LSI MegaRAID® SAS 8888ELP ホスト バ ス アダプタの取り付け JAWW 1
概要 このマニュアルでは、LSI MegaRAID® SAS 8888ELP ホスト バス アダプタ(HBA)を HP ワー クステーションと HP XW ワークステーションに取り付ける方法を説明します。 ハード ドライブ ベイとオプティカル ドライブ ベイに取り付けられた SAS ハード ドライブを RAID(Redundant Array of Independent Drives)コントローラ カードに接続する手順についても説明しています。 2 LSI MegaRAID® SAS 8888ELP ホスト バス アダプタの取り付け JAWW
キットの内容 JAWW ● SAS RAID コントローラ カード ● MiniSAS 4i-4X SATA 内部アダプタ ケーブル(短いケーブル) ● 直角コネクタが付いた 4 ポート データ ケーブル(長いケーブル) ● ストレート コネクタが付いた 4 ポート データ ケーブル(長ケーブル) ● ソフトウェア ドライバが入っている CD と製造元のマニュアル ● ハード ドライブのアクティビティ LED ケーブル ● 取り付け説明書(このマニュアル) ● 保証に関する情報 キットの内容 3
お使いになる前に QuickSpecs を表示して、お使いの HP ワークステーションとこの製品の互換性を調べるには、 http://www.hp.com/go/productbulletin(英語)を参照してください。 © 2007–2009 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は、感電のおそれがあることを 示しています。 感電によるけがを防ぐため、この記号が貼付されているカバーは開けないでくださ い。 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので、次の点を守ってください。 — 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は重要な安全機能です。 — 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んで ください。 — 電源コンセントから電源コードを抜いて、コンピュータの電源を切断してください。 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は、高温の表面または高温の部 品が存在することを示しています。 この表面に触れると、火傷をするおそれがあります。 高温の部 品による火傷の危険を防ぐため、必ず、表面の温度が十分に下がってから手を触れてください。 警告! 製品の出荷パッケージに の記号が付いている場合、製品の重さによるけがを防ぐため に、製品は必ず 2 人で持ち上げてください。 警告! 操作する人の健康を損なわないようにするため、
手順 1:部品の取り付けの準備 注記: せん。 ワークステーションはモデルによって異なります。 図はすべて、例を示しているに過ぎま 更新プログラムのダウンロードとインストール 1. お使いの HP ワークステーション モデルとオペレーティング システム用として指定されたシス テム BIOS の更新プログラムがあるかどうかを http://www.hp.com/go/workstationsupport(英 語)で確認します。 2. システム BIOS の更新プログラムがある場合はインストールします。 ワークステーションの内部部品へのアクセス 1. この取り付け作業のためにワークステーションを準備するにあたって支援が必要な場合は、 http://www.hp.
2.
手順 2:SATA RAID コントローラ カードの取り付け 1. システム ボード上の選択された PCIe 拡張スロットに SAS RAID コントローラ カードを取り付 けます。 カードが拡張スロットにしっかり取り付けられていることを確認してください。 2.
表 1 データ ケーブル接続ガイド (続き) HP ワークステーション モデル ハード ドライブの位置 接続タイプ 説明 HP 600 ワークステー ション 内部ハード ドライブ ベイ 10 ページの 「ブライン ドメイト データ ケーブル の接続」 該当する内部ハード ドライブに接 続されたブラインドメイト デー タ ケーブルをシステム ボードか ら抜いて、短い MiniSAS アダプタ ケーブルの該当するポート コネク タに接続します。 次に、MiniSAS アダプタを RAID コントローラ カ ードに接続します オプティカル ベイ 13 ページの 「標準のデ ータ ケーブルの接続」 このキットで提供されたストレー ト コネクタが付いた長い 4 ポー ト データ ケーブルを使用して、 ハード ドライブを RAID コントロ ーラ カードに接続します 外部 15 ページの 「外部接 続」 外部ハード ドライブを RAID コン トローラ カードに接続する方法に ついては、お使いのデバイスのユ ーザ マニュアルを参照してくださ い HP 800 ワークステー ション HP
表 2 ポートコネクタ (続き) コネクタ 説明 C 内部コネクタ 2(SFF-8087 MiniSAS)、セレクタブル コネクタ 2 D 外部コネクタ 2*(SFF-8088 MiniSAS)、セレクタブル コネクタ 2 E ハード ドライブ LED コネクタ(J9 というラベルがある 2 ピン コネクタ) カード BIOS のデフォルト設定 ● 新しいカードはデフォルトで自動検出が有効になります。 ● *従来は、カード BIOS でコネクタ A(ポート 0 ~ 3)と D(ポート 4 ~ 7)がデフォルトで有効に されていました。 ● カード BIOS のデフォルト値の設定とリセットについて詳しくは、17 ページの 「手順 6: RAID デバイスの設定」を参照してください。 ブラインドメイト データ ケーブルの接続 注記: この手順では、プライマリ ハード ドライブが HDD-BAY-0 にあり、かつ内部ベイすべてが RAID コントローラに接続されていることを想定しています。 • 内部ドライブをすべて接続したり、MiniSAS 内部アダプタ ケーブルの 4 つのコネクタ
内部 SAS ハード ドライブをブラインドメイト ケーブルがシステム ボードにあらかじめ接続された HP ワークステーション(HP 600 ワークステーションや HP 800 ワークステーションなど)で使 用する場合 1. HDD-BAY-0 ケーブルを見つけて、システム ボード上の SAS コネクタから外します。 図 4 ブラインドメイト ハード ドライブ ケーブルの位置確認 2. 以下の手順で SAS ハード ドライブ データ ケーブルを MiniSAS 4i-4X SATA 内部アダプタ ケ ーブルに接続します。 a. HDD-BAY-0 ケーブルを MiniSAS 内部アダプタ ケーブルのポート 0(P0)に接続します。 b. それ以降の HDD-BAY ケーブルを MiniSAS 内部アダプタ ケーブルの対応するポートに接続 します。 c.
