ユーザー ガイド
© Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P. AMD は、Advanced Micro Devices, Inc.
安全に関するご注意 警告! 低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用 したり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感 な方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC ア ダプターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置い たりしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の
iv 安全に関するご注意
プロセッサの構成設定(一部のモデルのみ) 警告! 一部のモデルのコンピューターには、Intel® Bay Trail-M プロセッサおよび Windows®オペ レーティング システムが設定されています。msconfig.
vi プロセッサの構成設定(一部のモデルのみ)
目次 1 最初の操作 ........................................................................................................................................................ 1 HP アプリ ストア ................................................................................................................................. 1 最適な使用方法 .................................................................................................................................... 1 コンピューターを使用したエンターテインメント .....................................
有線ネットワークへの接続 ................................................................................................................ 21 有線ネットワーク(LAN)への接続 ................................................................................. 21 4 エンターテインメント機能を楽しむ ............................................................................................................... 22 マルチメディア機能 ...........................................................................................................................
上端からのスワイプおよび下端からのスワイプ ............................................... 38 キーボードおよびマウスの使用 ......................................................................................................... 39 キーの使用 ......................................................................................................................... 39 操作キーの使用 ................................................................................................. 39 Windows のショートカット キーの使用 ....................................................
[HP 3D DriveGuard]の使用 ................................................................................................ 50 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 ..................................................................... 51 [ディスク デフラグ]の使用 ................................................................................................ 51 [ディスク クリーンアップ]の使用 ...................................................................................... 51 プログラムおよびドライバーの更新 ....................................................
[HP Recovery Manager]の復元 .......................................................................................... 66 確認しておくべきこと ...................................................................................... 66 HP 復元用パーティションの使用(一部のモデルのみ) .................................. 67 [HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用した復元 ................................ 67 コンピューターのブート順序の変更 ................................................................. 67 HP 復元用パーティションの削除(一部のモデルのみ) ............................................
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1 最初の操作 このコンピューターは、ビジネスのシーンでもエンターテインメントのシーンでも存分に活用できる ように設計されたパワフルなツールです。コンピューターのセットアップ後の最適な使用方法、コン ピューターを使ってできる楽しいこと、および HP が提供するさまざまな情報の入手方法などについ て説明しているこの章からお読みください。 HP アプリ ストア HP アプリ ストアでは、人気のあるゲーム、エンターテインメント、音楽のアプリケーション、生産 性向上アプリケーション、およびスタート画面にダウンロードできる HP 独占アプリケーションを幅 広く提供しています。選択項目は定期的に更新され、地域のコンテンツや各国仕様の提供内容が含ま れています。HP アプリ ストアをよくチェックして、新しい機能や更新された機能がないか確認する ようにしてください。 重要: HP アプリ ストアにアクセスするには、インターネットに接続する必要があります。 注記: [HP のお勧め]は、一部の国または地域でのみ使用可能です。 アプリケーションを表示およびダウンロードするには、以下の操作を行います。 1.
コンピューターを使用したエンターテインメント ● コンピューターで YouTube 動画を再生したり、コンピューターをテレビやゲーム機に接続した りできます。詳しくは、26 ページの HDMI ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続を参照 してください。 ● コンピューターで音楽を再生したり、放送中のラジオ番組をコンピューターにストリーミングし て、世界各地のラジオの音楽番組やトーク番組を再生したりできます。24 ページのオーディオ の使用を参照してください。 ● 制御された低音およびクリアでピュアなサウンドにより、アーティストが意図したクオリティの 音楽を楽しめます。24 ページの[Beats Audio]の使用(一部のモデルのみ)を参照してくださ い。 ● タッチパッドおよび新しい Windows タッチ ジェスチャを使用して、画像やテキストのページを スムーズに操作できます。28 ページのタッチパッドおよびジェスチャの使用を参照してくだ さい。 HP が提供するその他の資料 印刷物の『セットアップ手順』ポスターの説明に沿ってコンピューターの電源を入れ、このガイドに 記載されている情報を
リソース ▲ 内容 スタート画面で「support」と入力して、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します 限定保証規定* ● このコンピューターの具体的な保証内容 日本向けの日本語モデルに適用される HP 限定保証規定は、製品に 付属の小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』に記載さ れています * お使いの製品に適用される HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのコンピューターに収録されているドキュメ ントまたは製品に付属の CD や DVD に収録されているドキュメントに明示的に示されています。日本向けの日本語モデル 製品には、保証内容を記載した小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』が付属しています。また、日本以外でも、 印刷物の HP 限定保証規定が製品に付属している国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供されていない国または 地域では、印刷物のコピーを入手できます。http://www.hp.
2 コンピューターの概要 ハードウェアおよびソフトウェアの情報の確認 ハードウェアの確認 コンピューターに取り付けられているハードウェアを確認するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
右側面の各部 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) (2) 説明 電源ランプ ハードドライブ ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。ディスプレイおよびその他の不要なコンポーネ ントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーション状 態になっています。ハイバネーションは、最小限の電力を使 用する省電力状態です ● 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしています ● オレンジ色に点灯:[HP 3D DriveGuard]によってハードドラ イブが一時停止しています 注記: [HP 3D DriveGuard]について詳しくは、 50 ページの[HP 3D DriveGuard]の使用を参照してください (3) オーディオ出力(ヘッドフォン)/ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ スピー オーディオ入力(マイク)コネク カー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テレビ オー ディオ ケーブルなどを接続
名称 説明 注記: ディスクの互換性情報については、ヘルプとサポートの Web ページに移動します(2 ページの HP が提供するその他の資 料を参照してください) 。[サポート]→[ドライバー&ダウンロード] の順に選択して、[製品サポート保守情報]を表示し、Web ページ の説明に沿って、お使いのモデルのコンピューターを検索します (6) セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接続し ます 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、 コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防ぐものではあ りません 名称 (1) (2) 説明 電源ランプ ハードドライブ ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。ディスプレイおよびその他の不要なコンポーネ ントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーション状 態になっています。ハイバネーションは、最小限の電力を使 用する省電力状態です ●
名称 説明 注記: デバイスのケーブルのコネクタが、オーディオ出力(ヘッ ドフォン)およびオーディオ入力(マイク)の両方をサポートす る 4 芯コネクタであることを確認してください (4) USB 2.
