ハードウェア リファレンス ガイド: dc7700 MT HP Compaq Business PC
© Copyright 2006 Hewlett-Packard Development Company, L.P.
このガイドについて このガイドでは、このコンピュータの機能およびハードウェアのアップグレードについて説明しま す。 警告! その指示に従わないと、人体への傷害や生命の危険を引き起こすおそれがあるという 警告事項を表します。 注意 その指示に従わないと、装置の損傷やデータの損失を引き起こすおそれがあるという注 意事項を表します。 注記 重要な補足情報です。 JAWW iii
iv このガイドについて JAWW
目次 1 コンピュータの機能 標準構成の機能 .................................................................................................................................... 1 フロント パネルの各部 ........................................................................................................................ 2 メディア カード リーダーの各部 ......................................................................................................... 3 リア パネルの各部 ...................................................................................
付録 B バッテリの交換 付録 C 外付けセキュリティ デバイス セキュリティ ロックの取り付け ........................................................................................................ 49 ケーブル ロック ................................................................................................................. 49 南京錠 ................................................................................................................................ 50 付録 D 静電気対策 静電気による損傷の防止 ......................................................................
1 コンピュータの機能 標準構成の機能 HP Compaq dc7700 MT の機能は、モデルにより異なる場合があります。お使いのコンピュータに取 り付けられているハードウェアおよびインストールされているソフトウェアの一覧を表示するには、 診断用ユーティリティを実行します(一部のコンピュータ モデルにのみ付属しています)。ユーティ リティの使用手順については、Documentation and Diagnostics CD(ドキュメンテーションおよび診 断ユーティリティ CD)に収録されている『トラブルシューティング ガイド』を参照してください。 注記 縦置き/横置き共用型コンピュータは、簡単に横置き構成に変えることができます。詳し くは、このガイドの「縦置きから横置きへの変更」を参照してください。 図 1-1 縦置き/横置き共用型コンピュータの構成 JAWW 標準構成の機能 1
フロント パネルの各部 ドライブの構成はモデルによって異なります。 表 1-1 フロント パネルの各部 1 5.25 インチ オプティカル ドライブ 8 5.25 インチ メディア カード リーダー(オプショ ン) 2 オプティカル ドライブ ランプ 9 電源ボタン 3 3.5 インチ ディスケット ドライブ(オプション) 10 電源ランプ 1 4 ディスケット ドライブ ランプ(オプション) 11 USB(Universal Serial Bus)ポート 5 ディスケット取り出しボタン(オプション) 12 ヘッドフォン コネクタ 6 ハードディスク ドライブ ランプ 13 マイク コネクタ 7 オプティカル ディスク取り出しボタン 注記 オプティカル ドライブは、CD-ROM、DVD+R/RW、または CD-RW/DVD コンボ ドライブを指しま す。 1 2 一部のモデルでは、メディア カード リーダーが外付け 3.
メディア カード リーダーの各部 メディア カード リーダーは、一部のモデルでのみ使用できるオプション デバイスです。メディア カ ード リーダー各部の位置については、下の図と表を参照してください。 表 1-2 メディア カード リーダーの各部 1 2 3 JAWW SmartMedia/xD ピクチャ カード用スロット ● 3.3V SmartMedia カード(SM) ● xD ピクチャ カード メディア カード リーダー ランプ SD/MMC+/miniSD 用スロット ● SD(Secure Digital)カード ● MiniSD ● MultiMediaCard(MMC) ● RS-MMC(Reduced Size MultiMedia Card) ● MultiMediaCard 4.0(Mobile Plus) ● MMC Mobile(Reduced Size MultiMedia Card 4.
