ユーザー ガイド
© Copyright 2014 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Bluetooth は、その所有者が所有する商標で あり、使用許諾に基づいて Hewlett-Packard Company が使用しています。Intel、Celeron、 Centrino、および Pentium は、米国 Intel Corporation の米国およびその他の国におけ る商標または登録商標です。Java は、米国 Sun Microsystems, Inc.
安全に関するご注意 警告!低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用し たり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感な 方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダ プターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いた りしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950-1)で定められた、ユーザーが触れる表面
iv 安全に関するご注意
プロセッサの構成設定(一部のモデルのみ) 重要:一部のモデルのコンピューターには、Intel® Pentium® N35xx シリーズまたは Celeron® N28xx/ N29xx シリーズ プロセッサおよび Windows®オペレーティング システムが設定されています。お使い のコンピューターが説明のとおりに設定されている場合は、msconfig.
vi プロセッサの構成設定(一部のモデルのみ)
目次 1 ようこそ ...................................................................................................................................................... 1 情報の確認 ............................................................................................................................................................ 2 2 コンピューターの概要 .................................................................................................................................. 4 右側面の各部 ...............................
4 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作 ..................................... 27 ポインティング デバイスの使用 ..................................................................................................................... 27 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ .......................................................................... 27 ポイント スティックの使用 .......................................................................................................... 27 タッチパッドおよびジェスチャの使用 ...................................................
AMD グラフィックス(および別売のハブ)を搭載したコンピューターへの ディスプレイの接続 ..................................................................................................... 42 インテル グラフィックス(および別売のハブ)を搭載したコンピューター へのディスプレイの接続 ............................................................................................. 42 インテル グラフィックス(および内蔵ハブ)を搭載したコンピューターへ のディスプレイの接続 ................................................................................................. 43 Miracast 対応無線ディスプレイの検出および接続(一部のモデルのみ) ............................
スマート カードの使用 ..................................................................................................................................... 54 スマート カードの挿入 .................................................................................................................. 55 スマート カードの取り出し .......................................................................................................... 55 USB(Universal Serial Bus)デバイスの使用 ............................................................................
自動 DriveLock による保護の解除 .............................................................................. 72 ウィルス対策ソフトウェアの使用 ................................................................................................................. 73 ファイアウォール ソフトウェアの使用 ......................................................................................................... 73 緊急セキュリティ アップデートのインストール ......................................................................................... 74 [HP Client Security]の使用 .......
マルチブート設定の選択 ............................................................................................................... 89 [Computer Setup]での新しいブート順序の設定 ....................................................... 89 f9 キーの画面を使用したブート デバイスの動的な選択 ....................................... 90 MultiBoot Express プロンプトの設定 .......................................................................... 90 MultiBoot Express 設定の入力 ......................................................................................
1 ようこそ 最大限に活用するため、コンピューターのセットアップおよび登録が終了したら、以下の手順を行う ことをおすすめします。 ヒント:開いているアプリケーションまたは Windows®デスクトップからコンピューターのスタート 画面にすばやく戻るには、キーボードの Windows キー を押します。Windows キーをもう一度押 すと、前の画面に戻ります。 ● インターネットへの接続:インターネットに接続できるように、有線ネットワークまたは無線 ネットワークをセットアップします。詳しくは、19 ページの「ネットワークへの接続」を参照 してください。 ● ウィルス対策ソフトウェアの更新:ウィルスによる被害からコンピューターを保護します。この ソフトウェアは、お使いのコンピューターにプリインストールされています。詳しくは、 73 ページのウィルス対策ソフトウェアの使用を参照してください ● コンピューター本体の確認:お使いのコンピューターの各部や特徴を確認します。詳しくは、 4 ページの「コンピューターの概要」および27 ページの「キーボード、タッチ ジェスチャ、 およびポインティング デバイ
情報の確認 印刷物の『セットアップ手順』ポスターの説明に沿ってコンピューターの電源を入れ、このガイドを 見つけます。このガイドに記載されている情報を確認した後は、下の表に記載されている説明書や Web サイトも参照してください。 リソース 『セットアップ手順』(印刷物のポスター) HP Support Assistant 提供される情報 ● コンピューターのセットアップ方法 ● コンピューター各部の名称 ● オペレーティング システムの情報 [HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で、 ● [HP Support Assistant]アプリケーションを選択します ソフトウェア、ドライバー、および BIOS の アップデート ● 最新のユーザー ガイドについては、http://www.hp.
リソース 提供される情報 日本向けの日本語モデル製品には、保証内容を記載した小冊子、 『サービスおよびサポートを受けるには』が付 属しています。また、日本以外でも、印刷物の HP 限定保証規定が製品に付属している国や地域もあります。 保証規定が印刷物として提供されていない国または地域では、印刷物のコピーを入手できます。 http://www.hp.com/go/orderdocuments/ でオンラインで申し込むか、または下記宛てに郵送でお申し込みくださ い。 ● 北米:Hewlett-Packard, MS POD, 11311 Chinden Blvd., Boise, ID 83714, USA ● ヨーロッパ、中東、アフリカ:Hewlett-Packard, POD, Via G. Di Vittorio, 9, 20063, Cernusco s/Naviglio (MI), Italy ● アジア太平洋:Hewlett-Packard, POD, P.O.
2 コンピューターの概要 右側面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 オーディオ出力(ヘッドフォ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ ス ン)/オーディオ入力(マイク) ピーカー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テ レビ オーディオ ケーブルなどを接続します。ヘッドセッ コネクタ ト マイク(別売)を使用する場合もここに接続します。こ のコネクタは、マイクのみのデバイスには対応していませ ん 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、また はヘッドセットを使用してください。安全に関する情報 について詳しくは、 『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください。このガイドを表示するには、 スタート画面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します 注記:コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター 本体のスピーカーは無効になります 注記:デバイスのケーブルのコネクタが、オーディオ出力 (ヘッドフォン)お
名称 (5) 説明 RJ-45(ネットワーク)コネク ネットワーク ケーブルを接続します タ/ランプ ● 緑色(左) :ネットワークに接続しています ● オレンジ色(右) :ネットワークが動作しています (6) ドッキング コネクタ 別売のドッキング デバイスを接続します (7) 電源コネクタ AC アダプターを接続します 名称 (1) 説明 オーディオ出力(ヘッドフォ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ ス ン)/オーディオ入力(マイク) ピーカー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テ レビ オーディオ ケーブルなどを接続します。ヘッドセッ コネクタ ト マイク(別売)を使用する場合もここに接続します。こ のコネクタは、マイクのみのデバイスには対応していませ ん 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、また はヘッドセットを使用してください。安全に関する情報 について詳しくは、 『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください。このガイドを表示するには、 スタート画面で「support」と入力し
名称 (5) 説明 RJ-45(ネットワーク)コネク ネットワーク ケーブルを接続します タ/ランプ ● 緑色(左) :ネットワークに接続しています ● 6 オレンジ色(右) :ネットワークが動作しています (6) ドッキング コネクタ 別売のドッキング デバイスを接続します (7) 電源コネクタ AC アダプターを接続します 第 2 章 コンピューターの概要
左側面の各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブ ル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありま すが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防 ぐものではありません (2) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気 を通します 注記:(ファンレス モデルを除く)コンピューターのファ ンは、内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自 動的に作動します。通常の操作を行っているときに内部 ファンが回転したり停止したりしますが、これは正常な動 作です 外付け VGA モニターまたはプロジェクターを接続します (3) 外付けモニター コネクタ (4) USB 3.
名称 (1) (2) 説明 セキュリティ ロック ケーブ ル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルを接続します 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気 を通します 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありま すが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防 ぐものではありません 注記: (ファンレス モデルを除く)コンピューターのファ ンは、内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自 動的に作動します。通常の操作を行っているときに内部 ファンが回転したり停止したりしますが、これは正常な動 作です 外付け VGA モニターまたはプロジェクターを接続します (3) 外付けモニター コネクタ (4) USB 3.
