HP 400 Workstation メンテナンスおよびサービス ガイド
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このガイドについて このガイドでは、HP ます。 400 Workstation の機能とメンテナンスについて説明します。次の項目があり 項目 1 ページの 「製品の概要」 13 ページの 「オペレーティング システムのセットアップ」 17 ページの 「オペレーティング システムの復元」 22 ページの 「システム管理」 50 ページの 「コンポーネントの交換」 91 ページの 「診断とトラブルシューティング」 128 ページの 「RAID デバイスの構成」 136 ページの 「パスワード セキュリティの設定と CMOS の再設定」 140 ページの 「コネクタのピン」 150 ページの 「システム ボードのコンポーネント名」 152 ページの 「日常のお手入れ」 154 ページの 「HP リソースの参照場所」 JAWW iii
iv このガイドについて JAWW
目次 1 製品の概要 製品本体の構成 .................................................................................................................................... 1 システム ボード アーキテクチャ ........................................................................................ 1 プロセッサ テクノロジー .................................................................................... 2 メモリ テクノロジー ........................................................................................... 2 グラフィックス ....................................
デバイス ドライバのインストールまたはアップグレード ................................................ 14 Windows ワークステーションへのファイルと設定の転送 ................................................ 14 Red Hat Enterprise Linux のセットアップ ......................................................................................... 14 HP ドライバ CD を使用したインストール ........................................................................ 14 Red Hat 対応ワークステーションのインストールとカスタマイズ ................................... 14 ハードウェアの動作確認 .........................................
HP Client Manager Software ............................................................................................. 36 Altiris Client Management Solutions .................................................................................. 36 System Software Manager ................................................................................................ 36 Proactive Change Notification ........................................................................................... 37 ROM フラッシュ .......
注意、警告、および安全上の予防措置 .............................................................................. 51 ESD (静電気放電) 情報 ...................................................................................................... 52 発生する静電気量 ............................................................................................. 52 ESD (静電気放電) による装置の損傷防止 ........................................................ 52 身体の接地方法と装置 ......................................................................................
電源装置の取り外し .......................................................................................... 69 電源装置の取り付け .......................................................................................... 70 電源接続 ............................................................................................................................ 70 リア システム ファン ........................................................................................................ 71 リア システム ファンの取り外し ..................................
保証に関する情報 ............................................................................................................................... 92 診断のガイドライン ........................................................................................................................... 93 起動時の診断 ..................................................................................................................... 93 動作中の診断 ....................................................................................................
ハード ディスク ドライブの最大数の構成 ....................................................................................... 128 SATA RAID デバイスの構成 ............................................................................................................ 129 SATA HDD の取り付け ................................................................................................... 129 システム BIOS の設定 .................................................................................................... 129 RAID ボリュームの作成 ................
xii JAWW
1 製品の概要 この章では、ワークステーションのハードウェア コンポーネントの概要について説明します。次の項 目があります。 項目 1 ページの 「製品本体の構成」 6 ページの 「ワークステーションの仕様」 製品本体の構成 以下のセクションでは、ワークステーションのシステム ボード アーキテクチャとコンポーネントに ついて説明します。次の項目があります。 項目 1 ページの 「システム ボード アーキテクチャ」 3 ページの 「ワークステーション コンポーネント」 システム ボード アーキテクチャ このセクションでは、ワークステーションのシステム アーキテクチャについて説明します。 JAWW 製品本体の構成 1
次の図は、このワークステーションの標準的なシステム ボードのブロック図を示しています。 図 1-1 システム ボードのブロック図 注記: x1、x4、x8、および x16 の識別子は、拡張スロットに配線されている電気的な PCIe レーン の数を表します。たとえば、x16(8) は、拡張スロットが機械的に x16 分の長さのコネクタに 8 つの PCIe レーンが配線されていることを示しています。 プロセッサ テクノロジー このワークステーションは、Intel® X58 Express チップセットを使用し、最大 130W のプロセッサを 含む最新の Quad Core Intel® Xeon™ プロセッサ W3500 シリーズをサポートしています。これらのプ ロセッサは統合 3 チャネル メモリ コントローラ、マイクロアーキテクチャの改善、大容量 L3 キャッ シュを組み込んでおり、優れたパフォーマンスを提供します。さらに、このワークステーションは Intel QuickPath Interconnect (QPI) によって、プロセッサと I/O コントローラを最大 6.
大 150W のグラフィックス カードをサポートします。プライマリ グラフィックス カードの消費電力 が 150W 未満の場合は、もう 1 つの PCIe2 x16 スロットでもう 1 つのグラフィックス カードをサポ ートすることもできます。ただし、システム全体で 150W の電力制限を受けます。 拡張カード スロット このワークステーションには 1 つの Intel X58 I/O チップが実装されており、合計 6 つの高性能グラ フィックスおよび I/O スロットがあります 。2 つのフル x16 PCIe Gen2 スロットのほか、2 つの追加 PCIe x8 (4) スロット (x8 メカニカル、x4 エレクトリカル) により、高速 I/O カード用の I/O 帯域幅が 余分に得られます。オープンエンド PCIe x8 コネクタを使用すると、x16 物理サイズのカードを x8 (4) スロットに取り付けることができます。シリアル接続されている SCSI (SAS) ドライブは、プラグ イン カード経由でサポートされます。 追加の機能 SATA 向けの RAID (redundant array
表 1-1 ワークステーションのコンポーネントの説明 項目 説明 項目 説明 1 電源装置 8 メモリ モジュール (DIMM) 2 サイド アクセス パネル 9 システム ボード 3 リア システム ファン 10 PCIe カード 4 ハード ディスク ドライブ 11 PCI カード 5 オプティカル ドライブ 12 スピーカー 6 プロセッサ ヒートシンク 13 フロント ベゼル 7 プロセッサ (CPU) 14 シャーシ フロント パネルのコンポーネント 次の図に、標準的なワークステーション構成のフロント パネルを示します。 図 1-3 フロント パネル 表 1-2 フロント パネルのコネクタ 項目 4 記号 説明 項目 記号 説明 1 オプティカル ドライブの手動イジェク ト 6 ヘッドフォン コネクタ 2 オプティカル ドライブのイジェクト ボタン 7 マイク コネクタ 3 電源ボタン 8 1394a コネクタ (オプション、構成さ れていない場合は利用不可) 第 1 章 製品の概要 JAWW
表 1-2 フロント パネルのコネクタ (続き) 項目 記号 説明 項目 記号 説明 4 ハード ディスク ドライブの動作イン ジケーター 9 オプティカル ドライブの動作インジケ ーター 5 USB 2.0 ポート (2) 10 オプティカル ドライブ リア パネルのコンポーネント 次の図に、標準的なワークステーション構成のリア パネルを示します。 図 1-4 リア パネル 注記: 周辺機器を接続する際に分かりやすいように、リアパネルの各コネクタには、業界標準のア イコン表示と色付けがされています。 表 1-3 リア パネルのコネクタ 項目 JAWW 記号 説明 項目 記号 説明 1 電源装置のビルトイン セルフ テスト (BIST) LED 8 施錠用ループ 2 ユニバーサル シャーシ クランプ開口 部 9 グラフィックス カード コネクタ 3 PS/2 マウス コネクタ (緑色) 10 オーディオ ラインアウト コネクタ (緑) 4 USB 2.
表 1-3 リア パネルのコネクタ (続き) 項目 記号 説明 項目 記号 説明 6 オーディオ ラインイン コネクタ (淡青 色) 13 PS/2 キーボード コネクタ (紫色) 7 ケーブル ロック用スロット 14 電源ケーブル コネクタ ワークステーションの仕様 このセクションでは、ワークステーションのシャーシ、電源装置、動作環境について説明します。 重量と寸法 次の表に、ワークステーションの重量と寸法を示します。 重量 (通常構成) 13.5 ~ 19.6 kg (29.8 ~ 43.2 ポンド) シャーシの寸法 高さ: 45.0 cm (17.7 インチ) 幅: 17.0 cm (6.7 インチ) 奥行き: 44.5 cm (17.5 インチ) 電源装置の説明 ワークステーションの電力は、内蔵された 475W、効率 85% の電源装置によって供給されます。電源 装置は、ENERGY STAR の要件に適合します。 電源装置の電圧 表 1-4 電源電圧 電源の電圧 6 説明 +3.
電源装置の電流 表 1-5 レールあたりの最大電流 電圧レール 475W の最大連続電流 +12 V-CPU 17.5A +12 V-B 17.5A +12 V-D 18.0A V12N 0.30A +5 V-SB 2.25A 3.3V 15.0A 5.1V 21.0A 注意: 連続出力電力の合計値は、475 W 以下にしてください。 3.3V と 5.
表 1-6 電源装置の仕様 (続き) 項目 説明 耐サージ フル レンジ電源装置 (最大 2000V の電源サージに耐える) 適合 スリープ モードでの消費電力 (ENERGY STAR による定義): サスペンド ツー RAM (S3) (直ちに使用可能な PC) 6W 未満 電力消費と熱量 電力消費と熱量の仕様は、複数の構成で用意されています。使用可能な仕様を確認するには、 http://www.hp.
表 1-7 HP ワークステーションの動作環境 (続き) 注記: 1,524m (5,000 フィート) を超えたら、高度 305m (1,000 フィート) ごとに 1°C (1.8°F) 下がります。 動作時:8% ~ 85% 相対湿度 (RH)、結露なきこと 湿度 非動作時:8% ~ 90% 相対湿度 (RH)、結露なきこと 動作時: 0 ~ 3,048m (10,000 フィート) 高度 非動作時:0 ~ 9,144 m (30,000 フィート) 動作時:正弦半波:40g、2 ~ 3ms 非動作時: 衝撃 ● 正弦半波:160 cm/s、2 ~ 3ms (約 100g) ● 方形波:422 cm/s、20g 注記: 値は 1 回の衝撃に対するものであり、繰り返し衝撃に対しては当てはまりません。 ランダム動作:0.5g (RMS)、5 ~ 300 Hz 非動作時:ランダム:2.
コンピュータの任意の入力デバイス (マウス、キーボードなど) でユーザーが操作することにより、コ ンピュータ、モニタともにスリープ モードから復帰させることができます。Wake On LAN (WOL) を 有効に設定すると、ネットワーク信号によりワークステーションを通常の状態に復帰させることもで きます。 電源管理機能によるエネルギーとコスト削減能力の詳細については、EPA ENERGY STAR Power Management Web サイト (http://www.energystar.gov/powermanagement) を参照してください。 ENERGY STAR プログラムと環境に対するメリットの詳細については、EPA ENERGY STAR Web サイト (http://www.energystar.
3. [F10] キーを押して、変更を承認します。 4. [File] (ファイル) → [Save Change and Exit] (変更を保存して終了) を選択し、[F10] キーを押し て変更を承認します。 アクセシビリティ HP は、障害をお持ちの方やご高齢者の方を含むすべてのお客様がより簡単にご利用いただける製 品、サービス、および情報の開発に取り組んでいます。Windows Vista® Business および Microsoft® Windows® XP Professional がプリインストールされた HP 製品は、アクセシビリティを考慮して設計 されており、業界トップのアシスティブ テクノロジー(支援技術)製品を使用してテストされていま す。詳細については、http://www.hp.
注記: プリインストールされた Windows Vista Business オペレーティング システムには、Cool Tools のアイコン、ショートカット、またはフォルダは含まれていませんが、Performance Tuning Framework などのいくつかのツール プログラムが含まれています。 適切な通風の確保 システムに対する適切な通風は、ワークステーションの運用にとって重要です。適切な通風を確保す るため、以下のガイドラインに従ってください。 ● ワークステーションは、丈夫で水平な場所で操作します。 ● 適切な通気がある場所にワークステーションを置きます。次の図のように、ワークステーション の前後に 15 センチ以上のすき間を空けます。 お使いのワークステーションは、この図とは異なる場合があります。 図 1-5 適切なワークステーションの通風 ● ワークステーションの周囲温度が記載された制限内であることを確認します。 注記: 周囲温度の上限である 35°C は、高度 5000 フィートまでのみ有効です。5000 フィー トを超えたら、1000 フィートごとに 1°C 下がります。そ
2 オペレーティング システムのセットアッ プ この章では、ワークステーションのオペレーティング システムのセットアップとアップデートについ て説明します。次の項目があります。 トピック 13 ページの 「Microsoft オペレーティング システムのセットアップ」 14 ページの 「Red Hat Enterprise Linux のセットアップ」 15 ページの 「Novell SLED のセットアップ」 15 ページの 「ワークステーションのアップデート」 また、この章には、ワークステーションにインストールされている BIOS、ドライバ、ソフトウェア アップデートが最新のものかどうかを確認する方法も記載されています。 注意: オペレーティング システムが正しくインストールされるまでは、HP ワークステーションに オプションのハードウェアを追加しないでください。途中でハードウェアを追加すると、エラーが発 生して、オペレーティング システムが正しくインストールされない可能性があります。 Microsoft オペレーティング システムのセットアップ 注記: Windows Vista から Wind
デバイス ドライバのインストールまたはアップグレード オペレーティング システムのインストール後にハードウェア デバイスを取り付ける場合は、デバイ スを取り付ける前に適切なデバイス ドライバをインストールしておく必要があります。デバイスに付 属するインストール手順を実行してください。また、最適なパフォーマンスを維持するには、オペレ ーティング システムのアップデート、パッチ、ソフトウェア フィックスを最新の状態にしておく必 要があります。ドライバとソフトウェアのアップデートの詳細については、16 ページの 「デバイ ス ドライバのアップグレード」を参照してください。 Windows ワークステーションへのファイルと設定の転送 Microsoft Windows オペレーティング システムではデータの移行ツールが提供されており、別の Windows コンピュータ上のファイルやデータから必要なものを選び、Windows Vista または Windows XP Professional オペレーティング システム ワークステーションに転送できます。 このツールの使用手順については、http://www.
Novell SLED のセットアップ オペレーティング システムがプリロードされたシステムに SUSE Linux Enterprise Desktop (SLED) をセットアップするには、次の手順を実行します。 1. ワークステーションを起動します。 2. Installation Settings を開始し、ワークステーションのパスワード、ネットワーク、グラフィック ス、時刻、キーボード設定情報、および Novell Customer Center Configuration (Novell Customer Center 設定) を入力します。 注記: システム起動後の最初の Installation Settings 中に、[Novell Customer Center Configuration] (Novell Customer Center 設定) 画面から Novell のサブスクリプションを有効にす ることができます。Novell Customer Center の完全なドキュメントは、http://www.novell.
BIOS のアップグレード 最新の強化機能が含まれる最新の BIOS を探してダウンロードするには、次の手順を実行します。 1. http://www.hp.com/go/workstationsupport にアクセスします。 2. 左側に表示された [Tasks] (タスク) のメニュー列から [Download Drivers and Software] (ドラ イバとソフトウェアのダウンロード) を選択します。 3. 説明に従って、使用しているワークステーション用の最新の BIOS を探します。 4. Web サイトの BIOS がシステムのバージョンと同じであれば、これ以上の操作は不要です。 5.
