HP ワークステーション ユーザー ガイド
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このガイドについて このガイドでは、お使いのワークステーションのセットアップおよび一般的なトラブルの解決方法に ついて、以下のトピックを説明します。 ガイドのトピック 1 ページの「HP リソースの参照場所」 7 ページの「ワークステーションの機能」 13 ページの「ワークステーションのセットアップ」 23 ページの「Windows 7 のセットアップ、バックアップ、復元、およびリカバリ」 29 ページの「Windows 8 のセットアップ、バックアップ、復元、およびリカバリ」 37 ページの「Linux のセットアップおよび復元」 43 ページの「診断および簡単なトラブルシューティング」 49 ページの「日常のお手入れ」 ヒント: このガイドでお探しのものが見つからない場合 — 詳細な技術情報については、http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/ hp_workstation.
iv このガイドについて
目次 1 HP リソースの参照場所 ......................................................................................................... 1 製品情報 ................................................................................................................................ 2 サポート ................................................................................................................................ 3 製品ドキュメント .........................................................................................................
4 Windows 7 のセットアップ、バックアップ、復元、およびリカバリ ............................................ 23 Windows 7 オペレーティング システムのセットアップ ............................................................ 23 デバイス ドライバーのインストールまたはアップグレード ....................................... 23 ファイルおよび設定の転送 ...................................................................................... 23 Windows 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ ................................................................ 24 情報のバックアップ ..................................................
BIOS のアップグレード ......................................................................................................... 41 現在の BIOS バージョンの確認 ................................................................................ 41 BIOS のアップグレード ........................................................................................... 42 デバイス ドライバーのアップグレード ................................................................................... 42 8 診断および簡単なトラブルシューティング ..................................................
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1 HP リソースの参照場所 ここでは、お使いの HP ワークステーション用の以下のリソースに関する情報を提供します。 トピック 2 ページの製品情報 ● 技術仕様 ● HP Cool Tools ● 規制に関する情報 ● アクセサリ(オプション製品) ● システム ボード ● シリアル番号、Certificate of Authenticity(COA)、および Genuine Microsoft Label(GML) 3 ページのサポート ● 製品サポート ● 保証に関する情報 4 ページの製品ドキュメント ● HP および他社製の説明書、ホワイトペーパー ● 製品に関する通知 ● 技術仕様( 『QuickSpecs』) ● 技術情報、セキュリティ関連情報、およびその他の通知 5 ページの製品の診断 ● HP PC Hardware Diagnostics(HP PC ハードウェア診断)UEFI ● ビープ音および LED エラー コードの意味 ● POST 時のエラー コード 6 ページの製品のアップデート ● ドライバーおよび BIOS
製品情報 トピック 場所 技術仕様 HP の Web サイト、http://h50146.www5.hp.
サポート トピック 製品サポート 場所 日本での製品サポートについては、日本向け製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受け るには』または HP の Web サイト、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください 日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.html (英語サイト)から該当する国や地域、または言語を選択してください 以下の作業を実行できます 保証に関する情 報 ● HP のサービス担当者とオンラインでチャットする ● HP のサポート窓口に電子メールで問い合わせる ● HP のサポート窓口の電話番号を調べる ● HP のサービス センターを探す 基本的な保証に関する情報を確認するには、日本向け製品に付属の小冊子、『サービスおよびサポー トを受けるには』または HP の Web サイト、http://h50146.www5.hp.
製品ドキュメント トピック 4 場所 HP のユーザー マニュアル、ホワ イトペーパー、他社製品用のド キュメント 最新のオンラインの説明書については、http://h50146.www5.hp.com/doc/ manual/workstation/hp_workstation.html を参照してください。これらには、この ユーザー ガイドおよび『メンテナンスおよびサービス ガイド』が含まれています 取り外しや交換の手順を説明し たビデオ ワークステーションのコンポーネントの取り外しおよび交換については、 http://www.hp.com/go/sml/ (英語サイト)を参照してください 製品に関する通知 Subscriber's Choice は、HP プログラムの 1 つで、ドライバーおよびソフトウェアに 関する警告、製品変更通知(PCN)、HP ニュース レター、顧客アドバイスなどを受 けるための登録ができます。http://www.hp.
製品の診断 トピック 場所 HP PC Hardware Diagnostics(HP [HP PC Hardware Diagnostics]ツールは、Windows オペレーティング システムを使 PC ハードウェア診断)UEFI 用するワークステーションにプリインストールされています 追加情報は、HP の Web サイト、http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/ workstation/hp_workstation.html からお使いのワークステーションの『メンテナンス およびサービス ガイド』を選択して参照できます ビープ音および LED エラー コー ドの意味 詳しくは、http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/ hp_workstation.html で、お使いのワークステーションの『メンテナンスおよびサー ビス ガイド』を参照してください POST 時のエラー コード 詳しくは、http://h50146.www5.hp.
