About Desktop Management (September 2009)
[セットアップのセキュ
リティ レベル(Setup
Security Level)]
アクセスが制限されているエンド ユーザーが、セットアップ パスワードを知らなくても特定の
セットアップ オプションを変更できる方法を提供します
この機能
を使用すると
、エンド ユーザーがシステム
設定を表示したり重要ではないオプションを
変更したりできる
状態でありながら
、重要な
セットアップ
オプション
への変更を管理者が保護で
きるという柔軟性を得ることができます。管理者
は
、セットアップのセキュリティ レベルの
メ
ニューから、状況に応じて個々のセットアップ オプションへのアクセス権を設定できます。初期
設定時には、すべてのセットアップ オプションにはセットアップ パスワードが割り当てられてい
るため、任意のオプションを変更するには、ユーザーは POST 実行中に正しいセットアップ パス
ワードを
入力する必要があります
。管理者は
個別の項目のセキュリティ
レベル
を
「なし」に
設定
することもできますが、この場合、ユーザーがコンピューター セットアップ(F10)ユーティリ
ティに不正なパスワードでアクセスしていたとしても、特定のオプションの値を変更できること
になります。電源投入時パスワードが有効な場合は、[なし]を選択すると、電源投入時パスワード
で置き換えられます
注記: ユーザーがセットアップ パスワードを知らなくてもコンピューター セットアップ(F10)
ユーティリティにアクセスできるようにするには、[閲覧モードの設定](Set Up Browse Mode)
を有効に設定する必要があります
システムのセキュリティ
(System Security)(一
部のモデル
のみ
:これら
のオプションはハード
ウェア
依存
)
データ実行防止(Data Execution Prevention)(一部のモデルのみ):有効/無効に設定します。オ
ペレーティング システムのセキュリティの侵害を防止できます
仮想化技術(Virtualization Technology)(一部
のモデルのみ
):有効/無効
に設定します
。プロセッ
サの仮想化機能
を制御します
。この設定を変更
するには
、コンピューターの電源
を切ってから再
び電源を入れる必要があります
I/O 仮想化技術(Virtualization Technology Directed I/O)(一部のモデルのみ):有効/無効に設定し
ます。チップセット
の仮想化
DMA リマップ機能を
制御します
。この設定を変更
するには
、コン
ピューターの電源を切ってから再
び電源を入れる必要があります
Trusted Execution Technology(一部のモデルのみ):有効/無効に設定します。仮想アプライアン
スをサポートするために必要な基礎プロセッサおよびチップセット機能を制御します。この設定
を変更するには、コンピューターの電源を切ってから
再び電源を入れる必要があります
。この
機
能を有効にするには、以下の機能を有効に設定する必要があります
●
内蔵
セキュリティ
デバイス
のサポート
(Embedded Security Device Support)
●
仮想化技術(Virtualization Technology)
●
I/O 仮想化技術(Virtualization Technology Directed I/O)
内蔵セキュリティ デバイスの
サポート
(Embedded Security Device Support)(一部のモデル
の
み):有効/無効に設定します。内蔵セキュリティ デバイスをアクティブまたは非アクティブにで
きます。この設定を変更するには、コンピューターの電源を切ってから再び電源を入れる必要が
あります
注記: 内蔵セキュリティ デバイスを設定するには、セットアップ パスワードを設定する必要が
あります
●
工場出荷時設定
へのリセット
(Reset to Factory Settings)(一部
のモデルのみ
):リセット
(Reset)/リセット
しない
(Do not reset)に設定
します
。工場出荷時
の初期値にリセットす
ると、すべてのセキュリティ キーが消去
されます
。この設定を変更
するには
、コンピュー
ターの電源を切ってから再び電源を入れる必要があります
注意: 内蔵セキュリティ デバイスは、多くのセキュリティ スキームの重要なコンポーネン
トです。セキュリティ キーを消去すると、内蔵セキュリティ デバイスによって保護されてい
るデータへのアクセス
ができなくなります
。[工場出荷時設定
へのリセット
]を選択すると、重
要なデータの損失につながる
可能性があります
●
認証資格情報のリセット(Reset authentication credentials)(一部のモデルのみ):リセット
(Reset)/リセットしない(Do not reset)に設定します。[リセット]を選択すると、電源投入
時認証
サポートが無効になり
、内蔵
セキュリティ
デバイス
からの認証情報が消去されます
。
この
設定を変更するには
、コンピューター
の電源を切ってから再び電源を入れる必要があり
ます
表 11-1 セキュリティ機能 (続き)
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第 11 章 資産情報管理機能
およびセキュリティ機能 JAWW