HP ProBook Notebook PC ユーザー ガイド
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安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関す る規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 機能 ハードウェアの確認 ............................................................................................................................. 1 表面の各部 ........................................................................................................................... 1 タッチパッド ....................................................................................................... 1 ランプ .................................................................................................................
無線 LAN 接続が非常に弱い場合 ....................................................................................... 26 無線ルーターに接続できない場合 ..................................................................................... 26 ローカル エリア ネットワーク(LAN)への接続 .............................................................................. 28 3 ポインティング デバイスおよびキーボード ポインティング デバイスの使用 ........................................................................................................ 29 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ......................
オプティカル ディスク(CD または DVD)の取り出し ................................................... 49 Web カメラ ........................................................................................................................................ 51 Web カメラのプロパティの調整 ....................................................................................... 51 5 電源の管理 電源オプションの設定 ....................................................................................................................... 53 省電力設定の使用 .....................
ハードドライブ パフォーマンスの向上 ............................................................................................. 71 [ディスク デフラグ]の使用 ................................................................................................ 71 [ディスク クリーンアップ]の使用 ..................................................................................... 71 [HP 3D DriveGuard]の使用 ................................................................................................................. 72 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 ..........
ウィルス対策ソフトウェアの使用 ................................................................................................... 104 ファイアウォール ソフトウェアの使用 ........................................................................................... 105 緊急セキュリティ アップデートのインストール ............................................................................. 106 [HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュリティ マネージャー)の使用(一 部のモデルのみ) ............................................................................................
[File](ファイル)メニュー ............................................................................................. 129 [Security](セキュリティ)メニュー ............................................................................... 129 System Diagnostics Menu(システム診断メニュー) .................................................... 130 [System Configuration](システム コンフィギュレーション)メニュー ........................ 131 索引 ........................................................................................................................
1 機能 ハードウェアの確認 お使いのコンピューターに付属しているコンポーネントは、国や地域、およびモデルによって異なる 場合があります。この章の図には、ほとんどのモデルに共通の機能が示されています。 コンピューターに取り付けられているハードウェアの一覧を参照するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コンピュータ]→[システムのプロパティ]の順に選択します。 2.
名称 説明 (1) タッチパッド* ポインターを移動して、画面上の項目を選択したり、アクティブ にしたりします (2) 左のタッチパッド ボタン* 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) タッチパッドのスクロール ゾーン 画面を上下にスクロールします (4) 右のタッチパッド ボタン* 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します *この表では初期設定の状態について説明しています。ポインティング デバイスの設定を表示したり変更したりするには、 [スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[マウス]の順に選択します 2 第 1 章 機能
ランプ 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態になっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハイバ ネーション状態になっています (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっています (3) 無線ランプ ● 青色:無線ローカル エリア ネットワーク(WLAN)デバイ ス、HP モバイル ブロードバンド モジュール(一部のモデル のみ)、または Bluetooth®デバイスなどの内蔵無線デバイス がオンになっています ● オレンジ色に点灯:すべての無線デバイスがオフになってい ます ● 点灯:[HP FastLook]がオンになっています ● 消灯:[HP FastLook]がオフになっています ● 点灯:[HP QuickWeb]がオンになっています ● 消灯:[HP QuickWeb]がオフになっています (4) (5) FastLook ランプ QuickWeb ランプ ボタンおよび指紋認証システム(一部のモデル
名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを 押すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを 押すと、電源が切れます 注記: 電源ボタンでコンピューターをシャットダ ウンすることもできますが、Windows の[シャット ダウン]コマンドを使用した手順をおすすめします ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短 く押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボ タンを短く押すと、ハイバネーションが終了します コンピューターが応答せず、Windows のシャットダウン 手順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押し たままにすると、コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、[スタート]→[コントロー ル パネル]→[システムとメンテナンス]→[電源オプショ ン]の順に選択します (2) 無線ボタン 無線機能をオンまたはオフにしますが、無線接続は確立 されません (3) FastLook ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにこのボタ ンを
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を表示し ます (2) ファンクション キー fn キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステ ムの機能を実行します (3) fn キー ファンクション キーまたは esc キーと組み合わせて押すことに よって、頻繁に使用するシステムの機能を実行します (4) Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示します (5) Windows アプリケーション キー ポインターを置いた項目のショートカット メニューを表示します (6) 内蔵テンキー 内蔵テンキーが有効になっているときは、外付けテンキーと同様 に使用できます。上の図は英語版のキー配列です。日本語版の キー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキーの位置は同じで す。fn キーと num lk キーを一緒に押すと、内蔵テンキーの有効/ 無効が切り替わります (7) num lk キー fn キーと一緒に押すと、内蔵テンキーの有効/無効が切り替わりま す ハードウェアの確認 5
前面の各部 名称 (1) 説明 ドライブ ランプ ● 白色に点灯:ハードドライブにアクセスしています ● オレンジ色に点灯:[HP 3D DriveGuard]によってハードドラ イブが一時停止しています (2) スピーカー(×2) サウンドを出力します (3) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、コン ピューターのファンは自動的に作動します。通常の操作を行って いるときに内部ファンが回転したり停止したりしますが、これは 正常な動作です 右側面の各部 名称 (1) 説明 メディア スロット 以下のフォーマットの別売のメディア カードに対応しています ● マルチメディアカード(MMC) ● SD(Secure Digital)メモリーカード (2) 電源供給機能付き USB コネクタ 電源供給機能付き USB ケーブルを接続すると、別売の外付けオプ ティカル ドライブなどの USB デバイスに電源を供給できます (3) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ/オー ディオ入力(
名称 説明 (4) USB コネクタ(×2) 別売の USB デバイスを接続します (5) セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接続しま す 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、 コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防ぐものではあ りません 左側面の各部 名称 (1) 説明 バッテリ ランプ ● オレンジ色に点灯:バッテリが充電中です ● 白色に点灯:バッテリが完全充電時に近い状態です ● オレンジ色で点滅:コンピューターの電源としてバッテリの みを使用していて、ロー バッテリ状態になっています。完 全なロー バッテリ状態になった場合は、バッテリ ランプが すばやく点滅し始めます ● 消灯:コンピューターが外部電源に接続されている場合、コ ンピューターに装着されているすべてのバッテリが完全に充 電されると、このランプは消灯します。コンピューターが外 部電源に接続されていない場合は、ロー バッテリ状態にな るまでランプは消灯したままです (2) 電源コネクタ AC アダプターを
裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (2) SIM スロット(一部のモデルのみ) 無線 SIM(Subscriber Identity Module)カードがあります。SIM スロットは、バッテリ ベイの中にあります (3) 通気孔(×6) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通しま す 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、コン ピューターのファンは自動的に作動します。通常の操作を行って いるときに内部ファンが回転したり停止したりしますが、これは 正常な動作です 8 (4) ハードドライブ ベイ ハードドライブが装着されています。また、メモリ モジュール ス ロットがあります (5) バッテリ リリース ラッチ バッテリ ベイからバッテリを取り外します 第 1 章 機能
ディスプレイの各部 名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じる と、ディスプレイの電源が切れてスリープが開始します 注記: (2) 内蔵マイク(×2) このスイッチはコンピューターの外側からは見えません サウンドを録音します 注記: それぞれのマイク開口部の横のマイク アイコンは、コン ピューターにマイクが内蔵されていることを示しています (3) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします ハードウェアの確認 9
無線アンテナ(一部のモデルのみ) 名称 説明 (1) 無線 WAN アンテナ(×2)*(一部のモデルの み) 無線ワイドエリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する無線信 号を送受信します (2) 無線 LAN アンテナ(×2)*(一部のモデルの み) 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線 信号を送受信します *アンテナはコンピューターの外側からは見えません。転送が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲には障害物を 置かないでください。 お住まいの地域の無線に関する規定情報については、 『規定、安全、および環境に関するご注意』を 参照してください。これらの規定情報には、[ヘルプとサポート]からアクセスできます 10 第 1 章 機能
その他のハードウェア コンポーネント 名称 説明 (1) 電源コード* AC アダプターを電源コンセントに接続します (2) AC アダプター AC 電源を DC 電源に変換します (3) バッテリ* コンピューターが外部電源に接続されていないときに、コンピュー ターに電力を供給します *バッテリおよび電源コードは、国や地域によって外観が異なります。このコンピューターを日本国内で使用する場合は、製 品に付属の電源コードをお使いください。付属の電源コードは、他の製品では使用できません ラベルの確認 コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決したり、コンピューターを日本 国外で使用したりするときに必要な情報が記載されています。 ● シリアル番号ラベル:サポート窓口にお問い合わせいただくときに必要となる重要な情報が記載 されています。シリアル番号ラベルは、バッテリ ベイ内に貼付されています。 ラベルの確認 11
名称 12 (1) 製品名 (2) シリアル番号 (3) 製品番号 (4) 保証期間 (5) モデルの説明(一部のモデルのみ) ● Microsoft® Certificate of Authenticity:Windows のプロダクト キー(Product Key、Product ID) が記載されています。プロダクト キーは、オペレーティング システムのアップデートやトラブ ルシューティングのときに必要になる場合があります。このラベルは、コンピューターの裏面に 貼付されています。 ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。規定ラベルは、バッテ リ ベイ内に貼付されています。 ● 無線認定/認証ラベル(一部のモデルのみ) :オプションの無線デバイスに関する情報と、認定各 国または各地域の一部の認定マークが記載されています。1 つ以上の無線デバイスを使用してい る機種には、1 つ以上の認定ラベルが貼付されています。日本国外でモデムを使用するときに、 この情報が必要になる場合があります。無線認定/認証ラベルは、コンピューターの裏面に貼付 されています
2 無線およびローカル エリア ネットワーク 無線デバイスの使用 無線技術では、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げいただいた コンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つ以上内蔵されています。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エ リア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続 します。無線 LAN では、各モバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポイント と通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール:モバイル ネットワーク事業者のサービスが利用でき る場所であればどこでも情報にアクセスできる、無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN) デバイスです。無線 WAN では、各モバイル デバイスはモバイル ネットワーク事業者の基地局 と通信します。モバイル ネットワーク事業者は、地理的に広い範囲に基地局(携帯電話の通信 塔に似ていま
無線アイコンとネットワーク アイコンの確認 アイコン 名前 説明 無線(接続済み) コンピューターのハードウェアとしての無線ランプおよび無線ボタン の位置を示します。ソフトウェアとしては、コンピューター上の[HP Wireless Assistant]ソフトウェアを示し、また 1 つ以上の無線デバイ スがオンになっていることを表します 無線(切断済み) コンピューター上の[HP Wireless Assistant]ソフトウェアおよびすべて の無線デバイスがオフになっていることを示します HP Connection Manager [HP Connection Manager]を開きます。[HP Connection Manager]で は、HP モバイル ブロードバンド デバイスを使用した接続を作成でき ます(一部モデルのみ) ネットワーク ステー タス(接続済み) 1 つ以上のネットワーク ドライバーがインストールされていて、1 つ 以上のネットワーク デバイスがネットワークに接続されていることを 示します ネットワーク ステー タス(切断済み) 1 つ以上のネットワーク ドライバ
注記: 無線デバイスが[Computer Setup]で無効になっている場合、そのデバイスが再び有効に設定 されるまで、無線ボタンは機能しません。 [HP Wireless Assistant]ソフトウェアの使用(一部のモデルのみ) 無線デバイスは、[HP Wireless Assistant]ソフトウェアを使用してオンとオフを切り替えることができ ます。無線デバイスが[Computer Setup]で無効になっている場合、[HP Wireless Assistant]を使用して そのデバイスのオンとオフを切り替えるには、最初に[Computer Setup]で有効に設定しなおしておく 必要があります。 注記: 無線デバイスを有効にしても(オンにしても) 、コンピューターがネットワークまたは Bluetooth 対応デバイスに自動的に接続されるわけではありません。 無線デバイスの状態を表示するには、タスクバーの右端の通知領域にある無線アイコンの上にマウ ス ポインターを置きます。 注記: 無線アイコンを表示するには、通知領域の[隠れているインジケーターを表示します]アイコ ン([<]または[<<])をクリッ
オペレーティング システムの制御機能の使用 一部のオペレーティング システムでは、オペレーティング システム自体の機能として内蔵無線デバ イスと無線接続を管理する方法が提供されています。たとえば、Windows では、[ネットワークと共 有センター]によって、接続またはネットワークのセットアップ、ネットワークへの接続、無線ネット ワークの管理、および接続の診断と修復が行えます。 [ネットワークと共有センター]にアクセスするには、[スタート]→[コントロール パネル]→[ネットワー クとインターネット]→[ネットワークと共有センター]の順に選択します。 詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してください。アクセスするには、[スタート]→[ヘルプとサポー ト]の順に選択します。 無線 LAN の使用(一部のモデルのみ) 無線 LAN デバイスを使用すると、無線ルーターまたは無線アクセス ポイントによってリンクされ た、複数のコンピューターおよび周辺機器で構成されている無線ローカル エリア ネットワーク(無 線 LAN)にアクセスできます。 注記: 無線ルーターと無線アクセス ポイントという用語は、同じ意味で使用さ
お使いのネットワークを拡張する場合、インターネットのアクセス用に新しい無線または有線のコン ピューターをネットワークに追加できます。 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元または ISP から提供されている情報 を参照してください。 無線 LAN の保護 無線 LAN の標準仕様に備わっているセキュリティ機能は限られていて、基本的には大規模な攻撃では なく簡単な盗聴を防ぐための機能しかありません。そのため、無線 LAN には、既知でよく確認されて いるセキュリティの脆弱性があると認識しておくことが大切です。 「無線 LAN スポット」と呼ばれるインターネット カフェや空港などで利用できる公衆無線 LAN で は、セキュリティ対策が取られていないことがあります。公共の場でのセキュリティと匿名性を高め る新しい技術は、無線デバイスの製造元や無線 LAN スポットのサービス プロバイダーによって開発 されている段階です。無線 LAN スポットを利用するときにコンピューターのセキュリティに不安があ る場合は、ネットワークに接続しての操作を、重要でない電子メールや基本的なネット サーフィン程
key integrity protocol)を使用してパケットごとに新しいキーを動的に生成します。また、 ネットワーク上にあるコンピューターごとに異なるキーのセットを生成します。 ● ネットワークを閉じる 可能であれば、ネットワーク名(SSID)が無線トランスミッタによってブロードキャスト(送 信)されないようにします。ほとんどのネットワークは、最初にネットワーク名をブロードキャ ストして、利用可能であることを近くのコンピューターに伝えます。ネットワークを閉じれば、 お使いのネットワークの存在が他のコンピューターから知られにくくなります。 注記: ネットワークを閉じて SSID がブロードキャストされないようにした場合、新しいコン ピューターをネットワークに接続するには、その SSID を知っているか覚えていることが必要に なります。SSID を書き留めて、許可のない人の目に触れない安全な場所に保管してから、ネッ トワークを閉じるようにしてください。 無線 LAN への接続 無線 LAN に接続するには、以下の操作を行います。 1.
