Network & Internet Communication Guide

ークおよびイターネッ ガイ www.hp.com/jp 1–3
ネッ トワ
NIC警告
一部のNICには警告メッセージの機能が備わっているため、システム管理者
はネットワークに接続されたコンピュータをリモートで監視することができ
ます。ハードウェアおよびオペレーティング システムに関する警告メッセー
ジは、オペレーティング システムをロードする前、オペレーティング システ
ムをロードしているとき、コンピュータが低電力消費モードのとき、および
電源を切るときに、ネットワーク経由で送信できます。NIC のモデルによ
て異なりますが、次の警告メッセージをそれぞれの状態のときに監視できま
す。
Q システムBIOSの停止:動作時
Q オペレーティング システムの停止:動作時
Q プロセッサが見つからない:電源投入時
Q 動作温度が許容値を超えた:動作時
Q シャーシの異常:電源投入時または動作時(システムを実行中の場合)
Q ウォッチドッグ:動作時(オペレーティング システムの停止と同じ)
Q ハートビート監視:常時
警告メッセージの機能が備わっているNICは、ASFAlert Standard Format2.0
の仕様に準拠しており、RMCPRemote Management and Control Protocol)警
告メッセージをサポートしています。ASF 1.0の仕様はセキュリティ機能が不
十分なため、この仕様に準拠しているNICではRMCP警告メッセージがサポー
トされません。
NIC警告メッセージは、お使いのNICに対応したASF 2.0エージェントをイン
ストールすると有効になり、構成されます。ASF 2.0エージェントは、
http://www.hp.com/jp/から入手できます。ASF警告メッセージは、CIMCommon
Information Model)を使用して有効にし、構成することもできます。