リア パネルの各部 表 1-3 リア パネルの各部 1 電源コード コネクタ 7 パラレル コネクタ 2 PS/2 マウス コネクタ(緑色) 8 モニタ コネクタ 3 PS/2 キーボード コネクタ(紫色) 9 ラインアウト コネクタ(緑色) :このコ ネクタからは接続したオーディオ機器に 対して電力は供給されません 4 USB(Universal Serial Bus)コネクタ 10 ラインイン オーディオ コネクタ(青 色) 5 シリアル コネクタ 11 マイク コネクタ(ピンク色) 6 RJ-45 ネットワーク コネクタ 注記 装備されているコネクタの種類や数は、モデルにより異なる場合があります。 お使いのコンピュータに PCI Express グラフィックス カードが取り付けられている場合、システム ボード 上のモニタ コネクタは使用できません。 PCI グラフィックス カードが取り付けられている場合、カードのコネクタおよびシステム ボードのコネク タを同時に使用することができます。両方のコネクタを使用するには、一部の設定をコンピュータ セット アップ(
キーボード 表 1-4 キーボードの各部(日本語キーボードのキー配列は若干異なります) 1 JAWW 1 ファンクション キー この機能は、お使いのアプリケーション ソフトウェアによって異なります 2 編集キー ここには、[Insert]、[Home]、[Page Up]、[Delete]、[End]および[Page Down]の各 キーがあります 3 ステータス ランプ コンピュータおよびキーボード設定のステータスを示します(Num Lock、Caps Lock、および Scroll Lock) 4 数字キー 電卓のテンキーのように使用できます 5 矢印キー 文書ファイルやワークシート、または Web サイト内を移動するときに使用しま す。マウスを使わずにキーボードのキーを押すことによって、画面内で上下左右 に移動できます 6 [Ctrl]キー 別のキーと組み合わせて使用します。機能は、使用しているアプリケーション ソ フトウェアによって異なります 7 アプリケーション キー 1 マウスの右ボタンと同様に Microsoft Office アプリケーション内で
Windows ロゴ キーの使用 Windows ロゴ キーを他のキーと組み合わせて、Windows オペレーティング システムで利用できるさ まざまな機能を実行することができます。Windows ロゴ キーの位置については、 「キーボード」を参 照してください。 6 Windows ロゴ キー Windows の[スタート]メニューを表示または非表示にします Windows ロゴ キー+ D デスクトップを表示します Windows ロゴ キー+ M 開いているすべてのアプリケーションを最小化します Shift + Windows ロゴ キー+ M 最小化したすべてのアプリケーションを元に戻します Windows ロゴ キー+ E エクスプローラの[マイ コンピュータ]を起動します Windows ロゴ キー+ F ファイルやフォルダの検索を起動します Windows ロゴ キー+ Ctrl + F 他のコンピュータの検索を起動します Windows ロゴ キー+ F1 Windows のヘルプ画面を表示します Windows ロゴ キー+ L ネットワーク ドメインに
マウスの特殊機能 ほとんどのソフトウェア アプリケーションはマウスをサポートしていますが、マウス ボタンに割り 当てられる機能は、使用しているソフトウェア アプリケーションによって異なります。 シリアル番号の記載位置 各コンピュータのカバーの上部には、固有のシリアル番号ラベルおよび製品識別番号ラベルが貼付さ れています。HP のサポート窓口へのお問い合わせの際には、これらの番号をお手元に用意しておい てください。 図 1-2 シリアル番号および製品識別番号の記載位置 JAWW マウスの特殊機能 7
8 第 1 章 コンピュータの機能 JAWW
2 ハードウェアのアップグレード 保守機能 このコンピュータには、アップグレードおよび保守を容易にする機能が組み込まれています。この章 で説明する取り付け手順のほとんどでは、道具を使う必要がありません。 警告および注意 アップグレードを行う前に、このガイドに記載されている、該当する手順、注意、および警告を必ず よくお読みください。 警告! 感電、火傷、火災などの危険がありますので、次の点に注意してください。 作業を行う前に、電源コードを電源コンセントから抜き、本体内部の温度が十分に下がってい ることを確認してください。 電話回線のモジュラ ジャックを本体のリア パネルのネットワーク コネクタ(NIC)に接続し ないでください。 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は重要な安全機能で す。 電源コードは、製品の近くの手が届きやすい場所にあるアースされた電源コンセントに差し込 んでください。 操作する人の健康を損なわないようにするため、『快適に使用していただくために』をお読み ください。正しい作業環境の整え方や、作業をする際の姿勢、および健康上/作業上の習慣につ いて説明して
スマート カバー ロックの解除 注記 スマート カバー ロックは、一部のモデルにのみ含まれるオプションの機能です。 スマート カバー ロックはソフトウェアで制御可能なカバー ロックであり、セットアップ パスワード によって制御されます。このロックによって、承認されていないユーザによるコンピュータ内部のコ ンポーネントへの不正なアクセスを防ぐことができます。コンピュータは、スマート カバー ロック がロックされていない状態で出荷されます。スマート カバー ロックをロックする方法については、 Documentation and Diagnostics CD に収録されている『デスクトップ マネジメントについて』を参照 してください。 Smart Cover FailSafe キー スマート カバー ロックを使ってコンピュータをロックしたまま、パスワードを入力できなくなって しまった場合、コンピュータ本体のカバーを開けるには Smart Cover FailSafe キーが必要です。次の ような場合には、コンピュータ内部のコンポーネントにアクセスするために Smart Cover FailSafe キ ーが必要で
注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. Smart Cover FailSafe キーを使用して、スマート カバー ロックをシャーシに固定している 2 本 の不正防止ネジを取り外します。 図 2-1 スマート カバー ロックの不正防止ネジの取り外し 6.