近くにある公共無線 LAN の一覧については、ISP に問い合わせるか Web を検索してください。公共 無線 LAN の一覧を掲載している Web サイトは、 「無線 LAN スポット」などのキーワードで検索でき ます。それぞれの公共無線 LAN の場所について、費用と接続要件を確認します。 企業無線 LAN へのコンピューターの接続について詳しくは、ネットワーク管理者または IT 部門に問 い合わせてください。 他のネットワークへのローミング お使いのコンピューターを他の無線 LAN が届く範囲に移動すると、Windows はそのネットワークへ の接続を試みます。接続の試行が成功すると、お使いのコンピューターは自動的にそのネットワーク に接続されます。新しいネットワークが Windows によって認識されなかった場合は、お使いの無線 LAN に接続するために最初に行った操作をもう一度実行してください。 無線 LAN の使用(一部のモデルのみ) 19
HP モバイル ブロードバンドの使用(一部のモデルおよび一部 の国や地域のみ) HP モバイル ブロードバンドを使用すると、コンピューターで無線ワイド エリア ネットワーク (WWAN)を使用できるため、無線 LAN の使用時よりも、より多くの場所のより広い範囲からイン ターネットにアクセスできます。HP モバイル ブロードバンドを使用するには、ネットワーク サービ ス プロバイダー(モバイル ネットワーク事業者と呼ばれます)と契約する必要があります。ネット ワーク サービス プロバイダーは、ほとんどの場合、携帯電話事業者です。HP モバイル ブロードバ ンドの対応範囲は、携帯電話の通話可能範囲とほぼ同じです。 モバイル ネットワーク事業者のサービスを利用して HP モバイル ブロードバンドを使用すると、出張 や移動中、または無線 LAN スポットの範囲外にいるときでも、インターネットへの接続、電子メール の送信、および企業ネットワークへの接続が常時可能になります。 HP は、以下のテクノロジをサポートしています。 ● HSPA(High Speed Packet Access)は、GSM(Global S
3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 6. バッテリを取り外します。 7. SIM を SIM スロットに挿入し、しっかり固定されるまでそっと押し込みます。 8. バッテリを取り付けなおします。 注記: バッテリを装着しなおさないと、HP モバイル ブロードバンドは無効になります。 9. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 10. コンピューターの電源を入れます。 SIM の取り出し SIM を取り出すには、以下の操作を行います。 1. コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が切れているかハイバネーショ ン状態なのかわからない場合は、まず電源ボタンを押してコンピューターの電源を入れます。次 にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 2. ディスプレイを閉じます。 3.
7. SIM をいったんスロットに押し込んで(1) 、固定を解除してから取り出します(2) 。 8. バッテリを取り付けなおします。 9. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 10.
Bluetooth 無線デバイスの使用 Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従 来の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、PDA) ● 電話機(携帯、コードレス、スマート フォン) ● イメージング デバイス(プリンター、カメラ) ● オーディオ デバイス(ヘッドセット、スピーカー) Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN(Personal Area Network)を設定できるピアツー ピア機能を提供します。Bluetooth デバイスの設定と使用方法については、Bluetooth ソフトウェアの ヘルプを参照してください。 Bluetooth とインターネット接続共有(ICS) ホストとして 1 台のコンピューターに Bluetooth を設定し、そのコンピューターをゲートウェイとし て利用して他のコンピューターがインターネットに接続できるようにすることは、HP ではおすすめ しません。Bluetooth を使用して 2
無線接続に関する問題のトラブルシューティング 無線接続に関する問題の原因として、以下のようなものが考えられます。 ● 無線デバイスのインストールに失敗した、または無線デバイスが無効である。 ● 無線デバイスまたはルーターのハードウェアが故障した。 ● ネットワーク設定(SSID またはセキュリティ)が変更された。 ● 無線デバイスが他のデバイスからの干渉を受けている。 注記: 無線ネットワーク デバイスは、一部のモデルにのみ搭載されています。無線ネットワーク機 能がコンピューターの基本機能として搭載されていない場合は、無線ネットワーク デバイスを購入し てコンピューターに追加できます。 ネットワーク接続の問題を解決する可能性のある方法を 1 つずつ実行する前に、すべての無線デバイ スについて、デバイス ドライバーがインストールされていることを確認してください。 使用したいネットワークに接続できないコンピューターの診断および修復を行うには、この章で説明 する手順を実行してください。 無線 LAN 接続を作成できない場合 無線 LAN への接続で問題が発生している場合は、内蔵無線 LAN デバイ
優先ネットワークに接続できない場合 Windows では、問題のある無線 LAN 接続を自動で修復できます。 ● タスク バー右端の通知領域にネットワーク ステータス アイコンがある場合は、そのアイコンを 右クリックして、メニューから[診断と修復]をクリックします。 Windows は、ネットワーク デバイスをリセットし、優先ネットワークの 1 つに再接続を試みま す。 ● ネットワーク ステータス アイコンの上に[x]が表示されている場合は、1 つ以上の無線 LAN ドラ イバーまたは LAN ドライバーがインストールされているものの、コンピューターは接続されて いない状態です。 ● ネットワーク ステータス アイコンが通知領域に表示されていない場合は、以下の操作を行いま す。 1. [スタート]をクリックし、[検索の開始]ボックスに「ネットワークと共有」と入力します。 2. 検索結果の一覧から、[ネットワークと共有センター]をクリックします。 3.
れているネットワークに接続するには、現在のコードが必要になります。SSID およびネットワーク キーは半角英数字のコードで、ネットワークに対してお使いのコンピューターを認証します。 ● お使いの無線ルーターに接続されているネットワークの場合は、そのルーターの説明書を参照 し、ルーターと無線 LAN デバイスの両方に同じ SSID コードを設定します。 ● 会社のネットワークや、公開インターネット チャットなどのプライベート ネットワークの場合 は、ネットワーク管理者に問い合わせてそれらのコードを入手し、コードの入力を求める画面が 表示されたときに入力します。 ネットワークによっては、ルーターやアクセス ポイントで使用されている SSID を定期的に変更 して、セキュリティの向上を図っている場合があります。この変更に応じて、対応するコードを お使いのコンピューターで変更する必要があります。 以前に接続したことがあるネットワーク用に新しいネットワーク キーや SSID が提供されている場 合、そのネットワークに接続するには、以下の操作を行います。 1.
それでもコンピューターが無線 LAN に接続できない場合は、無線ルーターを再起動してください。詳 しくは、ルーターの製造元の説明書を参照してください。 無線接続に関する問題のトラブルシューティング 27
ローカル エリア ネットワーク(LAN)への接続 ローカル エリア ネットワーク(LAN)に接続するには、8 ピンの RJ-45 ネットワーク ケーブル(別 売)を使用する必要があります。ネットワーク ケーブルに、テレビやラジオからの電波障害を防止す るノイズ抑制コア(1)が取り付けられている場合は、コアが取り付けられている方のケーブルの端 (2)をコンピューター側に向けます。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1. ネットワーク ケーブルをコンピューター本体のネットワーク コネクタに差し込みます(1)。 2.
