HP ワークステーション xw シリーズ セットアップとトラブルシューティング ガイド
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目次 1 HP リソースの参照場所 製品情報 ............................................................................................................................................... 2 製品サポート ........................................................................................................................................ 3 製品マニュアル .................................................................................................................................... 4 製品の診断 ...............................................
復元方法 ............................................................................................................................................. 20 バックアップ ソフトウェアの注文 .................................................................................................... 21 Windows Vista の復元 ........................................................................................................................ 21 RestorePlus! メディアの注文 ..............................................................................
1 HP リソースの参照場所 この章では、ワークステーション用の次の HP リソースに関する情報を提供します。 ● ● ● ● JAWW 2 ページの 「製品情報」 ◦ HP Cool Tools ◦ 規制情報 ◦ 部品およびアクセサリ ◦ システム ボード ◦ シリアル番号 ◦ Linux 3 ページの 「製品サポート」 ◦ 追加情報 ◦ テクニカル サポート ◦ Business Support Center ◦ IT リソース センター ◦ HP 認定サポート サービス プロバイダ ◦ HP ビジネスおよび IT サービス ◦ HP ハードウェア サポート サービス ◦ チャネル サービス ネットワーク 4 ページの 「製品マニュアル」 ◦ ユーザー マニュアル ◦ 製品に関する通知 ◦ QuickSpecs ◦ 保証に関する情報 5 ページの 「製品の診断」 ◦ Documentation and Diagnostics CD ◦ 診断ツール 1
● ◦ ビープ音および LED エラー コード ◦ Web ベースのサポート ツール 6 ページの 「製品の更新プログラム」 ◦ ソフトウェア、BIOS、およびドライバの更新プログラム ◦ オペレーティング システムの更新プログラム 製品情報 表 1-1 製品情報 トピック HP Cool Tools に関する情報 場所 大半の HP ワークステーションには、システムを最初に起 動したときに自動的にインストールされる追加のソフトウ ェアがロードされています。さらに、ワークステーション の操作性を向上させる貴重なツールが多数プレインストー ルされています。これらのアプリケーションへのアクセス または詳細については、次のいずれかのオプションを選択 してください。 ● デスクトップの [HP Cool Tools] アイコンをクリック します。 ● [スタート] > [すべてのプログラム] > [HP Cool Tools] の順に選択して [HP Cool Tools] フォルダを開 きます。 アプリケーションの詳細を確認するには、[HP Cool Tools] > [Learn Mo
製品サポート 表 1-2 製品サポート トピック 追加情報 場所 テクニカル サポート情報にオンラインでアクセスするに は、www.hp.com/go/workstationsupport をご覧ください。 サポート リソースには、Web ベースのトラブルシューテ ィング ツール、技術情報ベース、ドライバやパッチのダウ ンロード、オンライン コミュニティ、障害予測通知サービ スなどがあります。 テクニカル サポート窓口への問い テクニカル サポートに電話をかける前に、37 ページの 合わせ方法 「テクニカル サポートへのお問い合わせ」を参照してくだ さい。電話でのサポートを容易にするため に、37 ページの 「テクニカル サポートへのお問い合わ せ」に記載されている必要な情報のリストを電話をかける 前に確認してください。 米国およびカナダの場合は、1-800-HPINVENT までお電話 ください。 世界各地のテクニカル サポートの電話番号を調べるには、 http://www.hp.
製品マニュアル 表 1-3 製品マニュアル トピック 場所 HP のユーザー マニュアル、ホワイ トペーパー、サードパーティのドキ ュメント 最新のオンライン マニュアルは http://www.hp.com/support/ workstation_manuals から入手できます。 製品に関する通知の登録 Subscriber's Choice は HP プログラムの 1 つで、ドライバ とソフトウェアに関する警告、障害予測通知(PCN) 、HP ニュースレター、顧客アドバイスなどを受けるための登録 ができます。http://www.hp.com/go/subscriberschoice/ で 登録してください。 顧客アドバイスや製品変更通知も、http://www.hp.
