コンピューターの準備 HP ノートブック コンピューター
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安全に関するご注意 警告! ユーザーが火傷をしたり、コンピューターが過熱状態になったりするおそれがありますの で、ひざの上に直接コンピューターを置いて使用したり、コンピューターの通気孔をふさいだりしな いでください。コンピューターは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通 気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、 または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプターを肌に触 れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでくだ さい。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザーが触れる表面の温度に関 する規格に準拠しています。 iii
iv 安全に関するご注意
目次 1 ようこそ .......................................................................................................................................................... 1 情報の確認 ........................................................................................................................................... 1 2 コンピューターの概要 .................................................................................................................................... 4 表面の各部 ........................................
移動 ................................................................................................................... 21 選択 ................................................................................................................... 21 タッチパッド ジェスチャの使用 ...................................................................... 21 スクロール ........................................................................................ 22 ピンチ/ズーム ........................................................................
索引 .....................................................................................................................................................................
viii
1 ようこそ コンピューターをセットアップして登録した後に、以下の手順を実行することが重要です。 1. 有線ネットワークまたは無線ネットワークをセットアップします。詳しくは、14 ページの 「ネットワーク」を参照してください。 2. ウィルス対策ソフトウェアを更新します。詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファ レンス ガイド』を参照してください。このガイドについての情報は、1 ページの「情報の確 認」を参照してください。 3. リカバリ ディスクまたはリカバリ フラッシュ ドライブを作成します。詳しくは、 31 ページの「バックアップおよび復元」を参照してください。 4. コンピューター本体を確認します。詳しくは、4 ページの「コンピューターの概要」および 18 ページの「キーボードおよびポインティング デバイス」を参照してください。 5.
リソース 内容 [ヘルプとサポート] ● オペレーティング システムの情報 [ヘルプとサポート]にアクセスするには、[スタート]→ [ヘルプとサポート]の順に選択します ● ソフトウェア、ドライバー、および BIOS のアップデート ● トラブルシューティング ツール ● サポート窓口へのお問い合わせ手順 ● 規定および安全に関する情報 ● バッテリの処分に関する情報 ● 正しい作業環境の整え方 このガイドを表示するには、以下の操作を行います ● [スタート]→[ヘルプとサポート]→[ユーザー ガイ ド]の順に選択します 快適でけがを防ぐための姿勢および作業上の習慣に関するガ イドライン ● 電気的および物理的安全基準に関する情報 注記: お住まいの国または地域のサポート情報につ いては、http://www.hp.
リソース 内容 限定保証規定* 保証に関する情報 オンラインの保証を表示するには、以下の操作を行い ます [スタート]→[ヘルプとサポート]→[ユーザー ガイ ド]の順に選択します または http://www.hp.com/go/orderdocuments/から[日本(日本 語)]を選択します *お使いの製品に適用される HP 限定保証規定は、国や地域によっては、お使いのコンピューターに収録されている電子マ ニュアルまたは製品に同梱されている CD や DVD に収録されているドキュメントに明示的に示されています。日本向けの 日本語モデル製品には、保証内容を記載した小冊子、『サービスおよびサポートを受けるには』が同梱されています。また、 日本以外でも、印刷物の HP 限定保証規定が製品に同梱されている国や地域もあります。保証規定が印刷物として提供され ていない国または地域では、印刷物のコピーを入手できます。http://www.hp.
