快適に使用していただくために ユーザ ガイド
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概要 このガイドでは、コンピュータを使用するための、適切な作業環境、姿勢、健康上/作業上の習慣につ いて説明します。また、HP 製品に関する電気的および物理的な安全基準も記載しています。 このガイドは http://www.hp.
iv 概要
警告 警告! コンピュータで作業する場合、作業環境によっては、思わぬけがや心身の障害を引き起こす 場合があります。このガイドには、けがの危険をできるだけ減らし、より快適に作業していただくた めの方法を記載しました。内容をよく読み、指示に沿って作業を行ってください。 長時間にわたるタイプ作業、不適切な作業環境、作業習慣、緊張の多い就労条件や人間関係、あるい は健康上の問題などが、手根管症候群、腱炎、腱滑膜炎、その他の筋骨格の傷害など心身の障害を引 き起こすことがあり得るという研究報告もあります。 これらの疾患の兆候は、手、手首、腕、肩、首、背中に現れやすく、主に次のような症状が現れるこ とがあります。 ● しびれ、熱、刺すような痛み ● ひりひりした痛み、ずきずきする痛み、圧痛 ● 疼痛、震え、腫れ ● 緊張、硬直 ● 体力の低下、冷え また、これらの症状は、キーボードやマウスを使用しているときだけでなく、手を動かしていないと きにも現れることがあります。夜間に、これらの症状のために目が覚めることもあります。このよう な症状がある場合、またはコンピュータの使用が原因と思われる痛みまたは不調が
vi 警告
目次 1 安全で快適な作業環境の整備 大事な工夫 ........................................................................................................................................... 1 安全性および快適さのための対策 ....................................................................................... 2 学生および教師の皆様へ ..................................................................................................... 2 基本原理 .....................................................................................................................
肘掛けとパーム レスト ...................................................................................................................... 21 肘掛けの使い方 .................................................................................................................. 21 パーム レストの使用 ......................................................................................................... 22 書類および本 .............................................................................................................................
修理サービスを必要とする損傷 ........................................................................................ 49 修理 .................................................................................................................................... 49 オプション製品の取り付け ................................................................................................ 49 通気 .................................................................................................................................... 49 水と湿気 .........
索引 .....................................................................................................................................................................
1 安全で快適な作業環境の整備 重要 不快感を伴う不自然な状態での集中的な作業、あるいは長時間の作業を原因とする、このガイドの 「警告」に記載されているような危険性が専門家の間で懸念されています。このガイドでは、より能 率的かつ快適に作業を行うための方法をおすすめしていますので、より安全な環境で作業するための ヒントとしてお使いください。 ヒント 自己診断 このガイドの情報を確認した後、38 ページの 「快適性および安全性のチェックリスト」でご自身 の作業時の姿勢や習慣を再確認してください。 大事な工夫 コンピュータを共用している場合は、仕事をするときでも、学校や家庭で使用するときでも、作業を 始める前に、作業環境を自分に合わせて整えるようにしてください。モニタの傾きを調節したり、足 を載せる台として箱などを用意したり、椅子に毛布を置いて腰掛ける高さを調節したりするなど、快 適な環境を整えるために必要なものはすべて調整します。 姿勢、採光/照明、机や椅子、作業者の属する組織、その他の作業条件や習慣が、体調や仕事の能率に 影響を与えることがあります。作業環境や個人的な習慣を改善することで、疲労や不調感を
コンピュータを使用するときには必ず、快適かつ安全に作業を行えるように工夫してください。これ は、机の上にフルサイズのキーボードおよびモニタを置いて仕事をする場合も、ノートブック コン ピュータや無線キーボードをひざの上に載せて使用する場合も、ハンドヘルド コンピュータを使用す る場合も同じです。どのような場合も、コンピュータ、電話、参照する本や書類に対して、どのよう な位置に体を置き、どのような姿勢で作業すればよいかを考えてください。採光や照明など快適さを 左右するその他の要因についても改善の必要がある場合があります。 安全性および快適さのための対策 作業を能率よく行えるかどうか、また健康的で安全な日常生活を送れるかどうかは、作業環境のさま ざまな要素に左右されます。このガイドに記載された注意事項を守り、その内容をときどき見直すこ とで、快適で健康的、かつ効率的で安全な作業環境を整えていくことができます。 学生および教師の皆様へ このガイドに記載された注意事項は、年齢に関係なくすべての学生を対象としています。コンピュー タに最初に接した時に作業環境を整えることを学んだり快適な姿勢を見つけたりするようにして
