HP Z200 Workstation Maintenance and Service Guide

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注記 HP Memory TestHP Vision Diagnostics 外部でスタンドアロンアプリケーションとし
て実行される包括的なメモリ診断ユーティリティです。
コンピューターを CD からブートすると、メモリの診断に別のブート CD が必要になります。その
ため、HPUSB キーを使用して診断ユーティリティをブートするよう推奨しています。これは
CD よりも高速であり、また Memory 診断と Vision 診断の両方を行うことができます。
1. C:\VisionDiagnostics\ ディレクトリで、MemoryDiagISO.exe ファイルをダブルクリックすると、
セットアップメニューが表示されます。
2. セットアッププロンプトに従ってDVD 上にメモリ診断ユーティリティのブート可能な ISO
イメージを作成します。
3. コンピューターの電源をオフにし、オプティカルドライブに入れた DVD から再起動します。コ
ンピューターは DVD キーから起動され、メモリ診断ユーティリティを開始します。
4. 診断プロンプトに従って、コンピューターメモリのトラブルシューティングを行います。
ユーザーインターフェイス
HP Vision Diagnostics アプリケーションには6 つの主要な機能があり、各タブからアクセス可能
です。これらの機能を次に示します。
[Survey] (調査) – 現在のシステムハードウェア情報
[Test] (テスト)システムで利用可能なすべての診断を一覧表示します。テストはここから開
始します。
[Status] (ステータス) – この画面は、現在実行中の診断の進行状況とステータスを示します。
[History] (履歴) – 過去のすべての診断実行とステータスがここに一覧表示されます。
[Errors] (エラー) – 過去のすべての診断失敗がここに一覧表示されます。
[Help] (ヘルプ)HP Vision Diagnostics のユーザーヘルプ。
ユーティリティを構成する一部の共通操作もあります。例を次に示します。
[Exit Diagnostics] (診断の終了) ボタン – このボタンは HP Vision Diagnostic アプリケーシ
ョンを終了して、システムをリブートします。実行中のテストはアボートします。
[Reload] (リロード) ボタン – 可能な場合、このボタンはシステム全体を再起動することなく、
システムのハードウェアを再スキャンして、診断を再ロードします。
[Save] (保存) ボタン – 可能な場合システム調査、テスト履歴、またはエラーデータを HTML
ファイルとしてフロッピーディスクまたは USB キードライブに保存します。
[Survey] (調査) タブ
[Survey] (調査) タブでは、システムのハードウェア情報が 11 のカテゴリ (:Processors)
デバイスインスタンス (:Processor 1) にまとめられて表示されます。
表示される情報の量は、[View Level] (表示レベル) および [Category] (カテゴリ) の組み合わせを選
択することによって制御できます。
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6 章 診断とトラブルシューティング
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