HP Z200 Workstation Maintenance and Service Guide
Table Of Contents
- 製品の概要
- オペレーティングシステムのセットアップ
- オペレーティングシステムの復元
- システム管理
- BIOS ROM
- コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティ
- デスクトップマネジメント
- コンピューターの初期設定と導入
- リモートシステムのインストール
- セットアップの複製
- ソフトウェアのアップデートと管理
- HP Client Manager Software
- Altiris Client Management Solutions
- HP SoftPaq Download Manager
- System Software Manager
- ROM フラッシュ機能
- FailSafe Boot Block ROM (フェイルセーフブートブロック ROM)
- ワークステーションのセキュリティ
- 障害通知と復旧
- デュアルステート電源ボタン
- コンポーネントの交換
- 診断とトラブルシューティング
- RAID デバイスの構成
- パスワードセキュリティの設定と CMOS の再設定
- コネクターのピン
- システムボードのコンポーネント名
- 日常のお手入れ
- HP リソースの参照場所
- 索引

8 パスワードセキュリティの設定と CMOS
の再設定
この章では、パスワードセキュリティの構成と CMOS の再設定の方法を説明します。以下の項目が
含まれます。
●
135 ページの 「パスワードの設定の準備」
●
136 ページの 「パスワードジャンパーの再設定」
●
137 ページの 「CMOS のクリアと再設定」
パスワードの設定の準備
セットアップと電源投入時のパスワードは、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティで作
成できます。
パスワードの設定には、次の 3 つが考えられます。
●
セットアップパスワードのみを定義する。
●
Power-On Password (電源投入時パスワード) のみを定義する。
●
上記の両方のパスワードを定義する。
セットアップパスワードのみを定義すると、コンピュータ セットアップ ユーティリティへのア
クセスにそのパスワードが必要になります。
電源投入からの起動には、パスワードは不要です。
Power-On Password (電源投入時パスワード) のみを定義すると、コンピュータ セットアップ
(F10) ユーティリティへのアクセスまたは電源投入からの起動に、Power-On Password (電源投
入時パスワード) が必要になります。
セットアップと電源投入時の両方のパスワードを定義すると、コンピュータ セットアップ
(F10) ユーティリティへのアクセスにセットアップパスワードが必要になります。そのパスワ
ードは電源投入からの起動に使用できます。
Power-On Password (電源投入時パスワード) は、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティ
リティへのアクセスに使用できませんが、電源投入からの起動には使用できます。
電源投入からの起動には、セットアップまたは電源投入時のパスワードが必要です。
両方のパスワードを作成すると、Power-On Password (電源投入時パスワード) の代わりにセットア
ップパスワードを使ってコンピューターにログインできます。これは、ネットワーク管理者には便利
な機能です。
注記: パスワードをクリアするには、パスワードジャンパーを使用します。CMOS をクリアして
も、パスワードはクリアされません。
JAWW
パスワードの設定の準備
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