ユーザー ガイド
© Copyright 2015 Hewlett-Packard Development Company, L.P. AMD および AMD Catalyst は、Advanced Micro Devices, Inc.
安全に関するご注意 警告!低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用し たり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感な 方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダ プターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いた りしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950-1)で定められた、ユーザーが触れる表面
iv 安全に関するご注意
プロセッサの構成設定(一部のモデルのみ) 重要:一部のモデルのコンピューターは、インテル® Pentium®プロセッサ N35xx/N37xx シリーズまた はインテル Celeron®プロセッサ N28xx/N29xx/N30xx/N31xx シリーズおよび Windows®オペレーティン グ システムで構成されています。お使いのコンピューターが説明のとおりに構成されている場合は、 msconfig.
vi プロセッサの構成設定(一部のモデルのみ)
目次 1 最初の操作 ................................................................................................................................................... 1 最適な使用方法 .................................................................................................................................................... 1 コンピューターを使用したエンターテインメント ........................................................................................ 1 HP が提供するその他の資料 ...............................................................
スピーカーの接続 ........................................................................................................................... 21 ヘッドフォンおよびマイクの接続 ............................................................................................... 21 サウンド設定の使用 ....................................................................................................................... 21 動画の視聴 ..........................................................................................................................
ユーザーが交換可能なバッテリの処分 ....................................................................................... 34 ユーザーが交換可能なバッテリの交換 ....................................................................................... 34 外部電源での駆動 ............................................................................................................................................. 34 電源に関するトラブルシューティング .......................................................................................
BIOS アップデートのダウンロード .............................................................................................. 48 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 ................................................................................................. 49 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の USB デバイスへのダウンロード .............................. 49 10 バックアップおよび復元 .......................................................................................................................... 51 バックアップの作成 ..................
1 最初の操作 このコンピューターは、ビジネスのシーンでもエンターテインメントのシーンでも存分に活用できる ように設計されたパワフルなツールです。お使いのコンピューターを最大限に活用するために、セッ トアップ後の最適な使用方法、コンピューターを使ってできる楽しいこと、および HP が提供するさ まざまな情報の入手方法などについて説明しているこの章からお読みください。 最適な使用方法 最大限に活用するため、コンピューターのセットアップおよび登録が終了したら、以下の手順を行う ことをおすすめします。 ● 有線ネットワークまたは無線ネットワークに接続します。詳しくは、15 ページの「ネットワー クへの接続」を参照してください。 ● コンピューターのハードウェアおよびソフトウェアについて確認します。詳しくは、 3 ページの「コンピューターの概要」および19 ページの「エンターテインメント機能を楽し む」を参照してください。 ● ウィルス対策ソフトウェアを更新または購入します。詳しくは、44 ページのウィルス対策ソフ トウェアの使用を参照してください。 ● リカバリ ディスクまたはリカバリ フラッシュ
リソース 『セットアップ手順』ポスター(印刷物) [ヘルプとサポート] 内容 ● コンピューターのセットアップおよび機能 の概要 ● 使用方法およびトラブルシューティングに 関する幅広い情報およびヒント ● HP のサポートに関する情報 [ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→[ヘル プとサポート]の順に選択します。日本でのサポートについ ては、http://www.hp.com/jp/contact/ にアクセスしてくださ い。日本以外の国や地域でのサポートについては、 http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.html (英 語サイト)から該当する国や地域、または言語を選択してく ださい。 HP の Web サイト 日本の情報については、http://www.hp.
2 コンピューターの概要 ハードウェアおよびソフトウェアの情報の確認 ▲ [スタート]→[コンピューター]の順に選択します。 お使いのコンピューターにインストールされている、オプティカル ドライブ、SSD(Solid State Drive) 、またはセカンダリ ハードドライブを含むすべてのデバイスの一覧が表示されます。 コンピューターにインストールされているソフトウェアを確認するには、[スタート]→[すべてのプロ グラム]の順に選択します。 ハードウェアおよびソフトウェアの情報の確認 3
右側面の各部 名称 (1) 説明 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態で、省電力モー ドになっています。コンピューターはディスプレイ およびその他の不要なコンポーネントの電源をオフ にします ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、 ハイバネーション状態になっています。ハイバネー ションは、最小限の電力を使用する省電力モードです 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしています (2) ハードドライブ ランプ ● (3) USB 2.