製品のアップデート トピック 場所 ドライバーおよび BIOS のアップ デート ワークステーションに最新ドライバーがインストールされていることを、 http://www.hp.com/go/workstationsupport/ (英語サイト)を参照して確認してく ださい お使いのワークステーションの現在の BIOS を確認するには、以下の操作を行います 1. ワークステーションの電源を入れ、起動時に Esc キーを押します 2. F10 キーを押して[コンピューター(F10)セットアップ ユーティリティ]を起 動します 3. [ファイル]→[システム情報]の順に選択します。BIOS バージョンおよび日付を 書き留め、HP の Web サイトに表示される BIOS バージョンと比較します Windows 7 の場合は、以下の手順で操作して BIOS のバージョン番号を確認するこ ともできます 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[シス テム情報]の順に選択します 2. 右側のパネルで、[BIOS バージョン/日付]の行を参照します 3.
2 ワークステーションの機能 お使いのワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情 報については、http://partsurfer.hp.
省スペース型ワークステーションの各部 ここでは、省スペース型(SFF)ワークステーションの各部について説明します。 お使いのワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情 報については、http://partsurfer.hp.com/ (英語サイト)を参照してください。 前面 8 マイクまたはヘッドフォン コネクタ (ソフトウェアで選択可能、初期設定 モードはマイク) 1 オプティカル ドライブ 5 2 電源ボタン 6 ヘッドフォン コネクタ 3 ハードディスク ドライブまたはオプ ティカル ドライブの状態ランプ 7 別売のメモリ カード リーダーまたは オプションのセカンダリ ハードディ スク ドライブ 4 USB 3.0 ポート(×2) 8 USB 2.
背面 1 PS/2 マウス コネクタ 8 電源コード コネクタ 2 RJ-45 Ethernet コネクタ 9 PS/2 キーボード コネクタ 3 デュアルモード DisplayPort(×3) 10 USB 2.0 ポート(×2) 4 セキュリティ ロック用スロット 11 シリアル ポート(モニター) 5 USB 2.0 ポート(×2) 12 USB 3.
タワー型ワークステーションの各部 この項では、タワー型ワークステーションの各部について説明します。 お使いのワークステーションでサポートされているオプション製品およびコンポーネントの最新情 報については、http://partsurfer.hp.com/ (英語サイト)を参照してください。 前面 10 1 オプティカル ドライブ 6 USB 2.0(常時給電が有効)ポート(× 1) 2 2 つ目のオプティカル ドライブまた はオプションのコンポーネント 7 USB 2.0 ポート(×1) 3 スリム オプティカル ドライブ 8 USB 3.
背面 1 電源装置のビルトイン自己診断テスト (BIST)ランプ 9 PS/2 マウス コネクタ 2 電源コード コネクタ 10 RJ-45 Ethernet コネクタ 3 PS/2 キーボード コネクタ 11 デュアルモード DisplayPort(×2) 4 USB 2.0 ポート(×2) 12 ユニバーサル シャーシ クランプ開口部 5 DVI-I コネクタ 13 セキュリティ ロック用スロット 6 USB 3.0 ポート(×2) 14 施錠用ループ 7 マイク コネクタ 15 USB 2.
注記: 3 台以上のディスプレイを使用したい場合、[コンピューター セットアップ(F10)ユーティ リティ]で、内蔵 Intel HD グラフィックスとグラフィックス カードを同時に使用できるように設定で きます。ただし、3 台以上のディスプレイを稼働させる場合は、グラフィックス カードのみを使用す ることをおすすめします。 製品仕様 ワークステーションの質量および寸法 項目 質量 シャーシの寸法 省スペース型 タワー型 標準構成 7.2 kg(15.9 ポンド) 9.5 kg(20.9 ポンド) 最小構成 6.0 kg(13.2 ポンド) 8.8 kg(19.4 ポンド) 最大構成 7.9 kg(17.4 ポンド) 11.8 kg(26.0 ポンド) 高さ 33.7 cm(13.3 インチ) 39.9 cm(15.7 インチ) 幅 10.0 cm(3.9 インチ) 17.0 cm(6.7 インチ) 奥行き 38.4 cm(15.1 インチ) 44.2 cm(17.