左側面の各部 注記: お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 説明 (1) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (2) AC アダプター ランプ ● オレンジ色:バッテリが充電中です ● 白色:AC アダプターが接続されていて、バッテリは充電済 みです ● 消灯:コンピューターはバッテリ電源を使用しています (3) (4) RJ-45(ネットワーク)コネクタ/ ステータス ランプ 通気孔(×2) ネットワーク ケーブルを接続します ● 白色:ネットワークに接続しています ● オレンジ色:ネットワークが動作しています コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: (ファンレス モデルを除く)コンピューターのファンは、 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自動的に作動し ます。通常の操作を行っているときに内部ファンが回転したり停 止したりしますが、これは正常な動作です (5) HDMI 出力端子 HD 対応テレビなどの別売のビデオ デバイスやオーディオ デバ イス、対応するデジタル コンポーネントやオ
名称 説明 (1) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (2) AC アダプター ランプ ● オレンジ色:バッテリが充電中です ● 白色:AC アダプターが接続されていて、バッテリは充電済 みです ● 消灯:コンピューターはバッテリ電源を使用しています (3) セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接続し ます 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、 コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防ぐものではあ りません (4) (5) RJ-45(ネットワーク)コネクタ/ ステータス ランプ 通気孔(×2) ネットワーク ケーブルを接続します ● 白色:ネットワークに接続しています ● オレンジ色:ネットワークが動作しています コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: (ファンレス モデルを除く)コンピューターのファンは、 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自動的に作動し ます。通常の操作を行っているときに内部ファンが回転したり停
ディスプレイの各部 名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じる と、ディスプレイの電源が切れてスリープが開始します 注記: 内蔵ディスプレイ スイッチはコンピューターの外側から は見えません (2) 無線 LAN アンテナ(×2)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線 信号を送受信します 注記: お使いのコンピューターのモデルによっては、アンテナ の数が異なる場合があります (3) 内蔵マイク(×2) サウンドを集音、録音します (4) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (5) Web カメラ 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデルでは、 動画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャット ができます Web カメラを使用するには、スタート画面で「カメラ」と入力し て[カメラ]を選択します * アンテナはコンピューターの外側からは見えません。送受信が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲には障害物 を置かないでください。お住まいの
表面の各部 タッチパッド 名称 (1) 説明 タッチパッド ゾーン 指によるジェスチャを読み取り、画面上のポインターを移動した り項目をアクティブにしたりします 注記: タッチパッドでは、エッジ スワイプ ジェスチャもサポー トされています。詳しくは、33 ページのエッジ スワイプを参照 してください (2) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 表面の各部 11
ランプ 注記: 下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なりま す。 名称 (1) 12 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力状態になっ ています。ディスプレイおよびその他の不要なコンポーネ ントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフか、ハイバネーション状 態になっています。ハイバネーションは、最小限の電力を使 用する省電力状態です (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大文字 で入力されます (3) ミュート(消音)ランプ ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになっていま す ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっています 第 2 章 コンピューターの概要
ボタンおよびスピーカー 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押すと、 電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを短く押 すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短く押す と、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタンを 短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意: 電源ボタンを押し続けて電源を切断すると、保存されて いない情報は失われます コンピューターが応答せず、Windows のシャットダウン手順を実 行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したままにすると、 コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、電源オプションを確認してください。 スタート画面で「電源」と入力して[電源とスリープの設定]を選 択し、アプリケーションのリストから[電源とスリープ]を選択し ます (2) スピーカー(×2) サウンドを出力します 表面の各部 13
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を表示し ます (2) fn キー b キーまたは esc キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に 使用するシステムの機能を実行します (3) Windows キー 開いているアプリケーションまたは Windows デスクトップから スタート画面に戻ります 注記: (4) 操作キー Windows キーをもう一度押すと、前の画面に戻ります 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 注記: 一部のモデルでは、f5 操作キーを押して、キーボードの バックライト機能をオンまたはオフにします (5) Num Lock キー 内蔵テンキーの機能を制御します。このキーを押して、外付けテ ンキーに含まれる標準の数字入力機能(出荷時設定ではオンに なっています)とナビゲーション機能(キーの矢印の方向で示さ れます)を切り替えます 注記: テンキー機能がコンピューターの電源を切ったときに有 効だった場合は、次回コンピューターの電源を入れたときにも有 効になっています (6) 14 内蔵テン
裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ ロック バッテリをバッテリ ベイに固定します (2) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (3) 通気孔(×4) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: (ファンレス モデルを除く)コンピューターのファンは、 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自動的に作動し ます。通常の操作を行っているときに内部ファンが回転したり停 止したりしますが、これは正常な動作です (4) バッテリ リリース ラッチ バッテリの固定を解除します (5) サブウーファー(一部のモデルの み) 低音を再生します 裏面の各部 15
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要: このセクションで説明するラベルは、お使いのコンピューターのモデルによってコンピュー ターの裏面、バッテリ ベイ内、または底面カバーの裏のどこかに貼付されています。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。サ ポートにお問い合わせになる場合はシリアル番号が必要です。さらに、製品番号またはモデル番 号を求められる可能性があります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてく ださい。 サービス ラベルは、下に示す例のどちらかに似ています。お使いのコンピューターのサービス ラベルに最も近い図を参照してください。 名称 ● (1) シリアル番号 (2) 製品番号 (3) 保証期間 (4) モデル番号(一部のモデルのみ) Microsoft® Certificate of Authenticity ラベル(Windows 8 より前の一部のモデルのみ)
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイ トの情報にアクセスできます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明しま す。 無線ネットワークへの接続 無線ネットワークでは、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げい ただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場合がありま す。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続しま す。無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセ ス ポイントと通信します。 ● Bluetooth デバイス(一部のモデルのみ):他の Bluetooth
[ネットワークと共有センター]にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2. [ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]の順に選択します。 詳しくは、スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘルプとサポート]を選択します。 データおよびドライブの共有とソフトウェアへのアクセス お使いのコンピューターがネットワークの一部である場合、使用できる情報は、コンピューターに保 存されている情報のみに制限されません。ネットワーク コンピューターは、ソフトウェアおよびデー タを相互に交換できます。 注記: DVD 動画やゲームなどのコピーが防止されているディスクの場合は、共有できません。 同じネットワーク上でフォルダーまたはコンテンツの共有を行うには、以下の操作を行います。 1. Windows デスクトップで、[エクスプローラー]を開きます。 2.
インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 自宅でインターネット アクセスをセットアップするには、インターネット サービス プロバイダー (ISP)のアカウントを設定する必要があります。インターネット サービスの申し込みおよびモデムの 購入については、利用する ISP に問い合わせてください。ほとんどの ISP が、モデムのセットアッ プ、無線コンピューターをモデムに接続するためのネットワーク ケーブルの取り付け、インターネッ ト サービスのテストなどの作業へのサポートを提供しています。 注記: インターネットにアクセスするためのユーザー ID およびパスワードは、利用する ISP から 提供されます。この情報は、記録して安全な場所に保管しておいてください。 無線 LAN のセットアップ 無線 LAN をセットアップし、インターネットに接続するには、以下のような準備が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (1)およびインターネット サービス プロバイ ダー(ISP)が提供する高速インターネット サービス ● 無線ルーター(2) (別売) ● 無線コンピュータ
無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、常にセキュリティ機 能を有効にして、不正アクセスからネットワークを保護してください。無線 LAN スポットと呼ばれる インターネット カフェや空港などで利用できる公衆無線 LAN では、セキュリティ対策が取られてい ないことがあります。無線 LAN スポットを利用するときにコンピューターのセキュリティに不安が ある場合は、ネットワークに接続しての操作を、機密性の低い電子メールや基本的なネット サーフィ ン程度にとどめておいてください。 無線信号はネットワークの外に出てしまうため、保護されていない信号を他の無線 LAN デバイスに拾 われる可能性があります。事前に以下のような対策を取ることで無線 LAN を保護します。 ● ファイアウォールを使用する ファイアウォールは、ネットワークに送信されてくる情報および要求をチェックし、疑わしい項 目を破棄します。ファイアウォールの種類は、ソフトウェアとハードウェアに分けられます。 ネットワークによっては、両方の種類を組み合わせて使用します。 ● 無線を暗号化する
Bluetooth 無線デバイスの使用(一部のモデルのみ) Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従 来の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、タブレット、PDA) ● 電話機(携帯、コードレス、スマートフォン) ● イメージング デバイス(プリンター、カメラ) ● オーディオ デバイス(ヘッドセット、スピーカー) ● マウス Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN(Personal Area Network)を設定できるピアツー ピア機能を提供します。Bluetooth デバイスの設定と使用方法については、Bluetooth ソフトウェアの ヘルプを参照してください。 有線ネットワークへの接続 有線ネットワーク(LAN)への接続 コンピューターを自宅のルーターに直接接続する(無線で作業しない)場合、または会社の既存の ネットワークに接続する場合は、有線 LAN 接続を使用します。 有線 LAN に接続するには、8 ピンの
4 エンターテインメント機能を楽しむ HP 製コンピューターをエンターテインメントのハブとして使用して、Web カメラを使ったソーシャ ル ネットワーキングを行ったり、音楽の再生や管理をしたり、映画のダウンロードや視聴を行ったり できます。または、コンピューターをさらにパワフルなエンターテインメント センターにするには、 スピーカー、ヘッドフォン、モニター、プロジェクター、テレビ、さらに一部のモデルでは HD 対応 デバイスなどの外付けデバイスを接続します。 マルチメディア機能 コンピューターのエンターテインメント機能のいくつかを以下に示します。 名称 (1) 説明 メディア カード スロット 情報の保存、管理、共有、およびアクセスを可能にする別売のメ ディア カードを読み取ります カードを挿入するには、以下の操作を行います ラベルを上にし、コネクタをスロット側に向けてカードを持ち、 カードをスロットに挿入し、しっかり収まるまでカードを押し込 みます カードを取り出すには、以下の操作を行います カードをいったん押し込んでから取り出します (2) 22 USB 3.
名称 説明 (3) HDMI 出力端子 HD 対応テレビなどの別売のビデオ デバイスやオーディオ デバ イス、対応するデジタル コンポーネントやオーディオ コンポーネ ント、または高速 HDMI デバイスを接続します (4) スピーカー(×2) サウンドを出力します (5) 内蔵マイク(×2) サウンドを集音、録音します (6) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (7) Web カメラ 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデルでは、 動画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャット ができます スタート画面で「カメラ」と入力し、アプリケーションの一覧か ら[カメラ]を選択します (8) オプティカル ドライブ オプティカル ディスクの読み取りまたはオプティカル ディスク への書き込みを行います(お使いのコンピューターのモデルに よって異なります) 注記: ディスクの互換性情報については、ヘルプとサポートの Web ページに移動します(2 ページの HP が提供するその他の資 料を参照してください) 。[サポート]→[ドライ
オーディオの使用 お使いのコンピューターでは、音楽 CD の再生、音楽のダウンロードや再生、Web 上のオーディオ コ ンテンツ(ラジオなど)のストリーミング、オーディオの録音、オーディオとビデオの組み合わせに よるマルチメディアの作成などが可能です。オーディオを聴く楽しみを広げるには、スピーカーや ヘッドフォンなどの外付けオーディオ デバイスを接続します。 スピーカーの接続 有線のスピーカーをコンピューターに接続する場合は、コンピューターまたはドッキング ステーショ ンの USB ポートまたはオーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタに接続します。 無線スピーカーをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してくだ さい。HD 対応スピーカーをコンピューターに接続するには、27 ページの HDMI オーディオの設定 を参照します。スピーカーを接続する前に、音量設定を下げます。 ヘッドフォンおよびマイクの接続 有線のヘッドフォンまたはヘッドセットは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オー ディオ入力(マイク)コネクタに接続できます。内蔵マイク付きのヘッドセットが多数市販さ
1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2. [サウンド]を選択します。 3. [サウンド]ウィンドウが開いたら、[サウンド]タブを選択します。[プログラム イベント]でビープ やアラームなどの任意のサウンド イベントを選択してから、[テスト]をクリックします。 スピーカーまたは接続したヘッドフォンから音が鳴ります。 お使いのコンピューターの録音機能を確認するには、以下の操作を行います。 注記: ここではデスクトップ プログラムの[サウンド レコーダー]での操作について説明します。ア プリの[サウンド レコーダー]をお使いの場合は、そのアプリの説明を参照してください。 1. スタート画面で「サウンド」と入力して[サウンド レコーダー]を選択します。 2. [録音の開始]をクリックし、マイクに向かって話します。 3. デスクトップにファイルを保存します。 4.
HDMI ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続 注記: HDMI デバイスをコンピューターに接続するには、別売の HDMI ケーブルが必要です。 HD 対応のテレビまたはモニターでコンピューターの表示画面を見るには、以下の手順に従って HD 対応のデバイスを接続します。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI 出力端子に接続します。 2. ケーブルのもう一方の端を HD 対応のテレビまたはモニターに接続します。 3.
HDMI オーディオの設定 HDMI は、HD 対応のビデオとオーディオをサポートするビデオ インターフェイスです。HDMI 対応 のテレビをコンピューターに接続した後、以下の操作を行って HDMI オーディオをオンにできます。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右クリックし、[再生デバイス]をク リックします。 2. [再生]タブで、デジタル出力デバイスの名前を選択します。 3. [既定値に設定]→[OK]の順にクリックします。 オーディオのストリーミングをコンピューターのスピーカーに戻すには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右クリックし、[再生デバイス]をク リックします。 2. [再生]タブで、[スピーカー/ヘッドフォン]をクリックします。 3.