3 ポインティング デバイスおよびキーボー ド ポインティング デバイスの使用 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定を カスタマイズするには、Windows の[マウスのプロパティ]を使用します。 [マウスのプロパティ]にアクセスするには、[スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサ ウンド]→[マウス]の順に選択します。 タッチパッドの使用 ポインターを移動するには、タッチパッドの表面でポインターを移動したい方向に指をスライドさせ ます。タッチパッド ボタンは、外付けマウスの左右のボタンと同様に使用します。タッチパッドのス クロール ゾーンを使用して画面を上下にスクロールするには、スクロール ゾーンの線上で指を上下 にスライドさせます。 注記: ポインターの移動にタッチパッドを使用している場合、まずタッチパッドから指を離し、そ の後でスクロール ゾーンに指を置きます。タッチパッドからスクロール ゾーンへ指を動かすだけで は、スクロール機能はアクティブになりません。 外付けマウスの接続 US
機能 ホットキー システム情報を表示する fn + esc [ヘルプとサポート]を表示する fn + f1 印刷オプション ウィンドウを開く fn + f2 画面を切り替える fn + f4 スリープを開始する fn + f5 [QuickLock]を起動する fn + f6 画面の輝度を下げる fn + f7 画面の輝度を上げる fn + f8 スピーカーの音を消すまたは元に戻す fn + f9 スピーカーの音量を下げる fn + f11 スピーカーの音量を上げる fn + f12 ホットキー コマンドをコンピューターのキーボードで使用するには、以下のどちらかの操作を行いま す。 ● 短く fn キーを押してから、ホットキー コマンドの 2 番目のキーを短く押します。 または ● fn キーを押しながら、ホットキー コマンドの 2 番目のキーを短く押し、両方のキーを同時に離 します。 システム情報を表示する fn + esc ホットキーを押すと、システムのハードウェア コンポーネントおよびシステム BIOS のバー ジョン番号に関する情報が表示されます
fn + esc ホットキーで表示される画面では、システム BIOS のバージョンは BIOS の日付として表示 されます。一部の機種では、BIOS の日付は 10 進数形式で表示されます。BIOS の日付はシステム ROM のバージョン番号と呼ばれることもあります。 [ヘルプとサポート]を表示する fn + f1 ホットキーを押すと、[ヘルプとサポート]が表示されます。 [ヘルプとサポート]では、お使いのオペレーティング システムに関する情報の他に、以下の情報およ びツールも提供しています。 ● お使いのコンピューターに関する情報(モデルとシリアル番号、インストールされているソフト ウェア、ハードウェア コンポーネント、仕様など) ● コンピューターの使用方法に関する質問への回答 ● コンピューターと Windows の機能の使い方を学ぶためのチュートリアル ● コンピューターの Windows オペレーティング システム、ドライバー、およびソフトウェアの アップデート ● コンピューターの機能のチェック ● 対話形式による自動的なトラブルの解決方法、修復方法、およびシステムの復元手
印刷オプション ウィンドウを開く アクティブな Windows アプリケーションの印刷オプション ウィンドウを開くには、fn + f2 を押しま す。 32 第 3 章 ポインティング デバイスおよびキーボード
画面を切り替える システムに接続されているディスプレイ デバイス間で画面を切り替えるには、fn + f4 を押します。 たとえば、コンピューターに外付けモニターを接続している場合に fn + f4 を押すと、コンピューター 本体のディスプレイ、外付けモニターのディスプレイ、コンピューター本体と外付けモニターの両方 のディスプレイのどれかに表示画面が切り替わります。 ほとんどの外付けモニターは、外付け VGA ビデオ方式を使用してコンピューターからビデオ情報を 受け取ります。fn + f4 ホットキーでは、コンピューターからビデオ情報を受信する他のデバイスとの 間でも表示画面を切り替えることができます。 以下のビデオ伝送方式が fn + f4 ホットキーでサポートされます。かっこ内は、各方式を使用するデ バイスの例です。 ● LCD(コンピューター本体のディスプレイ) ● 外部 VGA(ほとんどの外付けモニター) ● S ビデオ(S ビデオ入力コネクタが装備されているテレビ、ビデオ カメラ、DVD プレーヤー、 ビデオ デッキ、およびビデオ キャプチャ カード) ● HDMI(HDMI コネクタを
スリープを開始する 注意: 情報の損失を防ぐために、スリープを開始する前に必ずデータを保存してください スリープを開始するには、fn + f5 を押します。 スリープを開始すると、情報がシステム メモリに保存され、画面表示が消えて節電モードになりま す。コンピューターがスリープ状態のときは電源ランプが点滅します。 スリープを開始するには、コンピューターの電源が入っている必要があります。 注記: コンピューターがスリープ状態のときに完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピュー ターはハイバネーションを開始して、メモリ内の情報をハードドライブに保存します完全なロー バッ テリの状態になった場合の出荷時設定はハイバネーションですが、この設定は、Windows の[コント ロール パネル]の[電源オプション]で変更できます。 スリープ状態を終了するには、電源ボタンを短く押すか、またはキーボードの任意のキーを押しま す。 fn + f5 ホットキーの機能は変更が可能です。たとえば、スリープではなくハイバネーションを開始す るように fn + f5 ホットキーを設定できます。 注記: Windows オペレーティン
[QuickLock]を開始する fn + f6 ホットキーを押すと、[QuickLock]のセキュリティ機能が起動します。 [QuickLock]はオペレーティング システムの[ログオン]ウィンドウを表示して、情報を保護します。[ロ グオン]ウィンドウが表示されているときには、Windows のユーザー パスワードまたは Windows の管 理者パスワードが入力されるまでコンピューターにアクセスできません 注記: [QuickLock]を使用する前に、Windows のユーザー パスワード、または Windows の管理者パ スワードを設定する必要があります。詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してください [QuickLock]を使用するには、fn + f6 キーを押して[ログオン]ウィンドウを表示し、コンピューターを ロックします。コンピューターにアクセスするには、画面の説明に沿って Windows のユーザー パス ワードまたは Windows の管理者パスワードを入力します。 画面の輝度を下げる fn + f7 ホットキーを押すと、画面の輝度が下がります。このホットキーを押し続けると、輝度が一定
[HP FastLook 3]の使用 [HP FastLook 3]を使用して、[Microsoft Outlook]にある予定表、連絡先、受信トレイ、および仕事の 情報をコンピューターのハードドライブに保存できます。コンピューターの電源が切れているとき、 またはハイバネーション状態のときにコンピューターの FastLook ボタンを押すと、オペレーティン グ システムの再起動を待たなくてもこれらの情報をすぐに表示できます。 [HP FastLook 3]を使用すると、コンピューターを再起動することなく、連絡先情報、予定表のイベン ト、電子メール情報、および仕事を管理できます。 注記: [HP FastLook 3]は、Windows Vista®のスリープ状態をサポートしていません。 [HP FastLook 3]の設定および使用方法について詳しくは、[HP FastLook 3]ソフトウェアのヘルプを参 照してください。 テンキーの使用 お使いのコンピューターには、テンキーが内蔵されています。また、別売の外付けテンキーや、テン キーを備えた別売の外付けキーボードも使用できます。 名称 説明 (1)
内蔵テンキーの有効/無効の切り替え 内蔵テンキーを有効にするには、fn + num lk キーを押します。fn + num lk をもう一度押すと、通常 の文字入力機能に戻ります。 注記: 外付けキーボードまたはテンキーがコンピューター、別売のドッキング デバイス、または別 売の拡張製品に接続されている場合、内蔵テンキーは機能しません。 内蔵テンキーの機能の切り替え fn キーまたは fn + shift キーを使用して、内蔵テンキーの通常の文字入力機能とテンキー機能とを一 時的に切り替えることができます。 ● テンキーが無効のときに、テンキーからの入力をテンキー機能(数字等の入力)に変更するに は、fn キーを押しながらテンキーを押します。 ● テンキーが有効のときに、テンキーの文字入力機能を一時的に使用するには、以下の操作を行い ます。 ◦ 小文字を入力するには、fn キーを押しながら文字を入力します。 ◦ 大文字を入力するには、fn + shift キーを押しながら文字を入力します。 別売の外付けテンキーの使用 通常、外付けテンキーのほとんどのキーは、Num Lock がオンのときとオフ
4 マルチメディア マルチメディア機能 お使いのコンピューターには、音楽を再生したり画像を表示したりできるマルチメディア機能が含ま れています。また、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合があります。 ● 音楽を再生する内蔵スピーカー ● 独自のオーディオを録音するための内蔵マイク ● 動画を撮影したり共有したりできる内蔵 Web カメラ ● 音楽、動画および画像の再生と管理を行うことができるプリインストール済みのマルチメディ ア ソフトウェア ● ボリューム コントロールに関する操作をすばやく行うことのできるホットキー 注記: お使いのコンピューターによっては、一覧に記載されていても、一部のコンポーネントが含 まれていない場合があります。 ここでは、お使いのコンピューターに含まれているマルチメディア コンポーネントを確認する方法、 およびマルチメディア コンポーネントを使用する方法について説明します。 マルチメディア コンポーネントの確認 以下の図と表で、コンピューターのマルチメディア機能について説明します。 38 第 4 章 マルチメディア
名称 説明 (1) 内蔵マイク(×2) サウンドを録音します (2) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします (3) スピーカー(×2) サウンドを出力します (4) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ/オー ディオ入力(マイク)コネクタ 別売の電源付きステレオ スピーカー、ヘッドフォン、イヤフォ ン、またはヘッドセットを接続したときに、サウンドを出力しま す。別売のヘッドセット マイクもここに接続します 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量 の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、またはヘッド セットを使用してください。安全に関する情報について詳しく は、 『規定、安全、および環境に関するご注意』を参照してくだ さい。 注記: ヘッドフォン コネクタにデバイスを接続すると、コン ピューター本体のスピーカーは無効になります マルチメディア機能 39
音量の調整 音量の調整には、以下のどれかを使用します。 ● ● コンピューターの音量ホットキー:fn キー(1)と、f9(2) 、f11(3) 、f12(4)のどれかのファ ンクション キーとの組み合わせです。 ◦ 音を消したり元に戻したりするには、fn + f9 を押します。 ◦ 音量を下げるには、fn + f11 を押します。 ◦ 音量を上げるには、fn + f12 を押します。 Windows の[ボリューム コントロール]: a. タスクバーの右端の通知領域にある[音量]アイコンをクリックします。 b. 音量を調整するには、スライダーを上下に移動します。[ミュート]アイコンをクリックする と、音が出なくなります。 または a. タスクバーの右端の通知領域にある[音量]アイコンを右クリックして、[音量ミキサーを開 く]をクリックします。 b. スピーカー列で音量を調整するには、音量スライダーを上下に移動します。[ミュート]アイ コンをクリックして音を消すこともできます。 [音量]アイコンが通知領域に表示されない場合は、以下の操作を行って表示します。 40 a.
● c. [システム]アイコンの下の[音量]チェックボックスにチェックを入れます。 d.
オーディオ お使いのコンピューターでは、以下のようなさまざまなオーディオ機能を使用できます。 ● コンピューター本体のスピーカーまたは接続した外付けスピーカーを使用した、音楽の再生 ● 内蔵マイクまたは接続した外付けマイクを使用した、サウンドの録音 ● インターネットからの音楽のダウンロード ● オーディオと画像を使用したマルチメディア プレゼンテーションの作成 ● インスタント メッセージ プログラムを使用したサウンドと画像の送信 ● ラジオ番組のストリーミング(一部のモデルのみ)または FM ラジオ信号の受信 ● 外付けオプティカル ドライブを使用したオーディオ CD の作成(書き込み) 外付けオーディオ デバイスの接続 警告! 突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量の調節を行ってからヘッドフォン、 イヤフォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規 定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください 外付けスピーカー、ヘッドフォン、マイクなどの外付けデバイスの接続方法については、デバイスの 製造元から提供される情報を参照
注記: 良好な録音結果を得るため、直接マイクに向かって話し、雑音がないように設定して録音し ます。 ▲ コンピューターのオーディオ設定を確認または変更するには、タスクバー上の[サウンド]アイコ ンを右クリックするか、[スタート]→[コントロール パネル]→[オーディオ]の順に選択します。 オーディオ 43
動画 お使いのコンピューターでは、以下のさまざまな動画機能を使用できます。 ● 動画の再生 ● インターネットを介したゲーム ● プレゼンテーションの作成のための画像や動画の編集 ● 外付けビデオ デバイスの接続 外付けモニターまたはプロジェクターの接続 お使いのコンピューターには外付けモニター コネクタと DisplayPort の両方があり、外付けモニター およびプロジェクターを接続できます。 外付けモニター コネクタの使用 外付けモニター コネクタは、外付け VGA モニターや VGA プロジェクターなどの外付け VGA ディス プレイ デバイスをコンピューターに接続するためのコネクタです。外付けモニター コネクタはアナ ログ ディスプレイ インターフェイスです。 ▲ VGA ディスプレイ デバイスを接続するには、デバイスのケーブルを外付けモニター コネクタに 接続します。 注記: 外付けディスプレイ デバイスを正しく接続しても画面が表示されない場合は、fn + f4 キー を押して、ディスプレイ デバイスに画面を切り替えます。fn + f4 キーを繰り返し押すと、コンピュー ター
▲ デジタル ディスプレイ デバイスを接続するには、デバイスのケーブルを DisplayPort に接続しま す。 注記: 外付けディスプレイ デバイスを正しく接続しても画面が表示されない場合は、fn + f4 キー を押して、ディスプレイ デバイスに画面を切り替えます。fn + f4 キーを繰り返し押すと、コンピュー ター本体のディスプレイとデバイスとで表示画面が切り替わります。 動画 45
外付けオプティカル ドライブ 外付けオプティカル ドライブ(別売)は、コンピューターの機能を拡張します。外付けオプティカ ル ドライブを使用すると、データ ディスクの読み取り、音楽の再生や映画の鑑賞が可能になります。 外付けオプティカル ドライブの確認 ▲ [スタート]→[コンピュータ]の順に選択します。 接続されている外付けオプティカル デバイスを含む、お使いのコンピューターにインストールされて いるすべてのデバイスの一覧が表示されます。 音楽の再生 注記: 以下の手順を開始する前に、外付けオプティカル ドライブがコンピューターに接続されてい ることを確認します。 1. コンピューターの電源を入れます。 2. 外付けオプティカル ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押して、ディス ク トレイが少し押し出された状態にします。 3. トレイを引き出します(2)。 4.
