HP Z Workstation シリーズ ユーザー ガイド
著作権情報 保証について 商標表示 改訂第 6 版: 2010 年 7 月 本書の内容につきましては万全を期してお りますが、本書中の技術的あるいは校正上 の誤りや省略、取り付け、性能、本マニュ アル使用に関連する偶発的あるいは間接的 損害に対して、責任を負いかねますのでご 了承ください。本書に関して、商品性およ び特定の目的のための適合性に関する黙示 の保証を含む一切の保証を致しかねます。 本書の内容は、将来予告なしに変更される ことがあります。Hewlett-Packard Company 製品に対する保証については、当 該製品の保証規定書に記載されています。 HP Invent のロゴは米国およびその他の国/ 地域における Hewlett-Packard Company の商標です。 製品番号:504629-297 本書のいかなる内容も、新たな保証を追加 するものではありません。 本書には、著作権によって保護されている 機密情報が掲載されています。本書のいか なる部分も、Hewlett-Packard の事前の書面 による承諾なしに複写、複製、あるいは他 の言語に翻訳することはできません。
このガイドについて このガイドでは、HP Z Workstation シリーズのセットアップおよびトラブルの解決方法について説 明します。このガイドには、以下のトピックが含まれます。 ガイドのトピック 1 ページの 「HP リソースの参照場所」 9 ページの 「ワークステーション コンポーネント」 21 ページの 「ワークステーションのセットアップ」 33 ページの 「オペレーティング システムのセットアッ プ」 39 ページの 「オペレーティング システムの復元」 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」 49 ページの 「メモリの取り付け」 55 ページの 「PCI/PCIe デバイスの取り付け」 57 ページの 「ハードディスク ドライブの取り付け」 63 ページの 「オプティカル ディスク ドライブの取り 付け」 ヒント: お使いの HP Z シリーズ ワークステーションについて、このガイドでお探しのものが見 つからない場合は、HP の Web サイト http://h50146.www5.hp.com/doc/manual/workstation/ hp_workstation.
iv このガイドについて JAWW
目次 1 HP リソースの参照場所 ................................................................................................................................. 1 製品情報 ............................................................................................................................................... 2 製品サポート ........................................................................................................................................ 3 製品ドキュメント .......................................................
4 オペレーティング システムのセットアップ ................................................................................................ 33 Microsoft オペレーティング システムのセットアップ ..................................................................... 34 デバイス ドライバのインストールまたはアップグレード ............................................... 34 Windows ワークステーションへのファイルと設定の転送 ............................................... 34 Red Hat Enterprise Linux のセットアップ ......................................................................................
8 PCI/PCIe デバイスの取り付け ...................................................................................................................... 55 拡張カード スロットの識別 .............................................................................................................. 55 拡張カードの取り付け ....................................................................................................................... 55 9 ハードディスク ドライブの取り付け ....................................................................................
viii JAWW
1 HP リソースの参照場所 ここでは、ワークステーション用の次の HP リソースに関する情報を提供します。 トピック 2 ページの 「製品情報」 ● HP Cool Tools ● 規制に関する情報 ● アクセサリ ● システム ボード ● シリアル番号ラベルと COA (Certificate of Authenticity) ラベル ● Linux 3 ページの 「製品サポート」 ● 追加情報 ● テクニカル サポート ● ビジネス サポート センター ● IT リソース センター ● HP サービス センター ● HP ビジネス 及び IT サービス ● 保証に関する情報 4 ページの 「製品ドキュメント」 ● ユーザ マニュアル、サードパーティ ドキュメント、およびホワイト ペー パー ● 製品に関する通知 ● QuickSpecs ● 顧客アドバイス、Security Bulletin、通知 6 ページの 「製品の診断」 ● 診断ツール ● ビープ音と LED エラー コードの意味 ● Web ベース サポート ツール
製品情報 表 1-1 製品情報 トピック HP Cool Tools 場所 ほとんどの HP Microsoft Windows ワークステーション には、追加ソフトウェアがプリロードされています。ただ し、これらのソフトウェアは、最初にブートしたときに、 自動的にインストールされるわけではありません。また、 ワークステーションにプリインストールされているいく つかの有用なツールを使うと、システムのパフォーマンス を向上させることができます。これらのアプリケーショ ンへのアクセスまたは詳細については、次のいずれかのオ プションを選択してください。 ● デスクトップの [HP Cool Tools] アイコンをク リックするか、 ● [スタート]→[すべてのプログラム]→[HP Cool Tools]の順に選択して、[HP Cool Tools]フォルダー を開きます アプリケーションの詳細を確認するには、[HP Cool Tools]→[Learn More](詳細を見る)の順にクリックしま す。 アプリケーションをインストールまたは起動するには、そ のアプリケーション アイコンをクリックします
製品サポート 表 1-2 製品サポート トピック 追加情報 場所 オンラインのテクニカル サポート情報およびツールにア クセスするには、 http://h20180.www2.hp.
表 1-2 製品サポート (続き) トピック 場所 HP ハードウェア サポート サー ビス ハードウェアのサービス情報については、 http://h20219.www2.hp.com/services/us/en/always-on/ hardware-support-supporting-information.html? jumpid=reg_R1002_USEN/(英語サイト)を参照してくだ さい。 保証に関する情報 基本的な保証に関する情報を確認するには、 http://h50146.www5.hp.com/services/ps/carepack/を参照 してください 既存の HP Care Pack を確認するには、 http://h50146.www5.hp.com/services/ps/carepack/fixed/ outline/search.html を参照してください。 標準の製品保証を延長するには、 http://h50146.www5.hp.
表 1-3 製品ドキュメント (続き) トピック ワークステーションの QuickSpecs 場所 HP Product Bulletin の Web サイトには、HP ワークス テーションの『QuickSpecs』が掲載されています。 『QuickSpecs』には、ご使用の製品全体の仕様の概要が記 載されています。 オペレーティング システム、電源、メ モリ、CPU やその他多くのシステム コンポーネントなど の機能に関するの情報が含まれます。 『QuickSpecs』に アクセスするには、http://www.hp.com/go/productbulletin/ (英語サイト)を参照してください。 顧客アドバイス、Security Bulletin、 アドバイス、Bulletin、および通知を検索するには、次の手 および通知 順を実行します。 JAWW 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport/(英語サイ ト)を参照します。 2. 目的の製品を選択します。 3.