ディスプレイの各部 注記:お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 名称 説明 (1) 無線 LAN アンテナ* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する 無線信号を送受信します (2) 無線 WAN アンテナ*(一部のモ 無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)で通信する デルのみ) 無線信号を送受信します (3) 内蔵マイク サウンドを集音、録音します (4) Web カメラ ランプ Web カメラがオンのときに点灯します (5) Web カメラ 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデ ルでは、動画のストリーミングによるビデオ会議やオンラ イン チャットができます Web カメラの使用方法については、[HP Support Assistant] にアクセスしてください。[HP Support Assistant]にアクセ スするには、スタート画面で、[HP Support Assistant]アプ リケーションを選択します (6) 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプ
表面の各部 タッチパッド 名称 説明 (1) ポイント スティック ポインターを動かして、画面上の項目を選択したり、アク ティブにしたりします (2) 左のポイント スティック ボ タン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) タッチパッド オン/オフ切り 替え機能 タッチパッドをオンまたはオフにします (4) タッチパッド ゾーン 指によるジェスチャを読み取り、画面上のポインターを移 動したり項目をアクティブにしたりします 注記:タッチパッドでは、エッジ スワイプ ジェスチャも サポートされています。詳しくは、32 ページのエッジ ス ワイプ(一部のモデルのみ)を参照してください 10 (5) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (6) 右のポイント スティック ボ タン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します (7) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 第 2 章 コンピューターの概要
ランプ 注記:お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 注記:下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターはスリープ状態で、省電力状態 になっています。ディスプレイおよびその他の不要 なコンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、 ハイバネーション状態になっています。ハイバネー ションは、最小限の電力を使用する省電力状態です 注記:一部のモデルでは、インテル® ラピッド・スタート・ テクノロジー機能が出荷時に有効に設定されています。 ラピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、操作し ていなかったコンピューターが稼働状態にすばやく復帰 できます。詳しくは、45 ページの省電力設定の使用を参 照してください (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大 文字で入力されます (3) タッチパッド ランプ ●
名称 (6) 説明 無線ランプ 点灯:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバ イスや Bluetooth® デバイスなどの内蔵無線デバイスの電 源がオンになっています 注記:モデルによっては、すべての無線デバイスがオフに なっている場合に無線ランプがオレンジ色に点灯します (7) 12 ミュート(消音)ランプ 第 2 章 コンピューターの概要 ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになっ ています ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっていま す
ボタン、スピーカー、および指紋認証システム(一部のモデルのみ) 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを 押すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを 短く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短 く押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボ タンを短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意:電源ボタンを押し続けて電源を切断すると、保存さ れていない情報は失われます コンピューターが応答せず、Windows のシャットダウン手 順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したま まにすると、コンピューターの電源が切れます 注記:一部のモデルでは、インテル ラピッド・スタート・ テクノロジー機能が出荷時に有効に設定されています。 ラピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、操作し ていなかったコンピューターが稼働状態にすばやく復帰 できます。詳しくは、45 ページの省電力設定の使用を参 照してください 電源設定について詳しくは、
名称 14 説明 (3) 無線ボタン 無線機能をオンまたはオフにしますが、無線接続は確立さ れません (4) ミュート(消音)ボタン スピーカーの音を消したり音量を元に戻したりします (5) 指紋認証システム(一部のモ デルのみ) パスワードの代わりに指紋認証を使用して Windows にロ グオンできます 第 2 章 コンピューターの概要
キー 注記:お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー ファンクション キーまたは esc キーと組み合わせて押す ことによって、頻繁に使用するシステムの機能を実行しま す (3) Windows キー 開いているアプリケーションまたは Windows デスクトッ プからスタート画面に戻ります 注記:Windows キーをもう一度押すと、前の画面に戻りま す (4) ファンクション キー fn キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用する システムの機能を実行します (5) 内蔵テンキー 内蔵テンキーがオンになっているときは、外付けテンキー と同様に使用できます。上の図は英語版のキー配列です。 日本語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキー の位置は同じです オンになっているときに内蔵テンキーのキーを押すと、そ のキーの右上または手前側面にあるアイコンで示された 機能が実行されます (6) Windows アプリケーシ
裏面の各部 注記:お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 名称 説明 (1) オプション バッテリ コネク タ(一部のモデルのみ) 別売のオプション バッテリを接続します (2) 底面カバー ハードドライブ ベイ、無線 LAN モジュール スロット、無 線 WAN モジュール スロット、およびメモリ モジュール ス ロットにアクセスできます 注意:システムの応答停止を防ぐため、無線モジュールを 交換する場合は、各国/地域の無線デバイスの認定/承認機 関でこのコンピューター用に認定された製品のみを使用 してください。モジュールを交換した後にエラー メッ セージが表示される場合は、モジュールを取り外してコン ピューターを元の状態に戻した後で、[HP Support Assistant] から HP のサポート窓口にお問い合わせください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で、 [HP Support Assistant]アプリケーションを選択します 16 (3) 底面カバー リリース ラッチ 底面カバーを取り外すときに使用しま
名称 説明 注記:(ファンレス モデルを除く)コンピューターのファ ンは、内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自 動的に作動します。通常の操作を行っているときに内部 ファンが回転したり停止したりしますが、これは正常な動 作です (6) SIM カード スロット(一部の モデルのみ) 無線 SIM(Subscriber Identity Module)カードを装着できま す。SIM カード スロットは、バッテリ ベイの中にあります 裏面の各部 17
前面の各部 名称 (1) 説明 無線ランプ 点灯:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバ イスや Bluetooth®デバイスなどの内蔵無線デバイスの電源 がオンになっています 注記:モデルによっては、すべての無線デバイスがオフに なっている場合に無線ランプがオレンジ色に点灯します (2) 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターはスリープ状態で、省電力状態 になっています。ディスプレイおよびその他の不要 なコンポーネントの電源はオフになっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、 ハイバネーション状態になっています。ハイバネー ションは、最小限の電力を使用する省電力状態です 注記:一部のモデルでは、インテル ラピッド・スタート・ テクノロジー機能が出荷時に有効に設定されています。 ラピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、操作し ていなかったコンピューターが稼働状態にすばやく復帰 できます。詳しくは、45 ページの省電力設定の使用を参 照してください (3) (4) AC アダプター/バッテリ
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイト の情報を参照できます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明します。 無線ネットワークへの接続 無線ネットワークでは、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げい ただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場合がありま す。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN と呼ばれます)に接続します。無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポイント と通信します。 ● HP モバイル ブロードバンド モジュール(一部のモデルのみ) :より広い範囲での無線接続を
無線ボタンの使用 コンピューターのモデルにより、無線ボタンや複数の無線デバイス、および 1 つまたは 2 つの無線ラ ンプが搭載されています。出荷時の設定でコンピューターのすべての無線デバイスが有効になって いる場合、無線ランプが搭載されているモデルでは、コンピューターの電源を入れると無線ランプが (白色に)点灯します。 無線ランプは、無線デバイスの全体的な電源の状態を表すものであり、個々のデバイスの状態を表す ものではありません。無線ランプが白色の場合は、少なくとも 1 つの無線デバイスがオンになってい ることを示しています。無線ランプがオフの場合は、すべての無線デバイスがオフになっていること を示しています。 注記:モデルによっては、すべての無線デバイスがオフになっている場合に無線ランプがオレンジ色 に点灯します。 出荷時の設定ではすべての無線デバイスが有効になっています。このため、複数の無線デバイスのオ ンとオフの切り替えを、無線ボタンで同時に行うことができます。 オペレーティング システムの制御機能の使用 オペレーティング システムの制御機能である[ネットワークと共有センター]では、接続またはネット
インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 自宅でインターネット アクセスをセットアップするには、インターネット サービス プロバイダー (ISP)のアカウントを設定する必要があります。インターネット サービスの申し込みおよびモデムの 購入については、利用する ISP に問い合わせてください。ほとんどの ISP が、モデムのセットアップ、 無線コンピューターをモデムに接続するためのネットワーク ケーブルの取り付け、インターネット サービスのテストなどの作業に関するサポートを提供しています。 注記:インターネットにアクセスするためのユーザー ID およびパスワードは、利用する ISP から提供 されます。この情報は、記録して安全な場所に保管しておいてください。 無線 LAN のセットアップ 無線 LAN をセットアップし、インターネットに接続するには、以下のような準備が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (1)およびインターネット サービス プロバイダー (ISP)が提供する高速インターネット サービス ● 無線ルーター(2)(別売) ● 無線コンピューター
無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、常にセキュリティ機能 を有効にして、不正アクセスからネットワークを保護してください。無線 LAN スポットと呼ばれるイ ンターネット カフェや空港などで利用できる公衆無線 LAN では、セキュリティ対策が採られていない ことがあります。無線 LAN スポットを利用するときにコンピューターのセキュリティに不安がある 場合は、ネットワークに接続しての操作を、機密性の低い電子メールや基本的なネット サーフィン程 度にとどめておいてください。 無線信号はネットワークの外に出てしまうため、保護されていない信号を他の無線 LAN デバイスに拾 われる可能性があります。事前に以下のような対策を採ることで無線 LAN を保護します。 ● ファイアウォールを使用する ファイアウォールは、ネットワークに送信されてくるデータとデータ要求をチェックし、疑わし いデータを破棄します。ファイアウォールの種類は、ソフトウェアとハードウェアに分けられま す。ネットワークによっては、両方の種類を組み合わせて使用します。 ● 無線を暗号
注記:動作範囲(無線信号が届く範囲)は、無線 LAN の機器の数や配置などの展開状況、ルーターの 製造元、および壁や床などの建造物やその他の電子機器からの干渉に応じて異なります。 HP モバイル ブロードバンドの使用(一部のモデルおよび一部の国や地域のみ) HP モバイル ブロードバンドを使用すると、コンピューターで無線 WAN を使用できるため、無線 LAN でのアクセスよりも、より多くの場所のより広い範囲からインターネットにアクセスできます。HP モ バイル ブロードバンドを使用するには、ネットワーク サービス プロバイダー(「モバイル ネットワー ク事業者」と呼ばれます)と契約する必要があります。ネットワーク サービス プロバイダーは、ほと んどの場合、携帯電話事業者です。HP モバイル ブロードバンドの対応範囲は、携帯電話の通話可能 範囲とほぼ同じです。 モバイル ネットワーク事業者のサービスを利用して HP モバイル ブロードバンドを使用すると、出張 や移動中、または無線 LAN スポットの範囲外にいるときでも、インターネットへの接続、電子メール の送信、および企業ネットワークへの接続が常時可能に
SIM カードの装着および取り外し(一部のモデルのみ) 注意:コネクタの損傷を防ぐため、SIM カードを装着するときは無理な力を加えないでください。 SIM カードを装着するには、以下の操作を行います。 1. シャットダウンコマンドを使用して、コンピューターの電源を切ります。 2. ディスプレイを閉じます。 3. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. バッテリ ベイが手前を向くようにして、コンピューターの底面が上になるように安定した平らな 場所に置きます。 6. バッテリを取り外します。 7. SIM カードを SIM カード スロットに挿入し、しっかり固定されるまでそっと押し込みます。 注記:お使いのコンピューターの SIM カードは、ここに記載されている図と多少異なる場合があ ります。 注記:SIM カードをコンピューターに挿入する方向については、バッテリ ベイに示された図をご 覧ください。 8.
