ドライブ ユーザ ガイド
© Copyright 2008 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
製品についての注意事項 このユーザ ガイドでは、ほとんどのモデルに共通の機能について説明します。一部の機能は、お使い のコンピュータで対応していない場合もあります。 JAWW iii
iv 製品についての注意事項 JAWW
目次 1 取り付けられているドライブの確認 2 ドライブの取り扱い 3 ハードドライブ パフォーマンスの向上 ディスク デフラグの使用 ..................................................................................................................... 3 ディスク クリーンアップの使用 .......................................................................................................... 3 4 HP 3D DriveGuard の使用 HP 3D DriveGuard の状態の確認 ......................................................................................................... 4 HP 3D DriveGuard ソフトウェアの使用 .................
索引 .....................................................................................................................................................................
1 取り付けられているドライブの確認 コンピュータに取り付けられているドライブを表示するには、[スタート]→[コンピュータ]の順に選択 します。 注記: コンピュータのセキュリティを強化するため、Windows®には、ユーザ アカウントの制御機 能が含まれています。 ソフトウェアのインストール、ユーティリティの実行、Windows の設定変更 などを行う時に、ユーザのアクセス権やパスワードの入力を求められる場合があります。 詳しくは、 Windows のヘルプを参照してください。 JAWW 1
2 ドライブの取り扱い ドライブは壊れやすいコンピュータ部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブの取り扱 いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および関連手順 を示します。 注意: さい。 コンピュータやドライブの損傷、またはデータの損失を防ぐため、以下の点に注意してくだ 外付けハードドライブに接続したコンピュータをある場所から別の場所へ移動させるような場合は、 事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切に取り外して ください。 ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してください。 リムーバブル ドライブまたはコンピュータのコネクタ ピンに触れないでください。 ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ドライブの着脱を行う前に、コンピュータの電源を切ります。コンピュータの電源が切れているのか ハイバネーション状態なのか分からない場合は、まずコンピュータの電源を入れ、次にオペレーティ ング システムの通常の手順でシャットダウンします。 ドライブをドラ
3 ハードドライブ パフォーマンスの向上 ディスク デフラグの使用 コンピュータを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。ディス ク デフラグを行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダを集めてより効率よく作業 を実行できるようになります。 ディスク デフラグをいったん開始すると、動作中に操作する必要はありません。 ハードドライブの サイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。 そのた め、夜間やコンピュータにアクセスする必要のない時間帯に実行することをおすすめします。 HP では、少なくとも 1 か月に一度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。 ディ スク デフラグは 1 か月に一度実行されるように設定することもできますが、手動でいつでもコンピュ ータのデフラグを実行できます。 ディスク デフラグを実行するには、以下の手順で操作します。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[ディスク デフラグ]の順 に選択します。 2.
4 HP 3D DriveGuard の使用 [HP 3D DriveGuard]は、次のどちらかの場合にドライブおよび入出力要求を停止することによって、 ハードドライブを保護します。 ● バッテリ電源で動作している時にコンピュータを落下させた場合 ● バッテリ電源で動作している時にディスプレイを閉じた状態でコンピュータを移動した場合 これらの動作の実行後は HP 3D DriveGuard によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記: オプションのドッキング デバイス内のハードドライブや USB コネクタで接続されているハ ードドライブは、HP 3D DriveGuard では保護されません。 詳しくは、HP 3D DriveGuard ソフトウェアのヘルプを参照してください。 HP 3D DriveGuard の状態の確認 コンピュータのドライブ ランプがオレンジ色に変化して、ディスク ドライブが停止していることを 示します。 ドライブが現在保護されているかどうか、およびドライブが停止しているかを確認するに は、[スタート]→[コントロール パネル]→[モバイル コンピュ
コンピュータを移動する前に、完全にシャットダウンさせるか、スリープまたはハイバネーションを 開始することをおすすめします。 HP 3D DriveGuard ソフトウェアの使用 HP 3D DriveGuard ソフトウェアを使用することで、次のことが行えます。 ● HP 3D DriveGuard の有効/無効を設定する。 注記: ユーザの権限によっては、HP 3D DriveGuard を有効または無効にできない場合があり ます。なお、Administrator グループのメンバは Administrator 以外のユーザの権限を変更できま す。 ● システムのドライブがサポートされているかどうかを確認する。 ソフトウェアを起動して設定を変更するには、以下の手順で操作します。 1. モビリティ センターでハードドライブ アイコンをクリックして、[HP 3D DriveGuard]ウィンド ウを開きます。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[HP 3D DriveGuard]の順に選 択します。 JAWW 2.
