ハードウェア リファレンス ガイド HP EliteOne 1000 G2 All-in-One Business PC
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このガイドについて このガイドでは、このコンピューターの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告!回避しなければ死亡または重傷に至る可能性のある危険な状況を示します。 注意:回避しなければ軽度または中度の傷害に至る可能性のある危険な状況を示します。 重要:重要と考えられるものの、危険性に関わるとは見なされない情報を示します(モニターの損傷 に関する記載など)。この注意事項は、説明に沿って正しく操作しなければ、データの損失やハード ウェアまたはソフトウェアの破損を引き起こす可能性があることをユーザーに警告します。また、概 念を説明したり、タスクを完了したりするための重要な情報を示します。 注記:本文の重要なポイントを強調または補足する追加情報を示します。 ヒント:タスクを完了させるために役立つヒントを示します。 iii
iv このガイドについて
目次 1 製品の特長 ................................................................................................................................................... 1 概要 ........................................................................................................................................................................ 1 ベース ユニットの上面の各部 ........................................................................................................................... 1 ベース ユニットの側面の各部 .....................
ハードディスク ドライブの交換 ..................................................................................................................... 27 M.2 SSD の取り外しおよび取り付け ............................................................................................................... 29 Web カメラの交換または取り付け ................................................................................................................. 32 付録 A 静電気対策 .............................................................................................
1 製品の特長 概要 注記:この製品の最新のマニュアルについて詳しくは、http://www.hp.
ベース ユニットの側面の各部 名称 (1) 指紋認証システム (3) USB Type-C Thunderbolt™ポート(HP ス リープおよび充電機能付き) (2) オーディオ出力(ヘッドフォン)/オー (4) USB SuperSpeed ポート(HP スリープ ディオ入力(マイク)コンボ コネクタ および充電機能付き) ベース ユニットの背面の各部 名称 (1) USB SuperSpeed Plus ポート(×4) (5) 電源コネクタ (2) HDMI 出力端子 (6) RJ-45(ネットワーク)コネクタ (3) DisplayPort 出力コネクタ (7) セキュリティ ロック ケーブル用ス ロット (4) DisplayPort 入力コネクタ 2 第 1 章 製品の特長
モニター前面の各部(一部の製品のみ) 名称 (1) Web カメラ(オプション) (2) オンスクリーン ディスプレイ ボタン(画面調整用) Web カメラの各部 赤外線(IR)Web カメラ(オプション) 名称 正面図 (1) Web カメラ ランプ (4) 赤外線 Web カメラ (2) 赤外線ランプ (5) 背面 Web カメラ調整ホイール (3) FHD(Full High Definition)Web カメラ 上面図 (6) デジタル マイク 背面図 (7) Web カメラ ランプ (8) FHD Web カメラ モニター前面の各部(一部の製品のみ) 3
FHD(Full High Definition)Web カメラ(オプション) 名称 正面図 (1) Web カメラ ランプ (2) FHD Web カメラ 上面図 (3) デジタル マイク シリアル番号および製品番号の記載位置 各コンピューターの外側には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付されてい ます。HP のサポート窓口にお問い合わせになる場合は、これらの番号をお手元に用意しておいてくだ さい。 コンピューターのベース ユニットの番号は、ベース ユニットの底面に記載されています。 4 第 1 章 製品の特長
2 セットアップ モニター本体の取り付け モニター本体はスタンドアロンのコンピューター ベース ユニットに取り付けられます。また、モニ ター本体を取り外して別のモニターと交換することも可能です。 1. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 2. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 3. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 4.
6 5. システム ボードに接続されている 2 本のモニター ケーブルを、それぞれケーブル コネクタの両 端を内側にしっかりと押しながら(1)引き上げて、システム ボードから取り外します(2)。 6. これからモニター本体を取り付けるコンピューターからリア アクセス カバーを取り外すには、 ベース ユニットの背面にある 2 つのリリース ボタンを押し(1)、同時にカバーの後部を上に回 転させます(2)。次に、カバーを後方にスライドさせてコンピューターから取り外します(3)。 7.