コンピュータのアクセス パネルの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータと外付けデバイス の電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、すべての外付けデバイスとの接続を外します。 注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータの広い面を下にして、コンピュータを置きます。 6. アクセス パネルのハンドルを引き上げ(1)、アクセス パネルを後方へ約 1.
コンピュータのアクセス パネルの取り付け 1. コンピュータの広い面を下にして、コンピュータを置きます。 2.
フロント パネルの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータと外付けデバイス の電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、すべての外付けデバイスとの接続を外します。 注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 注意 アクセス パネルを取り外した後、DIMM ソケットの右側のシステム ボード上にあ るランプを確認します。ランプが点灯している場合は、まだシステムに電源が入っていま す。作業を進める前にコンピュータの電源を切り、電源コードを取り外します。 6.
フロント パネルの取り付け 1. フロント パネルの下部にあるヒンジと、それに対応するシャーシのスロット(1)の位置を合わ せます。 2. フロント パネルをシャーシに取り付けます(2)。 3. フロント パネルの上部にあるつまみ(3)を所定の位置に収まるまではめ込みます。 4.
ドライブ ベイ カバーの取り外し 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータと外付けデバイス の電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、すべての外付けデバイスとの接続を外します。 注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 注意 アクセス パネルを取り外した後、DIMM ソケットの右側のシステム ボード上にあ るランプを確認します。ランプが点灯している場合は、まだシステムに電源が入っていま す。作業を進める前にコンピュータの電源を切り、電源コードを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7.
メモリの増設 お使いのコンピュータは、ダブル データ レート 2 シンクロナス DRAM(DDR2-SDRAM)デュアル インライン メモリ モジュール(DIMM)を装備しています。 DIMM システム ボード上にあるメモリ ソケットには、業界標準の DIMM を 4 つまで取り付けることができ ます。これらのメモリ ソケットには、少なくとも 1 つの DIMM が標準装備されています。最大容量 のメモリ構成にするために、高性能デュアル チャネル モードでコンフィギュレーションされたメモ リを 8 GB まで増設できます。 DDR2-SDRAM DIMM システムを正常に動作させるためには、必ず以下の条件を満たす DDR2-SDRAM DIMM を使用してく ださい。 ● 業界標準の 240 ピン ● アンバッファード PC2-4300 533 MHz 準拠、PC2-5300 667 MHz 準拠、または PC2-6400 800 MHz 準拠 ● 1.
DIMM ソケットへの取り付け システム ボードには 4 つの DIMM ソケットがあり、1 つのチャネルにつき 2 つのソケットがありま す。ソケットには XMM1、XMM2、XMM3、および XMM4 の番号が付けられています。ソケット XMM1 および XMM2 はメモリ チャネル A で動作し、ソケット XMM3 および XMM4 はメモリ チャネ ル B で動作します。 図 2-7 DIMM ソケットの位置 番号 説明 ソケットの色 1 DIMM ソケット XMM1、チャネル A 黒 2 DIMM ソケット XMM2、チャネル A 白 3 DIMM ソケット XMM3、チャネル B 白 4 DIMM ソケット XMM4、チャネル B 白 取り付けられている DIMM に応じて、システムは自動的にシングル チャネル モード、デュアル チャ ネル モード、またはフレックス モードで動作します。 18 ● 1 つのチャネルの DIMM ソケットにのみ DIMM が取り付けられている場合、システムはシング ル チャネル モードで動作します。 ● チャネル A の D
つのチャネルに 1GB DIMM と 256MB DIMM を取り付け、もう 1 つのチャネルに 2 個の 512MB DIMM を取り付ける必要があります。このように構成すると、2 GB がデュアル チャネルとして 使用され、256 MB がシングル チャネルとして使用されます。 ● どのモードでも、最高動作速度はシステム内で最も動作の遅い DIMM によって決定されます。 DIMM の取り付け 注意 メモリ モジュールの取り付けまたは取り外しを行う前に、電源コードを抜いておく必要 があります。コンピュータが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどう かに関係なく、メモリ モジュールには常に電気が流れています。電気が流れている状態でメモ リ モジュールの着脱を行うと、メモリ モジュールまたはシステム ボードが完全に破損するお それがあります。 アクセス パネルを取り外した後、DIMM ソケットの右側のシステム ボード上にあるランプを確 認します。ランプが点灯している場合は、まだシステムに電源が入っています。作業を進める 前にコンピュータの電源を切り、電源コードを取り外します。 お使いのメ
7. メモリ モジュール ソケットの両方のラッチを開き(1)、メモリ モジュールをソケットに差し込 みます(2)。 図 2-8 DIMM の取り付け 注記 メモリ モジュールは、一方向にのみ取り付け可能です。メモリ モジュールのノッ チ(切り込み)をソケットのタブに合わせます。 DIMM は、黒い XMM1 ソケットに取り付ける必要があります。 最適なパフォーマンスが得られるようにするには、チャネル A とチャネル B のメモリ容 量が可能な限り同じになるように、メモリをソケットに取り付けます。詳しくは、 「DIMM ソケットへの取り付け」を参照してください。 8. モジュールをソケットに押し入れ、完全に挿入されて正しい位置に固定されていることを確認し ます。ラッチが閉じていること(3)を確認します。 9. 取り付けるすべてのモジュールに対して、手順 7 および手順 8 を繰り返します。 10. コンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 11. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 12.