GPS の使用(一部のモデルのみ) お使いのコンピューターには、GPS(Global Positioning System)デバイスが内蔵されている場合があり ます。GPS 搭載システムには、GPS 衛星から位置、速度、および方角に関する情報が送信されます。 詳しくは、[HP GPS and Location]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 Bluetooth 無線デバイスの使用 Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従来 の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、タブレット、PDA) ● 電話機(携帯、コードレス、スマートフォン) ● イメージング デバイス(プリンター、カメラ) ● オーディオ デバイス(ヘッドセット、スピーカー) ● マウス Bluetooth デバイスは、Bluetooth デバイスの PAN(Personal Area Network)を設定できるピアツーピア 機能を提供します。Bluetooth デバイスの設定と使用方法
有線ネットワーク(LAN)への接続 有線ネットワークには、ローカル エリア ネットワーク(LAN)とモデム接続の 2 種類があります。LAN 接続ではネットワーク ケーブルを使用しており、電話ケーブルを使用するモデムよりも大幅に高速で 接続できます。これらのケーブルは別売です。 警告!火傷や感電、火災、および装置の損傷を防ぐため、モデム ケーブルまたは電話ケーブルを RJ-45 (ネットワーク)コネクタに接続しないでください。 有線ネットワーク(LAN)への接続 コンピューターを自宅のルーターに無線ではなく有線で接続する場合、または会社等の既存の有線 ネットワークに接続する場合は、有線 LAN 接続を使用します。 有線 LAN に接続するには、8 ピンの RJ-45 ネットワーク ケーブルを使用する必要があります。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1. ネットワーク ケーブルの一方の端をコンピューター本体のネットワーク コネクタに差し込みま す(1) 。 2.
4 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポ インティング デバイスを使用した操作 お使いのコンピューターでは、キーボードとマウスに加え、タッチ ジェスチャ(一部のモデルのみ) を使用して操作が行えます。タッチ ジェスチャは、お使いのコンピューターのタッチパッド上または タッチ スクリーン(一部のモデルのみ)上で使用できます。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 ポインティング デバイスの使用 注記:お使いのコンピューターに付属しているポインティング デバイス以外に、外付け USB マウス (別売)をコンピューターの USB ポートのどれかに接続して使用できます。 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定をカ スタマイズするには、Windows の[Mouse Properties](マウスのプロパティ)を使用します。また、タッ チパッド操作のデモンストレーションを確認することもできます。 マウスのプロパティにアクセス
タッチパッドのオフ/オンの切り替え タッチパッドをオフまたはオンにするには、タッチパッドの左上隅のエリアをすばやくダブルタップ します。 タップ 画面上で選択するには、タッチパッド上でタップ機能を使用します。 ● 28 タッチパッド ゾーンを 1 本の指で軽く叩いて選択します。項目を 2 回続けて軽く叩いて( 「ダブ ルタップ」と言います)開きます。 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作
スクロール スクロールは、ページや画像上で上下左右に移動するときに便利です。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右に動かします。 2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 ● タッチパッド ゾーン上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げると ズームイン(拡大)できます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭める とズームアウト(縮小)できます。 ポインティング デバイスの使用 29
2 本指クリック 2 本指クリックを使用すると、画面上の項目のメニューを選択できます。 注記:2 本指クリックを使用すると、マウスを右クリックしたときと同じ操作が実行されます。 ● 2 本の指をタッチパッド ゾーンに置いて押し続けると、選択したオブジェクトのオプション メ ニューが表示されます。 回転(一部のモデルのみ) 回転を使用すると、写真などを回転できます。 ● 左手の人差し指をタッチパッド ゾーンに固定します。右手を使用して、人差し指を 12 時から 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記:回転は、オブジェクトや画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としています。アプ リケーションによっては、回転が機能しないことがあります。 30 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作
フリック(一部のモデルのみ) フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたりで きます。 ● 3 本の指をタッチパッド ゾーン上に置き、軽く速い動作で上下左右に指を払うように動かしま す。 ポインティング デバイスの使用 31
エッジ スワイプ(一部のモデルのみ) エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、コンピューターのツールバーにアクセスし て設定の変更やアプリケーションの検索および使用などのタスクを実行できます。 右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームを表示して、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイスへ のアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● 32 右端からゆっくり指を滑らせるとチャームが表示されます。 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作
左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、最近開いたアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができま す。 タッチパッドの左端からゆっくりスワイプすると、最近開いたアプリケーションを切り替えられま す。 ● タッチパッドの左端から指を滑らせて、アプリケーションを切り替えます。 上端からのスワイプ 上端からスワイプすると、アプリケーション コマンド オプションを表示してアプリケーションをカス タマイズできます。 重要:上端からのスワイプによる操作結果は、開いているアプリケーションによって異なります。 ● 上端からゆっくり指を滑らせると、アプリケーション コマンド オプションが表示されます。 ポインティング デバイスの使用 33
キーボードの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェスチャを 使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホットキーを 使って特定の機能も実行できます。 ヒント:キーボードの Windows キー を使用すると、開いているアプリケーションや Windows デ スクトップから、スタート画面にすばやく戻ることができます。Windows キーをもう一度押すと、前 の画面に戻ります。 注記:国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での説 明と異なる場合もあります。 Windows のショートカット キーの使用 Windows には、操作をすばやく実行できるように、ショートカットが用意されています。Windows キー は、単独でまたは特定のキーと組み合わせて押して、指定の操作を実行します。 ホットキーの位置 ホットキーは、fn キー(2)と、esc キー(1)またはファンクション キーのどれか(3)の組み合わ せです。 ホットキーを使用するには、以下の操作を行います。 ▲ fn キー
ホットキーの組み 合わせ fn + f4 説明 システムに接続されているディスプレイ間で画面を切り替えます。たとえば、コン ピューターに外付けモニターを接続している場合は、fn + f4 キーを繰り返し押すと、コ ンピューター本体のディスプレイ、外付けモニターのディスプレイ、コンピューター本 体と外付けモニターの両方のディスプレイのどれかに表示画面が切り替わります ほとんどの外付けモニターは、外付け VGA ビデオ方式を使用してコンピューターのビデ オ情報を受け取ります。fn + f4 ホットキーでは、コンピューターのビデオ情報を受信し ている他のデバイスとの間でも表示画面を切り替えることができます fn + f6 スピーカーの音量を下げます fn + f7 スピーカーの音量を上げます fn + f8 マイクをミュート(消音)にします fn + f9 画面の輝度を下げます fn + f10 画面の輝度を上げます fn + f11 一部のモデルでは、キーボードのバックライトをオンまたはオフにします 注記:出荷時設定では、キーボードのバックライトはオンになっています。バッテリの 寿命を延
(1) 名称 説明 fn キー num lock キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切り替わります 注記:外付けキーボードまたはテンキーがコンピューターに接続されていると きは、内蔵テンキーは機能しません (2) 内蔵テンキー 内蔵テンキーがオンになっているときは、外付けテンキーと同様に使用できま す。上の図は英語版のキー配列です。日本語版のキー配列とは若干異なりま すが、内蔵テンキーの位置は同じです オンになっているときに内蔵テンキーのキーを押すと、そのキーの右上または 手前側面にあるアイコンで示された機能が実行されます (3) num lock キー fn キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切り替わります 注記:テンキー機能がコンピューターの電源を切ったときに有効だった場合 は、次回コンピューターの電源を入れたときにも有効になっています 内蔵テンキーのオン/オフの切り替え 内蔵テンキーをオンにするには、fn + num lock キーを押します。内蔵テンキーをオフにするには、も う一度 fn + num lock キーを押します。 注記:外付けキーボードまたは
5 マルチメディア お使いのコンピューターには、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合があ ります。 ● 内蔵スピーカー ● 内蔵マイク ● 内蔵 Web カメラ ● プリインストールされたマルチメディア ソフトウェア オーディオ お使いのコンピューター、または外付けオプティカル ドライブを使用する一部のモデルでは、音楽 CD の再生、音楽のダウンロードや再生、Web 上のオーディオ コンテンツ(ラジオなど)のストリーミン グ、オーディオの録音、オーディオとビデオの組み合わせによるマルチメディアの作成などが可能で す。オーディオを聴く楽しみを広げるには、スピーカーやヘッドフォンなどの外付けオーディオ デバ イスを接続します。 スピーカーの接続 有線のスピーカーをコンピューターに接続する場合は、コンピューターまたはドッキング ステーショ ンの USB ポート(またはオーディオ出力コネクタ)に接続します。 無線スピーカーをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してくだ さい。オーディオ デバイスを接続する前に、必ず音量を調整してください。 音
ヘッドフォンおよびマイクの接続 有線のヘッドフォンまたはヘッドセットは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オー ディオ入力(マイク)コネクタに接続できます。内蔵マイク付きのヘッドセットが多数市販されてい ます。 無線のヘッドフォンまたはヘッドセットをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明 書に沿って操作してください。 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量設定を下げてからヘッドフォン、イヤ フォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規定、安 全、および環境に関するご注意』を参照してください。このガイドを表示するには、スタート画面で 「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 コンピューターのオーディオ機能の確認 注記:良好な録音結果を得るため、直接マイクに向かって話し、雑音がないように設定して録音しま す。 お使いのコンピューターのオーディオ機能を確認するには、以下の操作を行います。 1.
