AHCI and RAID on HP rp7800, rp5810, rp5800 Retail System
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RAID
7
RAID 1には冗長性があるため真のRAIDです。RAID 1のMTBFは個々のドライブのMTBFにドライブ数(2)を乗じたものに
相当するため、信頼性は2倍を超えます。言い換えると、ある日に1つのハード ドライブが故障する確率は、同じ確率
の平方根です。仮説上では、1つのハード ドライブに障害が発生する確率が1:2000の場合、RAID 1の両方のハード ド
ライブに障害が発生する確率は1:4,000,000です。
ミラーリング、セグメント化、ストライピングはRAID 1では実質的に意味がありません。表および図では、データは
異なるデータ断片を表す行で配置されます。
表3:2台のハード ドライブによるRAID 1(ミラー化) 図3:信頼性 – 2台のHDDによるRAID 1
1番目のディスク 2番目のディスク
データ セグメント1 データ セグメント1
データ セグメント2 データ セグメント2
データ セグメント3 データ セグメント3
データ セグメント4 データ セグメント4
データ セグメント5 データ セグメント5
データ セグメント6 データ セグメント6
データ セグメント7 データ セグメント7
データ セグメント8 データ セグメント8
HDD 1 HDD 2
表3では、「データ セグメントn」はストリップと呼ばれるデータのグループをそれぞれ表しています。この場合、各
行がストライプを表します。この表は、情報が両方のハード ドライブに複製される方法を示しています。ストリップ
のサイズはほとんど無関係で、構成可能なオプションではありません。
RAID 1およびミラーリングの概念を説明するために、図3ではデータのシーケンス「ABCD...」がRAID 1ボリュームに保
管される方法を示します。この例では、各文字がデータ セグメントを表します。図では様々な断片が両方のハード
ドライブに複製される方法を示しています。ここでは、RAID 1ボリュームのいずれか1つのメンバーに障害が発生した
場合、情報は残存するメンバーに保持されます。ハード ドライブ障害の後、ユーザー インターフェイスが通知を送
信することで、障害が発生したハード ドライブを交換することができます。このシナリオではユーザー情報は失われ
ません。
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