製品の診断 表 1-4 製品の診断 トピック 6 第 1 章 場所 診断ツール [HP Vision Field Diagnostics]ユーティリティは、HP の Web サイトからダウンロードできます。 このユーティリ ティを使用するには、ワークステーションの『メンテナン スおよびサービス ガイド』の該当するセクションを参照 してください。 ビープ音と LED エラー コードの 意味 ワークステーションに適用されるビープ音およびランプ のコードについて詳しくは、ワークステーションの『メン テナンスおよびサービス ガイド』の該当するセクション を参照してください。 HP リソースの参照場所 JAWW
製品のアップデート 表 1-5 製品のアップデート トピック 場所 ソフトウェア、BIOS、およびド ライバのアップデート ワークステーションに最新ドライバーがインストールされて いることを確認するには、http://h20180.www2.hp.com/apps/ Nav? h_pagetype=s-001&h_lang=ja&h_cc=jp&h_product=296720 &h_client=S-A-R88-1&h_page=hpcom&lang=ja&cc=jp/を参 照してください。 使用している Microsoft Windows ワークステーションの現 在のワークステーション BIOS を調べるには、[スタート] → [ヘルプとサポート] → [作業を選びます] → [ツールを 使って...] → [ツール] → [マイ コンピュータの情報] → [コンピュータに関するシステム情報全般...] を選択します。 オペレーティング システム JAWW HP ワークステーションでサポートされるオペレーティング システムについて詳しくは、http://www.hp.
8 第 1 章 HP リソースの参照場所 JAWW
2 ワークステーション コンポーネント この章では、ワークステーション コンポーネントについて説明します。トピックは次のとおりです。 トピック 9 ページの 「HP Z400 ワークステーション の各部」 13 ページの 「HP Z600 ワークステーション の各部」 17 ページの 「HP Z800 ワークステーション の各部」 HP Z400 ワークステーションの各部 ここでは、HP Z400 ワークステーションの、フロント パネルやリア パネルのコネクタなどの各部に ついて説明します。 このワークステーションでサポートしているアクセサリとコンポーネントの最新情報については、 http://partsurfer.hp.
HP Z400 ワークステーションのシャーシの各部 以下の図に、一般的な HP Z400 ワークステーションのシャーシの各部を示します。 ドライブの構成 は、モデルによって異なる場合があります。 図 2-1 HP Z400 ワークステーションのシャーシの各部 表 2-1 HP Z400 ワークステーションのシャーシの各部の説明 番号 10 第 2 章 説明 番号 説明 1 電源装置 9 メモリ モジュール (DIMM) 2 サイド アクセス パネル 10 システム ボード 3 背面のシステム ファン 11 PCIe カード 4 SFF ハードディスク ドライブ 12 PCI カード 5 ハードディスク ドライブ 13 通気ガイド(6 DIMM Z400 製品用) 6 オプティカル ドライブ 14 スピーカー 7 プロセッサ(CPU)ヒートシンク 15 フロント パネル 8 プロセッサ(CPU) 16 シャーシ ワークステーション コンポーネント JAWW
HP Z400 ワークステーションのフロント パネルの各部 以下の図に、一般的な HP Z400 ワークステーションのフロント パネルの各部を示します。 ドライ ブの構成は、モデルによって異なる場合があります。 図 2-2 HP Z400 ワークステーションのフロント パネルの各部 表 2-2 HP Z400 ワークステーションのフロント パネルの各部の説明* 番号 * JAWW 記号 説明 番号 記号 説明 1 オプティカル ドライブの手動イジェ クト 6 ヘッドホン コネクタ 2 オプティカル ドライブのイジェクト ボタン 7 マイク コネクタ 3 電源ボタン 8 1394a コネクタ(構成しない限りオプ ション製品として取り付け) 4 ハード ディスク ドライブの動作イン ジケータ 9 オプティカル ドライブの動作インジ ケータ 5 USB 2.
HP Z400 ワークステーションのリア パネルの各部 以下の図に、一般的な HP Z400 ワークステーションのリア パネルの各部を示します。 図 2-3 HP Z400 ワークステーションのリア パネルの各部 注記: 周辺機器を接続する際に分かりやすいように、リア パネルの各コネクタは業界標準のアイ コンと色で示されています。 表 2-3 番号 12 第 2 章 HP Z400 ワークステーションのリア パネルの各部の説明 記号 説明 番号 1 電源装置のビルトイン自己診断テスト (BIST) LED 8 施錠用ループ 2 ユニバーサル シャーシ クランプ開口 部 9 グラフィックス カード コネクタ 3 PS/2 マウス コネクタ (緑色) 10 オーディオ ラインアウト コネクタ (緑色) 4 USB 2.0 ポート (4) 11 マイク コネクタ (桃色) 5 RJ-45 ネットワーク コネクタ 12 USB 2.
HP Z600 ワークステーションの各部 ここでは、HP Z600 ワークステーションの、フロント パネルやリア パネルのコネクタなどの各部に ついて説明します。 このワークステーションでサポートしているアクセサリとコンポーネントの最新情報については、 http://partsurfer.hp.
HP Z600 ワークステーションのシャーシの各部 以下の図に、一般的な HP Z600 ワークステーションを示します。 ドライブの構成は、モデルによっ て異なる場合があります。 図 2-4 HP Z600 ワークステーションの各部 表 2-4 HP Z600 ワークステーションの各部の説明 番号 14 第 2 章 説明 番号 説明 1 サイド アクセス パネル 10 システム ボード 2 サイド アクセス パネル キーロック 11 PCIe カード 3 メモリ ダクト/ファン ハウ ジング 12 PCI カード 4 リア システム ファン 13 電源装置 5 ハード ディスク ドライブ 14 カード ガイドとフロント ファ ン 6 スピーカー 15 オプティカル ドライブ 7 プロセッサ (CPU) ヒート シンク 16 シャーシ 8 メモリ モジュール (DIMM) 17 オプティカル ベイ フィラー (オプションまたは他のデバイス) 9 プロセッサ (CPU) ワークステーション コンポーネント JAWW
HP Z600 ワークステーションのフロント パネルの各部 以下の図に、一般的な HP Z600 ワークステーションのフロント パネルの各部を示します。 図 2-5 表 2-5 番号 * JAWW HP Z600 ワークステーションのフロント パネル HP Z600 ワークステーションのフロント パネル コネクタ* 記号 説明 番号 記号 説明 1 電源ボタン 6 ヘッドホン コネクタ 2 ハード ディスク ドライブの動作イン ジケータ 7 マイク コネクタ 3 オプティカル ドライブ 8 IEEE-1394a コネクタ(RDIMM システ ム ボードに標準で付属) 4 オプティカル ドライブのイジェクト ボタン 9 オプティカル ドライブの動作インジ ケータ 5 USB 2.
