HP リニア スキャナー クイック リファレンス ガイド
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このガイドについて このガイドでは、HP リニア スキャナーのセットアップおよび使用方法について説明します。 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事 項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: 重要な補足情報です。 JAWW iii
iv このガイドについて JAWW
目次 1 スキャナーのセットアップ ............................................................................................................................. 1 2 スキャナーの使用 ............................................................................................................................................ 3 スキャナーの各部 ................................................................................................................................. 3 スキャン モード ..........................................................
日本向け ............................................................................................................................................. 13 Korean Notice(韓国向け) .............................................................................................................. 14 製品環境に関するご注意 .................................................................................................................... 14 有害物質の破棄 ........................................................................................
1 スキャナーのセットアップ スキャナーをセットアップするには、以下の操作を行います。 1. スキャナーの底面にインターフェイス ケーブルを接続します。 図 1-1 ケーブルの接続/取り外し 2.
3. スキャナーをバーコードに向け、トリガーを押します。 図 1-3 持ち方およびスキャン方法 4. レーザー光がバーコードのすべてのバーおよびスペースに当たるようにしてください。 図 1-4 適切なスキャンおよび不適切なスキャン 5.
2 スキャナーの使用 スキャナーの各部 図 2-1 スキャナーの各部 (1)ランプ (2)スキャン ウィンドウ (3)ノーズ ブート (4)トリガー スキャン モード スキャナーを使用するときは、複数のスキャン モードのうちのどれかに設定できます。ここでは、 各モードについて説明します。 1 回トリガー モード トリガーが引かれると、以下のどれかが発生するまでスキャンが有効になります。 JAWW ● プログラムされた時間が経過した ● ラベルが読み取られた ● トリガーが解放された スキャナーの各部 3
このモードは、一般的なハンドヘルド リーダーの動作を想定しています。 トリガーが引かれるとス キャンが開始され、トリガーが解放されるか、ラベルが読み取られるか、またはプログラムされた最 大時間が経過するまで継続されます。 注記: この他のプログラム可能な機能については、 『Programming Guide』(プログラミング ガイ ド)を参照してください。 この場合は、 スキャン有効時間の設定についての記述があります。 図 2-2 1 回トリガー モード トリガー保持で複数読み取りモード トリガーが引かれるとスキャンが開始され、トリガーが解放されるか、またはプログラムされた時間 が経過するまで継続されます。ラベルの読み取りが行われても、スキャンは無効になりません。 二 重読み取りのタイムアウトを指定すると、不適切な複数回の読み取りが行われないように設定できま す。 注記: この他のプログラム可能な機能については、 『Programming Guide』(プログラミング ガイ ド)を参照してください。 この場合は、 スキャン有効時間の設定についての記述があります。 二重読み取りのタイムアウトのプログラミングも
点滅モード トリガーの状態とは無関係にリーダーが点滅します。 注記: 点滅は、フラッシュ オン時間およびフラッシュ オフ時間によって制御されます。これらの オプションのプログラミングは、 『Programming Guide』を参照して行ってください。 図 2-5 点滅モード 常にオン トリガーが引かれなくてもバーコードが読み取られます。 スキャンが常に有効になります。 トリ ガーが引かれると、1 回トリガー モードと同じように動作します。 二重読み取りのタイムアウトを 指定すると、不適切な複数回の読み取りが行われないように設定できます。 注記: 二重読み取りのタイムアウトのプログラミングは、 『Programming Guide』を参照して行え ます。 図 2-6 常にオン スタンド モード トリガーが引かれなくてもバーコードが読み取られます。 対象物がリーダーの照射領域に入ると、 自動的にスキャンが有効になります。 トリガーが引かれると、1 回トリガー モードと同じように動 作します。 二重読み取りのタイムアウトを指定すると、不適切な複数回の読み取りが行われないよ うに設定できます。 注記: 二重
トリガーで対象物認識 このモードはスタンド モードとほぼ同じですが、トリガーが引かれた時点でデコーダーが有効にな ります。 図 2-8 トリガーで対象物認識 プログラミング バーコード このガイドには、各種のインターフェイス(端末/ホスト)で使用できるようにスキャナーを設定する ためのプログラミング バーコードが記載されています。 プログラミングおよび設定可能な機能について詳しくは、http://www.hp.
