コンピューターの準備 HP ノートブック コンピューター
© Copyright 2011 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関す る規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 ようこそ 情報の確認 ........................................................................................................................................... 2 2 コンピューターの概要 表面の各部 ........................................................................................................................................... 4 タッチパッド ....................................................................................................................... 4 ランプ ...........................................................
スクロール ......................................................................................................................... 23 ピンチ/ズーム .................................................................................................................... 23 回転 .................................................................................................................................... 24 5 メンテナンス バッテリの着脱 .................................................................................................
1 ようこそ ● 情報の確認 コンピューターをセットアップして登録した後に、以下の作業を実行することが重要です。 ● インターネットへの接続:インターネットに接続できるように、有線ネットワークまたは無線 ネットワークをセットアップします。詳しくは、2 ページの 「情報の確認」を参照してくだ さい。 ● ウィルス対策ソフトウェアの更新:ウィルスによる被害からコンピューターを保護します。コン ピューターにはウィルス対策ソフトウェアがプリインストールされており、期間限定の無料更新 サービスが含まれています。詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイ ド』を参照してください。このガイドを表示する手順については、2 ページの 「情報の確 認」を参照してください。 ● コンピューター本体の確認:お使いのコンピューターの各部や特徴を確認します。詳しく は、4 ページの 「コンピューターの概要」および17 ページの 「キーボードおよびポイン ティング デバイス」を参照してください。 ● リカバリ ディスクの作成:システムが不安定な場合や障害が発生した場合に、オペレーティン グ
情報の確認 コンピューターには、各種タスクの実行に役立つ複数のリソースが用意されています。 リソース 提供される情報 ● コンピューターのセットアップ方法 ● コンピューター各部の名称 ● 電源の管理機能 ● バッテリ寿命を最大限に延ばす方法 ● コンピューターのマルチメディア機能の使用方法 ● コンピューターを保護する方法 ● コンピューターを手入れする方法 ● ソフトウェアを更新する方法 [ヘルプとサポート] ● オペレーティング システムの情報 [ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→ [ヘルプとサポート]の順に選択します ● ソフトウェア、ドライバー、および BIOS のアップデート ● トラブルシューティング ツール ● テクニカル サポートにアクセスする方法 ● 規定および安全に関する情報 ● バッテリの処分に関する情報 ● 正しい作業環境の整え方、作業をする際の正しい姿勢、および 作業上の習慣 ● 電気的および物理的安全基準に関する情報 『クイック セットアップ』ポスター(印刷物) 『HP ノートブック コンピ
リソース 提供される情報 オンラインの保証を表示するには、以下の操作を行い ます [スタート]→[ヘルプとサポート]→[ユーザー ガイド]→ [保証に関する情報の確認]の順に選択します または http://www.hp.com/go/orderdocuments/から[日本(日 本語)]を選択します *お使いの製品に適用される HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのコンピューターに収録されている電子マ ニュアルまたは製品に同梱されている CD や DVD に収録されているドキュメントに明示的に示されています。日本で販売さ れた日本語モデルのコンピューター本体には、保証内容を記載した小冊子、 『サービスおよびサポートを受けるには』が同梱 されています。また、日本以外でも、印刷物の HP 限定保証規定が製品に同梱されている国や地域もあります。保証規定が 印刷物として提供されていない国または地域では、印刷物のコピーを入手できます。http://www.hp.