HP Touch to Share(一部のモデルのみ) お使いのコンピューターには高度な NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)ハードウェア が搭載されており、タッチするだけで NFC 対応デバイス間で情報を無線で共有できます。NFC 技術を 使用すると、Web サイトを共有したり、連絡先情報を転送したり、NFC 対応のプリンターにタップ (タッチ)するだけでプリントしたりできます。 ヒント:NFC の追加機能を使用するための NFC アプリをダウンロードすることもできます。 重要:共有を開始する前に、NFC がデバイスで有効になっていることを確認します。また、NFC を Windows 8 搭載のデバイスで有効にするために、sBeam などの特定のサービスの電源をオフにする必 要があります。お使いの NFC デバイスの製造元が、Windows 8 への対応を保証していることを確認し てください。 共有の開始 お使いの NFC デバイスをコンピューターにタッチさせて、デバイスとコンピューター間の共有を開始 します。 1. 共有する項目を開きます。 2.
動画の視聴 お使いのコンピューターはパワフルなビデオ デバイスであり、お気に入りの Web サイトの動画のス トリーミングを視聴したり、動画や映画をあらかじめダウンロードしてネットワークに接続しないで 視聴したりできます。 コンピューターのビデオ コネクタのどれかに外付けモニター、プロジェクター、またはテレビを接続 することで、視聴の楽しみが広がります。 お使いのコンピューターには、以下の外付けビデオ コネクタが内蔵されています。 ● VGA ● DisplayPort 重要:外付けデバイスが、正しいケーブルを使用してコンピューター上の正しいコネクタに接続され ていることを確認してください。不明点や疑問点がある場合は、デバイスの製造販売元の説明を確認 してください。 注記:お使いのコンピューターのビデオ コネクタについて詳しくは、4 ページの「コンピューターの 概要」を参照してください。 VGA VGA コネクタとも呼ばれる外付けモニター コネクタは、外付け VGA モニターや VGA プロジェクター などの外付け VGA ディスプレイをコンピューターに接続するための、アナログ ディスプレイ イン
注記:最適な状態で使用するには、外付けデバイスの解像度を以下のように調整してください (特に「拡張」オプションを選択した場合)。スタート画面で「コントロール」と入力して[コン トロール パネル]を選択します。[デスクトップのカスタマイズ]を選択します。[ディスプレイ] で[解像度の調整]を選択します。 DisplayPort DisplayPort は、HD 対応テレビ、対応しているデジタルまたはオーディオ コンポーネントなどの別売 のビデオまたはオーディオ デバイスとコンピューターを接続するためのコネクタです。DisplayPort は VGA 外付けモニター ポートを上回るパフォーマンスを提供し、デジタル接続の質を向上させます。 注記:DisplayPort を使用してビデオ信号または音声信号を伝送するには、DisplayPort ケーブル(別 売)が必要です。 注記:コンピューターの DisplayPort コネクタには、1 つの DisplayPort デバイスを接続できます。コン ピューター本体の画面に表示される情報を DisplayPort デバイスに同時に表示できます。 DisplayPort
マルチストリーム トランスポートを使用した有線ディスプレイの検出および接 続 マルチストリーム トランスポート(MST)を使用すると、お使いのコンピューターに複数の有線ディ スプレイを接続できます。接続する方法は、コンピューターに取り付けられているグラフィックス コ ントローラーの種類およびコンピューターに内蔵ハブがあるかどうかによって異なります。どのよ うなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、[デバイス マネージャー] にアクセスします。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2. [システムとセキュリティ]→[システム]の順に選択し、左の列の[デバイス マネージャー]をクリッ クします。 AMD グラフィックス(および別売のハブ)を搭載したコンピューターへのディスプレイの接 続 注記:AMD グラフィックス コントローラーを使うと、最大 3 台の外付けディスプレイを接続できま す。 複数のディスプレイのセットアップを行うには、以下の操作を行います。 1.
インテル グラフィックス(および内蔵ハブ)を搭載したコンピューターへのディスプレイの 接続 内蔵ハブおよびインテル グラフィックス コント ローラーを使うと、以下の構成で最大 3 台のディス プレイを接続できます。 ● 2 台の 1920×1200 の DisplayPort モニターおよび 1 台の 1920×1200 の VGA モニターを、別売の ドッキング ステーションに接続 ● 1 台の 2560x1600 の DisplayPort モニターおよび 1 台の 1920×1200 VGA モニターを、別売のドッ キング ステーションに接続 複数のディスプレイのセットアップを行うには、以下の操作を行います。 1. 外付けディスプレイをコンピューターまたはドッキング ステーションの VGA コネクタまたは Displayport(DP)に接続します。 2.
6 電源の管理 注記:コンピューターには、電源ボタンまたは電源スイッチがあります。このガイドで使用する「電 源ボタン」という用語は、両方の種類の電源コントロールを指します。 コンピューターのシャットダウン 注意:コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [shutdown](シャットダウン)コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプロ グラムを終了し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB(Universal Serial Bus)ポート以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターの電源を切ることもできますが、Windows の[シャットダウン]コマンド を使用した以下の手順をおすすめします。 注記:コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前に 電
電源オプションの設定 省電力設定の使用 スリープは、出荷時に有効に設定されています。 スリープを開始すると、電源ランプが点滅し、画面表示が消えます。作業中のデータがメモリに保存 されます。 注意:オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスクや 外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープを開始しないでください。 注記:コンピューターがスリープ状態の間は、どのような種類のネットワーク接続もコンピューター 機能も開始できません。 インテル ラピッド・スタート・テクノロジー(一部のモデルのみ) 一部のモデルでは、Intel RST(Rapid Start Technology:ラピッド・スタート・テクノロジー)機能が初 期設定で有効になっています。ラピッド・スタート・テクノロジーを使用すると、操作していなかっ たコンピューターが稼働状態にすばやく復帰できます。 ラピッド・スタート・テクノロジーは、節電オプションを以下のように管理します。 ● スリープ:ラピッド・スタート・テクノロジーはスリープ状態を選択することを許可します。ス リープ状態を終了するには、任意の
ユーザー起動のハイバネーションの、有効化および終了 [電源オプション]を使用すると、ユーザーが休止状態を開始できるようにしたり、その他の電源設定 およびタイムアウトを変更したりできます。 1. スタート画面で「電源」と入力し、[電源オプション]を選択します。 2. 左側の枠内で、[電源ボタンの動作の選択]をクリックします。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。 4. [電源ボタンを押したときの動作]領域で、[休止状態]を選択します。 5.
バッテリ電源の使用 警告!けがや事故、および機器の故障などの安全に関する問題の発生を防ぐため、この製品を使用す る場合は、コンピューターに付属しているバッテリ、HP が提供する交換用バッテリ、または HP から 購入した対応するバッテリを使用してください。 外部電源に接続されていない場合、コンピューターはバッテリ電源で動作します。コンピューターの バッテリは消耗品で、その寿命は、電源管理の設定、動作しているプログラム、画面の輝度、コン ピューターに接続されている外付けデバイス、およびその他の要素によって異なります。コンピュー ターを外部電源に接続している間、常にバッテリを装着しておけば、バッテリは充電されるため、停 電した場合でも作業データを守ることができます。充電済みのバッテリが装着され、外部電源に接続 されているコンピューターが外部電源で動作している場合、AC アダプターを取り外すか、または外部 電源が切断されると、電源が自動的にバッテリ電源に切り替わります。 注記:外部電源の接続を外すと、バッテリでの駆動時間を延ばすために自動的に画面の輝度が下がり ます。一部のモデルのコンピューターでは、グラフィックス
バッテリの放電時間の最長化 バッテリの放電時間は、バッテリ電源で動作しているときに使用する機能によって異なります。バッ テリの容量は自然に低下するため、バッテリの最長放電時間は徐々に短くなります。 バッテリの放電時間を長く保つには、以下の点に注意してください。 ● ディスプレイの輝度を下げます。 ● ユーザーが交換可能なバッテリを搭載したコンピューターの場合、バッテリが使用されていない ときまたは充電されていないときは、コンピューターからバッテリを取り外します。 ● ユーザーが交換可能なバッテリを取り外した場合は、気温や湿度の低い場所に保管します。 ● [電源オプション]で[省電力]設定を選択します。 ロー バッテリ状態への対処 ここでは、出荷時に設定されている警告メッセージおよびシステム応答について説明します。ロー バッテリ状態の警告とシステム応答の設定は、[電源オプション]で変更できます。[電源オプション]を 使用した設定は、ランプの状態には影響しません。 スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[電 源オプション]の順に選択します。
バッテリの着脱 バッテリの装着 バッテリを装着するには、以下の操作を行います。 1. バッテリ ベイが手前を向くようにして、コンピューターの底面が上になるように安定した平らな 場所に置きます。 2. 底面カバーを取り外します。60 ページの底面カバーの取り外しまたは取り付けなおしを参照 してください。 3. バッテリをバッテリ ベイに傾けながら挿入し(1) 、完全に収まるまでバッテリを押し込みます (2) 。 バッテリ リリース ラッチ(3)でバッテリが自動的に固定されます。 バッテリの取り外し バッテリを取り外すには、以下の操作を行います。 注意:コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにそのバッテリを取り外すと、 情報が失われる可能性があります。バッテリを取り外す場合は、情報の損失を防ぐため、作業中の データを保存してから Windows の通常の手順でコンピューターをシャットダウンしてください。 1. バッテリ ベイが手前を向くようにして、コンピューターの底面が上になるように安定した平らな 場所に置きます。 2.
