ハードウェア リファレンス ガイド HP ap5000 All-In-One Point of Sale System
© 2010 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
このガイドについて このガイドでは、このコンピューターの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという警告事 項を表します。 注意: その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注意事 項を表します。 注記: 重要な補足情報です。 JAWW iii
iv このガイドについて JAWW
目次 1 製品の特長 ...................................................................................................................................................... 1 標準の機能 ........................................................................................................................................... 1 システムの各部 .................................................................................................................................... 2 底面 I/O パネルの各部 .........................................
付録 A 静電気対策 ........................................................................................................................................... 31 静電気による損傷の防止 .................................................................................................................... 31 アースの方法 ...................................................................................................................................... 31 付録 B コンピューター操作のガイドラインおよび 手入れと運搬時の注意 ..........................................
1 製品の特長 標準の機能 HP ap5000 All-In-One Point of Sale System の特長は以下のとおりです。 JAWW ● タッチ スクリーンには防水性があるため、指が濡れていても問題ありません。タッチ スクリー ン上では、スタイラス、指先、指の爪、またはクレジット カードの端を使用できます。 ● 2 行のカスタマー向け表示用真空蛍光ディスプレイ(VFD) 。 ● システムに組み込まれた、3 トラックの磁気ストライプ リーダー(MSR) 。 ● 広告パネルを使用すると、印刷広告を挿入して掲示できます。 ● 容易に調整可能なレジ ディスプレイは、完全な垂直から完全な水平まで 90°回転します。 ● 容易に調整可能なカスタマー表示ディスプレイは、80°回転します。 ● 工業用ヒンジによって、どの角度でもしっかりと固定できます。 ● ケーブル管理機構によって、ユニット台にケーブルを収納し、台の底部を通して、台の前面、側 面、および背面のどこにでも出るように、ケーブルを配線できます。 ● ケーブルの配線を容易にするために色分けされた I/O パネ
● 3 年保証。 ● HP ブランドの POS 周辺機器と互換性のある「プラグ アンド プレイ」 。 システムの各部 図 1-1 システムの各部 2 第 1 章 1 タッチ スクリーン 7 調整可能なタッチ スクリーン ヒンジ 2 電源ランプ 8 印刷広告パネル 3 磁気ストライプ リーダー(MSR) 9 ユニット台および電源装置筐体 4 VFD カスタマー ディスプレイ 10 背面の I/O カバー 5 ドライブ カバー 11 電源ボタン 6 調整可能な VFD ヒンジ 12 側面 I/O カバー 製品の特長 JAWW
底面 I/O パネルの各部 図 1-2 底面 I/O パネルのコネクタ JAWW 1 ケンジントン社製セキュリティ ロック スロット 7 PS/2 キーボード コネクタ 2 シリアル コネクタ(COM2、5 V) 8 シリアル コネクタ(COM1、5 V) 3 パラレル コネクタ 9 シリアル コネクタ(COM3、12 V) 4 RJ-45 ネットワーク コネクタ 10 VGA コネクタ 5 24 V USB + POWER コネクタ 11 USB(Universal Serial Bus)コネクタ 6 電源ボタン 12 電源コード コネクタ 底面 I/O パネルの各部 3
側面パネルの各部 図 1-3 側面のコネクタ 4 第 1 章 1 メイン ハードディスク ドライブ 4 マイク コネクタ(ピンク色) 2 セカンダリ ハードディスク ドライブ ベイ 5 USB(Universal Serial Bus)コネクタ 3 オーディオ ラインアウト コネクタ(緑 色) 製品の特長 JAWW