3 ワークステーションのセットアップ この章では、ワークステーションのセットアップ方法について説明します。 トピック 13 ページの適切な通気の確保 15 ページのセットアップ手順 16 ページのモニターの追加 適切な通気の確保 適度な通気はワークステーションの動作にとって重要です。以下のガイドラインをよくお読みくだ さい。 ● ワークステーションは、丈夫で安定した水平な場所で操作します。 ● ワークステーションの前後に 15 cm 以上の空間を確保してください(ワークステーションのモ デルによって外観等は異なります) 。 ● 周囲温度がこのガイドに記載されている環境の仕様の範囲内にあることを確認してください。 適切な通気の確保 13
注記: 35°C という周囲温度の上限は、高度が 1524 m までの場合にのみ当てはまります。 1524 m を超えると、304.8 m ごとに 1.
セットアップ手順 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 ● 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にある電源コンセントに差し込んでください。 ● 電源コンセントから電源コードを抜いて(電源コードをワークステーションから抜かないように します)、ワークステーションの電源を切断してください。 ● コードは、3 ピンのアースされた電源コンセントに差し込んでください。必ず電源コードのアー ス端子を使用して接地してください。アース端子は、製品を安全に使用するために欠かせないも のです。 ワークステーションをセットアップするには、以下の操作を行います。 1. マウス、キーボード、および電源コードをワークステーションに接続します。 2. モニターをワークステーションに接続します。 3. ワークステーションの電源コードおよびモニターの電源コードを電源コンセントに接続します。 4. デバイスに付属の説明書に沿って、他の周辺のコンポーネント(プリンターなど)を接続しま す。 5.
モニターの追加 モニターを追加するための準備 ワークステーションに付属しているすべてのグラフィックス カードでは、2 台のモニターへの同時表 示がサポートされています(20 ページのモニターの接続および設定を参照してください)。2 台を 超えるモニターがサポートされているグラフィックス カードを利用することもできます。モニター を追加するための手順は、お使いのグラフィックス カードおよび追加するモニターの種類や数によっ て異なります。 モニターを追加するための計画は、以下の手順に沿って行います。 1.
注記: 60 Hz で 1920×1200 ピクセルよりも高解像度のモニターでは、デュアルリンク DVI(DL-DVI)または DisplayPort 出力を備えたグラフィックス カードが必要です。DVI でネ イティブ解像度を得るには、標準の DVI-I または DVI-D ケーブルではなく、DL-DVI ケーブル を使用する必要があります。 HP のワークステーションは、すべてのグラフィックス カードをサポートしているわけでは ありません。新しいグラフィックス カードを購入する前に、そのカードがサポートされて いることを確認してください。18 ページのサポートされているグラフィックス カード の確認を参照してください。 多くのグラフィックス カードは 3 つ以上のモニター出力を備えていますが、1 度に 2 つし か使用できないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、ま たは18 ページのサポートされているグラフィックス カードの確認の手順に沿ってカー ドに関する情報を調べてください。 一部のグラフィックス カードでは、モニター信号を複数の出力で多重化することによって、 複数のモニ
サポートされているグラフィックス カードの確認 お使いのワークステーションでサポートされているグラフィックス カードについて詳しくは、以下の 方法で確認できます。 1. http://www.hp.com/go/quickspecs/ (英語サイト)にアクセスします。 2. [QuickSpecs]の下の[Worldwide](世界共通)を選択し、[Browse products](製品を参照する) を展開して[Workstations](ワークステーション)を選択します。 3. お使いのモデルを選択して、仕様を表示します。 4.
モニターの接続要件の確認 モニターの接続には、以下のさまざまなシナリオがあります (各グラフィックス カードについて詳 。 しくは、18 ページのモニター コネクタへのグラフィックス カードの適合を参照してください) ● DisplayPort 出力のグラフィックス カード:4 つの DisplayPort 出力が付属したグラフィックス カードがある場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプター を使用します。 ● DVI 出力のグラフィックス カード:2 つの DVI 出力が付属した PCIe グラフィックス カードがあ る場合は、各コネクタにモニターを接続できます。必要に応じて、適切なアダプターを使用しま す。 注記: DVI コネクタが 1 つしかないモデルには必ず 2 つ目のグラフィックス出力オプション (DisplayPort または VGA)があります。 多くのグラフィックス カードは 3 つ以上のモニター出力を備えていますが、1 度に 2 つしか使 用できないという制限があります。グラフィックス カードの説明書を参照するか、または 18 ページのモニター コネク
モニターの接続および設定 注記: このセクションで示すように、お使いのワークステーションがサポートするグラフィックス カードでは、通常、少なくとも 2 つのモニターを使用できます。一部のカードでは、より多くのモニ ターに対応できます。詳しくは、グラフィックス カードの説明書を参照してください。 20 1. モニター ケーブル アダプターをワークステーションに接続し(1) (必要な場合)、適切なモニター ケーブルをアダプターに接続するか(2)、グラフィックス カードに直接接続します。 2.