5 画面の操作 以下の方法でコンピューター画面を操作できます。 ● タッチ ジェスチャ ● キーボードおよびマウス タッチ ジェスチャは、お使いのコンピューターのタッチパッド上またはタッチ スクリーン(一部の モデルのみ)上で使用できます。 注記: 外付け USB マウス(別売)は、コンピューターの USB ポートのどれかに接続できます。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 一部のモデルのコンピューターには、テンキーも内蔵されています。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 タッチパッドを使用すると、簡単な指の動きでコンピューターの画面やポインターを操作できます。 設定、ボタンの構成、クリック速度、およびポインター オプションを変更することで、タッチ ジェ スチャをカスタマイズできます。また、タッチパッド操作のデモンストレーションを確認することも できます。 スタート画面で「コントロール」と入力して、[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]の順 に選択します。[デバイスとプリンター]で[マウス]
タップ 画面上で選択するには、タッチパッドのタップ機能を使用します。 ● 画面上の項目をポイントし、タッチパッド ゾーンを 1 本の指で軽く叩いて選択します。項目を 2 回続けて軽く叩いて(「ダブルタップ」と言います)開きます。 スクロール スクロールは、ページや画像を上下左右に移動するときに便利です。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーンに置き、上下左右の方向にドラッグします。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 29
2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 30 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭める とズームアウト(縮小)できます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を近づけた状態にして、その 2 本の指の間隔を拡げるとズーム イン(拡大)できます。 第 5 章 画面の操作
2 本指クリック 2 本指でクリックすると、画面上のオブジェクトについて、メニューの項目を選択できます。 注記: 2 本指クリックを使用すると、マウスを右クリックしたときと同じ操作が実行されます。 ● タッチパッド ゾーンに 2 本の指を置いて押し続けると、選択したオブジェクトのオプション メ ニューが表示されます。 回転(一部のモデルのみ) 回転ジェスチャを使用すると、写真などの項目を回転できます。 ● オブジェクトをポイントして、左手の人差し指をタッチパッド ゾーンに固定します。右手を使用 して、人差し指を 12 時から 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させる には、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトや画像を操作できる特定のアプリケーションで使用するためのジェス チャです。回転は、一部のアプリケーションでは機能しない場合があります。 フリック(一部のモデルのみ) フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたりで きます。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 31
● 32 タッチパッド ゾーンに 3 本の指を置いて、上、下、左または右に指を払うようにすばやく動か します。 第 5 章 画面の操作
エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端スワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索および使用 などのタスクを実行できます。 右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへ のアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● 右端からゆっくり指を滑らせるとチャームが表示されます。 タッチパッドおよびジェスチャの使用 33
左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、最近開いたアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができま す。 ● タッチパッドの左端から指をゆっくり滑らせます。 上端からのスワイプ 上端からスワイプすると、アプリケーション コマンド オプションを表示してアプリケーションをカ スタマイズできます。 重要: 上端からのスワイプによる操作結果は、アクティブになっているアプリケーションによって 異なります。 ● 34 上端からゆっくり指を滑らせると、アプリケーション コマンド オプションが表示されます。 第 5 章 画面の操作
タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) タッチ スクリーンを搭載したコンピューターでは指で画面上の項目を直接操作できます。 ヒント: タッチ スクリーン コンピューターでは、画面上でもタッチパッド上でも指で操作するジェ スチャを実行できます。キーボードおよびマウスを使用して同じ操作をすることも可能です。 1 本指スライド 1 本指スライドは、主に一覧やページをパンまたはスクロールするために使用しますが、オブジェク トの移動などの操作にも使用できます。 ● 画面をスクロールするには、画面上で移動したい方向に 1 本の指を軽くスライドさせます。 注記: スタート画面に多数のアプリケーションが表示されている場合は、指をスライドさせる ことで画面を左右にスクロールさせて、隠れていたアプリケーションを表示させることができま す。 ● オブジェクトを移動させるには、オブジェクトをタップしたままの状態で指をスライドさせま す。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) 35
タップ 画面上で選択するには、タップ機能を使用します。 ● 1 本の指で画面上のオブジェクトを軽く叩くとオブジェクトが選択されます。項目を 2 回続け て軽く叩く( 「ダブルタップ」と言います)と項目が開きます。 2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 36 ● 画面上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウト (縮小)できます。 ● 画面上で 2 本の指を近づけた状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げるとズームイン(拡 大)できます。 第 5 章 画面の操作
回転(一部のモデルのみ) 回転を使用すると、写真などの項目を回転できます。 ● 回転させるオブジェクトに左手の人差し指を固定します。右手の人差し指を 12 時から 3 時の位 置へと弧を描きながらスライドさせます。逆方向へと回転させるには、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記: 回転は、オブジェクトまたは画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としておりま す。回転は一部のアプリケーションでは機能しない可能性があります。 エッジ スワイプ エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、設定の変更やアプリケーションの検索およ び使用などのタスクを実行できます。 右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへ のアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● ディスプレイの右端から指をゆっくりと画面内に滑らせるとチャームが表示されます。 タッチ スクリーン ジェスチャの使用(一部のモデルのみ) 37
左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、開いているアプリを表示して、すばやく切り替えられるようにします。 ● ディスプレイの左端からゆっくりと画面内へ指を滑らせると、アプリケーションが切り替わりま す。そのまま指を離さずに、滑らせながら指を左端に戻すと、開いているすべてのアプリケー ションが表示されます。 上端からのスワイプおよび下端からのスワイプ 上端または下端からスワイプすると、アプリケーション コマンド オプションを表示してアプリケー ションをカスタマイズできます。 重要: 上端からのスワイプによる操作結果は、開いているアプリケーションによって異なります。 ● 38 上端または下端からゆっくり指を滑らせると、アプリケーション コマンド オプションが表示さ れます。 第 5 章 画面の操作
キーボードおよびマウスの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェスチャを 使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホットキーを 使って特定の機能も実行できます。 ヒント: キーボードの Windows キー を使用すると、開いているアプリケーションや Windows デスクトップから、スタート画面にすばやく戻ることができます。Windows キーをもう一度押すと、 前の画面に戻ります 注記: 国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での 説明と異なる場合もあります。 キーの使用 特定のキーやキーの組み合わせを使用して、さまざまな方法ですばやく情報にアクセスしたり、機能 を実行したりできます。 操作キーの使用 操作キーを押すと、割り当てられている機能が実行されます。f1~f4 の各キー、f5 キー(一部のモデ ルのみ) 、および f6~f12 の各キーのアイコンは、操作キーに割り当てられている機能を表します。 操作キーの機能を使用するには、そのキーを押したままにします。 操作キー
