HP Color LaserJet CP6015 Series --User's Guide
揮発性の証明
ここでは、メモリに格納されたユーザー データの揮発性について述べています。また、機密データを
プリンタから消去する方法についても説明します。
メモリのタイプ
揮発性メモリ
プリンタは、印刷やコピー中に、ユーザーのデータを保存するために揮発性メモリ (オンボード メモ
リ 64MB と換装メモリ 512MB の合計 576MB) を使用します。プリンタの電源を切ると、揮発性メモ
リの内容は消去されます。
不揮発性メモリ
プリンタは、システムの制御データやユーザーの環境設定を保存するために、不揮発性メモリ
(EEPROM) を使用します。不揮発性メモリには、ユーザーの印刷データやコピー データは保存され
ません。コントロール パネルから [コールド リセット] または [出荷時のデフォルトの復元] を実行す
ることにより、不揮発性メモリをクリアして、出荷時のデフォルト設定に戻すことができます。
ハードディスク ドライブ メモリ
プリンタには、電源を切った後もデータを保持できる内蔵ハードディスク ドライブ (40GB 以上) が搭
載されています。また、必要に応じて、コンパクト フラッシュ ストレージや外付けの EIO ハードデ
ィスクを追加することもできます。これらのデバイスに格納されるデータには、印刷ジョブ、サード
パーティのソリューションなどがあります。このようなデータは、プリンタのコントロール パネルか
ら消去できる場合もありますが、通常は HP Web Jetadmin のセキュア ストレージ消去機能 (Secure
Storage Erase) を使用して消去する必要があります。セキュア ストレージ消去機能は、米国国防総
省 (DOD) の仕様 5220–22.M に準拠しています。
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付録 D 規制に
関する情報 JAWW