3 オペレーティング システムの復元 この章では、Windows または Linux オペレーティング システムの復元方法について説明します。次 の項目があります。 トピック 17 ページの 「復元方法」 18 ページの 「バックアップ ソフトウェアの注文」 18 ページの 「Windows Vista の復元」 18 ページの 「Windows XP Professional の復元」 21 ページの 「Novell SLED の復元」 14 ページの 「HP ドライバ CD を使用したインストール」 復元方法 Windows Business Vista オペレーティング システムは、HP RestorePlus! プロセスを使用して再イン ストールできます。Windows XP Professional オペレーティング システムは、RestorePlus! プロセス または HP Backup and Recovery Manager を使用して再インストールできます。 ● RestorePlus! RestorePlus! プロセスは、Windows オペレーティング システムおよび (シス
注意: これらの方法によって復元されるのはオペレーティング システムであり、データではありま せん。データは、定期的にバックアップして、失われないようにする必要があります。 バックアップ ソフトウェアの注文 システム リカバリ CD または DVD を作成できない場合は、HP サポート センターから、リカバリ ディ ス ク セ ッ ト を 注 文 で き ま す 。 最 寄 り の サ ポ ー ト セ ン タ ー の 電 話 番 号 を 調 べ る に は 、 http://www.hp.
RestorePlus! メディアの作成 RestorePlus! キットは、ハード ディスク ドライブにあるファイルを使って作成できます。復元メ ディアを作成するには、次の手順を実行します。 1. ワークステーションを起動します。 2. 起動中に [HP Backup and Recovery Manager] 画面が表示され、リカバリ CD または DVD を作 成するプロンプトが表示されます。[Now] (今すぐ) を選択します。 3. システムのイニシャル リカバリ ポイント (IRP) が取得されます。これは、システム ハード ディ スク ドライブのスナップショットです。このキャプチャに 10 分以上かかる場合もあります。 4.
4. [Next] (次へ) を選択して、使用可能な CD イメージおよびリカバリ ポイントのリストを表示し ます。 5. イニシャル リカバリ ポイントの隣のボックスを選択し、[Next] (次へ) を選択します。 6. 指示に従って、メディアを作成します。 オペレーティング システムの復元 注意: オペレーティング システムの復元を行う前に、データをバックアップしてください。 メディアから RestorePlus! を実行すると、プライマリ ハード ディスク ドライブ上のすべての情報 (すべてのパーティションを含む) が削除されます。復旧パーティションから RestorePlus! を実行する と、ルート (C:) パーティションのみが影響を受けます。 RestorePlus! の使用 RestorePlus! を使用して復元するには、次の手順を実行します。 1. RestorePlus! DVD からワークステーションを起動します。デバイスのドライバと設定をインス トールするには、RestorePlus! DVD から起動する必要があります。 2.
Novell SLED の復元 Linux オペレーティング システムを復元するには、SLED 復元メディアが必要です。 復元メディアの作成 SUSE Linux Enterprise Desktop のプリロードでは、デスクトップに [SUSE ISO] アイコンが作成され ています。このアイコンをクリックすると、/iso ディレクトリに移動できます。/iso ディレクトリに は、ワークステーションのプリロードに使用されたすべての iso イメージが含まれます。元のイメー ジを回復または復元するには、/iso ディレクトリの Readme ファイルの手順に従って、ISO イメー ジ ファイルを CD にコピーします。 注記: 万一ワークステーションでハード ディスク ドライブ障害が発生した場合に備えて、ISO 回 復イメージを CD にバックアップ ファイルとしてコピーすることを推奨します。 JAWW Novell SLED の復元 21
4 システム管理 このセクションでは、ワークステーションのシステム管理を可能にする各種ツールとユーティリティ について説明します。次の項目があります。 項目 22 ページの 「BIOS ROM」 22 ページの 「コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティ」 32 ページの 「ワークステーション管理」 BIOS ROM BIOS ROM には、ファームウェア(機械語アプリケーション)が格納されています。ここには POST、PCI デバイスの初期化機能、プラグ アンド プレイのサポート機能、省電力管理機能、および コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティなどが含まれています。BIOS ROM は、1 MB の SPI (Serial Peripheral Interface) ポートを備えています。 最新の BIOS ROM 仕様を確認するには、http://www.hp.
コンピュータ セットアップ (F10) 機能 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティでは、以下の設定などを行うことができます。 JAWW ● 工場出荷時の設定値を変更したり、ワークステーションの工場出荷時の構成を変更する。これ は、ハードウェアの追加や削除で必要になることがあります。 ● ワークステーションに組み込まれているデバイスがすべてシステムで認識されているかどうか、 また動作しているかどうかを調べる。 ● ワークステーションの動作環境に関する情報を調べる。 ● 電源投入時のセルフ テスト (POST) で、修復されなかったシステム構成のエラーを解決する。 ● パスワードやその他のセキュリティ機能を設定し管理する。 ● 省電力タイムアウト値を設定し管理する (Linux プラットフォームではサポートされていません)。 ● 工場出荷時の設定値に復元する。 ● ワークステーションの日付と時刻を設定する。 ● CPU、グラフィックス、メモリ、オーディオ、記憶装置、通信、および入力機器などを設定した り、ワークステーション構成の設定、表示、変更、確認を行う。
● リムーバブル メディアへの書き込み機能を有効または無効にする (ハードウェアがサポートして いる場合)。 ● ワークステーションのセットアップ情報を複製する。システムの構成情報を CD またはフロッピ ー ディスクに保存して、ワークステーションにコピーすることができます。 ● 特定の SATA および SAS ハード ディスク ドライブのセルフ テストを実行する (ドライブがサポ ートしている場合)。 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティへのアクセス コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティにアクセスするには、以下の手順に従って操作しま す。 1. ワークステーションの電源を入れるか、再起動します。 2.
注記: 以下の項目は、新しい BIOS がリリースされると変更される場合があります。以下に示すメ ニューと異なる場合がありますので、ご注意ください。 表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 JAWW メニュー オプション 説明 File (ファイル) System Information (シ ステム情報) 次のシステム特性を表示します。 ● Product Name (製品名) ● QPI Link Speed (QPI リンク速度) ● Memory Size (メモリ サイズ) ● Integrated MAC (内蔵 MAC) ● System BIOS (システム BIOS) ● Boot Block Date (ブート ブロック日付) ● Chassis serial number (シャーシのシリアル番号) ● Asset Tracking Number (アセット タグ番号) ● Management Module (管理モジュール) ● Processor Type (プロセッサのタイプ) ●
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き) メニュー オプション 説明 Default Setup (デフォルト値の 設定) 次の操作を実行できます。 ● Save Current Settings as Default (現在の設定をデフォルト値として保存) – 現在の設定が次 回の操作のデフォルトの設定になるように保存します。 ● Restore Factory Settings as Default (工場出荷時の設定をデフォルト値として復元) – 工場出 荷時の設定を次回の操作のデフォルトの設定として復元します。 Apply Defaults and Exit (デフォ ルト値を適用し て終了) Default Setup (デフォルト値の設定) で定義されたデフォルト設定値を復元します。 Ignore Changes and Exit (変更を 保存しないで終 了) 変更した設定値を破棄し、ワークステーションのセットアップを終了します。 Save Changes and Exit (変更を 保存して終了) 変更した設定値を保
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き) メニュー オプション 説明 ● ● DPS Self-test (DPS セルフ テ スト) SATA Emulation (SATA エミュレーション) – 以下のオプションを使用して、SATA エミュ レーション モードを設定します。 ◦ RAID + AHCI – RAID および AHCI OPROM が実行されます。このエミュレーション モードがデフォルトです。このモードは最も高いパフォーマンスと機能性を備えてい ます。 ◦ IDE – 標準の SATA サポートを提供します (4 つのポートのみ)。 SATA PORT 0-n (SATA ポート 0 ~ n) – SATA ポートの有効/無効を設定します。次の設定 が提供されています。 ◦ GEN 2/3.0 Gbps (Internal のみ/eSATA のみ) ◦ GEN 1/1.
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き) メニュー オプション 説明 Power-On Password (電源 投入時パスワー ド) Power-On Password (電源投入時パスワード) を設定して有効にすることができます。 Password Options (パスワ ード オプショ ン) セットアップ パスワードや Power-On Password (電源投入時パスワード) を作成した場合に、こ のオプションを指定できます。次の操作を実行できます。 Smart Cover (ス マート カバー) ● Lock Legacy Resources (レガシー リソースをロック) – オペレーティング システムで、リ ソースがシリアル、パラレル、フロッピー ディスク コントローラに変更されないようにし ます。 ● Network Server Mode (ネットワーク サーバ モード) – ネットワーク サーバ モードを有効に 設定します。 ● Password Prompt on Warm Boot (ウォーム ブート時の
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き) メニュー オプション 説明 Embedded Security Device (内蔵セキュリティ デバイス) Hidden (無効)/Available (有効) により、 Trusted Platform Mechanism (TPM) のオン/オフが切り替わります。Device Hidden (デバイス無 効) がデフォルトです。このオプションを有効にした場合は、以下のオプションを指定できます。 ● Power-On Authentication Support (パワーオン認証サポート) – ワークステーションの起動時 に TPM ユーザー キー パスワードの入力を求める認証機能の有効/無効を設定します。この 機能は、TPM を使用して、認証パスワードを生成および保存します。 ● Reset Authentication Credential (認証資格情報のリセット) – 認証機能をリセットし、認証 の資格情報をクリアします。 Embedded Security Device (内蔵セキュリティ
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き) メニュー オプション 説明 (デバイス無効) がデフォルトです。このオプションを有効にした場合は、以下のオプション を指定できます。 ◦ Power-On Authentication Support (パワーオン認証サポート) – ワークステーションの 起動時に TPM ユーザー キー パスワードの入力を求める認証機能の有効/無効を設定し ます。この機能は、TPM を使用して、認証パスワードを生成および保存します。 ◦ Reset Authentication Credential (認証資格情報のリセット) – 認証機能をリセットし、 認証の資格情報をクリアします。 Embedded Security Device (内蔵セキュリティ デバイス) を有効にして、内蔵セキュリティ デバイスに関連するセキュリティ機能にアクセスするには、セットアップ パスワードを 設定する必要があります。 デバイスを Available (有効) に設定すると、オペレーティング システムでデバイスにアクセ スできるようにな
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き) メニュー オプション Advanced (詳細設 Power-On Options (電源投 定)2 入時オプション) JAWW 説明 以下の内容を設定できます。 ● POST Messages (POST メッセージ) – POST 中のスプラッシュ画面の有効/無効を設定しま す。 ● F9 Prompt ([F9] プロンプト) (Displayed (表示) または Hidden (非表示)) – [Displayed] (表 示) を選択すると、POST 中に [F9=Boot Menu] が表示されます。[Hidden] (非表示) を選 択すると、このテキストは表示されません。ただし、[F9] キーを押すと、ブート メニュー が表示されます。 ● F10 Prompt ([F10] プロンプト) (Displayed (表示) または Hidden (非表示)) – [Displayed] (表 示) を選択すると、POST 中に [F10=Setup] が表示されます。[Hidden]
表 4-1 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティのメニューの説明 (続き) メニュー オプション 説明 Chipset/Memory (チップセット/ メモリ) 次のオプションを有効/無効に設定します。 Device Options (デバイス オプ ション) ● PCI SERR# Generation (PCI SERR# 生成) (Enable (有効)/Disable (無効)) – 正しく動作しな い PCI アドイン カード (誤って SERR# を生成する可能性がある) の PCI SERR# 生成を制 御します。 ● PCI VGA Palette Snooping (PCI VGA パレット スヌーピング) (Enable (有効)/Disable (無 効)) – 互換性を保つ目的で PCI VGA パレット スヌーピングを制御します。 ● Memory Mode Interleave (メモリ モード インターリーブ) – デュアル ソケット ワークステ ーションに対してインターリーブ モードを設定します。 以下のデバイス オプションを設定できま
セクションの項目 37 ページの 「Subscriber's Choice」 37 ページの 「ROM フラッシュ」 38 ページの 「FailSafe Boot Block ROM (フェイルセーフ ブート ブロック ROM)」 39 ページの 「ワークステーションのセキュリティ」 48 ページの 「障害通知と復旧」 49 ページの 「デュアル ステート電源ボタン」 注記: このマニュアルで説明されている各機能は、ワークステーションのモデルまたはソフトウェ ア バージョンによって異なる場合があります。 ワークステーションの初期設定と導入 ワークステーションには、システム ソフトウェア イメージがプリインストールされています。簡単 なソフトウェアのバンドル解除を行うと、すぐにワークステーションを使用できます。 プリインストールされたソフトウェア イメージの代わりに、任意のシステムやアプリケーションをイ ンストールしたい場合は、以下のような方法があります。 ● プリインストールされたソフトウェア イメージをバンドル解除した後、追加するアプリケー ション ソフトウェアをインストールする。 ● 別のワーク
トの起動順序は、BIOS 構成の設定どおりですが、常に PXE ブートを試みるように変更することがで きます。 セットアップの複製 このセクションでは、ワークステーションのセットアップの複製について説明します。 1 台のワークステーションへのセットアップ構成のコピー 注意: セットアップ構成情報はモデルに固有になっています。コピー先とコピー元のワークステー ションのモデルが異なっていると、ファイル システムが破壊されることがあります。 セットアップ構成をコピーするには: 1. コピーするセットアップ設定情報を選択し、次にワークステーションを再起動します。 2.
この手順には、起動用フロッピー ディスクが必要です。起動用フロッピー ディスクの作成に Windows XP が使用できない場合は、1 台のワークステーションにコピーする方法を使用してください (34 ページの 「1 台のワークステーションへのセットアップ構成のコピー」を参照)。 1. 起動用フロッピー ディスクまたは USB メディア デバイスを作成します。 2. コピーするセットアップ構成を選択します。 3. フロッピー ディスクまたは USB ストレージ デバイスを使用する場合は、ここで挿入します。 4. ワークステーションを再起動します。 5.
HP Client Manager Software HP Client Manager Software は、次のサービスを提供します。 ● アセット管理用ハードウェア インベントリの詳細表示 ● コンピュータのヘルス チェック監視と診断 ● ハードウェア環境変更の事前通知 ● ビジネスの継続に影響を与えるコンピュータの温度異常警告やメモリ異常警告など、Web サイ トから利用できる報告機能 ● デバイス ドライバ、ROM BIOS などのシステム ソフトウェアのリモート アップデート ● リモートからの起動順序の変更 ● システム BIOS の設定 HP Client Management Solutions (CMS) (http://www.hp.com/go/easydeploy から英語版をダウンロー ド可能) を使用して、ネットワーク環境でワークステーションの標準的な管理と制御を行うことがで きます。 HP Client Manager の詳細については、http://www.hp.
ユーティリティのダウンロードと SSM の詳細情報については、http://www.hp.
Remote ROM Flash (リモート ROM フラッシュ) の詳細については、http://www.hp.com/go/ssm (英 語) の 「HP Client Manager Software」または 「System Software Manager」セクションを参照して ください。 HPQFlash HPQFlash ユーティリティは、Windows オペレーティング システムから PC のシステム ROM をロー カルでアップデートまたは復元するのに使用します。HPQFlash の詳細については、http://www.hp.