4.
ユーザーが交換可能なバッテリの処分(一部のモデルのみ) 警告!化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあけたりし ないでください。また、バッテリの接点をショートさせたり、火や水の中に捨てたりしないでくださ い。 バッテリの正しい処分方法については、 『規定、安全、および環境に関するご注意』を参照してくだ さい。このガイドを表示するには、スタート画面で「support」と入力して[HP Support Assistant]ア プリケーションを選択します。バッテリ情報にアクセスするには、スタート画面で[HP Support Assistant]アプリケーションを選択してから、[バッテリおよびパフォーマンス]を選択します。日本で は、コンピューターの使用済みのバッテリは、お住まいの地域の地方自治体の条例または規則に従 っ て、正しく処分してください。 ユーザーが交換可能なバッテリの交換(一部のモデルのみ) [HP バッテリ チェック]は、内部セルが正常に充電されていないときや、バッテリ容量が「ロー バッテ リ」の状態になったときに、バッテリを交換するようユーザーに通知します。バッ
AC アダプターのテスト 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプターを テストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 注記:以下の操作は、ユーザーが交換可能なバッテリを搭載したコンピューターに当てはまります。 1. コンピューターをシャットダウンし、AC アダプターおよびすべての外付けデバイスを取り外し ます。 2. コンピューターのバッテリを取り外します。 3. AC アダプターをコンピューターに接続してから、外部電源に接続します。 4.
7 外付けカードおよび外付けデバイス メディア カード スロットの使用 別売のメディア カードは、データを安全に格納し、簡単に共有できるカードです。これらのカード は、他のコンピューター以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA などでよく使用されます。 メディア カードの挿入 注意:メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときは無理な力を加 えないでください。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
メディア カードの取り出し 注意:情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってメディア カードを安全に取 り出します。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し] アイコンをクリックします。次に、画面の説明に沿って操作します。 3.
スマート カードの挿入 1. カードのラベル側を上にし、カードがしっかり収まるまで、スマート カード リーダーに静かに スライドさせて挿入します。 2. 画面の説明に沿って、スマート カードの PIN を使用してコンピューターにログオンします。 スマート カードの取り出し ▲ スマート カードの両端の部分を持って、スマート カード リーダーから引き出します。 USB(Universal Serial Bus)デバイスの使用 USB は、USB キーボード、マウス、ドライブ、プリンター、スキャナー、ハブなどの別売の外付けデ バイスを接続するためのハードウェア インターフェイスです。 USB デバイスには、追加サポート ソフトウェアを必要とするものがありますが、通常はデバイスに付 属しています。デバイス固有のソフトウェアについて詳しくは、ソフトウェアの製造元の操作説明書 を参照してください。これらの説明書は、ソフトウェアに含まれているか、ディスクに収録されてい るか、またはソフトウェアの製造元の Web サイトから入手できます。 コンピューターには USB ポートが複数あり、USB 1.
USB デバイスの接続 注意:USB ポートの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでください。 ▲ デバイスの USB ケーブルを USB ポートに接続します。 注記:以下の図は、お使いのコンピューターと多少異なる場合があります。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 注記:初めて USB デバイスを装着した場合は、デバイスがコンピューターによって認識されたことを 示すメッセージが通知領域に表示されます。 USB デバイスの取り外し 注意:USB ポートの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らないでくだ さい。 注意:情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って USB デバイスを安全に取り 外します。 56 1. USB デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じま す。 2. Windows デスクトップのタスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]ア イコンをクリックし、画面の説明に沿って操作します。 3.
別売の外付けデバイスの使用 注記:必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコンピューターのコネクタの種類について 詳しくは、デバイスに付属している説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 注意:別途電力が供給されているデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの電 源が切れていて、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してください。 1. デバイスをコンピューターに接続します。 2. 別電源が必要なデバイスを接続した場合は、接地した外部電源のコンセントにデバイスの電源 コードを差し込みます。 3.
8 ドライブ ドライブの取り扱い 注意:ドライブは壊れやすいコンピューター部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブ の取り扱いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および 関連手順を示します。 以下の点に注意してください。 58 ● 外付けハードドライブに接続したコンピューターをある場所から別の場所へ移動させるような 場合は、事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切 に取り外してください。 ● ドライブを取り扱う前に、接地された面に触れて静電気を放電してください。 ● リムーバブル ドライブまたはコンピューターのコネクタ ピンに触れないでください。 ● ドライブは慎重に取り扱ってください。絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ● ドライブの着脱を行う前に、コンピューターの電源を切ります。コンピューターの電源が切れて いるのか、スリープ状態なのかわからない場合は、まずコンピューターの電源を入れ、次にオペ レーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 ● ドライブをドライブ
ハードドライブの使用 注意:情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 ● メモリ モジュールやハードドライブの追加または交換を行う前に、作業中のデータを保存してコ ンピューターをシャットダウンします。 ● コンピューターの電源が切れているかどうかわからない場合は、まず電源ボタンを押してコン ピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウン します。 インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT) (一部のモデルのみ) インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT)は、コンピューターのシステム パフォーマン スを大幅に向上させるインテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(RST)のキャッシュ機能です。 SRT を使用すると、SSD mSATA モジュールを搭載しているコンピューター システムで、そのモジュー ルをハードドライブとシステム メモリの間のキャッシュ メモリとして設定できます。これには、ハー ドドライブ(または RAID ボリューム)を使用してストレージ容量を最大限に高めると同時に、SSD に よって向上した
底面カバーの取り外しまたは取り付けなおし 底面カバーの取り外し 底面カバーを取り外すと、メモリ モジュール スロット、ハードドライブ、およびその他のコンポーネ ントにアクセスできます。 1. 底面カバーのリリース ラッチが手前を向くようにして安定した平らな場所にコンピューターを 置き、底面カバーのリリース ラッチを右方向にスライドさせて(1) 、(オプションのネジを使用 している場合は)ネジを取り外し(2)、リリース ラッチをもう一度右方向にスライドさせると (3) 、底面カバーが外れます。 注記:オプションのネジを使用しない場合は、底面カバー内に格納できます。 2.
底面カバーの取り付けなおし メモリ モジュール スロット、ハードドライブ、規定ラベル、およびその他のコンポーネントに対する 作業が終了したら、底面カバーを取り付けなおします。 1. 底面カバーの前端部をコンピューター本体の前端部の付近に合わせるように少し傾けながら、カ バーを下ろします(1) 。 2. 底面カバーの後端部にある位置合わせタブを、コンピューターのくぼみに差し込みます(2)。 3. カチッと音がして固定されるまで、底面カバーをバッテリ ベイの方向にスライドさせます。 4.
ハードドライブの取り外し ハードドライブを取り外すには、以下の操作を行います。 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 2. コンピューターに接続されている外部電源および外付けデバイスを取り外します。 3. コンピューターの底面が上になるように、安定した平らな場所に置きます。 4. 。 底面カバーを取り外します(60 ページの底面カバーの取り外しを参照してください) 5. 。 バッテリを取り外します(49 ページのバッテリの取り外しを参照してください) 6. ハードドライブの 4 つのネジ(1)を緩めます。ハードドライブ タブを引いて(2)、ハードドラ イブの固定を解除します。 7. ハードドライブを持ち上げて(3)ハードドライブ ベイから取り外します。 ハードドライブの取り付け 注記:お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 ハードドライブを取り付けるには、以下の操作を行います。 62 1. ハードドライブをハードドライブ ベイに傾けながら挿入します(1) 。 2.
3. ハードドライブのネジ(3)を締めます。 4. バッテリを装着します(49 ページのバッテリの装着を参照してください)。 5. 底面カバーを取り付けなおします(61 ページの底面カバーの取り付けなおしを参照してくださ い) 。 6. 外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接続します。 7.