3. 4. モニターの電源コードの一方の端をモニターに接続し、もう一方の端をアースされた電源コンセ ントに差し込みます。 モニターを設定します。詳しくは、Microsoft 社のヘルプや Web サイト 、または Linux のヘルプや Web サイトを参照してくださ (http://www.microsoft.
別売のコンポーネントの取り付け ワークステーションのモデルによっては、追加のコンポーネント(メモリ、ハードディスク ドライ ブ、オプティカル ドライブ、PCIe カード、2 番目のプロセッサなど)をワークステーションに取り付 けることができます。 ● コンポーネントの取り付け手順を説明したビデオを見るには、http://www.hp.com/go/sml/(英 語サイト)を参照してください。 ● 取り付けガイドラインおよび技術情報については、http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/ workstation/hp_workstation.
4 Windows 7 のセットアップ、バックアッ プ、復元、およびリカバリ この章では、以下のトピックで Windows 7 オペレーティング システムのセットアップおよびアップ デートについて説明します。 ● Windows 7 オペレーティング システムのセットアップ ● Windows 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ 注意: オペレーティング システムのインストールが正常に完了するまでは、HP ワークステーショ ンにオプションのハードウェアや他社製のデバイスを追加しないでください。途中でハードウェア を追加すると、エラーが発生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性 があります。 注記: オペレーティング システムをセットアップしたら、最新の BIOS、ドライバー、およびソフ トウェアの更新がワークステーションにインストールされていることを確認してください。 41 ページの「ワークステーションのアップデート」を参照してください。 Windows 7 オペレーティング システムのセットアップ 注意: インストールが開始されたら、プロセスが完了するまでワーク
Windows 7 のバックアップ、復元、およびリカバリ お使いのワークステーションには、HP が提供しているツールおよび Windows に付属のツールが含ま れています。これらを使用すると障害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生した場合に保護 しておいた情報を取り出したりできます。さらに、簡単な手順でお使いのワークステーションを正常 な状態に復元したり、工場出荷時の状態に復元したりできます。 ここでは、以下のプロセスについて説明します。 ● バックアップの作成 ● システムの復元およびリカバリ 注記: 提供されている Windows の[バックアップと復元]ツールについて詳しくは、[ヘルプとサポー ト]を参照してください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→[ヘルプとサポート]の 順に選択します。 システム障害後のリカバリでは、直近のバックアップの時点に戻ります。 1.
情報のバックアップ 注記: Windows にはユーザー アカウント制御が装備されており、ワークステーションのセキュリ ティを向上させています。特定のタスクの実行時に、ユーザー アカウント制御の許可またはパスワー ドを求めるメッセージが表示されることがあります。その場合、タスクを実行するには、適切なオプ ションを選択します。ユーザー アカウント制御について詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してく ださい。[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。 ソフトウェアの初期セットアップが完了したら、すぐに初期バックアップを作成することをおすすめ します。バックアップを常に最新にしておくために、新しいソフトウェアやデータ ファイルを追加し たときなど、定期的な頻度で継続してシステムをバックアップするようにしてください。初期バック アップおよび定期的なバックアップにより、障害が発生した場合に、データおよび設定を復元できま す。 注記: バックアップおよび復元オプションの手順については、[ヘルプとサポート]で関連するトピッ クを検索して参照してください。[ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→[ヘ
1. 開かれているすべてのプログラムを閉じます。 2. [スタート]→[コンピューター]→[プロパティ]の順に選択します。 3.
1. ワークステーションの電源を切ります。必要であれば、ワークステーションの電源が切れるまで 電源ボタンを押したままにします。 2. モニター、キーボード、およびマウス以外に接続されている周辺機器(USB 接続機器、プリン ターなど)を、ワークステーションからすべて取り外します。 3. 電源ボタンを押し、ワークステーションの電源を入れます。 4. HP ロゴ画面が表示されたらすぐに、[ファイルを読み込んでいます...]というメッセージが表示さ れるまでキーボードの F11 キーを繰り返し押します。 5. [HP Recovery Manager]画面で、画面に表示される指示に従います。 6.