製品の診断 表 1-4 製品の診断 トピック 場所 Documentation and Diagnostics CD の内容 文書化ツールまたは診断ツールとして CD を使用する方法 については、CD の説明を参照してください。 Documentation and Diagnostics CD には以下のものが含ま れます。 診断ツール ビープ音と LED エラー コードの意 味 ● セットアップとトラブルシューティング ガイド ● Service and Technical Reference Guide(サービスお よびテクニカル リファレンス ガイド) ● 快適に使用していただくために ● Safety & Regulatory Information(安全性と規制に関 する情報ガイド) ● HP Insight Diagnostics ユーティリティ ● ユーザー タスクに固有の説明 診断ツールについては、次のリソースを参照してくださ い。 ● Documentation and Diagnostics CD には HP Insight Diagnostics ユ
製品の更新プログラム 表 1-5 製品の更新プログラム トピック 場所 最新のソフトウェア、BIOS、お よびドライバの入手場所 http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスして、 最新のドライバがインストールされていることを確認してく ださい。 オペレーティング システムの再 インストール オペレーティング システムのロード方法の詳細については、 このマニュアルの「オペレーティング システム用ソフトウェ アの設定」を参照してください。 64 ビットのオペレーティング シ HP ワークステーションでの 64 ビットの Windows および ステムに関する情報 Linux オペレーティング システムの使用可能性と互換性につ いては、http://www.hp.com/go/wsos をご覧ください。 Linux および HP に関する情報 ソリューション、製品、サービスを含め、HP ワークステー ションで Linux を使用する方法については、 http://www.hp.
注意: 静電気の放電により、ワークステーションの電子部品が破損することがあります。作業を始 める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 注意: プロセッサを取り外すか交換するときは、次の注意事項に従ってください。 — プロセッサを適切に取り付けないと、システム ボードが損傷するおそれがあります。HP 認定の再 販業者またはサービス プロバイダに連絡し、プロセッサの取り付けを依頼してください。自分でプロ セッサを取り付ける場合は、開始前にすべての操作手順を注意深くお読みください。 — ワークステーションの準備手順に従わなかった場合、プロセッサが適切に取り付けられず、ワーク ステーションの大きな損傷を招く原因となります。 — プロセッサのソケット ピンはデリケートなため、曲がりやすくなっています。プロセッサをソケッ トに配置するときは、十分注意してください。 注意: ワークステーションの損傷を防ぐため、システム部品の取り外し/交換の手順を実行する際 は、静電気放電(ESD)に関する以下の注意事項を守ってください。 — 静電気防止マットの上で作業をしてください。 —
2 ハードウェアの設定 この章では、ワークステーションのハードウェアの設定について説明します。 クイック セットアップ 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので、次の点を守ってください。 — 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は重要な安全機能です。 — 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込んで ください。 注記: ワークステーションには、図 2-1 に示すような PS/2 マウスおよびキーボード コネクタが備 わっていない場合があります。代わりに、マウスとキーボードを適切な USB コネクタに接続してく ださい(表 2–2 参照)。 図 2-1 ワークステーションのクイック セットアップ例 注記: ワークステーションのハードウェアを設定したら、デバイスに付属の説明書に従って、他の 周辺のコンポーネント(プリンタなど)を接続します。HP ワークステーションの詳細については、 Documentation and Diagnostics CD を参照するか、http://www.hp.
ワークステーションのハードウェアを素早く設定するには、次の手順に従います。 1. HP ワークステーションを開梱した後、システムの設置場所を決め、ワークステーションにマウ ス、キーボード、および電源ケーブルを接続します。ワークステーションの電源ケーブルをコン セントに差し込みます。 2.
● 通気口や吸気口をふさいでコンピュータ周辺の通風を遮らないようにしてください。 図 2-2 ワークステーションの通気 図 2-2 に示すように、各 HP ワークステーションには、2 つの一意のシリアル番号ラベル(1)と Certificate of Authentication(COA)ラベル(2)(Windows® がプレインストールされているシステム のみ)が付いています。一般的に、シリアル番号ラベルは、ワークステーションのトップ パネルまた は側面のパネルと背面側に貼られています。カスタマー サービスに連絡するときは、この番号を用意 しておいてください。COA ラベルは通常、ユニットのトップ パネルか側面のシリアル番号ラベルの 近くにあります。 注記: Windows OEM CD を使用してオペレーティング システムを復元する必要がある場合(Restore Plus! CD を使用しないインストール)は、19 ページの 「オペレーティング システムの復元」の章 の該当する項を参照してください。 フロント パネルとリア パネルのコンポーネント この項では、ワークステーションのフロント パネルとリ
フロント パネルのコンポーネント 図 2–3 は参照用のみで、各種のワークステーション シリーズの例を示しています。お買い上げの HP ワークステーションはこれと異なる場合があります。 図 2-3 ワークステーション シリーズのフロント パネル例 xw4000 シリーズ xw6000 シリーズ xw8000/xw9000 シリーズ 表 2-1 フロント パネルのコンポーネント例* 項目 * 記号 説明 項目 記号 説明 1 オプティカル ドライブ 6 ヘッドフォン コネクタ 2 5.25 インチ ドライブ ベイ 7 USB 2.