5. CD または USB メディアを取り出して、ワークステーションの電源を切ります。 6.
表 4-2 セキュリティ機能の概要 (続き) 機能 目的 設定方法 Serial, Parallel, USB, Infrared 内蔵シリアル ポート、内蔵パラレル ポー Interface Control (シリアル ポー ト、USB ポート、または赤外線インターフェ ト、パラレル ポート、USB ポ ースによるデータ転送を禁止する ート、または赤外線インター フェース制御) コンピュータ セットアップ (F10) ユ ーティリティのメニューから Power-On Password (電源投入 時パスワード) コンピュータ セットアップ (F10) ユ ーティリティのメニューから パスワードを入力するまではワークステー ションを使用できないようにする (最初のシ ステム起動時と再起動時に適用) Setup Password (セットアップ パスワードを入力するまではワークステー コンピュータ セットアップ (F10) ユ パスワード) ションの再構成 (コンピュータ セットアップ ーティリティのメニューから ユーティリティを使用) ができないようにする Network Server Mod
パスワードを忘れたり、装置が他の従業員に譲渡された場合でも、マスタ パスワードを使えば、ユー ザー パスワードをリセットして、再びハード ディスク ドライブへアクセスできるようにすることが できます。 DriveLock (ドライブロック) の有効化を担当する企業情報システム管理者には、マスタ パスワードの 設定や管理に関する企業ポリシーも作成しておくことをお勧めします。そうすることによって、従業 員が会社を辞めるときに両方の DriveLock (ドライブロック) パスワードを設定してしまうような事態 を避けることができます。このような事態になると、ハード ディスク ドライブは使用不能になり、 交換を余儀なくされるからです。逆に、マスタ パスワードを設定しなかった場合には、システム管理 者はハード ディスク ドライブの管理権限を失い、不正なソフトウェア、その他のアセット管理的な 業務、サポートなどの日常チェックを実施することができなくなります。 セキュリティ要件が厳しくないお客様の場合には、DriveLock (ドライブロック) を有効にすることは お勧めしません。このようなお客様には、個人ユーザーや、通常
DriveLock (ドライブロック) の有効化 DriveLock (ドライブロック) ユーザー パスワードを有効にして設定するには、次の操作を行います。 1. ワークステーションの電源を入れるか、再起動します。 2. ワークステーションの電源が入ったら、直ちに [F10] キーを押し、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティが起動されるまで押し続けます。必要に応じて、[Enter] キーを押してタイ トル画面をスキップします。 適切なタイミングで[F10] キーを押せなかった場合は、ワークステーションを再起動し、もう一 度、[F10] キーを押してユーティリティにアクセスします。 PS/2 キーボードを使用している場合は、キーボード エラー メッセージが表示されることがあり ますが、無視してください。 3. [Security] (セキュリティ) → [DriveLock Security] (ドライブロック セキュリティ) を選択しま す。 4. DriveLock (ドライブロック) 対応の各ドライブに対して、[F10] キーを押してドライブを選択しま す。 5.
ートして、[Ctrl] + [Alt] + [Del] を押すと、DriveLock (ドライブロック) パスワードを入力しなけれ ば、ワークステーションで次のブートを完了させることはできません。このウォーム ブートの 動作は、DriveLock (ドライブロック) 機能の仕様です。 パスワード セキュリティ Power-On Password (電源投入時パスワード) は、ワークステーションの電源投入時または再起動時に 入力するパスワードで、このパスワードを使用してアプリケーションまたはデータへのアクセスを制 御し、ワークステーションの不正使用を防止します。セットアップ パスワードは、特にコンピュー タ セットアップ (F10) ユーティリティへの不正アクセスを防止しますが、Power-On Password (電源 投入時パスワード) に優先するパスワードとしても使用できます。Power-On Password (電源投入時パ スワード) を要求されたときに、代わりにセットアップ パスワードを入力してもワークステーション を起動できます。 ネットワーク全体のセットアップ パスワードを設定すれば、システム
す。[Network Server Mode] (ネットワーク サーバ モード) が有効な場合は、POST の実行時にパスワ ードは要求されませんが、接続されている PS/2 キーボードはユーザーが Power-On Password (電源 投入時パスワード) を入力するまでロックされます。 [Network Server Mode] (ネットワーク サーバ モード) を有効にするには、Advanced] (詳細設定) → [Password Options (パスワード オプション) で Power-On Password (電源投入時パスワード) を設定 する必要があります。このオプションを使用すると、Power-On Password (電源投入時パスワード) の 入力を求めずにワークステーションを起動できますが、Power-On Password (電源投入時パスワード) を入力するまでキーボードおよびマウスはロックされます。ワークステーションがロック モードの場 合、キーボード LED の点灯が次々に移っていきます。 コンピュータの (F10) メニューを使って Power-On Password
セットアップ パスワードは、下の手順で入力します。 1. ワークステーションを再起動します。 2. ワークステーションの電源が入ったら、直ちに [F10] キーを押し、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティが起動されるまで押し続けます。必要に応じて、[Enter] キーを押してタイ トル画面をスキップします。 適切なタイミングで[F10] キーを押せなかった場合は、ワークステーションを再起動し、もう一 度、[F10] キーを押してユーティリティにアクセスします。 PS/2 キーボードを使用している場合は、キーボード エラー メッセージが表示されることがあり ますが、無視してください。 3.
Power-On Password (電源投入時パスワード) とセットアップ パスワードは、コンピュータ セット アップ (F10) ユーティリティの [Security] (セキュリティ) オプションを使っても変更できます。 Power-On Password (電源投入時パスワード) またはセットアップ パスワードの削除 Power-On Password (電源投入時パスワード) またはセットアップ パスワードを削除するには、次の 手順を実行します。 1. ワークステーションの電源を入れるか、再起動します。 2.
パスワードの解除 パスワードを忘れた場合は、ワークステーションにアクセスできません。 パスワードの解除方法については、136 ページの 「パスワード セキュリティの設定と CMOS の再設 定」を参照してください。 シャーシのセキュリティ サイド アクセス パネル センサー (スマート カバー センサー) (オプション) オプションのサイド アクセス パネル センサーは、ハードウェアとソフトウェアの技術を組み合わせ たものであり、センサーをコンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを使用して正しく設定し ておけば、ワークステーションのサイド アクセス パネルが外されたときに警告を受け取ることがで きます。 次の表に、サイド アクセス パネル センサーの 3 つの保護レベルを示します。 表 4-4 サイド アクセス パネル センサーの保護レベル レベル * 設定値 説明 レベル 0 Disabled (無効) サイド アクセス パネル センサー *は無効です (デフォルト)。 レベル 1 Notify User (ユーザ ーに通知) ワークステーションを再起動すると、ワークステー
3. [Security] (セキュリティ) → [Smart Cover] (スマート カバー) → [Cover Removal Sensor] (カ バー取り外しセンサー) を選択し、画面の指示に従います。 4.
デュアル ステート電源ボタン ACPI (Advanced Configuration and Power Interface) が有効な場合、電源ボタンをワークステーション のオン/オフ スイッチのほか、スタンバイ モード ボタンとしても使用できます。この機能は、電源を 完全にオフにするのではなく、ワークステーションを省電力の待機(スタンバイ)状態にします。こ の機能を使えば、アプリケーションを終了しないでスタンバイし、データを損失することなく同じ動 作状態に復帰できます。 電源ボタンの設定の変更 電源ボタンの設定は次のようにして変更します。 1. [スタート] を選択し、[コントロール パネル] → [電源オプション] を選択します。 2. [電源オプションのプロパティ] で [詳細設定] タブをクリックします。 3.
5 コンポーネントの交換 この章では、ワークステーションの内部コンポーネントの取り外しと取り付けの手順について説明し ます。次の項目があります。 項目 50 ページの 「警告および注意」 51 ページの 「保守上の考慮事項」 55 ページの 「カスタマ セルフ リペア」 56 ページの 「コンポーネントの取り外しと取り付け」 90 ページの 「製品のリサイクル」 警告および注意 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は、高温の表面または高温の部 品が存在することを示しています。 この表面に触れると、火傷をするおそれがあります。 高温の部 品による火傷の危険を防ぐため、必ず、表面の温度が十分に下がってから手を触れてください。 警告! 装置の表面または領域にこの記号が貼付されている場合は、感電のおそれがあることを 示しています。 感電によるけがを防ぐため、この記号が貼付されているカバーは開けないでくださ い。 警告! 感電または装置の損傷の危険がありますので、次の点を守ってください。 — 必ず電源コードのアース端子を使用して接地してください。アース端子は重要な安全機能です。 — 電源コ
警告! 製品の出荷パッケージに の記号が付いている場合、製品の重さによるけがを防ぐため に、製品は必ず 2 人で持ち上げてください。 注意: 静電気の放電により、ワークステーションの電子部品が破損することがあります。 作業を始 める前に、アースされた金属面に触れるなどして、身体にたまった静電気を放電してください。 注意: プロセッサを取り外すか交換するときは、次の注意事項に従ってください。 — プロセッサを適切に取り付けないと、システム ボードが損傷するおそれがあります。 HP 認定の再 販業者またはサービス プロバイダに連絡し、プロセッサの取り付けを依頼してください。 自分でプ ロセッサを取り付ける場合は、開始前にすべての操作手順を注意深くお読みください。 — ワークステーションの準備手順に従わなかった場合、プロセッサが適切に取り付けられず、ワーク ステーションの大きな損傷を招く原因となります。 — プロセッサのソケット ピンはデリケートなため、曲がりやすくなっています。プロセッサをソケッ トに配置するときは、十分注意してください。 注意: ワークステーションの損傷を防ぐため、システム部品の取り外し/交換の
ESD (静電気放電) 情報 発生する静電気量 以下の表から、作業者の行動によって発生する静電気量が異なることが分かります。また、静電気は 湿度が低いほど増加します。 相対湿度 活動内容 55% 40% 10% カーペット上の歩行 7,500V 15,000V 35,000V ビニールの床上の歩行 3,000V 5,000V 12,000V ベンチ作業者の動作 400V 800V 6,000V PCB からバブル パックを取り出す 7,000V 20,000V 26,500V 発泡プラスチック内張りの箱に PCB を詰める 5,000V 11,000V 21,000V 注意: 静電気量 700 ボルトで製品は劣化することがあります。 ESD (静電気放電) による装置の損傷防止 多くの電子部品は、ESD (静電気放電) に対策が必要です。回路設計と構造によって、影響を受ける度 合いが異なります。電子コンポーネントとアクセサリの損傷を避けるには、以下の梱包と接地の予防 措置を取る必要があります。 ● 手が製品に触れないようにチューブ、袋、箱などの静電防止コン
次の表は、静電シールド材で可能な保護レベルを示したものです。 表 5-1 静電シールドの保護レベル 方法 静電防止プラスチック 電圧 1,500V カーボン入りプラスチック 7,500V メタライズ ラミネート 15,000V このセクションでは、ESD (静電気放電) による装置の損傷を防止するためのガイドラインについて説 明します。 作業エリアの接地 作業エリアでの静電気は、以下の方法で防止します。 ● 作業台の上を静電気拡散性材で覆います。作業台の上に接続したアース バンドと適切に接地さ れたツール、機器を使用します。 ● 静電気拡散性材のマット、フット ストラップ、またはエアー イオナイザを使ってさらに保護を 確実にします。 ● 静電気に弱いコンポーネント、部品、およびアセンブリは、ケースまたは PCB ラミネートに入 れて取り扱います。必ず、静電気の発生しない作業エリアで作業します。 ● 電源と入力信号を切断した後、コネクタの挿入や取り外しまたは装置のテストを行います。 ● 治工具を拡散性の表面に直接接触せざるを得ない場合は、静電防止型のものを使用します。 ● 作業エ
● 1MΩ 10% のアース バンドおよび履物ストラップ ● 静電防止対応の梱包箱 ● 導電性のビニール袋 ● 導電性のプラスチック パイプ ● 導電性の部品・工具箱 ● 不透明シールド袋 ● 透明メタライズ シールド袋 ● 透明シールド チューブ 工具とソフトウェアの要件 ワークステーションのコンポーネントの取り外しと取り付けに必要な工具は、次のとおりです。 ● Torx T-15 ドライバ ● プラス/マイナス ドライバ ● 診断ソフトウェア コンポーネントの特別な取り扱い ワークステーションの保守作業を行う場合は、特に以下のコンポーネントの取り扱いに注意が必要で す。 警告! ワークステーションを持ち上げたり移動するときは、フロント ベゼルを持って持ち上げない でください。ワークステーションをフロント ベゼルを持って持ち上げたり、持ち上げ方法を誤ると、 ワークステーションが落下してけがをしたり、ワークステーションを破損する恐れがあります。けが をしないように、ワークステーションの底部を持って持ち上げてください。 ケーブルとコネクタ ケーブルは、損傷させないよ
● ハード ディスク ドライブを挿入または取り外すときは、ワークステーションの電源を切ってく ださい。ワークステーションに電源が入っているとき、またはスタンバイ モードのときは、ハ ード ディスク ドライブを取り外さないでください。 ● ドライブを取り扱う前に、必ず身体の静電気を放電させてください。ドライブの取り扱い中に、 コネクタに触れないでください。静電気による損傷防止の詳細については、52 ページの 「ESD (静電気放電) 情報」を参照してください。 ドライブを装着するときに ESD (静電気放電) による損傷を防ぐには、データ ケーブルの前に電 源ケーブルを接続します。これで、蓄積した静電気をドライブの電源ケーブルからワークステー ションのシャーシに放電することができます。 ● ドライブを挿入するときは、無理な力を加えないでください。 ● ハード ディスク ドライブは、液体や極端な温度環境にさらしたり、モニタやスピーカーなど磁 界を発生する製品に近づけることはしないでください。 リチウム ボタン電池 ワークステーションには、リアル タイム クロックに電源を供給する電池が付属しており、
コンポーネントの取り外しと取り付け コンポーネントの位置 次の図と表は、ワークステーションのシステム ボード コンポーネントを示したものです。 図 5-1 システム ボード コンポーネントの位置 表 5-2 システム ボード コンポーネント ID 項目 56 コンポーネント 項目 コンポーネント 項目 コンポーネント 1 CPU ファン 12 クリア CMOS ボタン 23 PCI 32/33 2 リア シャーシ ファン 13 フロント電源ボタン/LED 24 PCIe2 x16 3 CPU 電源 14 障害回復ジャンパー 25 PCIe x8(4) 4 ソレノイド フード ロック 15 フロント シャーシ ファン 26 PCIe2 x16 5 CPU ソケット 16 HDD LED 27 PCIe2 x8(4) 6 メモリ ソケット 17 内部 USB1/DASH 28 オーディオ 7 主電源 18 SATA ポート 29 ネットワーク/USB 8 電池 19 内部 USB2 30 USB 9
関連するシステム アーキテクチャ情報については、1 ページの 「システム ボード アーキテクチャ」 を参照してください。 分解前の手順 ワークステーションの保守を始める前に、次の手順を実行します。 1. 50 ページの 「警告および注意」の安全上の注意と予防措置、またワークステーションの『Safety and Regulatory Information』を確認します。 2. 適切な作業エリアを探して整理整頓します。 3. 開いているソフトウェア アプリケーションをすべて閉じます。 4. ワークステーションからフロッピー ディスク、CD、または DVD を取り出します。 5. オペレーティング システムをシャットダウンします。 6. ワークステーションおよび接続されている周辺機器の電源をすべて切ります。 7. ワークステーションを保護しているセキュリティ機器を取り外すか解放します。 8. 電源コードをまずコンセントから外し、次にワークステーションから外します。 9. ワークステーションから周辺機器のケーブルを外します。 10. 工具を揃えます。 11.
