ドライブ ユーザ ガイド
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目次 1 ドライブの取り扱い 2 オプティカル ドライブの使用(一部のモデルのみ) 取り付けられているオプティカル ドライブの確認 ............................................................................. 2 オプティカル ディスク(CD および DVD)の使用 ............................................................................. 3 正しいディスクの選択 ......................................................................................................................... 4 CD-R ディスク .................................................................................................................
オプティカル ディスク トレイが開かず、CD または DVD を取り出せない場合 .............................. 30 コンピュータがオプティカル ドライブを検出しない場合 ................................................................ 30 ディスクが再生できない場合 ............................................................................................................. 32 ディスクが自動再生されない場合 ..................................................................................................... 33 ディスクへの書き込み処理が行われない、または完了する前に終了してしまう場合 ...................... 34 デバイス ドライバを再インストールする必要がある場合 ...
1 ドライブの取り扱い ドライブは壊れやすいコンピュータ部品ですので、取り扱いには注意が必要です。ドライブの取り扱 いについては、以下の注意事項を参照してください。必要に応じて、追加の注意事項および関連手順 を示します。 注意: さい。 コンピュータやドライブの損傷、またはデータの損失を防ぐため、以下の点に注意してくだ 外付けハードドライブに接続したコンピュータをある場所から別の場所へ移動させるような場合は、 事前にスリープを開始して画面表示が消えるまで待つか、外付けハードドライブを適切に取り外して ください。 ドライブを取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電してください。 リムーバブル ドライブまたはコンピュータのコネクタ ピンに触れないでください。 ドライブは慎重に取り扱い、絶対に落としたり上に物を置いたりしないでください。 ドライブの着脱を行う前に、コンピュータの電源を切ります。コンピュータの電源が切れているの か、スリープ状態か、またはハイバネーション状態なのかわからない場合は、まずコンピュータの電 源を入れ、次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウ
2 オプティカル ドライブの使用(一部のモ デルのみ) お使いのコンピュータには、コンピュータの機能を拡張するオプティカル ドライブが搭載されていま す。コンピュータに取り付けられているドライブの種類およびその機能を確認してください。オプ ティカル ドライブを使用すると、データ ディスクを読み取ったり、音楽や動画を再生したりできま す。 取り付けられているオプティカル ドライブの確認 ▲ [スタート]→[コンピュータ]の順に選択します。 お使いのコンピュータにインストールされているオプティカル ドライブを含むすべてのデバイスの一 覧が表示されます。以下のどちらかの種類のドライブが含まれている可能性があります。 ● DVD-ROM ドライブ ● DVD±RW スーパーマルチ 2 層記録対応(DL)ドライブ 注記: 2 層記録対応(DL)ディスクには、1 層式のディスクより多くのデータを保存できま す。ただし、このドライブで作成された 2 層記録対応ディスクは、多くの既存の 1 層式 DVD ド ライブおよびプレーヤに対応していない可能性があります。 注記: 2 コンピュータによっては、上記
