プログラミング バーコード ラベルの一部には、この章の標準の製品初期設定用のラベルのように、1 つのラベルをス キャンするのみで変更が完了するものがあります。 また、その他のバーコードには、スキャン
パラメーターの読み取り スキャナーを対象に向かって動かし、照準パターンおよび照射システムを中央に照射してイメージを キャプチャし、デコードします。詳しくは、21 ページのスキャナーの使用を参照してください。 照準システムは、取得のための時間が過ぎると少しの間オフになり、コードがデコードされない場合 は次の取得の前に再びオンになります。照射自体は、記号がデコードされるまでオンのまま保たれま す。 コード記号の読み取りを行うときは、スキャナーを保持する距離を調整します。 照準システム 照準システムの制御をカスタマイズするため、さまざまなオプションを使用できます。詳しい情報お よびプログラミング用バーコードについては『HP Wireless Barcode Scanner Programming Reference Guide』 (HP 無線バーコード スキャナー プログラミング リファレンス ガイド)を参照してください。 正常な読み取りを示す緑色ランプの持続時間 読み取りの成功は、正常な読み取りを示す緑色ランプによって表すことができます。 以下のバーコードを使用して、読み取りの成功後に正常な読み取りを示すポイ
6 動作モード スキャン モード スキャナーは、複数のスキャン モードのうちの 1 つで動作するように設定できます。以下のオプショ ンのどれかに関する詳しい情報および設定については、 『HP Wireless Barcode Scanner Programming Reference Guide』 (HP 無線バーコード スキャナー プログラミング リファレンス ガイド)を参照してく ださい。 1 回トリガー(初期設定):このモードは、一般的なハンドヘルド スキャナーの動作に関連付けられ ています。動作の検出が有効になっていてスキャナーが動作を検出すると、照準パターンがオンにな ります。トリガーが引かれると、照射がオンになり、スキャナーによってラベルの読み取りが試みら れます。スキャンは以下のどれかが発生するまで有効になっています。 ● プログラム可能な「最大スキャン時間」1 が経過した ● ラベルが読み取られた ● トリガーが解放された トリガー操作で複数読み取り:トリガーが引かれるとスキャンが開始され、トリガーの解放後も継続 されます。このスキャンは、再びトリガーが引かれるかまたはプログラ
プログラミング モードの開始/終了 スキャン モード = 1 回トリガー スキャン モード = トリガー操作で複数読み取り スキャン モード = トリガー保持で複数読み取り スキャン モード = 点滅 スキャン モード = 常にオン スキャン モード = スタンド モード モード選択 = 有効 複数ラベルの読み取り スキャナーには、複数のラベルを読み取るためのさまざまなオプションが用意されています。これら の機能およびプログラミング ラベルについて詳しくは、 『HP Wireless Barcode Scanner Programming Reference Guide』 (HP 無線バーコード スキャナー プログラミング リファレンス ガイド)またはソフト ウェア設定ツールを参照してください。 複数ラベルの読み取り 27
スタンドの操作 この機能では、スキャナーがクレードルまたはスタンドに置かれているときのスキャナーの動作を管 理します。 ● 自動認識を無視:スキャナーがスタンドに置かれているときにモード切り替えを無効にします。 ● スタンド モードに切り替え:スキャナーがスタンドに置かれているときにスキャナーを自動的に スタンド モードに切り替えます。 ● 点滅に切り替え:スキャナーがスタンドに置かれているときにスキャナーを自動的に点滅モード に切り替えます。 ● 常にオンに切り替え:スキャナーがスタンドに置かれているときにスキャナーを自動的に常にオ ンモードに切り替えます。 プログラミング モードの開始/終了 自動認識を無視 スタンド モードに切り替え 点滅に切り替え 常にオンに切り替え 28 第 6 章 動作モード
A テクニカル サポート HP のサポート窓口へのお問い合わせ ハードウェアまたはソフトウェアの問題を解決するには、http://www.hp.