左側面の各部 名称 説明 (1) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (2) AC アダプター/バッテリ ラン プ ● 白色に点灯:外部電源に接続された AC アダプターが 接続されていて、バッテリは完全に充電されています ● 白色で点滅:AC アダプターが取り外され、バッテリが ロー バッテリ状態になっています ● オレンジ色に点灯:外部電源に接続された AC アダプ ターが接続されていて、バッテリが充電中です ● 消灯:バッテリが充電されていません (3) 通気孔 コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気 を通します 注記: (ファンレス モデルを除く)コンピューターのファ ンは、内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐために自 動的に作動します。通常の操作を行っているときに内部 ファンが回転したり停止したりしますが、これは正常な動 作です 外付け VGA モニターまたはプロジェクターを接続します (4) 外付けモニター コネクタ (5) RJ-45(ネットワーク)コネク ネットワーク ケーブルを接続します タ/ランプ ● 白色:ネットワークに接
名称 説明 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、また はヘッドセットを使用してください。安全に関する情報 について詳しくは、 『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください 注記:コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター 本体のスピーカーは無効になります 注記:デバイス ケーブルが、オーディオ出力(ヘッドフォ ン)およびオーディオ入力(マイク)の両方をサポートす る 4 芯コネクタを備えていることを確認します 6 第 2 章 コンピューターの概要
ディスプレイの各部 注記:お使いのコンピューターに最も近い図を参照してください。 名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じると、 ディスプレイの電源が切れてスリープが開始します 注記:内蔵ディスプレイ スイッチはコンピューターの外側からは見え ません (2) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (3) Web カメラ 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデルでは、動 画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットができま す Web カメラを使用するには、[スタート]→[すべてのプログラム]→ [Communication and Chat](通信とチャット)→[CyberLink YouCam]の 順に選択します (4) 内蔵マイク サウンドを集音、録音します (5) 無線 LAN アンテナ* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線信号を 送受信します * アンテナはコンピューターの外側からは見えません。送受信が最適に行われるようにするため
名称 (1) 説明 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じると、 ディスプレイの電源が切れてスリープが開始します 注記:内蔵ディスプレイ スイッチはコンピューターの外側からは見え ません (2) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (3) Web カメラ 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデルでは、動 画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットができま す Web カメラを使用するには、[スタート]→[すべてのプログラム]→ [Communication and Chat](通信とチャット)→[CyberLink YouCam]の 順に選択します (4) 内蔵マイク サウンドを集音、録音します (5) 無線 LAN アンテナ* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線信号を 送受信します * アンテナはコンピューターの外側からは見えません。送受信が最適に行われるようにするため、アンテナの 周囲には障害物を置かないでください。お住まいの国または地域の無線に関す
表面の各部 タッチパッド 名称 説明 (1) タッチパッド ゾーン 指によるジェスチャを読み取り、画面上のポインターを移 動したり項目をアクティブにしたりします (2) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 表面の各部 9
ランプ 注記:下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 10 説明 (1) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっていて、アルファベットが大 文字で入力されます (2) ミュート(消音)ランプ ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになっ ています ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっていま す 第 2 章 コンピューターの概要
ボタン 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを 押すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを 短く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短 く押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボ タンを短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意:電源ボタンを押し続けて電源を切断すると、保存さ れていない情報は失われます コンピューターが応答せず、Windows のシャットダウン手 順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒ほど押したま まにすると、コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、[スタート]→[コントロール パ ネル]→[システムとセキュリティ]→[電源オプション]の順 に選択するか、または29 ページの「電源の管理」を参照 してください 表面の各部 11
キー 注記:下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 12 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情 報を表示します (2) fn キー esc キーまたはスペースバーと組み合わせて押すこと によって、頻繁に使用するシステムの機能を実行しま す (3) Windows キー Windows の[スタート]メニューを表示します (4) 操作キー 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 第 2 章 コンピューターの概要
裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ ロック バッテリをバッテリ ベイに固定します (2) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (3) バッテリ リリース ラッチ (4) メディア カード スロット バッテリの固定を解除します 情報の保存、管理、共有、およびアクセスを可能にする別 売のメディア カードを読み取ります カードを挿入するには、以下の操作を行います ラベルを上にし、コネクタをスロット側に向けてカードを 持ち、カードをスロットに挿入し、しっかり収まるまで カードを押し込みます カードを取り出すには、以下の操作を行います カードをいったん押し込んでから取り出します (5) スピーカー(×2) サウンドを出力します 裏面の各部 13
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要:このセクションで説明するラベルは、お使いのコンピューターのモデルによってコンピュー ターの裏面、バッテリ ベイ内、またはディスプレイの背面のどこかに貼付されています。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。 HP のサポート窓口にお問い合わせになるときに、シリアル番号や、製品番号またはモデル番号 を尋ねられることがあります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてくださ い。 サービス ラベルは、下に示す例のどちらかのような外観です。お使いのコンピューターのサービ ス ラベルに近い図を参照してください。 名称 (1) シリアル番号 (2) 製品番号 (3) 保証期間 (4) モデル番号(一部のモデルのみ) ● Microsoft Certificate of Authenticity ラベル(Windows 8 より前の一部のモデルのみ) :Windows