基本原理 より安全かつ快適に作業を行うための基本原理があります。コンピュータを使用するときはこの基本 原理を守り作業してください。 調節 ● 姿勢を整えて機器の位置を調節します。 ● 「正しい」位置は状況によって異なります。このガイドの説明を参考にして、自分にとって快適 な姿勢を、それぞれの状況ごとにいくつか見つけてください。コンピュータでの作業中には、た まに姿勢を変えながらも、常に適切な姿勢を保つようにしてください。 ● さまざまな作業を行い、動き回る機会を作って、1 日中同じ姿勢で座り続けることがないように してください。 ● 歩く必要のある作業もしてください。 移動 リラックス ● 仕事場においても家庭にあっても、豊かな人間関係を築くようにしてください。緊張をほぐして ストレスの原因を減らすように気を配ります。 ● 筋肉が緊張したり肩に力が入ったりして身体が緊張しないように注意を払ってください。 ● 短い休憩を何回もとるようにしてください。 基本原理 3
自己診断 ● 体の変調や体が発する危険信号に耳を傾けてください。 ● 何か緊張、不快感、痛みがないか注意し、早めに対策を施して原因を取り除きます。 運動の習慣 4 ● 定期的に運動して全身の健康を保ち、座り仕事の負担に耐える体力をつけてください。 ● 健康診断の結果など自分の健康状態を知る手掛かりを見過ごすことなく、体力に合わせて仕事量 を加減してください。 第 1 章 安全で快適な作業環境の整備
2 快適な姿勢の見つけ方 快適な姿勢とは 注意事項 ● 1 日中同じ姿勢で座り続けないようにしてください。 ● 前かがみにならないようにしてください。 ● 背もたれに寄り掛かりすぎないようにしてください。 ヒント 午後の作業での注意 特に、疲れを感じやすい午後には、姿勢を変えながら常に快適に作業が行えるように心掛けてくださ い。 姿勢の切り替え 快適な姿勢とは 5
作業内容によって、座っている状態や立っている状態などそれぞれの状態に応じた快適な姿勢がいく つかあります。1 日に何度か姿勢を変えて、常に快適に作業が行えるようにします。 同じ姿勢で座り続けるのではなく、姿勢を変えながら常に快適な状態で作業を続けられるようにして ください。快適な姿勢とは、与えられた作業環境において、心地良く作業ができる適切な姿勢のこと です。 移動 長い間じっと座っていると不快になったり筋肉が疲れてきたりするものです。姿勢を変えることは、 背骨、関節、筋肉、循環器系など身体のさまざまな部位によい影響があります。 ● 1 日に何度か姿勢を変えて、常に快適な姿勢で作業が行えるようにします。 ● 短い休憩を何回も取るようにします。立ち上がったり、ストレッチ体操をしたり、歩き回ったり してみてください。 ● 机を離れて歩き回る必要のある短時間の作業をときどき行うようにします。たとえば、プリンタ の出力を取りに行ったり、書類をファイルしたり、別の部屋でミーティングを行ったりしてくだ さい。 ● 調節可能な机や椅子などを使用している場合は、快適な状態で作業が行えるように、いろいろと 調節
調節の順序 姿勢を整えたり作業環境を調節したりする順序は、机や椅子などの設備がどの程度調節できるかに よって異なります。調節を行う順序に関するヒントについては、35 ページの 「調節の順序」の項 目を参照してください。 快適な姿勢とは 7
足の置き方 注意事項 机の下には箱などの障害物を置かず、足の位置を自由に変えられるようにしてください。 ヒント ● 歩くこと ときどき、机を離れて少し歩き回ってみましょう。 ● 足を楽に 1 日に何回か足の位置を変えてみましょう。 座っているときは必ず、両足が床にしっかりと着くようにします。高さの調節が可能な作業台や椅子 を使用してください。または、足を載せる台を使用してもかまいません。台を使用する場合は、足を 置く位置を変えながら常に快適な状態で作業を行えるよう、十分幅の広いものを用意してください。 正しい例 床または台にしっかりと両足を置きます。 悪い例 足がぶらぶらしたり、大腿部が椅子に押し付けられたりしないようにしてください。 8 第 2 章 快適な姿勢の見つけ方
足を動かせる余裕 足がぶつからないように、机の下には十分な空間をとります。また、大腿部の裏側のひざに近い部分 からふくらはぎにかけて強い圧力がかからないようにします。1 日に何回か足をストレッチしたり置 き方を変えたりしてみます。 足の置き方 9
背中から腰 注意事項 調節可能な新しい椅子を使用する場合、または他の人と椅子を共用する場合には、自分の体に合わせ て調節されてはいないものと考えてください。 ヒント 頻繁な調整 調節可能な椅子を使用している場合は、常に快適な姿勢で作業が行えるよう、ときどき調節してくだ さい。 体全体が支えられるように椅子に深く腰掛けてください。体重を平均に分散させ、椅子の背もたれお よびシート全体にしっかりと体を付けて支えられるように、深く腰掛けます。調節可能な場合は、背 骨の自然なカーブに合わせて背もたれを調節してください。 正しい例 体重を平均に分散させ、椅子の背もたれおよびシート全体にしっかりと体を付けて支えられるよう に、深く腰掛けます。 悪い例 前かがみにならないようにしてください。 10 第 2 章 快適な姿勢の見つけ方
快適な腰掛け方 いつも腰がしっかり支えられているようにします。作業を行うときには、その姿勢が快適かどうか確 認してください。 背中から腰 11
肩および肘 ヒント リラックス 首や肩など筋肉が緊張しやすい部分は特にリラックスさせるように心掛けてください。 筋肉の緊張を抑えるには、肩をいからせたり落としすぎたりしないで、肩をリラックスさせます (21 ページの 「肘掛けの使い方」の項目を参照してください)。また、肘はキーボードの高さを目 安に調整して快適に作業できる位置に置きます。キーボードのホーム ポジションがある列([L]キーが ある列)とほぼ同じ高さに肘がくるようにしてください。キーボードの傾きを一番下まで(ほとんど 平らに)下げて、肘の位置をホーム ポジションよりも心持ち高めにするとよい場合もあります。 正しい例 椅子を横向きにして、キーボードのホーム ポジションの高さに肘がくるかどうかを確かめてくださ い。 12 第 2 章 快適な姿勢の見つけ方
前腕、手首、手 注意事項 タイプをしていないときに、角ばった縁の所に手首を置いたりしないようにしてください。 ヒント ● スプリット キーボード 手首を自然にまっすぐ伸ばした状態でタイプすることが難しい場合は、スプリット キーボード を使用してみてください。ただし、キーボードを置く場所や姿勢が適切でないと、使用中に手首 が曲がった状態になります。スプリット キーボードを使用する場合は、前腕、手首、手が同じ 高さになるようにキーボードを置いてください。 ● ハンドヘルド 前腕、手首、手の正しい状態についてこの項で説明している内容は、ハンドヘルド コンピュー タでスタイラスまたはキーボードを使用する場合にも当てはまります。 タイプするときやポインティング デバイスを使用するときは、前腕、手首、手を自然に伸ばした状態 になるような位置に置きます。自分の体に合わせて調整することで、快適な姿勢を見つけることがで きます。前腕、手首、手を体の脇に軽く付けて完全にリラックスし、この位置を覚えておくことも、 快適な姿勢を見つける 1 つの方法です。タイプするときは、両手をタイプしやすい位置まで上げて、 ほぼ同じ(自然
正しい例 タイプ中は手首を自然に伸ばした状態に保ちます。 悪い例 手首を内側に曲げないようにしてください。 手首を伸ばす タイプするときは、作業台や手首を支えるパーム レスト(リスト レストとも言います) 、またはひざ の上に手首を置かないようにしてください。タイプ中に手首を置くと、手首や指が反ったままの状態 が続いてしまいます。手首の下側にあたる部分に圧力がかかる恐れもあります。パーム レストは、画 面を見ているときなど、タイプの休止中に支えとして使用するものです。 14 第 2 章 快適な姿勢の見つけ方