オプティカル ディスク(CD および DVD)の使用 DVD-ROM ドライブなどのオプティカル ドライブは、オプティカル ディスク(CD および DVD)に 対応しています。これらのディスクは、音楽、写真、動画などの情報を保存します。DVD の方が、 CD より大きい容量を扱うことができます。 オプティカル ドライブでは、標準的な CD や DVD のディスクの読み取りができます。 注記: ここに示すオプティカル ドライブによっては、お使いのコンピュータでサポートされていな い場合もあります。サポートされているオプティカル ドライブすべてが上記の一覧に記載されている わけではありません。 以下の表に示すように、一部のオプティカル ドライブでは、オプティカル ディスクへの書き込みも できます。 オプティカル ドライブ CD-RW への書き込み の種類 DVD*への書き込み LightScribe CD また は DVD へのラベルの 書き込み BD-R/RE への書き込み DVD-ROM ドライブ 可 不可 不可 不可 DVD±RW スーパーマ ルチ DL ドライブ 可 可 不可 不
正しいディスクの選択 オプティカル ドライブは、オプティカル ディスク(CD および DVD)に対応しています。CD はデジ タル データの保存に使用されますが、商業用のオーディオ録音にも使用されています。また、データ の保管先として個人的にも使用できます。DVD は、主に動画やソフトウェア、データのバックアップ のために使用します。DVD のフォーム ファクタは CD と同じですが、容量は CD の 8 倍以上ありま す。 注記: お使いのコンピュータのオプティカル ドライブによっては、この項目で説明されている一部 のオプティカル ディスクに対応していない場合もあります。 CD-R ディスク CD-R(追記型)ディスクを使用して永続的なアーカイブを作成し、誰とでもファイルを共有できま す。一般的な用途は以下のとおりです。 ● 大きなプレゼンテーションの配布 ● スキャンしたデジタル写真、ビデオ クリップ、および書き込みデータの共有 ● 独自の音楽 CD の作成 ● コンピュータのファイルやスキャンした家庭内の記録を永続的なアーカイブとして保存 ● ファイルを移動してハードドライブを解放し
CD または DVD の再生 1. コンピュータの電源を入れます。 2. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押して、ディスク トレイが少し押し 出された状態にします。 3. トレイを引き出します(2) 。 4. ディスクは平らな表面に触れないように縁を持ち、ディスクのラベル面を上にしてトレイの回転 軸の上に置きます。 注記: ディスク トレイが完全に開かない場合は、ディスクを注意深く傾けて回転軸の上に置 いてください。 5. 確実に収まるまで、ディスクをゆっくり押し下げます(3) 。 6.
自動再生の設定 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[CD または他のメディアの自動再生]の順に選択します。 2. [すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う]チェック ボックスにチェックが入っていること を確認します。 3. [既定を選択する]をクリックし、一覧に表示されている各メディアの種類に対し使用可能なオプ ションのどれかを選択します。 注記: 4.
DVD 地域設定の変更 著作権で保護されたファイルを使用する多くの DVD には地域コードがあります。地域コードによっ て著作権は国際的に保護されます。 DVD の地域コードが、お使いの DVD ドライブの地域設定と一致する場合にのみ、その地域コードが 含まれている DVD を再生できます。 注意: DVD ドライブの地域設定は、5 回までしか変更できません。 5 回目に選択した地域設定が、DVD ドライブの最終的な地域設定になります。 ドライブで地域設定を変更できる残りの回数が[DVD 地域]タブに表示されます。 オペレーティング システムで設定を変更するには、以下の手順で操作します。 1. [スタート]→[コンピュータ]→[システムのプロパティ]の順に選択します。 2.
著作権に関する警告 コンピュータ プログラム、映画や映像、放送内容、録音内容など、著作権によって保護されたものを 許可なしにコピーすることは、著作権法に違反する行為です。コンピュータをそのような目的に使用 しないでください。 注意: 情報の損失やディスクの破損を防ぐため、以下の指示に従ってください。 ディスクに書き込む前に、コンピュータを安定した外部電源に接続してください。バッテリ電源で動 作しているコンピュータでディスクに書き込まないでください。 ディスクに書き込む前に、使用するディスク ソフトウェア以外で開いているすべてのプログラムを閉 じます。 コピー元のディスクからコピー先のディスクへ、またはネットワーク ドライブからコピー先のディス クへ直接コピーしないでください。 ディスクへの書き込みが行われている間は、コンピュータのキーボードを使用したり、コンピュータ を移動したりしないでください。書き込み処理は振動の影響を受けやすい動作です。 注記: コンピュータに付属しているソフトウェアの使用について詳しくは、ソフトウェアの製造元 の説明書を参照してください。これらの説明書はソフトウェアに含まれていたり
CD または DVD のコピー 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[Roxio](ロキシオ)→[Creator Business](クリエイタ ビ ジネス)の順に選択します。 2. 右側のパネルで、[ディスクのコピー]をクリックします。 3. コピーするディスクをオプティカル ドライブに挿入します。 4. 画面右下の[コピー]をクリックします。 コピー元のディスクが読み取られ、そのデータがハードドライブの一時フォルダにコピーされま す。 5.
