HP PageWide XL 4000/4100 Printers and MFPs-User Guide

高度なプリントヘッドの復元
ここでの手順は、頻繁な使用により、または他の方法がうまく行かなかったために劣化したプリント
ヘッドを復元することを目的としています。複数のノズルが機能していなかったり、色が混じるなど
の深刻な劣化のあるプリントヘッドを復元するための徹底的な手順です。印刷範囲が大きいジョブ
のプリントヘッドを最適化するためにも使用できます。156 ページのプリントバーを確認し復元する
を参照してください。
注記:最初に、診断プロットを印刷して、クリーニングが必要であり、それによりインクの無駄使い
を防ぐことができるプリントヘッドを特定します。高度な復元のために特定のプリントヘッドを選
択することができます。以下の例では、影響のあるプリントヘッドは 3 番です。
ページの長さの正確さ
印刷されたページの長さがわずかに不適切であることを検出した場合、印刷品質のアプリケーション
[ページの長さの精度]をタップします。
次の画面には、取り付けられている用紙の種類が表示されます。自動または手動での修正が必要な用
紙の種類を選択します。[開始] (推奨)をタップすると、プリンタにより自動修正されます。フロントパ
ネルには、修正のために多少の時間と用紙が必要なことが警告されます。[手動で調整]を選択した場
合は、長さ誤差の値を入力する必要があります。
例えば、A0 (1189 mm)の用紙で印刷する場合に、印刷物を計測したら、長さが 1187 mm であることが
わかりました。その場合、A0 と、計測したページの長さとして 1187 mm を選択する必要があります。
ページの長さの修正値は、この計測値を入力すると、自動的に
+2 mm に更新されます。
重要:
[手動で調整]した後に、間違った誤差値を入力すると、システム エラーが発生したり、プリン
タに損傷を生じる可能性があります。
上記の手順によって問題を解決できない場合は、サポート担当者に連絡してください。
JAWW
高度なプリントヘッドの復元
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