目 ヒント ● 目を快適な状態に保つために モニタを見ているときに、まばたきすることを忘れないでください。まばたきは通常は無意識の うちに行うものですが、コンピュータの使用時は、まばたきの回数が減る傾向にあります(コン ピュータの使用時は、まばたきの回数が平均して 1/3 に減るという研究報告もあります)。まば たきによって目が潤い、自然に保護されます。また、不快感の主な原因となる乾燥を防ぎま す。 ● 目の休憩 しばしば遠くのものを見て、目を休めてください。 コンピュータを使用した長時間の作業は、目の負担が大きく、目の疲労や不快感の原因となることが あります。目の保護のため、次の点に特に注意してください。 目の休憩 目は頻繁に休めてください。一定時間作業をしたら、モニタから目を離して遠くを見てください。ま た、そのときには、ストレッチや深呼吸をしてリラックスするようにしてください。 モニタおよびメガネの清掃 ディスプレイの画面、メガネ、コンタクト レンズはいつもきれいにしておきます。ちらつき防止用の グレア フィルタを使用している場合は、取扱説明書の指示に沿って清掃します。 目の検診 定期的に専門医
3 作業環境の整備 モニタ 注意事項 ● 書類よりもモニタを見る時間のほうが長い場合は、モニタを脇にずらして置かないようにしてく ださい。 ● ちらつきや反射に対して根本的な対策を取らずに、不自然な姿勢で光を避けることはやめてくだ さい。 ● 明るい光が視野に入らないようにします。たとえば、日中、遮光していない窓に向かって作業す ることなどは避けてください。 ヒント ● 目の高さ 上体の姿勢を、まっすぐに伸ばした状態から背もたれによりかかった状態までさまざまに変える と、目の高さも大幅に変化します。目の高さが変わるたびに、モニタの高さおよび傾きを調節す るようにしてください。 ● 輝度およびコントラストの調節 目の疲れや不快感を防ぐために、モニタの輝度およびコントラストの調節機能を使用して、文字 がはっきりと見え、最良の画質を得られるようにします。 ● ちらつき(グレア)の除去 モニタの側面が窓と平行になるように置いてみてください。 モニタを正しい位置に置き、画面の角度を調節することで、目や首の疲れや肩こりを和らげることが できます。 16 第 3 章 作業環境の整備
モニタの配置 モニタの高さを変えて、頭が安定する位置を見つけます。 モニタは真正面に置きます(23 ページの 「書類および本」の項目を参照してください)。また、適 切な距離を見つけるには、モニタに向かって腕を伸ばして、こぶしのあたりにモニタを置きます。必 要があればモニタを近づけたり離したりして、画面の文字がはっきりと見える位置を決めます 。 (15 ページの 「目」の項目を参照してください) モニタの高さの調節 画面を見るときに頭が安定するように、モニタの高さを調節してください。頭が必要以上に前に傾い たり、逆に少しでも後ろに傾いたりしない高さになるように調節します。画面の最上部が目の高さの わずかに下にくるようにモニタの高さを調節すれば、より快適に作業を行えます。画面の中央を見る ときは、心持ち下向きになります。 多くのコンピュータは、システム ユニットの上にモニタを置けるように設計されています。システ ム ユニットの上に置くとモニタの位置が高すぎる場合は、机の上に移動してください。反対に、机の 上にじかに置いているモニタを見ているときに首や肩がこる場合は、モニタの位置が低すぎる可能性 があります。こ
ちらつき(グレア)や反射の排除 ちらつき(グレア)やまぶしい反射の元となる光が画面に入り込まないように工夫してください。ブ ラインド、日除け、カーテンなどを使用するか、その他の方法でちらつきを防止してください。間接 照明を使用するか照明を落とせば、画面に照明が映り込みません。 ちらつきに対しては、以下のような対策を講じてください。 18 ● ちらつきの原因となる光やまぶしい光が画面に入りこまないように、モニタを移動します。 ● 天井に配置された照明を消すか光量を落として、作業台を照らすための補助照明(調節可能なス タンドなど)を使用します。 ● 天井の照明を加減できなければ、照明のすぐ下ではなく照明の列の間にモニタを移動してみま す。 ● ちらつき防止用のグレア フィルタをモニタに取り付けます。 ● モニタに遮光板を取り付けます。これは、モニタ上部の画面側に張り出すように取り付けたボー ル紙などでかまいません。 ● 頭や肩が不自然な状態になるような角度にディスプレイを傾けたり回したりしないように注意し てください。 第 3 章 作業環境の整備
キーボードおよびポインティング デバイス ヒント ● 手の休憩 マウスやトラックボールを反対側の手で操作することで、通常ポインティング デバイスを使用 している方の手を休めることができます([コントロール パネル]の[マウス]の設定でボタンの構 成を切り替えます) 。 ● 自己診断 キーボードやポインティング デバイスは、自分の体の位置に合わせて置くようにしてくださ い。肩をリラックスさせ、前腕、手首、手を自然に伸ばせるような位置に置いてください。 キーボードやマウスなどの入力装置は、体の緊張がほぐれた快適な状態で作業できるように配置しま す。こうしておけば、作業中に手を伸ばす必要がなく、肩に力が入ることもありません。 キーボードの配置 キーボードを真正面に置き、首や上体の向きを変えないで済むようにします。こうすることで、肩を リラックスさせ、上腕を体の脇に軽く添えた状態でタイプ作業ができます。 キーボードの高さおよび傾きの調節 キーボードのホーム ポジションの列とほぼ同じ高さに肘がくるようにします(12 ページの 「肩およ び肘」を参照してください)。キーボードは、前腕、手首、手を自然に伸ばせる
悪い例 キーボードとポインティング デバイスが同じ高さに置かれていません。また、2 つの装置が離れすぎ ています。 キーボード トレイの快適な使用 キーボード トレイを使用する場合は、マウスやトラックボールなどのポインティング デバイスも一 緒に置いて使用できるような広さのあるものにしてください。トレイに十分な広さがないと、キー ボードから離れた高い机の上でマウスを使用することになります。これでは、マウスを使用するたび に繰り返し腕を伸ばさなければならないので不都合です。 20 第 3 章 作業環境の整備
肘掛けとパーム レスト 注意事項 肘掛けの使い方を間違えないようにしてください。 ● 肩をいからせたり、反対に肩を落としすぎたりしないでください。 ● 肘にもたれかかりすぎないようにしてください。 ● 肘を外側に張りすぎないようにしてください。 ● タイプ中に手首、前腕、肘を固定しないようにしてください。 ● 手首が極端に曲がらないようにしてください。 ● 座る位置とキーボードやポインティング デバイスとの間の距離はあまり離れないようにします。 ヒント 作業中断時だけの使用 パーム レストは、タイプしていないときや、ポインティング デバイスを使用していないときに、手 首を休めるためのものです。 前腕や手の支えがあると、より快適にリラックスして作業を行えます。 肘掛けの使い方 椅子には、腕を休めるためのクッションの入った肘掛けが付いているものがあります。タイプ中、ポ インティング デバイスの使用中、または何も作業を行っていないときに、前腕部をこの肘掛けに載せ ると快適です。机に十分な奥行きがある場合は、机の奥にモニタおよびキーボードを置き、前腕全体 を机で支えるようにすると楽に作業でき