2 コンピューターの概要 表面の各部 タッチパッド 名称 (1) 4 説明 タッチパッド ランプ ● 点灯:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています (2) タッチパッド オン/オフ ボタン タッチパッドをオンまたはオフにします。タッチパッドを オンまたはオフにするには、タッチパッド オン/オフ ボタ ンをすばやくダブルタップします (3) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (4) タッチパッド ゾーン ポインターを移動して、画面上の項目を選択したり、アク ティブにしたりします (5) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 第 2 章 コンピューターの概要
ランプ 名称 (1) 説明 タッチパッド ランプ ● 点灯:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっています (3) 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態になっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、ハ イバネーション状態になっています ● 白色:無線 LAN デバイスや Bluetooth®デバイスなどの 内蔵無線デバイスの電源がオンになっています ● オレンジ色:すべての無線デバイスがオフになっていま す (4) 無線ランプ 表面の各部 5
ボタン 名称 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを押 すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを短 く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短く 押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボタ ンを短く押すと、ハイバネーションが終了します コンピューターが応答せず、Windows®のシャットダウン手 順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したまま にすると、コンピューターの電源が切れます 電源設定について詳しくは、[スタート]→[コントロール パ ネル]→[システムとセキュリティ]→[電源オプション]の順 に選択するか、または『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』を参照します 6 第 2 章 コンピューターの概要
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー ファンクション キー、num lk キー、または esc キーと組 み合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステムの 機能を実行します (3) Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示します (4) Windows アプリケーション キー ポインターを置いた項目のショートカット メニューを表 示します (5) 操作キー 頻繁に使用するシステムの機能を実行します 前面の各部 名称 説明 スピーカー(×2) サウンドを出力します 前面の各部 7
右側面の各部 名称 説明 (1) オプティカル ドライブ(一部のモデルの み) オプティカル ディスクの読み取りおよび書き込みを行い ます (2) オプティカル ドライブ ランプ ● 緑色:オプティカル ドライブにアクセスしています ● 消灯:オプティカル ドライブはアイドル状態です (3) USB コネクタ 別売の USB デバイスを接続します (4) AC アダプター ランプ ● 白色:コンピューターは外部電源に接続され、バッテ リの充電は完了しています ● オレンジ色:コンピューターは外部電源に接続され、 バッテリが充電中です ● 消灯:コンピューターは外部電源に接続されていませ ん (5) 電源コネクタ AC アダプターを接続します (6) セキュリティ ロック ケーブル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記: セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はあり ますが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に 防ぐものではありません 8 第 2 章 コンピューターの概要
左側面の各部 名称 説明 (1) 外付けモニター コネクタ 外付け VGA モニターまたはプロジェクターを接続します (2) 通気孔(×2) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を 通します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、 コンピューターのファンは自動的に作動します。通常の操 作を行っているときに内部ファンが回転したり停止したり しますが、これは正常な動作です (3) RJ-45(ネットワーク)コネクタ ネットワーク ケーブルを接続します (4) HDMI コネクタ HD 対応テレビなどの市販のビデオ デバイスやオーディオ デバイス、または対応するデジタル コンポーネントやオー ディオ コンポーネントを接続します (5) USB コネクタ(×2) 別売の USB デバイスを接続します (6) オーディオ入力(マイク)コネクタ 別売のコンピューター用ヘッドセットのマイク、ステレオ アレイ マイク、またはモノラル マイクを接続します (7) オーディオ出力(ヘッドフォン)コネクタ 別売の電源付きステレオ スピーカー、ヘッドフォン、イ
