HP ProtectTools User Guide (May 2007)
簡単な説明 詳しい説明 解決方法
自動バックアップ アーカ
イブからの
復元時に
、内
部エラーが
検出された
ユーザが次の操作を行
うと問題が発生し
ます
●
HPPTSM で、[Embedded
Security](内蔵セキュリティ)の
[Restore under Backup](バック
アップに基づいて復元する)オプ
ションをクリック
して
、自動バッ
クアップ アーカイブから
復元しよ
うとする
●
[SPSystemBackup.xml]を選択す
る
Restore Wizard(復元ウィザード)が機
能しなくなり、次のエラー メッセージ
が表示されます。[The selected
Backup Archive does not match the
restore reason. Please select another
archive and continue.](選択した
バッ
クアップ アーカイブは復元理由にふさ
わしくありません。別のアーカイブを選
択して続行してください)
SpBackupArchive.xml が必要な場合
にユーザが
[SpSystemBackup.xml]を選択すると、次のメッセー
ジが表示されて Embedded Security Wizard
(Embedded Security ウィザード)が機能しなくなりま
す。[An internal Embedded Security error has been
detected](Embedded Security 内部エラー
が検出さ
れました)
所定の理由に該当する、正しい.xml ファイルを選択す
る必要があります
プロセスは設計どおりに正しく機能していますが、
Embedded Security 内部エラー メッセージが明確でな
いため、より適切なメッセージを表示する必要があり
ます。HP は、将来の製品で改善するよう取り組んで
います
セキュリティ システム
に
より、複数のユーザ
での
復元エラーと
表示される
復元プロセス
中
、管理者が復元
するユー
ザを選択した場合、選択されなかった
ユーザが後で復元を試
みてもキーを復元
できません。[decryption process
failed](暗号化の解除プロセスが失敗し
ました)というエラー メッセージが表
示されます
選択されなかった
ユーザは
、次の初期設定
の日常バッ
クアップが実行される前に、TPM をリセットして、復
元プロセス
を実行し
、すべてのユーザ
を選択すれば
、
復元できます。自動バックアップが実行されると、復
元されていないユーザは上書きされ、そのデータは失
われます。新しいシステム バックアップが保存される
と、選択されていない以前のユーザを復元することは
できなくなります
また、ユーザはシステム バックアップ全体を復元する
必要があります。アーカイブ バックアップ
は
、個別
に
復元できます
システム ROM を初期設定
に戻すと、TPM を認識で
きなくなる
システム ROM を初期設定
に戻すと
、
Windows が TPM を認識できなくなりま
す。これより、セキュリティ ソフトウェ
アが正しく動作
しなくなり
、TPM の
暗
号化データにアクセスできなくなります
以下の手順
に従って
、BIOS で TPM を再表示
します
コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティを
開き、[Security](セキュリティ)→[Device
security](デバイス セキュリティ)の順に選択
し
、
フィールドを[Hidden](非表示)から[Available](使
用可能)に変更します
マップされたドライブで
自動バックアップ
が機能
しない
管理者が Embedded Security で自動バッ
クアップをセットアップすると、
[Windows]→[Tasks]→[スケジュール
さ
れたタスク]にエントリが作成されま
す。この Windows の[スケジュール
され
たタスク]は、バックアップ実行権限用
に NT AUTHORITY\SYSTEM を使用す
るように設定
されます
。この設定
は
、ど
のローカル ドライブに対しても
有効に
機能します
管理者が、自動バックアップでマップさ
れたドライブに保存されるように設定す
ると、NT AUTHORITY\SYSTEM には
マップされたドライブを使用する権限が
ないため、プロセスは
失敗します
ログイン時に自動バックアップが行われ
るようにスケジュール設定されている場
合、Embedded Security の TNA アイコ
ンに次のメッセージが表示されます。
[The Backup Archive location is
currently not accessible. Click here if
この問題を回避するには、NT AUTHORITY\SYSTEM
を[コンピュータ名]\[管理者名]に変更してください。こ
れは、スケジュールされたタスク
が手動で作成される
場合の初期設定です
HP では、[コンピュータ名]\[管理者名]を含む初期設定
を備える製品を将来リリースできるよう取り組みを進
めています
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第 7 章 トラブルシューティング
JAWW