表 5-3 ワークステーション コンポーネントの取り付け (続き) プティカル ベイ フィラー、オプ ティカル ドライ ブ、電源ボタ ン、システム ス ピーカー システム ボード シャーシ ロック サイド アクセス パネル 拡張カード サポー 拡張カードまた は DIMM ト ヒートシンク ケーブル ロック (オプション) 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 ワークステーションにケーブル ロックが取り付けられている場合は、保守作業を行う前に取り外しま す。 下の図に示すように、鍵を外し、ケーブル ロックの溝から引き出します。 図 5-2 ケーブル ロックの取り外し サイド アクセス パネル 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 ワークステーションの内部コンポーネントを取り扱う場合には、サイド アクセス パネルを取り外す 必要があります。 このセクションでは、サイド アクセス パネルの取り外しと取り付けの方法を説明します。 サイド アクセス パネルの取り外し サイド ア
警告! ワークステーションのサイド アクセス パネルを取り外す前に、ワークステーションの電源 が切れていること、および電源コードがコンセントから外されていることを確認してください。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. ケーブル ロックなどのロックがある場合は外します。 3. を引き上げ、カバーをシステム 2 の背面方向に 1/2 イン 以下の図に示すように、ハンドル チ (約 1.3 cm) スライドさせた後、カバーを回してシャーシ から取り外します。 図 5-3 サイド アクセス パネルの取り外し サイド アクセス パネルの取り付け サイド アクセス パネルは、以下の手順で取り付けます。 1. サイド パネルの下側の溝とシャーシの下端を揃えます。 2.
3. 以下の図に示すように、インライン シャーシ ケーブルからセンサー ケーブルを外します 。 図 5-4 サイド アクセス パネル センサーの取り外し 4. センサーをスライドさせてスロットに戻し、センサーを下に押し込み、シャーシから取り外しま す 2。 サイド アクセス パネル センサーの取り付け サイド アクセス パネル センサーを交換するには、上記の手順と逆の手順を実行します。 注記: センサーの金属製ブラケットは、センサー キットの一部で、最初にセンサーを取り付けると きに取り付ける必要があります。 サイド アクセス パネル ソレノイド ロック サイド アクセス パネル ソレノイド ロックにより、ローカル信号またはリモート信号で制御されるソ レノイドを使ってサイド アクセス パネルをロックすることができます。 このセクションでは、サイド アクセス パネル ソレノイド ロックの取り外しと取り付けの方法を説明 します。 サイド アクセス パネル ソレノイド ロックの取り外し サイド アクセス パネル ソレノイド ロックは、以下の手順で取り外します。 60 1.
5. ソレノイド ロックを内側に引っ張ってから持ち上げ す。 、アセンブリをシャーシから取り外しま 図 5-5 サイド アクセス パネル ソレノイド ロックの取り外し サイド アクセス パネル ソレノイド ロックの取り付け 上記の手順と逆の手順を実行して、サイド アクセス パネル ソレノイド ロックを取り付けます。これ には、ソレノイド ロック ケーブルのシステム ボードへの接続と、ソレノイド ロックのシャーシへの 固定が含まれます。 ベゼル 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、フロント シャーシ ベゼルの取り外しと取り付けの方法を説明します。 フロント ベゼルの取り外し ベゼルは、以下の手順で取り外します。 1.
2. リリース タブを持ち上げ 外します。 、続いてフロント ベゼルを 2 のように傾けながらシャーシから取り フロント ベゼルの取り付け フロント ベゼルを取り付けるには、前のセクションで説明したタブを揃え、ベゼルを所定の位置に戻 します。 フロント パネル I/O デバイス 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、フロント パネル I/O デバイスの取り外しと取り付け方法を説明します。 フロント パネル I/O デバイスの取り外し フロント パネル I/O デバイスは、以下の手順で取り外します。 62 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3.
4. 以下の図に示すように、I/O デバイスの固定具から固定用のねじを取り外し、I/O デバイスをシャ ーシから取り外します。 図 5-6 フロント パネル I/O デバイスの取り外し 5. 以下の図に示すように、フロント パネル I/O デバイスのケーブルをシステム ボードから外しま す。 図 5-7 フロント パネル I/O ケーブルの取り外し 6.
フロント パネル I/O デバイスの取り付け フロント パネル I/O デバイスは、以下の手順で取り付けます。 1. フロント パネル I/O デバイス ケーブルを、取り外す前に通っていた穴と同じシャーシの穴に通 します。 2. フロント パネル I/O デバイスをシャーシ内に配置し、固定用のねじを取り外した順番と逆の順眼 で取り付けます。 3.
4. 次に示すように、電源ボタン ケーブルをシステム ボードから外します。 図 5-9 電源ボタン ケーブルの取り外し 5. タブ 6.
オプティカル ベイからのオプティカル ディスク ドライブの取り外し 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. フロント ベゼルを取り外します (61 ページの 「フロント ベゼルの取り外し」を参照)。 4. 以下の図に示すように、オプティカル ディスク ドライブからデータ ケーブル ル 2 を外します。 と電源ケーブ 図 5-11 オプティカル ディスク ドライブ ケーブルの取り外し 5.
オプティカル ベイへのオプティカル ディスク ドライブの取り付け オプティカル ディスク ドライブは、以下の手順で取り付けます。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. フロント ベゼルを取り外します (61 ページの 「フロント ベゼルの取り外し」を参照)。 4. 以下の図に示すように、緑色のリリース レバー を引き上げ、リリース ラッチによってオプ ティカル ディスク ドライブが止まるまで、ドライブをベイにスライドさせます。 ラッチを放し、ラッチが閉まりドライブがしっかりはまるまで、スライドさせてください 2。 図 5-13 オプティカル ディスク ドライブの取り付け ヒント: 取り付け時に、隣接するディスク ドライブまたはフィラーが少し動くことがありま す。両方のデバイスをスライドさせて揃えないと、リリース ラッチが閉まらず、デバイスがか み合わない場合があります。 5.
6. 以下の図に示すように、オプティカル ディスク ドライブのデータ ケーブルをシステム ボード上 の適切な SATA ポートに接続します。 図 5-14 電源ケーブルとデータ ケーブルの接続 ワークステーション スピーカー 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、ワークステーション スピーカーの取り外しと取り付けの方法を説明します。 ワークステーション スピーカーの取り外し ワークステーション スピーカーは、以下の手順で取り外します。 68 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. フロント ベゼルを取り外します (61 ページの 「フロント ベゼルの取り外し」を参照)。 4. 以下の図に示すように、スピーカー ケーブル 5.
6. のようにスピーカーをシャーシからスライドさせて取り外します。 図 5-15 ワークステーション スピーカーの取り外し ワークステーション スピーカーの取り付け スピーカーを取り付けるには、上記の手順と逆の手順を実行します。 電源装置 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、電源装置の取り外しと取り付けの方法を説明します。 電源装置の取り外し 電源装置は、以下の手順で取り外します。 JAWW 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. シャーシの背面から 4 本のねじ 4.
5.
図 5-17 標準的な構成における電源コネクタの位置 表 5-4 電源コネクタの説明 項目 説明 項目 説明 A 電源装置 G (P8) オプティカル ドライブ B (P1) 主電源 H (P9) フロッピー ディスク ド ライブ C (P3) CPU 電源 I (P10) ハード ディスク ドラ イブ D (P12) PCIe 補助電源 J (P11) ハード ディスク ドラ イブ E (P4/P5) オプティカル ドライブ K (P13) 補助/フロッピー ディ スク ドライブ F (P6/P7) オプティカル ドライブ リア システム ファン 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、リア システム ファンの取り外しと取り付けの方法を説明します。 JAWW コンポーネントの取り外しと取り付け 71
リア システム ファンの取り外し リア システム ファンは、以下の手順で取り外します。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. 次の図に示すように、リア システム ファンのケーブル をシステム ボードから外します。 図 5-18 ファン ケーブルの取り外し 4.
DIMM の取り付け順序 以下で、DIMM の正しい取り付け順序を確認してください。 図 5-19 DIMM の取り付け順序 サポートしている DIMM 構成 ワークステーションは次の DIMM 構成をサポートしています。 ● DIMM スロット × 4 ● 1 GB ~ 16 GB のメモリ構成 ● ミラーリングのサポートなし ● DIMM スペアリングのサポートなし BIOS のエラーと警告 無効なメモリ構成については、BIOS で警告/エラーが発生します。 JAWW ● BIOS がプラグインされたメモリを無効にすることで有効なメモリ構成を検出できる場合、プラ グインされたメモリを無効にした上で、POST 時に警告を報告します。ワークステーションの起 動は可能です。警告では、システム ボード上またはメモリ ライザ上の問題のある DIMM の位置 が示されます。 ● BIOS がプラグインされたメモリを無効にしても有効なメモリ構成を検出できない場合、BIOS は停止し、メモリ エラーの診断 2006 コードが表示されます (ビープ音と点滅が 5 回発生)。 コンポーネントの取
DIMM の取り外し DIMM は、以下の手順で取り外します。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 注意: DIMM の取り外しまたは取り付けのときに損傷しないようにするため、ワークステー メモリを取り付ける前 ションの電源を切って、AC 電源のコンセントから電源コードを抜きます。 に電源コードを外さないと、モジュールが損傷し、ワークステーションがメモリの交換を認識で きないことがあります。 3. 次の図のように、DIMM のソケット レバーを外側にゆっくりと倒します 。 図 5-20 DIMM の取り外し 4. DIMM をまっすぐ上に持ち上げてソケットから取り出し 2、DIMM を静電防止袋に保管します。 DIMM の取り付け DIMM は、以下の手順で取り付けます。 74 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2.
3. 次の図のように、DIMM のソケット レバーをゆっくりと外側に倒します。 図 5-21 DIMM ソケット レバーを開く 4. 次の図のように、DIMM のコネクタ キーと DIMM のソケット キーを揃え、DIMM をソケットに しっかりと挿入します 。 注意: DIMM と DIMM ソケットには、正しく取り付けられるようにそれぞれ切り込みと突起が あります。ソケットまたは DIMM 損傷を防ぐには、DIMM を取り付けるときに切り込みと突起を 正しく合わせてください。 図 5-22 DIMM の挿入 5.
このセクションでは、ワークステーションの拡張カード スロットについて説明し、カード構成情報を 示します。 スロットの確認と説明 次の図に、ワークステーションの拡張カード スロットを示します。 図 5-23 拡張カード スロットの識別 次の表に、ワークステーションの PCIe カード スロットの説明をまとめます。 表 5-5 PCI スロット スロット タイプ スロット電力 (最大) 1 PCIe2 - x8(4) 25W 2 PCIe2 - x16 75W 75W 3 PCIe - x8(4) 25W 4 PCIe2 - x16 75W 75W 5 PCI 32/33 25W 6 PCI 32/33 25W 注記: x1、x4、x8、および x16 の識別子は、拡張スロットに配線されている電気的な PCIe レーン の数を表します。たとえば、x16(8) は、拡張スロットが機械的に x16 分の長さのコネクタに 8 つの PCIe レーンが配線されていることを示しています。x16 グラフィックス カードは挿入先のスロット の帯域幅で動作します。 スロット 1 およ
カード構成における電源装置に関する制限事項 注意: 故障を避けるため、ワークステーション全体の消費電力 (I/O カード、CPU、およびメモリを 含む) は、ワークステーション電源装置の最大定格を超えないでください。電源装置の詳細について は、7 ページの 「電源装置の仕様」を参照してください。 475W 電源装置を使用する最大のグラフィックス構成では、2 枚の 75W カード (スロット 2 に 1 枚、 スロット 4 に 1 枚) を使用するか、または 1 枚の 150W カードをスロット 2 またはスロット 4 に使用 できます。 75W を超えるグラフィックス カードを使用している場合、隣接するスロットを空のままにします。 最大グラフィックス電力は、CPU とメモリの選択によって異なります。ワークステーションの構成に 関するその他の制限事項に従うことをお勧めします。 拡張カード スロットの選択 可能な場合、次のヒントを参考にして、拡張カードに適したスロットを選択してください。 ● プライマリ グラフィックス カードは、グラフィックス用 PCIe x16 スロットに挿入します。 ● セカンダリ
● 内部配線のカードを取り付けてケーブルを整理し、ケーブルの密度を最小限に抑えます。ケーブ ルによっては、他の拡張カードの上ではなく下に配線することがあります。 ● 電磁妨害を防止するため、グラフィックス カードの横に外部ケーブルと接続するカードを取り 付けないようにします。 拡張カード 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 PCIe の I/O スロットは、スロットに物理的に指定されている帯域幅よりも狭いバス帯域幅であれば、 他の PCIe カードも使用できます。 拡張カード スロットの説明 注記: x1、x4、x8、x16 の識別子は、拡張スロットまたは拡張カード スロットが収容できる信号の 数を表します。たとえば、x4(x8) は、4 つの信号を電気的に受信するよう設計されたカードを、8 信 号カード用に設計されたスロットに挿入できることを示します。 このスロットと PCIe カードの動作関係は、下の表で確認してください。 表 5-6 Workstation PCIe 互換性マトリクス スロット メカニカルな互換性 * 電気的
3. 拡張カード サポート が取り付けられている場合は、2 本のねじを取り、サポートを取り外しま す。 図 5-24 拡張カード サポートの取り外し 4. 拡張カードに接続されているすべてのケーブルを外します。 5. 次の図のように、拡張カード固定クランプのレバーをシャーシの内側に押し込んで、固定クラン プを開きます 。 図 5-25 拡張カードの取り外し 拡張カード スロットのラッチを外し 2、カードをゆっくりとシャーシから引き抜きます 6. 。 拡張スロット カバーを取り付けて、拡張カード固定クランプを閉じます。 拡張カード固定クランプが閉じない場合には、すべてのカードが正しく挿入されていることを確 かめて、やり直してください。 拡張カードの取り付け ワークステーションでサポートされるグラフィックス カード、各グラフィックス カードのメモリ容 量、グラフィックス カード電源要件については、http://www.hp.
拡張カードは、以下の手順で取り付けます。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. 以下の図に示すように、拡張カード固定クランプのレバーをシャーシの外側に押し込んで、固定 クランプを開きます 。 図 5-26 スロット カバーの取り外し 4. 拡張カード スロット カバーを引き上げて、シャーシから取り外します 2。 ヒント: 2 本の指でスロット カバーをつかみます。シャーシの内側と外側からつかみます。 5. カードを拡張カード ガイドに合わせます。 6. に示すように、PCIe カード キーをスロット キーに合わせ、カードをスロットにしっかりと挿 入します。 7.
注意: 電池を取り外すと CMOS の設定情報は失われるので、その前に CMOS の設定情報をバック アップします。CMOS の設定情報をバックアップするには、コンピュータ セットアップ (F10) ユー ティリティで、[Save to Diskette] (フロッピー ディスクに保存) オプションを選択します。 注記: 電池、電池パック、蓄電池は、一般家庭ごみと一緒に廃棄しないでください。 電池の取り外し 電池は、以下の手順で取り外します。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. システム ボードにある電池ホルダーのリリース タブを押します。 4. 以下の図に示すように、バッテリ ホルダー上のタブ を引っ張り、真上に持ち上げます 2。 電池の取り付け 電池は、以下の手順で取り付けます。 1. 電池の極性 (プラスとマイナス) を確認し、電池ホルダーに正しい向きで挿入します。 2.
