HP Jetdirect 2700w USB Solution Print Server --Setup Guide
20MHz または 40MHz のいずれかのチャネルを使用できます。使用が許可されているチャネル数
のなかで実際に使用できるチャネルは、お住まいの国/地域によって制限されている場合があります。
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プリント サーバーの電源を入れたときに、SSID (ネットワーク名) が「hpsetup」であるワイヤ
レス ネットワークが検出されると、プリント サーバーはそのチャネルを自動的に調整してその
ネットワークと一致させます。
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インフラストラクチャ モード用にプリント サーバーを設定し直すと、サーバーのチャネルはア
クセス ポイントに一致するように自動的に調整されます。
暗号化
ワイヤレス ネットワークではネットワーク通信に無線信号を使用するので、ネットワーク上で傍受
している第三者によって簡単に監視される可能性があります。傍受を防止し、データ プライバシー
を確保するために、ワイヤレス通信の暗号化を使用してください。
工場出荷時の状態の HP Jetdirect プリント サーバーでは、ワイヤレス通信の暗号化が無効になって
います。ただし、Wi-Fi Protected Access (WPA/WPA2) およびその他の一般的な動的暗号化プロト
コルがサポートされています。
注記: 暗号キーを使用すると、処理時間が増えてワイヤレスのパフォーマンスが低下する場合があ
ります。
静的暗号化。WEP (Wired Equivalent Privacy) 暗号化プロトコルは、基本レベルのデータ プライバ
シーを提供するために開発されました。WEP プロトコルでは、静的暗号キーを使用してワイヤレス
通信の暗号化および解読を行います。
注記: WEP 暗号化レベルは、「40 ビット」、「64 ビット」、「104 ビット」、または「128 ビット」
暗号化という場合があります。40 ビット暗号化は実際には 64 ビット暗号化と同じで、104 ビット
暗号化は 128 ビット暗号化と同じです。ユーザーは、WEP キーを入力するときに、64 ビット暗号
化の場合は 40 ビット、128 ビット暗号化の場合は 104 ビットを指定します。初期化ベクタ (IV)
の 24 ビットが自動的に追加され、それぞれの合計が 64 ビットと 128 ビットになります。このマ
ニュアルでは、「40/64 ビット」および「104/128 ビット」という表現を使用してこれらの WEP
暗号化レベルを表しています。
基本的な暗号化では、ワイヤレス ネットワーク上の各デバイスに静的 WEP キーが設定されます。
WEP キーは手動で設定し直さないかぎり同じキーのままなので、静的と見なされます。たとえば、
静的 WEP 暗号化を使用する通常のインフラストラクチャ モード ネットワークでは、アクセス ポ
イントの WEP キーを変更すると、各ワイヤレス デバイス上の WEP キーを手動で変更する必要が
あります。
HP Jetdirect ワイヤレス プリント サーバーでは、40/64 ビットまたは 104/128 ビット暗号化のい
ずれの場合も、最大 4 つの静的 WEP キーの設定をサポートしています。
動的暗号化。高度な暗号化方法では、動的暗号化プロトコルが使用されます。動的暗号化プロトコル
では、暗号キーを解読しにくいよう定期的に自動変更します。
動的 WEP や Wi-Fi Protected Access (WPA/WPA2) などの動的暗号化プロトコルでは、よりセキュ
アなワイヤレス環境が提供されます。
WPA/WPA2–Personal 認証を設定すると、HP Jetdirect プリント サーバーは WPA 暗号化を使用し
ます。
JAWW
ワイヤレス LAN 用語および概念
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