拡張カードの取り外しまたは取り付け お使いのコンピュータには、最大 34 cm の長さの拡張カードを取り付けることができる、標準のフ ル ハイト PCI 拡張スロットが 2 基あります。また、PCI Express x1 拡張スロットと PCI Express x16 拡張スロットも、それぞれ 1 基ずつあります。 図 2-9 拡張スロットの位置 番号 説明 1 PCI 拡張スロット 2 PCI 拡張スロット 3 PCI Express x1 拡張スロット 4 PCI Express x16 拡張スロット 注記 モデルによってはオプションの PCI エクステンダが付属しており、システム ボードの PCI 拡張スロットを 2 基増設して合計 4 基にすることができます。 PCI Express x16 拡張スロットには、PCI Express x1、x4、x8、または x16 の拡張カードを取 り付けることができます。 拡張カードの取り外し、交換、または増設を行うには、以下の手順に従って操作します。 JAWW 1.
注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 注意 アクセス パネルを取り外した後、DIMM ソケットの右側のシステム ボード上にあ るランプを確認します。ランプが点灯している場合は、まだシステムに電源が入っていま す。作業を進める前にコンピュータの電源を切り、電源コードを取り外します。 6. システム ボード上の空いている適切な拡張ソケット、およびそれに対応するコンピュータのシ ャーシ背面にある拡張スロットの位置を確認します。 7. シャーシ内部にある 2 つの緑色のタブを下に押してから押し出し、拡張カード固定ラッチを上に 回転させます。 図 2-10 拡張スロットの固定ラッチを開く 8.
注記 取り付けられている拡張カードを取り外す前に、拡張カードに接続されているすべ てのケーブルを取り外します。 a. 拡張カードを空いているソケットに取り付ける場合は、シャーシ背面の適切な拡張スロッ ト カバーを取り外します。拡張スロット カバーを拡張スロットから引き上げます。 図 2-11 拡張スロット カバーの取り外し b.
c. PCI Express x16 カードを取り外す場合は、拡張ソケットの後部にある留め具をカードから 引き離し、コネクタがスロットから抜けるまで、カードを前後に注意深く軽く揺さぶりなが ら引き抜きます。カードを真上に持ち上げて取り外します。このとき、カードが他のコンポ ーネントと接触して傷が付かないようにしてください。 図 2-13 PCI Express x16 拡張カードの取り外し 9. 取り外したカードを、静電気の影響を受けない容器に保管します。 10.
11. 新しい拡張カードを取り付けるには、カードの端にあるブラケットをシャーシ背面のスロットに スライドさせ、カードをシステム ボードのソケットにしっかりと押し込みます。 図 2-14 拡張カードの取り付け 注記 拡張カードを取り付ける場合は、カードをしっかりと押して、コネクタ全体が拡張 カード スロットに正しく収まるようにしてください。 12. カチッという音がして所定の位置にしっかりと収まるように、拡張カード固定ラッチを閉じま す。 13. 必要に応じて、取り付けたカードに外部ケーブルを接続します。また、必要に応じて、システ ム ボードに内部ケーブルを接続します。 14. コンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 15. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 16. コンピュータのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべてロック します。 17.
ドライブの位置 図 2-15 縦置き時および横置き時のドライブの位置 1 2 1 3 つの 5.25 インチ外付けドライブ ベイ:オプション ドライブ用(図は オプティカル ドライブおよびメディア カード リーダー)1 2 1 つの 3.5 インチ外付けドライブ ベイ:オプション ドライブ用(図はデ ィスケット ドライブ)2 3 2 つの 3.5 インチ内蔵ハードディスク ドライブ ベイ HP では、これらのドライブ ベイ用のハードディスク ドライブ ブラケットを オプションで提供しています。 コンピュータの構成によっては、この位置にドライブ ベイ カバーがありま す。このスロットにドライブが装備されていない場合は、後から 3.
ドライブ ベイからのドライブの取り外し 注意 コンピュータからドライブを取り外す前に、すべてのリムーバブル メディアを取り外し ておく必要があります。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータと外付けデバイス の電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、すべての外付けデバイスとの接続を外します。 注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5.
