ユーザー ガイド
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安全に関するご注意 警告!低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用し たり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感な 方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダ プターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いた りしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950-1)で定められた、ユーザーが触れる表面
iv 安全に関するご注意
目次 1 ようこそ ...................................................................................................................................................... 1 情報の確認 ............................................................................................................................................................ 1 2 コンピューターの概要 .................................................................................................................................. 3 上面の各部 ................................
タッチパッドのオフ/オンの切り替え ....................................................................... 17 タッチパッド ジェスチャの使用 ................................................................................ 18 タップ .......................................................................................................... 18 スクロール .................................................................................................. 19 ピンチとストレッチによるズーム .......................................................... 19 回転(一部のモデルのみ) ......
6 電源の管理 ................................................................................................................................................. 35 コンピューターのシャットダウン ................................................................................................................. 35 電源オプションの設定 ..................................................................................................................................... 35 省電力設定の使用 .................................................................
Windows でのパスワードの設定 ................................................................................................... 49 [Computer Setup]でのパスワードの設定 ...................................................................................... 50 BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の管理 .............................................. 50 BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)の入力 ............................ 51 [Computer Setup]の DriveLock パスワードの管理 ..............................................................
12 [Computer Setup](BIOS) 、マルチブート、および[HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診 断) (UEFI) ................................................................................................................................................... 65 [Computer Setup]の使用 .................................................................................................................................... 65 [Computer Setup]の開始 ...............................................................................................
コンピューターを無線ネットワークに接続できない場合 ....................................................... 79 別売の外付けオプティカル ディスクが再生されない場合 ...................................................... 80 動画が外付けディスプレイに表示されない場合 ....................................................................... 80 別売の外付けディスクへの書き込み処理が行われない、または完了する前に終了して しまう場合 ....................................................................................................................................... 80 付録 C 静電気対策 ..................................................
1 ようこそ コンピューターをセットアップして登録した後に、以下の手順を実行することが重要です。 ヒント:開いているアプリケーションまたは Windows®デスクトップからコンピューターのスタート 画面にすばやく戻るには、キーボードの Windows キー を押します。Windows キーをもう一度押 すと、前の画面に戻ります。 ● インターネットへの接続:インターネットに接続できるように、有線ネットワークまたは無線 ネットワークをセットアップします。詳しくは、12 ページの「ネットワークへの接続」を参照 してください。 ● ウィルス対策ソフトウェアの更新:ウィルスによる被害からコンピューターを保護します。この ソフトウェアは、お使いのコンピューターにプリインストールされています。詳しくは、 56 ページのウィルス対策ソフトウェアの使用を参照してください。 ● コンピューター本体の確認:お使いのコンピューターの各部や特徴を確認します。詳しくは、 3 ページの「コンピューターの概要」および17 ページの「キーボード、タッチ ジェスチャ、 およびポインティング デバイスを使用した操作」を参照してく
リソース 提供される情報 ● 本以外の国や地域については、http://welcome.hp.com/ country/us/en/wwcontact_us.html (英語サイト)から該当す る国や地域、または言語を選択してください HP の Web サイト ● 日本の情報については、http://www.hp.com/jp/ にアクセスし ● てご確認ください ● 『快適に使用していただくために』 このガイドを表示するには、以下の操作を行います ▲ スタート画面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します HP のサービス センターを探す サポートに関する情報 部品の購入とその他のヘルプの確認 デバイスで利用可能なオプション製品 ● 正しい作業環境の整え方、作業をする際の正 しい姿勢、および作業上の習慣 ● 電気的および物理的安全基準に関する情報 ● 規定および安全に関する情報 ● バッテリの処分に関する情報 または http://www.hp.