HP Z600 ワークステーションのリア パネルの各部 以下の図に、一般的な HP Z600 ワークステーションのリア パネルの各部を示します。 図 2-6 HP Z600 ワークステーションのリア パネル 注記: 周辺機器を接続する際に分かりやすいように、リア パネルの各コネクタは業界標準のアイ コンと色で示されています。 表 2-6 番号 16 第 2 章 HP Z600 ワークステーションのリア パネル コネクタ 記号 説明 番号 記号 説明 1 PS/2 マウス コネクタ (緑色) 7 ケーブル ロック用スロット 2 USB 2.
HP Z800 ワークステーションの各部 ここでは、HP Z800 ワークステーションの、フロント パネルやリア パネルのコネクタなどの各部に ついて説明します。 サポートしているアクセサリとコンポーネントの最新情報については、http://partsurfer.hp.
HP Z800 ワークステーションのシャーシの各部 以下の図に、一般的な HP Z800 ワークステーションを示します。 ドライブの構成は、モデルによっ て異なる場合があります。 図 2-7 HP Z800 ワークステーションの各部 表 2-7 HP Z800 ワークステーションの各部の説明 番号 * 18 第 2 章 説明 番号 説明 1 エアーフロー ガイド 11 メモリ モジュール (DIMM) 2 サイド アクセス パネル 12 プロセッサ (CPU) 3 サイド アクセス パネル キーロック 13 システム ボード 4 メモリ ファン 14 拡張カード サポート 5 リア システム ファン 15 PCIe カード 6 電源装置 16 PCI カード 7 スピーカー 17 ハード ディスク ドライブ 8 オプティカル ドライブ 18 システム ボード リテーナ/ フロント ファン ホルダ 9 オプティカル ベイ フィ ラー (オプションまたは他 のデバイス) 19 フロント システム ファン* 10 プロセ
HP Z800 ワークステーションのフロント パネルの各部 以下の図に、一般的な HP Z800 ワークステーションのフロント パネルの各部を示します。 ドライ ブの構成は、モデルによって異なる場合があります。 図 2-8 表 2-8 番号 * JAWW HP Z800 ワークステーションのフロント パネル HP Z800 ワークステーションのフロント パネル コネクタ* 記号 説明 番号 記号 説明 1 オプティカル ドライブの手動イジェクト 6 ヘッドホン コネクタ 2 オプティカル ドライブのイジェクト ボタン 7 マイク コネクタ 3 電源ボタン 8 IEEE-1394a コネクタ 4 ハード ディスク ドライブの動作インジケー タ 9 オプティカル ドライブの動作インジケータ 5 USB 2.
HP Z800 ワークステーションのリア パネルの各部 以下の図に、一般的な HP Z800 ワークステーションのリア パネルを示します。 ドライブの構成は、 モデルによって異なる場合があります。 図 2-9 HP Z800 ワークステーションのリア パネル 注記: 周辺機器を接続する際に分かりやすいように、リア パネルの各コネクタは業界標準のアイ コンと色で示されています。 表 2-9 番号 20 第 2 章 HP Z800 ワークステーションのリア パネル コネクタ 記号 説明 番号 記号 説明 1 電源コード コネクタ 8 オーディオ ラインアウト コ ネクタ (緑色) 2 PS/2 マウス コネクタ (緑色) 9 マイク コネクタ (桃色) 3 IEEE-1394 コネクタ 10 USB 2.
3 ワークステーションのセットアップ この章では、以下のトピックでワークステーションのセットアップ方法について説明します。 トピック 21 ページの 「適切な通風の確保」 22 ページの 「セットアップ手順」 23 ページの 「横置きへの変更(Z400 のみ) 」 26 ページの 「モニターの追加」 31 ページの 「ユーザー補助機能」 31 ページの 「セキュリティ」 32 ページの 「製品のリサイクル」 適切な通風の確保 システムに対する適切な通風は、ワークステーションの運用にとって重要です。適切な通風を確保す るため、以下のガイドラインに従ってください。 ● ワークステーションは、丈夫で水平な場所で操作します。 ● 適度な通気性がある場所にワークステーションを設置してください。 以下の図に示すように、 ワークステーションの前後に 15 cm 以上の空間を確保してください。 お使いのワークステーションは、この図とは異なる場合があります。 図 3-1 適切なワークステーションの通風 ● JAWW ワークステーションの周囲温度が記載された制限内であることを確認します。 適切な通風の確保 2
注記: 35°C という周囲温度の上限は、高度 1524 m まででのみ適しています。 1524 m を超 えると、304.8 m ごとに 1.0°C 下がります。 そのため、3048 m での周囲温度の上限は 30°C で す。 ● キャビネットに入れる場合は、キャビネットの通気をよくして、中の温度が記載された制限を超 えないようにします。 ● 次の図のように、通気口や吸気口をふさいでワークステーション周辺の通風を遮らないようにし てください。 図 3-2 適切なワークステーションの配置 セットアップ手順 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、必ず以下の注意事項を守ってください。 —必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。 アース端子は、製品を安全に使用する ために欠かせないものです。 —電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んで ください。 ワークステーションをセットアップするには、以下の操作を行います。 1. HP ワークステーションの梱包を解いた後、システムをセットアップするために適切な通気のあ る場所を探します。 2.
3.
3. オプティカル ドライブ ベイのフィラー パネルを軽く押し、以下の図のようにフロント パネル から取り外します。 図 3-4 ODD ベイ フィラー パネルの取り外し 4. 水平の位置まで 90 度回転します。 5.
