HP Workstation Maintenance and Service Guide

3.
[Security] (セキュリティ)[Smart Cover] (スマートカバー)[Cover Removal
Sensor] (カバー取り外しセンサー) の順に選択し、画面の説明に沿って操作します。
4.
設定を終了するには、[File] (ファイル)[Save Changes and Exit] (変更を保存して終
) の順に選択します。
サイドアクセスパネルソレノイドロック
サイドアクセスパネルソレノイド (一部のワークステーションでのみ利用可能) は、サイドアクセス
パネルをシャーシにロックします。ソレノイドは、ローカルまたはリモート信号によって制御され
す。
ソレノイドをロックするには、コンピューターセットアップ (F10)ーティリティでソレノイドロッ
クのパスワードを設定します。ソレノイドのロックを解除するには、コンピューターセットアッ
(F10) ユーティリティでソレノイドロックのパスワードを削除します。
ソレノイドロック FailSafe キー (HP から入手可能) は、ソレノイドロックを手動で無効にするための
デバイスです。パスワードを忘れてしまった、電源が切れた、ワークステーションが故障したなど
理由でロックを解除できない場合は、FailSafe キーを使用してロックを解除してください。
ケーブルロック (オプション)
盗難を防ぐため、鍵付きのケーブルロックをリアシャーシパネルに取り付けることができます。
シャーシにこのケーブルロックを取り付けて、作業エリアに固定できます。
障害通知および復旧機能
障害通知と復旧機能は、最新のハードウェアとソフトウェア技術とを組み合わせたもので、重要デー
タの損失を防止し、計画外のダウンタイムを最小に抑えます。
ワークステーションが HP CMS で管理されているネットワークに接続されている場合には、障害発生
時にネットワーク管理アプリケーションに障害通知を送信します。HP CMS を使えば、管理対象のす
べての PC をリモートからスケジュールに従って自動的に診断し、障害の要約レポートを作成できま
す。
ドライブ保護システム
DPS (ドライブ保護システム)HP ワークステーションの上位機種のハードディスクドライブに
蔵されている診断ツールです。DPS は、予期しないハードディスクドライブ交換が必要となる可能
のある問題の診断に役立ちます。
HP ワークステーションを組み立てる際に、取り付けられた各ハードディスクドライブは DPS でテス
トされ、基本情報が恒久的な記録としてそのドライブに書き込まれます。DPS が実行されるたびに、
テスト結果がハードディスクドライブに書き込まれます。保守サービスプロバイダーは、この情報を
利用して、DPS が実行されたディスクドライブの状態を診断できます。
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2 章 システム管理