オペレーティング システムのインストールが完了したら、以下の操作を行います。 1. ワークステーションのオペレーティング システムからの最初の起動時に、Windows 7 オペレー ティング システムの DVD を取り出し、ドライバー DVD を挿入します。 注記: ドライバー DVD により、前提条件のソフトウェアが読み込まれ、ドライバーを読み込 める状態になります。 2. ハードウェア有効化ドライバーをインストールします。使用可能なすべてのドライバーをイン ストールすることをおすすめします。 3. ワークステーションに付属のアプリケーションは、http://www.hp.
5 Windows 8 のセットアップ、バックアッ プ、復元、およびリカバリ この章では、以下のトピックで Windows 8 オペレーティング システムのセットアップおよびアップ デートについて説明します。 トピック 29 ページの Windows 8 オペレーティング システムのセットアップ 30 ページの Windows 8 のバックアップ、復元、およびリカバリ 注意: オペレーティング システムのインストールが正常に完了するまでは、HP ワークステーショ ンにオプションのハードウェアや他社製のデバイスを追加しないでください。途中でハードウェア を追加すると、エラーが発生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性 があります。 注記: オペレーティング システムをセットアップしたら、最新の BIOS、ドライバー、およびソフ トウェアの更新がワークステーションにインストールされていることを確認してください。詳しく は、ワークステーションのアップデートに関する章を参照してください。 追加情報 オペレーティング システムをカスタマイズした後に、[ヘルプとサポート]を参照して追加情
Windows 8 更新プログラムのダウンロード Microsoft 社から、オペレーティング システムの更新プログラムがリリースされることがあります。 ワークステーションが常に最適な状態で動作するようにしておくために、最初のインストール時だけ でなくワークステーションを使い続けている間は定期的に、最新の更新プログラムを確認することを おすすめします。 ワークステーションをセットアップした後にすぐに[Windows Update]を実行します。 1. スタート画面の右上隅または右下隅にポインターを置いてチャームを表示します 2.
スタート画面で「バックアップ」と入力し、[設定]→[ファイル履歴でファイルのバックアップ コピー を保存]の順に選択します。 別売の外付けハードディスク ドライブまたはネットワーク ドライブに情報をバックアップできま す。 バックアップをするときは以下の点を参考にしてください。 ● ドキュメント ライブラリに個人用のファイルを保存し、定期的にバックアップします。 ● 関連プログラムに保存されているテンプレートをバックアップします。 ● 設定のスクリーン ショットを取ることによって、ウィンドウ、ツールバー、またはメニュー バー に表示されるカスタマイズされた設定を保存します。設定をリセットする必要がある場合、スク リーン ショットは時間を節約できます。 Windows の[バックアップと復元]を使用してバックアップを作成するには、以下の操作を行います。 注記: バックアップ プロセスは、ファイルのサイズやワークステーションの速度に応じて、1 時間 以上かかる場合があります。 1. スタート画面で「バックアップ」と入力して[設定]をクリックし、表示されたオプションの一覧 から選択します。 2.
リカバリ メディアを作成するには、スタート画面で「リカバリ ドライブ」と入力して[設定]を クリックし、[Create a recovery drive](リカバリ ドライブの作成)をクリックします。画面 の説明に沿って操作を続行します。 2.
● お使いのワークステーションを元の状態にリセットする場合は、すべての個人データ、アプリ ケーション、および設定を削除して Windows を再インストールする簡単な方法が用意されてい ます。[リセット]リカバリ ツールは、工場出荷時にインストールされていたオペレーティング シ ステム、HP のプログラム、およびドライバーを再インストールします。工場出荷時にインストー ルされていなかったソフトウェアは、別途再インストールする必要があります。個人用ファイル は、作成したバックアップから復元する必要があります。34 ページの Windows 8 の[リセッ ト]の使用を参照してください。 ● ワークステーションが起動しないときは、作成しておいた Windows の復元用 USB フラッシュ ド ライブを使用してシステムをリカバリできます。35 ページの Windows 8 の復元用 USB フ ラッシュ ドライブによるリカバリを参照してください。 ● 復元用 USB フラッシュ ドライブを作成していない場合や、作成した復元用 USB フラッシュ ドラ イブが動作しない場合は、35 ページの Window
3. HP の復元用パーティションが一覧に表示される場合は、ワークステーションを再起動して HP の ロゴが表示されている間に Esc を押します。ワークステーションの[Startup Menu](起動メ ニュー)が表示されます。 4. F11 キーを押して、[System Recovery](システム リカバリ)オプションを選択します。 5. キーボードのレイアウトを選択します。 6. [Troubleshoot](トラブルシューティング)を選択します。 7. [リフレッシュ]を選択します。 8.