CD および DVD の作成または「書き込み」 注意: 著作権に関する警告に従ってください。コンピュータ プログラム、映画や映像、放送内容、 録音内容などの著作権によって保護されたものを許可なしにコピーすることは、著作権法に違反する 行為です。コンピュータをそのような目的に使用しないでください。 お使いのコンピュータに DVD±RW のオプティカル ドライブが搭載されている場合は、[Windows Media Player]または[Roxio Creator Business]などのソフトウェアを使用して、MP3 や WAV 音楽ファ イルなどのデータやオーディオ ファイルを書き込むことができます。動画ファイルを CD または DVD に書き込むには、[Windows Movie Maker]を使用します。 CD または DVD に書き込むときは、以下のガイドラインを参考にしてください。 ● ディスクに書き込む前に、開いているファイルをすべて終了し、すべてのプログラムを閉じま す。 ● CD-R や DVD-R は、情報をコピーした後は変更できないため、通常はオーディオ ファイルの書 き込みに最適です。
オプティカル ディスク(CD または DVD)の取り出し 1. ドライブのフロント パネルにあるリリース ボタン(1)を押してディスク トレイを開き、トレ イをゆっくりと完全に引き出します(2) 。 2. 回転軸をそっと押しながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3) 。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 3.
3 外付けドライブの使用 外付けのリムーバブル ドライブを使用すると、情報を保存したり、情報にアクセスしたりできる場所 が拡大されます。USB ドライブを追加するには、コンピュータの USB コネクタまたはオプションの ドッキング デバイスに接続します。 USB ドライブには、以下のような種類があります。 ● 1.44 MB フロッピーディスク ドライブ ● ハードドライブ モジュール(アダプタが装備されているハードドライブ) ● DVD-ROM ドライブ ● DVD-ROM/CD-RW コンボ ドライブ ● DVD+RW および CD-RW コンボ ドライブ ● DVD±RW および CD-RW コンボ ドライブ 注記: 必要なソフトウェアやドライバ、および使用するコンピュータのコネクタの種類について詳 しくは、デバイスに付属の説明書を参照してください。 外付けドライブをコンピュータに接続するには、以下の手順で操作します。 注意: 装置が損傷することを防ぐため、別電源が必要なドライブを接続するときは、ドライブの電 源コードを差し込んでいないことを確認してください。 1.
4 [HP 3D DriveGuard]の使用 [HP 3D DriveGuard]は、次のどちらかの場合にドライブおよび入出力要求を停止することによって、 ハードドライブを保護します。 ● バッテリ電源で動作している時にコンピュータを落下させた場合 ● バッテリ電源で動作している時にディスプレイを閉じた状態でコンピュータを移動した場合 これらの動作の実行後は[HP 3D DriveGuard]によって、短時間でハードドライブが通常の動作に戻り ます。 注記: オプションのドッキング デバイス内に装着されているハードドライブや USB コネクタで接 続されているハードドライブは、[HP 3D DriveGuard]では保護されません。 ソリッドステート ドライブには回転部品が含まれないため、[HP 3D DriveGuard]で保護する必要はあ りません。 詳しくは、[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 13
[HP 3D DriveGuard]の状態の確認 コンピュータのドライブ ランプがオレンジ色に変化して、ディスク ドライブが停止していることを 示します。ドライブが現在保護されているかどうか、およびドライブが停止しているかを確認するに は、[スタート]→[コントロール パネル]→[モバイル コンピュータ]→[Windows モビリティ センター] の順に選択します。 ● ソフトウェアが有効の場合、緑色のチェック マークがハードドライブ アイコンに重なって表示 されます。 ● ソフトウェアが無効の場合、赤色の X がハードドライブ アイコンに重なって表示されます。 ● ドライブが停止している場合、黄色の月型マークがハードドライブ アイコンに重なって表示さ れます。 注記: モビリティセンターのアイコンは、ドライブの最新の状態を示していない場合があります。 状態が変更されたらすぐに表示に反映されるようにするには、通知領域のアイコンを有効にする必要 があります。 通知領域のアイコンを有効にするには、以下の手順で操作します。 1.
