User guide
4K 領域のスクロール
4K ソースをドットバイドットで表示している場合、[4K 領域のスクロール]ボタンを押すと移動用の
矢印が表示され、フレームを目的の場所に移動できます。
PIP(Picture-In-Picture)および PBP(Picture-Beside-
Picture)の使用
このモニターは、1 つのソースをもう 1 つのソースに重ねて表示する PIP と、1 つのソースともう 1
つのソースを水平(横向きの場合)または垂直(縦向きの場合)に並べて表示する PBP の両方をサ
ポートしています。
PIP または PBP を使用するには、以下の操作を行います。
1. 2 番目の入力ソースをモニターに接続します。
2. フロント パネルにある 5 つのボタンのどれかを押してボタンを有効にしてから、[メニュー表
示]ボタンを押して OSD を表示します。
3. OSD で、[PIP コントロール]→[PIP オン/オフ]の順に選択し、[PIP (Picture-in-Picture)]また
は[PBP (Picture-beside-Picture)]を選択します。
4. モニターは 2 番目の入力をスキャンして有効な入力を検出し、その入力を使用して PIP または
PBP 画像を表示します。PIP または PBP 入力を変更する場合は、OSD で[PIP 入力]を選択し、
目的の入力ソース([DisplayPort 1]、[DisplayPort 2]、または[HDMI])を選択します。
5. PIP のサイズを変更する場合は、OSD で[PI
P のサイズ]を選択し、[拡大]、[縮小]、[最大サイ
ズに設定]、[最小サイズに設定]、または[初期設定サイズにリセット]を選択します。最大サイ
ズを選択した場合、PIP は、2048×1080 までのすべての入力方式をドットバイドットで表示しま
す。これにより、PIP をコンフィデンス モニターとして使用できるようになります。この使用
方法について詳しくは、次のセクションを参照してください。
6. PIP の位置を調整する場合は、OSD で[PIP の位置]を選択し、[左上]、[右上]、[左下]、[右
下]、または[位置の微調整]を選択します。
コンフィデンス モニターとしての PIP の使用
基本的に、PIP はコンフィデンス モニターとして使用するように設計されており、走査線が 1080 本
または 720 本のコンテンツ(DCI 2K コンテンツなど)を等倍で表示できます。そのため、メインの
入力で使用できる画像調整オプションの多くが、PIP 内でも使用できます。これらの調整について詳
しくは、
29 ページの「Z27x の画像調整オプションについて」および34 ページの「2K/4K Digital
Cinema 画像フォーマットの使用」を参照してください。
PIP 内では、以下のオプションを使用できます。初期設定で有効になっているオプションはありませ
ん。
ビデオレベルの使用(16-235)
AJA Kona や Blackmagic Design DeckLink などのビデオ キャプチャ カードから出力されたビデオ
信号を表示する場合、通常はビデオ撮影後の作業でビデオレベルが使用されるため、このオプション
を有効にする必要があります。
PIP(Picture-In-Picture)および PBP(Picture-Beside-Picture)の使用
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