名称 説明 (9) ハードドライブ ランプ ● 白色で点滅:ハードドライブにアクセスしています (10) 電源ランプ ● 白色に点灯:コンピューターの電源がオンになってい ます ● 白色で点滅:コンピューターがスリープ状態になって います ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっているか、 ハイバネーション状態になっています ディスプレイの各部 名称 説明 (1) 無線 LAN アンテナ(×2)* 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無 線信号を送受信します (2) Web カメラ ランプ 点灯:Web カメラを使用しています (3) Web カメラ 動画を録画したり、静止画像を撮影したりします Web カメラを使用するには、[スタート]→[すべてのプログラ ム]→[Communication and Chat](通信とチャット)→ [CyberLink YouCam]の順に選択します (4) 内蔵マイク サウンドを録音します *アンテナはコンピューターの外側からは見えません。転送が最適に行われるようにするため、アンテナの周囲
裏面の各部 名称 説明 (1) バッテリ ベイ バッテリが装着されています (2) 通気孔(×5) コンピューター内部の温度が上がりすぎないように空気を 通します 注記: 内部コンポーネントを冷却して過熱を防ぐため、コ ンピューターのファンは自動的に作動します。通常の操作 を行っているときに内部ファンが回転したり停止したりし ますが、これは正常な動作です (3) バッテリ リリース ラッチ バッテリ ベイからバッテリを取り外します (4) ハードドライブ ベイ、無線 LAN、およびメ ハードドライブ、無線 LAN(WLAN)デバイス、およびメモリ モリ モジュール コンパートメント モジュール スロットが装着されています 注意: システムの応答停止を防ぐため、無線 LAN モジュー ルを交換する場合は、日本国内の無線デバイスの認定/承認 機関でこのコンピューター用に認定された無線モジュール のみを使用してください。モジュールを交換した後にエ ラー メッセージが表示される場合は、モジュールを取り外 してコンピューターを元の状態に戻した後で、[ヘルプとサ ポート]からサポート窓口にお問い
3 HP QuickWeb(一部のモデルのみ) お使いになる前に [HP QuickWeb]環境では、たくさんのお気に入りの機能を楽しく利用できます。[HP QuickWeb]が起 動してから数秒以内でコンピューターが使用可能な状態になるため、インターネット、ウィジェッ ト、およびコミュニケーション プログラムにすぐにアクセスできます。[HP QuickWeb]を使用する には、QuickWeb キーを押します。その後、インターネットにアクセスしたり、[Skype]で連絡を取っ たり、[HP QuickWeb]のその他のプログラムを使用したりします。 [HP QuickWeb]のホーム画面には以下の機能が表示されます。 ● Web ブラウザー:インターネットを検索および参照し、お気に入りの Web サイトへのリンクを 作成します。 ● Skype:VoIP(Voice over Internet Protocol)に対応した[Skype]アプリケーションを使用して 通話します。[Skype]では、一度に 1 人だけでなく複数の人と電話会議またはビデオ チャットを 開催できます。また、固定電話番号に長
[HP QuickWeb]の起動 ▲ [HP QuickWeb]を起動するには、コンピューターがオフになっているときまたはハイバネーショ ン状態になっているときに QuickWeb キーを押します。 以下の表に、QuickWeb キーを押したときの動作を示します。 キー 動作 QuickWeb キー ● コンピューターの電源が切れているときまたはハイバ ネーション状態のときにこのキーを押すと、[HP QuickWeb]が起動します ● コンピューターが Microsoft® Windows を実行している ときにこのキーを押すと、初期設定の Web ブラウザー が起動します ● コンピューターが[HP QuickWeb]を実行しているとき にこのキーを押すと、Web ブラウザーが起動します 注記: [HP QuickWeb]ソフトウェアがインストールさ れていないコンピューターでは、このキーを押しても [HP QuickWeb]は起動せず、操作や機能は実行されませ ん 注記: 詳しくは、[HP QuickWeb]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [HP QuickWeb]の起動
4 ネットワーク 注記: インターネット用ハードウェアおよびソフトウェア機能は、コンピューターのモデルおよび お使いの場所によって異なる可能性があります。 お使いのコンピューターは、以下のどちらか 1 つまたは両方のインターネット アクセスに対応でき ます。 ● ● 無線:モバイル インターネット接続には、無線接続を使用できます。詳しくは、15 ページの 「既存の無線 LAN への接続」または16 ページの「新しい無線 LAN ネットワークのセットアッ プ」を参照してください。 有線:有線ネットワークに接続することで、インターネットにアクセスできます。有線ネット ワークへの接続について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』 を参照してください。 インターネット サービス プロバイダー(ISP)の使用 インターネットに接続する前に、ISP のアカウントを設定する必要があります。インターネット サー ビスの申し込みおよびモデムの購入については、利用する ISP に問い合わせてください。ほとんどの ISP が、モデムのセットアップ、無線コンピューターをモデムに接続するための