リア パネルのコンポーネント 図 2–4 は参照用のみで、ワークステーションに付属している可能性のあるリア パネル コネクタの例 を示しています。お買い上げの HP ワークステーションは、ワークステーションのモデルと構成によ り、これらのコネクタが組み合わさったものになります。 図 2-4 ワークステーションのコネクタおよびコントロール例 表 2-2 リア パネルのコネクタおよびコントロール 項目 記号 説明 項目 1 電源コード コネクタ 10 オーディオ出力コネクタ 2 電圧選択スイッチ 11 オーディオ入力コネクタ 3 PS/2 マウス コネクタ(緑) 12 PS/2 キーボード コネクタ(紫) 13 注記: すべてのワークステーション に付属しているとは限りません。 5 USB 2.
表 2-2 リア パネルのコネクタおよびコントロール (続き) 項目 記号 7 説明 項目 RJ-45 ネットワーク コネクタ 16 記号 説明 SAS コネクタ 注記: すべてのワークステーション に付属しているとは限りません。 8 17 パラレル コネクタ * 注記: すべてのワークステーション に付属しているとは限りません。 9 DMS–59 高密度グラフィックス コネク タ 注記: すべてのワークステーション に付属しているとは限りません。 SVGA モニタ コネクタ * 特定のリア パネルのコンポーネントに関する情報については、ワークステーションの『Service and Technical Reference Guide』(サービスおよびテクニカル リファレンス ガイド)を参照してください。 リア パネルのコネクタは業界標準アイコンのラベルが付いており、周辺機器を接続しやすいように色分けされています。 その他のリア パネル コンポーネントには、図 2-5 の例に示すようなものがあります。お買い上げの ワークステーションには、そのモデルと構成に応じて、これらのコンポーネ
注記: 6 すべてのワークステーションにキー ロックがあるとは限りません。 PCI 拡張スロット アクセス開口部(通常、各スロット開口部は未使用時にはブランク フィルタ パネルで覆われ ています) 。 製品のリサイクル 使用済みの電子ハードウェア、HP オリジナル印刷カートリッジ、および充電池については、リサイ クルのご協力をお願いしています。 HP コンポーネントや製品のリサイクルについては、http://www.hp.
3 オペレーティング システムのセットアッ プ この章では、ワークステーションのオペレーティング システムの設定およびアップデートについて説 明します。 以下の項目が含まれます。 トピック 16 ページの 「Microsoft オペレーティング システムの設定」 16 ページの 「Red Hat Enterprise Linux のセットアップ」 17 ページの 「Novell SLED のセットアップ」 17 ページの 「ワークステーションのアップデート」 また、この章には、ワークステーションにインストールされている BIOS、ドライバ、ソフトウェア アップデートが最新のものかどうかを確認する方法も記載されています。 注意: オペレーティング システムが正しくインストールされるまでは、HP ワークステーションに オプションのハードウェアを追加しないでください。途中でハードウェアを追加すると、エラーが発 生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性があります。 JAWW 15
Microsoft オペレーティング システムの設定 注記: Windows Vista から Windows XP Professional オペレーティング システムへのダウングレー ドを注文した場合、Windows XP Professional オペレーティング システムがプレインストールされて います。 この構成では、Windows Vista オペレーティング システムのリカバリ メディアしか提供さ れません。 Windows XP Professional オペレーティング システムを復元またはリカバリするには、初 回ブートの後、Windows XP Professional オペレーティング システム用のリカバリ メディアを作成す る必要があります。 ワークステーションの電源を初めて入れると、オペレーティング システムがインストールされます。 このプロセスには、約 5 分から 10 分かかります。画面に表示される指示に従って、インストールを 完了してください。 注意: インストールが始まったら、そのプロセスが完了するまでワークステーションの電源を切ら ないでください。インストール中にワークステ