7. [リセット]を選択します。 8. 画面の説明に沿って操作を続行します。 Windows 8 の復元用 USB フラッシュ ドライブによるリカバリ 注意: F11 を使用すると、ハードディスク ドライブの内容が消去され、ハードディスク ドライブが 再フォーマットされます。これまで作成したすべてのファイルおよびワークステーションにインス トールされたソフトウェアは完全に削除されます。F11 リカバリ ツールは、工場出荷時にインストー ルされていたオペレーティング システム、HP のプログラム、およびドライバーを再インストールし ます。工場出荷時にインストールされていなかったソフトウェアはすべて別途再インストールする 必要があります。 以前に作成した復元用 USB フラッシュ ドライブを使用してシステムのリカバリを行うには、以下の 操作を行います。 注記: 復元用 USB フラッシュ ドライブを作成していない場合や、作成した復元用 USB フラッシュ ドライブが動作しない場合は、35 ページの Windows 8 の復元メディアによるリカバリを参照して ください。 1.
Windows 8 オペレーティング システム ディスクを使用してリカバリを開始するには、以下の操作を 行います。 注記: オペレーティング システム ディスクの読み込みには数分かかることがあります。 1. すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. ワークステーションを再起動したら、Windows 8 オペレーティング システム ディスクで提供さ れている説明に沿って操作し、オペレーティング システムをインストールします。 3.
6 Linux のセットアップおよび復元 この章では、以下のトピックで Linux オペレーティング システムのセットアップおよび復元方法につ いて説明します。 トピック 38 ページの HP Installer Kit for Linux 38 ページの Red Hat Enterprise Linux の設定 40 ページの SUSE Linux Enterprise Desktop のセットアップ 40 ページの HP が提供するグラフィックス ドライバー 注記: オペレーティング システムをセットアップしたら、最新の BIOS、ドライバー、およびソフ トウェアの更新がインストールされていることを確認してください。詳しくは、ワークステーション のアップデートに関する章を参照してください。 注意: オペレーティング システムのインストールが正常に完了するまでは、ワークステーションに オプションのハードウェアや他社製のデバイスを追加しないでください。途中でハードウェアを追 加すると、エラーが発生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性があ ります。 HP Linux のサポー
HP Installer Kit for Linux HP Installer Kit for Linux(HPIKL)を使用すると、認証済みバージョンの Linux を HP ワークステーショ ンにインストールできます。Linux は、オペレーティング システムのオプションとしてすべての HP ワークステーションで利用できます。キットの内容は以下のとおりです。 ● Linux オペレーティング システム内にあるドライバーをアップデートまたは更新し、HP ワークス テーションで適切に使用および動作できるようにするためのテスト済みドライバー。 ● Linux オペレーティング システムは含まれていません。Red Hat または SUSE から別途購入する 必要があります。サポートされている構成およびオペレーティング システムを確認するには、 http://www.hp.
HPIKL ドライバー ディスク 通常、Red Hat Linux の最新バージョンでは、少しの修正を含むドライバー アップデートを適用するだ けで HP ワークステーションをサポートできます。ほとんどの場合、これらのリリースは HPIKL ドラ イバー ディスクでサポートされます。このディスクは、Red Hat Linux の標準インストール後にユー ティリティとして使用できます。 Red Hat Linux の標準インストールを完了し、システムを再起動すると、Red Hat のファースト ブート ユーティリティが実行されます。さまざまな設定(セキュリティ レベル、日付と時刻、root パスワー ド、ユーザー アカウントなど)を指定したら、このユーティリティを使用して追加のディスクを読み 込みます。 ドライバー ディスクは、この段階で使用します。HP によって追加されたコンテンツはすべて、ディ スクの/HP ディレクトリにあります。このディスクを使用して、独自のイメージを作成したり、HP のコンテンツを参照したりできます。 注記: DisplayPort 接続されたモニターを使用してインストールを実行すると
SUSE Linux Enterprise Desktop のセットアップ SUSE Linux Enterprise Desktop(SLED)は一部のワークステーションでプリロードまたはサポートされ ています。 HP ワークステーションでは、さまざまなバージョンの SLED が SUSE によって認証およびサポートさ れています。詳しくは、SUSE の認証報告検索ページ、https://www.suse.com/yessearch/ (英語サイ ト)を参照してください。 DVD インストーラー キットを使用した SLED のインストール 1. HP ドライバー ディスクがワークステーションに付属していない場合は、ディスクを作成します (38 ページの HP Installer Kit for Linux を参照してください) 。 2. SUSE ボックス セットに付属のディスクを使用してオペレーティング システムをインストール します。 3. オペレーティング システムのインストールが正常に完了したら、ワークステーションを再起動し ます。 4.