ハード ディスク ドライブの取り外し ハード ディスク ドライブは、以下の手順で取り外します。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. ドライブから電源ケーブルとデータ ケーブルを外します。 4. ハード ディスク ドライブの緑色のリリース タブ ブをシャーシからスライドさせます 2。 を押し、図のようにハード ディスク ドライ 図 5-27 シャーシからのドライブの取り外し 5.
HDD ベイはシャーシ上にラベルが付いていません。 ケーブルは、次の方法でシステム ボード コネクタに差し込みます。 ● SATA HDD ケーブルは SATA ポート 0 から順番に差し込みます。 ● SAS HDD ケーブルは、システム ボード コネクタに差し込まないで、別途の SAS コントロー ラ カード (1 個) に差し込みます。 取り付け HDD を取り付けるには、以下の手順を実行します。 1. ハード ディスク ドライブを取り付けるドライブ ベイを選択します。 2. シャーシ上で 4 つの絶縁グロメットねじを探します。 3.
4. SAS ドライブを取り付ける場合、以下の図のように、SAS-to-SATA ケーブル アダプタを SAS ハード ディスク ドライブ上のコネクタに取り付けます。 注記: SAS ドライブには、別途 SAS コントローラ プラグイン カードが 1 つが必要です。 図 5-29 ケーブル アダプタの取り付け 5. 以下の図のように、選択したベイの所定位置に固定されるまでハード ディスク ドライブを押し 込みます 。 図 5-30 HDD ドライブの取り付け 6.
7. コンポーネントの取り付けに備えて取り外したすべてのコンポーネントを元通りに取り付けま す。 CPU ヒートシンク 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、CPU ヒートシンクの取り外しと取り付けの方法を説明します。 CPU ヒートシンクの取り外し ヒートシンクは、以下の手順で取り外します。 1. ワークステーションの電源を切ります (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 3. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 4.
5. 次の図に示すように、CPU ヒートシンクのファン ケーブル をシステム ボードから外します。 図 5-32 ヒートシンク ファン ケーブルの取り外し 6. ヒートシンクを持ち上げる前に、ヒートシンクを静かにひねって、CPU とヒートシンク間の熱 伝導材をはがします。 7. シャーシから CPU ヒートシンクを持ち上げて引き抜きます 2。 8. アルコールとやわらかい布を使って、残っている熱伝導材を ヒートシンクと CPU から拭き取り ます。CPU とヒートシンクに付いたアルコールは完全に乾燥させます。 CPU ヒートシンクの取り付け ヒートシンクは、以下の手順で取り付けます。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. CPU ヒートシンクを取り外します (85 ページの 「CPU ヒートシンクの取り外し」を参照)。 4. 次のいずれかの作業を行います。 5.
注意: ヒートシンクのねじは締め過ぎないでください。ねじを締め過ぎると、システム ボー ド トレイのねじ穴が破損する恐れがあります。 1 つのねじを完全に締めてから、次のねじに移るのは避けてください。CPU が水平を保つよう に、すべてのねじを均等に少しずつ締めます。 6. CPU ヒートシンクが水平を保つように、すべてのねじを少しずつ締めます。 7. ねじは対角線の順に 6.9 kg-cm (6 in-lbs) のトルクで、それぞれを少しずつ締めていきます。(1 度 できつく締めないでください。 ) 8. 次の図に示すように、CPU ヒートシンクのファン コネクタをシステム ボードに接続します。 図 5-33 ヒートシンク ファン ケーブルの接続 CPU 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、CPU の取り外しと取り付けの方法を説明します。 CPU の取り外し CPU は、以下の手順で取り外します。 JAWW 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2.
4. 次の図に示すように、CPU ソケット レバーを引き上げ 、カバーを開きます 2。 注意: CPU ソケットの接点と CPU の下の金色のパッド部には触らないでください。CPU の 取り扱いには十分に注意し、取り扱うときは端を持ちます。 5. CPU をソケットから真上に持ち上げ 入れて、安全な場所に保管します。 、CPU が損傷しないように静電気の発生しないケースに CPU の取り付け 注記: プロセッサ (CPU) はシステム ボード間で交換しないことをお勧めします。 CPU は、以下の手順で取り付けます。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3. CPU ヒートシンクを取り外します (85 ページの 「CPU ヒートシンクの取り外し」を参照)。 4. CPU を取り外します (87 ページの 「CPU の取り外し」を参照)。 5.
6. 以下の図に示すように、CPU 基板のノッチ (切り込み) とソケットのタブを揃えます。 CPU をソケットに収めます。CPU の下面と CPU ソケットが平行になっていることを確認しま す。 7. CPU カバー プレートを軽く押しながら閉じ、CPU ソケット レバーを閉じます。 8. CPU ヒートシンクを交換し (86 ページの 「CPU ヒートシンクの取り付け」を参照)、サイド ア クセス カバーを閉じます。 システム ボード 注記: このコンポーネントの保守を行う前に、50 ページの 「警告および注意」を参照してくださ い。 このセクションでは、システム ボードの交換方法を説明します。 システム ボードの取り外し システム ボードは、以下の手順で取り外します。 1. 電源をワークステーションから外します (57 ページの 「分解前の手順」を参照)。 2. サイド アクセス パネルを取り外します (58 ページの 「サイド アクセス パネルの取り外し」を 参照)。 3.
5. 以下の図に示すように、リリース部をゆっくりと握っていきます 。 図 5-34 システム ボードの取り外し 6. システム ボードを少し持ち上げてリリース部から離し、シャーシの背面からボードを引き離し て、システム ボードを上に持ち上げ、シャーシから引き出します 2。 システム ボードの取り付け システム ボードは、以下の手順で取り付けます。 1. システム ボードの背面シャーシ側を少し下に傾けた状態で、ボードを挿入します。 2. リリース部に納めるため、ボードを下に押しながら戻します。ラッチが所定位置に納まります。 3. 取り外したすべてのコンポーネントとケーブルを取り付け直します(電源ケーブルの識別につい ては、70 ページの 「電源接続」を参照してください)。 製品のリサイクル HP では、使用済みの電子機器、HP 製インク カートリッジ、および充電式バッテリのリサイクルを 推奨しています。 HP コンポーネントや製品のリサイクルについては、http://www.hp.
6 診断とトラブルシューティング この章では、システム関連の診断とトラブルシューティングに利用できるツールについて説明しま す。以下の項目があります。 項目 91 ページの 「テクニカル サポートへのお問い合わせ」 92 ページの 「ID ラベルの貼付位置」 92 ページの 「保証に関する情報」 93 ページの 「診断のガイドライン」 94 ページの 「トラブルシューティング チェックリスト」 95 ページの 「HP トラブルシューティングのリソースとツール」 98 ページの 「トラブルシューティングのシナリオと解決方法」 109 ページの 「HP Vision Field Diagnostics を使用したセルフ トラ ブルシューティング」 117 ページの 「診断コードとエラー」 テクニカル サポートへのお問い合わせ テクニカル サポートが必要となる問題が発生することがあります。テクニカル サポートに電話をか けるときは、次の準備をしてください。 JAWW ● ワークステーションに簡単にアクセスできるようにします。 ● ワークステーションのシリアル番号、製品番号、モデル名、モデル番号をメモ
注記: サービスまたはサポートに電話をかけると、ワークステーションの製品番号 (例: PS988AV) を尋ねられることがあります。ワークステーションに製品番号が付いている場合、通常は、10 桁また は 12 桁のシリアル番号の隣に記載されています。 注記: シリアル番号と製品番号のラベルは、ほとんどのモデルでは、上部パネルまたは装置の側 面、および装置の背面にあります。 世界各地のテクニカル サポートの電話番号を調べるには、http://www.hp.
既存の Care Pack に関する情報については、http://www.hp.com/go/lookuptool をご覧ください。 標準の製品保証を延長するには、http://www.hp.
● 必要なデバイス ドライバがすべてインストールされていることを確認します。たとえば、プリ ンタを接続した場合は、プリンタ ドライバをインストールする必要があります。 ● ネットワーク上で作業している場合は、他のワークステーションで正常に機能しているケーブル を使用してネットワークに接続します。ネットワーク プラグまたはケーブルに問題がある場合 があります。 ● 最近新しいハードウェアを追加した場合は、そのハードウェアを取り外してワークステーション が正常に機能するかどうかを確認します。 ● 最近新しいソフトウェアをインストールした場合は、そのソフトウェアをアンインストールして ワークステーションが正常に機能するかどうかを確認します。 ● 画面に何も表示されない場合、ワークステーションに利用可能な異なるビデオ ポートがあれ ば、モニタをそれに接続します。または、モニタを、正常に動作しているモニタと交換します。 ● BIOS をアップグレードします。新しい機能のサポートや問題の修正プログラムが含まれた BIOS の新しいリリースが発表されている可能性があります。 ● 詳細については、h
HP トラブルシューティングのリソースとツール この項では、HP Help and Support Center、E サポート、およびトラブルシューティングに役立つヒ ントについて説明します。 HP Help and Support Center HP Help and Support Center は、Windows XP Help and Support Center ヘルプ機能を拡張する HP の カスタム ユーザー インタフェースです。このカスタム ユーティリティを使用すると、[スタート] → [Help and Support Center] (ヘルプとサポート センター) をクリックして、設定情報など、ご使用の HP ワークステーションに関する特定の情報にアクセスできます。このインタフェースは、ご使用の HP ワークステーションに関連する HP Web サイトへのカスタム ヘルプとサポート リンクも提供し ています。 注記: カスタマイズした HP Help and Support Center は Windows XP Professional x64 Edition ま たは Linux で
3. [Select your product] (製品の選択) (中央のウィンドウ) から、Workstations (ワークステーショ ン) (personal computing (パーソナル コンピューティング) の下) を選択します。 4.
● 出荷時にプレインストールされていたオペレーティング システム以外のオペレーティング シス テムをインストールした場合は、そのオペレーティング システムがご使用のシステムでサポー トされているかどうかを http://www.hp.
モニタ ディスプレイのカスタマイズ モニタのモデル、リフレッシュ レート、画面解像度、色設定、フォント サイズ、電力管理設定など は、手動で選択または変更できます。ディスプレイの設定を変更するには、デスクトップを右クリッ クし、[Properties] (プロパティ) をクリックします。詳細については、グラフィックス コントロー ラ ユーティリティに付属のオンライン ドキュメントまたはモニタに付属のドキュメントを参照して ください。 トラブルシューティングのシナリオと解決方法 このセクションでは、Windows ベースのワークステーションを対象に、さまざまなトラブルシュー ティング シナリオや考えられる解決法についての広範な概要を示します。 注記: Linux のトラブルシューティングの詳細については、『HP Linux ワークステーション ユーザ マニュアル』を参照してください。このマニュアルは http://www.hp.
表 6-1 軽微なトラブル (続き) トラブル 原因 考えられる解決法 ハード ディスク ドライブがフル。 ハード ディスク ドライブのデータを転送して、ハード デ ィスク ドライブに空きスペースを作ります。 ワークステーションの電源が 自動的に切れ、電源 LED が 1 秒間隔で 2 回赤く点灯、2 秒 間休止、続けてビープ音が 2 回聞こえた。 システムに電源が入らず、ワ ークステーション前面の LED が点滅しない。 プロセッサのサーマル保護が動 作。 1. ワークステーションの通気が妨げられていないか確認 します。 ファンがブロックされているか動 作していない。 2. アクセス パネルを開いて、ワークステーションの電源 ボタンを押します。 または 3. システム ファンが回転していることを確認します。 プロセッサ ヒートシンクがプロ セッサに正しく取り付けられてい ない。 4.
表 6-1 軽微なトラブル (続き) トラブル 原因 考えられる解決法 1. 電源ボタンを 4 秒より短い時間押し続けます。ハー ド ディスク ドライブの LED が点灯しないときは、以 下のタスクを実行します。 a. 通電している AC コンセントにワークステーショ ンが接続されていることを確認します。 b. 電源ボタンのハーネスがフロント パネル I/O デ バイス アセンブリのコネクタに接続されている ことを確認します。 2. 電源装置のケーブルがシステム ボードに接続されてい ることを確認します。 3. 電源装置の動作を確認します。 a. AC 電源ケーブルを抜きます。 b. 内部電源装置のケーブルをシステム ボードから 取り外します (シャーシから電源装置を取り外す 必要はありません)。 c.
本サービス ガイドの「リア パネルのコンポーネント」セクションを参照して、本ワークステーショ ンの BIST LED の位置を確認します。 表 6-2 電源装置に関するトラブル トラブル 原因 解決方法 電源装置が間欠的に落ちる。 電源装置の障害。 電源装置を交換します。 ワークステーションの電源が切 れ、電源 LED が 1 秒間隔で 2 回赤 く点滅、2 秒休止する。 プロセッサのサーマル保護が 動作。 1. ワークステーションの通気が妨げられていないか確 認します。 ファンがブロックされている か動作していない。 2. アクセス パネルを開いて、ワークステーションの電 源ボタンを押します。 または 3. システム ファンが回転していることを確認します。 プロセッサ ヒートシンク ファ 4. ン アセンブリがプロセッサに 正しく取り付けられていない。 プロセッサ ヒートシンク ファンの回転を確認しま す。 ヒートシンク ファンが回転しない場合は、ファン ケ ーブルがシステム ボードに接続されているか確認し ます。ファンが正しく取り付けられていることを確 認します。 5.
表 6-2 電源装置に関するトラブル (続き) トラブル 原因 解決方法 2. c. 障害の原因になっているデバイスを交換しま す。 d. 一度に 1 つずつデバイスを追加し続け、すべて のデバイスが機能することを確認します。 電源装置の動作を確認します。 a. AC 電源を切断します。 b. 内部電源装置のケーブルをシステム ボードから 取り外します (シャーシから電源装置を取り外 す必要はありません)。 c. AC 電源のプラグを差し込みます。 ● 電源装置のファンが回転し、LED (100 ページの 「電源装置のテスト方法」 を参照) が点灯すれば、電源装置は正常で す。システム ボードを交換します。 ● 電源装置のファンが回転しないか、LED (100 ページの 「電源装置のテスト方法」 を参照) が点灯しない場合は、電源装置を 交換します。 ディスケットに関するトラブルの解決方法 表 6-3 ディスケットに関するトラブル トラブル 原因 ディスケット ドライブのランプが 点灯したままになる。 ディスケットが損傷している。 1.
表 6-3 ディスケットに関するトラブル (続き) トラブル 原因 解決方法 ディスケット ドライブからディス ケットに書き込めない。 ディスケットがフォーマットさ れていない。 ディスケットをフォーマットします。 ディスケットが書き込み禁止に なっている。 別のディスケットを使うか書き込み禁止を解除します。 間違ったドライブに書き込んで いる。 パス指定時のドライブ名を確認します。 ディスケットに十分な空き領域 がない。 別のディスケットを使用します。 ディスケットの書き込み制御が 有効になっている。 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを使用 して、ストレージのセキュリティ機能が無効に設定され ていないか確認します。 ディスケットが損傷している。 損傷しているディスケットを交換します。 ディスケットをフォーマットできな い。 無効なメディアと表示される。 MS-DOS でフォーマットするときは、ディスケットの容 量を指定しなければならないことがあります。 たとえば、A ドライブの 1.