Red Hat 対応ワークステーションのインストールとカスタマイズ Linux 対応のワークステーションでは、HP インストーラ キットと Red Hat Enterprise Linux ボック ス セットの購入が必要です。このインストーラ キットには、HP ワークステーションでの動作が確認 済みの、全バージョンの Red Hat Enterprise Linux ボックス セットをインストールするのに必要な HP CD が含まれています。 HP インストーラ キットに含まれるドライバを RHEL 以外の Linux ディストリビューションで使用し たい場合は、HP Driver CD から手動でドライバを抽出し、インストールする必要があります。HP で は、他の Linux ディストリビューションに対してこれらのドライバのインストール テストを行ってい ません。また、そのような操作は HP のサポートの対象外となります。 ハードウェアの動作確認 HP ワ ー ク ス テ ー シ ョ ン で 動 作 す る こ と が 確 認 さ れ て い る Linux バ ー ジ ョ ン を 調 べ る に は 、
BIOS のアップグレード 最適なパフォーマンスを得るには、ワークステーションの BIOS リビジョンを調べ、必要であればア ップグレードしてください。 現在の BIOS の確認 システムの起動中にワークステーションの現在の BIOS を確認するには、次の手順を実行します。 1. 画面の右下に F10=setup(セットアップ)が表示されるのを待ちます。 2. [F10] キーを押して、F10 セットアップ ユーティリティを開始します。 F10 セットアップ ユーティリティの [File](ファイル)→ [System Information](システム情 報)にワークステーションの BIOS のバージョンが表示されます。 3. HP Web サイトに表示される BIOS バージョンと比較できるように、ワークステーションの BIOS バージョンを書き留めておきます。 BIOS のアップグレード 最新の強化機能が含まれる最新の BIOS を探してダウンロードするには、次の手順を実行します。 1. http://www.hp.
4 オペレーティング システムの復元 この章では、Windows または Linux オペレーティング システムの復元方法について説明します。次 の項目があります。 トピック 20 ページの 「復元方法」 21 ページの 「バックアップ ソフトウェアの注文」 21 ページの 「Windows Vista の復元」 22 ページの 「Windows XP Professional の復元」 25 ページの 「Novell SLED の復元」 16 ページの 「HP ドライバ CD を使用したインストール」 JAWW 19
復元方法 Windows Vista Business オペレーティング システムは、HP RestorePlus!プロセスを使用して再イン ストールできます。 Windows XP Professional オペレーティング システムは、RestorePlus!プロセス または HP Backup and Recovery Manager を使用して再インストールできます。 ● RestorePlus! RestorePlus! プロセスは、Windows オペレーティング システムおよび(システムに含まれるデ バイス用の)デバイス ドライバを再インストールして、工場出荷時に近い状態にします。この プロセスでは、ハード ディスク ドライブのデータのバックアップやリカバリは行われません。 一部のアプリケーション ソフトウェアは、このプロセスを使用しても復元されません。復元す るには、適切なアプリケーション CD からインストールする必要があります。 ● HP Backup and Recovery Manager(HPBR)のリカバリ ポイント HP Backup and Recovery Manage
バックアップ ソフトウェアの注文 システム リカバリ CD または DVD を作成できない場合は、HP サポート センターから、リカバリ デ ィスク セットを注文できます。最寄りのサポート センターの電話番号を調べるには、 http://www.hp.com/support/contactHP をご覧ください。 Windows Vista の復元 このセクションでは、Windows Vista の復元方法について説明します。 RestorePlus! メディアの注文 ワークステーションと同時に復元メディアを注文した場合、そのメディアはワークステーション コン ポーネントに添付されています。 復元メディアを注文していなかった場合は、HP サポートに電話して、RestorePlus! メディア キット を請求してください。世界各地の技術サポートの電話番号については、http://www.hp.