7 ワークステーションのアップデート HP では、ワークステーション全体の操作性を向上させるため、継続的な取り組みを行っています。お 使いのワークステーションが最新の機能を利用できるように、最新の BIOS、ドライバー、[Software Update](ソフトウェア アップデート)などを定期的にインストールすることをおすすめします。 初回ブート後のワークステーションのアップデート ワークステーションの最初のブートが正常に行われたら、以下のガイドラインに沿って、ワークス テーションが最新のものであることを確認してください。 ● 最新のシステム BIOS がロードされていることを確認します。41 ページの BIOS のアップグ レードを参照してください。 ● システムに最新のドライバーがインストールされていることを確認します。42 ページのデバ イス ドライバーのアップグレードを参照してください。 ● 入手可能な HP リソースを確認してください。 ● http://www.hp.
BIOS のアップグレード 最新の拡張機能を含む、入手可能な最新 BIOS を検索してダウンロードするには、以下の操作を行い ます。 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport/ (英語サイト)にアクセスします。 2. 左側のメニュー列の[Tasks](タスク)から[Download Drivers and Software](ドライバー とソフトウェアのダウンロード)を選択します。 3. 説明に沿って操作し、ワークステーションの最新の BIOS を確認します。 4. Web サイトの BIOS がシステムのバージョンと同じであれば、これ以上の操作は不要です。 5.
8 診断および簡単なトラブルシューティン グ サポートへのお問い合わせ サポートが必要となる問題が発生することがあります。サポートにお問い合わせになるときは、次の 準備をしてください。 ● ワークステーションがすぐに確認できる場所から問い合わせます。 ● ワークステーションのシリアル番号、製品番号、モデル名、モデル番号を書き留めておきます。 ● 該当するエラー メッセージを書き留めておきます。 ● アドオン オプションを書き留めておきます。 ● オペレーティング システムを書き留めておきます。 ● 他社製のハードウェアやソフトウェアを書き留めておきます。 ● ワークステーションの前面(縦置きおよび横置きモデル)または側面(オールインワン モデル) にあるランプの点滅の仕方を詳しく書き留めておきます。 ● 問題が発生したときに使用していたアプリケーションを書き留めておきます。 注記: サービスまたはサポートに電話をかけると、ワークステーションの製品番号(例:PS988AV) を尋ねられる場合があります。ワークステーションに製品番号が貼付されている場合、通常は、10 桁または
ID ラベルの貼付位置 問題を解決しやすくするため、各ワークステーションには製品番号、シリアル番号、および認証番号 が貼付されています。 ● すべてのワークステーションにシリアル番号(ワークステーションごとに固有)および製品番号 があります。これらの番号は、HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに利用できます。 ● 認証証明書(COA)は、Windows 7 がプリインストールされているシステムでのみ使用します。 ● Genuine Microsoft Label(GML)は、Windows 8 がプリインストールされているシステムでのみ 使用します。 ● サービス ラベルには、ビルド ID および FeatureByte の情報が記載されています。この情報はシス テム ボードを交換する場合に必要になります。 通常、これらのラベルはシャーシの上面、背面、または底面(縦置きおよび横置き)に貼付されてい ます(お使いのワークステーションの外観とは異なる可能性があります) 。 保証に関する情報 基本的な保証に関する情報を確認するには、日本向け製品に付属の小冊子、 『サービスおよびサポー トを
HP トラブルシューティングのリソースとツール このセクションでは、オンライン サポートおよびトラブルシューティングに役立つヒントに関する情 報を提供します。 オンライン サポート オンライン アクセスおよびサポート リソースには、Web ベースのトラブルシューティング ツール、 技術情報ベース、ドライバーおよびパッチのダウンロード、オンライン コミュニティ、製品変更通知 サービスなどがあります。 以下の Web サイトも使用できます。 ● http://www.hp.com/jp/ :役立つ製品情報 ● http://www.hp.com/support/workstation_manuals/ (英語サイト) :最新のオンライン マニュア ル ● http://www.hp.com/go/workstationsupport/ (英語サイト):ワークステーションの技術サポー ト情報 ● http://www.hp.com/jp/contact/ :日本での各種サポート情報 ● http://www.hp.
