User Guide --HP ProtectTools --Windows 7 (October 2009)
電子メール メッセージに、暗号化された Microsoft Office ドキュメントを添付できます。電子メール
自体への署名や暗号化は不要です。これには、ファイルを添付した一般の電子メールの場合と同様
に、署名または暗号化したドキュメントを添付した電子メールを作成し、送信します。
ただし、最適なセキュリティのため、署名または暗号化された Microsoft Office ドキュメントを添付す
るときに電子メールを暗号化することをおすすめします。
署名および暗号化した Microsoft Office ドキュメントを添付して、封印した電子メールを送信するに
は、以下の操作を行います。
1.
[Microsoft Outlook]で、[新規作成]または[返信]をクリックします。
2.
電子メール メッセージを入力します。
3.
Microsoft Office ドキュメントを添付します。
4.
詳しい手順については、「電子メール メッセージの封印および送信」を参照してください。
署名付き Microsoft Office ドキュメントの表示
注記: 署名付き Microsoft Office ドキュメントを表示するには、Privacy Manager Certificate は不要
です。
署名付き Microsoft Office ドキュメントを開くと、ドキュメントの横に[Signatures](署名)ダイアロ
グ ボックスが開き、ドキュメントに署名したユーザの名前と署名日が表示されます。名前を右クリッ
クすると、詳細を確認できます。
暗号化された Microsoft Office ドキュメントの表示
暗号化された Microsoft Office ドキュメントを別のコンピュータから閲覧するには、そのコンピュータ
に Privacy Manager をインストールしておく必要があります。また、ファイルの暗号化に使用した
Privacy Manager Certificate をインポートする必要があります。
Trusted Contact が暗号化された Microsoft Office ドキュメントを閲覧するには、Privacy Manager
Certificate が必要です。なお、コンピュータに Privacy Manager をインストールしておく必要があり
ます。また、暗号化された Microsoft Office ドキュメントの所有者が、この Trusted Contact を選択し
ている必要があります。
[Microsoft Outlook]での Privacy Manager の使用
Privacy Manager をインストールすると、[Microsoft Outlook]のツールバーに[Privacy](プライバシ)
ボタンが表示されるようになります。また、[Microsoft Outlook]の各電子メール メッセージのツール
バーに[Send Securely](安全に送信)ボタンが表示されるようになります。
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第 4 章 Privacy Manager for HP ProtectTools(一部のモデルのみ)