2 ハードウェアのアップグレード 必要な工具 このガイドで説明されているほとんどの手順では、プラスのネジ回しが唯一の必要な工具です。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告! 感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がっていること を確認してください。 電話回線のモジュラー ジャックを本体の背面のネットワーク コネクタ(NIC)に接続しないでくだ さい。 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は、製品を安全に使用するた めに欠かせないものです。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んでく ださい。 安全性を高めるため、『快適に使用していただくために』をお読みください。正しい作業環境の整え 方や、作業をする際の姿勢、および健康上/作業上の習慣について説明しており、さらに、重要な電気 的 / 物 理 的 安 全 基 準 に つ い て
背面の I/O カバーの取り外し ディスプレイの背面下部にある I/O カバーを取り外すには、カバーの上部にある 2 つのタブを下向き に押し(1) 、カバーを回転させて外します(2) 。 図 2-1 背面の I/O カバーの取り外し 背面の I/O カバーの取り付け I/O カバーを取り付けるには、カバーの下部を元の位置に挿入し(1)、所定の位置に収まりカチッと いう音がするまでカバーの上部を回転させます(2) 。 図 2-2 背面の I/O カバーの取り付け 6 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW
側面 I/O カバーの取り外し 側面 I/O カバーを取り外すには、カバーの中央部を引き出し(1) 、カバーを回転させて外します(2)。 図 2-3 側面 I/O カバーの取り外し 側面 I/O カバーの取り付け 側面 I/O カバーを取り付けるには、側面 I/O カバーのフックを大きいドライブ カバーのスロットにス ライドさせ(1) 、所定の位置に収まりカチッという音がするまでカバーを回転させます(2) 。 図 2-4 側面 I/O カバーの取り付け JAWW 側面 I/O カバーの取り外し 7
ドライブ カバーの取り外し ドライブ カバーを取り外すには、カバーを所定の位置に固定しているネジを緩め(1)、カバーを後 ろに回転させ(2) 、カバーをモニター本体から引き出します(3)。 注記: ドライブ カバーのネジはドライブ カバーに取り付けられているため、緩めても完全に外れ てしまうことはありません。 図 2-5 ドライブ カバーの取り外し ドライブ カバーの取り付け ドライブ カバーを取り付けるには、カバーのタブをディスプレイの側面にあるスロットにスライド させ(1)、カバーをディスプレイの方に回転させてから(2) 、ネジを締めます(3) 。 図 2-6 ドライブ カバーの取り付け 8 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW
ケーブルの配線 周辺機器を背面の I/O コネクタに接続する場合は、接続する前に、ユニット台の底部を通って台の上 部中央にある穴から出るように、周辺機器のケーブルを配線します。 図 2-7 JAWW ケーブルの配線 ケーブルの配線 9
傾斜角度の調整 メインのタッチ スクリーン ディスプレイは、90°まで傾けることができます。VFD カスタマー ディ スプレイは、80°まで傾けることができます。 図 2-8 タッチ スクリーン ディスプレイの傾斜角度の調整 図 2-9 VFD カスタマー ディスプレイの傾斜角度の調整 10 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW
印刷広告パネルの使用 システムのユニット台にあるパネルに印刷広告を挿入できます。印刷広告のテンプレートは、システ ムのハードディスク ドライブに収録されています。 1. 広告パネルの両方の端を内側に押し(1) 、パネルのカバーをシステムのユニット台から引き出し ます(2)。 図 2-10 2.
3.
セキュリティ ロック ケーブルの取り付け 1. 背面の I/O カバーを取り外します(6 ページの 「背面の I/O カバーの取り外し」を参照) 。 2. ロック ケーブルを底面 I/O パネルのセキュリティ ロック スロットに取り付けます。 図 2-12 3.
VFD カスタマー ディスプレイの取り外しと取り付け 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 2. 電源コードを電源コンセントから抜きます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 3. 背面の I/O カバーを取り外します(6 ページの 「背面の I/O カバーの取り外し」を参照)。 4. I/O パネルから VFD カスタマー ディスプレイのシリアル ケーブルを抜きます。 5.
6. ディスプレイ画面の下にある 2 つのネジを取り外し(1)、ディスプレイをスライドさせてシステ ムから外します(2)。 図 2-14 7. VFD カスタマー ディスプレイの取り外し 新しいディスプレイのシリアル ケーブルをヒンジ部分の中央にある穴を通して配線し、I/O パネ ルにある、古いディスプレイに使用されていたものと同じ COM コネクタに接続します。 注記: VFD カスタマー ディスプレイを LCD カスタマー ディスプレイと一緒に取り付ける場 合は、LCD カスタマー ディスプレイの VGA ケーブルを I/O パネルの VGA コネクタに接続しま す。 8.
9. VFD カスタマー ディスプレイを取り付ける場合は、新しいカスタマー ディスプレイをヒンジに あるスロットにスライドさせ(1) 、所定の位置に固定するための 2 つのネジを挿入します(2) 。 図 2-16 VFD カスタマー ディスプレイの取り付け 10. ヒンジ ブラケット カバーの上部をブラケットの両側に合わせ(1) 、カバーの下部をブラケット にかぶせて所定の場所に収まりカチッという音がするまで押し込み(2)、カバーを取り付けま す。 図 2-17 VFD ヒンジ ブラケット カバーの取り付け 11. 背面の I/O カバーを取り付けます(6 ページの 「背面の I/O カバーの取り付け」を参照)。 12. 電源コードを接続しなおして、電源ボタンを押します。 13.