6. 以下の図に示すように、フロント パネルの背面にある HP ロゴ取り付けタブをつまみ(1)、ロ ゴを外側に押します(2)。 図 3-6 HP ロゴの回転 HP ロゴを反時計回りに 90°回転させてからロゴを取り外し、フロント パネル内の元の位置に押 し込みます。 7. EMI フィラー パネルを取り外し、オプティカル ディスク ドライブをシャーシから取り外しま す。 8. 以下の図に示すように EMI フィラー パネルとオプティカル ドライブを 90°回転させ、取り付け なおします(64 ページの 「オプティカル ドライブの取り付け(横置き)」を参照してくださ い)。 図 3-7 オプティカル ドライブの再取り付け 9.
モニターの追加 ここでは、ワークステーションにモニターを接続する方法を説明します。 追加モニターの計画 HP Z シリーズのコンピューターに付属しているすべてのグラフィックス カードでは、2 台のディス プレイの同時モニターがサポートされています(30 ページの 「モニターの接続」を参照してくだ さい)。 2 台を超えるモニターがサポートされている他のカードを利用することもできます。 モニ ターを追加するための手順は、お使いのグラフィックス カードおよび追加するモニターの種類や数 によって異なります。 モニターを追加するための計画は、以下の手順に沿って行います。 1.
注記: HP コンピューターは、すべてのグラフィックス カードをサポートしているわけ ではありません。 新しいグラフィックス カードを購入する前に、そのカードがサポートさ れていることを確認してください。 サポートされているグラフィックス カードの一覧を 表示する方法およびその他の情報について確認するには、28 ページの 「サポートされて いるグラフィックス カードの確認」を参照してください。 ◦ グラフィックス カードによってサポートされるモニターの最大数は、そのカードに よって異なります。 ほとんどのカードには、2 台のモニター用の出力があります。 4 つの出力を備えているものもあります。 注記: 多くのグラフィックス カードは 2 つよりも多いモニター出力を備えていま すが、1 度に 2 つしか使用できないという制限があります。 グラフィックス カードの 説明書を参照するか、または28 ページの 「サポートされているグラフィックス カードの確認」の手順に沿ってカードに関する情報を調べてください。 注記: 一部のグラフィックス カードでは、モニター信号を複数の出力で多重化する ことによって、複数のモニタ
サポートされているグラフィックス カードの確認 お使いのコンピューターでサポートされているグラフィックス カードについて詳しい情報を確認す るには、以下の操作を行います。 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport/(英語サイト)を表示します。 2. [Personal Workstations]の一覧でお使いのコンピューターのリンクをクリックします([HP Z400 Workstation]など)。 お使いのコンピューターの情報を掲載したページが開きます。 3. [Hot topics for this product](この製品の最新トピック)という見出しの下の[Product Overview](製品の概要)をクリックします。 お使いのコンピューターの概要を掲載したペー ジが表示されます。 4. [Graphics](グラフィックス)のセクションまで下方向にスクロールすると、お使いのコンピュー ターでサポートされているグラフィックス カードの一覧が表示されます。 5.
DMS-59* DMS-59 - VGA DMS-59 - DVI なし (別売) * このインターフェイスは、2 台の VGA または 2 台の DVI モニターをサポートするデュアル モニター用グラフィックス イ ンターフェイス カードです。 注記: HP のグラフィックス カードには、特に記載がない限り、モニター ケーブル アダプターが 含まれています。 注記: パフォーマンスが最も低いのは VGA グラフィックス カードで、最も高いのは DisplayPort カードです。 モニターの接続要件の確認 モニターの接続には、以下のさまざまなシナリオがあります (各グラフィックス カードについて詳 しくは、28 ページの 「モニター コネクタへのグラフィックス カードの適合」を参照してくださ い) 。 ● DisplayPort 出力のグラフィックス カード:ワークステーションにディスプレイ ポート出力レ セプタクルの付属したグラフィックス カードがある場合は、各レセプタクルにモニターを接続 できます。 必要に応じて、適切なアダプターを使用します。 ● DVI 出力のグラフィックス カ
モニターの接続 注記: このセクションで示すように、HP によってサポートされているグラフィックス カードでは 通常、少なくとも 2 つのモニターがサポートされています。 一部のカードでは、より多くのモニター がサポートされます。 詳しくは、グラフィックス カードの説明書を参照してください。 1. 以下の図のように、モニター ケーブル アダプターをワークステーションに接続し(1) (必要な 場合) 、適切なモニター ケーブルをアダプターに接続するか(2)、グラフィックス カードに直 接接続します。 図 3-8 ケーブルのワークステーションへの接続 2. 以下の図に示すように、グラフィックス ケーブルのもう一方の端子をモニターに接続します。 図 3-9 ケーブルのモニターへの接続 3.
他社製のグラフィックス設定ユーティリティの使用 他社製のグラフィックス カードにモニター設定ユーティリティが含まれている場合があります。イ ンストール時にこのユーティリティは Windows に統合されます。このユーティリティを選択して使 用することで、ワークステーションで複数のモニターを設定できます。 モニター設定ユーティリティの使用手順については、お使いのグラフィックス カードの説明書を参 照してください。 注記: 一部の他社製の設定ユーティリティでは、その設定ツールを使用する前に Windows でモニ ターを有効にする必要があります。 詳しくは、グラフィックス カードの説明書を参照してくださ い。 注記: モニター設定ユーティリティは、HP のサポート Web サイトで入手できる場合もあります。 お使いのワークステーションでモニターを設定するために Linux を使用する場合、手順について詳し くは、『Linux User Guide』 (Linux ユーザー ガイド)を参照してください。 モニター表示のカスタマイズ(Microsoft オペレーティング システムのみ) モニターのモデル、リフレ
製品のリサイクル HP では、使用済みの電子機器、HP 製インク カートリッジ、および充電式バッテリのリサイクルを 推奨しています。 HP コンポーネントや製品のリサイクルについては、http://www.hp.