8. ドライブをドライブ ベイから取り外すには、以下の手順で操作します。 ● 横置きのコンピュータから 5.25 インチ ドライブを取り外すには、黄色のドライブロックを 押し下げて(1)、ドライブをドライブ ベイから引き出します(2) 。 図 2-16 横置きのコンピュータからの 5.25 インチ ドライブの取り外し(図はオプティカル ドライブ) ● 縦置きのコンピュータから 3.5 インチ ドライブまたは 5.25 インチ ドライブを取り外すに は、取り外すドライブに対応する緑色のドライブロックを引き上げて(1) 、ドライブをドラ イブ ベイから引き出します(2)。 図 2-17 縦置きのコンピュータからの 3.5 インチ ドライブまたは 5.
● 内蔵 3.5 インチ ドライブ ベイからハードディスク ドライブを取り外すには、取り外すドラ イブに対応する緑色のハードディスク ドライブ ドライブロックを引き上げて(1)、ドライ ブをドライブ ベイから引き出します(2)。 図 2-18 ハードディスク ドライブの取り外し 9.
ドライブの増設 お使いのコンピュータでは、最大 5 つのドライブをさまざまな構成で取り付けることができます。 ドライブを増設する際には、以下のガイドラインに従ってください。 ● 最初に取り付けるシリアル ATA(SATA)ハードディスク ドライブは、システム ボード上で SATA0 と書かれている暗い青色の SATA コネクタに接続します。 ● 最初の SATA オプティカル ドライブは、システム ボード上で SATA1 と書かれている白色の SATA コネクタに接続します。 ● 必ず、先に暗い青色の SATA0 コネクタと白色の SATA1 コネクタに取り付け、その後で明るい 青色の SATA2 コネクタとオレンジ色の SATA3 コネクタに取り付けます。 ● 第 2 の SATA オプティカル ドライブを、オレンジ色の SATA3 コネクタに取り付けます。 ● 追加の SATA ハードディスク ドライブを、システム ボード上で次に使用可能な(何も取り付け られていない)SATA コネクタに、 SATA0、SATA1、SATA3、SATA2 の順序で接続します。 ● ディスケット ドラ
外付けドライブ ベイへの 5.25 インチ ドライブまたは 3.5 インチ ドライ ブの取り付け 注記 3.5 インチ ドライブ ベイには、ディスケット ドライブまたはメディア カード リーダー を取り付けられます。5.25 インチ ドライブ ベイには、オプティカル ドライブ(CD-ROM、 CD-R/RW、DVD-ROM、DVD+R/RW、または CD-RW/DVD コンボ ドライブ)、または 5.25 イ ンチ アダプタ キットが取り付けられているメディア カード リーダーを取り付けられます。 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータと外付けデバイス の電源をすべて切ります。 4.
7. ドライブの両側にある穴のうち下部の穴に、2 本のガイド用ネジを取り付けます(1)。 注記 オプティカル ドライブ、ディスケット ドライブ、およびメディア カード リーダー にはガイド用 M3 メートル式ネジ(ミリネジ)を使用します。予備のミリネジは、アクセ ス パネルの下のディスケット ドライブ ブラケットに 8 本付属しています。ミリネジの色 は黒です。 図 2-19 縦置き時(上)および横置き時(下)のコンピュータでの 5.25 インチ ドライブの取り 付け 8. ドライブをロックされるまでドライブ ケージの前面にスライドさせて(2)、ドライブ ベイに取 り付けます。ドライブが所定の位置に収まると、ドライブロック機能によって自動的に固定され ます。 注意 一番下の 5.
9. 電源ケーブル(1)とデータ ケーブル(2)を、オプティカル ドライブまたはディスケット ドラ イブの背面に接続します。 図 2-20 ドライブ ケーブルの接続(図はオプティカル ドライブ) 10. 新しいドライブを取り付ける場合は、データ ケーブルのもう一方の端を、適切なシステム ボー ド コネクタに接続します。 注記 SATA オプティカル ドライブを取り付ける場合、1 つ目のオプティカル ドライブ は、システム ボード上の SATA1 と書かれている白色の SATA コネクタに接続します。2 つ目のオプティカル ドライブは、SATA3 と書かれているオレンジ色の SATA コネクタに 接続します。 ディスケット ドライブを取り付ける場合は、システム ボード上の FLOPPY P10 と書かれ ているコネクタに接続します。 メディア カード リーダーを取り付ける場合は、メディア カード リーダーに付属する PCI カードを取り付けて、メディア カード リーダーから PCI カードの USB コネクタに USB ケーブルを接続します。 11.