B 技術仕様 以下の表に、物理およびパフォーマンス特性、ユーザー環境、および規制に関する情報を示します。 番号 説明 物理特性 色 黒 外形寸法 高さ 181 mm 長さ 100 mm 幅 71 mm 質量(ケーブルを除く) 約 246 グラム(リーダー) 約 246 グラム(ベース充電器) 電気特性 バッテリの種類 リチウムイオン バッテリ パック 完全放電から完全充電までの平均充電時間 ホストからの給電で最大 22 時間(この場合は電源アダ プターが不要です)a 連続読み取り可能回数 5 万回の読み取り(通常) クレードルの消費電力および入力電源供給範囲 4.
被写界深度(通常)1 記号 SR: EAN 7.5 mm:2.0~27 cm 13 mm:1.5~40 cm PDF-417 6.6 mm:2.5~15 cm 10 mm:0.5~22 cm 15 mm:1.5~34 cm DataMatrix 10 mm:2.0~16 cm 15 mm:0~23.6 cm QR コード 10 mm:3~12.5 cm 15 mm:1~19.
読み取り可能コード 1D バーコード ● PDF-417 ● Aztec ● PDF-417 ● QR Code ● スウェーデンの郵便 ● MacroPDF ● Aztec ● ポルトガルの郵便 ● Micro PDF417 ● Datamatrix ● LaPoste A/R 39 ● GS1 Composites(1~12) ● Inverse Datamatrix ● 4-State Canada ● Codablock F ● Datamatrix は、以下のパラメー ● ターに設定されます ● — Normal or Inverted(通常ま ● たは反転) — Square or Rectangular Style ● 郵便コード ● French CIP13a オーストラリアの郵便 ● GS1 DataBar Stacked 日本の郵便 ● GS1 DataBar Stacked Omnidirectional ● Planet Code ● GS1 DataBar Expanded Stacked ●
ランプおよびビープ音によるインジケーター スキャナーのビープ音およびランプでは、スキャナーのさまざまな機能やエラーが表されます。ま た、オプションの緑色ランプも有効な機能です。以下の表に、これらのインジケーターの一覧を示し ます。ただし、スキャナーの機能はプログラム可能であり、インジケーターのオン/オフを切り替えら れることがあるため、表に示された動作に当てはまらない場合もあります。たとえば、電源投入の ビープ音のような特定のインジケーターは、プログラミング バーコード ラベルを使用することで無効 にできる場合があります。 1 インジケーター 説明 ランプ ビープ音 電源投入ビープ音 スキャナーは電源投入処 理中です なし スキャナーは、電源投入時 に最高の周波数と音量で 4 回ビープ音を鳴らしま す 正常読み取りのビープ音 ラベルがスキャナーに正 しくスキャンされました このインジケーターのラ ンプの動作は、 「Good Read:When to Indicate(正 常読み取り:インジケー ターのタイミング) 」 (詳し くは、 『HP Wireless Barcode Scann
プログラミング モード:以下のインジケーターは、スキャナーがプログラミング モードになっている 場合にのみ機能します。 インジケーター 説明 ランプ ビープ音 ラベルのプログラミング モードでの入力 有効なプログラミング ラ ベルがスキャンされまし た ランプが継続的に点滅し ます 低い周波数で 4 回ビープ 音が鳴ります ラベルのプログラミング モードでの拒否 ラベルが拒否されました なし スキャナーは、最低の周波 数および現在の音量で 3 回鳴ります ラベルのプログラミング モードでの部分的なラベ ルの受け入れ 1 つの機能をプログラム するために複数のラベル をスキャンする必要があ る場合、このインジケー ターによってラベルの 個々の部分が正しくス キャンされたかどうかが わかります なし スキャナーでは、最高の周 波数と現在の音量で 1 回 短いビープ音が鳴ります ラベルのプログラミング モードでのプログラミン グの受け入れ 設定オプションがラベル なし を介して正しくプログラ ムされ、スキャナーではプ ログラミング モードが終 了されました スキャナーでは、高い周