インスタント サポートおよびチャット サポート チャット サポートを使用すると、インターネットを介して HP にサポート チケットを電子的に送信で きます。サポート チケットを送信すると、そのコンピューターやワークステーションに関する情報が 収集されてオンライン サポート担当者に転送されます。情報の収集には、お使いのコンピューターや ワークステーションの構成にもよりますが、約 30 秒ほどかかります。サポート チケットを送信する と、ケース ID、ユーザーの国/地域におけるサポート時間、対応にかかる推定時間が記載された確認 メッセージが返送されます。 HP インスタントサポートおよびチャット サポートについて詳しくは、http://instantsupport.hp.com/ を参照してください。 注記: Linux では、この機能は使用できません。 顧客アドバイス、Customer Bulletin と Security Bulletin、および顧客通知 アドバイス、Bulletin、および通知を検索するには、次の手順を実行します。 1. http://www.hp.
起動時 ● ワークステーションおよびモニターの電源プラグが、正常に機能しているコンセントに差し込ま れていることを確認します。 ● すべてのオプティカル ディスクおよび USB ドライブ キーをドライブから取り外し、ワークス テーションの電源を入れます。 ● ワークステーション本体の電源が入っていて、電源ランプが点灯していることを確認します。 ● 出荷時にプリインストールされていたオペレーティング システム以外のオペレーティング シス テムをインストールした場合は、そのオペレーティング システムがお使いのシステムでサポート されているかどうかを http://www.hp.
● 最近新しいソフトウェアをインストールした場合は、そのソフトウェアをアンインストールして ワークステーションが正常に機能するかどうかを確認します。 ● 縦置き、横置き、またはオールインワン タイプのコンピューターやワークステーションに接続さ れているモニターに何も表示されない場合は、以下の操作を行います。 ◦ モニターをコンピューターやワークステーションの別のビデオ コネクタに接続します(使 用できる場合) 。または、正しく機能するモニターと交換します。 ◦ コンピューターやワークステーション本体およびモニターの電源コードが、電源コンセント に正しく差し込まれていることを確認します。 ◦ モニターの電源が入っていて、電源ランプが緑色に点灯していることを確認します。 ◦ モニター画面の表示がぼやけている場合は、モニターの調節つまみで輝度とコントラストを 調整してください。 ● オールインワン タイプのコンピューターやワークステーションの内蔵ディスプレイに何も表示 されない場合は、コンピューターやワークステーションを開け、グラフィックス カードが正しく 取り付けられていることを確認します
9 日常のお手入れ 一般的な清掃に関する安全上の注意事項 ● ワークステーションは、溶剤や可燃性の溶液で拭かないでください。 ● 部品を水やクリーニング溶液に浸さないでください。清潔な布に液体をしみ込ませて、部品を拭 いてください。 ● 必ずワークステーションの電源プラグを抜いてから、キーボード、マウス、または通気孔を清掃 してください。 ● キーボードを清掃する場合には、必ずケーブルを外してください。 ● 圧縮空気を使用する場合は、目にほこりやごみが入らないよう、側面に覆いのある安全眼鏡をか けてください。 清掃用製品 以下の製品を使用してお使いのワークステーションを安全に清掃します。 ● 濃度が 0.
シャーシの清掃 ● ワークステーションを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイ ド』に記載されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● 少しの染みや汚れは、汚れのない柔らかい布または綿棒を水で湿らせて取り除いてください。 ● 強い汚れには、低刺激の食器用洗剤を水で薄めて湿らせた、柔らかいマイクロファイバーの布ま たはセーム革を使用します。きれいな水で湿らせた布または綿棒で拭いて、洗剤をしっかり拭き 取ります。 ● 清掃が終了したら、汚れのない柔らかい布で必ずワークステーション拭いてください。 ● ワークステーションの通気孔を時々清掃してください。糸くずや異物によって通気孔が塞がれ て、通気が妨げられていることがあります。 キーボードの清掃 ● キーボードにオン/オフ スイッチがある場合は、オフにします。 ● ワークステーションを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイ ド』に記載されている安全に関する注意事項に従ってください。 ● キーの下や間にある目に見えるごみは、掃除機を使うか振り落として除去します。 ●
マウスの清掃 1. ワークステーションを清掃するには、ワークステーションの『メンテナンスおよびサービス ガイ ド』に記載されている安全に関する注意事項に従ってください。 2. マウスにオン/オフ スイッチがある場合は、オフにします。 3. マウスの本体は、ノンアルコールのガラス用クリーナーまたは低刺激性の液体石けんで湿らせ た、柔らかいマイクロファイバーの布またはセーム革で拭きます。 4.