内蔵ドライブ ベイへの 3.5 インチ SATA ハードディスク ドライブの取 り付け 注記 ハードディスク ドライブを取り外すときは、新しいハードディスク ドライブにデータ を移動できるように、必ず事前にドライブ内のデータをバックアップしておいてください。ま た、メイン ハードディスク ドライブを交換する場合は、コンピュータを最初にセットアップ するときに作成した Restore Plus! CD セットを使用して、オペレーティング システムとソフ トウェア ドライバ、およびコンピュータにプリインストールされていたその他のソフトウェ ア アプリケーションを復元する必要があります。この CD セットがない場合は、ここで作成し ます。詳しくは、Windows の[スタート]メニューから『HP Backup and Recovery Manager ユ ーザ ガイド』を参照してください。参照しやすいようにガイドを印刷することもできます。 このシステムは、パラレル ATA(PATA)ハードディスク ドライブをサポートしていません。 3.
7. ドライブ ケージにロックされるまで、ハードディスク ドライブを下方向にスライドさせます。 ドライブが所定の位置に収まると、ドライブロック機能によって自動的に固定されます。 図 2-22 ハードディスク ドライブ ベイへのハードディスク ドライブの取り付け 注意 ドライブ ケージ内でガイド用ネジがガイド用スロットとかみ合っていることを確 認します。ドライブを取り付ける際に強く力を加えすぎると、ドライブが破損することが あります。 8. 電源ケーブル(1)とデータ ケーブル(2)を、ハードディスク ドライブの背面に接続します。 図 2-23 SATA ハードディスク ドライブへの電源ケーブルおよびデータ ケーブルの接続 9.
10. コンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 11. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 12. コンピュータのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべてロック します。 13.
縦置きから横置きへの変更 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータと外付けデバイス の電源をすべて切ります。 4. 電源コードを電源コンセントから抜き、すべての外付けデバイスとの接続を外します。 注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 注意 アクセス パネルを取り外した後、DIMM ソケットの右側のシステム ボード上にあ るランプを確認します。ランプが点灯している場合は、まだシステムに電源が入っていま す。作業を進める前にコンピュータの電源を切り、電源コードを取り外します。 6. フロント パネルを取り外します。 7. 5.
9. ドライブをシャーシに取り付けなおす前に、取り付けるドライブが内蔵の 3.5 インチ ドライブに 対して垂直になるようにしてください。ドライブの底面が緑色のラッチ ドライブ ブラケットと 平行になっている必要があります。 図 2-25 横置き時のドライブの取り付け 10. 空いているドライブ ベイのうちで一番上のベイにドライブをゆっくりとスライドさせて、所定 の位置に収まるまで挿入します。ドライブが正しく挿入されると、ドライブロックにより固定さ れます。それぞれのドライブに対して、この手順を繰り返します。 注意 一番下の 5.25 インチ ドライブ ベイは、上部の 2 つのベイより奥行きが短くなって います。一番下のベイは、ドライブの背面に接続するケーブルを含めた奥行きが 17 cm 以 下のドライブに対応しています。それより大きいドライブ(オプティカル ドライブな ど)を一番下のベイに無理に押し込まないでください。無理に押し込むと、ドライブおよ びシステム ボードが破損するおそれがあります。ドライブを取り付ける際に強く力を加 えすぎると、ドライブが破損することがあります。 11.
14. ロゴがサブパネルの下部に配置されるようにサブパネルを 90°回転させて、フロント パネル内 の元の位置にはめ込みます。 図 2-26 縦置きから横置きへの変更 15. フロント パネルおよびコンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 16. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 17. コンピュータのアクセス パネルを取り外すときに外したセキュリティ デバイスをすべてロック します。 横置きから縦置きへの変更 1. コンピュータが開かれないよう保護しているセキュリティ デバイスをすべて取り外します。 2. ディスケットや CD などのすべてのリムーバブル メディアをコンピュータから取り出します。 3. オペレーティング システムを適切な手順でシャットダウンし、コンピュータと外付けデバイス の電源をすべて切ります。 4.
8. 5.25 インチ ドライブ ベイからドライブを取り外すには、下の図のように、短い黄色のドライブ ロックを押し下げます。ドライブロックを押しながら、ドライブ ベイからドライブを引き出し ます。 図 2-27 ドライブ ベイからの 5.25 インチ ドライブの取り外し(横置き時) 9. ドライブをシャーシに取り付けなおす前に、取り付けるドライブが内蔵の 3.5 インチのドライブ と同じ向きになるようにしてください。ドライブの底面が黄色のドライブロックと平行になって いる必要があります。 図 2-28 縦置き時のドライブの取り付け 10. 空いているドライブ ベイのうちで一番上のベイにドライブをゆっくりとスライドさせて、所定 の位置に収まるまで挿入します。ドライブが正しく挿入されると、ドライブロックにより固定さ れます。それぞれのドライブに対して、この手順を繰り返します。 注意 一番下の 5.