Windows XP Professional の復元 ここでは、Windows XP Professional オペレーティング システムの復元方法について説明します。 注記: メディア セットを作成するには、ワークステーションに CD または DVD ライタがインスト ールされていることが必要です。 RestorePlus! メディアの作成 RestorePlus! キットは、ハード ディスク ドライブにあるファイルを使って作成できます。復元メデ ィアを作成するには、次の手順を実行します。 1. ワークステーションを起動します。 2. 起動中に [HP Backup and Recovery Manager] 画面が表示され、リカバリ CD または DVD を作 成するプロンプトが表示されます。[Now](今すぐ)を選択します。 3. システムのイニシャル リカバリ ポイント(IRP)が取得されます。これは、システム ハード デ ィスク ドライブのスナップショットです。このキャプチャに 10 分以上かかる場合もあります。 4.
HPBR リカバリ メディアを作成するには、次の手順を実行します。 1. イニシャル リカバリ ポイントは、以前に RestorePlus! メディア セットが作成された時点で取得 されています。 IRP が作成されていない場合は、HP Backup and Recovery Manager を起動し、Expert(エクス パート)モードを使用してリカバリ ポイントを作成します。手順は、HPBR オンライン ドキュ メントに従ってください。 2. HPBR から IRP をメディアに書き込みます。 [HPBR Start](HPBR スタート)→ [すべてのプログラム] → [HP Backup & Recovery] → [HP Backup and Recovery Manager] の順に選択します。 3. 最初の画面で [Next](次へ)を選択します。 [Create recovery CDs or DVDs to recover the system](システム リカバリ用のリカバリ CD または DVD を作成)を選択してから、[Next](次へ)を選択します。 4.
HPBR イニシャル リカバリ ポイントが作成されている場合は、その IRP を使用して復旧パーティシ ョンからシステムを復元できます。作成されていない場合は、RestorePlus! インストールを使用でき ます。 復旧パーティションを使用して復元するには、次の手順を実行します。 1. ワークステーションを起動します。 2. ブート画面で Recovery Manager に入るかを尋ねられたら、[F11] キーを押します。 ヒント: ブート プロセス中に [F11] キーを押すタイミングは限られています。そのタイミング は、F10 プロンプトが表示される時と同じです。 注記: 復旧プロセスによる再インストールが、正しいハード ディスク ドライブに対して確実 に実行されるようにするため、復旧プロセス中はターゲット ドライブを接続したままにしてく ださい。 3.
Novell SLED の復元 Linux オペレーティング システムを復元するには、SLED 復元メディアが必要です。 復元メディアの作成 SUSE Linux Enterprise Desktop のプリロードでは、デスクトップに [SUSE ISO] アイコンが作成され ています。このアイコンをクリックすると、/iso ディレクトリに移動できます。/iso ディレクトリに は、ワークステーションのプリロードに使用されたすべての iso イメージが含まれます。元のイメー ジを回復または復元するには、/iso ディレクトリの Readme ファイルの手順に従って、ISO イメー ジ ファイルを CD にコピーします。 注記: 万一ワークステーションでハード ディスク ドライブ障害が発生した場合に備えて、ISO 回 復イメージを CD にバックアップ ファイルとしてコピーすることを推奨します。 JAWW Novell SLED の復元 25
5 トラブルシューティング この章では、次の情報を提供します。 ● HP Insight Diagnostics を使用したセルフ トラブルシューティング ● HP トラブルシューティングのリソースとツール ● Power-On Self Test(POST)のエラー メッセージ ● 基本的なトラブルシューティング表 ● テクニカル サポートへのお問い合わせ HP Insight Diagnostics を使用したセルフ トラブルシューテ ィング HP Insight Diagnostics は、システムをテストできるオフラインの診断ユーティリティです。このユー ティリティを使用すると、システム ハードウェアをテストしたり、システムのハードウェア構成情報 を表示することができます。 HP Insight Diagnostics ユーティリティを使用するには、Documentation and Diagnostics CD をオプテ ィカル ドライブに挿入して再起動します。メニュー オプションと指示に従い、テストを開始します。 注記: Documentation and Diagnost
の HP ワークステーションに関連する HP Web サイトへのカスタム ヘルプとサポート リンクも提供 しています。 注記: カスタマイズした HP Help and Support Center は Windows XP Professional x64 Edition ま たは Linux では利用できません。 E サポート オンライン アクセスとサポート リソースには、Web ベースのトラブルシューティング ツール、技術 情報データベース、ドライバとパッチのダウンロード、オンライン コミュニティ、障害予測通知サー ビスなどがあります。 以下の Web サイトもご利用いただけます。 ● http://www.hp.com — 役立つ製品情報を提供しています。 ● http://www.hp.com/support/workstation_manuals — 最新のオンライン マニュアルを提供していま す。 ● http://www.hp.com/go/workstationsupport — ワークステーションの技術サポート情報を提供して います。 ● http://www.hp.