表 6-3 ディスケットに関するトラブル (続き) トラブル 原因 ディスケットからブートできない。 ディスケットがブート可能でな い。 解決方法 ブート可能なディスケットと交換します。 コンピュータ セットアップ ユ ーティリティでディスケット ブ ートが無効になっている。 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを実行 し、[Storage] (ストレージ) → [Boot Order] (ブート順 序) でディスケット ブートを有効にします。 コンピュータ セットアップ ユ ーティリティでディスケット ブ ートが無効になっている。 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを実行 し、[Storage] (ストレージ) → [Storage Options] (スト レージ オプション) で Removable Media Boot を有効に します。 ディスケットの MBR 確認が有 効になっている。 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを実行 し、[Storage] (ストレージ) → [Storage Options] (スト レージ
表 6-4 ハード ディスク ドライブに関するトラブル (続き) トラブル 原因 解決方法 ドライブが識別されない。 ケーブルが正しく接続されて いない。 ワークステーションに外部接続している場合は、データ ケーブルと電源ケーブルがハード ディスク ドライブとし っかり接続されているか確認します。(接続の詳細につい ては、このガイドの「ハード ディスク ドライブ」セクシ ョンを参照してください)。 ハード ディスク ドライブが正 しく取り付けられていない。 筐体内のドライブの場合、ドライブやシャーシ内のコネク タが破損していないか確認します。 正しく接続されるようにシャーシ内のハード ディスク ド ライブとキャリアを取り付けなおします(接続の詳細につ いては、このガイドの「ハード ディスク ドライブ」セク ションを参照してください)。 システムは、新しく取り付け られたデバイスを自動的には 認識しない場合がある。 1. コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを 実行します。 2.
ディスプレイ モニタに関するトラブルの解決方法 表 6-5 ディスプレイ モニタに関するトラブル トラブル 原因 解決方法 ブランク画面 (ビデオ信号なし) ケーブルの接続が間違ってい る。 モニタからワークステーションへのケーブル接続、および 電源が来ているコンセントにケーブルが接続されているか チェックします。 モニタの電源が入っていない。 モニタの電源をオンにします (LED が点灯)。LED 信号の 説明は、モニタのマニュアルを参照してください。 スクリーン セーバー ユーティ リティがインストールされて いるか、省電力機能が有効に なっている。 どれかキーを押すかマウス ボタンをクリックします。パ スワードが設定されていたら、自分のパスワードを入力し ます。 システム ROM 不良。システム が FailSafe Boot Block モード で動作している (8 つのビープ 音で知らせる)。 ROMPaq を使用して ROM を再フラッシュします。 指定した解像度で固定同期モ ニタが同期しない。 モニタが、指定した解像度と同じ水平走査周波数で動作可 能な仕様であることを確認し
表 6-5 ディスプレイ モニタに関するトラブル (続き) トラブル 原因 解決方法 文字がかすんでいる 輝度とコントラストの設定が 適正でない。 モニタの輝度とコントラストを調節します。 ケーブルが正しく接続されて いない。 グラフィック ケーブルが、グラフィックス カードとモニ タに接続されているか確認します。 グラフィック コントローラが アップグレードされている場 合、正しいビデオ ドライバが ロードされていない可能性が ある。 アップグレード キットに付属するビデオ ドライバをイン ストールするか、グラフィックス カードの最新のドライ バを http://welcome.hp.com/country/us/en/support.html か らダウンロードしてインストールします。 要求した解像度で、モニタが 表示されない。 要求の解像度を変更します。 モニタのケーブルが正しく接 続されていない、またはモニ タの調整不良。 1. モニタのケーブルがワークステーションにしっかり 接続されているか確認します。 2.
オーディオに関するトラブルの解決方法 表 6-6 オーディオに関するトラブル トラブル 原因 解決方法 スピーカーまたはヘッドホンから 音が出ない。 ソフトウェアで設定するボ タスク バーの [スピーカー] アイコンをダブルクリック リュームが最低になっている。 し、ボリューム スライダで音量を調節します。 外部スピーカーがオンになっ ていない。 外部スピーカーをオンにします。 外部スピーカーが間違ったオ ーディオ ジャックに接続され ている。 スピーカーの接続については、サウンド カードのマニュ アルを参照してください。 デジタル CD オーディオが有 効になっていない。 デジタル CD オーディオを次のようにして有効にします。 1. [コントロール パネル] から [システム] を選択します。 2. [ハードウェア] タブで [デバイス マネージャ] ボタン を選択します。 3. [CD/DVD] デバイスを右クリックして [プロパティ] を選択します。 4.
表 6-6 オーディオに関するトラブル (続き) トラブル 原因 解決方法 サウンドが断続的に途切れる。 プロセッサのリソースを他の 実行中アプリケーションが使 っている。 プロセッサのリソースを多量に使うアプリケーションをす べてシャットダウンします。 オーディオを録音している間、ワ ディスクに空きがない可能性 ークステーションがロックされる。 がある。 1. 録音を始める前に、ハード ディスクに空きスペース が十分あることを確認します。 2. 圧縮形式でオーディオ ファイルに録音するようにし ます。 プリンタに関するトラブルの解決方法 表 6-7 プリンタに関するトラブル トラブル 原因 印字しない。 解決方法 プリンタの電源が入っていな いか、オンライン状態になっ ていない。 プリンタの電源を入れ、オンライン状態にします。 アプリケーションに合ったプ リンタ ドライバがインストー ルされていない。 1. アプリケーションに合ったプリンタ ドライバをイン ストールします。 2. MS-DOS コマンドを使って印刷してみます。 [DIR C:\> [printer
● ◦ システム BIOS リビジョン ◦ メモリ サイズおよび構成 ◦ プロセッサ情報 ◦ ストレージ デバイス情報および構成 ◦ グラフィックス/オーディオ/通信情報および構成 ◦ その他 新しく規追加された機能で使用可能な診断テストの一覧: ◦ 柔軟に設定可能なテスト オプション:quick / complete / custom / interactive / non-interactive ◦ 特定の不良メモリ DIMM の識別 ◦ テスト ビデオ カード メモリ ◦ SATA および SAS ドライブ両方への DST Smart テストの起動 ◦ その他多数のテストおよび診断 ● 無償保証コード出力 – 一意の無償保証コードは、障害ごとに生成され、特定システムの診断使用 を確認するために使用できます。 ● 利用が簡単 – 以前のフィールド診断である HP Insight Diagnostics と同様のユーザ インターフェ ースを使用します。 ● 実際のエンドツーエンド診断 – 工場で使用される診断モジュールと同じ ● 入手が簡単 ◦
カスタマ サポート センターテストに電話をかける前に印刷されたレポートを入手するために、テス トを実行し、テスト結果を保存して印刷してください。 注記: サードパーティ製デバイスは HP Vision Field Diagnostics によって検出されません。 HP Vision Field Diagnostics のダウンロードおよびアクセス HP Vision Field Diagnostics にアクセスするために、ユーティリティを HP Web サイトからダウンロ ードして CD または USB ドライブにコピーする必要があります。 1. http://www.hp.com にアクセスしてください。 2. [Support & Drivers] (ドライバおよびソフトウェア) リンクを選択します。 3. [Download driver and software] (ドライバとソフトウェアのダウンロード) ラジオ ボタンを選 択します。 4. テキスト ボックスに製品番号 (例: 5. お使いのオペレーティング システムを選択します。 6.
ユーザー インターフェース HP Vision Field Diagnostics アプリケーションには、6 つの主要な機能があり、タブからアクセス可能 です。これらの機能を次に示します。 ● [Survey] (調査) – 現在のシステム ハードウェア情報。 ● [Test] (テスト) – システムで利用可能なすべての診断を一覧表示します。テストはここから開始 します。 ● [Status] (ステータス) – この画面は、現在実行中の診断の進行状況とステータスを示します。 ● [History] (履歴) – 過去のすべての診断実行とステータスがここに一覧表示されます。 ● [Errors] (エラー) – 過去のすべての診断失敗がここに一覧表示されます。 ● [Help] (ヘルプ) – HP Vision Diagnostics のユーザ ヘルプ。 ユーティリティを構成する一部の共通操作もあります。例を次に示します。 ● [Exit Diagnostics] (診断の終了) ボタン – このボタンは HP Vision Diagnostic アプリケーション を終了して、シ
● [Communication] (通信) – シリアル、パラレル、USB、ネットワーク、Firewire、モデム、 Bluetooth ポートおよびデバイスなど、通信デバイスを表示します。 ● [Graphics] (グラフィック) – 組み込まれアドオンされたすべてのビデオ カードを表示します。 ● [Input Devices] (入力デバイス) – 接続されたすべてのマウスおよびキーボードなど、ユーザ入力 デバイスを表示します。 ● [Memory] (メモリ) – システム メモリ情報を表示します。 ● [Miscellaneous] (その他) – その他のカテゴリに属さないデバイスまたはデータを一覧表示しま す。 ● [Processors] (プロセッサ) – システム プロセッサを表示します。 ● [[Storage]] (ストレージ) – フロッピー ドライブ、オプティカル ドライブ、SATA、SAS ハード ディスク ドライブおよびコントローラの他にも RAID アレイなどのマス ストレージ デバイスを 表示します。 ● [System] (システム) –
[Duration of Test] (継続時間) オプションは、テスト シーケンスの継続時間を制御します。次のオプ ションを使用できます。 ● [Number of loops] (ループ回数) – テスト選択はデフォルトで 1 回実行されます。テスト選択を 何度も実行するには、正の数を入力します。 ● [Total test time (hours:minutes)] (合計テスト時間 (時:分)) – または、テスト選択を指定時間に わたって実行するよう設定できます。これは、入力した時間がすべてのテストの実行に必要な時 間よりも短い場合に、すべてのテストが実行されることを保証するものではありません。 ● [Stop at first error] (最初のエラーで停止) – このオプションをチェックすると、1 つのエラーが 発生したらすぐにテスト実行を停止します。 [Test Controls] (テスト コントロール) には次のボタンがあります。 ● [Select All, Unselect All] (すべて選択/すべて選択解除) ボタン – このボタンはテスト選択ツリー からすべて
[Status] (ステータス) タブの色を次に示します。 ● [Waiting] (待機中) (黒) – 実行中のテストがありません ● [Running] (実行中) (青) – 少なくとも 1 つのテストが現在実行中です ● [Passed] (合格) (緑) – すべてのテストが正常に実行されました。ハードウェアのエラーまたは不 具合が検出されなかったことを意味します ● [Failed] (不合格) (赤) – テストによって、システムに 1 つ以上のエラーが検出されました ● [Canceled] (キャンセル) (オレンジ) – テスト シナリオが明示的にキャンセルされました。この 場合、通過または失敗の結果を得ることができません 使用可能なデータを次に示します。 ● Current Loop (現在のループ) – テスト パネルで指定されたループ合計回数のうち、現在の実行 ループを表示します。 ● Test Time (テスト時間) – テスト実行の開始から経過した合計時間を表示します。 ● Test Complete (テスト完了数) – 実行するテストの合計回
● [Recommended Repair] (推奨される修理) は、ハードウェア障害を解消するために実行が必要な 推奨される対処方法を示します。 ● 無償保証 ID は、コンピュータ上の特定のエラーに関連付けられた一意のエラー コードです。ハ ードウェア障害について HP サポート センターまでお問い合わせの際には、無償保証 ID を準備 しておいてください。 ● [Clear Errors] (エラーをクリア) ボタンは、Error Log の内容をクリアします。 Error Log の内容は、[Save] (保存) ボタンをクリックすることによって、HTML ファイルとしてフ ロッピーまたは USB フラッシュ ドライブのいずれかに保存できます。 [Help] (ヘルプ) タブ [Help] (ヘルプ) タブには、[Vision Help] (Vision ヘルプ) セクション、および [Test Components] (テス ト コンポーネント) セクションが含まれます。このタブには、検索機能とインデックス機能がありま す。HP エンド ユーザ ライセンス契約 (End User Li
注記: HP Vision Field Diagnostics を終了するには、画面の一番下にある [Exit Diagnostics] (診断を終了) ボタンをクリックします。USB フラッシュ ドライブを取り外すか、オプティカル ドライブから CD を取り外してください。 最新の診断ユーティリティのダウンロード 以下の手順を実行して、最新の診断ユーティリティをダウンロードします。 1. http://www.hp.com にアクセスしてください。 2. [Support & Drivers] (ドライバおよびソフトウェア) リンクを選択します。 3. [Download driver and software] (ドライバとソフトウェアのダウンロード) ラジオ ボタンを選 択します。 4. テキスト ボックスに製品番号 (例: 5. お使いのオペレーティング システムを選択します。 6. [Diagnostic] (診断) リンクを選択します。 7. HP Vision Field Diagnostics を探して、[Download] (ダウンロード) を選択します。 8.
表 6-8 診断ランプとビープ音の意味 動作 考えられる原因 青色の電源 LED * が点灯し ている。ビープ音がなし。 ワークステーションの電源が 入っている。 青色の電源 LED * が 2 秒ご とに点滅する。*ビープ音が なし。 ワークステーションがスリー プ (S3 - サスペンド ツー RAM) モードになっている (一部のモデルのみ)。 青色の電源 LED * がオフに なっている。*ビープ音がな し。 ワークステーションが休止 (S4 - サスペンド ツー ディ スク) モードになっている。 対処 該当しない。 青色の電源 LED * が 1 秒間 ワークステーションがスリー に 1 回ずつ、3 回点滅する。 プ (S3 - サスペンド ツー * RAM) モードになっている ビープ音がなし。 (一部のモデルのみ)。 青色の電源 LED * が 1 秒間 ワークステーションが休止 に 1 回ずつ、4 回点滅する。 (S4 - サスペンド ツー ディ * スク) モードになっている。 ビープ音がなし。 *ユーザーが選択できます (詳細については、24 ページの 「コンピュータ
表 6-8 診断ランプとビープ音の意味 (続き) 動作 考えられる原因 電源 LED が赤く、1 秒間に 電源異常 (過電流が発生して 1 回ずつ、 4 回点滅し、その いる)。 後 2 秒間停止する。ビープ 音が 4 回鳴る。 対処 注意: ワークステーションがオフの場合でも、内部コンポーネントは 通電している場合があります。機器の損傷を防ぐため、コンポーネント を取り外すときは、まずワークステーションの電源コードを抜いてくだ さい。 1. アクセス パネルを開き、すべての電源接続 (24 ピンのメイン、4 ピンの CPU) がシステム ボード上で固定されていることを確認し ます。 2.
表 6-8 診断ランプとビープ音の意味 (続き) 動作 考えられる原因 対処 1. 電源 LED が赤く、1 秒間に システム ボードの障害 1 回ずつ、7 回点滅し、その (ROM によってビデオ出力前 後 2 秒間停止する。ビープ に障害が検出された)。 音が 7 回鳴る。 2. 電源 LED が赤く、1 秒間に 無効な ROM (チェックサム 1 回ずつ、8 回点滅し、その 不正)。 後 2 秒間停止する。ビープ 音が 8 回鳴る。 CMOS をクリアします。 注記: CMOS のクリアの詳細については、ご使用のワークステ ーション モデルの『メンテナンスおよびサービス ガイド』を参照 してください。 システム ボードに問題があることが考えられます。HP サポートに お問い合わせください。 注意: ワークステーションがオフの場合でも、内部コンポーネントは 通電している場合があります。機器の損傷を防ぐため、コンポーネント を取り外すときは、まずワークステーションの電源コードを抜いてくだ さい。 1.