注意 サブパネルは、まっすぐな状態を保ったままフロント パネルから取り外してくだ さい。サブパネルを引き出すときに傾けると、サブパネルをフロント パネルに取り付け るためのピンが破損することがあります。 13. サブパネル内のドライブ カバーを、縦置き構成に合わせて正しい向きに取り付けなおします。 14. ロゴがサブパネルの下部に配置されるようにサブパネルを 90°回転させて、フロント パネル内 の元の位置にはめ込みます。 図 2-29 横置きから縦置きへの変更 15. フロント パネルおよびコンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 16. 電源コードを接続しなおして、コンピュータの電源を入れます。 17.
42 第 2 章 ハードウェアのアップグレード JAWW
A 仕様 寸法(横置き時) 高さ 6.6 インチ 16.7 cm 幅 17.7 インチ 44.8 cm 奥行き(コンピュータにポート セキュリティ ブラケットが装 17.8 インチ 備されている場合、奥行きは増加します) 45.2 cm 寸法(縦置き時) 高さ 17.7 インチ 44.8 cm 幅 6.6 インチ 16.7 cm 奥行き(コンピュータにポート セキュリティ ブラケットが装 17.8 インチ 備されている場合、奥行きは増加します) 45.2 cm 質量(概算) 35 ポンド 15.9 kg 最大荷重(横置き時のみ) 100 ポンド 45.5 kg 動作時 50°~ 95°F 10°~ 35°C 非動作時 -22°~ 140°F -30°~ 60°C 動作時 10 ~ 90% 10 ~ 90% 非動作時(38.
1 44 定格電圧範囲 100 ~ 240 VAC 100 ~ 240 VAC 周波数 50/60 Hz 50/60 Hz 電源出力 365 W 365 W 定格入力電流(最大)1 6A(100 VAC の場合) 3 A(200 VAC の場合) このシステムは、電圧自動補正電源を採用しています。この機能により、欧州連合加盟国でこのシステムを使用 する場合の CE マークの要件を満たしています。また、電圧自動補正電源により電圧選択スイッチが不要なた め、スイッチは搭載されていません。 付録 A 仕様 JAWW
B バッテリの交換 お使いのコンピュータに付属のバッテリは、リアルタイム クロックに電力を供給するためのもので す。バッテリは消耗品です。バッテリを交換するときは、コンピュータに最初に取り付けられていた バッテリと同等のバッテリを使用してください。コンピュータに付属しているバッテリは、3 V のボ タン型リチウム バッテリです。 警告! お使いのコンピュータには、二酸化マンガン リチウム バッテリが内蔵されていま す。バッテリの取り扱いを誤ると、火災や火傷などの危険があります。怪我することがないよ うに、次の点に注意してください。 バッテリを充電しないでください。 バッテリを 60℃を超える場所に放置しないでください。 バッテリを分解したり、つぶしたり、ショートさせたり、火中や水に投じたりしないでくださ い。 交換用のバッテリは、必ず HP が指定したものを使用してください。 注意 バッテリを交換する前に、コンピュータの CMOS 設定のバックアップを作成してくだ さい。バッテリが取り出されたり交換されたりするときに、CMOS 設定がクリアされます。 CMOS 設定のバックアップ作成については、Docum
注意 システムが電源コンセントに接続されている場合、電源が入っているかどうかに関 係なく、システム ボードには常に電気が流れています。コンピュータの内部部品の損傷 を防ぐため、必ず電源コードを抜いてください。 5. コンピュータのアクセス パネルを取り外します。 注意 アクセス パネルを取り外した後、DIMM ソケットの右側のシステム ボード上にあ るランプを確認します。ランプが点灯している場合は、まだシステムに電源が入っていま す。作業を進める前にコンピュータの電源を切り、電源コードを取り外します。 6. システム ボード上のバッテリおよびバッテリ ホルダの位置を確認します。 注記 一部のモデルのコンピュータでは、バッテリを交換する時に、内部部品を取り外す 必要があります。 7. システム ボード上のバッテリ ホルダのタイプに応じて、以下の手順に従ってバッテリを交換し ます。 タイプ 1 a. バッテリをホルダから持ち上げて外します。 図 B-1 ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 1) b.
b. 新しいバッテリを装着するには、交換するバッテリを、「+」と書かれている面を上にして ホルダにスライドさせて装着します。バッテリの一方の端が留め具の下に収まるまで、もう 一方の端を押し下げます(2) 。 図 B-2 ボタン型バッテリの取り出しと装着(タイプ 2) タイプ 3 a. バッテリを固定しているクリップを後方に引いて(1)、バッテリを取り出します(2) 。 b. 新しいバッテリを挿入し、クリップを元の位置に戻します。 図 B-3 ボタン型バッテリの取り出し(タイプ 3) 注記 バッテリの交換後、以下の手順で操作すると交換作業は完了です。 8. コンピュータのアクセス パネルを取り付けなおします。 9. 電源ケーブルを元のとおりに接続し、コンピュータの電源を入れます。 10.