5 ハードドライブの交換 注意: データの損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の注意を守ってください。 ハードドライブ ベイからハードドライブを取り外す前に、コンピュータをシャットダウンしてくださ い。コンピュータの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーションのときには、ハード ドライブを取り外さないでください。 コンピュータの電源が切れているのかハイバネーション状態なのか分からない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピュータの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャット ダウンします。 ハードドライブを取り外すには、以下の手順で操作します。 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピュータをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 3. コンピュータに接続されている外付けハードウェア デバイスをすべて取り外します。 4. 電源コンセントおよびコンピュータから電源コードを抜きます。 5. コンピュータのハードドライブ ベイが手前を向くようにしてコンピュータを裏返し、安定した 平らな場所に置きます。 6.
11. ハードドライブを持ち上げて(3)ハードドライブ ベイから取り外します。 ハードドライブを取り付けるには、以下の手順で操作します。 JAWW 1. ハードドライブをハードドライブ ベイに挿入します(1)。 2. ハードドライブ タブを左方向に引いて(2)、ハードドライブを固定します。 3. ハードドライブのネジ(3)を締めます。 4. ハードドライブカバーのタブを、コンピュータのくぼみに合わせます(1) 。 5.
6.
6 オプティカル ドライブの使用 DVD-ROM ドライブなどのオプティカル ドライブは、オプティカル ディスク(CD および DVD)に 対応しています。これらのディスクでは、情報を保存または転送したり、音楽や映画を再生したりし ます。DVD の方が、CD より大きい容量を扱うことができます。 以下の表に示すように、すべてのオプティカル ドライブでオプティカル ディスクからの読み取りが 可能で、モデルによっては書き込みも可能です。 オプティカル ドライブ CD-ROM および DVDの種類 ROM メディアからの読 み取り CD-R/RW メディアへ の書き込み DVD-ROM メディアへ の書き込み(DVD+R DL、DVD+/-RW/R お よび DVD-RAM を含 む) LightScribe CD-ROM および DVD-ROM メデ ィアへのラベルの書き 込み DVD-ROM ドライブ 可 不可 不可 不可 DVD-ROM/CD-RW コ ンボ ドライブ 可 可 不可 不可 DVD+/-RW スーパーマ ルチ DL* LightScribe† ドライブ 可 可
CD または DVD の再生 1. コンピュータの電源を入れます。 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押して、ディスク トレイが少し押し 出された状態にします。 3. トレイを引き出します(2) 。 4. ディスクは平らな表面に触れないように縁を持ち、ディスクのラベル面を上にしてトレイの回転 軸の上に置きます。 注記: い。 トレイが完全に開かない場合は、慎重にディスクを傾けて回転軸の上に置いてくださ 5. ディスクが確実に収まるまで、ディスクをゆっくり押し下げます(3)。 6.
注記: コンピュータに Windows Vista Ultimate または Windows Vista Home Premium がイン ストールされている場合、Windows Media Player か WinDVD のどちらかを使用して DVD メデ ィアを再生できます。 その他のすべての Windows Vista 製品では、WinDVD を選択して DVD メ ディアを再生します。 4.
ディスク トレイが開く場合 1. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押してディスク トレイを開き、トレ イをゆっくりと完全に引き出します(2) 。 2. 回転軸をそっと押しながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 3. トレイが完全に開かない場合は、慎重にディスクを傾けて取り出してください。 ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 ディスク トレイが開かない場合 12 1. ドライブのフロント パネルにある手動での取り出し用の穴にクリップ(1)の端を差し込みま す。 2.
3. 回転軸をそっと押しながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3) 。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 4.