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイト の情報にアクセスできます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明します。 無線ネットワークへの接続 無線ネットワークでは、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げい ただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されている場合がありま す。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス:会社の事務所、自宅、および公共の 場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューターを無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワーク、無線 LAN、WLAN と呼ばれます)に接続します。 無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターまたは無線アクセス ポ イントと通信します。 ● Bluetooth®デバイス(一部のモデルのみ) :他の Bluetooth
出荷時の設定ではすべての無線デバイスが有効になっています。このため、複数の無線デバイスのオ ンとオフの切り替えを、無線ボタンで同時に行うことができます。無線デバイスのオンとオフを個別 に調整するには、[HP Connection Manager]を使用します。 [HP Connection Manager]の使用(一部のモデルのみ) [HP Connection Manager]は、お使いの無線デバイスを管理するための中心となる場所です。また、SMS (テキスト)メッセージを送受信するためのインターフェイスが用意されています。[HP Connection Manager]では、以下のデバイスを管理できます。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)/Wi-Fi ● Bluetooth [HP Connection Manager]には、接続の状態、電源の状態、および SMS(テキスト)メッセージに関する 情報や通知が表示されます。状態に関する情報および通知は、タスクバーの右端の通知領域に表示さ れます。 [HP Connection Manager]を開くには、[スタート]→[すべての
注記:接続したい無線 LAN が表示されない場合は、[ネットワークと共有センターを開く]→[新し い接続またはネットワークのセットアップ]の順にクリックします。[接続オプションの一覧]が 表示されて、手動で検索してネットワークに接続したり、新しいネットワーク接続を作成したり するなどの操作を選択できます。 接続完了後、タスクバー右端の通知領域にあるネットワーク アイコンの上にマウス ポインターを置く と、接続の名前およびステータスを確認できます。 注記:動作範囲(無線信号が届く範囲)は、無線 LAN の機器の数や配置などの展開状況、ルーターの 製造元、および壁や床などの建造物やその他の電子機器からの干渉に応じて異なります。 Bluetooth 無線デバイスの使用(一部のモデルのみ) Bluetooth デバイスによって近距離の無線通信が可能になり、以下のような電子機器の通信手段を従来 の物理的なケーブル接続から無線通信に変更できるようになりました。 ● コンピューター(デスクトップ、ノートブック、タブレット、PDA) ● 電話機(携帯、コードレス、スマートフォン) ● イメージング デバイス(プリ
2. ネットワーク ケーブルのもう一方の端をデジタル モジュラー コンセントまたはルーターに差し 込みます(2) 。 注記:ネットワーク ケーブルに、テレビやラジオからの電波障害を防止するノイズ抑制コア(3) が取り付けられている場合は、コアが取り付けられている方の端をコンピューターに接続しま す。 データやドライブの共有およびソフトウェアのアクセス お使いのコンピューターがネットワークに接続されている場合、使用できる情報は、コンピューター 本体に保存されているもののみに制限されません。ネットワーク コンピューターは、ソフトウェアお よびデータを相互にやりとりできます。 注記:DVD の動画やゲームなどのディスクでコピーが防止されている場合は、共有できません。 同じネットワーク上で共有を行うには、以下の操作を行います。 1. 共有しているコンピューターで、[スタート]→[コンピューター]の順に選択します。 2. 共有するものを右クリックして、[プロパティ]をクリックします。 3. [共有]タブ→[詳細な共有]の順に選択します。 4.
4 エンターテインメント機能を楽しむ HP 製コンピューターをエンターテインメントのハブとして使用して、Web カメラを使ったソーシャル ネットワーキングを行ったり、音楽の再生や管理をしたり、映画のダウンロードや視聴を行ったりで きます。または、コンピューターをさらに強力なエンターテインメント センターにするには、スピー カー、ヘッドフォン、モニター、プロジェクター、テレビ、さらに一部のモデルでは HD 対応デバイ スなどの外付けデバイスを接続します。 マルチメディア機能 コンピューターのエンターテインメント機能のいくつかを以下に示します。 注記:お使いのコンピューターの外観は、図と多少異なる場合があります。 名称 説明 (1) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (2) Web カメラ 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデ ルでは、動画のストリーミングによるビデオ会議やオンラ イン チャットができます Web カメラを使用するには、[スタート]→[すべてのプログ ラム]→[Communication and Chat](通信とチャット)→ [Cyb
名称 (6) 説明 オーディオ出力(ヘッドフォ 別売または市販の別途電力が供給されているステレオ ス ン)/オーディオ入力(マイク) ピーカー、ヘッドフォン、イヤフォン、ヘッドセット、テ レビ オーディオ ケーブルなどを接続します。ヘッドセッ コネクタ ト マイク(別売)を接続する場合もここに接続します。こ のコネクタは、マイクのみのデバイスには対応していませ ん 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、また はヘッドセットを使用してください。安全に関する情報 について詳しくは、 『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください このガイドにアクセスするに は、[スタート]→[HP Support Assistant]→[次へ]→[マイ コ ンピューター]→[ユーザー ガイド]の順に選択します 注記:コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター 本体のスピーカーは無効になります 注記:デバイス ケーブルが、オーディオ出力(ヘッドフォ ン)およびオーディオ入力(マイク)の両方をサポートす る 4 芯コネクタを備えていることを確認します
オーディオの使用 お使いのコンピューター、または外付けオプティカル ドライブを使用する一部のモデルでは、音楽 CD の再生、音楽のダウンロードや再生、Web 上のオーディオ コンテンツ(ラジオなど)のストリーミン グ、オーディオの録音、オーディオとビデオの組み合わせによるマルチメディアの作成などが可能で す。オーディオを聴く楽しみを広げるには、スピーカーやヘッドフォンなどの外付けオーディオ デバ イスを接続します。 スピーカーの接続 有線のスピーカーをコンピューターに接続する場合は、コンピューターまたはドッキング ステーショ ンの USB ポート(またはオーディオ出力コネクタ)に接続します。 無線スピーカーをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してくだ さい。HD 対応スピーカーをコンピューターに接続するには、23 ページの HDMI オーディオの設定を 参照します。オーディオ デバイスを接続する前に、必ず音量を調整してください。 ヘッドフォンおよびマイクの接続 有線のヘッドフォンまたはヘッドセットは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オー ディオ入力(マイク)
動画の視聴 お使いのコンピューターはパワフルなビデオ デバイスであり、お気に入りの Web サイトの動画のス トリーミングを視聴したり、動画や映画をダウンロードしてネットワークに接続していないときにコ ンピューター上で視聴したりできます。 コンピューターのビデオ コネクタのどれかに外付けモニター、プロジェクター、またはテレビを接続 することで、視聴の楽しみが広がります。ほとんどのコンピューターには、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)出力端子が搭載されており、HD 対応のモニターまたはテレビに接続できます。 重要:外付けデバイスが、正しいケーブルを使用してコンピューター上の正しいコネクタに接続され ていることを確認してください。不明点や疑問点がある場合は、デバイスの製造販売元の説明を確認 してください。 VGA ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続 コンピューターの表示画面をモニターやプロジェクターなどの外付けの VGA モニターまたはプロ ジェクターに切り替えてプレゼンテーションを行うには、モニターまたはプロジェクターをコン ピューターの VGA コネク
HDMI ケーブルを使用したビデオ デバイスの接続 HD 対応のテレビまたはモニターでコンピューターの表示画面を見るには、以下の手順に従って HD 対 応のデバイスを接続します。 HDMI デバイスをコンピューターに接続するには、別売の HDMI ケーブルが必要です。 HD 対応のテレビまたはモニターをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI 出力端子に接続します。 注記:HDMI 端子の形状は、モデルによって異なります。 2. ケーブルのもう一方の端を HD 対応のテレビまたはモニターに接続します。 3.
1. タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右クリックし、[再生デバイス]をク リックします。 2. [再生]タブで、[スピーカー]をクリックします。 3.
5 画面の操作 以下の方法でコンピューター画面を操作できます。 ● タッチ ジェスチャ ● キーボードおよびマウス 注記:外付け USB マウス(別売)は、コンピューターの USB ポートのどれかに接続できます。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 タッチパッド ジェスチャの使用 タッチパッドを使用すると、簡単なタッチ ジェスチャでコンピューターの画面やポインターを操作で きます。タッチパッドの左右のボタンを、外付けマウスの対応するボタンと同様に使用することもで きます。タッチ スクリーン(一部のモデルのみ)で移動するには、この章に記載されているジェス チャを使用して直接画面をタッチします。 また、ジェスチャをカスタマイズしたり、ジェスチャ操作のデモンストレーションを確認したりする こともできます。[スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[デバイスとプリ ンター]→[マウス]の順に選択します。 タップ タップ/ダブルタップ ジェスチャを使用すると、画面上の項目を選択したり開い
2 本指ピンチ ズーム 2 本指ピンチ ズームを使用すると、画像やテキストをズームイン(拡大)またはズームアウト(縮 小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を互いに離した状態にして置き、そ の 2 本の指の間隔を狭めるとズームアウト(縮小)できます。 ● タッチパッド ゾーンまたはタッチ スクリーン上で 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本 の指の間隔を拡げるとズームイン(拡大)できます。 2 本指スクロール 2 本指スクロールを使用すると、ページや画像内を上下左右に移動できます。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右に動かします。 2 本指タップ 2 本指タップを使用すると、画面上の項目のメニューを開くことができます。 注記:2 本指タップでは、マウスを右クリックしたときと同じ機能が実行されます。 ● 26 2 本の指でタッチパッド ゾーンを軽く叩くと、選択したオブジェクトのオプション メニューが表 示されます。 第 5 章 画面の操作
キーボードおよびマウスの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェスチャを 使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホットキーを 使って特定の機能も実行できます。 注記:国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での説 明と異なる場合もあります。 キーの使用 特定のキーやキーの組み合わせを使用して、さまざまな方法ですばやく情報にアクセスしたり、機能 を実行したりできます。 操作キーの使用 操作キーを押すと、割り当てられている機能が実行されます。各操作キーのアイコンは、そのキーに 割り当てられている機能を表します。 操作キーの機能を使用するには、そのキーを押したままにします。 注意:セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってくださ い。設定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 操作キーの機能は、出荷時に有効に設定されています。この機能は、セットアップ ユーティリティ (BIOS)で無効にできます。セットアップ ユーティリ
アイコン キー 説明 f8 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に上がりま す f9 オーディオ CD の前のトラックまたは DVD や BD の前のチャプターを再生し ます f10 オーディオ CD、DVD、または BD の再生を開始、一時停止、または再開しま す f11 オーディオ CD の次のトラックまたは DVD や BD の次のチャプターを再生し ます f12 機内モードおよび無線機能をオンまたはオフにします 注記:無線接続を確立するには、事前に無線ネットワークがセットアップさ れている必要があります ホットキーの使用 ホットキーは、fn キーと、esc キー、またはスペースバーの組み合わせです。 ホットキーを使用するには、以下の操作を行います。 ▲ fn キーを短く押し、次にホットキーの組み合わせの 2 番目のキーを短く押します。 [ALT GR]キーの組み合わせの使用 一部の国では、特別なキーの組み合わせに使用される[ALT GR]キーがキーボードに含まれる場合があ ります。[ALT GR]キーを含むキーボードでルピー記号を入力するには、alt
6 電源の管理 お使いのコンピューターは、バッテリ電源または外部電源で動作します。コンピューターがバッテリ 電源でのみ動作しており、外部電源を使用してバッテリを充電することができない場合は、バッテリ 残量を監視し、節約することが重要です。お使いのコンピューターでは、パフォーマンスと節電のバ ランスを取ることができるように、電源を使用したり節電したりする方法を管理するための最適な電 源プランがサポートされています。 スリープまたはハイバネーションの開始 Windows には、スリープとハイバネーションの 2 つの省電力設定があります。 ● スリープ:バッテリ電源を使用しているときも外部電源を使用しているときも、操作しない状態 が一定時間続いた場合に、スリープ状態が自動的に開始されます。作業中のデータはメモリに保 存されるため、非常に迅速に作業に戻れます。スリープを手動で開始することもできます。詳し くは、29 ページの手動でのスリープの開始および終了を参照してください。 ● ハイバネーション:完全なロー バッテリ状態になると、ハイバネーション状態が自動的に開始さ れます。ハイバネーション状態では、デー