Windows のインターネットへの接続ウィザードおよびこのウィザードの使用手順を表示するに は、[スタート]→[コントロール パネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと 共有センター]の順に選択します。 注記: ウィザード内で Windows ファイアウォールの有効/無効を選択する画面が表示された場 合は、ファイアウォールを有効にします。 無線ネットワークへの接続 無線技術では、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げいただいた コンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つ以上内蔵されている場合があります。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス ● HP モバイル ブロードバンド モジュール、無線ワイド エリア ネットワーク(無線 WAN)デバ イス ● Bluetooth デバイス 無線技術および無線ネットワークへの接続について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リ ファレンス ガイド』、[ヘルプとサポート]の情報、および Web サイトへのリンクを参照してくださ い。 既存の無線 LAN への接続 1
新しい無線 LAN ネットワークのセットアップ 以下の機器が必要です。 ● ブロードバンド モデム(DSL またはケーブル) (1)およびインターネット サービス プロバイ ダー(ISP)が提供する高速インターネット サービス ● 無線ルーター(別売)(2) ● お使いの新しい無線コンピューター(3) 注記: モデムは内蔵ルーターに含まれている場合があります。ISP に問い合わせてモデムの種類を 確認してください。 下の図は、インターネットに接続している無線 LAN ネットワークの設置例を示しています。お使いの ネットワークを拡張する場合、インターネットのアクセス用に新しい無線または有線のコンピュー ターをネットワークに追加できます。 16 第 4 章 ネットワーク
無線ルーターの設定 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元またはインターネット サービス プロ バイダー(ISP)から提供されている情報を参照してください。 Windows オペレーティング システムでは、新しい無線ネットワークのセットアップに役立つツール も用意されています。Windows のツールを使用してネットワークを設定するには、[スタート]→[コ ントロール パネル]→[ネットワークとインターネット]→[ネットワークと共有センター]→[新しい 接続またはネットワークのセットアップ]→[新しいネットワークのセットアップ]の順に選択しま す。次に、画面の説明に沿って操作します。 注記: 最初にルーターに付属しているネットワーク ケーブルを使用して、新しい無線コンピュー ターをルーターに接続することをおすすめします。コンピューターが正常にインターネットに接続 できたら、ケーブルを外し、無線ネットワークを介してインターネットにアクセスできます。 無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスする場合は、常にセキュリティ機 能を有効にして
5 キーボードおよびポインティング デバイ ス キーボードの使用 操作キーの使用 操作キーを押すと、割り当てられている機能が実行されます。f1~f12 の各キーのアイコンは、操作 キーに割り当てられている機能を表します。 操作キーの機能を使用するには、そのキーを押したままにします。 操作キーの機能は、出荷時に有効に設定されています。この機能は、セットアップ ユーティリティ (BIOS)で無効にできます。セットアップ ユーティリティ(BIOS)で無効にした場合は、fn キーを 押しながらファンクション キーを押すことにより、標準設定で操作キーに割り当てられている機能 を実行できます。 詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』の「セット アップ ユーティリティ(BIOS)およびシステム診断」の章を参照してください。 注意: セットアップ ユーティリティで設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設 定を誤ると、コンピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 アイコン キー 説明 f1 [ヘルプとサポート]を表示します。[ヘルプとサポート]では、Wind