[HP 3D DriveGuard]ソフトウェアの使用 [HP 3D DriveGuard]ソフトウェアを使用することで、次のことが行えます。 ● [HP 3D DriveGuard]の有効/無効を設定する。 注記: [HP 3D DriveGuard]の有効または無効への切り替えが許可されているかどうかは、ユー ザの権限によって異なります。なお、Administrator グループのメンバは Administrator 以外のユー ザの権限を変更できます。 ● システムのドライブがサポートされているかどうかを確認する。 ソフトウェアを起動して設定を変更するには、以下の手順で操作します。 1. モビリティ センターでハードドライブ アイコンをクリックして、[HP 3D DriveGuard]ウィンド ウを開きます。 または [スタート]→[コントロール パネル]→[ハードウェアとサウンド]→[HP 3D DriveGuard]の順に選 択します。 2. 適切なボタンをクリックして設定を変更します。 3.
5 ハードドライブ パフォーマンスの向上 ディスク デフラグの使用 コンピュータを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。ディス ク デフラグを行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダを集めてより効率よく作業 を実行できるようになります。 ディスク デフラグをいったん開始すると、動作中に操作する必要はありません。ハードドライブのサ イズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。そのため、 夜間やコンピュータにアクセスする必要のない時間帯に実行することをおすすめします。 少なくとも 1 か月に 1 度、ハードドライブのデフラグを行うことをおすすめします。ディスク デフラ グは 1 か月に 1 度実行するように設定できますが、手動でいつでもコンピュータのデフラグを実行で きます。 ディスク デフラグを実行するには、以下の手順で操作します。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[アクセサリ]→[システム ツール]→[ディスク デフラグ]の順 に選択します。 2.
6 ハードドライブの交換 お使いのコンピュータには、1.8 インチまたは 2.
1.8 インチのハードドライブの交換 1.8 インチ ハードドライブを取り外すには、以下の手順で操作します。 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピュータをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 3. コンピュータに接続されている外付けハードウェア デバイスをすべて取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜き、コンピュータの電源コネクタから AC アダプタを取り外 します。 5. コンピュータのハードドライブ ベイが手前を向くようにしてコンピュータを裏返し、安定した 平らな場所に置きます。 6. コンピュータからバッテリを取り外します。 7. ハードドライブ カバーの 2 つのネジ(1)を緩めます。 8. ハードドライブ カバーを持ち上げて(2)、コンピュータから取り外します。 9. ハードドライブの取り付けブラケットの 2 つのネジ(1)を外します。 10.
11. ハードドライブの固定ネジ(3)を外します。 12. ハードドライブを傾けてハードドライブ ベイから外します(1)。 13. ハードドライブ ベイからハードドライブを取り出します(2)。 1.
14. ハードドライブからハードドライブ ケーブルを静かに抜きます。 1.8 インチのハードドライブを取り付けるには、以下の手順で操作します。 20 1. ハードドライブ ケーブル コネクタにハードドライブ ケーブルを差し込んで、しっかり装着され るまでケーブルを静かに押し込みます。 2.
3. ハードドライブがしっかりと固定されるまで下方向に押し込みます(2)。 4. ハードドライブの取り付けブラケットを元どおりに取り付けます(1)。 5. ハードドライブの取り付けブラケットのネジ(2)を元どおりに取り付けます。 6. ハードドライブの固定ネジ(3)を元どおりに取り付けます。 7. ハードドライブ カバーのタブを、コンピュータのくぼみに合わせます(1)。 8. カバーを元どおりに取り付けます(2) 。 1.
9. ハードドライブ カバーのネジ(3)を締めます。 10. バッテリを取り付けなおします。 11. コンピュータのカバーを上にして置き、外部電源と外付けデバイスを接続しなおします。 12.
2.5 インチのハードドライブの交換 2.5 インチのハードドライブを交換するには、以下の手順で操作します。 1. 必要なデータを保存します。 2. コンピュータをシャットダウンし、ディスプレイを閉じます。 3. コンピュータに接続されている外付けハードウェア デバイスをすべて取り外します。 4. 電源コンセントから電源コードを抜き、コンピュータの電源コネクタから AC アダプタを取り外 します。 5. コンピュータのハードドライブ ベイが手前を向くようにしてコンピュータを裏返し、安定した 平らな場所に置きます。 6. すべてのバッテリをコンピュータから取り外します。 7. 6 つのキーボードのネジを取り外します。 8. ハードドライブの 4 つのネジを取り外します。 9. コンピュータのカバーを上にして置き、ディスプレイを開きます。 2.