注記: ディスクの挿入後、プレーヤーの起動まで少し時間がかかりますが、これは通常の動作で す。 ディスクの再生中にスリープまたはハイバネーションを間違えて開始した場合、以下のことが発生し ます。 ● 再生が中断する場合があります。 ● 続行するかどうかを確認する警告メッセージが表示される場合があります。このメッセージが表 示されたら、[いいえ]をクリックします。 ● CD または DVD を再起動し、オーディオまたは動画の再生を再開しなければならない場合があ ります。 動画の再生 外付けオプティカル ドライブを使用し、ディスクの動画を再生できます。 注記: 以下の手順を開始する前に、外付けオプティカル ドライブがコンピューターに接続されてい ることを確認します。 1. コンピューターの電源を入れます。 2. 外付けオプティカル ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押して、ディス ク トレイが少し押し出された状態にします。 3. トレイを引き出します(2) 。 4.
注記: ディスクの挿入後、プレーヤーの起動まで少し時間がかかりますが、これは通常の動作で す。起動するメディア プレーヤーをあらかじめ選択していない場合は、[自動再生]ダイアログ ボック スが開き、メディア コンテンツの使用方法を選択するように要求されます。 DVD の地域設定の変更 著作権で保護されているファイルを使用する多くの DVD には地域コードがあります。地域コードに よって著作権は国際的に保護されます。 地域コードがある DVD を再生するには、DVD の地域コードが DVD ドライブの地域の設定と一致し ている必要があります。 注意: DVD ドライブの地域設定は、5 回までしか変更できません。 5 回目に選択した地域設定が、DVD ドライブの最終的な地域設定になります。 ドライブで地域設定を変更できる残りの回数が、[DVD 地域]タブに表示されます。 オペレーティング システムで設定を変更するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コンピュータ]→[システムのプロパティ]の順に選択します。 2.
● 通常、CD-RW または DVD-RW は、データ ファイルの書き込みや、変更できない CD または DVD に書き込む前のオーディオまたはビデオ録画のテストに最適です。 ● 通常、家庭用のシステムで使用される DVD プレーヤーは、すべての DVD フォーマットに対応し ているわけではありません。対応しているフォーマットの一覧については、DVD プレーヤーに 付属している説明書を参照してください。 ● MP3 ファイルは他の音楽ファイル形式よりファイルのサイズが小さく、MP3 ディスクを作成す るプロセスはデータ ファイルを作成するプロセスと同じです。MP3 ファイルは、MP3 プレー ヤーまたは MP3 ソフトウェアがインストールされているコンピューターでのみ再生できます。 CD または DVD にデータを書き込むには、以下の操作を行います。 1. 元のファイルを、ハードドライブのフォルダーにダウンロードまたはコピーします。 2. 空の CD または DVD を外付けのオプティカル ドライブに挿入します。 3.
2. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 3.
Web カメラ お使いのコンピューターには、ディスプレイの上部に Web カメラが内蔵されています。さまざまな ソフトウェアと共にこの Web カメラを使用すると、以下のような機能を使用できます。 ● 動画のキャプチャ ● インスタント メッセージ ソフトウェアを使用した動画のストリーミング ● 静止画像の撮影 注記: 内蔵 Web カメラに対応するソフトウェアの使用方法については、Web カメラのソフトウェ アのヘルプを参照してください。 パフォーマンスを最適にするために、Web カメラを使用するときには以下のガイドラインを参考にし てください。 ● 動画によるチャットを行う前に、インスタント メッセージ プログラムが最新のバージョンであ ることを確認してください。 ● ネットワーク ファイアウォールの種類によっては、Web カメラが正常に機能しない場合があり ます。 注記: マルチメディア ファイルを閲覧したり、別の LAN またはネットワーク ファイアウォー ル外のユーザーへマルチメディア ファイルを送信したりするときに問題が生じる場合は、ファ イアウォールを一時的に無効にして目的のタ
Web カメラの使用方法については、[スタート]→[ヘルプとサポート]の順に選択します。 52 第 4 章 マルチメディア
5 電源の管理 電源オプションの設定 省電力設定の使用 お使いのコンピューターでは、2 つの省電力設定が出荷時に有効になっています。スリープおよびハ イバネーションです。 スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存 されます。スリープを終了するときはハイバネーションを終了するときよりも早く作業に戻れます。 コンピューターが長時間スリープ状態になった場合、またはスリープ状態のときにバッテリが完全な ロー バッテリ状態になった場合は、ハイバネーションを開始します。 ハイバネーションを開始すると、データがハードドライブのハイバネーション ファイルに保存され て、コンピューターの電源が切れます。 注意: オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスク や外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープやハイバネーションを開始しないで ください。 注記: コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、無線接続やコンピュー ターの機能を実行することが一切できなくなります。 注記: [HP 3D DriveGua
コンピューターがスリープを終了すると、電源ランプが点滅から点灯に変わり、作業を中断した 時点の画面に戻ります。 注記: コンピューターがスリープを終了するときにパスワードの入力を要求するように設定した場 合は、作業画面に戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 ハイバネーションの開始および終了 バッテリ電源を使用しているときに操作しない状態が 1080 分(18 時間)続いた場合、外部電源を使 用しているときに操作しない状態が 1080 分(18 時間)続いた場合、または完全なロー バッテリ状態 に達した場合に、システムがハイバネーションを開始するように出荷時に設定されています。 電源設定およびタイムアウトは、Windows の[コントロール パネル]の[電源オプション]を使用して変 更できます。 ハイバネーションを開始するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→ロック ボタンの横にある矢印の順にクリックします。 2.
電源プランの使用 電源プランは、コンピューターの電源の使用方法を管理するためのシステム設定の集合です。電源プ ランによって、電力を節約し、パフォーマンスを最大限に向上させることができます。 電源プランの設定を変更したり、独自の電源プランを作成したりできます。 現在の電源プランの表示 ▲ タスクバーの右端の通知領域にある[バッテリ メーター]アイコンの上にポインターを移動しま す。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとメンテナンス]→[電源オプション]の順に選択し ます。 異なる電源プランの選択 ▲ 通知領域にある[バッテリ メーター]アイコンをクリックし、一覧から電源プランを選択します。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとメンテナンス]→[電源オプション]の順に選択 し、リストから電源プランを選択します。 電源プランのカスタマイズ 1.
外部電源の使用 外部電源は、以下のどちらかのデバイスを通じて供給されます。 警告! 安全に関する問題の発生を防ぐため、コンピューターを使用する場合は、コンピューターに 付属している AC アダプター、HP が提供する交換用 AC アダプター、または HP から購入した対応す る AC アダプターだけを使用してください。 ● 認定された AC アダプター ● 別売のドッキング デバイスまたは別売の拡張製品 以下のどれかの条件にあてはまる場合はコンピューターを外部電源に接続してください。 警告! 航空機内でコンピューターのバッテリを充電しないでください。 ● バッテリ充電するか、バッテリ ゲージを調整する場合 ● システム ソフトウェアをインストールまたは変更する場合 ● CD または DVD に情報を書き込む場合 コンピューターを外部電源に接続すると、以下のようになります。 ● バッテリの充電が開始されます。 ● コンピューターの電源が入ると、通知領域にある[バッテリ メーター]アイコンの表示が変わりま す。 外部電源の接続を外すと、以下のようになります。 ● コンピューターの電源
3.
[HP バッテリ チェック]の使用 [ヘルプとサポート]では、コンピューターに取り付けられているバッテリの状態について情報を提供 します。 [HP バッテリ チェック]を実行するには、以下の操作を行います。 1. AC アダプターをコンピューターに接続します。 注記: [HP バッテリ チェック]を正常に動作させるため、コンピューターを外部電源に接続し ておく必要があります。 2. [スタート]→[ヘルプとサポート]→[トラブルシューティング]→[電源、サーマル、および機械]の 順に選択します。 3.
2. バッテリをバッテリ ベイに挿入し(1)、しっかりと収まるまで下向きに回転させるようにして 取り付けます(2) 。 バッテリ リリース ラッチ(3)でバッテリが自動的に固定されます。 バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 1. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 2. バッテリ リリース ラッチをスライドさせて(1)バッテリの固定を解除します。 3.
バッテリは、コンピューターの電源が入っているかどうかにかかわらず充電されますが、電源を切っ たときの方が早く充電が完了します。 バッテリが新しいか 2 週間以上使用されていない場合、またはバッテリの温度が室温よりも高すぎた り低すぎたりする場合、充電に時間がかかることがあります。 バッテリの寿命を延ばし、バッテリ残量が正確に表示されるようにするには、以下の点に注意してく ださい。 ● 新しいバッテリを充電する場合は、コンピューターの電源を入れる前にバッテリを完全に充電し てください。 ● バッテリ ランプが消灯するまでバッテリを充電してください。 注記: コンピューターの電源が入っている状態でバッテリを充電すると、バッテリが完全に充 電される前に通知領域のバッテリ メーターに 100%と表示される場合があります。 ● 通常の使用で完全充電時の 5%未満になるまでバッテリを放電してから充電してください。 ● 1 か月以上使用していないバッテリは、単に充電を行うのではなく、バッテリ ゲージの調整を行 います。 バッテリ ランプには、以下のように充電状態が表示されます。 ● オレンジ色に点灯:バッ
ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態になる と、バッテリ ランプが点滅します。 ロー バッテリ状態を解決しないと完全なロー バッテリ状態に入り、バッテリ ランプがすばやく点滅 します。 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、ハイ バネーションが開始されます。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い 時間スリープ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報は失 われます。 バッテリ電源の使用 61
ロー バッテリ状態の解決 注意: コンピューターが完全なロー バッテリ状態になり、ハイバネーションが開始された場合は、 情報の損失を防ぐため、電源ランプが消灯するまで電源を入れないでください。 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ 以下のデバイスのどれかを接続します。 ● AC アダプター ● 別売の拡張製品またはドッキング デバイス ● 別売の電源アダプター 充電済みのバッテリを使用できる場合のロー バッテリ状態の解決 1. コンピューターの電源を切るか、ハイバネーションを開始します。 2. 放電したバッテリを取り外し、充電済みのバッテリを装着します。 3. コンピューターの電源を入れます。 電源を使用できない場合のロー バッテリ状態の解決 ▲ ハイバネーションを開始します。 または 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 ハイバネーションを終了できない場合のロー バッテリ状態の解決 ハイバネーションを終了するための十分な電力がコンピューターに残っていない場合は、以下の操作 を行います。 1.
バッテリを完全に充電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターにバッテリを装着します。 2. コンピューターを AC アダプター、別売の電源アダプター、別売の拡張製品、または別売のドッ キング デバイスに接続し、そのアダプターまたはデバイスを外部電源に接続します。 コンピューターのバッテリ ランプが点灯します。 3. バッテリが完全に充電されるまで、コンピューターを外部電源に接続しておきます。 充電が完了すると、コンピューターのバッテリ ランプが消灯します。 手順 2:ハイバネーションおよびスリープを無効にする 1. 通知領域にある[バッテリ メーター]アイコン→[その他の電源オプション]の順にクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとメンテナンス]→[電源オプション]の順に選択し ます。 2. 現在の電源プランのもとで、[プラン設定の変更]をクリックします。 3.