作業を行っていないときにだけ肘掛けを使用し、タイプするときやポインティング デバイスを使用す るときは前腕と両手が支えから浮いて自由になるようにしておくという選択肢もあります。この場合 は、タイプしている前腕の位置よりも少し下に支えがあり、作業を中断するとき(画面を見るときな ど)にすぐ腕を置けるようであれば、支えの位置は正しく調節されています。腕の支えの高さを調節 して、自分に最も合った高さを見つけるようにします。自分の首、肩、肘、腕、手首が快適な状態に なるように、作業環境を整えてください。 パーム レストの使用 タイプしていないときやポインティング デバイスを使用していないときには、パーム レスト(リス ト レスト)の上に手首を置いて休めます。タイプ中、またはポインティング デバイスの使用中は、 手首が自由に動くように、パーム レストや作業台やひざの上に手首を置かないようにしてください。 タイプ中に手首を置くと、手首や指が反ったままの状態が続いてしまいます。手首の下側にあたる部 分に圧力がかかる恐れもあります。13 ページの 「前腕、手首、手」の項目を参照してください。 22 第 3 章 作業環境
書類および本 コンピュータの周辺機器や作業に必要なその他の事務用品などをすべて載せられる広さのある作業台 を選んでください。目の疲れを最小限に抑えるために、絶えず参照しているそれぞれの書類や本など は、目から同じくらいの距離にある場所に配置します。 頻繁に使用するものの配置 頻繁に使用する書類や本などは、手の届きやすい範囲に置きます。本や書類を絶えず参照したり筆記 用具を頻繁に使用したりし、また、キーボード トレイを使用して作業を行う場合は、前かがみになっ て目を近づけすぎないようにしてください。このような姿勢をとると、肩や背中が圧迫されやすくな ります。このような圧迫感があったら、作業場の配置を考え直してください。 悪い例 頻繁に使用する本、書類、電話などを見たり手にとったりするために、繰り返し手を伸ばして無理な 姿勢をとっている場合は、配置に問題があります。 原稿台の使用 原稿台を使用する場合は、モニタと同じ距離、高さ、角度になるようにしてモニタの近くに置きま す。これによって、頭の位置が常に安定するため、書類とディスプレイの画面を交互に見ても首に負 担が掛かりにくくなります。 主に紙の原稿を見てタイ
電話 注意事項 受話器用の付属品(ゴム製または発泡プラスチック製の肩当てやショルダー クレードル)を使用して 受話器を耳と肩の間に挟むと首が曲がった姿勢になる場合には、長時間の通話では特に、付属品を使 用しないようにしてください。 ヒント 通話時の姿勢 長時間の通話では特に、頭が安定した楽な姿勢を保つようにしてください。 受話器を耳と肩の間に挟んで電話をすると、首、肩、背中に不調が生じやすくなります。電話をよく 使用する作業の場合は、ヘッドセットを使用するか、利き手でない方の手で受話器を取れるように電 話を配置します。これによって、利き手が自由になるのでメモを取ることができます。 使用していないときは、楽に手の届く場所に電話を置いておきます。 正しい例 ヘッドセットを使用して両手を自由にすれば、不自然な姿勢をしないで済みます。 悪い例 受話器を耳と肩の間に挟んで電話をしないでください。 24 第 3 章 作業環境の整備
電話 25
4 快適な作業の工夫 ノートブック コンピュータの使用 ヒント ● ノートブック コンピュータでの快適な作業 飛行機の中や屋外など、適当な椅子や支えが使用できない場所で作業する場合は、作業中に何回 も姿勢を変え短い休憩を多めにとるようにしてください。 ● 長時間の使用 ノートブック コンピュータを使用するときは、外付けのモニタを使用すると快適さが増しま す。また、外付けのキーボードやポインティング デバイスを使用するときに、厚い本や台など を使用してコンピュータの位置を高くするとよいでしょう。こうすると、目からの距離や高さを 好みに合わせて調節できるので、ノートブック コンピュータで長時間作業する場合は特に重要 です。 以下に、ノートブック コンピュータを使用するときに快適さを維持する方法を説明します。 出張先での作業 ホテルや旅館では、毛布やタオルを巻いたものを椅子の背もたれにあてて腰を支えるように工夫しま す。 26 第 4 章 快適な作業の工夫
快適さの追求 ノートブック コンピュータで作業するときは、肩や首をリラックスさせて、頭が安定する姿勢をとり ます。ノートブック コンピュータをひざの上に載せて作業する場合は、ブリーフケース、ベッド テー ブル、大きな本、固めの枕などを一時的な支えとして使用し、その上にコンピュータを載せます。こ れによってディスプレイの位置が高くなり、快適に作業できるようになります。 警告! ユーザが火傷をしたり、コンピュータが過熱状態になったりする恐れがありますので、コン ピュータを直接ひざの上に置いて使用したり、コンピュータの通気孔をふさいだりしないでくださ い。コンピュータは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通気を妨げる恐 れがありますので、隣にプリンタなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、または衣類などの 表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプタを肌に触れる位置に置いた り、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでください。お使いのコ ンピュータおよび AC アダプタは、International Standard for Safety
タイプ方法 注意事項 キーを激しく打ちつけないようにします。また、必要以上に力を入れてキーを押さないようにしま す。 ヒント ● 軽いキー ストローク 強めにタイプする習慣がある場合は、軽く静かにキーを押すように心掛けてください。キー ス トロークは軽くしてください。 ● ブラインド タッチ キーを目で捜して入力する方法は、繰り返し首を前に傾けなければなりません。ブラインド タッ チを習得すれば、頻繁にキーボードに目を落とす必要がなくなります。 自分がどのようにタイプしているかを確認してください。指や手をどのように使用しているでしょう か。タイプ時には指を不必要に緊張させないようにします。キーのタッチは強いでしょうか、弱いで しょうか。必要最小限の力でキーを押してください。 正しい例 タイプしたりポインティング デバイスを使用したりするときは、指に力が入りすぎないように注意し ます。簡単なようですが、これが習慣になるまでには注意して繰り返し努力することが必要です。 悪い例 タイプしたりポインティング デバイスを使用したりするときは、実際に使っている指だけでなく、 キーやポインティング デバイスに触れ
指の運び方 ホーム ポジションから離れているキーに指を運ぶときは、腕全体を移動させます。指を無理に伸ばし たり手首を曲げたりすることは避けます。Ctrl + C キーや Alt + F キーのように同時に 2 つのキーを 押すときは、両手を使用します。一方の手だけを使用した不自然な指使いで押さないようにします。 タイプ方法 29
ポインティング デバイスの使用方法 注意事項 マウスを強く握らないでください。 ヒント ● ポインティング デバイスの快適な使用方法 マウス、トラックボール、その他のポインティング デバイスを使用するときは、力を入れずに 軽く握り、軽いタッチでボタンをクリックしてください。デバイスを使用しているときも、手を 置いているだけのときも、手と指は常にリラックスさせます。ポインティング デバイスを使用 しないときは手や指を解放します。 ● 手の休憩 マウスやトラックボールを反対側の手で操作することで、通常ポインティング デバイスを使用 している方の手を休めることができます。 手首だけでなく腕と肩全体を使用してマウスを動かします。ポインティング デバイスを動かしている ときは、手首をパーム レストや作業台に置かないようにします。手首、腕、肩を自由に動かせる状態 を保ってください。 正しい例 ポインティング デバイスを使用するときは、手首を自然にまっすぐ伸ばした状態を保ちます。ポイン ティング デバイスは、前腕に合わせてまっすぐに持ちます。 悪い例 ポインティング デバイスを使用するときは、手首を曲げないように