8. モニター本体の支柱の基部にある 2 本の固定用ネジを緩めます(1)。一方の手でモニター本体の 底部を前からしっかり持ち、もう一方の手でモニター本体を後方にスライドさせて小さい金属製 の固定用タブから外した後、モニターを持ち上げてベース ユニットから取り外します(2)。 重要:モニター本体は重いものです。モニター本体を取り外すときはしっかりと持つようにし、 落として破損させないようにしてください。 9.
10. 2 本のモニター ケーブルをシステム ボードのコネクタに接続します。 11. リア アクセス カバーを取り付けなおすには、リア アクセス カバーの前部にあるタブをフロント カバーの背面にあるスロットに差し込み(1)、リア アクセス カバーの後部を押し下げます(2)。 注記:カバーを取り付けなおすときにケーブルが損傷しないように、すべてのケーブルが正しく 配線されていることを確認します。 12.
電源への接続 電源に接続するには、電源コードの一方の端を外部電源アダプターに接続し(1)、もう一方の端を アース(接地)された電源コンセントに接続して(2)、外部電源アダプターをコンピューターのベー ス ユニットの DC 電源コード コネクタに接続します(3)。 モニター本体検出の警告の有効化 この警告は、モニター本体のケーブルが完全に接続されていない場合に表示されます。モニター本体 を取り付けているシステムでこの警告を有効にすることをおすすめします。 1. コンピューターの電源を入れるか再起動し、HP のロゴが表示されたら F10 キーを押して[HP Computer Setup]を起動します。 2. [詳細設定](Advanced)→[内蔵デバイス](Built-In Devices)の順に選択します。 3. [パネルなし構成を許可する](Allow No Panel configuration)を選択します。 4.
セキュリティ ロック ケーブルの取り付け セキュリティ ロック ケーブルは、鍵でロックするワイヤ ケーブル付きのデバイスです。ケーブルの 一方の端をデスク(またはその他の固定物)に取り付け、もう一方の端をコンピューターのベース ユ ニットのセキュリティ ロック ケーブル用スロットに取り付けます。鍵をかけて、セキュリティ ロッ ク ケーブルを固定します。 10 第 2 章 セットアップ
モニター本体の位置の調整 モニター本体を傾けて、見やすい位置に設定します。 注記:23.8 インチ、27 インチ、および 34 インチのモニター本体は後ろに傾きます。前に傾くのは 23.8 インチおよび 27 インチのモニター本体だけです。34 インチのモニター本体は前に傾きません。 モニター本体の高さを調整して、見やすい位置に設定します。 注記:高さを調整できるのは 23.
2 番目のモニターの接続 コンピューター背面の DisplayPort および HDMI 出力端子を使用すると、2 番目のモニターをコン ピューターに接続できます。 以下のどちらかの構成で最大 2 台のモニターを接続できます。 ● 2 台のモニターを DisplayPort にデイジーチェーン接続 ● DisplayPort および HDMI 出力端子にモニターを 1 台ずつ接続 追加するモニターに DisplayPort または HDMI 入力端子が装備されている場合は、ビデオ アダプターは 必要ありません。追加するモニターに DisplayPort または HDMI 入力端子が装備されていない場合は、 お使いの構成に適したビデオ アダプターを別途用意する必要があります。 DisplayPort アダプター、HDMI アダプター、およびビデオ ケーブルは別売です。HP では、以下のアダ プターを提供しています。 注記:取り扱い製品は国や地域によって異なります。 ● DisplayPort - VGA アダプター ● DisplayPort - DVI アダプター ● HDMI - VGA
Web カメラの使用 以下の方法でモニターの Web カメラを使用できます。 ● オンライン ビデオ会議のストリーミング ● インスタント メッセージの送信および受信 ● ミーティングのスケジュール設定 ● 会話中のセキュリティの維持 Web カメラの操作 ● Web カメラを使用可能な状態にするには、カメラを押し下げてロックを解除します。 ● Web カメラの使用を終了するには、ロックされるまでカメラを押し下げます。 [Windows Hello]の設定 コンピューターに Windows 10 オペレーティング システムがインストールされている場合は、以下の 手順に沿って[Windows Hello]の顔認識を設定します。 1. [スタート]ボタン→[設定]→[アカウント]→[サインイン オプション]の順に選択します。 2.
