ド ライブ 製品番号 : 419583-291 2007年1月 このガイドでは、コンピュータのハードドライブおよびオプティカル ディスク ドライブの使用方法について説明します。
目次 1 ド ラ イ ブの取 り 扱い上の注意 2 ド ラ イ ブ ラ ンプ 3 ハー ド ド ラ イ ブ デジタル加速度センサ搭載のHPモバイル データ プロテクション3D . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3–1 HPモバイル データ プロテクション3Dの状態 . . . . . . . . . . . . 3–2 HPモバイル データ プロテクション3Dソフトウェア . . . . . . 3–3 ハードドライブの交換 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 3–3 4 オプテ ィ カル ド ラ イ ブ オプティカル ディスクの使用 . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . 4–1 オプティカル ディスクの挿入 . . . . . . . . . . . . . . . . . . .
1 ド ラ イ ブの取 り 扱い上の注意 ドライブは、コンピュータ コンポーネントの中でも繊細なコンポーネン トです。そのため、注意して取り扱う必要があります。次に示す注意事 項は、すべてのドライブの取り扱い時にあてはまります。特定の手順に 関する注意事項は、操作手順の説明に含まれています。 Ä 注意 : コンピュータやドライブの損傷、または情報の損失を防ぐため、 以下の点に注意してください。 ■ コンピュータや外付けハードドライブの電源を入れたままある場 所から別の場所へ移動させるような場合は、必ず事前にスリープを 起動して画面表示が消えるまでお待ちください。 ■ ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどし て、静電気を放電します。 ■ リムーバブル ドライブまたはコンピュータのドライブ コネクタ ピ ンに触れないでください。 ■ ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり強い力を加えたりし ないでください。 ■ ドライブの着脱を行う前に、コンピュータの電源を切ります。コン ピュータの電源が切れているかハイバネーション状態なのか分か らない場合は、まずコンピュータの
ド ラ イ ブの取 り 扱い上の注意 ■ メディアへの書き込みが行われているときは、キーボードから入力 したり、コンピュータを移動したりしないでください。書き込み処 理は振動の影響を受けやすいためです。 ■ バッテリ パックのみを電源として使用している場合は、メディアに 書き込む前に、バッテリ パックが十分に充電されていることを確認 してください。 ■ 高温または多湿の場所にドライブを放置しないでください。 ■ ドライブに洗剤などの液体を垂らさないでください。また、直接液 体クリーナーなどを吹きかけないでください。 ■ ドライブ ベイからのドライブの取り外し、ドライブの持ち運び、郵 送、保管などを行う前に、ドライブからメディアを取り出します。 ■ ドライブを郵送するときは、発泡ビニール シートなどの緩衝材で適 切に梱包し、梱包箱の表面に「コワレモノ―取り扱い注意」と明記 してください。 ■ ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセ キュリティ装置には、空港の金属探知器や金属探知棒が含まれま す。空港の機内持ち込み手荷物をでチェックするベルト コンベアな どのセキ
2 ド ラ イ ブ ラ ンプ ドライブ ランプは、メイン ハードドライブまたはオプティカル ドライ ブにアクセスしているときに点滅します。コンピュータを落下させたり バッテリ電源で動作している間に移動させたりした場合、ドライブ ラン プがオレンジ色に変わります。オレンジ色は、HP モバイル データ プロ テクション3D によりハードドライブが一時的に停止していることを示 します。 ド ライブ 2–1