[コントロール パネル]からの調節 [コントロール パネル]の[マウス]を使用して、ポインティング デバイスの設定を調整できます。たと えば、ポインタのオプションでマウス ポインタの移動速度を設定することができます。ポインティン グ デバイスを使用する手を変更する場合は、自分が使いやすくなるようにボタンの構成を切り替えま す。 こまめな清掃 ポインティング デバイスが汚れると使いにくくなります。マウスやトラックボールはこまめに清掃す るようにしてください。光学式のマウスやトラックボールは下側に可動部分がないので、さほど清掃 する必要はありません。 ポインティング デバイスの使用方法 31
ソファやベッドの上でのキーボードの使用 注意事項 ベッドやソファでキーボードを使用するときは、以下の注意事項を守ってください。 ● 背もたれに寄りかかりすぎたり、足を伸ばして前かがみになったりしないようにしてください。 ● 長時間休憩をとらずに座り続けることがないようにしてください。 ヒント 背中の支え ソファ、椅子、ベッドで作業するときは、背中全体をしっかり支えることが特に重要です。毛布、タ オル、枕を使用して姿勢を保つように工夫してください。 見た目には心地良さそうなソファ、ベッド、お気に入りの安楽椅子でキーボードを使用したとして も、不自然な座り方をしたり長時間同じ姿勢でいたりすれば疲れます。 前腕、手首、手をまっすぐに ひざ、ソファ、ベッドの上にキーボードを置いて作業するときは、前腕、手首、手をまっすぐ伸ばし て楽な姿勢で作業ができるようにしてください。手首を上下、左右に曲げないようにします。特に、 頻繁に曲げたり長時間曲げたままにしたりしないでください。 正しい例 前腕の下に枕やクッションを置くと、肩をリラックスさせ手首をまっすぐに保つことができます。 32 第 4 章 快適な作業の工
変化のある作業と休憩 注意事項 無理なコンピュータ作業 締め切りが迫った作業をするとき、たとえば、仕事や研究課題の報告書を作成するときでも、休憩を とらないで集中的に長時間作業するような「無理なコンピュータ作業」は避けてください。体が緊張 しないように特に注意して、頻繁に休憩をとる必要があります。仕事の作業からコンピュータ ゲーム に切り替えても、体にとっては休息になりません。 ヒント 休憩の効果 一部で信じられていることとは異なり、1 日に何回も短い休憩を入れても生産性が低下することはな いとの研究結果が複数報告されています。 このガイドの第 1 章で述べたように、机や椅子、OA 機器、照明だけが作業の快適さを左右する要素 ではありません。作業習慣もまた、大切な要素となります。以下の点に注意してください。 休憩 長時間コンピュータで作業するときは、少なくとも 1 時間に 1 回は(できれば、それ以上)短い休憩 をとってください。短い休憩を何回もとるほうが、長い休憩をたまにとるよりも効果的です。 休憩をとることを忘れがちな場合は、タイマーか特別なソフトウェアを利用します。指定した間隔で 休憩時間を知らせるソ
健康管理および運動 健康状態により、コンピュータを使用した作業を安全かつ快適にできるかどうかが左右されることが あります。健康状態によっては、不快感、筋肉や関節の疾患、怪我につながることが報告されていま す。 該当する健康状態には、以下のものが含まれます。 ● 遺伝的要因 ● 関節炎、その他の関節部の疾患 ● 糖尿病やその他の内分泌系疾患 ● 甲状腺疾患 ● 血管の障害 ● 一般的な体調不良、食生活の乱れ、怪我、精神的外傷、筋骨格疾病 ● 肥満 ● ストレス ● 喫煙 ● 妊娠、更年期、その他のホルモンの異常や体液の異常分泌 ● 高齢 体力の限界を把握した自己管理 長時間の集中作業に耐えられるかどうかは、コンピュータのユーザひとりひとりによって異なりま す。自身の体力の限界を超えて作業をすることのないように注意してください。 ここに挙げた健康状態のどれか 1 つにでも当てはまる場合は、体力の限界を正しく認識することが必 要です。 健康の増進 一般に、健康状態および仕事の負担に対する耐久力は、極力不健康なことを避けて定期的に体を動か す習慣をつけることで改善できます
5 調節の順序 ヒント 快適さのための工夫 使用する机や椅子は、必ずしもコンピュータ用に調整できるとは限りません。以下のように、タオ ル、枕、毛布、厚い本などを使用して、快適な作業環境となるように工夫してください。 ● 座席を高くします。 ● 足置きとして使用します。 ● 背中を支えます。 ● キーボードやディスプレイの位置を高くします。 ● ソファやベッドで作業するときに、肘掛けとして使用します。 ● 必要に応じてクッションとして背中にあてます。 第 1 章から第 4 章までに記載してある内容に沿って作業環境を整えるとき、作業台の高さが調節でき るかどうかによって調節の順序が変わります。 ● 作業台の高さが調節できる場合は、 「下から上へ」自分の姿勢とコンピュータの各装置を調節し ます。 ● 机やテーブルの高さが固定されている場合は、「上から下へ」自分の姿勢とコンピュータの各装 置を調節します。 35
下から上へ 36 1. 椅子の高さ:足がしっかりと床に着く高さにします。 2. 椅子の背もたれの傾斜角度と腰の支え:背中と腰がしっかりと支えられるように調節します。 3. キーボードの高さ:キーボードのホーム ポジションのある列が肘の高さと同じくらいになるよ うにします。 4. キーボードの傾き:手首がまっすぐになるように傾けます。 5. ポインティング デバイス:キーボードのすぐ右側か左側に置きます。 6. 前腕の支え(必要に応じて):肩をリラックスさせ、前腕が均等に支えられるようにします。 7. モニタまでの距離、高さ、角度:頭が安定した楽な状態で作業が行えるように調節します。 8.
上から下へ 1. 椅子の高さ:キーボードのホーム ポジションのある列が肘の高さと同じくらいになるようにし ます。 2. 必要に応じて、足を載せる台を用意します。 3. 背中や腰を支えます。 4.
6 快適性および安全性のチェックリスト ヒント ● 再確認 このチェックリストを使用して、作業中の姿勢や習慣を再確認してください。留意すべき点が思 い出せないときは、このガイドの第 1 章から第 5 章までを読み直してください。 ● 自己診断 作業内容、作業環境、姿勢などを変えたときには必ず、体調に変化がないか確認してください。 快適に作業を行うことができていれば、正しく調整できたことになります。 より快適かつ安全に作業を行うために、このチェックリストを利用して、作業時の姿勢や作業習慣を チェックしてください。 座り方 38 ● 座ったときに最も快適な姿勢をいくつか見つけましたか。 ● 1 日に何回か姿勢を変えて、常に快適な姿勢で作業を行えるようにしていますか。特に、午後に 姿勢を変えるように注意していますか。 ● 両足が床にしっかり着いていますか。 ● 大腿部の裏側のひざに近い部分に圧力がかかっていませんか。 ● ふくらはぎに圧力がかかっていませんか。 ● 足を自由に動かせるように、作業台の下に十分な空間がありますか。 ● 腰がしっかりと支えられていますか。 第
肩、腕、手首、および手 ● 肩はリラックスしていますか。 ● 手、手首、前腕は自然にまっすぐ伸びていますか。 ● 肘掛けを使用している場合、肩がリラックスし手首が自然にまっすぐになるように肘掛けの位置 が調節されていますか。 ● 肘の位置は、キーボードのホーム ポジションのある列と同じくらいの高さですか。 ● タイプするときやポインティング デバイスを使用しているときに、手や手首をパームレストや 机の上に置かないようにしていますか。 ● 角ばった縁の所に手や手首を置かないようにしていますか。 ● 受話器を耳と肩の間に挟んで電話をしないようにしていますか。 ● 頻繁に使用する電話や参照する書類などは、手の届く場所に置いてありますか。 肩、腕、手首、および手 39