注記:Windows には、コンピューターのセキュリティを高めるためのユーザー アカウント制御機 能が含まれています。ソフトウェアのインストール、ユーティリティの実行、Windows の設定変 更などを行うときに、ユーザーのアクセス権やパスワードの入力を求められる場合があります。 [HP Support Assistant]を参照してください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート 画面で、[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します。 詳しくは、[ディスク デフラグ ツール]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [ディスクのクリーンアップ]の使用 [ディスク クリーンアップ]を行うと、ハードドライブ上の不要なファイルが検出され、それらのファ イルが安全に削除されてディスクの空き領域が増し、より効率よく作業を実行できるようになりま す。 [ディスクのクリーンアップ]を実行するには、以下の操作を行います。 1.
9 セキュリティ コンピューターの保護 Windows オペレーティング システムおよび Windows 以外の[Computer Setup]ユーティリティ(BIOS) によって提供される標準のセキュリティ機能により、個人設定およびデータをさまざまなリスクから 保護できます。 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱いや盗 難を完全に防ぐものではありません。 注記:コンピューターを修理などのためにサポート宛てに送付する場合は、機密性の高いファイルの バックアップと削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 注記:この章に記載されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があり ます。 注記:お使いのコンピューターでは、オンライン セキュリティ ベースの追跡および復元サービスであ る[CompuTrace]がサポートされています(一部の地域のみ) 。コンピューターが盗難に遭ったりコン ピューターを紛失したりしたときに、不正なユーザーがそのコンピューターからインターネットにア クセスすると、[CompuTrace]によ
パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するために選択する文字列です。情報へのア クセスの制御方法に応じてさまざまな種類のパスワードを選択できます。パスワードは Windows で 設定するか、コンピューターにプリインストールされた、Windows が起動する前に機能する[Computer Setup]ユーティリティで設定できます。 ● BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)および DriveLock パスワードは[Computer Setup]で設定され、システム BIOS によって管理されます。 ● 自動 DriveLock パスワードは[Computer Setup]で有効にされます。 ● Windows パスワードは、Windows オペレーティング システムでのみ設定されます。 ● 事前に[HP SpareKey]を登録していた場合は、[Computer Setup]で設定した BIOS administrator password を忘れてしまっても、[HP SpareKey]を使用して[Computer Se
[Computer Setup]でのパスワードの設定 パスワード 機能 BIOS administrator password(BIOS 管理者パ スワード)* [Computer Setup]へのアクセスを保護します DriveLock の master password(マスター パス ワード)* DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへのアクセスを保護しま す。また、DriveLock による保護の解除に使用します。このパスワードは DriveLock パスワードを有効にする操作の過程で設定します 注記:BIOS administrator password の削除を防ぐ機能が有効になっている場合、そ の機能が無効にされるまでは削除できないことがあります 注記:DriveLock パスワードを設定できるようにするには、BIOS administrator password を設定する必要があります DriveLock の user password DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへのアクセスを保護しま (ユーザー パスワード)* す。Dr
4. メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力します。 5. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力します。 6. 変更を保存して[Computer Setup]を終了するには、画面の左下隅にある[Save](保存)アイコンを クリックしてから画面に表示される説明に沿って操作します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に選 択し、enter キーを押します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 BIOS administrator password の削除 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
[Computer Setup]の DriveLock パスワードの管理 注意:DriveLock で保護されているハードドライブが恒久的に使用できなくなることを防ぐため、 DriveLock の user password(ユーザー パスワード)と master password(マスター パスワード)を、紙 などに書いて他人の目にふれない安全な場所に保管しておいてください。DriveLock パスワードを両 方とも忘れてしまうと、これらのパスワードで保護されているハードドライブがロックされたままに なり、恒久的に使用できなくなります。 DriveLock で保護することによって、ハードドライブのデータへの不正なアクセスを防止できます。 DriveLock による保護は、コンピューターの内蔵ハードドライブにのみ設定できます。いったん DriveLock による保護を設定すると、ドライブにアクセスするときにパスワードの入力が必要になりま す。DriveLock パスワードでドライブにアクセスするには、ドライブをコンピューターまたはアドバン スト ポート リプリケータに装着しておく必要があります。 注記:Dri
10. メッセージが表示されたら user password(ユーザー パスワード)を入力して、enter キーを押し ます。 11. メッセージが表示されたら、確認のために user password を再度入力して、enter キーを押しま す。 12. 選択したドライブが DriveLock によって保護されているかを確認するには、確認フィールドに 「DriveLock」と入力し、enter キーを押します。 注記:DriveLock の確認フィールドでは大文字と小文字が区別されます。 13.
10. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力して、enter キーを押し ます。 11. 変更を保存して[Computer Setup]を終了するには、画面の左下隅にある[Save](保存)アイコンを クリックしてから画面に表示される説明に沿って操作します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に選 択し、enter キーを押します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 DriveLock による保護の解除 [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージが表示 されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
自動 DriveLock パスワードの入力 [Computer Setup]で自動 DriveLock パスワードを有効にするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→ [Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール)→ [Automatic DriveLock](自動 DriveLock)の順に選択し、enter キーを押します。 4. BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)を入力し、enter キーを押します。 5. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 6.
ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスする ときは、コンピューター ウィルスの危険にさらされる可能性があります。コンピューター ウィルスに 感染すると、オペレーティング システム、プログラム、およびユーティリティなどが使用できなく なったり、正常に動作しなくなったりすることがあります。 ウィルス対策ソフトウェアを使用すれば、ほとんどのウィルスを検出および駆除することができ、通 常はウィルスの被害にあった箇所を修復できます。新しく発見されたウィルスからコンピューター を保護するには、ウィルス対策ソフトウェアを最新の状態にしておく必要があります。 お使いのコンピューターには[Windows Defender]がプリインストールされています。ウィルス対策プ ログラムを引き続き使用して、お使いのコンピューターを確実に保護することを強くおすすめしま す。 コンピューター ウィルスについて詳しくは、[HP Support Assistant]にアクセスしてください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で
緊急セキュリティ アップデートのインストール 注意:Microsoft®社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューターを セキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 アップデートを自動的にインストールするかどうかを選択できます。設定を変更するには、スタート 画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。[システムとセキュリティ] →[Windows Update]→[設定の変更]の順に選択し、画面の説明に沿って操作します。 [HP Client Security]の使用 お使いのモデルのコンピューターには、[HP Client Security]ソフトウェアがプリインストールされてい ます。このソフトウェアにアクセスするには、スタート画面の[HP Client Security]タイル、タスクバー の右端の通知領域にある[HP Client Security]アイコン、または Windows の[コントロール パネル]を使
指紋認証システムの使用(一部のモデルのみ) 一部のモデルのコンピューターでは、内蔵の指紋認証システムを使用できます。指紋認証システムを 使用するには、[HP Client Security]の[Credential Manager]で指紋を登録する必要があります。[HP Client Security]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [Credential Manager]で指紋を登録すると、[HP Client Security]の[Password Manager]を使用して、対応し ている Web サイトやアプリケーションでユーザー名およびパスワードを保存および入力できます。 指紋認証システムの位置 指紋認証システムは小さい金属製センサーで、コンピューターの以下のどこかの場所にあります。 ● タッチパッドの下部付近 ● キーボードの右側 ● ディスプレイの右上 ● ディスプレイの左側 コンピューターのモデルによって、指紋認証システムは横向きの場合も縦向きの場合もあります。ど ちらの向きでも、金属製センサーと垂直に指を滑らせる必要があります。お使いのコンピューターの 指紋認証シ
10 メンテナンス メモリ モジュールの追加または交換 お使いのコンピューターには、1 つのメモリ モジュール スロットが装備されています。コンピュー ターのメモリ容量を増やすには、空いている拡張メモリ モジュール スロットにメモリ モジュールを 追加するか、メイン メモリ モジュール スロットに装着されているメモリ モジュールを交換します。 注記:メモリ モジュールの追加または交換を行う前に、最新バージョンの BIOS がコンピューターに インストールされていることを確認し、必要がある場合は BIOS をアップデートします。 87 ページの BIOS の更新を参照してください。 注意:メモリ モジュールの追加または交換を行う前にコンピューターを最新の BIOS にアップデート しないと、さまざまなシステムの問題が発生する場合があります。 警告!感電や装置の損傷を防ぐため、電源コードとすべてのバッテリを取り外してからメモリ モ ジュールを取り付けてください。 注意:静電気(ESD)によって電子部品が損傷することがあります。作業を始める前にアースされた 金属面に触るなどして、身体にたまった静電気を放電してくださ
b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持って、そのままゆっくりと斜め上にメモリ モ ジュールを引き抜いて(2)取り外します。 注意:メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端 を持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 6. 以下の手順で、新しいメモリ モジュールを取り付けます。 注意:メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を持っ てください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込み(1)とメモリ モジュール スロットのタブを合わせます。 b.
c. カチッと音がして留め具がメモリ モジュールを固定するまで、メモリ モジュールの左右の 端をゆっくりと押し下げます(3) 。 注意:メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを折り曲げないでください。 7. 底面カバーを取り付けなおします(61 ページの底面カバーの取り付けなおしを参照してくださ い) 。 8. バッテリを装着します(49 ページのバッテリの装着を参照してください)。 9. 外部電源および外付けデバイスをコンピューターに接続します。 10. コンピューターの電源を入れます。 コンピューターの清掃 お使いのコンピューターを安全に清掃するには、以下の製品を使用します。 78 ● 濃度が 0.