手順 3:バッテリを放電する バッテリの放電中は、コンピューターの電源を入れたままにしておく必要があります。バッテリは、 コンピューターを使用しているかどうかにかかわらず放電できますが、使用している方が早く放電が 完了します。 ● 放電中にコンピューターを放置しておく場合は、放電を始める前に作業中のファイルを保存して ください。 ● 放電中にコンピューターを使用する予定で、省電力設定を利用している場合、放電処理中はシス テムの動作が以下のようになります。 ◦ モニターが自動的にオフになりません。 ◦ コンピューターがアイドル状態のときでも、ハードドライブの速度は自動的に低下しませ ん。 ◦ システムによるハイバネーションは開始されません。 バッテリを放電するには、以下の操作を行います。 64 1. コンピューターを外部電源から切り離します。ただし、コンピューターの電源は切らないでくだ さい。 2.
手順 4:バッテリを完全に再充電する バッテリを再充電するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを外部電源に接続して、バッテリが完全に再充電されるまで接続したままにしま す。再充電が完了すると、コンピューターのバッテリ ランプが消灯します。 バッテリの再充電中でもコンピューターは使用できますが、電源を切っておく方が充電が早く完 了します。 2. コンピューターの電源を切っていた場合は、バッテリが完全に充電されてバッテリ ランプが消 灯した後で、コンピューターの電源を入れます。 手順 5:ハイバネーションおよびスリープを再び有効にする 注意: バッテリ ゲージの調整後にハイバネーションを再度有効にしないと、コンピューターが完全 なロー バッテリ状態になった場合、バッテリが完全に放電して情報が失われるおそれがあります。 1. 通知領域にある[バッテリ メーター]アイコン→[その他の電源オプション]の順にクリックします。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとメンテナンス]→[電源オプション]の順に選択し ます。 2.
バッテリの保管 注意: 故障の原因となりますので、バッテリを温度の高い場所に長時間放置しないでください。 2 週間以上コンピューターを使用せず、外部電源から切り離しておく場合は、すべてのバッテリを取 り出して別々に保管してください。 保管中のバッテリの放電を抑えるには、バッテリを気温や湿度の低い場所に保管してください。 注記: 保管中のバッテリは 6 か月ごとに点検する必要があります。容量が 50%未満になっている場 合は、再充電してから保管してください。 1 か月以上保管したバッテリを使用するときは、最初にバッテリ ゲージの調整を行ってください。 使用済みのバッテリの処理 警告! 化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあけたり しないでください。また、接点をショートさせたり、火や水の中に捨てたりしないでください。 バッテリの処理については、『規定、安全、および環境に関するご注意』を参照してください。バッ テリは消耗品です。 バッテリの交換 コンピューターのバッテリは消耗品で、その寿命は、電源管理の設定、コンピューターで動作してい るプログラム、画面の輝度、コンピュータ
AC アダプターのテスト コンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプターをテストします。 ● コンピューターを AC アダプターと外部電源に接続したときにコンピューターの電源が入らな い。 ● コンピューターを AC アダプターと外部電源に接続したときにディスプレイの電源が入らない。 ● コンピューターを AC アダプターと外部電源に接続したときに電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターからバッテリを取り外します。 2. AC アダプターをコンピューターと電源コンセントに接続します。 3.
コンピューターが応答しなくなり、上記のシャットダウン手順を使用できない場合は、以下の緊急手 順を記載されている順に試みてください。 68 ● ctrl + alt + delete キーを押し、[電源]をクリックします。 ● 電源ボタンを 5 秒程度押し続けます。 ● コンピューターを外部電源から切断し、バッテリを取り外します。 第 5 章 電源の管理
6 ドライブ 取り付けられているドライブの確認 コンピューターに取り付けられているドライブを表示するには、[スタート]→[コンピュータ]の順に選 択します。 注記: Windows には、コンピューターのセキュリティを高めるためのユーザー アカウント制御機 能が含まれています。アプリケーションのインストール、ユーティリティの実行、Windows の設定変 更などを行うときに、アクセス権やパスワードの入力を求められる場合があります。詳しくは、[ヘル プとサポート]を参照してください。 ドライブの取り扱い ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブの取り 扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および関連手 順を示します。 取り付けられているドライブの確認 69
注意: コンピューターやドライブの損傷、または情報の損失を防ぐため、以下の点に注意してくだ さい。 外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような場合 は、事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切に取り外 してください。 ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してください。 リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。 ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れている のか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコンピューター の電源を入れ、次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 ドライブをドライブ ベイに挿入するときは、無理な力を加えないでください。 別売のオプティカル ドライブ内のディスクへの書き込みが行われているときは、キーボードから入力 したり、コンピューターを移動したりしない
ハードドライブ パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]の使用 コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。[ディス ク デフラグ]を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めてより効率よく 作業を実行できるようになります。 いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ハードドライブの サイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。そのた め、夜間やコンピューターにアクセスする必要のない時間帯に実行することをおすすめします。 少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実 行できます。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[ディスク デフラグ]の順 に選択します。 2.
[HP 3D DriveGuard]の使用 [HP 3D DriveGuard]は、以下のどちらかの場合にドライブおよび入出力要求を停止することによっ て、ハードドライブを保護します。 ● バッテリ電源で動作しているときにコンピューターを落下させた場合 ● バッテリ電源で動作しているときにディスプレイを閉じた状態でコンピューターを移動した場合 これらの動作の実行後は[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記: オプションのドッキング ステーション内のハードドライブや USB コネクタで接続されてい るハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]では保護されません。ソリッドステート ドライブには回転 する部分がないため、[HP 3D DriveGuard]による保護は必要ありません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [HP 3D DriveGuard]の状態の確認 コンピューターのドライブ ランプがオレンジ色に変化して、ドライブが停止していることを示しま す。ドライブが現在保護さ
コンピューターを移動する前に、完全にシャットダウンするか、スリープまたはハイバネーションを 開始します。 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアの使用 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアを使用することで、以下の設定を変更できます。 ● [HP 3D DriveGuard]の有効/無効を設定する。 注記: [HP 3D DriveGuard]の有効または無効への切り替えが許可されるかどうかは、ユーザー の権限によって異なります。Administrator グループのメンバーは Administrator 以外のユーザー の権限を変更できます。 ● システムのドライブがサポートされているかどうかを確認する。 ソフトウェアを開いて設定を変更するには、以下の操作を行います。 1.
ハードドライブの交換 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 ハードドライブ ベイからハードドライブを取り外す前に、コンピューターをシャットダウンしてくだ さい。コンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときに は、ハードドライブを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを短く押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 ハードドライブを取り外すには、以下の操作を行います。 74 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピューターをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けハードウェア デバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. バッテリ ベイが手前を向くようにしてコンピューターを裏返し、安定した平らな場所に置きま す。 6. コンピューターからバッテリを取り外します。 7.
8. ハードドライブ カバーをスライドさせてコンピューターから取り外し、ハードドライブが見え るようにします。 9. ハードドライブの 3 つのネジ(1)を取り外します。 10. ハードドライブ タブを右方向に引いて(2)、ハードドライブの固定を解除してから、ハードド ライブをハードドライブ ベイから取り外します(3)。 ハードドライブを取り付けるには、以下の操作を行います。 1. ハードドライブをハードドライブ ベイに挿入します(1) 。 2.
76 3. ハードドライブの 3 つのネジ(3)を取り付けます。 4.
5. コンピューターの裏面の 3 つのネジを元の場所に取り付けます。 6. バッテリを取り付けなおします。 7. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 8.
7 外付けデバイス USB(Universal Serial Bus)デバイスの使用 USB(Universal Serial Bus)は、USB キーボード、マウス、ドライブ、プリンター、スキャナー、ハ ブなどの別売の外付けデバイスを接続するためのハードウェア インターフェイスです。 USB デバイスには、追加サポート ソフトウェアを必要とするものがありますが、通常はデバイスに 付属しています。デバイス固有のソフトウェアについて詳しくは、デバイスに付属している操作説明 書を参照してください。これらの説明書は、ソフトウェアに含まれているか、ディスクに収録されて いるか、またはソフトウェアの製造元の Web サイトから入手できます。 コンピューターには 3 つの USB コネクタがあり、USB 1.0、USB 1.1、および USB 2.
▲ USB デバイスをコンピューターに接続するには、デバイスの USB ケーブルを USB コネクタに 接続します。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 注記: 初めて USB デバイスを接続した場合は、デバイスがコンピューターによって認識されたこ とを示すメッセージが通知領域に表示されます。 USB デバイスの停止および取り外し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐために、USB デバイスを取り外す前にデバイスを停 止します。 注意: USB コネクタの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らない でください。 USB デバイスを停止して取り出すには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをダブルクリック します。 注記: [ハードウェアの安全な取り外し]アイコンを表示するには、通知領域にある[隠れている インジケーターを表示します]アイコン([<]または[<<])をクリックします。 2.
USB レガシー サポートの使用 USB レガシー サポート(初期設定で有効に設定されています)を使用すると、以下のことができま す。 ● コンピューターの起動時、または MS-DOS®ベースのプログラムやユーティリティでの、コン ピューターの USB コネクタに接続された USB キーボード、マウス、またはハブの使用 ● 別売の外付けマルチベイまたは別売の USB 起動可能デバイスからの起動または再起動 USB レガシー サポートは出荷時に有効に設定されています。USB レガシー サポートを有効または無 効にするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動して画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
外付けドライブの使用 外付けのリムーバブル ドライブを使用すると、情報を保存したり、情報にアクセスしたりできる場所 が増えます。USB ドライブを追加するには、コンピューターの USB コネクタに接続します。 注記: HP の外付け USB オプティカル ドライブを、コンピューターの右側面にある電源供給機能 付き USB コネクタに接続する必要があります。 USB ドライブには、以下のような種類があります。 ● 1.
別売の外付けオプティカル ドライブの使用 外付けオプティカル ドライブをコンピューターの USB コネクタに接続して、オプティカル ディスク (CD および DVD)を使用できます。コンピューターの右側面に、電源供給機能付き USB コネクタが 1 つあります。このコネクタに電源供給機能付き USB ケーブルを接続すると、外付けオプティカル ドライブに電源を供給できます。外付けオプティカル ドライブをコンピューターの他の USB コネク タに接続する場合は、外付けオプティカル ドライブに外部電源を接続する必要があります。 ディスクの再生中にスリープまたはハイバネーションを開始した場合、以下のことが発生します。 ● 再生が中断する場合があります。 ● 続行するかどうかを確認する警告メッセージが表示される場合があります。このメッセージが表 示されたら、[いいえ]をクリックします。 ● CD または DVD を再起動し、オーディオまたはビデオの再生を再開しなければならない場合が あります。 オプティカル ディスク(CD または DVD)の挿入 1. コンピューターの電源を入れます。 2.
オプティカル ディスク(CD または DVD)の取り出し ディスク トレイが正しく開くかどうかに応じて、ディスクを取り出す方法は 2 通りあります。 ディスク トレイが開く場合 1. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押してディスク トレイを開き、トレ イをゆっくりと完全に引き出します(2)。 2. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて取り出してください。 3. ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 ディスク トレイが開かない場合 1. ドライブのフロント パネルにある手動での取り出し用の穴にクリップ(1)の端を差し込みま す。 2.
3. 回転軸をそっと押さえながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 4.