目 40 ● ときどき遠くのものを見て目を休めていますか。 ● 定期的に専門医による目の検診を受けていますか。 ● 十分まばたきするようにしていますか。 ● 遠近両用メガネ、三焦点メガネ、累進屈折力メガネをかけて作業する場合に、頭を後ろに傾けて モニタを見ないようにしていますか。 ● 不自然な姿勢をとることのないように、コンピュータの作業に適したメガネを使用するようにし ていますか。 第 6 章 快適性および安全性のチェックリスト
タイプ方法 ● キーを強く押しすぎる傾向がある場合、軽く押すように心掛けていますか。 ● ブラインド タッチでタイプしていない場合、タイプのトレーニングを受けたことがありますか。 ● 指が緊張してきたときにはリラックスさせるように心掛けていますか。実際に使っている指だけ でなく、キーやポインティング デバイスに触れていない指もリラックスさせていますか。 ● ホーム ポジションから離れたキーに指を運ぶときは、腕全体を移動させていますか。 タイプ方法 41
キーボードおよびポインティング デバイス 42 ● キーボードは真正面に置いてありますか。 ● 手首が自然にまっすぐ伸び肩がリラックスするように、キーボードの高さおよび傾きを調節して ありますか。 ● ひざの上にキーボードを置いて作業するときは、肩がリラックスし手首が自然にまっすぐ伸びて いますか。 ● マウスか外付けのトラックボールを使用するときは、キーボードのすぐ右側または左側か、手前 に置いていますか。 ● ポインティング デバイスを使用するときは、力を入れすぎないようにしていますか。 ● ポインティング デバイスを使用しないときは、手を離していますか。 ● ポインティング デバイス(トラックボール、タッチパッド、またはポインティング スティッ ク)でボタンをクリックするときは、力を入れすぎないようにしていますか。 ● マウスやトラックボールをこまめに清掃していますか。 第 6 章 快適性および安全性のチェックリスト
モニタ ● モニタは、画面を見るために最適な、腕の長さくらい離れた位置に、真正面に置いていますか。 モニタより書類を見てタイプする時間のほうが長い場合、原稿台を真正面に置いて、モニタを少 し横にずらして置いていますか。 ● 不自然な姿勢をとってちらつき(グレア)やまぶしい反射を避けるのではなく、根本的な対策に よって問題を解決するようにしていますか。 ● 画面全体が目の高さのすぐ下にくるようにモニタを置いていますか。 ● モニタは、顔と平行になるように傾斜させていますか。 ● モニタの輝度およびコントラストの調節機能を使用して、文字がはっきりと見え、最良の画質を 得られるようにしていますか。 ● 原稿台は、モニタと同じ距離、高さ、角度でモニタの近くに置いてありますか。 モニタ 43
ノートブック コンピュータ ● 肩がリラックスして首が楽に安定するように、頻繁に姿勢を変えていますか。 ● タイプ中に手首をひざの上に置かないようにしていますか。 ● ソファやベッドでキーボードを使用するときは、背もたれに寄りかかりすぎて首が疲れないよう に気を付けていますか。 ● コンピュータを長期間使用する場合は、厚い本や台などでコンピュータの高さを調節したり、で きるだけ外付けのキーボードやポインティング デバイスを使用するようにしたりしていますか。 警告! ユーザが火傷をしたり、コンピュータが過熱状態になったりする恐れがありますので、コン ピュータを直接ひざの上に置いて使用したり、コンピュータの通気孔をふさいだりしないでくださ い。コンピュータは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通気を妨げる恐 れがありますので、隣にプリンタなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、または衣類などの 表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプタを肌に触れる位置に置いた り、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでください。お使いの
一般的な予防措置 ● 少なくとも 1 時間に 1 回は短い休憩をとったり、歩き回ったりするようにしていますか。 ● 定期的に運動をしていますか。 ● 日常生活で感じるストレスを定期的に書き出して一覧を作っていますか。そして、改善の余地が ある場合は、改善するように努力していますか。 ● 仕事中でも仕事以外でも、コンピュータの使用が原因と思われる症状が現れた場合は、医師の診 察を受けるか、職場内に健康と安全を管理する部門があればそこで受診するようにしています か。 一般的な予防措置 45
7 電気的および物理的安全基準 HP 製品は、製品の取扱説明書および一般的な安全慣習に沿ってインストールされ、使用される限 り、安全に作動するように設計されています。ここでは、コンピュータを操作することで発生する恐 れのある悪影響について説明し、これらの悪影響を最小限にするために必要かつ重要な安全上の注意 事項についても説明します。ここでの説明および製品に付属の説明書での注意事項に沿って作業をす ることで、危険から身を守り、コンピュータのある作業環境をより安全なものとすることができま す。 HP の 製 品 は 、 情 報 工 学 機 器 の 安 全 基 準 ( Standard for the Safety of Information Technology Equipment)である、IEC 60950 規格を満たすように設計され、検査されています。IEC 60950 規格 は、国際電子工学委員会(IEC)の制定した安全基準であり、HP が製造する各種製品もこの規格の対 象となります。検査にはこの他に、IEC 60950 規格を参考にして作られた数々の国内外の基準に沿っ た評価が含まれます。 ここでは
製品の安全基準 HP 製品は、決められた電圧/電流で、取扱説明書どおりに使用する限り、安全に作動します。情報工 学機器の安全な使用を目的とした、地域の産業用/住居用電気配線の法規に準拠した設備を持つ産業用 建築物または住居において製品をお使いください。 IEC 60950 規格の一般的な安全設計要件に沿うと、ユーザや保守担当者は以下の危険を回避できま す。IEC 60950 は、以下の危険から人体を保護する規格です。 ● 感電 製品の内部にある高電圧部との接触などの危険 ● 火災 過負荷、高温、可燃性材などの使用による危険 ● 機械的な危険 鋭利な角、可動部品、不安定さから発生する危険 ● 電気の障害 高電流(240 VA)の発生する回路、燃焼の恐れのある回路の設計など ● 熱 高熱部品が簡単に触れることのできる位置にある場合など ● 化学薬品の障害 有毒ガスによる危険 ● 放射性障害 騒音、イオン、レーザー、超音波などによる危険 製品の安全基準 47
製品の設置条件 HP 製品は、決められた電圧/電流で、取扱説明書どおりに使用する限り、安全に作動します。情報工 学機器の安全な使用を目的とした、地域の産業用/住居用電気配線の法規に準拠した設備を持つ産業用 建築物または住居において製品をお使いください。 重要: HP の製品は、取扱説明書などの資料に特に記載のない限り、湿気のない遮蔽が施された環境 で使用することを意図しています。HP の製品は、危険な場所では使用しないでください。危険な場 所としては、病院や歯科医院の治療室、過酸素状態の場所、産業施設などがあります。製品の設置に ついて詳しくは、建物の構造、保守、安全を管理している最寄りの電気担当機関にお問い合わせくだ さい。 詳しくは、製品に付属の取扱説明書を参照するか、HP のサポート窓口までお問い合わせください。 48 第 7 章 電気的および物理的安全基準