ハードディスク ドライブの取り外しと取り付け 注意: ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータを移 動できるように、必ず事前にドライブ内のデータをバックアップしておいてください。 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 2. 電源コードを電源コンセントから抜きます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 3. ドライブ カバーを取り外します(8 ページの 「ドライブ カバーの取り外し」を参照) 。 4.
5. プラスチック製のキャリアからハードディスク ドライブを取り外すには、キャリアの片側にあ る 2 つの端を引き上げ(1)、ドライブを回転させてキャリアから外します(2)。 図 2-19 6.
7. ハードディスク ドライブを取り付けるには、コネクタが付いているドライブの端を最初にベイ に挿入し、ドライブをしっかりとスライドさせます。 図 2-21 JAWW ハードディスク ドライブの取り付け 8. ドライブ カバーを取り付けます(8 ページの 「ドライブ カバーの取り付け」を参照) 。 9.
電源装置の取り外しと取り付け 1. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピューターおよび外付けデ バイスの電源をすべて切ります。 2. 電源コードを電源コンセントから抜きます。 注意: システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を 防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 3. タッチ スクリーンの傾斜角度を調整して完全な水平位置まで戻し、タッチ スクリーンに傷が付 かないように、柔らかく、清潔な、乾いた布の上に本体の表面を下にして置きます。 4. 背面の I/O カバーを取り外します(6 ページの 「背面の I/O カバーの取り外し」を参照)。 5. I/O パネルのコネクタから電源コードを抜きます。 6.
7. 電源装置とケーブルを持ち上げて、本体のユニット台から外します。 図 2-23 電源装置の取り外し 8. 外部電源コードを電源装置に接続します。 9. 電源コードのコンピューター側に接続する端をユニット台の上部にある穴を通して配線し、電源 コードを底面 I/O パネルの電源コネクタに接続します。 10.
11. 電源装置ブラケットのスロットの付いている端をフレームにスライドさせてブラケットを取り付 け(1) 、ネジを締めます(2)。 図 2-25 電源装置ブラケットの取り付け 12. 背面の I/O カバーを取り付けます(6 ページの 「背面の I/O カバーの取り付け」を参照)。 13. 本体をひっくり返してユニット台の上に置きます。 14.
メモリの増設 お使いのコンピューターは、ダブル データ レート 2 シンクロナス DRAM(DDR2-SDRAM)デュア ル インライン メモリ モジュール(DIMM)を装備しています。 DIMM システム ボード上にあるメモリ ソケットには、業界標準の DIMM を 2 つまで取り付けることができ ます。これらのメモリ ソケットには、少なくとも 1 つの DIMM が標準装備されています。システム ボードに最大 4 GB までメモリを増設できます。 DDR2-SDRAM DIMM システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たす DDR2-SDRAM DIMM を使用してく ださい。 ● 業界標準の 240 ピン ● アンバッファード PC2-5300 667 MHz 準拠、または PC2-6400 800 MHz 準拠 ● 1.8 ボルト DDR2-SDRAM DIMM DDR2-SDRAM DIMM は、以下の条件も満たしている必要があります。 ● CAS レイテンシ 5.0(DDR2 667 MHz、5-5-5 タイミング)、CAS レイテンシ 5.
DIMM の取り付け 注意: メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行う場合は、電源コードを抜いて電力が放 電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要があります。コンピューターが電源コンセントに接 続されている場合、電源が入っているかどうかに関係なく、メモリ モジュールには常に電気が流れ ています。電気が流れている状態でメモリ モジュールの着脱を行うと、メモリ モジュールまたはシ ステム ボードを完全に破損するおそれがあります。 お使いのメモリ モジュール ソケットの接点には、金メッキが施されています。メモリを増設すると きには、接点の金属が異なるときに生じる酸化や腐食を防ぐため、メモリ モジュールは金メッキの ものを使用してください。 静電気の放電によって、コンピューターやオプション カードの電子部品が破損することがありま す。以下の作業を始める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電 してください。詳しくは、31 ページの 「静電気対策」を参照してください。 メモリ モジュールを取り扱うときは、金属製の接点に触れないでください。金属製の接点に触れる と、モジュールが
8. MSR を取り外すには、MSR をモニター本体に接続している 2 つのネジを取り外し(1)、MSR を持ち上げてモニター本体から外した後(2)、MSR の下側に接続されているケーブル(3)を抜 きます。 注記: ネジがプラグで覆われている場合があります。その場合、ネジを取り外す前にプラグを こじ開ける必要があります。 図 2-26 9.