注意:コンピューターに修復できない傷が付いてしまう可能性があるため、強力なクリーニング溶剤 は使用しないでください。クリーニング製品がコンピューターに対して安全かどうかわからない場 合は、製品にアルコール、アセトン、塩化アンモニウム、塩化メチレン、炭化水素などが含まれてい ないかどうか確認します。 ペーパー タオルなどの繊維素材を使用すると、コンピューターに傷が付く可能性があります。時間が たつにつれて、ほこりの粒子や洗浄剤がその傷の中に入り込んでしまう場合があります。 清掃手順 お使いのコンピューターを安全に清掃するため、このセクションの手順に沿って作業をしてくださ い。 警告!感電やコンポーネントの損傷を防ぐため、電源が入っているときにコンピューターを清掃しな いでください。 1. コンピューターの電源を切ります。 2. AC アダプターを取り外します。 3.
プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへと更新することをおすすめします。最新 バージョンをダウンロードするには、http://www.hp.
11 バックアップおよび復元 情報を保護するには、Windows の[バックアップと復元]ユーティリティを使用して、個々のファイル やフォルダーをバックアップしたり、ハードドライブ全体をバックアップしたり、コンピューターに 取り付けられているオプティカル ドライブ(一部のモデルのみ)または外付けオプティカル ドライブ (別売)を使用してシステム修復メディアを作成したり(一部のモデルのみ) 、システムの復元ポイン トを作成したりします。システムに障害が発生した場合は、バックアップ ファイルを使用して、コン ピューターの内容を復元できます。 スタート画面で「復元」と入力して[設定]をクリックし、表示されるオプションの一覧から選択しま す。 注記:各種のバックアップおよび復元オプションの詳しい手順については、Windows の[ヘルプとサ ポート]でこれらの項目を参照してください。 システムが不安定な場合に備え、復元の手順を印刷し、後で利用できるように保管しておくことをお すすめします。 注記:Windows には、コンピューターのセキュリティを高めるためのユーザー アカウント制御機能が 含まれています。ソフトウェ
Windows リカバリ ツールの使用 以前バックアップした情報を復元するには、Windows の[ヘルプとサポート]を参照してファイルや フォルダーの復元の手順を確認してください。 [自動修復]を使用して情報を復元するには、以下の操作を行います。 注意:一部の[スタートアップ修復]オプションでは、ハードドライブが完全に消去され、再フォーマッ トされる場合があります。コンピューター上に作成したすべてのファイルおよびインストールした すべてのソフトウェアが完全に削除されます。再フォーマットが完了すると、復元に使用されるバッ クアップから、オペレーティング システム、ドライバー、ソフトウェア、ユーティリティが復元され ます。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2.
f11 を使用して初期状態のハードドライブのイメージを復元するには、以下の操作を行います。 1. 2. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 可能であれば、復元イメージ用のパーティションがあることを確認します。スタート画面で 「pc」と入力して[PC]を選択します。 注記:復元イメージ用のパーティションが一覧に表示されない場合は、Windows オペレーティン グ システムのメディアおよび『Driver Recovery』(ドライバー リカバリ)メディア(両方とも別 売)を使用して、オペレーティング システムおよびプログラムを復元する必要があります。詳し くは、83 ページの Windows オペレーティング システムのメディア(別売)の使用 を参照して ください。 3. 復元イメージ用パーティションが一覧に表示される場合は、コンピューターを再起動してから、 画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージが表示されている間に esc キー を押します。 4.
Windows のリフレッシュまたは Windows のリセットの使用 お使いのコンピューターが正常に動作せず、システムの安定性を回復する必要がある場合は、Windows の[リフレッシュ]オプションを使用すると、重要なものを保持したまま元の状態に戻すことができま す。 Windows のリセット オプションを使用すると、お使いのコンピューターのきめ細かい再フォーマット を実行したり、コンピューターの譲渡やリサイクルの前に個人情報を削除したりできます。これらの 機能について詳しくは、Windows の[ヘルプとサポート]を参照してください。 [HP Software Setup](HP ソフトウェア セットアップ)の使用 [HP Software Setup]を使用すると、ドライバーの再インストールや、破損したまたはシステムから削除 されたソフトウェアの選択が可能になります。 84 1. スタート画面で「HP Software Setup」と入力します。 2. [HP Software Setup]を開きます。 3.
12 [Computer Setup](BIOS) 、マルチブート、 および[HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断) (UEFI) [Computer Setup]の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれる[Computer Setup]は、システム上のすべての入出力デバ イス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で行われる通信 を制御します。[Computer Setup]を使用すると、取り付けるデバイスの種類、コンピューターの起動順 序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記:[Computer Setup]で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設定を誤ると、コン ピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 [Computer Setup]の開始 注記:[Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ、USB ポートに接続され た外付けキーボードまたはマウスを使用できます。 [Computer Se
[Computer Setup]のメニューを終了するには、以下のどれかの方法を選択します。 ● 変更を保存しないで[Computer Setup]メニューを終了するには、以下の操作を行います。 画面の右下隅にある[Exit](終了)アイコンをクリックし、画面に表示される説明に沿って操作 します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→ [Ignore Changes and Exit](変更を無視して終了)の順に 選択し、enter キーを押します。 ● 変更を保存して[Computer Setup]メニューを終了するには、以下の操作を行います。 画面の右下隅にある[Save](保存)アイコンをクリックし、画面に表示される説明に沿って操作 します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に選 択し、enter キーを押します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 [Computer Setup]の工場出荷時設定の復元 注記:初期設定を復元しても、ハードドライブのモード
BIOS の更新 HP の Web サイトから、更新されたバージョンの BIOS(BIOS アップデート)を入手できる場合があり ます。 HP の Web サイトでは、多くの BIOS アップデートが「SoftPaq」という圧縮ファイル形式で提供されて います。 一部のダウンロード パッケージには、そのパッケージのインストールやトラブルの解決方法に関する 情報が記載された Readme.txt ファイルが含まれます。 BIOS のバージョンの確認 利用可能な BIOS アップデートの中に、現在コンピューターにインストールされている BIOS よりも新 しいバージョンの BIOS があるかどうかを調べるには、現在インストールされているシステム BIOS の バージョンを確認する必要があります。 BIOS のバージョン情報(ROM 日付またはシステム BIOS とも呼ばれます)を表示するには、fn + esc キーを押す(Windows を起動している場合)か、または[Computer Setup]を使用します。 1. [Computer Setup]を開始します。 2.
注記:操作手順は提供されているパッケージによって異なる場合があります。画面に表示される 説明をお読みください。 a. 最新の BIOS 更新プログラムを確認し、お使いのコンピューターに現在インストールされて いる BIOS のバージョンと比較します。日付や名前、またはその他の、ファイルを識別する ための情報をメモしておきます。後で、ハードドライブにダウンロードした更新プログラム を探すときにこの情報が必要になる場合があります。 b.
マルチブート設定の選択 マルチブートを使用すると、以下のことが可能になります。 ● [Computer Setup]でブート順序を変更することで、コンピューターを起動するたびに使用される ブート順序を新しく設定します。 ● ブート デバイスを動的に選択するには、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押し、次に f9 キーを押して、ブート デバイスのオ プション メニューに入ります。 ● MultiBoot Express を使用して可変ブート順序を設定します。この機能によって、コンピューター の起動または再起動のたびにブート デバイスの確認メッセージが表示されます。 [Computer Setup]での新しいブート順序の設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびに、使用されるブート デバ イスの順序を設定するには、以下の操作を行います。 1.
f9 キーの画面を使用したブート デバイスの動的な選択 現在の起動でブート デバイスを動的に選択するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れるか再起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]メッ セージが表示されている間に esc キーを押して、[Select Boot Device](ブート デバイスの選択) メニューを開きます。 2. f9 キーを押します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用してブート デバイスを選択し、enter キーを押し ます。 MultiBoot Express プロンプトの設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびにマルチブートの起動場所を 指定するメニューが表示されるように設定するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2.
[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているか どうかを確認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレー ティング システムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題 からハードウェア障害を分離できます。 [HP PC Hardware Diagnostics] UEFI を起動するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れるか再起動して、すばやく esc キーを押してから f2 キーを押しま す。 BIOS は、以下の順序で 3 か所の診断ツールを検索します。 a.
5. [診断]セクションで、[HP PC Hardware Diagnostics UEFI](HP PC ハードウェア診断 UEFI)をクリッ クして詳細を確認します。 6. [ダウンロードを開始する]→[保存]の順に選択して USB デバイスに保存します。 HP Sure Start の使用(一部のモデルのみ) 一部のコンピューター モデルは、HP Sure Start が構成されています。HP Sure Start は、攻撃または破 損からコンピューターの BIOS を継続的に監視する技術です。BIOS が破損した、または攻撃された場 合、BIOS は、HP Sure Start によって以前の安全な状態に自動的に、ユーザーの介入なしに復元されま す。 HP Sure Start はあらかじめ構成され、有効になっているため、ほとんどのユーザーは、HP Sure Start の初期設定の構成を使用できます。詳しい知識があるユーザーは、初期設定の構成をカスタマイズで きます。 HP Sure Start の最新のドキュメントについては、http://www.hp.