HP 製品についての一般的な注意事項 製品を安全に使用するための注意事項や操作方法が記載された取扱説明書は、いつでも参照できるよ うに保管しておいてください。製品を使用するときは、取扱説明書に記載された操作方法および使用 方法に沿ってください。また、製品や取扱説明書に記載された警告を必ず見るようにしてください。 火災、けが、装置の損傷を防ぐために、以下の注意事項を守ってください。 修理サービスを必要とする損傷 以下の場合は、コンピュータ本体の電源スイッチを切った後、電源コンセントからプラグを抜き、HP の修理受付窓口に修理を依頼してください。 ● 電源コード、延長コード、またはプラグが壊れたとき ● 製品の上に液体をこぼしたり、物を落としたりしたとき ● 製品を雨や水にさらしてしまったとき ● 製品を落としたり、壊したりしたとき ● 温度上昇がはっきりと認められるとき ● 取扱説明書に沿って操作しても、製品が正常に動作しないとき 修理 HP の取扱説明書に記載されていない限り、どのような HP の製品の修理も、自身では行わないでく ださい。警告記号やラベルの貼付されているカバーを開け
の場合は、必ずプラグのアース線を接続してください。プラグをコンセントに接続できない場合は、 電気担当部門に連絡して古いコンセントを交換してください。 電源 製品の電源は、定格電力ラベルに記載されたタイプの供給電源を使用します。使用する電源のタイプ が分からないときは、サポート窓口または最寄りの電力会社にお問い合わせください。バッテリやそ の他の電源を使う製品については、その製品の取扱説明書を参照してください。 電源コンセントの場所 電源コードのプラグを差し込むコンセントは、できるだけコンピュータに近く、手の届きやすい場所 にあるものを使用します。また、装置の電源を完全に切る必要があるときは、装置本体の電源スイッ チを切った後、コンセントからプラグを抜いてください。 電圧選択スイッチ 電圧選択スイッチがある場合は、正しい電圧(115 VAC または 230 VAC)に設定されているかどう かを確認します。日本国内で使用する場合は通常、115 VAC に設定します。 内部バッテリ コンピュータは内部バッテリでリアルタイム クロック回路を駆動している場合があります。内部バッ テリを再充電したり、分解したり、
掃除 製品の掃除をする前には、コンピュータ本体の電源スイッチを切った後、電源コンセントからプラグ を抜きます。液体洗剤やスプレー式の洗剤は使用しないでください。掃除には湿らせた布を使ってく ださい。 熱 ヒーター、ストーブ、ラジエータなどの熱源およびその他の熱を発生するもの(アンプなど)の近く に製品を置かないでください。 換気および冷却 コンピュータの使用中やバッテリの充電中は、コンピュータおよび AC アダプタの周辺に空気が十分 に循環するようにし、装置を適度に冷却するようにしてください。また、放射する熱源に直接さらさ ないようにしてください。 交換部品 部品の交換が必要なときは、サポート担当者が HP の指定する交換部品を使用するかどうかを確認し てください。 安全点検 製品の修理が終わったら、地域の法律で規定されている安全点検をサポート窓口に依頼し、製品が正 しく動作する状態になっていることを確認します。 オプションおよびアップグレード HP が推奨するオプションやアップグレード製品のみを使用してください。 熱を持った部品 装置の内部コンポーネントおよびホットプラグ対応ドライブの温度が下が
ポータブル コンピュータに関する注意 ポータブル コンピュータを操作する場合は、これまで述べた一般的な注意事項に加え、以下の注意事 項を守ってください。これらを守らないと、火災、けが、装置の損傷の原因となります。 警告! ユーザが火傷をしたり、コンピュータが過熱状態になったりする恐れがありますので、コン ピュータを直接ひざの上に置いて使用したり、コンピュータの通気孔をふさいだりしないでくださ い。コンピュータは、机のようなしっかりとした水平なところに設置してください。通気を妨げる恐 れがありますので、隣にプリンタなどの表面の硬いものを設置したり、枕や毛布、または衣類などの 表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダプタを肌に触れる位置に置いた り、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いたりしないでください。お使いのコ ンピュータおよび AC アダプタは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950)で定められた、ユーザが触れる表面の温度に関する規格に準拠していま
サーバおよびネットワーク製品に関する注意 サーバおよびネットワーク製品を操作する場合は、これまで述べた一般的な注意事項に加え、以下の 注意事項を守ってください。これらを守らないと、火災、けが、装置の損傷の原因となります。 安全インターロックおよびアクセス カバー 高電圧部に手を触れたりしないように、サーバには安全インターロックが付いている場合がありま す。アクセス カバーを取り外すと、電源が切れた状態になります。安全インターロックが付いている サーバを取り扱うときには、以下の注意点を守ってください。 ● アクセス カバーを取り外したり、安全インターロックを無効にしたりしないでください。 ● システムの操作時にインターロックがかかる部分の内部にあるアクセサリやオプションを自分で 修理しないでください。修理は、HP のサポート窓口に連絡し、コンピュータ機器の修理資格を 持っており高電圧部の取り扱いの訓練を受けた担当者に依頼してください。 アクセサリおよびオプション 安全インターロックのかかった部分のアクセサリやオプションの修理は、HP のサポート窓口に連絡 し、コンピュータ機器の修理資格を持っており高電
54 ● ラックから装置を引き出すときは、急に引き出さないようにします。急な重量の移動によって レールが傷付かないようにしてください。 ● ラックに電源を供給する外部電源の分岐回路に負荷をかけすぎないようにしてください。ラック 全体の負荷は、分岐回路の定格の 80 %を超えないようにしてください。 第 7 章 電気的および物理的安全基準
ホットプラグ対応電源を搭載した製品に関する注意 電源を入れたり切ったりするときは、次のガイドラインに沿ってください。 ● 電源ユニットを取り付けてから電源ユニットに電源コードのプラグを差し込みます。 ● 電源コードのプラグを抜いてから電源ユニットをサーバから取り外します。 ● 複数の電源ユニットから電源を供給しているシステムの電源を切るには、電源ユニットからすべ ての電源コードのプラグを抜きます。 ホットプラグ対応電源を搭載した製品に関する注意 55
屋外用テレビ アンテナ コネクタを搭載した製品に関する注意 製品で屋外テレビ アンテナを使用する場合は、これまで述べた一般的な注意事項に加え、以下の注意 事項を守ってください。これらを守らないと、火災、けが、装置の損傷の原因となります。 対応性 アンテナに接続された HP の TV チューナ カードは、必ず、家庭用の HP パーソナル コンピュータで 使用してください。 屋外のテレビ アンテナのアース HP 製品に屋外のアンテナやケーブル システムが接続されている場合は、アンテナやケーブル システ ムが電圧のサージや静電気の蓄積から保護されるようにアースしてください。NEC(National Electrical Code)の ANSI/NFPA 70 の第 810 条では、適切な支柱、支持機構、アンテナ放電ユニットへの引き 込み線、埋設導体の大きさ、アンテナ放電ユニットの位置、アース電極の接続、アース電極の要件に ついて定めています。 落雷からの保護 HP の製品を保護するために、雷雨のとき、無人になるとき、長期間使用しないときは、製品のプラ グをコンセントから抜き、アンテナと配線システムの電源を切っ
1. 電力供給装置 2. 電力供給アース電極システム(NEC 第 250 条の H) 3. アース クランプ 4. アース用導体(NEC 第 810-21 節) 5. アンテナ放電ユニット(NEC 第 810-20 節) 6. アース クランプ 7.