USB インターフェイス スキャナーは、USB ホストに直接接続するか、電源供給機能付き USB ハブに接続します。電源はそ こから供給されます。外部電源を別途供給する必要はありません。 USB インターフェイスを使用す るときは、スキャナーで USB が自動検出され、HID キーボード インターフェイスに初期設定されま す。 図 2-10 USB-COM-STD の選択 図 2-11 標準のキー エンコードを備えた USB キーボードの選択 図 2-12 代替のキー エンコードを備えた USB 代替キーボードの選択 JAWW プログラミング バーコード 7
ランプとビープ音によるインジケーター スキャナーのビープ音およびランプでは、リーダーのさまざまな機能やエラーが表されます。 読み 取りが正常に行われたときは、緑色ランプも点灯します。 下の表に、これらのインジケーターの一 覧を示します。 ただし、リーダーの機能はプログラム可能であり、インジケーターのオン/オフを切 り替えられることがあるため、表に示された動作に当てはまらない場合もあります。 たとえば、電 源投入のビープ音のような特定のインジケーターは、プログラミング バーコード ラベルを使用する ことで無効にできます。 詳しくは、 『Programming Guide』 (プログラミング ガイド)を参照してく ださい。 8 第 2 章 意味 ランプ ビープ音 電源投入 ランプは電源投入時に点滅しますが、点滅が速 すぎて確認できないことがあります。 USB イ ンターフェイスでは、ホストでの列挙が完了す るまでランプが点滅します スキャナーは、電源投入時に最高の周波数と音 量で 4 回ビープ音を鳴らします 正常読み取り これを示すランプの動作は、 『Programming Guide』を参照
A トラブルシューティング 一般的なトラブルの解決方法 以下の表に、発生する可能性のあるトラブル、考えられる原因、および推奨する解決方法を示しま す。 トラブル 考えられる原因 解決方法 スキャン ボタンを引いても何も起こら ない スキャナーに電源が供給されていない システムの電源が入っていることを確 認します。 電源に接続されていること も確認します インターフェイスまたは電源の接続が 緩んでいる すべてのケーブルがしっかりと接続さ れていることを確認します。 スキャナーが適切なバーコードの種類 に対応するようにプログラムされてい ない スキャンするバーコードの種類を読み 取れるようにスキャナーがプログラム されていることを確認します。 詳しく は、 『Programming Guide』 (プログラミ ング ガイド)を参照してください バーコード ラベルが読み取り不能であ る ラベルが汚れていないことを確認しま す。 別の種類のバーコードをスキャン してみます スキャナーとバーコードとの距離が適 切でない スキャナーをバーコードに近付けるか、 離します バーコードの読み取り
オンライン技術サポート テクニカル サポート情報、ユーザー自身によるトラブル解決に役立つツール、オンライン サポー ト、IT 専門家のコミュニティ フォーラム、マルチ ベンダによる広範囲の知識ベース、監視および診 断用ツールについては、http://www.hp.
B 規定に関するご注意 Federal Communications Commission Notice(米国向け) This equipment has been tested and found to comply with the limits for a Class B digital device, pursuant to Part 15 of the FCC Rule. These limits are designed to provide reasonable protection against harmful interference in a residential installation. This equipment generates, uses, and can radiate radio frequency energy and, if not installed and used in accordance with the instructions, may cause harmful interference to radio communications.
Declaration of Conformity for Products Marked with the FCC Logo (United States Only) This device complies with Part 15 of the FCC Rules. Operation is subject to the following two conditions: 1. This device may not cause harmful interference. 2. This device must accept any interference received, including interference that may cause undesired operation. For questions regarding the product, contact: Hewlett Packard Company P. O.
European Union Regulatory Notice(欧州連合向け) Products bearing the CE marking comply with the following EU Directives: ● Low Voltage Directive 2006/95/EC ● EMC Directive 2004/108/EC ● Ecodesign Directive 2009/125/EC, where applicable CE compliance of this product is valid if powered with the correct CE-marked AC adapter provided by HP.
Korean Notice(韓国向け) 製品環境に関するご注意 有害物質の破棄 一部の HP LCD モニターには、廃棄の際に特別な処理を必要とする水銀が蛍光ランプに含まれていま す。 これらの物質の廃棄には環境保護のための規定が設けられている場合があります。廃棄またはリサ イクルについての情報は、お住まいの地域の自治体または EIA(Electronic Industries Alliance) (http://www.eiae.org/、英語サイト)に問い合わせてください。 Disposal of Waste Equipment by Users in Private Household in the European Union(欧州連合向け) This symbol on the product or on its packaging indicates that this product must not be disposed of with your household waste.
製品の部材表示について 日本における製品含有表示法、JISC0950, 2008 に基づき、製造事業者は、2006 年 7 月 1 日以降に販 売された電気・電子機器の特定化学物質の含有について情報提供を義務付けられました。製品の部材 表示につきましては、http://www.hp.