4 オペレーティング システムのセットアッ プ この章では、ワークステーションのオペレーティング システムのセットアップとアップデートにつ いて説明します。次の項目があります。 トピック 34 ページの 「Microsoft オペレーティング システムのセットアップ」 34 ページの 「Red Hat Enterprise Linux のセットアップ」 35 ページの 「Novell SLED のセットアップ」 35 ページの 「ワークステーションのアップデート」 また、この章には、ワークステーションにインストールされている BIOS、ドライバ、ソフトウェア アップデートが最新のものかどうかを確認する方法も記載されています。 注意: オペレーティング システムが正しくインストールされるまでは、HP ワークステーションに オプションのハードウェアを追加しないでください。途中でハードウェアを追加すると、エラーが発 生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性があります。 JAWW 33
Microsoft オペレーティング システムのセットアップ 注記: Windows 7 または Windows Vista から Windows XP Professional オペレーティング シス テムへのダウングレードを購入した場合、Windows XP Professional オペレーティング システムが プリインストールされています。 この構成では、Windows 7 または Windows Vista オペレーティン グ システムのリカバリ メディアしか提供されません。 Windows XP Professional オペレーティン グ システムを復元またはリカバリするには、初回ブートの後、Windows XP Professional オペレー ティング システム用のリカバリ メディアを作成する必要があります。 ワークステーションの電源を初めて入れると、オペレーティング システムがインストールされます。 このプロセスには、約 5 分から 10 分かかります。画面に表示される指示に従って、インストール を完了してください。 インストールが始まったら、そのプロセスが完了するまでワークステーション
Red Hat 対応ワークステーションのインストールとカスタマイズ Linux 対応のワークステーションでは、HP インストーラ キットと Red Hat Enterprise Linux ボッ クス セットの購入が必要です。このインストーラ キットには、HP ワークステーションでの動作が 確認済みの、全バージョンの Red Hat Enterprise Linux ボックス セットをインストールするのに必 要な HP CD が含まれています。 HP インストーラ キットに含まれるドライバを RHEL 以外の Linux ディストリビューションで使 用したい場合は、HP Driver CD から手動でドライバを抽出し、インストールする必要があります。 HP では、他の Linux ディストリビューションに対してこれらのドライバのインストール テストを 行っていません。また、そのような操作は HP のサポートの対象外となります。 ハードウェアの動作確認 HP ワ ークス テーショ ンで動作 するこ とが確 認されて いる Linux バ ー ジョ ン を調 べ る に は、 http://www.hp.
BIOS のアップグレード 最適なパフォーマンスを得るには、ワークステーションの BIOS リビジョンを調べ、必要であれば アップグレードしてください。 現在の BIOS の確認 システムの起動中にワークステーションの現在の BIOS を確認するには、次の手順を実行します。 1. 画面の右下に F10=setup (セットアップ) が表示されるのを待ちます。 2. [F10] キーを押して、F10 セットアップ ユーティリティを開始します。 F10 セットアップ ユーティリティが表示され、[File](ファイル)→[System Information](シ ステム情報)の順に選択すると、ワークステーションの BIOS のバージョンが表示されます。 3.
BIOS のアップグレード 最新の強化機能が含まれる最新の BIOS を探してダウンロードするには、次の手順を実行します。 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします。 2. 左側に表示された [Tasks] (タスク) のメニュー列から [Download Drivers and Software] (ドライバとソフトウェアのダウンロード) を選択します。 3. 説明に従って、使用しているワークステーション用の最新の BIOS を探します。 4. Web サイトの BIOS がシステムのバージョンと同じであれば、これ以上の操作は不要です。 5.
38 第 4 章 オペレーティング システムのセットアップ JAWW
5 オペレーティング システムの復元 この章では、Windows または Linux オペレーティング システムの復元方法について説明します。次 の項目があります。 トピック 39 ページの 「復元方法」 40 ページの 「バックアップ ソフトウェアの注文」 40 ページの 「Windows 7 または Windows Vista の復元」 41 ページの 「Windows XP Professional の復元」 43 ページの 「Novell SLED の復元」 復元方法 Windows 7 または Windows Vista Business オペレーティング システムは、HP RestorePlus!プロセ スを使用して再インストールできます。 Windows XP Professional オペレーティング システムは、 HP RestorePlus!プロセスまたは[HP Backup and Recovery Manager]を使用して再インストールで きます。 ● RestorePlus! RestorePlus! プロセスは、Windows オペレーティング システムおよび (システムに
バックアップ ソフトウェアの注文 システム リカバリ CD または DVD を作成できない場合は、HP のサポート窓口からリカバリ ディス ク セットを購入できます。 お住まいの地域のサポート窓口の電話番号を入手するには、 http://www.hp.com/support/contactHP/(英語サイト)を参照してください。 Windows 7 または Windows Vista の復元 ここでは、Windows 7 または Windows Vista の復元方法について説明します。 RestorePlus! メディアの注文 ワークステーションと同時に復元メディアを注文した場合、そのメディアはワークステーション コ ンポーネントに添付されています。 復元メディアを購入しなかった場合は、HP サポートに連絡して RestorePlus!メディア キットについ てお問い合わせください。 世界各地のサポート窓口の電話番号を調べるには、 http://www.hp.
Windows XP Professional の復元 ここでは、Windows XP Professional オペレーティング システムの復元方法について説明します。 注記: メディア セットを作成するには、ワークステーションに CD または DVD ライタがインス トールされていることが必要です。 RestorePlus! メディアの作成 RestorePlus! キットは、ハード ディスク ドライブにあるファイルを使って作成できます。復元メ ディアを作成するには、次の手順を実行します。 1. ワークステーションを起動します。 2. 起動中に [HP Backup and Recovery Manager] 画面が表示され、リカバリ CD または DVD を作成するプロンプトが表示されます。[Now] (今すぐ) を選択します。 3. システムのイニシャル リカバリ ポイント (IRP) が取得されます。これは、システム ハード ディスク ドライブのスナップショットです。このキャプチャに 10 分以上かかる場合もありま す。 4.
HP Backup and Recovery (HPBR) メディアの作成 注記: HPBR は、Windows XP システムでのみサポートされています。 詳しくは、ワークステー ションに付属している追加ソフトウェアに関するマニュアル、 『HP Backup and Recovery』 (HP バッ クアップおよび復元)CD を参照してください。 このマニュアルにはインストール中にアクセスでき ます。 イニシャル リカバリ ポイントはオプティカル メディアに書き込んで、システムのリカバリに使用 できます。ここでは、メディアの作成について説明します。 注記: メディア セットを作成するには、ワークステーションに CD または DVD ライタがあるこ とが必要です。 HPBR リカバリ メディアを作成するには、次の手順を実行します。 1.