アイコン キー 説明 f5 ● コンピューターの電源が切れているときまたはハイバネーション状態のときに このキーを押すと、[HP QuickWeb]が起動します ● コンピューターが[HP QuickWeb]を実行しているときにこのキーを押すと、初期 設定の Web ブラウザーが起動します 注記: [HP QuickWeb]ソフトウェアがインストールされていないコンピューターで は、このキーを押しても操作や機能は実行されません f6 オーディオ CD の前のトラック、または DVD や BD の前のチャプターを再生します f7 オーディオ CD のトラック、または DVD や BD のチャプターを再生、一時停止、また は再開します f8 オーディオ CD の次のトラック、または DVD や BD の次のチャプターを再生します f9 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に下がります f10 このキーを押し続けると、スピーカーの音量が一定の割合で徐々に上がります f11 スピーカーの音を消したり元に戻したりします f12 無線機能をオンまたはオフにし
タッチパッドのオフ/オンの切り替え タッチパッドをオフまたはオンにするには、タッチパッド オン/オフ ボタンをすばやくダブルタップ します。 注記: タッチパッドがオンになっているときは、タッチパッド ランプは消灯しています。 タッチパッド ランプおよび画面に表示されるアイコンは、タッチパッドがオフまたはオンになって いるという状態を示します。以下の表に、画面に表示されるタッチパッドのアイコンおよびその意味 を説明します。 タッチパッド ラン プ 20 第 5 章 アイコン 説明 オレンジ色 タッチパッドがオフになっていることを示します 消灯 タッチパッドがオンになっていることを示します キーボードおよびポインティング デバイス
移動 ポインターを移動するには、タッチパッド上でポインターを移動したい方向に 1 本の指をスライドさ せます。 選択 タッチパッドの左右のボタンは、外付けマウスの対応するボタンと同様に機能します。 タッチパッド ジェスチャの使用 タッチパッドでは、さまざまな種類のジェスチャがサポートされています。タッチパッド ジェス チャを使用するには、2 本の指を同時にタッチパッド上に置きます。 注記: プログラムによっては、一部のタッチパッド ジェスチャに対応していない場合があります。 ジェスチャのデモンストレーションを確認するには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[Synaptics](シナプティク ス)→[Settings](設定)の順に選択します。 2.
ジェスチャのオン/オフを切り替えるには、以下の操作を行います。 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[Synaptics]→[Settings] の順に選択します。 2. オンまたはオフにするジェスチャの横にあるチェック ボックスにチェックを入れます。 3.
回転 回転ジェスチャを使用すると、写真などの項目を回転できます。回転させるには、左手の人差し指を タッチパッド ゾーンに固定します。固定した指を中心として、右手の人差し指を 12 時から 3 時の位 置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、右手の人差し指を 3 時から 12 時の 方向に動かします。 注記: 回転ジェスチャは、出荷時に無効に設定されています。 ポインティング デバイスの使用 23
6 メンテナンス バッテリの着脱 注記: バッテリの使用方法について詳しくは、 『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガ イド』を参照してください。 バッテリの装着 ▲ バッテリをバッテリ ベイに挿入し(1) 、しっかりと収まるまで下向きに回転させるようにして 取り付けます(2) 。 バッテリの取り外し 注意: コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにそのバッテリを取り外す と、情報が失われる可能性があります。バッテリを取り外す場合は、情報の損失を防ぐため、あらか じめハイバネーションを開始するか Windows の通常の手順でシャットダウンしておいてください。 1.
2. バッテリをコンピューターから取り外します(2)。 ハードドライブの追加または交換 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 ハードドライブ ベイからハードドライブを取り外す前に、コンピューターをシャットダウンしてく ださい。コンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときに は、ハードドライブを取り外さないでください。 コンピューターの電源が切れているかハイバネーション状態なのかわからない場合は、まず電源ボタ ンを押してコンピューターの電源を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順で シャットダウンします。 ハードドライブの取り外し 1. 作業中のデータを保存してコンピューターをシャットダウンします。 2. コンピューターに接続されているすべての外付けデバイスを取り外します。 3. 電源コードを電源コンセントから取り外し、バッテリを取り外します。 4.
26 5. 底面カバーを取り外します(2) 。 6.
ハードドライブの取り付け 1. ハードドライブをハードドライブ ベイに挿入し(1) 、ハードドライブ ケーブルをシステム ボー ドに接続します(2)。 2. 底面カバーのタブを、コンピューターのくぼみに合わせます(1) 。 3. 底面カバーを閉じます(2) 。 4. 底面カバーの 2 つのネジ(3)を締めます。 5. バッテリを取り付けなおします。 6. 外部電源および外付けデバイスを取り付けなおします。 7.