無線キーボードおよびマウスの同期 無線キーボードおよびマウスはモデルにより別売です。マウスおよびキーボードは工場出荷時に同 期されています。マウスおよびキーボードが同期されない場合は、以下の操作を行って、ペアリング を手動で同期しなおしてください。 1. トランシーバーをコンピューターの USB ポートに差し込みます。 2. トランシーバーの 30 cm 以内の範囲にキーボードを置きます。キーボードの底面にある接続ボ タンを押してから、キーボードのキーを押します。 3.
3 ハードウェアの修理およびアップグレー ド 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告!感電、火傷、火災などの危険がありますので、以下の点に注意してください。 ● カバーやパネル等を取り外す前に、電源コンセントから電源コードを抜き取ります。内部には通 電する部品が含まれています。 ● 作業を行う前に、本体内部の温度が十分に下がっていることを確認してください。 ● 装置の電源を入れなおす前に、取り外したカバーやパネル等を元の位置にしっかりと取り付けな おしてください。 ● 電話回線のモジュラー ジャックを本体の背面のネットワーク コネクタ(NIC)に接続しないでく ださい。 ● 必ず電源コードのアース端子を使用してアース(接地)してください。アース端子は、製品を安 全に使用するための重要な装置です。 ● 電源コードは常に、装置の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに接続 してください。 安全のために、電源コードや電源ケーブルの上には物を置かないでください。また、コードやケ
ベース ユニットのアクセス カバーの取り外しおよび取り付け コンピューターの内部部品にアクセスするには、ベース ユニットのアクセス カバーを取り外す必要が あります。 1. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 2. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 3. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 4.
5. リア アクセス カバーを取り外した後、フロント アクセス カバーを取り外すには、以下の操作を 行います。 a. フロント カバーの背面にある 2 つのリリース ボタンを押し(1)、カバーをまっすぐ上に持 ち上げて取り外します(2)。 注記:フロント カバーの右側にはケーブルが接続されています。カバーを引き上げすぎて ケーブルが抜けないように注意してください。 b.
これで、コンピューターの部品を点検できます。 アクセス カバーを取り付けなおすには、以下の操作を行います。 1. フロント アクセス カバーを取り付けなおすには、カバーをモニター本体の位置に合わせ、カ バーをまっすぐ下に押し下げてベース ユニットの所定の位置にカチッと収まるようにします。 2. リア アクセス カバーを取り付けなおすには、リア アクセス カバーの前部にあるタブをフロント カバーの背面にあるスロットに差し込み(1)、リア アクセス カバーの後部を押し下げます(2)。 注記:カバーを取り付けなおすときにケーブルが損傷しないように、すべてのケーブルが正しく 配線されていることを確認します。 3.
1. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 2. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 3. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 4. リア アクセス カバーを取り外すには、ベース ユニットの背面にある 2 つのリリース ボタンを押 し(1)、同時にカバーの後部を上に回転させます(2)。次に、カバーを後方にスライドさせて ベース ユニットから取り外します(3)。 5.
6. モニター本体の支柱の基部にある 2 本の固定用ネジを緩めます(1)。一方の手でモニター本体の 底部を前からしっかり持ち、もう一方の手でモニター本体を後方にスライドさせて小さい金属製 の固定用タブから外した後、モニターを持ち上げてベース ユニットから取り外します(2)。 重要:モニター本体は重いものです。モニター本体を取り外すときはしっかりと持つようにし、 落として破損させないようにしてください。 7.