プリンタやスキャナなどの外付けデバイスの電源を切ります。 これらのデバイスを切断するこ とで、システム リソースが解放され、再生パフォーマンスが向上されます。 デスクトップの色のプロパティを変更します。 16 ビットを超える色の違いは人間の目では簡単 に見分けられないので、以下の方法でシステムの色のプロパティを 16 ビットの色に下げた場 合、動画の再生時に色が失われても気がつきません。 ◦ アイコンではなくデスクトップ上の任意の場所を右クリックし、[個人設定]→[ディスプレイ の設定]の順に選択します。 ◦ [画面の色]を[中(16 ビット)]に設定します。 DVD の地域設定の変更 著作権で保護されたファイルが含まれているほとんどの DVD には、地域コードも含まれています。 地域コードは、世界的なレベルで著作権を保護します。 DVD の地域コードが、お使いの DVD ドライブの地域設定と一致する場合にのみ、その地域コードが 含まれている DVD を再生できます。 注意: DVD ドライブの地域設定は、5 回までしか変更できません。 5 回目に選択した地域設定が、DVD ドライブの最終的な地域
7 外付けドライブの使用 外付けのリムーバブル ドライブを使うと、情報を保存したり、情報にアクセスしたりできる場所が拡 大されます。USB ドライブを追加するには、コンピュータの USB コネクタに接続します。 USB ドライブには、以下の種類があります。 ● 1.44 MB ディスク ドライブ ● ハードドライブ モジュール(アダプタを装着したハードドライブ) ● DVD-ROM ドライブ ● DVD-ROM/CD-RW コンボ ドライブ ● DVD+RW および CD-RW コンボ ドライブ ● DVD±RW および CD-RW コンボ ドライブ 別売の外付けデバイスの使用 注記: 必要なソフトウェアやドライバ、および使用するコンピュータのコネクタの種類について詳 しくは、デバイスに付属の説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピュータに接続するには、以下の手順で操作します。 注意: 電源付きデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの電源が切れ、電源 コードが抜けていることを確認してください。 1. デバイスをコンピュータに接続します。 2.
8 トラブルシューティング ここでは、一般的な問題と解決方法について説明します。 コンピュータがオプティカル ドライブを検出しない場合 Windows がオプティカル ドライブを検出しない場合は、[デバイス マネージャ]を使用してデバイスの トラブルシューティング、更新、アンインストール、またはデバイス ドライバのロールバックを行い ます。 [デバイス マネージャ]でデバイスとドライブを確認するには、以下の手順で操作します。 1. オプティカル ドライブからディスクを取り出します。 2. [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとメンテナンス]→[デバイス マネージャ]の順に選 択します。 ユーザ アカウント制御のウィンドウが表示されたら、[続行]をクリックします。 3. [デバイス マネージャ]ウィンドウで、マイナス記号(-)がすでに表示されている場合を除き、 [ディスク ドライブ]または[DVD/CD-ROM ドライブ]の横のプラス記号(+)をクリックしま す。 オプティカル ドライブの一覧を確認します。 4.
HP の Web サイトを使用するには、以下の手順で操作します。 1. インターネット ブラウザを開いて、http://www.hp.com/support/にアクセスします。 2. お住まいの国または地域を選択します。 3. ドライバとソフトウェアのダウンロード オプションをクリックし、お使いのコンピュータの製 品名または製品番号を検索ボックスに入力します。 4.
DVD の動画が外付けディスプレイに表示されない場合 1. コンピュータのディスプレイと外付けディスプレイの両方の電源が入っている場合は、fn + f4 を 1 回以上押して、表示画面をどちらかに切り替えます。 2. 外付けディスプレイがメインになるようにモニタの設定を行います。 a. コンピュータ デスクトップの空いている場所を右クリックし、[個人設定]→[ディスプレイ の設定]の順に選択します。 b.
索引 C CD コピー 11 再生 10 取り出し 11 CD ドライブ 9, 15 て ディスク クリーンアップ ソフトウ ェア 3 ディスク デフラグ ソフトウェ ア 3 ディスク パフォーマンス 3 D DVD コピー 11 再生 10 地域設定の変更 14 取り出し 11 DVD ドライブ 9, 15 DVD の地域設定 14 と ドライブ オプティカル 9, 15 外付け 15 取り扱いについて 2 ハード 6, 7, 15 フロッピー ディスク 15 「ハードドライブ」 、「オプティカ ル ドライブ」も参照 ドライブ ランプ 4 troubleshooting ディスク再生 17 トラブルシューティング DVD 動画再生 18 HP デバイス ドライバ 16 Windows デバイス ドライ バ 16 オプティカル ドライブ検 出 16 ディスク書き込み 18 ディスク再生 17 H HP 3D DriveGuard 4 お オプティカル ディスク 取り出し 11 オプティカル ドライブ 9, 15 く 空港のセキュリティ装置 2 さ 再生中の中断の予防 13 し 自動再生 10