メモリ モジュールの追加または交換 コンピューターのメモリ容量を増やすには、空いている拡張メモリ モジュール スロットにメモリ モジュールを追加するか、メイン メモリ モジュール スロットに装着されているメモリ モジュール を交換します。 警告! 感電や装置の損傷を防ぐため、電源コードとすべてのバッテリを取り外してからメモリ モ ジュールを取り付けてください。 注意: 静電気(ESD)によって電子部品が損傷することがあります。作業を始める前にアースされ た金属面に触るなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 注記: 2 つめのメモリ モジュールを追加してデュアル チャネル構成を使用する場合は、2 つのメ モリ モジュールを必ず同一のものにしてください。 メモリ モジュールを追加または交換するには、以下の操作を行います。 注意: 情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 メモリ モジュールを追加または交換する前に、コンピューターをシャットダウンしてください。コ ンピューターの電源が入っているときや、スリープまたはハイバネーション状態のときには、メモリ モジュールを取り外さ
b. メモリ モジュールの左右の端の部分を持ち、そのままゆっくりと斜め上にメモリ モジュー ルを引き抜いて(2)取り外します。 注記: メモリ モジュール スロットへの誤挿入を防止するために、メモリ モジュールに は切り込み(3)が入っています。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の 端を持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 取り外したメモリ モジュールは、静電気の影響を受けない容器に保管しておきます。 7. 以下の要領で、新しいメモリ モジュールを取り付けます。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを扱うときは必ず左右の端を 持ってください。メモリ モジュールの端子部分には触らないでください。 a. メモリ モジュールの切り込みとメモリ モジュール スロット(1)を合わせます。 b.
c. カチッと音がして留め具がメモリ モジュールを固定するまで、メモリ モジュールの左右の 端をゆっくりと押し下げます(3) 。 注意: メモリ モジュールの損傷を防ぐため、メモリ モジュールを折り曲げないでくださ い。 8. 底面カバーのタブを、コンピューターのくぼみに合わせます(1) 。 9. 底面カバーを閉じます(2) 。 10. 底面カバーの 2 つのネジ(3)を締めます。 11. バッテリを取り付けなおします。 12. 外部電源および外付けデバイスを取り付けなおします。 13.
7 バックアップおよび復元 お使いのコンピューターには、オペレーティング システムに付属のツールおよび HP が提供している ツールが含まれています。これらを使用すると障害発生時に情報を保護および復元できます。 この章には、以下のトピックに関する情報が含まれています。 ● ● リカバリ ディスク セットまたはリカバリ フラッシュ ドライブの作成([HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)ソフトウェアの機能) (復元用パーティション、リカバリ ディスク、またはリカバリ フラッシュ ドライブからの)シ ステムの復元の実行 ● 情報のバックアップ ● プログラムまたはドライバーの復元 復元 ハードドライブに障害が発生した場合にシステムを工場出荷時の状態に復元するには、[HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)を使用して作成できるリカバリ ディスク セットまたはリカ バリ フラッシュ ドライブが必要になります。ソフトウェアをセットアップしたらすぐに、[HP Recovery Manager]を使用して、リカバリ ディスク セットまたはリカバ
注記: お使いのコンピューターにオプティカル ドライブが内蔵されていない場合は、外付けオプ ティカル ドライブ(別売)を使用してリカバリ ディスクを作成するか、または HP の Web サイトか らお使いのコンピューターに適切なリカバリ ディスクを購入できます。外付けオプティカル ドラ イブを使用する場合は、USB ハブなどの他の外付けデバイスにある USB コネクタではなく、コン ピューター本体の USB コネクタに直接接続する必要があります。 ガイドライン: ● 高品質な DVD-R、DVD+R、DVD-R DL、または DVD+R DL ディスクを購入してください。 注記: [HP Recovery Manager]ソフトウェアは、CD-RW、DVD±RW、2 層記録 DVD±RW、お よび BD-RE(再書き込みが可能なブルーレイ)ディスクなどのような書き換え可能なディスク には対応していません。 ● このプロセスでは、コンピューターを外部電源に接続する必要があります。 ● リカバリ ディスクまたはリカバリ フラッシュ ドライブは、1 台のコンピューターに対して 1 セットのみ作成できます。