2 コンピューターの概要 ● 表面の各部 ● 前面の各部 ● 右側面の各部 ● 左側面の各部 ● ディスプレイ ● 裏面の各部 表面の各部 タッチパッド 名称 (1) 4 説明 タッチパッド ランプ 第 2 章 コンピューターの概要 ● 消灯:タッチパッドがオンになっています ● オレンジ色:タッチパッドがオフになっています
名称 説明 (2) タッチパッド ボタン タッチパッドをオンまたはオフにします。タッチパッドを オンまたはオフにするには、タッチパッド ボタンをすばや くダブルタップします (3) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (4) タッチパッド ゾーン ポインターを移動して、画面上の項目を選択したり、アク ティブにしたりします (5) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します ランプ 名称 (1) (2) (3) (4) 説明 タッチパッド ランプ Caps Lock ランプ 電源ランプ 無線ランプ ● 消灯:タッチパッドがオンになっています ● オレンジ色:タッチパッドがオフになっています ● 白色:Caps Lock がオンになっています ● 消灯:Caps Lock がオフになっています ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ モードになっていま す ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハ イバネーション モードになっ
ボタン 名称 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときに電源ボタン を押すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときに電源ボタン を短く押すと、スリープ モードが開始されます ● コンピューターがスリープ モードのときに電源ボタン を短く押すと、スリープ モードが終了します ● コンピューターがハイバネーション モードのときに電 源ボタンを短く押すと、ハイバネーション モードが終 了します コンピューターが応答せず、Windows®のシャットダウン手 順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したまま にすると、コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、[スタート]→[コントロール パ ネル]→[システムとセキュリティ]→[電源オプション]の順に 選択するか、または『HP ノートブック コンピューター リ ファレンス ガイド』を参照します 6 第 2 章 コンピューターの概要
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー esc キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (3) Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示します (4) Windows アプリケーション キー ポインターを置いた項目のショートカット メニューを表示 します (5) 操作キー 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 表面の各部 7
前面の各部 名称 説明 スピーカー(×2) サウンドを出力します 右側面の各部 名称 説明 (1) オプティカル ドライブ CD、DVD、BD(ブルーレイ ディスク)などのオプティカ ル ディスクを再生します (2) オプティカル ドライブ ランプ 緑色:オプティカル ドライブにアクセスしています (3) USB コネクタ 別売の USB デバイスを接続します (4) AC アダプター ランプ ● 白色で点滅:バッテリの容量が低下しています ● 白色に点灯:コンピューターは外部電源に接続されて います ● オレンジ色:コンピューターのバッテリが充電中です ● 消灯:コンピューターは外部電源に接続されていませ ん (5) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (6) セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに接 続します 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありま すが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防 ぐものではありません 8 第 2 章 コンピューターの概
左側面の各部 名称 説明 (1) 外付けモニター コネクタ 外付け VGA モニターまたはプロジェクターを接続します (2) 通気孔(×2) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を 通します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、 コンピューターのファンは自動的に作動します。通常の操 作を行っているときに内部ファンが回転したり停止したり しますが、これは正常な動作です (3) RJ-45(ネットワーク)コネクタ ネットワーク ケーブルを接続します (4) HDMI コネクタ HD 対応テレビなどの別売のビデオまたはオーディオ デバ イス、その他の対応するデジタルまたはオーディオ コンポー ネントを接続します (5) USB コネクタ(×2) 別売の USB デバイスを接続します (6) オーディオ入力(マイク)コネクタ 別売のコンピューター用ヘッドセットのマイク、ステレオ アレイ マイク、またはモノラル マイクを接続します (7) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ 別売の電源付きステレオ スピーカー、ヘッドフォン、イヤ フォン、ヘ
名称 10 説明 (9) ハードドライブ ランプ ● 白色:ハードドライブにアクセスしています (10) 電源ランプ ● 白色に点灯:コンピューターの電源がオンになってい ます ● 白色で点滅:コンピューターがスリープ モードになっ ています 第 2 章 コンピューターの概要