アイコン キー 説明 f6 スピーカーの音を消したり元に戻したりします f7 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に下がります f8 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に上がります f9 オーディオ CD の前のトラックまたは DVD や BD の前のチャプターを再生します f10 オーディオ CD、DVD、または BD の再生を開始、一時停止、または再開します f11 オーディオ CD の次のトラックまたは DVD や BD の次のチャプターを再生します f12 無線機能をオンまたはオフにします 注記: ります 無線接続を確立するには、事前に無線ネットワークがセットアップされている必要があ Windows のショートカット キーの使用 Windows には、操作をすばやく実行できるように、ショートカットが用意されています。Windows キー は、単独でまたは特定のキーと組み合わせて押して、指定の操作を実行します。 ホットキーの使用 ホットキーは、fn キーと esc キーまたは b キーの組み合わせです。 ホットキーを使
6 電源の管理 お使いのコンピューターは、バッテリ電源または外部電源で動作します。コンピューターがバッテリ 電源でのみ動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテリ 残量を監視し、節約することが重要です。お使いのコンピューターでは、パフォーマンスと節電のバ ランスを取ることができるように、電源を使用したり節電したりする方法を管理するための最適な電 源プランがサポートされています。 スリープまたはハイバネーションの開始 Microsoft Windows には、スリープとハイバネーション(休止状態)の 2 つの省電力設定があります。 ● スリープ:バッテリ電源を使用しているときも外部電源を使用しているときも、操作しない状態 が一定時間続いた場合に、スリープ状態が自動的に開始されます。作業中のデータはメモリに保 存されるため、非常に迅速に作業に戻れます。スリープを手動で開始することもできます。詳し くは、41 ページの手動でのスリープの開始および終了を参照してください。 ● ハイバネーション:完全なロー バッテリ状態になると、ハイバネーション状態が自動的に開始さ れます
手動でのハイバネーションの開始および終了(一部のモデルのみ) [電源オプション]を使用すると、ユーザーがハイバネーションを開始できるようにしたり、その他の 電源設定およびタイムアウトを変更したりできます。 1. スタート画面で「電源オプション」と入力し、[電源オプション]の順に選択します。 2. 左側の枠内で、[電源ボタンの動作の選択]をクリックします。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。 4. [電源ボタンを押したときの動作]領域で、[休止状態]を選択します。 5. [変更の保存]をクリックします。 コンピューターがハイバネーションを終了すると電源ランプが点灯し、作業していた画面に戻りま す。 注記: 復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面 に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたはハイバネーション状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコン ピューターを設定するには、以下の操作を行います。 1.
バッテリ電源での駆動 充電済みのバッテリが装着され、外部電源に接続されていない場合、コンピューターはバッテリ電源 で動作します。充電済みのバッテリが装着され、外部電源に接続されているコンピューターから AC アダプターを取り外すと、電源が自動的にバッテリ電源に切り替わり、バッテリ電源を節約するため に画面の輝度が下がります。バッテリをコンピューターに装着したままにしておくと、コンピュー ターを外部電源に接続していない場合は、コンピューターがオフのときでもバッテリは徐々に放電し ていきます。 コンピューターのバッテリは消耗品で、その寿命は、電源管理の設定、コンピューターで動作してい るプログラム、画面の輝度、コンピューターに接続されている外付けデバイス、およびその他の要素 によって異なります。 ユーザーが交換可能なバッテリの取り外し 警告! けがや事故、および機器の故障などの安全に関する問題の発生を防ぐため、この製品を使用 する場合は、コンピューターに付属しているユーザーが交換可能なバッテリ、HP が提供する交換用 バッテリ、または HP から購入した対応するバッテリを使用してください。 注意: コンピュータ
バッテリに関する情報の確認 バッテリの状態を監視する場合、またはバッテリが充電されなくなった場合は、[HP Support Assistant]で[HP バッテリ チェック]を実行してください。バッテリ情報を表示するには、スタート画 面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーション→[バッテリおよびパフォーマン ス]の順に選択します。 [HP Support Assistant]では、バッテリに関する以下のツールと情報が提供されます。 ● Battery Test(バッテリ テスト) ● バッテリの種類、仕様、ライフ サイクル、および容量に関する情報 バッテリの節電 バッテリ寿命の節約および最大化のためのヒントを以下に示します。 ● ディスプレイの輝度を下げます。 ● [電源オプション]で[省電力]設定を選択します。 ● ユーザーが交換可能なバッテリを 2 週間以上使用しない、または充電しない場合は、コンピュー ターからバッテリを取り外します。 ● 使用していない無線デバイスをオフにします。 ● 外部電源に接続されていない外付けデバイスのう
ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態への対処方法 ● AC アダプターをコンピューターおよび外部電源に接続します。 ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張デバイスを接続します。 ● HP からオプション製品として購入した電源アダプターを接続します。 外部電源を使用できない場合のロー バッテリ状態への対処方法 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 ハイバネーションを終了できない場合のロー バッテリ状態への対処方法 ハイバネーションを終了するための十分な電力がコンピューターに残っていない場合は、以下の操作 を行います。 1. ユーザーが交換可能な放電したバッテリを充電済みのバッテリに交換するか、AC アダプターを コンピューターおよび外部電源に接続します。 2.
外部電源での駆動 外部電源の接続について詳しくは、コンピューターの梱包箱に付属の『セットアップ手順』ポスター を参照してください。 純正の AC アダプター、または別売のドッキング デバイスや拡張デバイスを使用してコンピューター が外部電源に接続されている場合、コンピューターはバッテリ電源を使用しません。 警告! 安全に関する問題の発生を防ぐため、コンピューターを使用する場合は、コンピューターに 付属している AC アダプター、HP が提供する交換用 AC アダプター、または HP から購入した対応す る AC アダプターだけを使用してください。 以下のどれかの条件にあてはまる場合はコンピューターを外部電源に接続してください。 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 ● バッテリを充電するか、バッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは変更する場合 ● ディスクに情報を書き込む場合(一部のモデルのみ) ● 内蔵ハードドライブが搭載されているコンピューターで[ディスク デフラグ]を実行する場合 ● バックアップまたは復元を実行する場
● コンピューターが起動した場合は、AC アダプターは正常に動作しています。 ● コンピューターが起動しない場合は、AC アダプターとコンピューターの接続および AC ア ダプターと電源コンセントの接続をチェックし、確実に接続されていることを確認します。 ● コンピューターと AC アダプターおよび AC アダプターと電源コンセントがそれぞれ確実 に接続されているにもかかわらずコンピューターの電源が入らない場合は、AC アダプター が故障している可能性があります。 交換用 AC アダプターを入手する方法については、HP のサポート窓口にお問い合わせください。 [HP CoolSense](一部のモデルのみ) [HP CoolSense] は、コンピューターが水平面に置かれていないことを自動的に検出し、コン ピューターの表面温度が最適な状態に維持されるようにパフォーマンスおよびファンの設定を調整 します。 [HP CoolSense]がオフの場合、コンピューターの状態が検出されず、パフォーマンスおよびファンの オプションは出荷時の設定のままになります。そのため、[HP CoolSense]をオ
電源ボタンでコンピューターの電源を切ることもできますが、Windows の[シャットダウン]コマンド を使用した以下の手順をおすすめします。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前 に電源ボタンを短く押して、スリープまたはハイバネーションを終了する必要があります。 1. 作業中のデータを保存して、開いているすべてのプログラムを閉じます。 2. スタート画面で、画面の右上隅または右下隅にポインターを置き、チャームを表示します。 3.