3 ハー ド ド ラ イ ブ デジ タ ル加速度センサ搭載のHPモバ イ ル デー タ プ ロ テ ク シ ョ ン3D デジタル加速度センサ搭載の HPモバイル データ プロテクション3D は、 次のような場合にディスク ドライブおよび入出力要求を停止すること により、お使いのディスク ドライブを保護します。 ■ バッテリ電源で動作している時にコンピュータを落下させた場合 ■ バッテリ電源で動作している時にディスプレイを閉じた状態でコン ピュータを移動した場合 これらの動作の実行後はHP モバイル データ プロテクション3Dにより、 短時間でディスク ドライブが通常の動作に戻ります。 ✎ コンピュータ内部のディスク ドライブおよびオプションのマルチベイII ハードドライブ(一部のモデルのみ)が、HP モバイル データ プロテク ション3Dにより保護されます。USBポートで接続されているディスク ド ライブや、オプションのドッキング デバイス内のディスク ドライブは保 護されません。 詳しくは、HPモバイル データ プロテクション3Dのヘルプを参照してく ださい。 ド ライブ 3–1
ハー ド ド ラ イ ブ HPモバイ ル デー タ プ ロ テ ク シ ョ ン3Dの状態 コンピュータのドライブ ランプがオレンジ色に変化して、ドライブが停 止していることを示します。モビリティ センターを使用して、ドライブ が現在保護されているかどうか、およびドライブが停止しているかどう かを確認することができます。 ■ ソフトウェアが有効の場合、緑色のチェック マークがハードドライ ブ アイコンに重なって表示されます。 ■ ソフトウェアが無効の場合、赤色のXがハードドライブ アイコンに 重なって表示されます。 ■ ドライブが停止している場合、黄色の月型マークがハードドライブ アイコンに重なって表示されます。 HP モバイル データ プロテクション 3D によりディスク ドライブを停止 された場合、コンピュータは次のような状態になります。 ■ シャットダウンができない ■ 次に示す場合を除いて、スリープまたはハイバネーションを起動で きない ✎ ■ コンピュータがバッテリ電源で動作している場合に完全なローバッテリ状 態になると、HPモバイル データ プロテクション3Dによりコンピ
ハー ド ド ラ イ ブ HPモバイ ル デー タ プ ロ テ ク シ ョ ン3Dソ フ ト ウ ェ ア HP モバイル データ プロテクション3D ソフトウェアを使用することで、 次の設定を変更できます。 ■ HPモバイル データ プロテクション3Dの有効/無効 ✎ ■ ユーザ権限によって、HPモバイル データ プロテクション3Dを有効または 無効にできない場合があります。 システム内のドライブのサポートの有無 ソフトウェアを開いて設定を変更するには、以下の手順で操作します。 1. モビリティ センターでハードドライブ アイコンをクリックして、 [HP Mobile Data Protection 3D System](HPモバイル データ プロテ クション3Dシステム)ウィンドウを開きます。 2. 適切なボタンをクリックして、設定を変更します。 3.
ハー ド ド ラ イ ブ ハードドライブを取り外すには、以下の手順で操作します。 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピュータの電源を切り、ディスプレイを閉じます。 コンピュータの電源が切れているかハイバネーション状態なのか分 からない場合は、まず電源ボタンを押してコンピュータの電源を入 れ、次にオペレーティング システムからコンピュータの電源を切り ます。 3. コンピュータに接続されている外付けデバイスをすべて取り外しま す。 4. 電源コンセントから電源コードを抜きます。 5. コンピュータを裏返します。 6. コンピュータからバッテリ パックを取り外します。 7. ハードドライブ ベイが手前になるように置き、ハードドライブ カ バーの2つのネジ1を緩めます。 8.
ハー ド ド ラ イ ブ 9. ハードドライブのネジ1を緩めます。 10. ハードドライブ タブを左方向に引いて2、ハードドライブの固定を 解除します。 11.
ハー ド ド ラ イ ブ ハードドライブを装着するには、以下の手順で操作します。 1. ハードドライブを、コンピュータの裏面にあるハードドライブ ベイ に挿入します1。 2. ハードドライブ タブを右方向に引いて2、ハードドライブを固定し ます。 3.
ハー ド ド ラ イ ブ 4. ハードドライブ カバーのタブ1を、コンピュータのくぼみに合わせ ます。 ド ライブ 5. カバーを閉じます2。 6.