10. モニター本体の筐体の下側(ここにあった 2 つのネジを取り外しました)を持ち上げてタッチ スクリーンから外し(1) 、次に筐体の上側を持ち上げてタッチ スクリーンから外します(2)。 図 2-28 モニター本体の取り外し 11. システム ボード上のメモリ モジュール ソケットの位置を確認します。 警告! 火傷の危険がありますので、必ず、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認し てから、次の手順に進んでください。 12. メモリ モジュール ソケットの両方のラッチを開き(1) 、メモリ モジュールをソケットに差し 込みます(2) 。 注記: メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールのノッチ (切り込み)をソケットのタブに合わせます。 13.
14. 取り付けるすべてのモジュールに対して、手順 12 および手順 13 を繰り返します。 15. メモリ モジュールを取り付けた後、モニター本体の筐体の上部をモニター本体に取り付け(1)、 次にモニター本体の筐体の下部をモニター本体に取り付けます(2) 。 図 2-30 モニター本体の取り付け 16.
17. MSR のケーブル(1)を接続し、MSR をモニター本体の側面に取り付けてから(2)、MSR を所 定の位置に固定する 2 つのネジを取り付けます(3) 。 図 2-32 MSR の取り付け 18. 本体をひっくり返してユニット台の上に置きます。 19. 電源コードとすべての周辺機器を底面 I/O パネルに取り付けます。 20. 背面の I/O カバーを取り付けます(6 ページの 「背面の I/O カバーの取り付け」を参照)。 21. ドライブ カバーを取り付けます(8 ページの 「ドライブ カバーの取り付け」を参照)。 22. 側面 I/O パネルから取り外した周辺機器をすべて取り付けます。 23.
3 ソフトウェアの設定 タッチ スクリーンの調整 オペレーティング システムがインストールされた後、タッチ スクリーンを調整する必要がありま す。 注記: この手順では、システムにマウス(別売)を接続することもできます。 1. システム トレイの[TouchMon]アイコンを右クリックし、[4 points calibration](4 ポイント調 整 ) を 選 択 す る か 、 ま た は [ ス タ ー ト ] → [ す べ て の プ ロ グ ラ ム ] → [HP Touch] → [HP TouchMon Calibration](HP TouchMon 調整)の順に選択することによって[TouchMon]ユー ティリティを起動します。 2. 画面の隅に赤い丸が表示されたら、指で丸の中央にタッチし、進捗状況のカウンターが[OK]に 変化するまでタッチし続けます。その後、画面の別の隅に新しい赤い丸が表示されます。 3.
3. 背面パネルのどちらの COM コネクタ(COM1 または COM2)が VFD カスタマー ディスプレイ に接続されているかを書き留めておきます。 4.
A 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが 損傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬や保管の際は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアースされている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アースの方法 アースにはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上 の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アース コード内の抵抗は
B コンピューター操作のガイドラインおよ び 手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターおよびモニターのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってく ださい。 32 付録 B ● ディスプレイには防水性がありますが、湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に 温度が高い場所や低い場所には置かないでください。 ● 内部への通気が悪くなるので、絶対にコンピューターの通気孔をふさがないでください。 ● コンピューターのカバーやサイド パネルを取り外したまま使用しないでください。 ● コンピューターを積み重ねたり、互いの排気や熱にさらされるほどコンピューターどうしを近く に置いたりしないでください。 ● コンピューターを別のエンクロージャに入れて操作する場合、吸気孔および排気孔がエンクロー ジャに装備されている必要があります。また、この場合にも上記のガイドラインを守ってくださ い。 ● コンピューターの通気孔に液体をこぼさないでください。 ● モニター上部の通気孔は、絶対にふさがないでください。 ●
運搬時の注意 コンピューターを運搬する場合は、以下のことを守ってください。 1. ハードディスク ドライブのファイルをバックアップします。バックアップをとったメディア は、保管中または運搬中に、電気や磁気の影響を受けないよう気をつけます。 注記: ハードディスク ドライブは、システムの電源が切れると自動的にロックされます。 JAWW 2. すべてのリムーバブル メディアを取り出して保管します。 3. コンピューターと外部装置の電源を切ります。 4. 電源コンセントから電源コードを抜き取り、次にコンピューターからも抜き取ります。 5. 外付けデバイスの電源コードを電源コンセントから抜いてから、外付けデバイスからも抜き取り ます。 6.
索引 D DIMM.