注記: ハードウェアの制限のために、2 つのモードのどちらかでしか実行できないアプリケーショ ンもあります。 詳しくは、ハイブリッド グラフィックス ソフトウェアのヘルプを参照してください。 AMD デュアル グラフィックスの使用(一部のモデルのみ) AMD デュアル グラフィックス機能を使用すると、AMD の APU(Accelerated Processing Unit)と ディスクリート AMD グラフィックス カードを連携させることができます。AMD デュアル グラ フィックスを有効にすると、グラフィックスのパフォーマンスがどちらか 1 つのグラフィックス デバ イスを使用したときのパフォーマンスより向上します。このパフォーマンスの向上は、全画面モード で動作している DirectX バージョン 10 または 11(DX10 および DX11)アプリケーションに適用され ます。ウィンドウ モードで動作しているか、DX10 および DX11 ではないアプリケーションを実行し ている場合には、システムはハイブリッド グラフィックスと同じように動作します。 詳しくは、AMD デュアル グラフィックス ソフ
7 コンピューターのメンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この 章では、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールの実行、およびハードドライ ブの交換やメモリの増設によって、コンピューターのパフォーマンスを向上させるための情報を提供 します。また、プログラムおよびドライブの更新、コンピューターの清掃手順、コンピューターの持 ち運びに関する情報も提供します。 パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]や[ディスクのクリーンアップ]などのツールを使用して定期的なメンテナンス作 業を実行することにより、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。また、コ ンピューターが古くなるにつれて、より大容量のドライブの取り付けやメモリの増設を検討する可能 性が出てきます。 ドライブの取り扱い ドライブを取り扱う場合は、以下の点に注意してください。 ● ドライブの着脱を行う前に、コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が 切れているのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、
● バッテリ電源で動作しているときにコンピューターを落下させた場合 ● バッテリ電源で動作しているときにディスプレイを閉じた状態でコンピューターを移動した場 合 これらの動作の実行後は[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記: SSD(Solid State Drive)には駆動部品がないため、[HP 3D DriveGuard]による保護は必要あ りません。 注記: メイン ハードドライブ ベイまたはセカンダリ ハードドライブ ベイのハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]によって保護されます。別売のドッキング デバイスに取り付けられているハードド ライブや USB ポートに接続されているハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]では保護されません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 コンピューターのドライブ ランプの色が変化することによって、メイン ハードドライブ ベイまたは セカンダリ ハードドライブ ベイ
[ディスク クリーンアップ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「ディスク領域の解放」と入力し、[不要なファイルの削除によるディスク領域 の解放]を選択します。 2. 画面に表示される説明に沿って操作します。 プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへ更新することをおすすめします。更新に よって問題が解決し、コンピューターで新しい機能やオプションを使用できるようになります。テク ノロジーは常に変化しているため、プログラムやドライバーを更新するとお使いのコンピューターで 最新のテクノロジーを実行できます。たとえば、古いグラフィックス コンポーネントは最新のゲーム ソフトウェアで正しく動作しない場合があります。最新のドライバーがないと、お手持ちの装置を最 大限に活用できません。 HP プログラムおよびドライバーの最新バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.
清掃手順 お使いのコンピューターを安全に清掃するため、このセクションの手順に沿って作業をしてくださ い。 警告! 感電やコンポーネントの損傷を防ぐため、電源が入っているときにコンピューターを清掃し ないでください。 1. コンピューターをシャットダウンします。 2. AC アダプターを取り外します。 3.
コンピューターの持ち運びまたは送付 コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点を参考にしてください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 外付けドライブ等に情報をバックアップします。 ◦ すべてのディスクおよびすべての外付けメディア カード類を取り出します。 ◦ すべての外付けデバイスを、必要に応じてそれぞれの電源を切ってから取り外します。 ◦ コンピューターをシャットダウンします。 ● バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意: ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置に は、空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷 物をチェックするセキュリティ装置は、磁気ではなく X 線を使用してチェックを行うので、ドラ イブには影響しません。 ● 機内でコンピューターを使用す
8 コンピューターと情報の保護 コンピューターのセキュリティは、情報の機密性、整合性、および可用性を保つために重要です。 Windows オペレーティング システム、HP アプリケーション、Windows 以外のセットアップ ユーティ リティ(BIOS) 、およびその他の他社製ソフトウェアの標準のセキュリティ ソリューションによっ て、ウィルス、ワーム、およびその他の種類の悪質なコードなどのさまざまなリスクからお使いのコ ンピューターを保護できます。 重要: この章に記載されている一部のセキュリティ機能は、お使いのコンピューターでは使用でき ない場合があります。 コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 Power-on password(電源投入時パスワード) コンピューター ウィルス ウィルス対策ソフトウェア データへの不正なアクセス ファイアウォール ソフトウェア セットアップ ユーティリティ(BIOS)の設定、およびその 他のシステム識別情報への不正なアクセス Administrator password(管理者パスワード) コンピューターへの現在ま
スクリーン セーバーのパスワードなど、Windows のパスワードについて確認するには、スタート画 面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 Windows でのパスワードの設定 パスワード 機能 ユーザー パスワード Windows ユーザー アカウントへのアクセスを保護します。スリープやハイバネーションの 終了時にユーザー パスワードを要求するように、コンピューターをセットアップすることも できます。詳しくは、42 ページの復帰時のパスワード保護の設定を参照してください。 管理者パスワード 管理者レベルのデータへのアクセスを保護します 注記: このパスワードは、セットアップ ユーティリティ(BIOS)のデータへのアクセスに は使用できません セットアップ ユーティリティ(BIOS)パスワードの設定 パスワード 機能 Administrator password(管理 ● 者パスワード) 設定している場合、セットアップ ユーティリティ(BIOS)にアクセスするたびにこの パスワードを入力する必要があります ● Admi
インターネット セキュリティ ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスする ときは、コンピューターがコンピューター ウィルス、スパイウェア、およびその他のオンラインの脅 威にさらされる可能性があります。お使いのコンピューターを保護するために、ウィルス対策および ファイアウォール機能を含むインターネット セキュリティ ソフトウェアの試用版がお使いのコン ピューターにプリインストールされている場合があります。新しく発見されたウィルスおよびその 他のセキュリティ リスクからコンピューターを保護するには、セキュリティ ソフトウェアを最新の 状態にしておく必要があります。セキュリティ ソフトウェア試用版をアップグレードするか、セキュ リティ ソフトウェアを別途購入して、お使いのコンピューターを確実に保護することを強くおすすめ します。 ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューター ウィルスに感染すると、プログラム、ユーティリティ、オペレーティング システム などが使用できなくなったり、正常に動作しなくなったりすることがあります。ウィルス対策ソフト ウ
緊急セキュリティ アップデートのインストール 注意: Microsoft 社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューター をセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 アップデートを自動的にインストールするかどうかを選択できます。設定を変更するには、スタート 画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。[システムとセキュリティ]→ [Windows Update]→[設定の変更]の順に選択し、画面の説明に沿って操作します。 HP および他社製ソフトウェア アップデートのインストール お使いのコンピューターにあらかじめインストールされているソフトウェアやドライバーを定期的 に更新することをおすすめします。最新バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.
