Network and Internet Communication Guide (August 2006)

注記 Wake-On-LAN 機能について詳しくは、『リモート マネージメント管理者ガイド』を参
照してください。『リモート マネージメント管理者ガイド』はリモー マネジメント セットア
ップ ユーティリティに含まれており、
http://www.hp.com/jp/からダウンロードできます。
ネットワーク ステータス ランプの動作
一部のイーサネット ネットワーク インタフェー コントローラには、次のネットワーク ステータ
ランプがあります。
LNKLink)ランプは、アクティブなネットワークにシステムが物理的に接続しているときに点
灯します。
ACTActivity)ランプは、コンピュータがネットワーク通信を検出したときに点滅します。頻繁
に通信しているネットワークに接続している場合は、ほぼ点灯したままの状態が続きます。
動作速度(Operating Speed)ランプは、1000 Mbps 回線また 100 Mbps 線が動作している
場合に点灯します。ランプの色は動作速度を示します。
NIC の種類によっては、ネットワーク ステータス ランプが 2 つしかないことがあります。この場合
は、ネットワークが接続している状態(点灯)とネットワークが通信中の状態(点滅)を 1 つのラン
プで示します。もう 1 つのランプは、1000 Mbps 回線または 100 Mbps 回線が動作している場合に点
灯します。統合型 NIC では、NIC コネクタに次の 2 つのネットワーク ステータ ランプがあります。
LNKLink/ACTActivity)ランプ:ネットワークに物理的に接続しているときは緑色に点灯
し、ネットワーク通信は点滅で示します。
動作速度(Operating Speed)ランプ:1000 Mbps 回線が動作しているときは緑色、100 Mbps
回線が動作しているときは黄色に点灯し、10 Mbps 回線が動作しているときは消灯します。
802.3u/802.3ab オートネゴシエーション機能の停止
NIC のオートネゴシエーション機能は、接続されているネットワークの最高データ転送速度と二重通
信機能を自動的に検出して、最も一般的な組み合わせでコンピュータの設定を調節する機能です。コ
ンピュータは、ネットワーク回線が正しく接続されるたび、また NIC ドライバがロードされたとき
に、オートネゴシエーションを開始します。
また、データ転送速度の検出の他に、コンピュータは全二重通信がサポートされているかどうかも検
出します。全二重通信では、データの送受信を同時に行うことができますが、半二重通信では、デー
タの送受信を同時には行えません。
注記 リン パートナ ポートの設定は、NIC の設定と一致している必要があります。NIC
オートネゴシエーション機能が設定されている場合、リンク パートナでもオートネゴシエーシ
ョン機能を設定する必要があります。NIC で特定の速度や二重通信が設定されている場合、ス
イッチ ポートでも同じ速度や二重通信を設定する必要があります。
必要に応じて、オートネゴシエーション機能を停止させ、特定の通信モードに設定することもできま
す。通信モードを設定するには、次の手順で操作します。
Windows XP 場合:
1.
[スタート][コントロー パネル]の順に選択します。
2.
[ネットワーク接続]をダブルクリックします。
4
1 ネットワーク通信
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