ディスプレイ 名称 説明 (1) 無線 LAN アンテナ(×2)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線 信号を送受信します (2) Web カメラ ランプ 点灯:Web カメラを使用しています (3) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします Web カメラを使用するには、[スタート]→[すべてのプログラ ム]→[Cyberlink YouCam]の順に選択します (4) 内蔵マイク サウンドを録音します *アンテナはコンピューターの外側からは見えません。転送が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲には障害物を 置かないでください。お住まいの地域の無線に関する規定情報については、『規定、安全、および環境に関するご注意』を参 照してください。これらの規定情報には、[ヘルプとサポート]からアクセスできます。 ディスプレイ 11
裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (2) 通気孔(×5) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を通 します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、コ ンピューターのファンは自動的に作動します。通常の操作を 行っているときに内部ファンが回転したり停止したりします が、これは正常な動作です 12 (3) バッテリ リリース ラッチ バッテリ ベイからバッテリを取り外します (4) 底面カバー ハードドライブ、無線モジュール、およびメモリ モジュー ルが格納されています 第 2 章 コンピューターの概要
3 ネットワーク ● インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 ● 無線ネットワークへの接続 注記: インターネット用ハードウェアおよびソフトウェア機能は、コンピューターのモデルおよび お使いの場所によって異なる可能性があります。 お使いのコンピューターは、以下のどちらか 1 つまたは両方のインターネット アクセスに対応できま す。 ● 無線:モバイル インターネット接続には、無線接続を使用できます。詳しくは、15 ページの 「既存の無線 LAN への接続」または15 ページの 「新しい無線 LAN ネットワークのセットアッ プ」を参照してください。 ● 有線:有線ネットワークに接続することで、インターネットにアクセスできます。有線ネット ワークへの接続について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』を 参照してください。 13
インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 インターネットに接続する前に、ISP アカウントを設定する必要があります。インターネット サービ スの申し込みおよびモデムの購入については、利用する ISP に問い合わせてください。ISP は、モデ ムのセットアップ、無線コンピューターをモデムに接続するためのネットワーク ケーブルの取り付 け、インターネット サービスのテストなどの作業を支援します。 注記: インターネットにアクセスするためのユーザー ID およびパスワードは、利用する ISP から 提供されます。この情報は、記録して安全な場所に保管しておいてください。 以下の機能で、新しいインターネットのアカウントを作成するか、コンピューターで既存のアカウン トを使用するよう設定できます。 ● Internet Services & Offers(一部の地域で利用可能):このユーティリティでは、新しいイン ターネット アカウントのサインアップを実行したり、既存のアカウントを使用できるようにコ ンピューターを設定したりできます。このユーティリティにアクセスするには、[スタート]→[す べてのプログラム
既存の無線 LAN への接続 1. コンピューターの電源を入れます。 2. 無線 LAN デバイスがオンになっていることを確認します。 3. タスクバーの右端の通知領域にあるネットワーク アイコンをクリックします。 4. 接続先となるネットワークを選択します。 5. [接続]をクリックします。 6.
無線ルーターの設定 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元またはインターネット サービス プロ バイダー(ISP)から提供されている情報を参照してください。 Windows オペレーティング システムでは、新しい無線ネットワークのセットアップに役立つツール も用意されています。Windows のツールを使用してネットワークを設定するには、[スタート]→[コン トロール パネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]→[新しい接続ま たはネットワークのセットアップ]→[新しいネットワークのセットアップ]の順に選択します。次に、 画面の説明に沿って操作します。 注記: 最初にルーターに付属しているネットワーク ケーブルを使用して、新しい無線コンピュー ターをルーターに接続することをおすすめします。コンピューターが正常にインターネットに接続で きたら、ケーブルを外し、無線ネットワークを介してインターネットにアクセスできます。 無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、常にセキュリティ機 能を有効にして
4 キーボードおよびポインティング デバイ ス ● キーボードの使用 ● ポインティング デバイスの使用 ● タッチパッド ジェスチャの使用 17
キーボードの使用 操作キーの使用 操作キーとは、キーボード上部にある特定のキーに割り当てられ、カスタマイズされた動作を行う キーのことです。f1 ~ f12 の各キーのアイコンは、操作キーの機能を表します。 操作キーを使用するには、そのキーを押したままにして、キーに割り当てられている機能を有効にし ます。 注記: 操作キーの機能は、出荷時に有効に設定されています。この機能は、セットアップ ユーティ リティで無効にできます。この機能をセットアップ ユーティリティで無効にすると、fn キーと操作 キーを一緒に押さなければ、キーに割り当てられている機能を有効にできなくなります。 アイコン キー 説明 f1 [ヘルプとサポート]を表示します。[ヘルプとサポート]では、Windows オペレーティング システムと コンピューター、質問への回答とチュートリアル、およびコンピューターのアップデートに関する 情報が提供されます また、自動的なトラブル解決の方法およびサポート サイトへのリンクも提供されます f2 このキーを押し続けると、画面輝度が一定の割合で徐々に下がります f3 このキーを押し続けると、画