別売のセキュリティ ロック ケーブルの使用 別売のセキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱いや 盗難を完全に防ぐものではありません。セキュリティ ロック ケーブルは、盗難をより確実に防止す るために、完全なセキュリティ ソリューションの一部として実施すべきいくつかの方法のうちの 1 つ にすぎません。 お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットは、ここに記載されている図と 多少異なる場合があります。お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットの 位置については、4 ページの「コンピューターの概要」を参照してください。 1. 固定された物体にセキュリティ ロック ケーブルを巻きつけます。 2. 鍵(1)をセキュリティ ロック ケーブル(2)に差し込みます。 3. セキュリティ ロック ケーブルをコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロット(3) に差し込み、鍵をかけます。 4.
9 セットアップ ユーティリティ(BIOS)お よび[HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI)の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれるセットアップ ユーティリティは、システム上のす べての入出力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど) 間で行われる通信を制御します。セットアップ ユーティリティ(BIOS)を使用すると、取り付ける デバイスの種類、コンピューターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定でき ます。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始 セットアップ ユーティリティ(BIOS)を起動するには、コンピューターの電源を入れるか再起動し て、すばやく esc キーを押してから f10 キーを押します。 注記: セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってくだ さい。設定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 BIOS の更新 更新されたバージョンの BIOS(BIOS アップデート)を入手できる場合
BIOS アップデートのダウンロード 注意: コンピューターの損傷やインストールの失敗を防ぐため、BIOS アップデートのダウンロー ドおよびインストールを実行するときは必ず、AC アダプターを使用した信頼性の高い外部電源にコ ンピューターを接続してください。コンピューターがバッテリ電源で動作しているとき、別売のドッ キング デバイスに接続されているとき、または別売の電源に接続されているときは、BIOS アップデー トをダウンロードまたはインストールしないでください。ダウンロードおよびインストール時は、以 下の点に注意してください。 電源コンセントからコンピューターの電源コードを抜いて外部からの電源供給を遮断することはお やめください。 コンピューターをシャットダウンしたり、スリープやハイバネーションを開始したりしないでくださ い。 コンピューター、ケーブル、またはコードの挿入、取り外し、接続、または切断を行わないでくださ い。 1. スタート画面で「support」と入力して、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択しま す。 2.
[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているか どうかを確認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレー ティング システムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題 からハードウェア障害を分離できます。 [HP PC Hardware Diagnostics] UEFI を起動するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れるか再起動してすぐに esc キーを押します。[Startup Menu](ス タートアップ メニュー)が表示されたら f2 キーを押します。 BIOS は、以下の順序で 3 か所の診断ツールを検索します。 a.
10 バックアップおよび復元 この章には、以下の処理に関する情報が含まれています。 ● リカバリ メディアおよびバックアップの作成 ● システムの復元および回復 リカバリ メディアおよびバックアップの作成 1.
[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)は、コンピューターのセットアップが正常に 完了した後、リカバリ メディアを作成する方法を提供するソフトウェア プログラムです。[HP Recovery]メディアを使用すると、ハードドライブが破損した場合にシステムの復元を実行できます。 システムの復元を実行すると、元のオペレーティング システムおよび工場出荷時にインストールされ ていたソフトウェア プログラムが再インストールされ、それらのプログラムの設定内容が再構築され ます。[HP Recovery]メディアは、システムのカスタマイズや、ハードドライブを交換する場合の工場 出荷時イメージの復元にも使用できます。 ● [HP Recovery]メディアは 1 セットのみ作成できます。リカバリ ディスクは慎重に取り扱い、安 全な場所に保管してください。 ● [HP Recovery Manager]はコンピューターを検査して、空の USB フラッシュ ドライブの容量が どれだけ必要か、または空の DVD ディスクがいくつ必要
復元 システムを復元するための、いくつかのオプションがあります。お客様の状況および専門知識のレベ ルに最適な方法を選択してください。 ● Windows には、バックアップから復元したり、コンピューターを更新したり、コンピューター を元の状態にリセットしたりするための複数のオプションが用意されています。詳細と手順に ついては、[ヘルプとサポート]を参照してください。スタート画面で「ヘルプ」と入力して[ヘル プとサポート]を選択します。 ● プリインストールされているアプリケーションまたはドライバーの問題を修正する必要がある 場合は、[HP Recovery Manager]の[ドライバーおよびアプリケーションの再インストール]オプ ションを使用して各アプリケーションまたはドライバーを再インストールします。 スタート画面で「recovery」と入力して[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー) →[ドライバーおよびアプリケーションの再インストール]の順に選択し、画面の説明に沿って操 作します。 ● 最小限のイメージを使用してコンピューターをリセットするには、HP 復元用
[HP Recovery Manager]の復元 [HP Recovery Manager]ソフトウェアでは、作成した[HP Recovery](HP リカバリ)メディアを使用 するか、HP 復元用パーティション(一部のモデルのみ)を使用することによって、コンピューター を元の工場出荷時の状態に復元できます。まだリカバリ メディアを作成していない場合は、 64 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成を参照してください。 [HP Recovery]メディアを使用して、以下の復元オプションのどれかを選択できます。 ● システムの復元:初期状態のオペレーティング システムを再インストールし、工場出荷時にイン ストールされていたプログラムの設定を再構築します。 ● 最小限のイメージの復元(一部のモデルのみ) :オペレーティング システムと、ハードウェア関 連のすべてのドライバーおよびソフトウェアが再インストールされますが、その他のソフトウェ ア アプリケーションは再インストールされません。 ● ファクトリ リセット:ハードドライブの全情報を消去してパーティションを再作成し、コン
HP 復元用パーティションの使用(一部のモデルのみ) HP 復元用パーティション(一部のモデルのみ)を使用すると、リカバリ ディスクまたはリカバリ USB フラッシュ ドライブなしでシステムの復元または最小限のイメージの復元を実行できます。こ のような復元は、ハードドライブがまだ動作している場合にのみ使用できます。 HP 復元用パーティションから[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を起動するに は、以下の操作を行います。 重要: キーボード ドックが付属しているタブレットの場合は、以下の手順を開始する前にキーボー ド ドックに接続します(一部のモデルのみ) 。 1. コンピューターの電源を入れるか再起動してすぐに f11 キーを押します。 または 電源ボタンを押して起動するときに f11 キーを押し続けます。 2. ブート オプション メニューで[トラブルシューティング]を選択します。 3.