8. 2 本のモニター ケーブルをシステム ボードのコネクタに接続します。 9. リア アクセス カバーを取り付けなおすには、リア アクセス カバーの前部にあるタブをフロント カバーの背面にあるスロットに差し込み(1)、リア アクセス カバーの後部を押し下げます(2)。 注記:カバーを取り付けなおすときにケーブルが損傷しないように、すべてのケーブルが正しく 配線されていることを確認します。 10.
内部部品の位置 名称 22 (1) ハードディスク ドライブ (3) RTC 電池 (2) M.
メモリの取り外しおよび取り付け システム ボード上にあるメモリ スロットには、業界標準のスモール アウトライン デュアル インライ ン メモリ モジュール(SODIMM)を 2 つまで取り付けることができます。これらのメモリ スロットに は、少なくとも 1 つのメモリ モジュールが標準装備されています。 メモリ モジュールの仕様 システムのパフォーマンスを最大まで高めるには、以下の仕様を満たすメモリ モジュールを使用する ことをおすすめします。 項目 仕様 メモリ モジュール 1.
メモリ モジュールの取り付け位置 メモリ モジュールのチャネルの位置については、以下の表を参照してください。 位置 システム ボード上の表記 チャネル 下部ソケット SODIMM1 チャネル B 上部ソケット SODIMM3 チャネル A 取り付けられているメモリ モジュールに応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、 デュアル チャネル モード、またはフレックス モードで動作します。 ● 1 つのチャネルのスロットにのみメモリ モジュールが取り付けられている場合、システムはシン グル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A のメモリ モジュールの合計メモリ容量とチャネル B のメモリ モジュールの合計メモ リ容量が等しい場合、システムはより高性能なデュアル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A のメモリ モジュールのメモリ容量とチャネル B のメモリ モジュールのメモリ容量が 異なる場合、システムはフレックス モードで動作します。フレックス モードでは、最も容量の 小さいメモリが取り付けられているチャネルがデュアル チャネルに割り当てられるメモリ
6. メモリ モジュールを取り出すには、メモリ モジュールの両側にある 2 つのラッチを外側に押し (1)、ソケットからメモリ モジュールを引き出します(2)。 7. メモリ モジュールを取り付けるには、メモリ モジュールを約 30°の角度でソケットに差し込み (1)、ラッチで正しい位置に固定されるまでメモリ モジュールを押し下げます(2)。 注記:メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールの切り込みと メモリ スロットのタブを合わせます。 8. ベース ユニットのフロント アクセス パネルおよびリア アクセス パネルを取り付けなおします。 16 ページのベース ユニットのアクセス カバーの取り外しおよび取り付けを参照してください。 9.
RTC(リアルタイム クロック)電池の交換 お使いのコンピューターに付属の RTC 電池は、リアルタイム クロックに電力を供給するためのもので す。電池は消耗品です。電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと 同等の電池を使用してください。コンピューターに付属の電池は、3V のボタン型リチウム電池です。 警告!お使いのコンピューターには、二酸化マンガン リチウム電池が内蔵されています。電池の取り 扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。けがをすることがないように、以下の点に注意し てください。 ● 電池を充電しないでください。 ● 電池を 60°C を超える場所に放置しないでください。 ● 電池を分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでください。 ● 電池を交換するときは、コンピューターに最初に取り付けられていたものと同等の電池を使用し てください。 重要:電池を交換する前に、コンピューターの CMOS 設定のバックアップを作成してください。電池 が取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。 静電気の放電に
5. 電池をホルダーから取り出すために、電池の一方の端の上にある留め金を押し上げます。電池が 持ち上がったら、ホルダーから取り出します(1)。 6. 新しい電池を装着するには、交換する電池を、[+]と書かれている面を上にしてホルダーにスラ イドさせて装着します。電池の一方の端が留め具の下に収まるまで、もう一方の端を押し下げま す(2)。 7. ベース ユニットのフロント アクセス パネルおよびリア アクセス パネルを取り付けなおします。 16 ページのベース ユニットのアクセス カバーの取り外しおよび取り付けを参照してください。 8. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 9. [HP Computer Setup]を使用して、日付と時刻、パスワード、およびその他の必要なシステム セッ トアップを設定しなおします。 ハードディスク ドライブの交換 システム ボード上のハード ディスク ドライブの位置については、22 ページの内部部品の位置を参照 してください。 1.