13 サポート HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドおよび[HP Support Assistant]で提供されている情報で問題に対処できない場合 は、以下の Web サイトまたは日本向けの日本語モデル製品に付属の小冊子、 『サービスおよびサポー トを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポート については、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートに ついては、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要:このセクションで説明するラベルはすべて、お使いのコンピューターのモデルによってコン ピューターの裏面、バッテリ ベイ内、または底面カバーの裏のどこかに貼付されています。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。 HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに、シリアル番号や、製品番号またはモデル番号 を尋ねられることがあります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてくださ い。 名称 ● (1) シリアル番号 (2) 製品番号 (3) 保証期間 Microsoft Certificate of Authenticity ラベル(Windows 8 以前の一部のモデルのみ) :Windows のプロ ダクト キー(Product Key、Product ID)が記載されています。プロダクト キーは、オペレーティング システムのアップデートやトラブ
14 仕様 ● 入力電源 ● 動作環境 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作します が、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されている AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作します。 入力電源 定格 動作電圧および電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.
A コンピューターの持ち運び コンピューターを最適な状態で使用するには、持ち運びおよび送付に関する以下の情報をお読みくだ さい。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 情報をバックアップします。 ◦ すべてのディスクおよびすべての外付けメディア カード類を取り出します。 注意:コンピューターやドライブの破損、または情報の損失を防ぐため、ドライブをドライブ ベイから取り外す前およびドライブを運搬、保管、または移動する前に、ドライブからメ ディアを取り出してください。 ◦ すべての外付けデバイスを、必要に応じてそれぞれの電源を切ってから取り外します。 ◦ コンピューターをシャットダウンします。 ● バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意:ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置には、 空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷
B トラブルシューティング トラブルシューティング情報 ● [HP Support Assistant]から、Web サイトへのリンクやコンピューターに関する追加情報にアクセ スできます。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で、[HP Support Assistant] アプリケーションを選択します。 注記:検査ツールおよび修復ツールには、使用するためにインターネットへの接続が必要になる ものもあります。HP では、インターネットに接続する必要がないツールも追加で提供していま す。 ● HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/ jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、 http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
コンピューターの画面に何も表示されない場合 コンピューターの電源が入っているにもかかわらず画面に何も表示されない場合は、以下の原因が考 えられます。 ● コンピューターがスリープ状態になっている可能性がある。スリープを終了するには、電源ボタ ンを短く押します。スリープは、ディスプレイの電源を切る省電力機能です。スリープは、コン ピューターの電源が入っていても使用されていない場合、またはコンピューターがロー バッテリ 状態になった場合に、システムによって開始されます。これらの電源設定およびその他の電源設 定を変更するには、Windows デスクトップのタスクバーの右端の通知領域にある[バッテリ]アイ コンを右クリックし、[設定]をクリックします。 ● コンピューター本体のディスプレイに画像が表示される設定になっていない。コンピューター 本体のディスプレイに画面表示を切り替えるには、fn + f4 キーを押します。ほとんどのモデル で、モニターなどの別売の外付けディスプレイがコンピューターに接続されている場合は、コン ピューター本体の画面か外付けディスプレイ、または両方のデバイスに同時に画像を表示できま す
注記:(ファンレス モデルを除く)コンピューターのファンは、内部コンポーネントを冷却して過熱 を防ぐために自 動的に作動します。操作中に内部ファンが回転したり停止したりしますが、これは正 常な動作です。 外付けデバイスが動作しない場合 外付けデバイスが目的どおりに動作しない場合は、以下のことを行ってください。 ● 製造元の説明書等の手順に沿って、デバイスの電源を入れます。 ● デバイスを接続するケーブルがすべてしっかりと接続されていることを確認します。 ● デバイスに十分な電力が供給されていることを確認します。 ● デバイスがオペレーティング システムに対応していることを確認します(特に古いモデルの場 合) 。 ● 適切なドライバーがインストールおよび更新されていることを確認します。 コンピューターを無線ネットワークに接続できない場合 コンピューターを無線ネットワークに正しく接続できない場合は、以下の作業を行います。 ● 無線ネットワーク デバイスまたは有線ネットワーク デバイスの有効/無効を切り替えるには、 Windows デスクトップのタスクバーの右端の通知領域にある[ネットワーク
◦ 再生が再開します。 または ◦ マルチメディア プログラムの再生ウィンドウが閉じます。ディスクの再生に戻るには、マ ルチメディア プログラムの[Play](再生)ボタンをクリックしてディスクを再起動します。 場合によっては、プログラムを終了してから再起動する必要が生じることもあります。 動画が外付けディスプレイに表示されない場合 1. コンピューターのディスプレイと外付けディスプレイの両方の電源が入っている場合は、fn + f4 キーを 1 回以上押して、表示画面をどちらかに切り替えます。 2. 外付けディスプレイがメインになるようにモニターの設定を行います。 a. コンピューターの Windows デスクトップの空いている場所を右クリックして[画面の解像 度]を選択します。 b.
C 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 部品などの取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように 指示されている場合は、正しくアースしてから電源コードを取り外し、その後カバーを外すなど の作業を行います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 静電気についての詳しい情報、または部品の取
索引 記号/数字 2 本指ピンチ ズーム タッチパッド ジェスチャ 29 A AC アダプター/バッテリ ランプ 18 B BIOS アップデートのダウンロード 87 更新 87 バージョンの確認 87 Bluetooth デバイス 19, 25 ラベル 94 C Caps Lock ランプ 位置 11 Computer Setup BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワード) 67 DriveLock パスワード 69 移動および選択 85 工場出荷時設定の復元 86 D DisplayPort 位置 4, 5 接続 41 DriveLock パスワード 解除 71 設定 69 説明 69 入力 70 変更 70 E esc キー 位置 15 102 索引 F f11 リカバリ 82 Face Recognition 38 fn キー 位置 15, 34 G GPS 25 H HD 対応デバイス、接続 42, 43 HP 3D DriveGuard 64 HP Client Security 74 HP Mobile Connec
う ウィルス対策ソフトウェア 73 お オーディオ機能 確認 38 オーディオ出力(ヘッドフォン)コ ネクタ 位置 4, 5 オーディオ入力(マイク)コネクタ 位置 4, 5 オプション バッテリ コネクタ、位 置 16 オプティカル ドライブ 57 温度 50 音量 キー 37 調整 37 ボタン 37 音量キー、位置 35 か 回転タッチパッド ジェスチャ 30 書き込み可能メディア 45 確認、オーディオ機能 38 各部 前面 18 ディスプレイ 9 左側面 7 表面 10 右側面 4 裏面 16 画面の輝度のキー 35 画面表示、切り替え 35 完全なロー バッテリ状態 45 管理者パスワード 66 き キー esc 15 fn 15 num lk 15 Windows アプリケーション 15 Windows キー 15 音量 37 ファンクション 15 キーボードのバックライト 35 キーボード ホットキー、位置 34 企業無線 LAN への接続 22 規定情報 規定ラベル 94 無線認定/認証ラベル 94 緊急アップデート、ソフトウェア 74 く 空港のセキュリティ装置 58 け ケ
た タッチパッド 使用 27 ボタン 10 タッチパッド ジェスチャ 2 本指ピンチ ズーム 29 回転 30 スクロール 29 タッチパッド ゾーン 位置 10 タッチパッド ランプ、位置 11 端子 VGA 40 外付けモニター 40 つ 通気孔 位置 7, 8, 16 て [ディスク デフラグ]ソフトウェ ア 63 [ディスクのクリーンアップ]ソフ トウェア 64 底面カバー リリース ラッチ 16 底面カバー リリース ロック、位 置 16 テスト、AC アダプター 52 テンキー 15 位置 35 テンキー、外付け Num Lock 36 使用 36 電源 オプション 45 節約 50 バッテリ 47 電源オプションの設定 45 電源コネクタ 位置 5, 6 電源スイッチ 44 電源ボタン 44 位置 13 電源ランプ 11, 18 と 動作環境 95 ドッキング コネクタ 位置 5, 6 104 索引 ドライブ オプティカル 57 使用 59 外付け 57 取り扱い 58 ハード 57 ドライブ メディア 45 トラブルシューティング 外付けディスプレイ 100 ディスク書き込み 100
使用 34 スピーカーの音量を上げる スピーカーの音量を下げる スリープ 34 説明 34 35 35 交換 76 取り付け 77 取り外し 76 メンテナンス ディスク デフラグ 63 ディスクのクリーンアップ 64 ま マイク(オーディオ入力)コネクタ 位置 4, 5 マイクの消音ランプ、位置 11 マウス、外付け オプションの設定 27 マルチストリーム トランスポー ト 42 も む 読み取り可能メディア 45 無線 LAN アンテナ 位置 9 無線 LAN デバイス 20, 94 無線 LAN のセットアップ 21 無線 LAN への接続 22 無線 LAN ラベル 94 無線 WAN アンテナ、位置 9 無線 WAN デバイス 19 無線アンテナ、位置 9 無線コントロール オペレーティング システム 19 ボタン 19 無線認定/認証ラベル 94 無線ネットワーク(無線 LAN) 企業無線 LAN への接続 22 公共無線 LAN への接続 22 使用 20 セキュリティ 22 接続 22 動作範囲 23 必要な機器 21 無線ボタン 19 無線ランプ 12, 18, 19 め