アイコン キー 説明 f10 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に上がります f11 スピーカーの音を消したり元に戻したりします f12 無線機能をオンまたはオフにします 注記: この操作キーでは無線接続は確立されません。無線接続を確立するには、無線ネットワー クがセットアップされている必要があります キーボードの使用 19
ポインティング デバイスの使用 注記: お使いのコンピューターに付属しているポインティング デバイス以外に、外付け USB マウ ス(別売)をコンピューターの USB コネクタのどれかに接続して使用できます。 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定を カスタマイズするには、Windows の[マウスのプロパティ]を使用します。 [マウスのプロパティ]にアクセスするには、[スタート]→[デバイスとプリンター]の順に選択します。 次に、お使いのコンピューターを表すデバイスを右クリックして、[マウス設定]を選択します。 タッチパッドの使用 ポインターを移動するには、タッチパッド上でポインターを移動したい方向に 2 本の指をスライドさ せます。左のタッチパッド ボタンと右のタッチパッド ボタンは、外付けマウスの左右のボタンと同 様に使用します。 20 第 4 章 キーボードおよびポインティング デバイス
タッチパッドのオフ/オンの切り替え タッチパッド ゾーンのオフとオンを切り替えるには、タッチパッド ボタンをすばやくダブルタップ します。 注記: タッチパッドがオンになっている場合は、タッチパッド ランプが消灯します。 移動 ポインターを移動するには、タッチパッド上でポインターを移動したい方向に 1 本の指をスライドさ せます。 ポインティング デバイスの使用 21
選択 左のタッチパッド ボタンと右のタッチパッド ボタンは、外付けマウスの左右のボタンと同様に使用 します。 タッチパッド ジェスチャの使用 注記: プログラムによっては、一部のタッチパッド ジェスチャに対応していない場合があります。 ジェスチャのデモンストレーションを確認するには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[Synaptics]アイコン Properties]をクリックします。 を右クリックしてから、[TouchPad 2. オンまたはオフにするジェスチャを選択します。 3. ジェスチャをクリックし、デモンストレーションを開始します。 タッチパッドでは、さまざまな種類のジェスチャがサポートされています。タッチパッド ジェスチャ を使用するには、2 本の指を同時にタッチパッド上に置きます。 ジェスチャをオンまたはオフにするには、以下の操作を行います。 1. タスクバーの右端の通知領域にある[Synaptics]アイコン Properties]をクリックします。 22 2. オンまたはオフにするジェスチャを選択します。 3.
スクロール スクロールは、ページや画像を上下左右に移動するときに便利です。スクロールするには、2 本の指 を少し離してタッチパッド上に置き、タッチパッド上で上下左右の方向にドラッグします。 注記: スクロールの速度は、指を動かす速度で調整します。 注記: 2 本指スクロールは、出荷時に有効に設定されています。 ピンチ/ズーム ピンチを使用すると、画像やテキストをズームインまたはズームアウトできます。 ● タッチパッド上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げるとズームイン できます。 ● タッチパッド上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭めるとズー ムアウトできます。 注記: ピンチ/ズーム ジェスチャは、出荷時の設定で有効に設定されています。 タッチパッド ジェスチャの使用 23
回転 回転ジェスチャを使用すると、写真などの項目を回転できます。回転させるには、左手の人差し指を タッチパッド ゾーンに固定します。固定した指を中心として、右手の人差し指を 12 時から 3 時の位 置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、右手の人差し指を 3 時から 12 時の 方向に動かします。 注記: 回転ジェスチャは、タッチパッド ゾーン内で行う必要があります。 注記: 回転ジェスチャは、出荷時の設定で無効に設定されています。設定を変更して、回転ジェス チャを有効にできます。 24 第 4 章 キーボードおよびポインティング デバイス
5 メンテナンス ● バッテリの着脱 ● ハードドライブの交換またはアップグレード ● メモリ モジュールの追加または交換 ● プログラムおよびドライバーの更新 ● コンピューターの手入れ バッテリの着脱 注記: バッテリの使用方法について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガ イド』を参照してください。 バッテリを装着するには、以下の操作を行います。 ▲ バッテリ ベイにバッテリを挿入し(1) 、しっかりと収まるまで押し込みます(2)。 注意: コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにそのバッテリを取り外す と、情報が失われる可能性があります。バッテリを取り外す場合は、情報の損失を防ぐため、あらか じめハイバネーションを開始するか Windows の通常の手順でシャットダウンしておいてください。 バッテリの着脱 25
バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 26 1. バッテリ リリース ラッチをスライドさせて(1)バッテリの固定を解除します。 2.