28 5. ハードディスク ドライブの前方にあるリリース レバーを外側に引きます(1)。ドライブを後方 にスライドさせ、ドライブが止まったところで、ドライブを持ち上げてドライブ ベイから取り出 します(2)。次に、ハードディスク ドライブ背面からケーブルを取り外します(3)。 6.
7. 古いドライブから外した 4 本の取り付けネジを、新しいハードディスク ドライブの両側に取り付 けます。 8. ハードディスク ドライブ背面にケーブルを接続します(1)。次に、ドライブの取り付けネジの位 置をドライブ ベイの両側にある J 字型のスロットの位置に合わせ、ドライブをドライブ ベイに 押し込みます。正しい位置に固定されるまでドライブを前方にスライドさせます(2)。 9. ベース ユニットのフロント アクセス パネルおよびリア アクセス パネルを取り付けなおします。 16 ページのベース ユニットのアクセス カバーの取り外しおよび取り付けを参照してください。 10. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 M.2 SSD の取り外しおよび取り付け システム ボード上の M.2 SSD の位置については、22 ページの内部部品の位置を参照してください。 1. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 2.
3. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 30 4. ベース ユニットのリア アクセス パネルおよびフロント アクセス パネルを取り外します。 16 ページのベース ユニットのアクセス カバーの取り外しおよび取り付けを参照してください。 5. M.2 SSD は、モニター本体のマウントとハードディスク ドライブ ベイの間にあるファンの下にあ ります。ファンをまっすぐ上に引き上げ、システム ボードの支柱から離すようにして取り外しま す。ファン ケーブルを外す必要はありません。 6. M.
7. M.2 SSD を取り付けるには、SSD のコネクタの端をスライドさせてシステム ボードのコネクタに 差し込み(1)、SSD のもう一方の端を押し下げて(2)、SSD をネジでシステム ボードに固定しま す(3)。 8. ファンをシステム ボードの支柱に押し下げて、ファンを取り付けなおします。 9. ベース ユニットのフロント アクセス パネルおよびリア アクセス パネルを取り付けなおします。 16 ページのベース ユニットのアクセス カバーの取り外しおよび取り付けを参照してください。 10. 電源コードおよびすべての外付けデバイスを接続しなおして、コンピューターの電源を入れま す。 M.
Web カメラの交換または取り付け Web カメラを交換するには、以下の操作を行います。 1. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 2. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 3. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 32 4. Web カメラの両側にあるリリース用の穴にクリップを差し込み(1) 、内部のラッチの固定を解除 して、Web カメラをモニター本体から引き出します(2)。 5.
モニター本体の Web カメラ用スロットに Web カメラ ブランクが取り付けられている場合に Web カ メラを取り付けるには、以下の操作を行います。 1. USB フラッシュ ドライブなどのすべてのリムーバブル メディアをコンピューターから取り出し ます。 2. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンしてコンピューターの電源を切って から、外付けデバイスの電源もすべて切ります。 3. 電源コードを電源コンセントから抜き、コンピューターからすべての外付けデバイスを取り外し ます。 重要:システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関係な く、システム ボードには常に電気が流れています。感電やコンピューターの内部部品の損傷を防 ぐため、電源コードを抜いて電力が放電されるまで約 30 秒待機してから作業する必要がありま す。 4. モニター本体のリア パネルの上部にある Web カメラ用スロットのあたりを持ち、リア パネルと ディスプレイ本体を接続しているポイント(1)を外したら、リア パネルをスタンドの支柱に 沿って下にすべらせます(2)。 5.