HP 復元用パーティションの削除(一部のモデルのみ) [HP Recovery Manager]ソフトウェアを使用すると、HP 復元用パーティションを削除してハードドラ イブの空き領域を増やせます。 重要: HP 復元用パーティションを削除すると、Windows の[リフレッシュ]オプションおよび Windows の[すべてを削除して Windows を再インストールする]オプションが使用できなくなります。 また、システムの復元および最小限のイメージの復元を HP 復元用パーティションから実行できなく なります。このため、復元用パーティションを削除する前に、[HP Recovery](HP リカバリ)メディ アを作成します。64 ページの[HP Recovery](HP リカバリ)メディアの作成を参照してください。 HP 復元用パーティションを削除するには、以下の操作を行います。 68 1. スタート画面で「recovery」と入力して、[HP Recovery Manager]を選択します。 2.
11 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作できます。動作電圧と電流はプラット フォームによって異なります。 入力電源 定格 動作電圧と電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.33 A、65 W の場合) 19.5 V DC(4.
70 動作時 -15~3,048 m 非動作時 -15~15,240 m 第 11 章 仕様
12 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように指示されて いる場合は、まず正しくアースされていることを確認してから、カバーを外すなどの作業を行い ます。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 71
索引 記号/数字 2 本指ピンチ ズーム タッチパッド ジェスチャ 30, 36 A AC アダプター 8, 9 テスト 46 AMD デュアル グラフィックス 48 B Beats Audio 24 [Beats Audio Control Panel](Beats Audio コントロール パネル) 24 [Beats Audio]ホットキー 24 BIOS アップデートのダウンロード 61 更新 60 バージョンの確認 60 Bluetooth デバイス 17, 21 ラベル 16 C Caps Lock ランプ 位置 12 E esc キー 位置 14 F fn キー 位置 14, 40 H HDMI オーディオの設定 27 HDMI 出力端子 位置 8, 9, 23 接続 26 HD 対応デバイス、接続 26, 27 HP 3D DriveGuard 50 [HP PC Hardware Diagnostics] (UEFI) 使用 62 ダウンロード 62 [HP Recovery](HP リカバリ)メ ディア 作成 64 復元 67 HP Recovery Manager 起動 67 ブートの
右側面 5 裏面 15 完全なロー バッテリ状態 44 き キー esc 14 fn 14 Windows 14 操作 14 キーボードのバックライト操作 キー、位置 39 キーボード ホットキー、位置 40 企業無線 LAN への接続 20 規定情報 規定ラベル 16 無線認定/認証ラベル 16 機内モード 40 緊急セキュリティ アップデート、 インストール 58 く 空港のセキュリティ装置 50 グラフィックス AMD デュアル グラフィック ス 48 ハイブリッド グラフィック ス 48 こ 公共無線 LAN への接続 20 コネクタ Miracast 27 RJ-45(ネットワーク) 8, 9 オーディオ出力(ヘッドフォ ン)/オーディオ入力(マイ ク) 5, 6, 23 電源 8, 9 ネットワーク 8, 9 コンピューター 運搬 54 エンターテインメント機能 2 シリアル番号 16 清掃 52 手入れ 52 電源を切る 47 持ち運び 16, 45, 54 さ サービス ラベル 位置 16 最小限のイメージ 作成 66 復元 67 削除されたファイル 復元 65 サブウーファー、位置 1
回転 31 スクロール 29 つ 通気孔 位置 8, 9, 15 て [ディスク クリーンアップ]ソフト ウェア 51 [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 51 テスト、AC アダプター 46 電源 バッテリ 43 電源コネクタ 位置 8, 9 電源ボタン 位置 13 電源ランプ 位置 5, 6, 12 と 動画 25 動作環境 69 な 内蔵ディスプレイ スイッチ、位 置 10 内蔵テンキー 位置 14, 40 内蔵マイク 位置 10, 23 に 入力電源 69 ね ネットワーク コネクタ 位置 8, 9 は ハードドライブ HP 3D DriveGuard 50 ハードドライブ ランプ 5, 6 ハイバネーション 開始 42 完全なロー バッテリ状態での 開始 44 終了 42 ハイブリッド グラフィックス 48 パスワード Windows 56 使用 55 セットアップ ユーティリティ (BIOS) 56 バックアップ 63 バッテリ 温度 45 交換 45 処分 45 放電 44 保管 45 ロー バッテリ状態 44 バッテリ カバー、位置 15 バッテリ電源 43 バッテリに関する情報、確認
め メディア カード、位置 8, 9 メディア カード スロット、位置 8, 9, 22 メンテナンス ディスク クリーンアップ 51 ディスク デフラグ 51 も 持ち運び、コンピューター 45 元のシステムの復元 66 ら ラッチ バッテリ リリース 15 ラベル Bluetooth 16 Microsoft Certificate of Authenticity 16 規定 16 サービス 16 シリアル番号 16 無線 LAN 16 無線認定/認証 16 ランプ AC アダプター 8, 9 Caps Lock 12 RJ-45(ネットワーク)ステー タス 8, 9 電源 5, 6, 12 ハードドライブ 5, 6 ミュート(消音) 12 り リカバリ メディア [HP Recovery Manager]を使用 した作成 64 作成 64 裏面 16 ろ ロー バッテリ状態 44