システムの復元の実行 [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)ソフトウェアを使用して、コンピューターを 工場出荷時の状態に修復または復元できます。[HP Recovery Manager]は、リカバリ ディスク、リ カバリ フラッシュ ドライブ、またはハードドライブ上の専用の復元用パーティション(一部のモデ ルのみ)から実行できます。 注記: コンピューターのハードドライブに障害が発生した場合や、コンピューターの動作上の問題 を修正しようとする試みがすべて失敗した場合は、システムの復元を実行する必要があります。シス テムの復元は、コンピューターの問題を修正するための最後の手段として試みてください。 システムの復元を実行する場合は、以下の点に注意してください。 ● システムの復元は、以前バックアップを行ったシステムに対してのみ可能です。コンピューター をセットアップしたらすぐに、[HP Recovery Manager]を使用してリカバリ ディスクのセット またはリカバリ フラッシュ ドライブを作成することをおすすめします。 ● Windows は、[システムの復元]機能
復元メディアを使用した復元 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2. 1 枚目のリカバリ ディスクをお使いのコンピューターのオプティカル ドライブまたは別売の 外付けオプティカル ドライブに挿入してから、コンピューターを再起動します。 または お使いのコンピューターの USB コネクタにリカバリ フラッシュ ドライブを挿入してから、コ ンピューターを再起動します。 注記: [HP Recovery Manager](HP リカバリ マネージャー)でコンピューターが自動的に再 起動しない場合は、コンピューターのブート順序を変更する必要があります。 3. システムの起動時に f9 キーを押します。 4. オプティカル ドライブまたはフラッシュ ドライブを選択します。 5. 画面に表示される説明に沿って操作します。 コンピューターのブート順序の変更 リカバリ ディスクのブート順序を変更するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを再起動します。 2.
情報は、別売の外付けハードドライブ、ネットワーク ドライブ、またはディスクにバックアップで きます。以下のようなときに、システムをバックアップします。 ● 定期的にスケジュールされた時刻 ヒント: 情報を定期的にバックアップするようにリマインダーを設定します。 ● コンピューターを修復または復元する前 ● ハードウェアまたはソフトウェアを追加/変更する前 ガイドライン: ● Windows の[システムの復元]機能を使用してシステムの復元ポイントを作成し、定期的にオプ ティカル ディスクまたは外付けハードドライブにコピーします。システムの復元ポイントの使 用方法について詳しくは、36 ページの「Windows システムの復元ポイントの使用」を参照し てください。 ● 個人用ファイルを[ドキュメント]ライブラリに保存し、このフォルダーを定期的にバックアップ します。 ● カスタマイズされているウィンドウ、ツールバー、またはメニュー バーの設定のスクリーン ショット(画面のコピー)を撮って保存します。設定をもう一度入力する必要がある場合、画面 のコピーを保存しておくと時間を節約できます。
Windows システムの復元ポイントの使用 システムの復元ポイントによって、特定の時点でのハードドライブのスナップショットに名前を付け て保存できます。復元ポイント作成後に変更を破棄したい場合に、そのポイントまで戻ってシステム を回復できます。 注記: 以前の復元ポイントに復元しても、最後の復元ポイント後に作成されたデータ ファイルや 電子メールには影響がありません。 また、追加の復元ポイントを作成して、ファイルおよび設定の保護を強化できます。 復元ポイントを作成するとき ● ソフトウェアまたはハードウェアを追加/変更する前 ● コンピューターが最適な状態で動作しているとき(定期的に行います) 注記: 復元ポイントまで戻した後に考えが変わった場合は、その復元を取り消すことができます。 システムの復元ポイントの作成 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ]→[システム]の順に選択しま す。 2. 左側の枠内で、[システムの保護]をクリックします。 3. [システムの保護]タブをクリックします。 4.
8 サポート窓口 サポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイド、『HP ノートブック コンピューター リファレンス ガイド』 、または[ヘルプと サポート]で提供されている情報で問題に対処できない場合は、以下の HP サポート窓口または『サー ビスおよびサポートを受けるには』に記載されているサポート窓口にお問い合わせください。 http://welcome.hp.com/country/jp/ja/contact_us.html 注記: 日本以外の国や地域でのサポートについては、http://welcome.hp.com/country/us/en/ wwcontact_us.