オペレーティング システムの復元 注意: オペレーティング システムの復元を行う前に、データをバックアップしてください。 メディアから RestorePlus! を実行すると、プライマリ ハード ディスク ドライブ上のすべての情報 (すべてのパーティションを含む) が削除されます。復旧パーティションから RestorePlus! を実行す ると、ルート (C:) パーティションのみが影響を受けます。 RestorePlus! の使用 RestorePlus! を使用して復元するには、次の手順を実行します。 1. RestorePlus! DVD からワークステーションを起動します。デバイスのドライバと設定をイン ストールするには、RestorePlus! DVD から起動する必要があります。 2.
リには、ワークステーションのプリロードに使用されたすべての iso イメージが含まれます。元のイ メージを回復または復元するには、/iso ディレクトリの Readme ファイルの手順に従って、ISO イ メージ ファイルを CD にコピーします。 注記: 万一ワークステーションでハード ディスク ドライブ障害が発生した場合に備えて、ISO 回 復イメージを CD にバックアップ ファイルとしてコピーすることを推奨します。 44 第 5 章 オペレーティング システムの復元 JAWW
6 コンポーネント取り付けの準備 コンポーネントの取り付けを容易にするため、いくつかの手順を実行してワークステーションで準備 を行うことができます。この章では、コンポーネントを取り付けるためにワークステーションで準備 を行う方法について説明します。 取り外しおよび取り付けの準備 以下の表を参照して、コンポーネントを取り付ける前に必要なワークステーションでの取り外しの順 序を確認します(お使いのワークステーションのコンポーネントは、一覧と異なる場合があります) 。 表 6-1 ワークステーション コンポーネントの取り付け 取り付けるコン ポーネント 1 番目に取り外し 2 番目に取り外し メモリ シャーシ ロック* 側面のアクセス パネル 通気ガイド メモリ ファンま (Z800、Z400 では たは通気ガイド オプション製品) (必要な場合) 拡張カード(PCI/ PCIe) シャーシ ロック 側面のアクセス パネル 通気ガイド (Z800) ハードディスク ドライブ シャーシ ロック 側面のアクセス パネル オプティカル ド ライブ シャーシ ロック 側面のアクセス
4. Z400 Z600 Z800 ハンドルを引き上げ(1) 、カバーをシ ステムの背面に向かって 1.
Z400(別売) 以下の図に示すように、通気ガイドの リリース ラッチを押して、通気ガイ ドをシャーシから取り外します Z600 ファン ケーブルをシステム ボード から取り外し(1) 、緑色のタッチ ポ イントにあるリリース タブを押して (2) 、背面のシステム ファン アセン ブリをシャーシから回転させて取り 外します(3) 緑色のタッチ ポイントにあるリリー ス タブを押し(1)、メモリ ファン アセンブリをシャーシから持ち上げ て取り外します(2) 6.
7.
7 メモリの取り付け この章では、メモリをワークステーションに追加する方法について説明します。 サポートされるメモリ構成 HP ワ ー ク ス テ ー シ ョ ン の 特 定 の DIMM 互換 性 情 報 につ い て 詳 しく は 、 http://www.hp.
Z400 Z600 Z800 4 つの DIMM がサポートされる構成 サポートされる構成 サポートされる構成 ● 4 基の DIMM スロット ● 6 基の DIMM スロット ● 12 基の DIMM スロット ● 1~16 GB のメモリ構成 ● 1~24 GB のアンバッファード DIMM メモリ構成 ● 1~192 GB のメモリ構成 ● 4~48 GB のレジスタード DIMM メモリ構成 6 つの DIMM がサポートされる構成 ● 6 基の DIMM スロット ● 1~24 GB のメモリ構成 注記: 96 GB より大きいメモリ 構成の場合、 1110 W の電源が必要 です DIMM の取り付け順序 DIMM の取り付け順序 DIMM の取り付け順序 4 基の DIMM スロット シングル プロセッサ: シングル プロセッサ: デュアル プロセッサ: 6 基の DIMM スロット デュアル プロセッサ: DIMM の取り付け DIMM を取り付けるには、以下の操作を行います。 1.
2. 以下の図に示すように、DIMM ソケットのレバーをゆっくりと外側に押します(図の例は HP Z600 ワークステーション)。 図 7-1 DIMM ソケットのレバーを開く 3. 以下の図に示すように、DIMM コネクタの切り込みを DIMM ソケットの突起に合わせ、DIMM を ソケットにしっかりと挿入します(1)。 注意: DIMM および DIMM ソケットには、正しく取り付けられるようにそれぞれ切り込みと突 起があります。ソケットまたは DIMM の損傷を防ぐため、DIMM を取り付けるときに切り込みと 突起を正しく合わせてください。 図 7-2 DIMM の挿入 JAWW 4. ソケットのレバーを固定します(2)。 5.
通気ガイドの取り付け(Z400 のみ) 1. 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」の説明に沿って操作し、コンポーネントを取り 付けるためのワークステーションでの準備を行います。 2. 以下の図に示すように、P1 などの電源ケーブルを、システム ボード上の DIMM スロットと内蔵 ベイの間に押し込みます。 図 7-3 シャーシのケーブル配線 3. 通気ガイドをシャーシに取り付けます。 a. 通気ガイドの端(1)を 6 番の DIMM ソケットと CPU ヒートシンクの間に置きます。 図 7-4 b.
4. 以下の図に示すように、CPU 電源ケーブル(P3)を電源装置の横にある開口部(矢印)に通し ます。 図 7-5 CPU 電源ケーブルの配線 5. 通気ガイドをシャーシに固定します。 a. 通気ガイドのタブをオプティカル ディスク ドライブの黄色のリリース レバーの横にある スロットに挿入して、押し込みます(1)。 図 7-6 b.
c. 以下の図に示すように、通気ガイドの上部のラッチがシャーシのフレーム下端に収まってい ることを確認します。 図 7-7 6.