表 6-8 診断ランプとビープ音の意味 (続き) 動作 考えられる原因 対処 3. 電源ケーブルのすべてがシステム ボードに正しく接続されている ことを確認します。 4. 電源の機能を調べます。 a. AC 電源を切断します。 b. 内部の電源ケーブルをすべて外します。 c.
● ファン ● 温度センサー ● ケーブル (フロント/リア パネル、オーディオ、および USB ポート) 次の表に、POST エラー メッセージを示します。 表 6-10 POST のエラー メッセージ 画面メッセージ エラー内容 対処 101—Option ROM Checksum Error システム ROM のチェックサム エラ ー。 最新の ROM がインストールされていることを確認し ます。 102—System Board Failure 110—Out of memory space for option ROMs DMA、タイマーなどの設定が正しくな いか、故障している。 1. 必要に応じて、ROM をフラッシュします。 2. 拡張カードを最近追加した場合、それを取り外し てトラブルが解決するかどうかを調べます。 3. CMOS をクリアします。メッセージが消えた場 合には、原因は拡張カードにあります。 4. システム ボードを交換します。 1. CMOS をクリアします。 2. 拡張ボードを取り外します。 3.
表 6-10 POST のエラー メッセージ (続き) 画面メッセージ エラー内容 対処 4. メモリ モジュールの取り外しと交換を 1 つずつ 行って、障害モジュールを切り分けます。 5. 故障したメモリ モジュールを交換します。 6.
表 6-10 POST のエラー メッセージ (続き) 画面メッセージ 303—Keyboard Controller Error 304—Keyboard or System Unit Error エラー内容 対処 3. 押されたままになっているキーがないか確認しま す。 4. キーボードを交換します。 I/O ボード キーボード コントローラが 1. 故障しているか、正しく設定されてい ない。 2. キーボードの障害。 ワークステーションの電源を切り、キーボードを 接続しなおします。 キーボードをワークステーションに (スイッチ ボ ックスを経由せずに) 直接接続します。 3. システム ボードを交換します。 1. ワークステーションの電源を切り、キーボードを 接続しなおします。 2. キーボードをワークステーションに (スイッチ ボ ックスを経由せずに) 直接接続します。 3. 押されたままになっているキーがないか確認しま す。 4. キーボードを交換します。 5.
表 6-10 POST のエラー メッセージ (続き) 画面メッセージ エラー内容 518—Power supply wattage insufficient for hardware configuration 現在のワークステーションの構成に必 ● 要な電力を電源装置から得られない。 601—Diskette Controller Error 605—Diskette Drive Type Error 610—External Storage Device Failure ドライブ タイプの不一致。 外部ストレージ デバイスが検出されな いか正しく接続されていない、または 故障している。 構成変更してワークステーションの消費電力を減 らします。 ● 電源装置を高出力電源装置に交換します。 1. コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティ を実行します。 2. ケーブルを確認し、必要な場合は故障したケーブ ルを交換します。 3. CMOS をクリアします。 4. フロッピー ディスク ドライブを交換します。 5. システム ボードを交換します。 1.
表 6-10 POST のエラー メッセージ (続き) 画面メッセージ エラー内容 対処 920—Fatal error on QPI link X QPI リンク x (x は 0 または 1 ) で致命 的なエラーが検出された。このタイプ のエラーは、エラーメッセージの後に 続いて表示されます。 システム ボードに問題があります。HP サポートにお 問い合わせください。 921—Fatal error on QPI Protocol link X QPI リンク x プロトコル (x は 0 また システム ボードに問題がある可能性があります。HP は 1 ) で致命的なエラーが検出され サポートにお問い合わせください。 た。このタイプのエラーは、エラー メッセージの後に続いて表示されます。 922—Fatal error on PCIe slot X 指定したスロットで致命的なエラーが カードを別のスロットに移します。問題が解消されな 発生した。 い場合、カードを交換します。 923—Fatal error on ESI port 0 ESI ポート 0 スロットで致命的なエラ ー
表 6-10 POST のエラー メッセージ (続き) JAWW 画面メッセージ エラー内容 対処 1803—Processor feature set is insufficient for current system settings プロセッサの機能セットが現在のシス テム設定に不十分である。BIOS 設定 がプロセッサのサポート内容と適合し ていない。 BIOS 設定を変更するか、プロセッサをアップグレー ドします。 1804—A processor feature and the memory configuration are incompatible プロセッサの機能がメモリ構成と適合 していない。 以前のメモリ構成を復元します。 ERROR:Invalid 1394 GUID (Invalid electronic serial number) 電子シリアル番号がシステムに保存さ れていない。 シリアル番号を割り当てるには、コンピュータ セット アップ (F10) ユーティリティで [Security] (セキュリテ ィ) → [System IDs] (システム
7 RAID デバイスの構成 この章では、SAS および SATA RAID デバイスの構成方法について説明します。次の項目がありま す。 項目 128 ページの 「ハード ディスク ドライブの最大数の構 成」 129 ページの 「SATA RAID デバイスの構成」 131 ページの 「SAS RAID デバイスの構成」 RAID 構成の詳細情報については、http://www.hp.com/support/RAID_FAQs を参照してください。ワ ー ク ス テ ー シ ョ ン を RAID 構 成 に す る た め の 準 備 に つ い て は 、 http://www.hp.
SATA RAID デバイスの構成 このセクションでは、Intel Matrix Storage Manager option ROM の設定ユーティリティを使用して SATA RAID ボリュームを設定および管理する方法について説明します。 このワークステーションでは、以下の SATA RAID 構成がサポートされています。 ● このワークステーションでサポートされている最大数までの内蔵 SATA ハード ディスク ドライ ブおよび eSATA ドライブ (オプションの eSATA バルクヘッド ケーブルを使用する場合) ● Windows 用 Intel Matrix Storage Manager (IMSM) HDD が 1 台しか取り付けられていない場合には、Intel Matrix Storage Manager option ROM を実行す ることはできません。関連メッセージも表示されません。 SATA エミュレーション モードに [RAID+AHCI] を選択した場合には、Intel の SATA AHCI BIOS が 常に実行されます。この BIOS は、シリアル接続されているオ
8. 上矢印キーまたは下矢印キーを押して [POST Messages] (POST メッセージ) を強調表示しま す。 9. 左矢印キーまたは右矢印キーを押して [Enable] (有効) を選択します。 10. [F10] キーを押して、新しい設定を承認します。 11. 矢印キーを使用して、[Advance] (詳細設定) → [Device Options] (デバイス オプション) を強調 表示し、[Enter] キーを押します。 12. 上矢印キーまたは下矢印キーを押して [SATA RAID Option ROM Download] (SATA RAID Option ROM のダウンロード) を強調表示し、[Enter] キーを押します。 13. 左矢印キーまたは右矢印キーを押して [Enable] (有効) を選択します。 14. [F10] キーを押して、新しい設定を承認します。 15. 矢印キーを使用して、[File] (ファイル) → [Save Changes and Exit] (変更を保存して終了) を強 調表示し、[Enter] キーを押します。 16.
13. 手順 3 に戻って追加の RAID ボリュームを作成するか、上矢印キーまたは下矢印キーを使用し て [4. Exit] (4. 終了) を強調表示し、[Enter] キーを押します。 14. 終了を確認するプロンプトが表示されたら [Y] キーを押します。 RAID ボリュームの削除 SAS RAID ボリュームを削除するには、LSI Logic Corporation Configuration Utility を使用します。 1. LSI Corporation Configuration Utility を起動します。BIOS のスタートアップ時に、Press Ctrl-C to start LSI Corp. Configuration Utility のメッセージが表示されます。 2. BIOS ベースの設定ユーティリティの [Main] (メイン) メニューで、矢印キーを使用してアダプタ を選択します。 3. [Enter] キーを押して [Adapter Properties] (アダプタのプロパティ) 画面に移動します。 4.
このワークステーションでは、以下の RAID 構成がサポートされています。 ● ● ● RAID 0 – ディスク アレイのストライプ化 (IS) ◦ 2 台以上のドライブが必要です。 ◦ I/O パフォーマンスが向上します。 ◦ フォールト トレランス機能はありません RAID 1 – ディスク アレイのミラー化 (IM) ◦ 2 台のドライブが必要です。 ◦ 100% の冗長性が確保されます。 ◦ 一方のドライブに障害が発生しても復旧が可能です。 ◦ 読み取りパフォーマンスが向上します。 RAID 1E (IME) ◦ 3 台以上のドライブが必要です。 ◦ ドライブ数を奇数で構成することができます。 ◦ 1 台にドライブ障害が発生してもいつでも復旧できます。場合によっては 2 つのドライブ障 害からも復旧可能 SAS RAID 0 構成 BIOS ベースの設定ユーティリティで、Integrated Striped (IS) ボリュームを以下の手順で構成しま す。構成の手順では、必要なディスクおよびディスク コントローラがシステムに搭載されていること を前提とし
7. ドライブ上のデータを移行するには [M] キーを押し、削除するには [D] キーを押します。 8. ストライプ化されたボリューム用に、追加ドライブをこのワークステーションでサポートされて いる最大数まで選択するには、以上の手順を繰り返します。 9. すべてのドライブを選択したら、[C] キーを押してアレイを 1 回作成します。矢印キーを使用し て、[Save changes then exit this menu] (変更を保存して、このメニューを終了) に移動し、 [Enter] キーを押します。 10. 新しいアレイが作成されると、[Adapter Properties] (アダプタのプロパティ) 画面が表示されま す。[Esc] キーを 2 回押して、[Exit] (終了) を選択します。 SAS RAID 1 構成 BIOS ベースの設定ユーティリティで、Integrated Mirroring (IM) ボリュームを以下の手順で構成しま す。構成の手順では、必要なドライブおよびドライブ コントローラがシステムに搭載されていること を前提としています。 1.
7. すべてのドライブを選択したら、[C] キーを押してアレイを 1 回作成します。矢印キーを使用し て、[Save changes then exit this menu] (変更を保存して、このメニューを終了) に移動し、 [Enter] キーを押します。 8. 新しいアレイが作成されると、[Adapter Properties] (アダプタのプロパティ) 画面が表示されま す。[Esc] キーを 2 回押して、[Exit] (終了) を選択します。 SAS RAID 1E 構成 BIOS ベースの設定ユーティリティで、Integrated Mirroring Extended (IME) ボリュームを以下の手順 で構成します。構成の手順では、必要なディスクおよびディスク コントローラがシステムに搭載され ていることを前提としています。 1. LSI Corporation Configuration Utility を起動します。BIOS のスタートアップ時に、Press Ctrl-C to start LSI Corp.
JAWW 7. すべてのドライブを選択したら、[C] キーを押してアレイを 1 回作成します。矢印キーを使用し て、[Save changes then exit this menu] (変更を保存して、このメニューを終了) に移動し、 [Enter] キーを押します。 8.
8 パスワード セキュリティの設定と CMOS の再設定 この章では、パスワード セキュリティの構成と CMOS の再設定について説明します。以下の項目が あります。 項目 136 ページの 「パスワードの設定の準備」 137 ページの 「パスワード ジャンパーの再設定」 138 ページの 「CMOS のクリアと再設定」 パスワードの設定の準備 セットアップと Power-On Password (電源投入時パスワード) は、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティで作成できます。 パスワードの設定には、次の 3 つが考えられます。 ● セットアップ パスワードのみを定義する。 ● Power-On Password (電源投入時パスワード) のみを定義する。 ● 上記の両方のパスワードを定義する。 セットアップ パスワードのみを定義すると、コンピュータ セットアップ ユーティリティへのアクセ スにそのパスワードが必要になります。 電源投入からの起動には、パスワードは不要です。 Power-On Password (電源投入時パスワード) のみを定義すると、コンピュータ セット
両方のパスワードを作成すると、Power-On Password (電源投入時パスワード) の代わりにセットアッ プ パスワードを使ってワークステーションにログインできます。これは、ネットワーク管理者には便 利な機能です。 注記: パスワードをクリアするには、パスワード ジャンパーを使用します。CMOS をクリアして も、パスワードはクリアされません。 注意: [Clear CMOS] (CMOS クリア) ボタンを押す前に、ワークステーションの CMOS 設定のバッ クアップを作成してください。 [クリア CMOS] ボタンを押すと、CMOS の値が工場出荷時のデフォルト値に戻り、パスワード、ア セット タグ、特別な設定情報を含むカスタマイズ情報は消去されます。 CMOS の設定情報をバックアップするには、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを実 行して、[File] (ファイル) メニューの [Save to Diskette] (フロッピー ディスクに保存) オプションを 使用します。 パスワード ジャンパーの再設定 Power-On Password (電源投入時パスワード) また
9. ワークステーションを AC 電源に接続して電源を入れてから、コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティからブートします。 10.
7. ワークステーションを電源に接続して、電源を入れます。 8. ワークステーションのパスワードおよびシステム日時などの設定情報を再設定します。 ワークステーションは 3 ~ 4 秒間電源が入った後、電源が切れます。 コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティによる CMOS のリセット コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティを使用して CMOS を再設定するには、以下の手順 を実行します。 1. コンピュータ セットアップ (F10) ユーティリティにアクセスします。 2. コンピュータ セットアップ ユーティリティのメッセージが画面の右下に表示されたら、 [F10] キーを押します。必要に応じて、[Enter] キーを押してタイトル画面をスキップします。 メッセージの表示中に [F10] キーを押せなかった場合は、ワークステーションを再起動して、こ のユーティリティにアクセスする必要があります。 3.
A コネクタのピン ワークステーション キーボード ワークステーション マウス 140 付録 A コネクタのピン ピン番号 信号名 1 データ 2 未使用 3 グラウンド 4 +5 VDC 5 クロック 6 未使用 ピン番号 信号名 1 データ 2 未使用 3 グラウンド 4 +5 VDC 5 クロック 6 未使用 JAWW
ワークステーションのイーサネット ワークステーションの USB マイク ケーブル (1/8 インチ) ヘッドフォン ケーブル (1/8 インチ) オーディオ ラインイン ケーブル (1/8 インチ) 10/100 Mb 信号 ピン番号 1000 Mb 信号 1 (+) 送信データ TX/RX 0 + 2 (-) 送信データ TX/RX 0 – 3 (+) 受信データ TX/RX 1 + 4 未使用 TX/RX 2 + 5 未使用 RX/RX 2 – 6 (-) 受信データ TX/RX 1 – 7 未使用 TX/RX 3 + 8 未使用 TX/RX 3 – ピン番号 信号名 1 +5 VDC 2 - データ 3 + データ 4 グラウンド ピン番号 信号名 1 (チップ) オーディオ 2 (リング) 電源 3 (シール ド) グラウンド ピン番号 信号名 1 (チップ) オーディオ左 2 (リング) オーディオ右 3 (シール ド) グラウンド ピン番号 1 (チッ
オーディオ ラインイン ケーブル (1/8 インチ) ピン番号 信号名 グラウンド オーディオ ラインアウト ケーブル (1/8 インチ) ピン番号 1 (チップ) 信号名 オーディオ アウト 左 2 (リング) 3 (シール ド) オーディオ アウト 右 グラウンド SATA ドライブ ピン番号 信号名 ピン番号 データ ケーブル 信号名 電源ケーブル ピン番号 信号名 電源ケーブル S1 グラウンド P1 3.3V 電源 P8 5V 電源 S2* A+ P2 3.3V 電源 P9 5V 電源 S3* A- P3 3.
