HP Jetdirect 2700w USB Solution Print Server --Setup Guide

インフラストラクチャ モード
インフラストラクチャ モードはすべてのワイヤレス通信がアクセス ポイントを経由するワイヤ
ス ネットワーク トポロジです。インフラストラクチャ モードは、「基本サービス セット (BSS)
といいます。「エンタープライズ モード」という場合もあります。Apple ネットワークではインフ
ラストラクチャ モードをAirPort ネットワーク モード」といいます。このモードに設定すると、
HP Jetdirect プリント サーバーはアクセス ポイントを介してワイヤレス ネットワーク コンピュー
タから印刷ジョブを受信します。
セキュリティ タイプ
セキュリティは、ネットワークにアクセスしようとする各デバイスまたはコンピュータの ID を検証
するために使用されます。ネットワーク上で使用されるセキュリティのタイプは、ネットワークの設
計時に決めます。セキュリティのタイプはネットワーク セキュリティの条件によって異なります。
したがってセキュリティの方式は、ネットワーク上でも使用される暗号化オプションと密接に関連
ます。
HP Jetdirect ワイヤレス プリント サーバーは次のセキュリティ タイプをサポートしています。
セキュリティなし。暗号化または認証を使用しません。オープン システム。この場合、ワイヤ
レス ネットワークは、ネットワークにアクセスするときにデバイス認証やセキュリティを必要
としません。ただし、データのプライバシーを確保するために WEP 暗号キーを使用している場
合があります。
WEP-パーソナル。ワイヤレス ネットワーク上の各デバイスは、ットワークへのアクセスと通
信のために共有の暗号キー (有パスワード値) を使用します。ネットワーク上の各デバイスで
は同一のキーを使用する必要があります。HP Jetdirect プリント サーバーは、暗号化ネットワー
ク通信に IEEE 802.11 WEP キーをサポートしています。
WEP-エンタープライ。ネットワークは EAP/802.1x 認証を使用した WEP を使用します。
このタイプのセキュリティでは、RADIUS などの中央認証サーバーを使用して、ネットワーク上
のユーザーを認証します。HP Jetdirect プリント サーバーは、LEAPPEAP、および EAP-TLS
各サーバーベース認証プロトコルを使用します。
WPA/WPA2Personal。ネットワークは、仮共有キーを利用した WPA (Wi-Fi Protected
Access) を使用します。この共有キーは通常パスフレーズによって生成されます。WPA は通常
ワイヤレス通信に使用される暗号化技術で、セキュリティが強化されています。
WPA/WPA2Enterprise。ネットワークEAP/802.1x 認証を使用した WPA を使用しま
す。このタイプのセキュリティでは、RADIUS などの中央認証サーバーを使用して、ネットワー
ク上のユーザーを認証します。HP Jetdirect プリント サーバーは、LEAPPEAPおよび EAP-TLS
の各サーバーベース認証プロトコルを使用します。
これらの認証プロトコルの詳細については、HP Jetdirect
Print
Servers
Administrator
s
Guide
(HP Jetdirect プリント サーバー管理者用ガイド) を参照してください。
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付録 A 用語集 JAWW