8 PCI/PCIe デバイスの取り付け この章では、PCI カードまたは PCIe カードをワークステーションに取り付ける方法について説明し ます。システムのパフォーマンスおよび機能を向上させるため、グラフィックス カードやオーディ オ カードなどの PCI/PCIe デバイスをワークステーションの拡張カード スロットに取り付けること ができます。 拡張カード スロットの識別 以下の表で、HP Z シリーズのワークステーションの拡張カード スロットについて説明します。 Z400 Z600 Z800 スロットの説明 スロットの説明 スロットの説明 ● 1:PCIe2 - x8(4)25 W ● 1:PCIe2 - x8(4)25 W ● 1:PCIe2 x8(4)25W ● 2:PCIe2 - x16 75 W ● 2:PCIe2 - x16 75 W ● 2:PCIe2 - x16 75 W ● 3:PCIe - x8(4)25 W ● 3:PCIe - x8(4)25 W ● 3:PCIe - x8(4)25 W ● 4:PCIe2 - x16 75
PCI 拡張カードまたは PCIe 拡張カードを取り付けるには、以下の操作を行います。 1. 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」の説明に沿って操作し、コンポーネントを取り 付けるためのワークステーションでの準備を行います。 2. 以下の図に示すように、カードの切り込みをスロットの突起に合わせ、カードをスロットにしっ かりと挿入します(1)。 図 8-1 拡張カードの取り付け 3. 以下の図に示すように、固定クランプを下方向に回転させて閉じます(2) 。 注記: Z800 では、PCI 固定クランプを閉じてすべてのカードを確実に固定します。固定クラ ンプは PCI カード サポートで固定されます。 56 4. 必要なすべての電源ケーブルおよびインターフェイス ケーブルをカードに接続します(拡張 カードに付属の説明書を参照してください)。 5.
9 ハードディスク ドライブの取り付け この章では、ハードディスク ドライブ(HDD)をワークステーションに取り付ける方法について説 明します。 HDD 構成 以下の表で、ハードディスク ドライブの取り付け構成情報について説明します。 Z400 Z600 Z800 HDD ベイは、取り付けを簡単に実行できるように設計されています。データ ケーブルは、工場出荷時の構成に基づいてワー クステーション内であらかじめ接続されています ワークステーションは通常、HDD を取り付けた状態で出荷されますが、他のドライブを追加してデータ ストレージを拡張 できます ● SAS ポートおよび SATA ポートの位置を確認するには、ワークステーションの側面のアクセス パネルに貼付されてい るサービス ラベルを参照してください ● 他の HDD は、ワークステーションの種類に応じて特定の順序で追加する必要があります ● 取り付けた HDD には、通常のブート ディスクである C:¥のドライブ文字を割り当てます。ドライブ文字は、[コン ピューター セットアップ(F10)ユーティリティ]を使用して割り当てます ●
Z400 Z600 Z800 ドライブおよびケーブル構成 ドライブおよびケーブル構成 ドライブおよびケーブル構成 HDD ベイのシャーシには番号が付けら れていません HDD ベイには、0(上部ベイ)および 1 の番号が付けられています HDD ベイには、0(上部ベイ) 、1、2、 および 3 の番号が付けられています 以下の方法で、システム ボードのコネ クタにケーブル プラグを差し込みます ベイには 2 本のデータ ケーブルがあり ます。それらのケーブルには、HDD BAY 0 および HDD BAY 1 の番号が 付けられています ベイには 4 本のデータ ケーブルがあり ます。それらのケーブルには、HDD BAY 0、HDD BAY 1、HDD BAY 2、 および HDD BAY 3 の番号が付けられ ています ● ● SATA HDD ケーブルは、SATA ポート 0 から順番に SATA ポート に差し込みます SAS HDD ケーブルは、システム ボードのコネクタではなく、専用 の SAS コントローラー カードに 差し込みます 以下の方法で、システム ボードのコ
HP Z400 ワークステーションへの HDD の取り付け HDD を取り付けるには、以下の操作を行います。 1. 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」の説明に沿って操作し、コンポーネントを取り 付けるためのワークステーションでの準備を行います。 2. ハードディスク ドライブを取り付けるドライブ ベイを選択します。 3. シャーシにある、分離絶縁用ゴムが付いた 4 つのネジを探します。 図 9-1 分離絶縁用ゴムが付いたネジの場所 4.
5. SAS ハードディスク ドライブを取り付けるには、以下の図に示すように、SAS - SATA ケーブ ル アダプターを SAS ドライブ上のコネクタに取り付けます。 注記: SAS ドライブには、専用の SAS コントローラー プラグイン カードが必要です。 図 9-3 ケーブル アダプターの取り付け 6. 以下の図に示すように、ハードディスク ドライブが正しい位置に固定されるまで、選択したベ イにドライブを挿入します(1)。 図 9-4 ハードディスク ドライブの取り付け 7.
注記: SATA HDD および SAS HDD の場合、データ ケーブルはシステム ボード(SATA HDD の場合)または SAS コントローラー カード(SAS HDD の場合)上で最も小さい番号の ドライブ コネクタに接続します。ハードディスク ドライブのコネクタを識別するには、側面の アクセス パネルに貼付されたワークステーションのサービス ラベルを参照してください。 8. コンポーネントの取り付けに備えて取り外していたすべてのコンポーネントを取り付けなおし ます。 HP Z600 または Z800 ワークステーションへの HDD の取り付け HDD を取り付けるには、以下の操作を行います。 1. 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」の説明に沿って操作し、コンポーネントを取り 付けるためのワークステーションでの準備を行います。 2. ハードディスク ドライブを取り付けるドライブ ベイを選択します。 3.
5. ハードディスク ドライブのハンドルを完全に開いた位置になるまで下方向に回転させます。以 下の図に示すように、ドライブが止まるまでゆっくりとスロットに押し込みます(1) (図の例は HP Z600 ワークステーション)。 ハードディスク ドライブを取り付けるときは、ドライブのハンドルを正しい位置に固定される まで回転させて、ドライブを完全に固定します(2)。 注記: ハードディスク ドライブ キャリアのハンドルは、コネクタを適切に挿入してドライブ をしっかりと固定するためのレバーとして使用します。ハンドルを十分に回転させないで途中 で止めてしまうと、適切に接続されず、ドライブが正しく固定されません。 図 9-6 シャーシへの HDD の取り付け 6.
