User Guide-Windows 8.1
ハードドライブの使用
注意:情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。
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メモリ モジュールやハードドライブの追加または交換を行う前に、作業中のデータを保存してコ
ンピューターをシャットダウンします。
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コンピューターの電源が切れているかどうかわからない場合は、まず電源ボタンを押してコン
ピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウン
します。
インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT)(一部のモデルのみ)
インテル スマート・レスポンス・テクノロジー(SRT)は、コンピューターのシステム パフォーマン
スを大幅に向上させるインテル ラピッド・ストレージ・テクノロジー(RST)のキャッシュ機能です。
SRT を使用すると、SSD mSATA モジュールを搭載しているコンピューター システムで、そのモジュー
ルをハードドライブとシステム メモリの間のキャッシュ メモリとして設定できます。これには、ハー
ドドライブ(または RAID ボリューム)を使用してストレージ容量を最大限に高めると同時に、SSD に
よって向上したシステム パフォーマンスの体験を提供できるという利点があります。
ハードドライブを追加またはアップグレードして、RAID ボリュームを設定する予定の場合は、一時的
に SRT を無効にして RAID ボリュームを設定してから、再度 SRT を有効にする必要があります。SRT
を一時的に無効にするには、以下の操作を行います。
1. スタート画面で「Intel」と入力して[Intel Rapid Storage Technology](インテル ラピッド・ス
トレージ・テクノロジー)を選択します。
2. [Acceleration](アクセラレータ)リンク→[Disable Acceleration](アクセラレータの無効化)リ
ンクの順にクリックします。
3. アクセラレータ モードへの切り替えが完了するまで待機します。
4. [Reset to Available](利用可能に再設定する)リンクをクリックします。
重要:RAID のモードを変更する場合は、SRT を一時的に無効にする必要があります。変更を行ってか
ら、再度 SRT を有効にします。この機能を一時的に無効にしないと、RAID ボリュームの作成または変
更ができません。
注記:HP は自己暗号化ドライブ(SED)での SRT をサポートしていません。
ハードドライブの使用
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