User Guide-Windows 8.1

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電源の管理
お使いのコンピューターバッテリ電源または外部電源で動作します。コンピューターがバッテリ
電源でのみ動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテリ
残量を監視し、節約することが重要です。お使いのコンピューターでは、パフォーマンスと節電のバ
ランスを取ることができるように、電源を使用したり節電したりする方法を管理するための最適な電
源プランがサポートされています。
スリープまたはハイバネーションの開始
Microsoft Windows には、スリープとハイバネーション(休止状態) 2 つの省電力設定があります。
スリープバッテリ電源を使用しているときも外部電源を使用しているときも、操作しない状態
が一定時間続いた場合に、スリープ状態が自動的に開始されます。作業中のデータはメモリに
存されるため、非常に迅速に作業に戻れます。スリープを手動で開始することもできます。詳
くは、
41 ページの手動でのスリープの開始および終了を参照してください。
ハイバネーション完全なロー バッテリ状態になると、ハイバネーション状態が自動的に開始
れます。ハイバネーション状態では、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保
存されて、コンピューターの電源が切れます。
注記: 手動でハイバネーションを開始できます。41 ページの手動でのスリープの開始および
終了および41 ページの手動でのハイバネーションの開始および終了一部のモデルのみを参
照してください。
注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク
や外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープを開始しないでください。
注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、無線接続やコンピュー
ターの機能を実行することが一切できなくなります。
インテル ラピッド・スタート・テクノロジー(一部のモデルのみ)
一部のモデルでは、Intel RSTRapid Start Technology:ラピッド・スタート・テクノロジー)機能
が初期設定で有効に設定されています。ラピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、操作して
いなかったコンピューターが稼働状態にすばやく復帰できます
ラピッド・スタート・テクノロジーは、節電オプションを以下のように管理します。
スリープラピッド・スタート・テクノロジーはスリープ状態を選択することを許可します。ス
リープ状態を終了するには、任意のキーを押すか、タッチパッドを操作するか、電源ボタンを短
く押します。
ハイバネーションコンピューターがスリープ状態のときにコンピューターを操作しない状態が
続いた場合、または完全なロー バッテリ状態に達した場合には、ラピッドスタートテクノロ
ジーによりハイバネーションが開始されます。ハイバネーションの開始後、作業を再開するには
電源ボタンを押します。
注記: ラピッド・スタート・テクノロジーは、セットアッ ユーティリティ(BIOS)で無効にで
きます。ハイバネーションを自分で開始できるようにする場合は、[電源オプション]を使用してユー
ザーによって起動されたハイバネーションを有効にする必要があります。
41 ページの手動でのハ
イバネーションの開始および終了一部のモデルのみを参照してください。
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