手動でのハイバネーションの開始および終了(一部のモデルのみ) [電源オプション]を使用すると、ユーザーがハイバネーションを開始できるようにしたり、その他の 電源設定およびタイムアウトを変更したりできます。 1. [スタート]→[シャットダウン]ボタンの横にある矢印→[休止状態]の順に選択します。 2. 左側の枠内で、[電源ボタンの動作の選択]をクリックします。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。 4. [電源ボタンを押したときの動作]領域で、[休止状態]を選択します。 5. [変更の保存]をクリックします。 コンピューターがハイバネーションを終了すると電源ランプが点灯し、作業していた画面に戻りま す。 注記:復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面に 戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたはハイバネーション状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコン ピューターを設定するには、以下の操作を行います。 1.
電源プランの選択 コンピューターの電源の使用方法を管理する電源プランによって、電力を節約し、パフォーマンスを 最大限に向上させることができます。 以下の電源プランを利用できます。 ● HP 推奨:自動的にパフォーマンスと省エネルギーのバランスを取ります。 ● 省電力:システムのパフォーマンスと画面の輝度を低下させることによって電力を節約します。 ● 高パフォーマンス:パフォーマンスを優先しますが、エネルギー消費量が増える可能性がありま す。 また、独自の電源プランを作成したり、その電源プランをニーズに合わせてカスタマイズしたりでき ます。 電源プランを選択するか、独自のプランを作成するには、[HP Power Manager](一部のモデルのみ)ま たは Windows の[コントロール パネル]を使用します。 [HP Power Manager]を開始するには、[スタート]→ [コントロール パネル]→ [ハードウェアとサウンド] → [HP Power Manager]の順に選択します。 [コントロール パネル]の[電源オプション]にアクセスするには、[スタート]→[コントロール パネル]→
3.
ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態また は完全なロー バッテリ状態になった場合は、通知領域の[電源メーター]アイコンに、ロー バッテリ状 態または完全なロー バッテリ状態の通知が表示されます。 注記:電源メーターについて詳しくは、30 ページの電源メーターの使用を参照してください。 完全なロー バッテリの状態になった場合、コンピューターでは以下の処理が行われます。 ● ハイバネーションが有効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、ハイ バネーションが開始します。 ● ハイバネーションが無効で、コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときは、短い 時間スリープ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報は失 われます。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態への対処方法 ● AC アダプターをコンピューターおよび外部電源に接続します。 ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張デバイスを接続します。 ● HP からオプション製品として
ユーザーが交換可能なバッテリの処分 警告!化学薬品による火傷や発火のおそれがありますので、分解したり、壊したり、穴をあけたりし ないでください。また、バッテリの接点をショートさせたり、火や水の中に捨てたりしないでくださ い。 バッテリの正しい処分方法については、 『規定、安全、および環境に関するご注意』を参照してくだ さい。このガイドにアクセスするには、[スタート]→[HP Support Assistant]→[次へ]→[マイ コン ピューター]→[ユーザー ガイド]の順に選択します。 ユーザーが交換可能なバッテリの交換 [HP Support Assistant]にある[HP バッテリ チェック]は、内部セルが正常に充電されていないときや、 バッテリ容量が「ロー バッテリ」の状態になったときに、バッテリを交換するようユーザーに通知し ます。バッテリが HP の保証対象となっている場合は、説明書に保証 ID が記載されています。交換用 バッテリの購入について詳しくは、メッセージに記載されている HP の Web サイトを参照してくださ い。 外部電源での駆動 外部電源の接続について詳しくは、コンピュータ
電源に関するトラブルシューティング 外部電源に接続したときにコンピューターに以下の状況のどれかが見られる場合は、AC アダプターを テストします。 ● コンピューターの電源が入らない。 ● ディスプレイの電源が入らない。 ● 電源ランプが点灯しない。 AC アダプターをテストするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターをシャットダウンし、AC アダプターやバッテリ、およびすべての外付けデバイ スを取り外します。 2. AC アダプターをコンピューターに接続してから、外部電源に接続します。 3.