8 外付けメディア カード メディア スロットの使用 別売のデジタル メディア カードは、データを安全に格納し、簡単にデータを共有できるカードで す。これらのカードは、他のコンピューター以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA など でよく使用されます。 メディア スロット 以下のフォーマットに対応しています。 ● マルチメディアカード(MMC) ● SD(Secure Digital)メモリーカード メディア カードの挿入 注意: メディア カードまたはコンピューターの損傷を防ぐため、メディア スロットにはどのよう な種類のアダプターも挿入しないでください。 注意: メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときには、無理な 力を加えないでください。 1. メディア カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
メディア カードの停止と取り出し 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、メディア カードを取り出す前にカードを停止 してください。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 注記: データ転送を停止するには、オペレーティング システムの[コピー中]ウィンドウで[キャ ンセル]をクリックします。 2. メディア カードを停止します。 a. タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]アイコンをダブルク リックします。 注記: [ハードウェアの安全な取り外し]アイコンを表示するには、通知領域にある[隠れて いるインジケーターを表示します]アイコン([<]または[<<])をクリックします。 3. 86 b. 一覧からメディア カード名をクリックします。 c.
9 メモリ モジュール コンピューター裏面のハードドライブ ベイ内には、1 基のメモリ モジュール スロットが装備されて います。コンピューターのメモリを増設するには、メモリ モジュール スロットに装着されているメ モリ モジュールを交換します。 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、電源コードとすべてのバッテリを取り外してからメモリ モ ジュールを取り付けてください。 注意: 静電気(ESD)によって電子部品が損傷することがあります。作業を始める前に、アースさ れた金属面に触るなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 メモリ モジュールを追加または交換するには、以下の操作を行います。 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピューターをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源 ボタンを短く押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常 の手順でシャットダウンします。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4.
7. コンピューターの裏面から 3 つのネジを取り外します。 8. ハードドライブ カバーをスライドさせてコンピューターから取り外します。 9. 以下の要領で、既存のメモリ モジュールを取り外します。 a.
b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上に引き抜いて (2)取り外します。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 10. 以下の要領で、メモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込みとメモリ モジュール スロット(1)を合わせます。 b. しっかりと固定されるまでメモリ モジュールを 45°の角度でスロットに押し込み、所定の 位置に収まるまでメモリ モジュールを押し下げます(2) 。 注意: い。 c.
11. ハードドライブ カバーのタブ(1)を、コンピューターのくぼみに合わせ、カバー(2)を所定 の位置までスライドさせます。 12. コンピューターの裏面の 3 つのネジを元の場所に取り付けます。 13. バッテリを取り付けなおします。 14. コンピューターのカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおします。 15.
10 セキュリティ コンピューターの保護 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 お使いのコンピューターが備えているセキュリティ機能で、コンピューター自体、個人情報、および データをさまざまなリスクから保護できます。コンピューターの使用方法によって、必要なセキュリ ティ機能が決まります。 Windows オペレーティング システムによって、特定のセキュリティ機能が提供されます。その他の セキュリティ機能は、以下の表のとおりです。これらのセキュリティ機能のほとんどは、[Computer Setup]ユーティリティ(以下、[Computer Setup])で設定できます。 セキュリティの対象 使用するセキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 パスワード、スマート カードまたは指紋認証システムと、 [HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュ リティ マネージャー)の組み合わせ [Computer Setup](f10)への不正アクセス [Co
パスワードの使用 ほとんどのセキュリティ機能では、パスワードを使用します。パスワードを設定したら、パスワード を書きとめて、コンピューターとは別の安全な場所に保管してください。パスワードについては、以 下の点に注意してください。 ● セットアップ、および DriveLock(ドライブロック)の各パスワードは[Computer Setup]で設定 され、システム BIOS によって管理されます。 ● 内蔵セキュリティ パスワードは[HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュリ ティ マネージャー)のパスワードであり、[Computer Setup]で有効に設定することで、通常の [HP ProtectTools]の機能に加えて BIOS パスワードによって保護されます。内蔵セキュリティ パ スワードは、別売の内蔵セキュリティ チップとともに使用されます。 ● Windows パスワードは、Windows オペレーティング システムでのみ設定されます。 ● [Computer Setup]で設定した BIOS administrator
BIOS 管理者用パスワード 機能 DriveLock の master password(マスター パスワード) DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへの アクセスを保護します。また、DriveLock による保護の解除 に使用します。このパスワードは DriveLock を有効にする操 作の過程で設定します DriveLock の user password(ユーザー パスワード) DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへの アクセスを保護します。DriveLock を有効にする操作の過程 で設定します TPM 内蔵セキュリティ パスワード BIOS administrator password として有効にすると、コン ピューターの電源投入時、再起動時、またはハイバネーショ ンの終了時に、コンピューターの内容へのアクセスを保護し ます このパスワードを使用するには、オプションの内蔵セキュリ ティ チップでこのセキュリティ機能がサポートされている必 要があります BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード
BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の管理 BIOS administrator password は、[Computer Setup]で設定、変更、および削除できます。 [Computer Setup]でこのパスワードを設定するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Setup BIOS Administrator Password](BIOS 管理者パスワードの設定)の順に選択し、enter キーを押しま す。 4. メッセージが表示されたら、パスワードを入力します。 5. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力します。 6.
3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security]→[Change Password]の順に選択 し、enter キーを押します。 4. メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力します。 5. 新しいパスワードを入力するように要求されたら、フィールドを空欄のままにして enter キーを 押します。 6. 警告メッセージが表示されます。操作を続ける場合は、[Yes](はい)を選択します。 7. 再度、新しいパスワードを入力するように要求されたら、フィールドを空欄のままにして、enter キーを押します。 8.
BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の入力 [BIOS administrator password]の入力画面で自分のパスワードを入力し(パスワード設定と同じキー を使用) 、enter キーを押します。3 回続けて間違えて入力した場合は、コンピューターを再起動して 入力しなおす必要があります。 [Computer Setup]の DriveLock(ドライブロック)の使用 注意: DriveLock で保護されているハードドライブが恒久的に使用できなくなることを防ぐため、 DriveLock の user password(ユーザー パスワード)と master password(マスター パスワード)を、 紙などに書いて他人の目にふれない安全な場所に保管しておいてください。DriveLock パスワードを 両方とも忘れてしまうと、これらのパスワードで保護されているハードドライブがロックされたまま になり、恒久的に使用できなくなります。 DriveLock で保護することによって、ハードドライブのデータへの不正なアクセスを防止できます。 DriveLock
DriveLock パスワードの設定 [Computer Setup]で DriveLock パスワードを設定するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージが 表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[DriveLock Passwords](DriveLock パスワード)の順に選択し、enter キーを押します。 4. ポインティング デバイスを使用して、保護するハードドライブをクリックします。 または 矢印キーを使用して、保護するハードドライブを選択し、enter キーを押します。 5. 警告メッセージが表示されます。操作を続ける場合は、[Yes](はい)を選択します。 6.
DriveLock パスワードの入力 ハードドライブが、別売のドッキング デバイスや外付けマルチベイではなくコンピューター本体の ハードドライブ ベイに装着されていることを確認します。 [DriveLock Password](DriveLock パスワード)画面が表示されたら、パスワードを設定したときと 同じ種類のキーを使用して user password(ユーザー パスワード)または master password(マス ター パスワード)を入力し、enter キーを押します。 パスワードを 2 回続けて間違えて入力した場合は、コンピューターの電源を切ってから再び起動し、 入力しなおしてください。 98 第 10 章 セキュリティ
DriveLock Password(DriveLock パスワード)の変更 [Computer Setup]で DriveLock パスワードを変更するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージが 表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[DriveLock Passwords](DriveLock パスワード)の順に選択し、enter キーを押します。 4. ポインティング デバイスを使用して、内蔵ハードドライブをクリックします。 または 矢印キーを使用して、内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを押します。 5. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して、変更するパスワードを選択します。 6. メッセージが表示されたら現在のパスワードを入力して、enter キーを押します。 7.
DriveLock による保護の解除 [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージが 表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[DriveLock Password](DriveLock パスワード)の順に選択し、enter キーを押します。 4. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 5. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して、[Disable protection](保護を無効にす る)を選択します。 6. master password(マスター パスワード)を入力して、enter キーを押します。 7.
または 矢印キーを使用して[File](ファイル)→[Save Changes and Exit](設定を保存して終了)の順 に選択し、enter キーを押します。 自動 DriveLock による保護の解除 [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Automatic DriveLock](自動 DriveLock)の順に選択し、enter キーを押します。 4. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 5.
[Computer Setup]のセキュリティ機能の使用 システム デバイスのセキュリティ保護 [Computer Setup]の以下のメニューでシステム デバイスを無効または有効にできます。 ● Boot Options(ブート オプション) ● Device Configurations(デバイス構成) ● Built-In Device Options(内蔵デバイス オプション) ● Port Options(ポート オプション) [Computer Setup]でシステム デバイスを無効または再び有効にするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
[Computer Setup]でこのシステム情報全般を表示するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスする ときは、コンピューターがコンピューター ウィルスの危険にさらされます。コンピューター ウィル スに感染すると、オペレーティング システム、プログラム、およびユーティリティなどが使用できな くなったり、正常に動作しなくなったりすることがあります。 ウィルス対策ソフトウェアを使用すれば、ほとんどのウィルスが検出、駆除されるとともに、通常、 ウィルスの被害にあった箇所を修復することも可能です。新しく発見されたウィルスからコンピュー ターを保護するには、ウィルス対策ソフトウェアを最新の状態にしておく必要があります。 お使いのコンピューターには、ウィルス対策ソフトウェアとして[McAfee Total Protection](McAfee トータル プロテクション)がプリインストールまたはプリロードされています。 ウィルス対策ソフトウェアがプリインストールされている場合は、[スタート]→[すべてのプログラ ム]→[McAfee]→[Managing Services](管理サービス)→[Total
ファイアウォール ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールやネットワークを使用したりインターネットにアクセスしたりする場 合、使用しているコンピューター、使用者の個人用ファイル、および使用者に関する情報を、第三者 が不正に取得してしまう可能性があります。プライバシを保護するため、コンピューターにプリイン ストールされているファイアウォール ソフトウェアを使用してください。お使いのコンピューターに は、ウィルス対策ソフトウェアとして[McAfee Total Protection](McAfee トータル プロテクション) がプリインストールされています。ソフトウェアにアクセスするには、[スタート]→[すべてのプログ ラム]→[McAfee]→[Managing Services](管理サービス)→[Total Protection](トータル プロテク ション)の順に選択します。 ネットワーク処理のログおよびレポート情報や、自動アラームなどのファイアウォール機能を使用し て、コンピューターでの送受信の流れを監視します。詳しくは、ソフトウェアの製造元の説明書を参 照してください。これらの説明書は、ソフトウ
緊急セキュリティ アップデートのインストール 注意: Microsoft 社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューター をセキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 オペレーティング システムやその他のソフトウェアに対するアップデートが、コンピューターの工場 出荷後にリリースされている可能性があります。すべての使用可能なアップデートが確実にコンピュー ターにインストールされているようにするには、以下の操作を行います。 ● Windows Update を毎月実行して、Microsoft 社が提供する最新のソフトウェアをインストールし ます。 ● アップデートがリリースされるたびに、Microsoft 社の Web サイトおよび[ヘルプとサポート]の アップデート リンクから入手します。 106 第 10 章 セキュリティ
[HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セ キュリティ マネージャー)の使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターでは、[HP ProtectTools Security Manager]ソフトウェアがプリインス トールされています。このソフトウェアは、Windows の[コントロール パネル]からアクセスできま す。このソフトウェアが提供するセキュリティ機能は、コンピューター本体、ネットワーク、および 重要なデータを不正なアクセスから保護するために役立ちます。詳しくは、[HP ProtectTools]ソフト ウェアのヘルプを参照してください。 [HP ProtectTools Security Manager](HP ProtectTools セキュリティ マネージャー)の使用(一 107 部のモデルのみ)
セキュリティ ロック ケーブルの取り付け 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱い や盗難を完全に防ぐものではありません。 1. 固定された物体にセキュリティ ロック ケーブルを巻きつけます。 2. 鍵(1)をケーブル ロック(2)に差し込みます。 3.