10 オプティカル ディスク ドライブの取り 付け ここでは、オプティカル ディスク ドライブ(ODD)をワークステーションに取り付ける方法につい て説明します。 HP Z400 ワークステーションへの ODD の取り付け ここでは、オプティカル ディスク ドライブ(ODD)を縦置きおよび横置きの HP Z400 ワークステー ションに取り付ける方法について説明します。 オプティカル ドライブの取り付け(縦置き) 1. 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」の説明に沿って操作し、コンポーネントを取り 付けるためのワークステーションでの準備を行います。 2. 必要に応じて、ブランク フィラーおよび EMI フィラーをオプティカル ベイから取り外します。 3. 4 つの黒色のガイド用 M3 メートル式ネジをドライブに取り付けます。 図 10-1 4.
5. 以下の図に示すように、電源ケーブルとデータ ケーブルをオプティカル ディスク ドライブお よびシステム ボードに接続します。SATA コネクタの位置については、側面のアクセス パネル のサービス ラベルを参照してください。データ ケーブルを、使用可能な次のコネクタに接続し ます。 図 10-2 6. ODD の電源ケーブルおよびデータ ケーブルの接続 コンポーネントの取り付けに備えて取り外していたすべてのコンポーネントを取り付けなおし ます。 オプティカル ドライブの取り付け(横置き) 1. 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」の説明に沿って操作し、コンポーネントを取り 付けるためのワークステーションでの準備を行います。 2. 必要に応じて、ブランク フィラーおよび EMI フィラーをオプティカル ベイから取り外します。 3. 4 つの黒色のガイド用 M3 メートル式ネジ(1)をドライブに取り付けます。 図 10-3 4.
注意: オプティカル ドライブが簡単に外れないかどうかを確認するため、ドライブを引っ 張ってみて、ドライブがワークステーションのシャーシに固定されていることを確認します。ド ライブが正しく固定されていないと、ワークステーションを移動させたときにドライブが損傷す る場合があります。 5. 電源ケーブルとドライブ ケーブルをドライブおよびシステム ボードに接続します。 HP Z600 または Z800 ワークステーションへの ODD の取り 付け ODD を取り付けるには、以下の操作を行います。 1. 45 ページの 「コンポーネント取り付けの準備」の説明に沿って操作し、コンポーネントを取り 付けるためのワークステーションでの準備を行います。 2. 必要に応じて、オプティカル ベイ フィラーのトレイ ハンドルを持ち上げ、ワークステーショ ンから取り外します。 3.
4.
5. 以下の図に示すように、オプティカル ディスク ドライブのデータ ケーブルをシステム ボード 上にある適切で使用可能な SATA ポートに接続します(図の例は HP Z600 ワークステーショ ン)。 注記: すべての HP Z800 ワークステーションのオプティカル ディスク ドライブは、SATA システム ボードまたは SAS システム ボードのどちらかのコネクタに接続する必要がありま す。すべてのドライブを取り付けるのに十分な数の SATA コネクタがない場合は、すべてのドラ イブを SAS システム ボード コネクタに接続します。SATA コネクタおよび SAS コネクタの 位置については、側面のアクセス パネルに貼付されているワークステーションのサービス ラベ ルを参照してください。 図 10-6 6.
HP Z400、Z600、および Z800 ワークステーションは、この技術に準拠して設計されています。 現 在使用可能な HP プロフェッショナル ディスプレイのほぼすべての構成がこの技術に準拠していま す。 以前の HP xw4600 および xw9400 ワークステーションの構成では、取り付けられているグラ フィックス カードやディスプレイ モニターのパスが完全には準拠していません。 商用コンテンツ の再生が使用条件である場合は、他の方法でもシステムの完全な互換性について確認することをおす すめします 。 お 使 い の グ ラ フ ィ ッ ク ス カ ー ド と モ ニ タ ー の HDCP 互 換 性 に つ い て は 、 http://www.hp.com/go/productbulletin/(英語サイト)の情報を確認してください。 最高の HDCP 性能を得るため、HP では最新のアップデートをインストールすることを推奨します。 1. ブルーレイ プレーヤ ファームウェア 2. 再生アプリケーションのパッチ 3.
索引 B BIOS アップデート 37 バージョンの確認 36 H HP Backup and Recovery 42 HP リソース Web リンク 4 製品サポート 3 製品情報 2 製品ドキュメント 4 製品のアップデート 7 製品の診断 6 場所 1 M Microsoft Windows セットアップ 34 ファイルの転送 34 N Novell SLED セットアップ 35 復元 43 R Red Hat Linux セットアップ 34 RestorePlus! 40 W Windows Vista セットアップ 34 復元 40 Windows XP セットアップ 34 復元 41 お オプティカル ドライブ 取り付け 63 JAWW オペレーティング システムのセッ トアップ Microsoft Windows 34 Red Hat Linux 34 オペレーティング システムのセッ トアップ;Novell SLED 35 オペレーティング システムの復元 Windows Vista 40 Windows XP 41 復元方法 39 か 拡張カード スロットの識別 55 取り付け 55
ワークステーションのアップデー ト BIOS のアップデート 37 初回起動時のアップデート 35 ドライバのアップデート 37 ワークステーションの各部 HP Z400 ワークステーショ ン 9 HP Z400 ワークステーション のシャーシ 10 HP Z400 ワークステーション のフロント パネル 11 HP Z400 ワークステーション のリア パネル 12 HP Z600 ワークステーショ ン 13 HP Z600 ワークステーション のシャーシ 14 HP Z600 ワークステーション のフロント パネル 15 HP Z600 ワークステーション のリア パネル 16 HP Z800 ワークステーショ ン 17 HP Z800 ワークステーション のシャーシ 18 HP Z800 ワークステーション のフロント パネル 19 HP Z800 ワークステーション のリア パネル 20 ワークステーションのセットアッ プ セキュリティ 31 セットアップ手順 22 ディスプレイのカスタマイ ズ 31 適切な通風の確保 21 モニターの接続 26 ユーザー補助機能 31 70 索引 JAWW