ハードドライブの交換またはアップグレード 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 ハードドライブ ベイからハードドライブを取り外す前に、コンピューターをシャットダウンしてくだ さい。コンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときに は、ハードドライブを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャッ トダウンします。 ハードドライブの取り外し ハードドライブを取り外すには、以下の操作を行います。 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 2. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 3. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 4. コンピューターを裏返して安定した平らな場所に置きます。 5. コンピューターからバッテリを取り外します。 6.
8. ハードドライブ ケーブルをシステム ボードから外し(1)、ハードドライブをコンピューターか ら取り外します(2)。 ハードドライブの取り付け ハードドライブを取り付けるには、以下の操作を行います。 28 1. ハードドライブをハードドライブ ベイに挿入し(1) 、ハードドライブ ケーブルをシステム ボー ドに接続します(2)。 2. 底面カバーのタブを、コンピューターのくぼみに合わせます(1) 。 3.
4. 底面カバーのネジ(3)を締めます。 5. バッテリを取り付けなおします。 6. コンピューターの表を上にします。 7. 外部電源をコンピューターに接続しなおします。 8.
注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 メモリ モジュールを追加または交換する前に、コンピューターをシャットダウンしてください。コン ピューターの電源が入っているときや、スリープ モードまたはハイバネーション モードのときに は、メモリ モジュールを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション モードなのかわからない場合は、まず電源ボ タンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムを使用してコンピュー ターをシャットダウンします。 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 2. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 3. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 4. コンピューターを裏返して安定した平らな場所に置きます。 5. コンピューターからバッテリを取り外します。 6. 底面カバーのネジ(1)を緩めます。 7. 底面カバーをコンピューターから持ち上げて(2) 、取り外します。 8.
b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上にメモリ モジュー ルを引き抜いて(2)取り外します。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の 端を持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 9. 以下の要領で、メモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込みとメモリ モジュール スロット(1)を合わせます。 b.
c. カチッと音がして留め具がメモリ モジュールを固定するまで、メモリ モジュールの左右の 端をゆっくりと押し下げます(3) 。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを折り曲げないでくださ い。 10. 底面カバーのタブを、コンピューターのくぼみに合わせます(1) 。 11. メモリ モジュール コンパートメント カバーを取り付けなおします(2) 。 12. 底面カバーのネジ(3)を締めます。 13.
14. コンピューターの上面のカバーを上にして置き、外部電源および外付けデバイスを接続しなおし ます。 15.
プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへと更新することをおすすめします。最新 バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.
6 バックアップおよび復元 ● 復元 ● 復元メディアの作成 ● システムの復元の実行 ● 情報のバックアップおよび復元 お使いのコンピューターには、オペレーティング システムに付属のツールおよび HP が提供している ツールが含まれています。これらを使用すると障害発生時に情報を保護および復元できます。 この章には、以下のトピックに関する情報が含まれています。 ● リカバリ ディスク セットまたはリカバリ フラッシュ ドライブの作成([HP Recovery Manager] (HP リカバリ マネージャー)ソフトウェアの機能) ● (復元用パーティション、リカバリ ディスク、またはリカバリ フラッシュ ドライブからの)シ ステムの復元の実行 ● 情報のバックアップ ● プログラムまたはドライバーの復元 35
復元 ハードドライブに障害が発生した場合にシステムを工場出荷時の状態に復元するには、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用して作成できるリカバリ ディスク セットまたはリカ バリ フラッシュ ドライブが必要になります。ソフトウェアをセットアップしたらすぐに、[HP Recovery Manager]を使用して、リカバリ ディスク セットまたはリカバリ フラッシュ ドライブを作成すること をおすすめします。 その他の理由からシステムを復元する必要がある場合は、HP 復元用パーティション(一部のモデル のみ)を使用して復元できます。この場合、リカバリ ディスクまたはリカバリ フラッシュ ドライブ は必要ありません。復元用パーティションの有無を確認するには、[スタート]をクリックし、[コン ピューター]を右クリックして[管理]→[ディスクの管理]の順にクリックします。復元用パーティショ ンがある場合、ウィンドウにリカバリ ドライブが表示されます。 注意: [HP Recovery Manager](パーティションまたはディスク/フラッシュ ドライブ)は、工場出 荷時にプリイ
注記: リカバリ ディスクを作成する場合は、各ディスクに番号を付けてからオプティカル ド ライブに挿入します。 ● 必要に応じて、リカバリ ディスクまたはリカバリ フラッシュ ドライブの作成が完了する前に、 プログラムを終了させることができます。次回[HP Recovery Manager]を起動すると、バックアッ プ作成プロセスを続行するか尋ねられます。 リカバリ ディスクまたはリカバリ フラッシュ ドライブを作成するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[Recovery Manager](リカバリ マネージャー)→[Recovery Media Creation](リカバリ メディアの作成)の順に選択します。 2.
