AHCI and RAID on HP rp7800, rp5810, rp5800 Retail System

テクニカル ホワイト ペーパー
| HP rp7800
、
rp5810
、
rp5800 Retail System
での
AHCI
および
RAID
10
構成
推奨される構成
HPは、HP rp7800、rp5810、およびrp5800 Retail Systemでは、事前に取り付けられたRAID製品の工場出荷時の構成をお
勧めします。事前に取り付けられたRAID製品は、2つの同一のSATAハード ドライブによるRAID 1ボリュームです。
HP rp7800、rp5810、およびrp5800 Retail Systemは、ハードウェアおよびソフトウェアの組み合わせのRAIDソリュー
ションを提供するIntelチップセットに基づいています。インテルの大容量記憶域コントローラーにより、すべてのド
ライブがIDEモードまたはRAID SATAモードで動作します。コントローラーの各モードは、別のデバイスID、クラス コー
ド、およびドライバー サポートを使用する別のPCIコントローラーであることを意味します。
注意
大容量記憶域コントローラーのPCIデバイスIDは、BIOSのSATAエミュレーション モードの変更後に変更されます。BIOS
をAHCIモードからRAIDモードに変更することは、新しく追加されたRAID記憶域コントローラーにハード ドライブを接
続することと同じです。ハード ドライブにインストールされたオペレーティング システムはこの新しい大容量記憶域
コントローラーを認識しません。オペレーティング システムがRAIDドライバーを列挙せず、RAIDコントローラーの
PnPが示されない場合、Windows 7またはWindows 8がブートしようとしたときにオペレーティング システムはブート
に失敗します（Microsoft Windowsのブルー スクリーン）。
表5：RAIDドライブ
モード 目的 必要なドライブの最小数
RAID 0
パフォーマンスを高めるためのストライピング
2
RAID 1
保護のためのミラーリング
2
RAID 5
精度を高めるためのパリティ
3*
RAID 0 + 1
ミラーリングおよびストライピング
4**
Intelのラピッド
テクノロジー
2つの物理ディスク上の4つの論理ドライブで、
RAID 0および1をエミュレート
2
*HP rp7800 Retail Systemではサポートされません
*HP rp5810およびrp5800 Retail Systemではサポートされません
以下の注記はRAID構成で重要なものです。
• 工場出荷時の構成オプションとして提供されるRAID構成はRAID 1のみです。
• 事前構成済みのシステムは、すべて以下のようになっています。
– 完全なRAIDシステムです
– 両方のドライブが設置済みです
– 必要なオプションROM構成を備えています
– 必要なすべてのIntelソフトウェアがプリロードされてプリインストールされています
– 出荷時にミラーリング モードになっているオペレーティング システムがプリインストールされています
• RAIDオプションROMおよびWindows RAIDアプリケーションのデフォルト オプションを保持することをお勧めします。
「ストライプ」サイズを変更するために「チャンク」サイズなどのオプションは、デフォルト設定内に多くの履歴
情報が含まれています。
サポートされるその他の構成
HP rp7800、rp5810、およびrp5800 Retail Systemは、他に2つのRAID構成をサポートします。
• 2ドライブ構成：
– RAID 0、RAID 1、またはRAID 0とRAID 1のMatrixモードでの、サイズとタイプが同じ2つのSATAハード ドライブRAID
構成。
– 最大2つのSATA光学式ドライブ（HP rp7800、rp5810、およびrp5800 Retail System）。
• 3ドライブ構成（一部のHP rp5810およびrp5800 Retail Systemのみ）：
– RAID 0、RAID 5、またはRAID 0とRAID 5のMatrixモードでの、サイズとタイプが同じ3つのSATAハード ドライブRAID
構成。
– 最大1つのSATA光学式ドライブ。