コンピューターのシャットダウン 注意:コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終了 し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● バッテリを交換したりコンピューター内部の部品に触れたりする必要がある場合 ● USB ポートまたはビデオ コネクタ以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する場 合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターをシャットダウンすることもできますが、Windows の[シャットダウン] コマンドを使用した以下の手順をおすすめします。 注記:コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前に スリープまたはハイバネーションを終了する必要があります。 1. 作業中のデータを保存して、開いているすべてのプログラムを閉じます。 2.
7 コンピューターのメンテナンス コンピューターを最適な状態に保つには、[ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などの ツールを使用して、定期的なメンテナンスを行うことが非常に重要です。この章では、プログラムお よびドライバーの更新方法、コンピューターの清掃手順、およびコンピューターの持ち運び(または 送付)に関する情報についても説明します。 パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]や[ディスク クリーンアップ]などのツールを使用して定期的なメンテナンス作業 を実行することにより、コンピューターのパフォーマンスを向上させることができます。 ドライブの取り扱い ドライブを取り扱う場合は、以下の点に注意してください。 ● ドライブの着脱を行う前に、コンピューターをシャットダウンします。コンピューターの電源が 切れているのか、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず コンピューターの電源を入れ、次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンし ます。 ● ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してくださ い。
[ディスク デフラグ]の使用 コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。ドライ ブが断片化されるとドライブ上のデータが隣接(連続)しなくなり、そのためにハードドライブが ファイルを見つけるのが困難になってコンピューターの処理速度が低下します。[ディスク デフラグ] を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めて(または物理的に再構成し て)より効率よく作業を実行できるようになります。 注記:SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ただし、ハードド ライブのサイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。 少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。[ディスク デフ ラグ]は 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピューターのデフラグを実 行できます。 [ディスク デフラグ]を実行するには、以下の操作を行いま
コンピューターの清掃 お使いのコンピューターを安全に清掃するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
タッチパッド、キーボード、またはマウスの清掃 警告!感電や内部コンポーネントの損傷を防ぐため、掃除機のアタッチメントを使用してキーボード を清掃しないでください。キーボードの表面に、掃除機からのごみくずが落ちてくることがありま す。 注意:内部のコンポーネントへの損傷を防ぐため、キーとキーの間にクリーナーなどの液体が垂れな いようにしてください。 ● タッチパッド、キーボード、またはマウスを清掃するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、 柔らかいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨てシー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、コンピューターの清掃用のブロアー(圧縮空気入りの缶)などを使用してください。 コンピューターの持ち運びまたは送付 コンピューターを持ち運んだり発送したりする必要がある場合は、装置を安全に保持するために以下 の点を参考にしてください。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 外付けドライブ等に
● コンピューターに無線デバイスが搭載されている場合、コンピューター自体または無線デバイス の使用が制限されることがあります。たとえば、航空機内、病院内、爆発物付近、および危険区 域内です。特定の機器の使用に適用される規定が不明な場合は、コンピューターの電源を入れる 前に、使用可能かどうかを確認して許可を得てください。 ● コンピューターを持って国外に移動する場合は、以下のことを行ってください。 ◦ 行き先の国または地域のコンピューターに関する通関手続きを確認してください。 ◦ 滞在する国または地域に適応した電源コードを、滞在する国または地域の HP 製品販売店で 購入してください。電圧、周波数、およびプラグの構成は地域によって異なります。 警告!感電、火災、および装置の損傷などを防ぐため、コンピューターを外部電源に接続す るときに、家電製品用に販売されている電圧コンバーターは使用しないでください。 コンピューターの持ち運びまたは送付 41
8 コンピューターと情報の保護 コンピューターのセキュリティは、情報の機密性、整合性、および可用性を保つために重要です。 Windows オペレーティング システム、HP アプリケーション、Windows 以外のセットアップ ユーティ リティ(BIOS) 、およびその他の他社製ソフトウェアの標準のセキュリティ ソリューションによって、 ウィルス、ワーム、およびその他の種類の悪質なコードなどのさまざまなリスクからお使いのコン ピューターを保護できます。 重要:この章に記載されている一部のセキュリティ機能は、お使いのコンピューターでは使用できな い場合があります。 コンピューターでの危険性 セキュリティ機能 コンピューターの不正な使用 Power-on password(電源投入時パスワード) コンピューター ウィルス ウィルス対策ソフトウェア データへの不正なアクセス ファイアウォール ソフトウェア セットアップ ユーティリティ(BIOS)の設定、および Administrator password(管理者パスワード) その他のシステム識別情報への不正なアクセス コンピューターへの現在または将
パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するため、およびオンラインでの情報のやり 取りを保護するために選択する文字列です。いくつかの種類のパスワードを設定できます。たとえ ば、コンピューターを初めてセットアップするときに、コンピューターを保護するためにユーザー パ スワードを作成するよう求められます。追加のパスワードは、Windows、およびコンピューターにプ リインストールされている HP セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定できます。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の機能および Windows のセキュリティ機能に、同じパスワード を使用することもできます。 パスワードを作成したり保存したりするときは、以下のヒントを参考にしてください。 ● コンピューターがロックされないように、パスワードはすべて書き留め、コンピューターから離 れた安全な場所に保管しておきます。パスワードをコンピューター上のファイルに保存しない でください。 ● パスワードを作成するときは、プログラムの要件に従ってください。 ● 少なくとも 3 か月に一度の割合でパスワードを変更す
パスワード 機能 注記:最初のパスワード確認のときに Power-on password を入力した場合は、セッ トアップ ユーティリティ(BIOS)にアクセスするときに管理者パスワードを入力 する必要があります Power-on password(電源 投入時パスワード) ● コンピューターの電源投入時、再起動時、またはハイバネーションの終了時に は必ずこのパスワードを入力する必要があります ● Power-on password を忘れると、オペレーティング システムの起動や再起動、 およびハイバネーションの終了もできなくなります 注記:Power-on password の代わりに Administrator password を入力することもでき ます 注記:Power-on password は、設定時や入力時、変更時、および削除時にパスワー ドとして設定した文字が表示されません セットアップ ユーティリティ(BIOS)で Administrator password または Power-on password を設定、変 更、または削除するには、以下の操作を行います。 1.