4 オプテ ィ カル ド ラ イ ブ オプテ ィ カル デ ィ ス ク の使用 DVD-ROM などのオプティカル ドライブは、オプティカル ディスク (DVDおよびCD)をサポートします。これらのディスクは、情報を保管 または移動したり、動画や音楽を再生したりするために使用します。 DVDの方が、CDより大きい容量を扱うことができます。 ド ライブ 4–1
オプ テ ィ カル ド ラ イ ブ お使いのモデルによって、オプティカル ドライブでは次の表に示すよう にコンピュータから読み取りまたは書き込みができます。 オプティカル ドライブの種類 CD-ROM CD-RW への 書き込み DVD±RW/R への 書き込み DVD±RW DLへの 書き込み LightScribe CD および DVD-ROMの 読み取り DVD-ROM 可 不可 不可 不可 不可 可 可 不可 不可 不可 DVD±RW/ CD-RWマルチ ドライブ 可 可 可 不可 不可 DVD+R/RW 可 可 可 可 不可 可 可 可 可 可 または DVD±RW/Rへの ラベルの印刷 ドライブ DVD-ROM/ CD-RWコンボ ドライブ ドライブ (2層記録対応) LightScribe DVD+R/RW ドライブ (2層記録対応) ドライブによっては、コンピュータでサポートされていない場 ✎ ここに示すオプティカル 合もあります。サポートされているオプティカル ドライブが上記の一覧に記載されてい ない場合があります。
オプ テ ィ カル ド ラ イ ブ オプテ ィ カル デ ィ ス ク の挿入 1. コンピュータの電源を入れます。 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン1 を押して、メ ディア トレイが少し押し出された状態にします。 3. トレイをゆっくりと引き出します2。 4. CD または DVD の表面に触れないように端を持ち、ラベルを上にし てトレイの回転軸の上に置きます。 ✎ ✎ ド ライブ トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて回転軸に置き ます。 5. ディスクをそっと下に押して3、トレイの回転軸にはめ込みます。 6.
オプ テ ィ カル ド ラ イ ブ オプテ ィ カル デ ィ ス ク の取 り 出 し (電源使用時) コンピュータが外部電源またはバッテリ電源で動作している場合は、以 下の手順で操作します。 1. コンピュータの電源を入れます。 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン1 を押して、メ ディア トレイが少し押し出された状態になったら、トレイをゆっく りと引き出します2。 3. 回転軸をそっと押しながらディスクの端を持ち上げて、トレイから ディスクを取り出します 3。ディスクを扱うときは、表面に触れな いように端を持ってください。 ✎ 4.
オプ テ ィ カル ド ラ イ ブ オプテ ィ カル デ ィ ス ク の取 り 出 し (電源切断時) 外部電源またはバッテリ電源を利用できないときは、以下の手順で操作 します。 1. ドライブのフロント パネルにあるリリース アクセスにクリップの 端を差し込みます1。 2. クリップをそっと押して、メディア トレイが少し押し出された状態 になったら、トレイをゆっくりと引き出します2。 3. 回転軸をそっと押しながらディスクの端を持ち上げて、トレイから ディスクを取り出します 3。ディスクを扱うときは、表面に触れな いように端を持ってください。 ✎ 4.
オプ テ ィ カル ド ラ イ ブ ス リ ープまたはハイバネーシ ョ ンの防止 Ä 注意:オーディオやビデオの劣化または再生機能の損失を防ぐため、CD や DVD の読み取りまたは書き込みをしているときにスリープまたはハ イバネーションを起動しないでください。 また、情報の損失を防ぐため、CDやDVDへの書き込み時にスリープま たはハイバネーションを起動しないでください。 ドライブ メディア(CDやDVDなど)を再生中にスリープまたはハイバ ネーションを起動した場合、次のことが発生します。 ■ 再生が中断される場合があります。 ■ 再生を続行するかどうかを確認する警告メッセージが表示される場 合があります。このメッセージが表示されたら、[ いいえ] をクリッ クします。 ■ CD または DVD を再び起動して、オーディオまたはビデオの再生を 再開する必要がある場合があります。 4–6 ド ライブ
索引 H HPモバイル データ プロテクション3D 3–1 か 加速度センサ 空港のセキュリティ装置 3–1 1–2 さ スリープ、ディスクの使用中の防止 4–6 スリープ、起動 1–1 た デジタル加速度センサ 3–1 ドライブ 空港のセキュリティによる影響 1–2 ディスクの使用中のスリープおよ びハイバネーションの防止 4–6 は ハードドライブ HPモバイル データ プロテクショ ン3D 3–1 空港のセキュリティによる影響 1–2 ハードドライブ、HPモバイル データ プロテクション3D 3–1 ハイバネーション、ディスクの使用中 の防止 4–6 ド ライブ 索引–1
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