10. スイッチ カバーを右方向に慎重にスライドさせて(1)スイッチ カバーのフックを外し、スイッ チ カバーをキーボードから持ち上げます(2)。 11.
12. USB ケーブルを USB コネクタからそっと外します。 13. ハードドライブ ベイからハードドライブを取り外します。 注記: ハードドライブを取り外すときに、USB ケーブルが障害物に引っかからないように気 を付けてください。 2.
2.5 インチのハードドライブを取り付けるには、以下の手順で操作します。 1. ハードドライブをハードドライブ ベイに挿入し、しっかりとはまるまで静かに押し込みます。 注記: ハードドライブの挿入時には、USB ケーブルが障害物に引っかからないように、ハー ドドライブ ケースに収納されているようにしてください。 2.
3. キーボードを元どおりに取り付けます。 4. スイッチ カバーの 4 か所を下方向に押して(1)スイッチ カバーのフックを連結させた後、ス イッチカバーを左方向にスライドさせます(2) 。 注記: スイッチ カバーのどこかが盛り上がっていたりして平らでない場合は、カバーをいっ たん取り外し、この手順の操作をもう一度行います。 5. コンピュータを裏返して安定した平らな場所に置きます。 2.
6. ハードドライブの 4 つのネジを取り付けます。 7. キーボードの 6 つのネジを元どおりに取り付けます。 8. バッテリを取り付けなおします。 9. コンピュータのカバーを上にして置き、外部電源と外付けデバイスを接続しなおします。 10.
7 トラブルシューティング ここでは、一般的な問題と解決方法について説明します。 29
オプティカル ディスク トレイが開かず、CD または DVD を取 り出せない場合 1. ドライブのフロント パネルにある手動での取り出し用の穴にクリップ(1)の端を差し込みま す。 2. クリップをゆっくり押し込み、トレイが開いたら、トレイを完全に引き出します(2)。 3. 回転軸をそっと押しながらディスクの端を持ち上げて、トレイからディスクを取り出します (3)。ディスクは縁を持ち、平らな表面に触れないようにしてください。 注記: 4. トレイが完全に開かない場合は、慎重にディスクを傾けて取り出してください。 ディスク トレイを閉じ、取り出したディスクを保護ケースに入れます。 コンピュータがオプティカル ドライブを検出しない場合 コンピュータがオプティカル ドライブを検出しない場合は、[デバイス マネージャ]を使用してデバイ スの問題を解決し、デバイス ドライバを更新するか、アンインストールするか、無効にします。 30 1. オプティカル ドライブからディスクを取り出します。 2.
3. [デバイス マネージャ]ウィンドウで、マイナス記号(-)がすでに表示されている場合を除き、 [DVD/CD-ROM ドライブ]の横のプラス記号(+)をクリックします。オプティカル ドライブの 一覧を確認します。 4.
ディスクが再生できない場合 ● CD または DVD を再生する前に作業を保存し、開いているすべてのプログラムを閉じます。 ● CD または DVD を再生する前にインターネットをログオフします。 ● ディスクを正しく挿入していることを確認します。 ● ディスクが汚れていないことを確認します。必要に応じて、ろ過水や蒸留水で湿らせた柔らかい 布でディスクを清掃します。ディスクは中央から端の方に向かって拭いてください。 ● ディスクに傷がついていないことを確認します。傷がある場合は、一般の電器店や CD ショップ などで入手可能なオプティカル ディスクの修復キットで修復を試みることもできます。 ● ディスクを再生する前にスリープ モードを無効にします。 ディスクの再生中にはハイバネーションまたはスリープを開始しないでください。開始する場 合、続行するかどうかを確認する警告メッセージが表示されることがあります。このメッセージ が表示されたら、[いいえ]をクリックします。[いいえ]をクリックすると以下のようになります。 ◦ 再生が再開します。 または ◦ ● マルチメディア プログラムの
ディスクが自動再生されない場合 1. [スタート]→[コントロール パネル]→[CD または他のメディアの自動再生]の順に選択します。 2. [すべてのメディアとデバイスで自動再生を使う]チェック ボックスにチェックが入っていること を確認します。 3.
