HP Z200 Workstation Maintenance and Service Guide

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警告! コンピューターを持ち上げたり移動するときは、フロントベゼルを持って持ち上げないで
ださい。コンピューターをフロントベゼルを持って持ち上げたり、持ち上げ方法を誤ると、コンピュ
ーターが落下してけがをしたり、コンピューターを破損する恐れがあります。けがをしないように、
コンピューターの底部を持って持ち上げてください。
ケーブルとコネクター
ケーブルは、損傷させないように注意して取り扱ってください。ケーブルを挿入したり、取り外すと
きに無理な力を加えないでください。可能であれば、ケーブルはコネクタを持って取り扱います。ま
た、ストラップがあるときはストラップを引っ張ります。どのような場合でも、ケーブルを曲げたり
ねじったりしないでください。ケーブルは、取り外しや交換する部品にひっかかったりぶつかること
がないように配線します。
このコンピューターの保守作業を行う場合、組み立てるときには、ケーブルを元の正しい位置に配線
してください。ケーブルの位置が正しくないとコンピューターが破損することがあります。
ハードディスクドライブ
ハードディスクドライブは壊れやすい精密機器です。物理的な衝撃や振動を加えないでください。
次のガイドラインは、ドライブの故障時の交換、差し替え、予備ドライブの挿入の際に参照してくだ
さい。
ハードディスクドライブを保管するとき、出荷時のパッケージから取り出さないでください。ハ
ードディスクドライブは、コンピューターに取り付けるまでは、保護パッケージに入れて保管し
ます。
ハードディスクドライブは落とさないでください。
ハードディスクドライブを挿入または取り外すとき、コンピューターの電源を切ってくださ
い。コンピューターに電源が入っているとき、またはスタンバイモードのときは、ハードディス
クドライブを取り外さないでください。
ドライブを取り扱う前に、必ず身体の静電気を放電させてください。ドライブの取り扱い中に、
コネクターに触れないでください。静電気による損傷防止の詳細については、
52 ページの
ESD (静電気放電) 情報を参照してください。
ドライブを装着するときに ESD (静電気放) による損傷を防ぐには、データケーブルの前に
源ケーブルを接続します。これで、蓄積した静電気をドライブの電源ケーブルからコンピュータ
ーのシャーシに放電することができます。
ドライブを挿入するときは、無理な力を加えないでください。
ハードディスクドライブは、液体や極端な温度環境にさらしたり、モニターやスピーカーなど磁
界を発生する製品に近づけることはしないでください。
リチウムボタン電池
コンピューターには、リアルタイムクロックに電源を供給する電池が付属しており、寿命はおよそ 3
年です。
電池の取り外しと交換は、
82 ページの電池を参照してください
警告! このコンピューターはリチウム電池を使用しています。電池を正しく取り扱わないと、火災
や化学火傷の恐れがあります。電池を分解する、踏みつける、穴をあける、接点をショートさせる、
液体や火中に投げ入れる、および 60 (140 F) 以上の高温環境に近づけるなどの行為は行わな
いでください。
注記: 電池、電池パック、蓄電池は、一般家庭ごみと一緒に廃棄しないでください。
JAWW
保守上の考慮事項
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