HP Instant Support と Active Chat およびその使用方法の詳細については、http://www.hp.com/hps/ hardware/hw_professional.html をご覧ください。 注記: この機能は、Windows XP Professional x64 Edition または Linux では利用できません。 顧客アドバイス、Customer Bulletin と Security Bulletin、および顧客通知 アドバイス、Bulletin、および通知を検索するには、次の手順を実行します。 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします。 2. 目的の製品(HP Workstation xw6000 など)を選択します。 3. [Resources for ](<選択した製品> のリソース)(HP Workstation xw6000 など)で、[See more…](参照情報…)を選択します。 4.
操作中 ● ワークステーションの前面にある LED が点滅していないか確認します。LED の点滅は特定のエ ラー コードを表し、問題を診断する手助けとなります。診断ランプとビープ音の意味について は、このマニュアルの「診断ランプとビープ音の意味」を参照してください。 ● いずれかのキーを押し続けます。ビープ音が鳴った場合、キーボードは正常に機能しています。 ● 接続が緩んでいたり、間違っていたりしないか、すべてのケーブルを確認します。 ● キーボードのいずれかのキーか、電源ボタンを押すことによって、ワークステーションを復帰さ せます。ワークステーションが一時停止モードのままの場合は、電源ボタンを 4 秒以上押し続け ることによって、ワークステーションをシャットダウンします。その後、電源ボタンを再び押し て、ワークステーションを再起動します。ワークステーションがシャットダウンしない場合は、 電源コードを抜き、数秒経ってから再び差し込みます。ワークステーションが再起動しない場合 は、電源ボタンを押して起動します。 ● プラグ アンド プレイ拡張ボードや他のオプションをインストールした後、ワークス
セージで通知されます。POST は以下の項目をチェックして、ワークステーションのシステムが正常 に機能していることを確認します。 ● キーボード ● メモリ モジュール ● ディスケット ドライブ ● 大容量ストレージ デバイスのすべて ● プロセッサ ● コントローラ ● ファン ● 温度センサー ● ケーブル(フロント/リア パネル、オーディオ、および USB ポート) POST のエラー メッセージの詳細は、http://www.hp.com/support/workstation_manuals の『Service and Technical Reference Guide』(サービスおよびテクニカル リファレンス ガイド)を参照してくだ さい。 基本的なトラブルシューティング この項では、最初のセットアップ プロセスで発生する可能性のある問題のトラブルシューティングに 関するガイダンスを提供します。その他のトラブルシューティング情報については、http://www.hp.
表 5-1 インストール時の一般的な問題 (続き) 問題 原因 解決策 注記: ワークステーショ ンをライブの AC コンセント に接続すると、RTC バッテ リが長持ちします。 ワークステーションが周期的 ネットワーク ドライバがロ に一時停止する。 ードされているのに、ネット ワーク接続が確立されていま せん。 ネットワーク接続を確立するか、コンピュータ セットアップ(F10)を 使用してネットワーク コントローラを無効に設定します。 Num Lock キーがオンになっ ている可能性があります。 Num Lock キーを押します。Num Lock ライトがオンになっていると、 矢印キーが機能しません。Num Lock キーはコンピュータ セットアップ (F10)を使用して、無効または有効に設定できます。 (一部のワークステーション に備わっている)ソレノイ ド カバー ロックが設定され ています。 コンピュータ セットアップ(F10)を使用して、ソレノイド カバー ロ ックを解除します。ソレノイド カバー ロック FailSafe Key(ソレノイ ド カバー ロックを手動で無効に設定する
表 5-1 インストール時の一般的な問題 (続き) 問題 原因 解決策 3. 電源ケーブルがすべてシステム ボードに正しく接続されているこ とを確認します。 4. 電源の機能を調べます。 a. AC 電源を切断します。 b. 内部の電源ケーブルをすべてシステム ボードから外します。 c.