34 6. リア パネルをモニター本体に、カチッと音がするまで押し込みます。 7. 新しい Web カメラをモニター本体の Web カメラ用スロットに挿入し、内部のラッチで固定され るまで Web カメラを押し下げます。 8.
A 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが損 傷する可能性があります。このような損傷によって、デバイスの耐用年数が短くなることがありま す。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬時や保管時は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアース(接地)されている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アース(接地)の方法 静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上の方法でアース(接地)を行ってくださ い。 ● すでにアースされているコンピューターのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バン ドは柔軟な帯状のもので、アース コード内の抵抗は、1 MΩ±1
B コンピューター操作のガイドラインおよ び手入れと運搬時の注意 コンピューター操作のガイドラインおよび手入れに関する注 意 コンピューターおよびモニターの設置や手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってください。 36 ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピューターは、安定した平らな場所に設置してください。また、通気が確保されるよう、コ ンピューターの通気孔のある面およびモニターの上部に、少なくとも 10 cm の空間を確保してく ださい。 ● 内部への通気が悪くなるので、絶対にコンピューターの通気孔をふさがないでください。キー ボードを横置き構成の本体のフロント パネルに立てかけることも、おやめください。 ● コンピューターのアクセス パネルまたは拡張カード スロットのカバーのどちらかを取り外した まま使用しないでください。 ● コンピューターを積み重ねたり、互いの排気や熱にさらされるほどコンピューターどうしを近く に置いたりしないでください。 ● コンピューターを別のエンクロージャに入れて操作す
● ● コンピューターやモニターの外側、およびキーボードの表面が汚れたら、水で軽く湿らせた 柔らかい布で汚れを落とした後、糸くずの出ない柔かい布で拭いて乾かしてください。洗剤 などを使用すると、変色や変質の原因となります。 ● 画面は、清潔で柔らかい、静電気防止加工のされた布で拭いてください。汚れが落ちにくい 場合は、水とイソプロピル アルコールを 50:50 に混合した溶液を使用します。布にクリー ナーをスプレーし、湿らせた布を使用して画面をそっと拭きます。決して、クリーナーを画 面に直接吹きかけないでください。クリーナーがベゼル裏側に入ってしまい、電子部品が損 傷するおそれがあります。 ● コンピューターの通気孔やモニター上部の通気孔は、ときどき掃除してください。糸くずや ほこりなどの異物によって通気孔がふさがれると、内部への通気が悪くなり、故障の原因と なります。 ベンゼン、シンナー、およびその他の揮発性の溶剤など、石油系の物質を含むクリーナーを画面 やキャビネットの清掃に使用しないでください。これらの化学物質を使用すると、コンピュー ターが損傷するおそれがあります。 運搬時の注意 コン
C ユーザー サポート HP は、単体で、または適切な補助ツールや支援技術と組み合わせることにより、お身体の不自由な方 にもお使いいただけるような製品やサービスを設計、製造、販売しています。 サポートされている支援技術 HP 製品は、さまざまなオペレーティング システム支援技術に対応しており、また、その他の支援技 術と組み合わせて機能するようにも設定できます。支援機能に関してより詳しい情報を確認するに は、お使いのデバイスの検索機能を使用してください。 注記:特定の支援技術製品について詳しくは、その製品のサポート窓口にお問い合わせください。 HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドで提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の Web サイト、また は日本向けの日本語モデル製品に付属の『サービスおよびサポートを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/jp/ contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.
索引 記号/数字 2 番目のモニターの接続 12 F FHD Web カメラの各部 I IR Web カメラの各部 M M.