HP Z200 Workstation Maintenance and Service Guide

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ソレノイドをロックするには、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティでソレノイドロッ
クのパスワードを設定します。コンピュータ セットアップ
(F10) ユーティリティでソレノイドロックのパスワードを削除します。
HP から入手できるソレノイドロック FailSafe キーは、ソレノイドロックを手動で無効にするため
のデバイスです。パスワードを忘れてしまった、電源が切れた、コンピューターが故障したなどの理
由でロックを解除できない場合は、FailSafe キーを使用してロックを解除してください。
ケーブルロック (オプショ)
盗難防止のため、コンピューターのリアシャーシパネルには、キー付きのケーブルロックがかけられ
るようになっています。シャーシにケーブルロックを取り付けて、作業エリアに固定できます。
障害通知と復旧
障害通知と復旧機能は、最新のハードウェアとソフトウェア技術とを組み合わせたもので、重要デー
タの損失を防止し、計画外のダウンタイムを最小に抑えます。
コンピューターが HP CMS で管理されているネットワークに接続されている場合には、障害発生時
にネットワーク管理アプリケーションに障害通知を送信します。HP CMS を使えば、管理対象のす
べての PC をリモートからスケジュールに従って自動的に診断し、障害の要約レポートを作成でき
す。
DPS (ドライブ保護システム)
DPS (ドライブ保護システム)HP コンピューターの上位機種のハードディスクドライブに内蔵
されている診断ツールでDPS は、予期しないハードディスクドライブ交換が必要となる可能性
のある問題の診断に役立ちます。
HP コンピューターを組み立てる際に、取り付けられた各ハードディスクドライブは DPS でテスト
され、基本情報が恒久的な記録としてそのドライブに書き込まれます。DPS が実行されるたびに、
テスト結果がハードディスクドライブに書き込まれます。保守サービスプロバイダーは、この情報を
利用して、DPS が実行されたディスクドライブの状態を診断できます。
ECC 故障予測
コンピューターは、過大な数の ECC (error checking and correcting) メモリエラーを検出すると、
ローカルに警告メッセージを表示しま。このメッセージにはエラーを起こした DIMM に関する情
報が含まれているので、致命的なメモリエラーが発生する前に対策を講じることができます。このコ
ンピューターには ECC DIMM が標準装備されています。
温度センサー
HP ワークステーションには複数の温度センサーがあり、許容内の効率的なシャーシ温度を維持でき
るように、コンピューターのファンを制御します。
デュアルステート電源ボタン
ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) が有効な場合、電源ボタンをコンピュータ
のオン/オフスイッチのほかスタンバイモードボタンとしても使用できます。この機能は、電源を完
全にオフにするのではな、コンピューターを省電力の待機(スタンバイ)状態にします。この機能
を使えば、アプリケーションを終了しないでスタンバイし、データを損失することなく同じ動作状態
に復帰できます。
JAWW
デスクトップマネジメント
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