表 5-2 ハードウェアの取り付けに関する問題 (続き) 問題 考えられる原因 ワークステーションが起動し アップグレード時に間違った ない。 メモリ モジュールが使用さ れたか、メモリ モジュール が間違った場所に取り付けら れています。 ワークステーションがシャッ 正しい手順に従っていませ トダウンしない。 ん。 推奨解決策 1. ワークステーションに付属のドキュメントで、正しいメモリ モジ ュールを使用していること、また正しい取り付け方法を確認しま す。 2. それでも問題が解決しない場合は、HP のサポート窓口までお問い 合わせください。 3. ビープ音およびワークステーションの前面の LED を観察します。 考えられる原因については、33 ページの 「診断ランプとビープ 音の意味」を参照してください。 1. オペレーティング システムのソフトウェアを終了します。 2. 電源ボタンを 4 秒間押してワークステーションの電源を手動でオ フにします。 注意: 手動で電源をオフにすると、スタンバイ状態がバイパスさ れるため、データが消える可能性があります。 3.
表 5-3 診断ランプとビープ音の意味 (続き) 状態 考えられる原因 推奨処置 注記: ** — 選択した BIOS オプションは、このような一時停止モード中の緑の LED 機能を制御します。 LED とビープ音が次の状態の場合、ビープ音はシャーシのスピーカーから聞こえます。点滅とビープ音は 5 回繰り返され、その後 は点滅だけが繰り返されます。 電源 LED が赤く、1 秒間に 以下のいずれかの理由によ 1 回ずつ、2 回点滅し、その り、プロセッサの過熱防止機 後 2 秒間停止する。ビープ 能が作動しています。 音が 2 回鳴る。 ファンの動きが阻害さ ● れているか、回転して いない。 ● 注意: システムがオフの場合でも、内部コンポーネントの電源が入っ ている可能性があります。機器の損傷を防ぐため、コンポーネントを取 り外す前にワークステーションの電源コードを抜いてください。 1. ワークステーションの通気孔が塞がれていないこと、また冷却ファ ンが動いていることを確認します。 2.
表 5-3 診断ランプとビープ音の意味 (続き) 状態 考えられる原因 推奨処置 b. 内部の電源ケーブルをすべて外します。 c. AC 電源を差し込みます。 電源ファンが回転し、BIST* LED が点灯すれば、電源は機能していま す。システム ボードに問題があることが考えられます。HP のサポート まで連絡してください。 電源ファンが回転しない場合や、BIST* LED が点灯しない場合は、電源 に問題があると考えられます。HP のサポートまで連絡してください。 電源 LED が赤く、1 秒間に ビデオ用より前のメモリ エ 1 回ずつ、5 回点滅し、その ラー 後 2 秒間停止する。ビープ 音が 5 回鳴る。 電源 LED が赤く、1 秒間に ビデオ用より前のグラフィッ 1 回ずつ、6 回点滅し、その クス エラー 後 2 秒間停止する。ビープ 音が 6 回鳴る。 注意: システムがオフの場合でも、内部コンポーネントの電源が入っ ている可能性があります。機器の損傷を防ぐため、コンポーネントを取 り外す前にワークステーションの電源コードを抜いてください。 1.
表 5-3 診断ランプとビープ音の意味 (続き) 状態 考えられる原因 電源 LED が赤く、1 秒間に 無効な ROM(不正なチェッ 1 回ずつ、8 回点滅し、その クサム) 後 2 秒間停止する。ビープ 音が 8 回鳴る。 推奨処置 注意: システムがオフの場合でも、内部コンポーネントの電源が入っ ている可能性があります。機器の損傷を防ぐため、コンポーネントを取 り外す前にワークステーションの電源コードを抜いてください。 1. CMOS をクリアします。 注記: CMOS のクリアの詳細については、ご使用のワークステ ーション モデルの『Service and Technical Reference Guide』 (サ ービスおよびテクニカル リファレンス ガイド)を参照してくださ い。 2. ハード ドライブ、CD、ディスケット、または USB リムーバブル デバイス(例:HP ドライブ キー)のいずれかから SoftPaq を使 用して ROM をアップグレードします。http://www.hp.
表 5-3 診断ランプとビープ音の意味 (続き) 状態 考えられる原因 推奨処置 c.