Hardware Reference Guide (July 2007)

D
静電気対策
人間の指などの導電体からの
静電気の放電によって
、システム ボードなど静電気に
弱いデバイスが損
傷する可能性があります。このような損傷により、デバイスの耐用年数が短くなることがあります。
静電気による損傷の防止
静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。
運搬や保管
の際は
、静電気防止用の
ケースに入れ
、手で直接触れることは
避けます
静電気に弱
い部品は
、静電気防止措置のなされている
作業台に置くまでは
、専用のケース
に入れ
たままにしておきます。
部品をケースから
取り出す前に
、まずケースごとアースされている
面に置きます
ピン、リード
、および回路には触れないようにします。
静電気に弱い部品に
触れるときには
、常に自分の身体に対して
適切なアースを行います
アースの方法
アースにはいくつかの
方法があります
。静電気に弱い部品を
取り扱うときには
、以下のうち 1 つ以上
の方法でアースを
行ってください
すでにアースされているコンピュータ
のシャーシにアース
バンドをつなぎます。アー バンド
は柔軟な帯状
のもので
、アース コード
の抵抗は
1M±10%です。アースを正しく
行うため
に、アース バンドは肌に密着させてください。
立って作業する場合には、かかとやつま先にアース バンドを付けます。導電性または静電気拡
散性の床の場合には、両足にアース バンドを付けます。
磁気を帯びていない作業用具を使用します。
折りたたみ式の静電気防止マットが付いた、携帯式の作業用具もあります。
上記のような、適切にアースを行うための器具がない場合は、HP のサポート窓口にお問い合わせく
ださい。
注記: 静電気について詳しくはHP のサポート窓口にお問い合わせください。
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付録 D 静電気対策
JAWW