HP PageWide XL 4000/4100 Printers and MFPs-User Guide

USB フラッシュ ドライブを使用するhttp://www.hp.com/go/pagewidexlseries/support/rmware/ (
リンタ モデルによって異なります)から USB フラッシュ ドライブにファームウェア ファイルを
ダウンロードし、それをフロントパネルにある高速 USB ホスト ポートに挿入します。ファーム
ウェアのアップデート アシスタントがフロントパネルに表示され、アップデート処理手順を説明
します。
安全なファイル消去
プリンタのハード ディスクは、印刷ジョブの一時的な格納領域として使用されます。[安全なファイ
ル消去]では、ハード ディスクから一時ファイルを消去して、権限のないアクセスから保護できます。
有効にするとすぐに消去されますが、すでにハード ディスク上にあった古い一時ファイルがさかのぼ
って消去されることはありません。古いファイルも消去する場合は、176 ページのディスク拭取り
参照してください。
[安全なファイル消去]機能では、次の 3 つのセキュリティ レベルを設定できます。
非セキュア 情報の参照元がすべて消去されます。情報そのものは、その情報が入っているディ
スク領域が他の目的で必要になるまでハード ディスクに残りますが、その後は上書きされます。
情報はディスクに残りますが、ほとんどのユーザにとってアクセスすることは困難です。ただ
し、特定の目的で設計されたソフトウェアを使用すればアクセス可能です。これは、ほとんどの
コンピュータ システムでファイルが消去される通常の方法です。最も高速ですが、最も安全性が
低くなります。
セキュア高速消去(1 パス) 情報の参照元がすべて削除され、情報そのものも固定された文字パ
ターンで上書きされます。[非セキュア]よりは時間がかかりますが、より安全な方法です。それ
でも、磁気の痕跡を検出する特殊なツールを使用すれば、消去した情報の断片にアクセスするこ
とが可能な場合があります。
セキュア サニタイジング消去(5 パス) 情報の参照元がすべて削除され、情報そのものもすべて
の痕跡を除去するために作られたアルゴリズムを使用して繰り返し上書きされます。最も時間
はかかりますが、最も安全な方法です。セキュア サニタイジング消去は、米国国防総省の、ディ
スク メディアの消去およびサニタイジングの要件(5220-22.m)に適合しています。安全なファイ
ル消去を使用する際は、これがデフォルトのセキュリティ レベルです。
ファイルの消去中は、プリンタのパフォーマンスに影響が及ぶ可能性があります。
安全なファイル消去は、HP から無料で提供されている Web ベースの印刷管理ソフトウェア Web
JetAdmin
の機能の 1 つです。http://www.hp.com/go/webjetadmin を参照してください。
Web JetAdmin から安全なファイル消去を使用するときに問題が発生した場合は、サポート担当者にお
問い合わせください。179 ページの「サポートが必要な場合 」を参照してください。
安全なファイル消去の設定は、Web JetAdmin または内蔵 Web サーバから変更できます([セットアップ]
> [セキュリティ])
JAWW
安全なファイル消去
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