11 ソフトウェアの更新 ソフトウェアの更新 コンピューターに付属しているソフトウェアの更新版は、[HP Update](HP アップデート)ユーティ リティを介して、または HP の Web サイトから入手できます。 [HP Update]ユーティリティは、HP の最新ソフトウェアを自動的にチェックします。このユーティリ ティは指定した時間間隔で実行され、セキュリティの強化対策などのサポート警告の一覧およびソフ トウェアやドライバーの更新(任意)を表示します。 [スタート]→[ヘルプとサポート]→[ソフトウェアの更新]の順に選択し、画面の説明に沿って操作する ことで、いつでも最新ソフトウェアを調べることができます。 HP の Web サイトには、多くのソフトウェアが SoftPaq という圧縮ファイル形式で提供されていま す。一部の最新 BIOS は、ROMPaq という名前の圧縮ファイルで提供される場合があります。 一部のダウンロード パッケージには、このファイルのインストールやトラブルシューティングに関す る情報が記載された Readme.
5. enter キーを押します。 6. 画面に表示される説明に沿って操作します。 BIOS の更新 BIOS を更新するには、まず現在使用している BIOS のバージョンを確認してから、新しい BIOS をダ ウンロードしてインストールします。 BIOS のバージョンの確認 BIOS バージョン情報(ROM の日付またはシステム BIOS とも呼ばれます)を表示するには、fn + esc キーを押す(Windows を起動している場合)か、[Computer Setup]を使用します。 [Computer Setup]を使用して BIOS の情報を表示するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
BIOS アップデートのダウンロード 注意: コンピューターの損傷やインストールの失敗を防ぐため、BIOS アップデートのダウンロー ドおよびインストールを実行するときは必ず、AC アダプターを使用した信頼性の高い外部電源にコ ンピューターを接続してください。コンピューターがバッテリ電源で動作しているとき、別売のドッ キング デバイスに接続されているとき、または別売の電源に接続されているときは、BIOS アップデー トをダウンロードまたはインストールしないでください。ダウンロードおよびインストール時は、以 下の点に注意してください。 電源コンセントからコンピューターの電源コードを抜いて外部からの電源供給を遮断することはおや めください。 コンピューターをシャットダウンしたり、スリープやハイバネーションを開始したりしないでくださ い。 コンピューター、ケーブル、またはコードの挿入、取り外し、接続、または切断を行わないでくださ い。 BIOS アップデートをダウンロードするには、以下の操作を行います。 注記: BIOS アップデートは必要に応じてリリースされます。お使いのコンピューター用に BIOS アップデート
3. BIOS ソフトウェアをダウンロードしたときのメモを参照するなどして、ハードドライブ上のアッ プデート ファイルが保存されているフォルダーを開きます。 4. 拡張子が.exe であるファイル(filename.exe など)をダブルクリックします。 BIOS のインストールが開始されます。 注記: Windows には、コンピューターのセキュリティを高めるためのユーザー アカウント制 御機能が含まれています。ソフトウェアのインストール、ユーティリティの実行、Windows の 設定変更などを行うときに、ユーザーのアクセス権やパスワードの入力を求められる場合があり ます。詳しくは、[ヘルプとサポート]を参照してください。 5. 画面の説明に沿って操作し、インストールを完了します。 注記: インストールが成功したことを示すメッセージが画面に表示されたら、ダウンロードした ファイルをハードドライブから削除できます。 プログラムおよびドライバーの更新 1. Web ブラウザーを開き、http://www.hp.com/support/を表示して、国または地域を選択します。 2.
を使用して SoftPaq をダウンロードするには、まず、[HP SoftPaq Download Manager]のダウンロー ドおよびインストールを行う必要があります。HP の Web サイト http://www.hp.com/go/sdm/(英語 サイト)を表示して、画面の説明に沿って[HP SoftPaq Download Manager]のダウンロードとインス トールを行います。 注記: [SoftPaq Download Manager]は、一部のモデルのコンピューターにのみプリインストールさ れています。[HP SoftPaq Download Manager]のダウンロードまたはその使用方法について詳しく は、HP の Web サイト、http://www.hp.com/go/sdm/(英語サイト)を参照してください。 SoftPaq をダウンロードするには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[HP]→[HP SoftPaq Download Manager]の順に選択しま す。 2.
12 マルチブート ブート デバイスの順序について お使いのコンピューターを起動するとき、システムは有効なブート デバイスからブートします。マル チブート ユーティリティ(初期設定の状態で有効に設定されています)を使用すると、コンピュー ターの起動時にデバイスを選択する順序を制御できます。ブート デバイスには、オプティカル ドラ イブ、フロッピーディスク ドライブ、ネットワーク インターフェイス カード(NIC) 、ハードドライ ブ、USB ドライブなどを含めることができます。ブート デバイスには、コンピューターの起動や適 切な動作に必要となる、ブート可能なメディアやファイルが含まれます。 注記: 一部のブート デバイスは、ブート順序に含める前に[Computer Setup]で有効に設定してお く必要があります。 工場出荷時の設定では、コンピューターは、有効なブート デバイスおよびドライブ ベイを以下のよ うな順序で検索してブート デバイスを選択します。 注記: ブート デバイスおよびドライブ ベイの一部は、お使いのコンピューターでサポートされて いない場合があります。 ● コンピューター本体のアップグ
[Computer Setup]でのブート デバイスの有効化 USB デバイスまたは NIC デバイスからブートするには、あらかじめ[Computer Setup]でデバイスを有 効にしておく必要があります。 [Computer Setup]を開始し、USB デバイスまたは NIC デバイスをブート デバイスとして有効にする には、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
ブート順序の変更に関する注意 ブート順序を変更する場合には、以下の点に注意してください。 ● ブート順序を変更した後でコンピューターを再起動すると、コンピューターは新しいブート順序 で起動されます。 ● 複数の種類のブート デバイスがある場合、オプティカル デバイスを除く同じ種類の最初のデバ イスを使用してブートされます。たとえば、ハードドライブが取り付けられている別売のドッキ ング デバイス(一部のモデルのみ)がコンピューターに接続されている場合、このハードドラ イブは「USB ハードドライブ」としてブート順序に表示されます。システムが USB ハードドラ イブからブートできない場合は、ハードドライブ ベイのハードドライブからはブートされませ ん。代わりに、ブート順序内で 2 番目の種類のデバイスからブートされます。ただし、オプティ カル デバイスが 2 つあり、メディアが挿入されていないかブート ディスクでないために最初の オプティカル デバイスからブートされない場合は、2 番目のオプティカル デバイスからブート されます。 ● ブート順序を変更すると、論理ドライブ名も変更されます。たとえば、C
マルチブート設定の選択 マルチブートを使用すると、以下のことが可能になります。 ● [Computer Setup]でブート順序を変更することで、コンピューターを起動するたびに使用される ブート順序を新しく設定します。 ● ブート デバイスを動的に選択するには、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押し、次に f9 キーを押して、ブート デバイスのオ プション メニューに入ります。 ● MultiBoot Express を使用して可変ブート順序を使用する、この機能によって、コンピューター の起動または再起動のたびにブート デバイスの確認メッセージが表示されます。 [Computer Setup]での新しいブート順序の設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびに、使用されるブート デバ イスの順序を設定するには、以下の操作を行います。 1.
MultiBoot Express プロンプトの設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびにマルチブートの起動場所 を指定するメニューが表示されるように設定するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[System Configuration](システム コンフィ ギュレーション)→[Boot Options](ブート オプション)の順に選択し、enter キーを押しま す。 4.
13 管理および印刷 [Client Management Solutions]の使用 [Client Management Solutions]ソフトウェアは、ネットワーク環境にあるデスクトップ コンピュー ター、ワークステーション、ノートブック コンピューター、およびタブレット PC の管理の分野で、 業界標準仕様のソリューションを提供しています。 Client Management の主要な機能と特長は以下のとおりです。 ● 初期のソフトウェア イメージの展開 ● リモートでのシステム ソフトウェアのインストール ● ソフトウェアの管理およびアップデート ● ROM の更新 ● コンピューターの資産情報の管理機能およびセキュリティ機能(コンピューターの資産とは、取 り付けられているハードウェアやインストールされているソフトウェアのことです) ● 一部のシステム ソフトウェアおよびハードウェア コンポーネントの障害通知および復旧機能 注記: この章で説明される機能のサポートは、コンピューターの種類やインストールされている管 理ソフトウェアのバージョンによって異なることがあります。
ソフトウェアの管理およびアップデート HP では、クライアント コンピューター上のソフトウェアの管理およびアップデートを行うための以 下のツールを提供しています。 ● HP Client Manager for Altiris(一部のモデルのみ) 注記: [HP Client Manager for Altiris]をダウンロードする場合、または[HP Client Manager for Altiris]の詳細を参照する場合は、HP の Web サイト、http://www.hp.
● ● ヘルプ デスクおよび問題解決 ◦ ヘルプ デスク チケットの管理 ◦ リモートでのトラブルシューティング ◦ リモートでの問題解決 ◦ クライアントでの問題修復 ソフトウェアおよび操作の管理 ◦ クライアント管理の実行 ◦ HP システム ソフトウェアの展開 ◦ アプリケーションの自己修復(アプリケーションの一部の問題を検出し、修復する機能) Altiris ソリューション ソフトウェアには、使いやすいソフトウェア配布機能も含まれています。[HP Client Manager for Altiris]によって Altiris ソリューション ソフトウェアとの通信が可能になります。 Altiris ソリューション ソフトウェアを使用すると、簡単なウィザードに沿って、新しいハードウェア の展開や新しいオペレーティング システムへの個人設定の移行を完了できます。[HP Client Manager for Altiris]は HP の Web サイトからダウンロードできます。 Altiris ソリューション ソフトウェアを[HP System Software Manager
HP CCM(HP Client Configuration Manager)(一部のモデルのみ) HP CCM を使用して、オペレーティング システム、プログラム、ソフトウェアの更新、コンテンツ、 および構成設定などのソフトウェアの管理を自動化することで、それぞれのコンピューターが正しい 構成で管理されます。こうした自動化された管理方法によって、常にソフトウェアを管理できます。 HP CCM を使用すると、以下のタスクを実行できます。 ● 複数のプラットフォームにわたってハードウェアおよびソフトウェア インベントリを収集する ● 配布の前にソフトウェア パッケージを準備し、影響を分析する ● ポリシーに従い、個々のコンピューター、ワークグループ、またはコンピューターのグループ全 体を対象にして、ソフトウェアとコンテンツの展開およびメンテナンスを行う ● 分散したコンピューター上にあるオペレーティング システム、アプリケーション、およびコン テンツを任意の場所からプロビジョニングして管理する ● HP CCM をヘルプ デスクやその他のシステム管理ツールと統合することによって、継続的な運 用
HP SSM(HP System Software Manager) HP SSM を使用すると、複数のシステムにおいてシステム レベルのソフトウェアをリモートで同時に 更新できます。クライアント コンピューター上で HP SSM を実行すると、HP SSM はハードウェア およびソフトウェアのバージョンを検出し、検証済みのファイル サーバーから指定されたソフトウェ アを更新します。HP SSM でサポートされるドライバーのバージョンは、HP のドライバーのダウン ロード サイトおよびサポート ソフトウェア CD に、独自のアイコンで示されています。HP SSM ユー ティリティのダウンロードまたは HP SSM について詳しくは、HP の Web サイト、http://www.hp.
HP ユニバーサル プリンター ドライバーの使用(一部のモデ ルのみ) Windows 用 HP ユニバーサル プリンター ドライバーは単一のインテリジェント ドライバーであり、 HP のネットワーク プリンター用の各ドライバーと置き換わるものです。 注記: HP ユニバーサル プリンター ドライバーは一部のモデルのコンピューターにのみプリインス トールされています。HP ユニバーサル プリンター ドライバーのダウンロードまたはその使用方法に ついて詳しくは、HP の Web サイト、http://www.hp.com/go/universalprintdriver/(英語サイト)を参 照するか、http://www.hp.com/support/から国または地域を選択し、お使いの製品の名称を入力してプ リンター ドライバーを検索してください。 HP ユニバーサル プリンター ドライバーを使用して印刷するには、以下の操作を行います。 1. 使用しているアプリケーションで、[ファイル]→[印刷]の順に選択します。 2.