ファイアウォール ソフトウェアの使用 ファイアウォールは、システムやネットワークへの不正なアクセスを防ぐように設計されています。 ファイアウォールには、コンピューターやネットワークにインストールするソフトウェアもあれば、 ハードウェアとソフトウェアの両方を組み合わせたものもあります。 検討すべきファイアウォールには以下の 2 種類があります。 ● ホストベースのファイアウォール:インストールされているコンピューターだけを保護するソフ トウェアです。 ● ネットワークベースのファイアウォール:DSL モデムまたはケーブル モデムとホーム ネットワー クの間に設置して、ネットワーク上のすべてのコンピューターを保護します。 ファイアウォールをシステムにインストールすると、そのシステムとの間で送受信されるすべての データが監視され、ユーザーの定義したセキュリティ基準と比較されます。セキュリティ基準を満た していないデータはすべてブロックされます。 ソフトウェア アップデートのインストール お使いのコンピューターにインストールされている HP、Windows、および他社製ソフトウェアは、セ キュリティの問題を
ソフトウェア アプリケーションおよび情報のバックアップ ソフトウェア アプリケーションおよび情報を定期的にバックアップして、ウィルスからの攻撃や、ソ フトウェアまたはハードウェアの障害によって、アプリケーションおよび情報が恒久的に失われた り、損傷を受けたりしないように保護します。詳しくは、51 ページの「バックアップおよび復元」 を参照してください。 別売のセキュリティ ロック ケーブルの使用 別売のセキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱いや盗 難を完全に防ぐものではありません。セキュリティ ロック ケーブルは、盗難をより確実に防止するた めに、完全なセキュリティ ソリューションの一部として実施すべきいくつかの方法のうちの 1 つにす ぎません。 お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットは、ここに記載されている図と多 少異なる場合があります。お使いのコンピューターのセキュリティ ロック ケーブル用スロットの位 置については、3 ページの「コンピューターの概要」を参照してください。 46 1.
9 セットアップ ユーティリティ(BIOS)およ び[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の 使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれるセットアップ ユーティリティは、システム上のすべて の入出力デバイス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で 行われる通信を制御します。セットアップ ユーティリティ(BIOS)を使用すると、取り付けるデバイ スの種類、コンピューターの起動順序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 セットアップ ユーティリティ(BIOS)の開始 ▲ セットアップ ユーティリティ(BIOS)を起動するには、コンピューターの電源を入れるかコン ピューターを再起動して、すばやく esc キーを押してから f10 キーを押します。 注記:セットアップ ユーティリティ(BIOS)で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってくださ い。設定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 BIOS の更新 HP の Web サイトから、更新されたバージョンの
BIOS アップデートのダウンロード 注意:コンピューターの損傷やインストールの失敗を防ぐため、BIOS アップデートのダウンロードお よびインストールを実行するときは必ず、AC アダプターを使用して信頼性の高い外部電源にコン ピューターを接続してください。コンピューターがバッテリ電源で動作しているとき、別売のドッキ ング デバイスに接続されているとき、または別売の電源装置に接続されているときは、BIOS アップ デートをダウンロードまたはインストールしないでください。ダウンロードおよびインストール時 は、以下の点に注意してください。 ● 電源コンセントからコンピューターの電源コードを抜かないでください。外部からの電源供給 を遮断しないでください。 ● コンピューターをシャットダウンしたり、スリープやハイバネーションを開始したりしないでく ださい。 ● ケーブルやコード類の抜き差しおよびデバイスの着脱は行わないでください。 1.
[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用 [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は UEFI(Unified Extensible Firmware Interface) であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているかどうかを確 認できます。このツールはオペレーティング システムの外で実行されるため、オペレーティング シス テムまたはその他のソフトウェア コンポーネントが原因で発生する可能性のある問題からハード ウェア障害を分離できます。 [HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)を起動するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れるかコンピューターを再起動し、すばやく esc キーを押してから f2 キーを押します。 BIOS は、以下の順序で 3 か所から診断ツールを検索します。 a.
50 4. お使いのコンピューターのモデルを選択し、オペレーティング システムを選択します。 5.
10 バックアップおよび復元 お使いのコンピューターには、オペレーティング システムに付属のツールおよび HP が提供している ツールが含まれています。これらを使用すると障害の発生に備えて情報を保護したり、障害が発生し た場合に保護しておいた情報を取り出したりできます。 バックアップの作成 1. 作業しているコンピューターをセットアップしたらすぐに、[HP Recovery Manager]を使用してリ カバリ メディアを作成します。 2. ハードウェアおよびソフトウェア プログラムを追加するときは、システムの復元ポイントを作成 します。 3.