SAS ドライブ セグメント プライマリ信号セグメント ピン番号 バックプレー ン ソケット S1 信号グラウンド S2 TP+ RP+ S3 TP- RP- S4 セカンダリ信号セグメント 信号グラウンド S5 RP- TP- S6 RP+ TP+ S7 信号グラウンド S8 信号グラウンド S9 TS+ RS+ S10 TS- RS- S11 信号グラウンド S12 RS- TS- S13 RS+ TS+ S14 電源セグメント JAWW プラグおよび ケーブルのソ ケット 信号グラウンド P1 V33c P2 V33c P3 V33c プリチャージ c P4 グラウンド P5 グラウンド P6 グラウンド P7 V5c プリチャージ c P8 V5c P9 V5c P10 グラウンド P11 レディ LED d P12 グラウンド P13 V12 プリチャージ c P14 V12c P15 V12c 143
ワークステーションの VGA ピン 番号 信号名 ピン 番号 信号名 ピン 番号 信号名 1 赤アナログ 6 グラウンド 11 モニタ ID 2 緑アナログ 7 グラウンド 12 DDC シリアル データ 3 青アナログ 8 グラウンド 13 水平同期 4 モニタ ID 9 +5 VDC 14 垂直同期 5 グラウンド 10 グラウンド 15 DDC シリアル クロック DVI-I ケーブル ピン 番号 信号名 ピン 番号 信号名 1 T.M.D.S データ 2- 16 ホット プラグ検出 2 T.M.D.S データ 2+ 17 T.M.D.S データ 0- 3 T.M.D.S データ 2/4 シールド 18 T.M.D.S データ 0+ 4 T.M.D.S データ 4- 19 T.M.D.S データ 0/5 シールド 5 T.M.D.S データ 4+ 2 20 T.M.D.S データ 5- 6 DDC クロック 21 T.M.D.
DisplayPort ピン番 号 信号名 ピン番 号 信号名 1 ML レーン 0(p) 11 グラウンド 2 グラウンド 12 ML レーン 3(n) 3 ML レーン 0(n) 13 グラウンド 4 ML レーン 1(p) 14 グラウンド 5 グラウンド 15 補助チャンネル (p) 6 ML レーン 1(n) 16 グラウンド 7 ML レーン 2(p) 17 補助チャンネル (n) 8 グラウンド 18 ホット プラグ検出 9 ML レーン 2(n) 19 DP 電源リターン 10 ML レーン 3(p) 20 DP 電源 メイン電源ケーブル、P1 JAWW 13 24 1 12 ピン 番号 信号名 ピン 番号 信号名 ピン 番号 信号名 1 +3.3V 9 +5 Vaux 17 グラウンド 2 +3.
メイン電源ケーブル、P1 13 24 1 12 7 グラウンド 15 グラウンド 23 12 V-D 8 POK 16 PS_ON_L 24 グラウンド CPU 電源ケーブル、P3 ピン番号 色 信号名 1 黒 グラウンド 2 黒 グラウンド 3 白 12V CPU 4 白 12V CPU 注意: PCIe x16 グラフィックス カードに接続する電源コードと、システム ボ ードに接続する電源コードを区別できるようにしてください。これらの 2 本の ケーブルは、ピン数と色が異なっています。PCIe 電源ケーブルには 6 ピンの黒 いコネクタが付いており、CPU 電源ケーブルには 4 ピンの白いコネクタが付い ています。電源が入っているときは、絶対に PCIe 電源ケーブルをシステム ボ ードに接続しないでください。接続すると、システム ボードが損傷する恐れが あり、保証は無効になります。PCIe ケーブルの図と接続先は、78 ページの 「拡張カード」を参照してください。 注記: 6 ピン電源 (PCIe 補助電源) は、高電力グラフィックス カ
内部 USB 1 2x5 注意: す。 装置が故障する可能性がありま 2x5 コネクタは、ワイド 2x5 オプション ケーブル コネクタまたはナロー 1x5 オプ ション ケーブル コネクタのいずれか一方 に接続できます。 コネクタの損傷を防ぐため、ナロー 1x5 オ プション ケーブル コネクタを必ず 2x5 コ ネクタのピン 1、3、5、7 のみに接続して ください (コネクタにはピン 9 の穴があり ません)。 内部 USB 2 2x5 注意: す。 装置が故障する可能性がありま 2x5 コネクタは、ワイド 2x5 オプション ケーブル コネクタまたはナロー 1x5 オプ ション ケーブル コネクタのいずれか一方 に接続できます。 コネクタの損傷を防ぐため、ナロー 1x5 オ プション ケーブル コネクタを必ず 2x5 コ ネクタのピン 1、3、5、7 のみに接続して ください (コネクタにはピン 9 の穴があり ません)。 JAWW ピン番号 信号名 1 +5V 2 +5V 3 USB6# 4 USB9# 5 USB6 6 USB9 7 グラウンド 8
ワークステーションのリア システム ファン ピン番 号 ワークステーションの CPU ファン ワークステーションの FDD 148 付録 A コネクタのピン 信号名 1 グラウンド 2 +12V 3 Tach 4 PWM ピン番 号 信号名 1 グラウンド 2 +12V 3 TACH1 4 PWM 5 TACH2 ピン番 号 信号名 ピン番 号 信号名 1 グラウンド 18 FLP_DIR# 2 FLP_LOWDEN# 19 グラウンド 3 Tach 20 FLP_STEP# 4 FLP_WDO 21 グラウンド 5 MT 22 FLP_STEP# 6 未使用 23 グラウンド 7 グラウンド 24 FLP_WRTEN# 8 FLP_INDEX# 25 グラウンド 9 グラウンド 26 FLP_TRACK# 10 FLP_MOTOR# 27 グラウンド 11 グラウンド 28 FLP_WP# 12 未使用 29 グラウンド 13 グラウンド 30 FL
ワークステーション内部シリアル JAWW ピン番号 信号名 ピン番号 信号名 1 DTR1# 9 +5V 2 RXD1 10 +3.
B システム ボードのコンポーネント名 この付録では、このワークステーション用システム ボードのコンポーネント名を示します。 コンポーネント名 シルク スクリーン コンポーネント MTG1 – MTG10 該当しない。 取り付け穴 E15 E15 障害回復ヘッダー/ジャンパー E49 E49 PSWD クリア パスワード ヘッダー/ジャンパー J9 J9 RJ/USB LAN/DUAL USB J10 J10 QUAD USB クワッド リア USB J20 J20 SLOT6 PCI PCI スロット J21 J21 SLOT5 PCI PCI スロット J31 J31 SLOT1 PCIe2 x8(4) PCIe2 x8(4) スロット J32 J32 SLOT3 PCIe x8(4) PCIe x8(4) スロット J41 J41 SLOT2 PCIe2 x16 75W PCIe2 x16 スロット J42 J42 SLOT4 PCIe2 x16 75W PCIe2 x16 スロット J68 J68 PS2 KBD_MSE
コンポーネント名 シルク スクリーン コンポーネント P60-P63 P60-P63 SATA コネクタ SATA0-SATA3 P66-P67 P66-P67 SATA コネクタ SATA4-SATA5 P70 P70 CPU0 FAN プライマリ CPU ファン ヘッダー P93 P93 FRNTFAN フロント ファン ヘッダー P94 P94 IOH FAN IOH ファン ヘッダー P124 P124 HLCK サイド アクセス パネル ソレノイド ロック ヘ ッダー XBT1 XBT1 BAT バッテリ ホルダー XMM1 - XMM6 XMM1 - XMM4 メモリ スロット DIMM1 - DIMM4 XU1 JAWW XU1 CPU0 プライマリ CPU ソケット 151
C 日常のお手入れ 一般的な清掃に関する安全上の注意事項 ● ワークステーションは、溶剤や可燃性の溶液で拭かないでください。 ● 部品を水やクリーニング溶液に浸さないでください。清潔な布に液体をしみ込ませて、部品を拭 いてください。 ● 必ずワークステーションの電源プラグを抜いてから、キーボード、マウス、または通気孔を清掃 してください。 ● キーボードを清掃する場合には、必ずケーブルを外してください。 ● キーボードを清掃するときは、側面に覆いのある安全眼鏡をかけてください。 ワークステーションの筐体の清掃 ● ワークステーションを清掃するときには、前述した安全上の予防措置 (51 ページの 「保守上の 考慮事項」 ) に従ってください。 ● 少しの染みや汚れは、汚れのない柔らかい布または綿棒を水で湿らせて取り除いてください。 ● 汚れがひどいときは、食器用洗剤を水で薄めて使用します。その後、きれいな水で湿らせた布ま たは綿棒でよく拭き取ってください。 ● 頑固な汚れには、イソプロピル (消毒用) アルコールを使用します。アルコールはすぐに蒸発して 何も残らないので、拭
● キーを取り外す場合は、キーを破損しないように専用のキー リムーバーを使用してください。 この工具は、一般的な電気部品販売店で入手できます。 注意: 横長のキー (スペース バーなど) は、キーボードから取り外さないでください。これら のキーを取り外したり取り付けたりすると、キーボードが正しく動作しなくなることがありま す。 ● キーの下は、イソプロピル アルコールを綿棒にしみ込ませ、絞ってから清掃します。キー動作 に必要な潤滑油を拭き取らないよう注意してください。部品は、組み立てる前に空気乾燥させて ください。 ● 狭い場所にある繊維やごみはピンセットで取り除いてください。 モニタの清掃 ● ワークステーションを清掃するときには、前述した安全上の予防措置 (51 ページの 「保守上の 考慮事項」 ) に従ってください。 ● モニタを清掃するには、モニタ清掃用のぬれナプキンまたは水で湿らせた汚れのない布で画面を 拭きます。 注意: 画面に直接スプレーやエアゾールを吹きかけないでください。液体がハウジングの隙間 から内部にしみ込んで、コンポーネントが損傷することがあります。 ディスプレイまた
D HP リソースの参照場所 ここでは、ワークステーション用の次の HP リソースに関する情報を提供します。 トピック 155 ページの 「製品情報」 ● HP Cool Tools ● 規制に関する情報 ● アクセサリ ● システム ボード ● シリアル番号ラベルと COA (Certificate of Authenticity) ラベル ● Linux 156 ページの 「製品サポート」 ● 追加情報 ● テクニカル サポート ● ビジネス サポート センター ● IT リソース センター ● HP サービス センター ● HP ビジネス 及び IT サービス ● 保証に関する情報 157 ページの 「製品ドキュメント」 ● ユーザ マニュアル、サードパーティ ドキュメント、およびホワイト ペー パー ● 製品に関する通知 ● QuickSpecs ● 顧客アドバイス、Security Bulletin、通知 158 ページの 「製品の診断」 ● Documentation and Diagnostics CD ● 診断ツール
トピック ● ビープ音と LED エラー コードの意味 ● Web ベース サポート ツール 158 ページの 「製品のアップデート」 ● ソフトウェア、BIOS、およびドライバのアップデート ● オペレーティング システムの再インストール ● オペレーティング システム 製品情報 表 D-1 製品情報 トピック HP Cool Tools 場所 ほとんどの HP Microsoft Windows ワークステーションに は、追加ソフトウェアがプリロードされています。ただ し、これらのソフトウェアは、最初にブートしたときに、 自動的にインストールされるわけではありません。また、 ワークステーションにプリインストールされているいくつ かの有用なツールを使うと、システムのパフォーマンスを 向上させることができます。これらのアプリケーションへ のアクセスまたは詳細については、次のいずれかのオプシ ョンを選択してください。 ● デスクトップの [HP Cool Tools] アイコンをクリック するか、 ● [スタート] → [すべてのプログラム] → [HP Cool Tools] の順
表 D-1 製品情報 (続き) トピック 場所 テーションでは、このラベルはユニットの底面にありま す。 Linux HP ワークステーションでの Linux の実行については、 http://www.hp.com/linux/ をご覧ください。 製品サポート 表 D-2 製品サポート トピック 追加情報 場所 テクニカル サポートの情報とツールにオンラインでアクセ スするには、http://www.hp.
表 D-2 製品サポート (続き) トピック 場所 既存の Care Pack に関する情報については、 http://www.hp.com/go/lookuptool をご覧ください。 標準の製品保証を延長するには、http://www.hp.com/jp/ carepack_fixed をご覧ください。HP Care Pack サービス は、標準の製品保証を延長および拡張する、アップグレー ドされたサービス レベルを提供します。 製品ドキュメント 表 D-3 製品ドキュメント トピック 場所 HP のユーザ マニュアル、ホワイ ト ペーパー、サードパーティのド キュメント 最新のオンライン マニュアルは http://www.hp.
製品の診断 表 D-4 製品の診断 トピック 場所 Documentation and Diagnostics CD の内容 Documentation and Diagnostics CD には以下のものが含ま れます。 ● Warranty Booklet (保証ブックレット) ● ユーザ ガイド ● Maintenance and Service Guide (メンテナンスおよび サービス ガイド) (Web のみのリンク) ● Safety and Comfort Guide (安全性と快適性ガイド) ● Safety & Regulatory Information Guide (安全性と規制 に関する情報ガイド) ● ユーザー タスクに固有の説明 HP Vision Field Diagnostics ユーティリティは、HP Web サイトからダウンロードできます。このユーティリティを 使用するには、109 ページの 「HP Vision Field Diagnostics を使用したセルフ トラブルシューティング」を参照してく ださい。 診断ツール ビープ音と
索引 B BIOS アップデート 16 バージョンの確認 15 BIOS ROM 22 C CMOS のクリアと再設定 138 H HP Backup and Recovery 19 HP リソース Web リンク 157 製品サポート 156 製品情報 155 製品ドキュメント 157 製品のアップデート 158 製品の診断 158 場所 154 M Microsoft Windows セットアップ 13 ファイルの転送 14 N Novell SLED セットアップ 15 復元 21 R RAID デバイスの構成 SAS RAID 131 SATA RAID 129 Red Hat Linux セットアップ 14 RestorePlus! 18 JAWW W Windows Vista セットアップ 13 復元 18 Windows XP セットアップ 13 復元 18 Windows オペレーティング システ ム モニタ 98 お オペレーティング システムのセッ トアップ;Novell SLED 15 オペレーティング システムのセッ トアップ Microsoft Windows 13 Red
さ サポート HP リソースの参照場所 154 し 診断コードとエラー LED とビープ音の意味 117 LED の色 121 POST エラー 121 診断とトラブルシューティング HP Vision Field Diagnostics 109 ID ラベルの貼付位置 92 診断のガイドライン 93 保証に関する情報 92 せ 製品の概要 1 製品本体の構成 EUP 準拠モード 10 HP Cool Tools 11 Turbo Boost 11 システム ボード アーキテクチ ャ 1 重量と寸法 6 ハイパースレッディング 11 フロント パネルのコンポーネン ト 4 リア パネルのコンポーネン ト 5 ワークステーション コンポーネ ント 3 そ ソフトウェア 注文 18 て 電源装置 システム ファン 8 仕様 7 電圧 6 電源装置のリセット 8 電流 7 電力消費 8 と ドライバ アップデート 14, 16 インストール 14 160 索引 は パスワード セキュリティ パスワード ジャンパーの再設 定 137 パスワードの設定 136 ふ 付録 コネクタのピン 140 システム ボードのコ