14 清掃のガイドライン この章では、お使いのコンピューターを安全に清掃および消毒するための最適な方法および推奨事項 について説明します。 清掃用の製品 お使いのコンピューターを安全に清掃および消毒するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
清掃手順 お使いのコンピューターを安全に清掃するため、このセクションの手順に沿って作業をしてくださ い。 警告! 感電やコンポーネントの損傷を防ぐため、電源が入っているときにコンピューターを清掃し ないでください。コンピューターを清掃する前に、シャット ダウンして電源を切り、外部電源を取り 外し、電源が供給されていた外付けデバイスをすべて取り外してください。 注意: コンピューターに洗浄剤または洗浄液を直接吹きかけないでください。表面から流れ落ちた 液体によって、内部のコンポーネントに回復できない損傷を与える可能性があります。 ディスプレイの清掃 ディスプレイは、ノンアルコールのメガネ用洗剤で湿らせた柔らかい布でやさしく拭いてください。 ディスプレイのカバーを閉じる前に、ディスプレイが乾いていることを確認してください。 側面とカバーの清掃 側面とカバーを清掃および消毒するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、柔らかいマイクロファ イバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨て除菌シートを使用してくださ い。 注記: コンピューターのカバーを清掃する場合は、ごみやほこりを除去するため、円を描
15 Computer Setup [Computer Setup]の開始 [Computer Setup]は、プリインストールされた ROM ベースのユーティリティです。オペレーティン グ システムが動かなかったり読み込まれなかったりする場合でも使用できます。 注記: このガイドに記載されている[Computer Setup]の一部のメニュー項目は、お使いのコンピュー ターでは使用できない場合があります。 注記: [Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ、USB コネクタに 接続された外付けキーボードまたはマウスを使用できます。 [Computer Setup]を開始するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]と いうメッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2.
注記: [Computer Setup]で項目間を移動したり項目を選択したりするには、ポインティング デ バイス(タッチパッド、ポインティング スティック、または USB マウス)またはキーボードを 使用します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
[Computer Setup]のメニュー このセクションのメニューの表に、[Computer Setup]のオプションの概要を示します。 注記: この章に記載されている[Computer Setup]の一部のメニュー項目は、お使いのコンピューター では使用できない場合があります。 [File](ファイル)メニュー 選択 設定内容 System Information(システム情報) ● コンピューターおよびバッテリについての識別情報を表 示します ● プロセッサ、メモリ サイズ、システム ROM、ビデオの リビジョン、キーボード コントローラーのバージョン、 および無線識別番号についての仕様情報を表示します Restore Defaults(初期設定に復元) [Computer Setup]の設定を工場出荷時の設定に戻します(工 場出荷時の設定を復元しても、ハードドライブ モード、パス ワード設定、およびセキュリティの設定は変更されません) Reset BIOS security to factory default(BIOS セキュリティを パスワードを忘れた場合に、パスワードを工場出
選択 設定内容 Change Password(パスワードの変更) BIOS administrator password を入力、変更、または削除しま す HP SpareKey Enrollment([HP SpareKey]の登録) パスワードを忘れてしまった場合に使用する、セキュリティ に関する質問と回答の組み合わせである[HP SpareKey]を登 録またはリセットします DriveLock Passwords(DriveLock パスワード) ● システム内のハードドライブの DriveLock(ドライブ ロック)を有効/無効にします(初期設定で有効に設定 されています) ● DriveLock の user password(ユーザー パスワード)ま たは master password(マスター パスワード)を変更 します 注記: コンピューターを再起動するのではなく、電源を入 れて[Computer Setup]を開いた場合にのみ、DriveLock の設 定値にアクセスできます TPM Embedded Security(TPM 内蔵セキュリティ) TPM Emb
選択 設定内容 ● [F4 Hard Disk Test](F4 ハードドライブ テスト):シス テム内の任意のハードドライブに対する包括的な自己診 断テストを実行します ● [F5 Error Log](F5 エラー ログ):エラーが発生した場 合にログ ファイルを表示します [System Configuration](システム コンフィギュレーション)メニュー 注記: このセクションに記載されているメニュー項目の一部は、お使いのコンピューターではサ ポートされない場合があります。 選択 設定内容 Language(言語) [Computer Setup]の使用言語を変更します Boot Options(ブート オプション) ● [Startup Menu delay (in seconds)](起動メニュー遅延 (秒) )を設定します ● [Custom Logo](カスタム ロゴ)を有効/無効にします (初期設定で無効に設定されています) Device Configurations(デバイス構成) ● [Display Diagnostic URL](診断 URL の表
選択 設定内容 ● 外部電源使用時のシステムのファンを有効/無効にします (初期設定で有効に設定されています) ● [Data Execution Prevention](データ実行防止設定) (DEP)を有効/無効にします。実行時防止設定を有効に すると、一部のウィルスのコード実行をプロセッサに よって無効にでき、コンピューターの安全性が向上しま す ● [LAN Power Save](LAN 節電)を有効/無効にします (一部のモデルのみ) 。[LAN Power Save]を有効にする と、LAN を使用していないときに電源を切ることによっ て電力を節約できます(初期設定で有効に設定されてい ます) ● SATA(Serial Advanced Technology Attachment)デバ イス モードを設定します。以下のオプションがありま す ◦ AHCI(Advanced Host Controller Interface) ◦ IDE(Integrated Drive Electronics) ◦ RAID(一部のモデルのみ) 注記: 上記のオプションを利用できる
選択 設定内容 ● [Embedded Bluetooth device radio](内蔵 Bluetooth デバ イスの無線)を有効/無効にします(初期設定で有効に設 定されています) ● ネットワーク インターフェイス コントローラー(NIC) を有効/無効にします(初期設定で有効に設定されていま す) ● [LAN/WLAN Switching](LAN/無線 LAN の切り替え)を 有効/無効にします(初期設定で無効に設定されていま す) ● [Wake on LAN](ウェイク オン LAN)の状態を設定しま す。以下のオプションがあります Disabled(無効) ◦ Boot to Network(ネットワークにブート) (初期設 定でこのオプションに設定されています) ◦ Follow Boot Order(ブート順序に従う) ● 指紋認証デバイスを有効/無効にします(初期設定で有効 に設定されています) ● モデム デバイスを有効/無効にします(初期設定で有効 に設定されています) ● [Ambient Light Sensor](周辺光センサー)を有
選択 設定内容 Set Levels of Security(セキュリティ レベルの設定) すべての BIOS メニュー項目のセキュリティ レベルを変更す るか、表示または非表示にします Restore Security Defaults(セキュリティ初期設定の復元) セキュリティの初期設定を復元します 134 第 15 章 Computer Setup
索引 A AC アダプター 確認 11 接続 56 Altiris Deployment Solutions 119 B BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワード) 129 BIOS アップデート ダウンロード 111 取り付け 111 Bluetooth デバイス 13 ラベル 12 Boot Options(ブート オプショ ン) 131 Built-In Device Options(内蔵デバ イス オプション) 132 C Caps Lock ランプ、位置 3 CD 挿入 46, 82 ドライブ 81 取り出し 49, 83 Certificate of Authenticity ラベ ル 12 Computer Setup BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワー ド) 93 DriveLock Password (DriveLock パスワード) 96 [File](ファイル)メ ニュー 129 MultiBoot Express プロンプトの 設定 118 [Security](セキュリティ)メ ニュー 1
M McAfee Total Protection 104, 105 Microsoft Certificate of Authenticity ラベル 12 MultiBoot Express 114, 118 N NIC ブート デバイス 114, 115 num lk キー、位置 5 Num Lock、外付けキーボー ド 37 P Port Options(ポート オプション) 1394 コネクタ 133 ExpressCard スロット 133 USB コネクタ 133 シリアル コネクタ 133 スマート カード スロッ ト 133 パラレル コネクタ 133 フラッシュ メディア リー ダー 133 PXE サーバー 115 Q [QuickLock]ホットキー 35 QuickWeb ボタン、位置 4 QuickWeb ランプ、位置 3 R RAID(Redundant Array of Independent Disks)デバイ ス 132 RJ-45(ネットワーク)コネクタ、 位置 7 RJ-45(ネットワーク)ランプ、位 置 7 S SATA(Serial Advanced Technol
い イメージ、コンピューター 119 イヤフォン 39 印刷オプション ウィンドウ ホット キー 32 インターネット接続のセットアッ プ 16 え エラー ログ 131 お オーディオ機能 確認 42 オーディオ出力(ヘッドフォン)コ ネクタ 6, 39 オーディオ デバイス、外部接 続 42 オーディオ入力(マイク)コネク タ 6, 39 オプティカル ディスク 挿入 46, 82 取り出し 49, 83 オプティカル ドライブ 81 オペレーティング システム Microsoft Certificate of Authenticity ラベル 12 プロダクト キー 12 温度 66 音量 調整 40 音量調整ホットキー 40 か 書き込み可能メディア 53 確認、オーディオ機能 42 各部 前面 6 ディスプレイ 9 左側面 7 表面 1 右側面 6 裏面 8 画面の輝度ホットキー 35 画面表示、切り替え 33 干渉、最小化 26 干渉の最小化 26 完全なロー バッテリ状態 61 管理者パスワード 92 き キー esc 5 fn 5 num lk 5 Windows アプリケーション 5
接続 LAN 28 外部電源 56 セットアップ、コンピューター 1 節約、電力 65 そ 外付けオーディオ デバイス、接 続 42 外付けドライブ 81 外付けモニター コネクタ 位置 7 ソフトウェア BIOS アップデート 111 HP Connection Manager 15 HP Wireless Assistant 15 アップデート 120 ディスク クリーンアップ 71 ディスク デフラグ 71 展開 119 復元 119 プログラムおよびドライバーの 更新 112 た タッチパッド 確認 2 使用 29 スクロール ゾーン 清掃 126 ボタン 2 2 ち 地域コード、DVD 48 つ 通気孔、位置 6, 7, 8 て [ディスク クリーンアップ]ソフト ウェア 71 [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 71 ディスプレイ 各部 9 画像、切り替え 33 画面の輝度ホットキー 35 清掃 126 デバイス セキュリティ 102 デュアル コア CPU 132 138 索引 展開、ソフトウェア 119 テンキー、外付け Num Lock 37 使用 37 テンキー、内蔵 確認 36
節電 65 装着 58 調整 62 取り外し 58 保管 66 ロー バッテリ状態 60 バッテリ ゲージの調整 62 バッテリ充電、最長化 60 バッテリ電源 57 バッテリ ベイ 8, 12 バッテリ ランプ 位置 7 バッテリ リリース ラッチ 8, 58 ハブ 78 パラレル コネクタ モード 131 ひ ビデオ伝送方式 33 ふ ファイアウォール 17 ファンクション キー 位置 5 ブート順序 131 ブート順序の変更 117 ブート デバイス、有効化 115 プロジェクター、接続 44 プロダクト キー 12 フロッピーディスク ドライブ 81 へ ベイ ハードドライブ 8 バッテリ 12 ヘッドフォン 39 [ヘルプとサポート]のホット キー 31 ほ ポインティング デバイス カスタマイズ 29 保管、バッテリ 66 ボタン FastLook 4 QuickWeb 4 タッチパッド 2 電源 4 無線 4 ホットキー [QuickLock]を起動する 35 印刷オプション ウィンドウを開 く 32 画面の輝度を上げる 35 画面の輝度を下げる 35 画面を切り替える 33 システム情報の表
QuickWeb 3 RJ-45(ネットワーク) 電源 3 ドライブ 6, 72 バッテリ 7 無線 3 7 り リリース ラッチ バッテリ 8 れ レガシー サポート、USB 127, 131 ろ ロー バッテリ状態 60 論理ドライブ名 116 140 索引