専用の復元用パーティションを使用した復元(一部のモデルのみ) 専用の復元用パーティションを使用する場合は、復元処理中にオプションでバックアップを実行でき ます。画像、音楽およびその他のオーディオ、ビデオや動画、録画したテレビ番組、ドキュメント、 スプレッドシートおよびプレゼンテーション、電子メール、インターネットのお気に入りおよびイン ターネット設定をバックアップできます。 復元用パーティションからコンピューターを復元するには、以下の操作を行います。 1.
復元メディアを使用した復元 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. 1 枚目のリカバリ ディスクをお使いのコンピューターのオプティカル ドライブまたは別売の外 付けオプティカル ドライブに挿入してから、コンピューターを再起動します。 または お使いのコンピューターの USB コネクタにリカバリ フラッシュ ドライブを挿入してから、コン ピューターを再起動します。 注記: [HP Recovery Manager]でコンピューターが自動的に再起動しない場合は、コンピュー ターのブート順序を変更する必要があります。 3. システムの起動時に f9 キーを押します。 4. オプティカル ドライブまたはフラッシュ ドライブを選択します。 5.
コンピューターのブート順序の変更 リカバリ ディスクのブート順序を変更するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを再起動します。 2. コンピューターの再起動中に esc キーを押してから、f9 キーを押してブート オプションを表示 します。 3. [Boot options](ブート オプション)ウィンドウで、[Internal CD/DVD ROM Drive](内蔵 CD/ DVD ROM ドライブ)を選択します。 リカバリ フラッシュ ドライブのブート順序を変更するには、以下の操作を行います。 1. フラッシュ ドライブを USB コネクタに挿入します。 2. コンピューターを再起動します。 3. コンピューターの再起動中に esc キーを押してから、f9 キーを押してブート オプションを表示 します。 4.
ガイドライン: ● Windows の[システムの復元]機能を使用してシステムの復元ポイントを作成し、定期的にオプ ティカル ディスクまたは外付けハードドライブにコピーします。システムの復元ポイントの使 用方法について詳しくは、42 ページの 「Windows システムの復元ポイントの使用」を参照し てください。 ● 個人用ファイルを[ドキュメント]ライブラリに保存し、このフォルダーを定期的にバックアップ します。 ● カスタマイズされているウィンドウ、ツールバー、またはメニュー バーの設定のスクリーン ショット(画面のコピー)を撮って保存します。設定をもう一度入力する必要がある場合、画面 のコピーを保存しておくと時間を節約できます。 スクリーン ショットを作成するには、以下の操作を行います。 1. 保存する画面を表示させます。 2. 表示されている画面を、クリップボードに画像としてコピーします。 アクティブなウィンドウだけをコピーするには、alt + fn + prt sc キーを押します。 画面全体をコピーするには、fn + prt sc キーを押します。 3.
Windows システムの復元ポイントの使用 システムの復元ポイントによって、特定の時点でのハードドライブのスナップショットに名前を付け て保存できます。復元ポイント作成後に変更を破棄したい場合に、そのポイントまで戻ってシステム を回復できます。 注記: 以前の復元ポイントに復元しても、最後の復元ポイント後に作成されたデータ ファイルや電 子メールには影響がありません。 また、追加の復元ポイントを作成して、ファイルおよび設定の保護を強化できます。 復元ポイントを作成するとき ● ソフトウェアまたはハードウェアを追加/変更する前 ● コンピューターが最適な状態で動作しているとき(定期的に行います) 注記: 復元ポイントまで戻した後に考えが変わった場合は、その復元を取り消すことができます。 システムの復元ポイントの作成 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[システム]の順に選択します。 2. 左側の枠内で、[システムの保護]をクリックします。 3. [システムの保護]タブをクリックします。 4.