ディスクへの書き込み処理が行われない、または完了する前に 終了してしまう場合 34 ● 他のプログラムがすべて終了していることを確認します。 ● スリープ モードおよびハイバネーションを無効にします。 ● お使いのドライブに適した種類のディスクを使用していることを確認します。ディスクの種類に ついて詳しくは、ディスクに付属の説明書を参照してください。 ● ディスクが正しく挿入されていることを確認します。 ● より低速の書き込み速度を選択し、再試行します。 ● ディスクをコピーしている場合は、コピー元のディスクのコンテンツを新しいディスクに書き込 む前に、その情報をハードドライブへコピーし、ハードドライブから書き込みます。 ● [デバイス マネージャ]の[DVD/CD-ROM ドライブ]カテゴリにあるディスク書き込みデバイスのド ライバを再インストールします。 第 7 章 トラブルシューティング
デバイス ドライバを再インストールする必要がある場合 デバイス ドライバを再インストールするには、以下の手順で操作します。 1. オプティカル ドライブからディスクを取り出します。 2. [スタート]をクリックし、[検索の開始]ボックスに「デバイス マネージャ」と入力します。入力 すると、検索結果がボックスの上の枠内に一覧表示されます。 3. 結果の枠内で、[デバイス マネージャ]をクリックします。ユーザ アカウント制御のウィンドウが 表示されたら、[続行]をクリックします。 4. [デバイス マネージャ]ウィンドウで、マイナス記号[-]がすでに表示されている場合を除き、ア ンインストールおよび再インストールするドライバの種類(DVD/CD-ROM やモデムなど)の横 のプラス記号[+]をクリックします。 5. 表示されているドライバをクリックし、delete キーを押します。確認のメッセージが表示された ら、ドライバは削除するが、コンピュータは再起動しないことを確定します。削除するその他の ドライバについて手順を繰り返します。 6.
5. [変更する]をクリックし、[Microsoft Update]が Windows オペレーティング システムとその他の Microsoft 製品へのアップデートを確認する時間を選択します。 6. コンピュータの再起動を求めるメッセージが表示されたら、お使いのコンピュータを再起動しま す。 HP デバイス ドライバの入手 最新の HP デバイス ドライバを入手するには、以下のどちらかの手順で操作します。 [HP Update](HP アップデート)を使用するには、以下の手順で操作します。 1. [スタート]→[すべてのプログラム]→[HP]→[HP Update](HP アップデート)の順に選択します。 2. [HP Welcome](HP へようこそ)画面で、[Settings](設定)をクリックし、ユーティリティが Web 上でソフトウェアの更新を確認する時間を選択します。 3. [Next](次へ)をクリックして HP のソフトウェアの更新を確認します。 HP の Web サイトを使用するには、以下の手順で操作します。 36 1.
索引 C CD 書き込み 10 コピー 9 再生 5 取り出し 11 CD ドライブ 2, 12 ち 地域コード、DVD 7 著作権の警告 8 D DVD 書き込み 10 コピー 9 再生 5 地域設定の変更 7 取り出し 11 DVD ドライブ 2, 12 DVD の地域設定 7 H HP 3D DriveGuard 13 お オプティカル ディスク 使用 4 取り出し 11 オプティカル ドライブ 2, 12 オプティカル ドライブ検出 30 く 空港のセキュリティ装置 1 し 自動再生 6 そ 外付けドライブ 12 ソフトウェア ディスク クリーンアップ 16 ディスク デフラグ 16 て ディスク クリーンアップ ソフトウェ ア 16 ディスク デフラグ ソフトウェ ア 16 ディスク パフォーマンス 16 デバイス ドライバ HP 36 Microsoft 35 再インストール 35 と ドライブ DVD-ROM ドライブ 3 DVD±RW スーパーマルチ DL ドライブ 3 オプティカル 2, 12 外付け 12 取り扱いについて 1 ハード 12, 17, 20 フロッピーディス