モデム、通信用オプション、または LAN オプションを使用す る製品に関する注意 通信装置およびネットワーク装置を使用する場合は、これまで述べた一般的な注意事項に加え、以下 の注意事項を守ってください。これらを守らないと、火災、けが、装置の損傷の原因となります。 58 ● 雷が鳴っているときは、モデム、電話(コードレスの場合を除く) 、LAN 製品、ケーブルの接続 または使用は避けてください。落雷による感電の恐れがあります。 ● 湿気の多い場所では、モデムや電話を使用しないでください。 ● モデム ケーブルや電話線をネットワーク インタフェース カード(NIC)のコネクタに差し込ま ないでください。 ● 装置を開けるとき、内部部品を取り付けたり触れたりするとき、または絶縁されていないモデム のケーブルまたはコネクタに触れるときは、モデム ケーブルを抜いてから作業を行ってくださ い。 ● モデムや電話は、ガス漏れの発生を通報する場合には、現場では使用しないでください。使用す る場合は、ガス漏れの現場から十分に離れてください。 ● モデムに電話回線コードが付属していない場合は、火災の危険
レーザー装置を搭載した製品に関する注意 レーザー装置を搭載したすべての HP 製コンピュータは、IEC 825 等の安全基準に適合しています。 またこれらの装置は、米国政府の定める Class 1 のレーザー装置基準に適合しており、通常の使用で は人体に有害なレーザー光線を装置外部に放射することはありません。 レーザー安全基準 レーザー装置を搭載した製品を使用する場合は、これまで述べた一般的な注意事項に加え、以下の注 意事項を守ってください。これらを守らないと、火災、けが、装置の損傷の原因となります。 警告! 一般のユーザが、レーザー装置に対して操作説明書またはレーザー装置のインストール ガイ ドに記載された以外の修理、調整等は絶対にしないでください。 レーザー装置のメンテナンスや修理は、必ず、HP のサポート窓口にご依頼ください。 CDRH 規定への準拠 米国食品医薬局 CDRH(Center for Devices and Radiological Health)のレーザー製品に関する規定 (1976 年 8 月 2 日施行)は 1976 年 8 月 1 日以降に製造されたレーザー製品に適用されます。
使用されている記号 以下の表では、HP 製の装置に付いている安全管理のための記号について説明します。記号の意味に ついてはこの表を参照し、警告の内容にも留意してください。 この記号は、製品に付属の取扱説明書を参照する必要がある ことを示しています。以下の記号と組み合わせて表示されて いる場合もあります 警告:操作指示に沿わないと、危険にさらされる可能性があ ります この記号は、感電の危険があることを示します。この記号の 付いたカバーは、サポート担当者以外は開けないでください 警告:感電の危険を避けるため、このカバーは開けないでく ださい この記号の付いた RJ-45 コネクタは、NIC(Network Interface Connection)用です 警告:感電、火災、装置の損傷の危険を避けるため、電話や 通信用の回線をこのコネクタに接続しないでください この記号は、高温の部品があることを示しています。この記 号の付いた面に触れると、火傷をする恐れがあります 警告:火傷などを防ぐために、表面の温度が下がってから作 業を行ってください この記号は、複数の電源から装置に電力を供給していること を示します
これらの記号が付いた製品またはアセンブリは、1 人で安全 に処理できる推奨重量を超えていることを示します 警告:けがや装置の損傷を防止するため、装置を取り扱うと きは、お住まいの地域で定められた労働安全衛生に関する規 定および指針に沿ってください この記号は、鋭利な角や、手を切るなどのけがをする危険の ある部品があることを示します 警告:けがを防ぐためには、鋭利な角や部品に触れないよう にしてください これらの記号は、指が挟まれたり、押しつぶされたりする危 険のある機械部品があることを示します 警告:けがを防ぐために、可動部品には触れたり近づいたり しないようにしてください この記号は、装置が倒れてきた場合にけがをする危険がある ことを示します 警告:けがを防ぐために、装置を運搬、設置、管理するとき は、装置の安定を確保するすべての手順に沿うようにしてく ださい 使用されている記号 61
8 その他の情報 以下の機関で、作業環境および装置、または安全基準について詳細な情報を入手できます。 American National Standards Institute(ANSI) 11 West 42nd St. New York, NY 10036 http://www.ansi.org/(英語サイト) Human Factors and Ergonomics Society(HFES) P.O. Box 1369 Santa Monica, CA 90406-1369 http://www.hfes.org/(英語サイト) International Electrotechnical Commission(IEC) Central Secretariat 3, rue de Varembé P.O. Box 131 CH1211 GENEVA 20, Switzerland http://www.iec.
Occupational Safety and Health Administration(OSHA) Publications Office U.S. Department of Labor 200 Constitution Ave. NW, Room N3101 Washington, DC 20210 http://www.osha.gov/(英語サイト) TCO Development Linnégatan 14 SE-114 94 Stockholm, Sweden http://www.tcodevelopment.
索引 あ アース クランプ 57 アクセサリ 53 足回りのスペース 9 脚 8 足 8 安全インターロック 53 安全機能付きプラグ 50 安全性 iii, 46 安全チェック 51 アンテナのアース 56 アップグレード 51 き キーボード 傾斜 19 ソファまたはベッド上 32 高さ 19 配置 19 キーボード トレイ 20 機械的安全性 47 キャスター 53 休憩 33 け 健康状態 34 原稿台 23 健康のための習慣 34 い 椅子 10 一般的な予防措置 45 こ 交換部品 51 コンピュータの持ち運び 27 う 腕 39 運動 34 え 遠近両用メガネ 15, 17 延長コード 50 お オプション 51, 53 オプション製品の取り付け か 快適さ iii, 5 化学的安全性 47 火災 47 肩当て 24 肩 12, 39 過負荷保護 50 過負荷 50 感電 47 64 索引 49 さ サーバのアクセス カバー 53 サーバ ラック 53 再充電可能バッテリ 52 座位 8, 10, 38 作業範囲 23 サム キーボード 13 三焦点メガネ 15, 17 し 姿
電源サージ 56 電源 50, 55 電線 56 電話 24 手 13, 39 と トラックボール 30 ドッキング ステーション 52 な 内部バッテリ 50 ね 熱を持った部品 51 熱 47, 51 の ノートブック コンピュータ 44 は パーム レスト 21, 22 ハンドヘルド 13 バッテリ 50, 52 15 も モデム 58 モニタ サポート カバー 52 モニタの傾きの調整 17 モニタの傾き 16 モニタ 画質 16 傾き 16, 17 掃除 15 高さ 16, 17 ちらつき 16, 18 チェックリスト 43 ら 落雷 56 ひ ひざ 8 肘掛け 21 肘 12 ふ プログレッシブ レンズ 目の高さ 16, 17 目の不快感 16 目 休憩 15 視力の矯正 15 チェックリスト 40 不快感 16 まばたき 15 モニタおよびメガネの清掃 モニタの高さ 16, 17 り リスト レスト 22 17 へ ヘッドセット 24 ほ ポインティング デバイス 30, 42 放射性障害 47 本 23 ま マウス 掃除 31 配置 19, 30 前かがみ 23 る 累進屈折力メ