7 サポート窓口 ● サポート窓口への問い合わせ ● ラベル 43
サポート窓口への問い合わせ このユーザー ガイド、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』、または[ヘルプとサ ポート]で提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の HP サポート窓口または『サービ スおよびサポートを受けるには』に記載されているサポート窓口にお問い合わせください。 http://www8.hp.com/jp/ja/contact-hp/contact.html 注記: 日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決したり、コンピューターを日本 国外で使用したりするときに必要な情報が記載されています。 ● サービス タグ:以下の情報を含む重要な情報が記載されています。 名称 (1) 製品名 (2) シリアル番号(s/n) (3) 製品番号(p/n) (4) 保証期間 (5) モデルの説明 これらの情報は、サポート窓口にお問い合わせになるときに必要です。サービス タグは、バッ テリ ベイの内部に貼付されています。 ● Microsoft® Certificate of Authenticity:Windows のプロダクト キー(Product Key、Product ID) が記載されています。プロダクト キーは、オペレーティング システムのアップデートやトラブ ルシューティングのときに必要になる場合があります。Microsoft Certificate of Authenticity はコ ンピューターの裏面にあります。 ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。規定ラベルは、バッテ リ ベイの
8 46 仕様 ● 入力電源 ● 動作環境 第 8 章 仕様
入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100 ~ 240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作できます。 入力電源 定格 動作電圧と電流 18.5 V DC(3.5 A、65 W の場合)、19 V DC(4.
動作環境 メートル U.S.
索引 A AC アダプター ランプ 位置 8 U USB コネクタ 位置 9 B Bluetooth ラベル 45 W Web カメラ 位置 11 Web カメラ ランプ、位置 11 Web ブラウザー操作キー 18 Windows アプリケーション キー、 位置 7 Windows ロゴ キー、位置 7 C Caps Lock ランプ、位置 5 Certificate of Authenticity ラベ ル 45 E esc キー、位置 7 F f11 38 fn キー 位置 7 H HDMI コネクタ、位置 9 HP Recovery Manager(HP リカバ リ マネージャー) 37 I ISP、使用 14 M Microsoft Certificate of Authenticity ラベル 45 R RJ-45(ネットワーク)コネクタ、 位置 9 い インターネット接続のセットアッ プ 15 お オーディオ出力(ヘッドフォン)コ ネクタ 位置 9 オーディオ入力(マイク)コネクタ 位置 9 オペレーティング システム Microsoft Certificate of Authent
す ズーム タッチパッド ジェス チャ 23 スクロール タッチパッド ジェス チャ 23 電源ランプ 位置 10 せ 製品名および製品番号、コンピュー ター 45 セキュリティ ロック ケーブル用ス ロット セキュリティ ロック ケーブル用 スロット、位置 8 専用の復元用パーティションからの 復元 38 な 内蔵 Web カメラ ランプ、位 置 11 内蔵マイク 位置 11 そ 操作キー Web ブラウザー 18 位置 7, 18 音量の調節 19 画面の輝度を上げる 18 画面の輝度を下げる 18 画面を切り替える 18 スピーカーの音を消す 19 説明 18 無線 19 外付けモニター コネクタ 位置 9 た タッチパッド 使用 20 ボタン 5 タッチパッド ジェスチャ 回転 24 ズーム 23 スクロール 23 ピンチ 23 タッチパッド ランプ 4 つ 通気孔、位置 9, 12 て 底面カバー 位置 12 電源コネクタ、位置 電源ボタン 位置 6 50 索引 8 と 動作環境 48 に 入力電源 47 ね ネットワーク コネクタ、位置 9 は ハードドライブ 取り付け 28 取
ら ラッチ バッテリ リリース 12 ラベル Bluetooth 45 Microsoft Certificate of Authenticity 45 規定 45 シリアル番号 45 無線 LAN 45 無線認定/認証 45 ランプ AC アダプター 8 Caps Lock 5 Web カメラ 11 電源ランプ 10 ハードドライブ 10 無線 5 り リカバリ ディスク 36 リカバリ ディスクからの復元 39 索引 51