HP Jetdirect Administrator's Guide (J7949E)

JAWW
TCP/IP
の概要
49
TCP/IP
アクセス制御
allow: netnum [mask]
HP Jetdirect
プリント
サーバーに格納されているホスト
アクセス
リストにエントリを作
成します。各エントリには、プリンタに接続可能なホストやホストのネットワークが指定
されます。このコマンドのフォーマットは「
allow: netnum [mask]
」で、
netnum
はネッ
トワーク番号またはホストの
IP
アドレス、
mask
は、アクセスを確認するために使用され
る、ネットワーク番号やホスト
アドレスに適用されるアドレス
ビット
マスクです。アクセ
リストに指定可能なエントリは最大
10
です。エントリがない場合は、すべてのホスト
に対してアクセスが許可されます。たとえば、
allow: 192.0.0.0 255.0.0.0
と指定すると、ネットワーク番号
192
上のホストのアク
スが許可されます。
allow: 192.168.1.2
と指定すると、
1
つのホストのみアクセスが許可されます。この場合
にはデフォルトのマスク
255.255.255.255
が適用されます。明示的に指定する必要はあ
ません。
allow: 0
と指定すると、ホスト
アクセス
リストをクリアします。
詳細については
1
を参照してください。
TCP/IP
その他の設定
syslog-config:
プリント
サーバー上での
syslog
サーバーの動作の有効または無効にします。
0
の場合は無
効に、
1(
デフォルト
)
の場合は有効になります。
syslog-svr:
(syslog-srv:)
syslog
サーバーの
IP
アドレス。ここで指定されたサーバー
HP Jetdirect
プリント
サー
バーから
syslog
メッセージが送信されます。詳細については、付録
A
を参照してください。
syslog-max:
HP Jetdirect
プリント
サーバーが
1
分あたりに送信可能な
syslog
メッセージの最大数
指定します。この設定により、管理者はログ
ファイルのサイズを制御できます。デフォル
トは
1
分あたり
10
です。ゼロに設定すると、
syslog
メッセージの数は無制限となります。
syslog-priority:
syslog
サーバーに送信され
syslog
メッセージのフィルタリングを制御します。フィル
タの範囲は
0
から
8
までで、
0
が最も厳しく、
8
が最も一般的になります。指定されたフィ
ルタ
レベルより低い
(
つまり優先順位が高い
)
メッセージだけが報告されます。デフォル
トは
8
で、あらゆる優先順位のメッセージが送信されます。
0
を指定した場合、すべての
syslog
メッセージが無効になります。
syslog-facility:
メッセージのソース
ファシリティを特定するために使用するコード
(
トラブルの解決時に
選択されたメッセージのソースを特定する場合など
)
。デフォルトで
HP Jetdirect
プリン
サーバーはソー
ファシリティ
コードとして
LPR
を使用しますが、ローカル
ユーザー
の値
local0
local7
を使って個々のプリント
サーバーまたはプリント
サーバーのグル
プを特定することもできます。
slp-config:
プリント
サーバー上での
Service Location Protocol (SLP)
操作を有効または無効にしま
す。
0
の場合は無効に
1 (
デフォルト
)
の場合は有効になります。
3.3 TFTP
設定ファイルのパラメータ
(
/
10
)