About Desktop Management (July 2007)
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ROM フラッシュ機能
お使いのコンピュータでは、オペレーティング システムとの情報のやりとりなどを行う基本入出力シ
ステム(BIOS)がプログラム可能
なフラッシュ
ROM(読み取り専用
メモリ
)に記憶されています。
コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ
でセットアップ
パスワードを設定
しておけば
、
ROM の不用意な更新や上書
きを防止できます
。これは、コンピュータの動作の
整合性を確保するた
めに重要です。BIOS のアップグレードが必要な場合は、
http://www.hp.com/support/files(英語サイ
ト)の HP ドライバとサポートの
ページから最新の
BIOS イメージをダウンロード
できます
。
注意: ROM を最大限に保護するために、必ずセットアップ パスワードを設定してください。セッ
トアップ パスワードによって、ROM の不正なアップグレードを防止できます。System Software
Manager を使用
すると
、システム
管理者が
、複数のコンピュータに
同時にセットアップ
パスワード
を設定することができます。詳しくは、
http://www.hp.com/go/ssm/(英語サイト)を参照してくださ
い。
リモート ROM フラッシュ
機能
リモート ROM フラッシュ機能を利用すれば、システム管理者は、ネットワーク管理端末からリモー
トでコンピュータ
の
BIOS を安全に書き換えることができます。複数
の
HP のコンピュータ
に対して
このような作業をリモートで行うことができるので、ネットワーク上のコンピュータの BIOS を適切
にアップグレードすることができます。また、生産性を向上させ、少ない費用で管理できます。
注記: Windows Vista BitLocker が有効になっていて、TPM 測定を使用しているシステムでは、BIOS
をフラッシュすると、BitLocker がプラットフォーム用に作成した信頼署名が無効になります。そのた
め、このようなシステム
の場合
、BitLocker キーを保護
するために
、SSM では現在
リモート
ROM フ
ラッシュがサポート
されていません
。システム BIOS をフラッシュ
するには
、グループ ポリシー
で
BitLocker を無効にしてください。
リモート ROM フラッシュを使用
するには
、リモート ウェイク アップ機能
を使って
、お使いの
コンピ
ュータの電源を入れておくか、再起動しておく必要があります。
リモート ROM フラッシュについて詳しくは、http://www.hp.com/go/ssm/.
HPQFlash
HPQFlash ユーティリティは、Windows オペレーティング システムで個別のコンピュータ上でシステ
ム BIOS のアップデートや復元を
行う場合に使用します
。
HPQFlash について詳
しくは
、
http://www.hp.com/support/files/(英語サイト)で画面の説明
に沿って
コンピュータのモデル番号
を入力してください
。
JAWW
リモート ROM フラッシュ機能
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