Troubleshooting Guide
CMOS の消去とリセット
コンピュータのコンフィギュレーション メモリ(CMOS)には、コンピュータの構成に関する情報が
保存されています。
コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティを使用した CMOS のリセッ
ト
コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティを使って CMOS をリセットすると、電源投入時
パスワードとセットアップ パスワードが消去されます。コンピュータ セットアップ(F10)ユーティ
リティを使用して CMOS をリセットするには、まず、[コンピュータ セットアップ ユーティリティ]
(Computer Setup Utilities)メニューを開きます。
[F10=Setup]メッセージが画面の右下に表示されたら、f10 キーを押します。必要であれば、enter キー
を押すと、タイトル画面をスキップできます。
注記: 画面右下に[F10=Setup]と表示されている間に f10 キーを押せなかったときは、コン
ピュータを再起動して操作をやりなおしてください。
[コンピュータ セットアップ ユーティリティ]のメイン画面から 5 つのメニュー ([ファイル](File)、
[ストレージ](Storage)、[セキュリティ](Security)、[電源](Power)、[カスタム](Advanced))を
選択できます。
CMOS を工場出荷時の値に再設定するには、日時を設定し、矢印キーまたは tab キーを使用して[ファ
イル]→[デフォルト値の変更](Default Setup)→[工場出荷時の設定をデフォルトとして復元](Restore
Factory Settings as Defaults)の順に選択します。続いて、[ファイル]メニューから[デフォルト値に
設定して終了](Apply Defaults and Exit)を選択します。この操作で、ブート シーケンスやその他の
工場出荷時の設定を含むソフトウェアの設定値がリセットされます。ただし、ハードウェアの再検出
は強制されません。
パスワードの再設定の方法について詳しくは、Documentation and Diagnostics CD に収録されている
『デスクトップ マネジメントについて』を参照してください。コンピュータ セットアップ(F10)ユー
ティリティの使用方法について詳しくは、Documentation and Diagnostics CD に収録されている『コ
ンピュータ
セットアップ(F10)ユーティリティ ガイド』を参照してください。
JAWW
CMOS の消去とリセット
71