CD に収録されている『コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ ガイド』を参照して ください。 11.
C 外付けセキュリティ デバイス 注記 データ セキュリティ機能について詳しくは、Documentation and Diagnostics CD に収録 されている『コンピュータ セットアップ(F10)ユーティリティ ガイド』と『デスクトップ マネジメントについて』を参照してください。また、一部のモデルでは http://www.hp.
南京錠 図 C-2 コンピュータの施錠 50 付録 C 外付けセキュリティ デバイス JAWW
D 静電気対策 人間の指などの導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなど静電気に弱いデバイスが損 傷する可能性があります。このような損傷により、デバイスの耐用年数が短くなることがあります。 静電気による損傷の防止 静電気による損傷を防ぐには、以下のことを守ってください。 ● 運搬や保管の際は、静電気防止用のケースに入れ、手で直接触れることは避けます。 ● 静電気に弱い部品は、静電気防止措置のなされている作業台に置くまでは、専用のケースに入れ たままにしておきます。 ● 部品をケースから取り出す前に、まずケースごとアースされている面に置きます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。 ● 静電気に弱い部品に触れるときには、常に自分の身体に対して適切なアースを行います。 アースの方法 アースにはいくつかの方法があります。静電気に弱い部品を取り扱うときには、以下のうち 1 つ以上 の方法でアースを行ってください。 ● すでにアースされているコンピュータのシャーシにアース バンドをつなぎます。アース バンド は柔軟な帯状のもので、アース コード内の抵抗は、1M
52 付録 D 静電気対策 JAWW
E コンピュータ操作のガイドラインおよび 手入れと運搬時の注意 コンピュータ操作のガイドラインおよび手入れに関する注意 コンピュータおよびモニタのセットアップや手入れを適切に行えるよう、以下のことを守ってくださ い。 JAWW ● 湿度の高い所や、直射日光の当たる場所、または極端に温度が高い場所や低い場所には置かない でください。 ● コンピュータは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。また、通気が確 保されるよう、コンピュータの通気孔のある面とモニタの上部に、少なくとも 10.
オプティカル ドライブの使用上の注意 オプティカル ドライブの操作や手入れは、次の項目に注意して行ってください。 操作および取り扱いに関する注意 ● 操作中はドライブを動かさないでください。データ読み取り中にドライブを動かすと誤動作する ことがあります。 ● 急に温度が変化するとドライブ内に結露することがあるので気をつけてください。ドライブの電 源が入っているときに急な温度変化があったときは、1 時間以上待ってから電源を切ってくださ い。すぐに操作すると、誤動作が起きることがあります。 ● ドライブは高温多湿、直射日光が当たる場所、または機械の振動がある所には置かないでくださ い。 クリーニングの際の注意 ● フロント パネルやスイッチ類が汚れたら、水で軽く湿らせた柔らかい布で拭いてください。決 して、クリーニング液を直接スプレーしないでください。 ● アルコールやベンジンなど、揮発性の液体を使用しないでください。変色や、変質の原因となり ます。 安全にお使いいただくためのご注意 ドライブの中に異物や液体が入ってしまった場合は、直ちにコンピュータの電源を切り、電源コード を電源コンセント
索引 D DIMM.
ドライブ ベイからドライブ を 27 バッテリ 45 フロント パネル 14 メディア カード リーダー 27 ね ネットワーク コネクタ 4 は ハードディスク ドライブ ソフトウェアの復元 36 取り付け 34 取り外し 27 バックアップとリカバリ 36 バッテリの交換 45 パラレル コネクタ 4 ら ラインアウト コネクタ 4 ラインイン コネクタ 4 り リア パネルの各部 4 ろ ロック ケーブル ロック 49 スマート カバー ロック 南京錠 50 10 ふ フロント パネルの各部 2 フロント パネル ドライブ ベイ カバーの取り外 し 16 取り付け 15 取り外し 14 へ ヘッドフォン コネクタ ま マイク コネクタ マウス コネクタ 4 特殊機能 7 2 2, 4 め メディア カード リーダー 機能 3 取り付け 31 取り外し 27 メモリ 仕様 17 ソケットへの取り付け 18 取り付け 17 も モニタ コネクタ 4 よ 横置きへの変更 37 56 索引 JAWW