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決したり、コンピューターを日本 国外で使用したりするときに必要な情報が記載されています。 ● サービス タグ:以下の情報を含む重要な情報が記載されています。 名称 (1) 製品名 (2) シリアル番号(s/n) (3) 製品番号(p/n) (4) 保証期間 (5) モデルの説明 これらの情報は、サポート窓口にお問い合わせになるときに必要です。サービス タグは、バッ テリ ベイの内部に貼付されています。 38 ● Microsoft Certificate of Authenticity:Windows のプロダクト キー(Product Key、Product ID) が記載されています。プロダクト キーは、オペレーティング システムのアップデートやトラブ ルシューティングのときに必要になる場合があります。Microsoft Certificate of Authenticity は コンピューターの裏面にあります。 ● 規定ラベル:コンピューターの規定に関する情報が記載されています。規定ラベルは、バッテリ
9 仕様 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240 V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作 しますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されて いる AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作できます。 入力電源 定格 動作電圧と電流 18.5 V DC(3.5 A、65 W の場合) HP 外部電源用 DC プラグ 注記: この製品は、最低充電量 240 V rms 以下の相対電圧によるノルウェーの IT 電源システム用 に設計されています。 注記: コンピューターの動作電圧および動作電流は、システムの規定ラベルに記載されています。 動作環境 メートル U.S.
索引 A AC アダプター ランプ 位置 8 R RJ-45(ネットワーク)コネクタ 位置 9 B Bluetooth ラベル 38 U USB コネクタ 位置 9 C Caps Lock ランプ 位置 5 Certificate of Authenticity ラベ ル 38 W Web カメラ 位置 10 Web カメラ ランプ 位置 10 Windows アプリケーション キー 位置 7 Windows ロゴ キー 位置 7 E esc キー 位置 7 F f11 キー 33 fn キー 位置 7 い インターネット接続のセットアッ プ 16 H HDMI コネクタ 位置 9 [HP QuickWeb]ソフトウェア 12 HP Recovery Manager 33 HP 外部電源用 DC プラグ 39 I ISP、使用 14 M Microsoft Certificate of Authenticity ラベル 38 Q QuickWeb 起動 13 ホーム画面 40 索引 13 お オーディオ出力(ヘッドフォン)コ ネクタ 位置 9 オーディオ入力(マイク)コネクタ 位置 9
せ 製品名および製品番号、コンピュー ター 38 セキュリティ ロック ケーブル用 スロット 位置 8 専用の復元用パーティションから の復元 33 そ 操作キー HP QuickWeb 19 位置 7 音量上げ 19 音量下げ 19 画面の輝度を上げる 18 画面の輝度を下げる 18 画面を切り替える 18 再生、一時停止、再開 19 次のトラック 19 ヘルプとサポート 18 前のトラック 19 ミュート(消音) 19 無線 19 外付けモニター コネクタ 位置 9 た タッチパッド 使用 19 ボタン 4 タッチパッド ジェスチャ 回転 23 ズーム 22 スクロール 22 ピンチ 22 タッチパッド ランプ 4 つ 通気孔 位置 9, 11 て 底面カバー 位置 11 電源コネクタ 位置 8 電源ボタン 位置 6 電源ランプ 位置 10 と 動作環境 39 な 内蔵 Web カメラ ランプ 位置 10 内蔵マイク 位置 10 に 入力電源 39 ね ネットワーク コネクタ 位置 9 は ハードドライブ 取り付け 27 取り外し 25 ハードドライブ ランプ 位置 10 バックアップ カスタマイズされ
ラベル Bluetooth 38 Microsoft Certificate of Authenticity 38 規定 38 シリアル番号 38 無線 LAN 38 無線認定/認証 38 ランプ AC アダプター 8 Caps Lock 5 Web カメラ 10 電源ランプ 10 ハードドライブ 10 無線 5 り リカバリ ディスク 31 リカバリ ディスクからの復元 34 42 索引