3. データ ケーブルの端を 1 つにまとめたものを SAS RAID コントローラ カードの内部コネクタ 1 に取り付けます。 図 6 4 台の内部ハード ドライブが接続された RAID コントローラ 12 4. ハード ドライブを 5 台以上接続する場合は、コントローラ カード キットに付属の 2 本目のデ ータ ケーブルをコントローラ カードの内部コネクタ 2 に取り付けて、13 ページの 「標準の データ ケーブルの接続」に進んでください。 5.
標準のデータ ケーブルの接続 ここで説明する内容は、HP xw ワークステーションと HP 400 ワークステーションのすべてのオプ ティカル ベイおよび内部ハード ドライブ ベイに取り付けられた SAS ハード ドライブを対象とし ます。 1. SAS ハード ドライブを接続するときは、SAS-to-SATA 内部接続ケーブル アダプタ(HP ワーク ステーション SAS ハード ドライブ キットに付属)が、SAS ハード ドライブのデータ コネク タに接続されていることを確認してください。 図 7 SAS-SATA アダプタの取り付け 2.
3. 以下の手順で最初の 4 台のハード ドライブを接続します。 a. データ ケーブルの端を 1 つにまとめたものを RAID コントローラの内部コネクタ 1 に取り 付けます 。 b. データ ケーブルのもう一方の端にある 4 本のスプリッタ ケーブルを、ハード ドライブの データ ケーブル コネクタに取り付けます2。 c. 電源ケーブルをハード ドライブに接続する方法については、ハード ドライブの製品マニュ アルを参照してください。 図 8 データ ケーブルの接続 4.
5. HP xw ワークステーションでスモール フォーム ファクタのハード ドライブを接続する場合 a. 最初の 4 台のハード ドライブを直角コネクタが付いた長い 4 ポート データ ケーブルに接 続します。次に、ケーブルの端を 1 つにまとめたものを RAID コントローラの内部コネクタ 1 に取り付けます。 b. 残りのハード ドライブをストレート コネクタが付いた長い 4 ポート データ ケーブルに接 続します。次に、ケーブルの端を 1 つにまとめたものを RAID コントローラの内部コネクタ 2 に取り付けます。 c. 電源ケーブルをハード ドライブに接続してインストール手順を完了する方法については、 ハード ドライブの製品マニュアルを参照してください。 図 9 スモール フォーム ファクタ ドライブの電源とデータ ケーブルの取り付けの例 6.
図 10 HDD-LED ケーブルの取り付け 手順 4:ワークステーションの再組み立て 1. カード サポートがある場合には、再度取り付けます。 2. サイド アクセス パネルを再度取り付けます。 3. ワークステーションとすべての外部デバイスに電源ケーブルを再度接続します。 4. ワークステーションとすべての外部デバイスに電源を再投入します。 手順 5:ドライバソフトウェアのロードとセットアップ お使いのワークステーションで使用するために SAS ドライバをロードしてセットアップするための 手順については、8 ポート SAS RAID コントローラに添付されている製造元のマニュアルを参照して ください。 部品の取り付け時に、お使いのワークステーション モデルとオペレーティング システム用のデバイ ス ファームウェアおよびドライバの更新ファイルを探してください。 最新の更新ファイルは、 http://www.hp.
手順 6:RAID デバイスの設定 注記: RAID カードの内部データ コネクタが有効であることを確認します。 カードのセットアッ プ手順については、このキットに付属の製造元のマニュアルを参照してください。 RAID デバイスの設定について詳しくは、http://www.hp.com/support/workstation_manuals(英語)で 入手できる、お使いの HP ワークステーション向けの『サービス ガイド』を参照してください。 追加情報は http://www.hp.