● リカバリ メディアはコンピューターとは別に、安全な場所に保管してください。 ● 必要に応じて、リカバリ メディアの作成が完了する前に、プログラムを終了させることができま す。次回[HP Recovery Manager]を起動すると、リカバリ メディア作成プロセスを続行するかどう かを確認するメッセージが表示されます。 リカバリ メディアの作成 1. [スタート]を選択し、検索フィールドに「recovery」と入力します。一覧から[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を選択します。確認のメッセージが表示されたら、作業 の続行を許可します。 2. [Recovery Media Creation](リカバリ メディアの作成)をクリックします。 3.
復元するには、54 ページの以前のシステムの復元ポイントへの復元を参照してください。 システムおよび個人情報のバックアップ お使いのコンピューターには、ファイル、電子メール、写真などのあなたにとって大切な情報が保存 されています。これらは、たとえ誤ってウィルスをダウンロードしてしまったりシステムが正常な動 作を停止したりした場合でも、正常な状態で保持しておきたい情報です。ファイルをより完全に復元 するためには、より新しいバックアップが必要です。その後も、新しいソフトウェアやデータ ファイ ルの追加に応じて定期的にバックアップを作成する必要があります。 正しいバックアップのためのヒント ● オプティカル ドライブにディスクを挿入する前に、バックアップ ディスクに番号を付けておい てください。 ● 個人用ファイルを[ドキュメント]、[音楽]、[画像]、および[動画]ライブラリに保存し、これらの フォルダーを定期的にバックアップします。 ● カスタマイズされているウィンドウ、ツールバー、またはメニュー バーの設定のスクリーン ショット(画面のコピー)を撮って保存します。設定をもう一度入力する必要がある
◦ かけがえのない重要な情報(写真、動画、音楽、プロジェクト ファイル、データ レコード など)を追加した後 Windows の[バックアップと復元]を使用したバックアップの作成 Windows では、Windows の[バックアップと復元]を使用してファイルをバックアップできます。個人 用フォルダーからドライブまで、バックアップするレベルを選択できます。スペースを節約するため にバックアップは圧縮されます。バックアップするには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[バックアップと復元]の順に 選択します。 2.
1. [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[バックアップと復元]の順に 選択します。 2.
または ● コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu] というメッセージが表示されている間に esc キーを押します。次に、画面に[F11 (System Recovery)]というメッセージが表示されている間に、f11 キーを押します。 2. [HP Recovery Manager]ウィンドウの[System Recovery](システムの復元)をクリックします。 3. 画面に表示される説明に沿って操作します。 リカバリ メディアを使用した復元 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2.
11 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作します が、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されている AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作できます。動作電圧と電流はプラット フォームによって異なります。 入力電源 定格 動作電圧と電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.
12 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 部品などの取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように 指示されている場合は、正しくアースしてから電源コードを取り外し、その後カバーを外すなど の作業を行います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 静電気についての詳しい情報、または部品の取
索引 記号/数字 2 本指スクロール用タッチパッド ジェスチャ 26 2 本指タップ用タッチパッド ジェ スチャ 26 2 本指ピンチ ズーム タッチパッド ジェスチャ 26 A AC アダプター テスト 35 AC アダプター/バッテリ ランプ 5 B BIOS アップデートのダウンロード 48 更新 47 バージョンの確認 47 Bluetooth デバイス 15, 17 ラベル 14 C Caps Lock ランプ 位置 10 E esc キー 位置 12 F fn キー 位置 12, 28 H HDMI オーディオの設定 23 出力端子、位置 5, 20 HDMI 出力端子 接続 23 HD 対応デバイス、接続 23, 24 [HP Connection Manager]ソフトウェ ア 16 HP PC Hardware Diagnostics(UEFI) 使用 49 HP Recovery Manager 55 HP および他社製ソフトウェア アップデート、インストール 45 R RJ-45(ネットワーク)コネクタ 位置 5, 20 RJ-45(ネットワーク)ステータス
VGA 22 インテル ワイヤレス・ディスプ レイ 24 インテル ワイヤレス・ミュー ジック 24 オーディオ出力(ヘッドフォ ン)/オーディオ入力(マイ ク) 5, 20 外付けモニター 5, 20, 22 電源 5 ネットワーク 5, 20 コンピューター 運搬 40 清掃 39 手入れ 39 電源切断 36 持ち運び 14, 33, 40 さ サービス ラベル 位置 14 最適な使用方法 1 サウンド設定、使用 21 削除されたファイル 復元 54 サポートされるディスク 51 し システムの応答停止 36 システムの復元 55 システムの復元ポイント 52 作成 52 シャットダウン 36 出力端子 HDMI 5, 20, 23 使用、外部電源 34 シリアル番号 14 シリアル番号、コンピューター 14 す スピーカー 位置 13, 19 スリープ 開始 29 終了 29 60 索引 スロット セキュリティ ロック ケーブ ル 4 メディア カード スロット 13 せ 静電気対策 58 製品名および製品番号、コンピュー ター 14 セキュリティ ロック ケーブル、接 続 46 セキュ
に ほ も 入力電源 57 ポート USB 4, 5, 19, 20 USB 3.