User Guide-For comfortable use (November 2007)
モニタの配置
モニタの高さを変えて、頭が安定する位置を見つけます。
モニタは真正面に置きます(
23 ページの 「書類および本」の項目を参照してください)。また、適
切な距離を見つけるには、モニタに向かって腕を伸ばして、こぶしのあたりにモニタを置きます。必
要があればモニタを近づけたり離したりして、画面の文字がはっきりと見える位置を決めます
(
15 ページの 「目」の項目を参照してください)。
モニタの高さの調節
画面を見るときに頭が安定するように、モニタの高さを調節してください。頭が必要以上に前に傾い
たり、逆に少しでも後ろに傾いたりしない高さになるように調節します。画面の最上部が目の高さの
わずかに下にくるようにモニタの高さを調節すれば、より快適に作業を行えます。画面の中央を見る
ときは、心持ち下向きになります。
多くのコンピュータは、システム ユニットの上にモニタを置けるように設計されています。システ
ム ユニットの上に置くとモニタの位置が高すぎる場合は、机の上に移動してください。反対に、机の
上にじかに置いているモニタを見ているときに首や肩がこる場合は、モニタの位置が低すぎる可能性
があります。このような場合は、台や厚い本、モニタ スタンドを使用してモニタの位置を高くしてみ
てください。
モニタの傾きの調整
モニタは目線に合うように傾けます。通常は、画面が顔と平行になるようにします。モニタの角度が
適切かどうかを調べるには、別の人に画面の中央に小さな鏡を当ててもらい、通常の作業時の姿勢で
座ります。鏡に自分の目が映ればモニタの角度は適切です。
遠近両用メガネ、三焦点メガネ、累進屈折力メガネ使用時のモニタの高さの調
整
遠近両用メガネをかけて作業する場合は、モニタの高さを正確に調節することが特に重要です。メガ
ネのレンズの下の部分を通して画面を見るために、頭を後ろに傾けることは避けてください。このよ
うな姿勢をとると、首や肩の筋肉が疲れます。代わりに、モニタを低くしてみてください。それでも
状況が改善されない場合は、コンピュータの作業専用のメガネを作ることを検討してください。
悪い例
モニタの位置が高すぎます。遠近両用メガネ、三焦点メガネ、累進屈折力メガネをかけて作業すると
きは、頭を後ろに傾けて画面を見ることは避けてください。
モニタ
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