2 コンピューターの概要 上面の各部 タッチパッド 名称 (1) 説明 タッチパッド ゾーン ポインターを動かして、画面上の項目を選択したり、アク ティブにしたりします 注記:タッチパッドは、ジェスチャの使用中に加えられて いる指の圧力を検出します。ジェスチャ中にタッチパッ ドを指で強めに押しながら操作すると、ジェスチャの動き が加速します (2) 左のタッチパッド ボタン 外付けマウスの左ボタンと同様に機能します (3) 右のタッチパッド ボタン 外付けマウスの右ボタンと同様に機能します 上面の各部 3
ランプ 注記:下の図は英語版のキー配列です。日本語版とは配列および個別のキーの形が若干異なります。 名称 (1) 電源ランプ ● 点灯:コンピューターの電源がオンになっています ● 点滅:コンピューターがスリープ状態になっています ● 消灯:コンピューターの電源がオフになっています (2) Caps Lock ランプ 点灯:Caps Lock がオンになっています (3) タッチパッド ランプ ● オレンジ色:タッチパッドがオフになっています ● 消灯:タッチパッドがオンになっています ● オレンジ色:コンピューターのサウンドがオフになっ ています ● 消灯:コンピューターのサウンドがオンになっていま す マイクのミュート(消音)ラ ンプ ● オレンジ色:マイクのサウンドがオフになっています ● 消灯:マイクのサウンドがオンになっています 無線ランプ ● 白色:無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN) や Bluetooth®デバイスなどの内蔵無線デバイスの電源 がオンになっています ● オレンジ色:すべての無線デバイスがオフになってい
ボタン、スピーカー、および指紋認証システム 名称 (1) 説明 電源ボタン ● コンピューターの電源が切れているときにボタンを 押すと、電源が入ります ● コンピューターの電源が入っているときにボタンを 短く押すと、スリープが開始されます ● コンピューターがスリープ状態のときにボタンを短 く押すと、スリープが終了します ● コンピューターがハイバネーション状態のときにボ タンを短く押すと、ハイバネーションが終了します 注意:電源ボタンを押し続けて電源を切断すると、保存さ れていない情報は失われます コンピューターが応答せず、Windows のシャットダウン手 順を実行できないときは、電源ボタンを 5 秒程度押したま まにすると、コンピューターの電源が切れます コンピューターが応答せず、前に述べたシャットダウン手 順を実行できないときは、電源ボタンを 15 秒間押したま まにすると、ハードウェアのリセットが実行されてコン ピューターの電源がすぐに切れます 電源設定について詳しくは、電源オプションを確認してく ださい。スタート画面で「電源」と入力して[Power and sleep set
キー 名称 説明 (1) esc キー fn キーと組み合わせて押すことによって、システム情報を 表示します (2) fn キー ファンクション キー、num lk キー、または esc キーと組み 合わせて押すことによって、頻繁に使用するシステムの機 能を実行します (3) Windows キー 開いているアプリケーションまたは Windows デスクトッ プからスタート画面に戻ります 注記:Windows キーをもう一度押すと、前の画面に戻りま す (4) ファンクション キー fn キーと組み合わせて押すことによって、頻繁に使用する システムの機能を実行します (5) 内蔵テンキー 内蔵テンキーがオンになっているときは、外付けテンキー と同様に使用できます。上の図は英語版のキー配列です。 日本語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵テンキー の位置は同じです オンになっているときに内蔵テンキーのキーを押すと、そ のキーの右上または手前側面にあるアイコンで示された 機能が実行されます (6) num lk キー fn キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切
右側面の各部 名称 (1) 説明 オーディオ出力(ヘッドフォ 別売または市販の電源付きステレオ スピーカー、ヘッド ン)/オーディオ入力(マイク) フォン、イヤフォン、ヘッドセット、テレビのオーディオ 端子などに接続したときに、サウンドを出力します。ヘッ コネクタ ドセット マイク(別売)を接続する場合もここに接続しま す。 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、 音量の調節を行ってからヘッドフォン、イヤフォン、また はヘッドセットを使用してください。安全に関する情報 について詳しくは、 『規定、安全、および環境に関するご 注意』を参照してください。このユーザー ガイドを表示す るには、スタート画面で[HP Support Assistant]アプリケー ションを選択し、[マイ コンピューター]→[ユーザー ガイ ド]の順に選択します 注記:コネクタにデバイスを接続すると、コンピューター 本体のスピーカーは無効になります 注記:デバイスのケーブルのコネクタが、オーディオ出力 (ヘッドフォン)およびオーディオ入力(マイク)の両方 をサポートする 4 芯コネクタであることを確認してくだ さい
名称 (5) 8 説明 電源コネクタ 第 2 章 コンピューターの概要 ● オレンジ色に点灯:コンピューターは外部電源に接続 され、バッテリの充電は 0~90%完了しています ● オレンジ色で点滅:コンピューターの電源としてバッ テリのみを使用していて、ロー バッテリ状態になって います。完全なロー バッテリ状態になった場合は、 バッテリ ランプがすばやく点滅し始めます ● 消灯:バッテリは完全に充電されています AC アダプターを接続します
左側面の各部 名称 (1) 説明 セキュリティ ロック ケーブ ル用スロット 別売のセキュリティ ロック ケーブルをコンピューターに 接続します 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありま すが、コンピューターの盗難や誤った取り扱いを完全に防 ぐものではありません (2) HDMI 出力端子 HD 対応テレビなどの別売のビデオ デバイスやオーディオ デバイス、対応するデジタル コンポーネントやオーディオ コンポーネント、または高速 HDMI デバイスを接続します (3) USB 3.
ディスプレイの各部 名称 説明 (1) 内蔵マイク(×2) サウンドを集音、録音します (2) Web カメラ ランプ Web カメラの使用中に点灯します (3) Web カメラ 動画を録画したり、写真を撮影したりします。一部のモデルでは、動 画のストリーミングによるビデオ会議やオンライン チャットができま す Web カメラの使用方法については、[HP Support Assistant]にアクセスし てください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面 で[HP Support Assistant]アプリケーションを選択します (4) 内蔵ディスプレイ スイッチ コンピューターの電源が入っている状態でディスプレイを閉じると、 ディスプレイの電源が切れるかスリープが開始します 注記:ディスプレイ スイッチはコンピューターの外側からは見えませ ん (5) 無線 LAN アンテナ(×2)*(一 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)で通信する無線信号を 部のモデルのみ) 送受信します (6) NFC(Near Field 無線信
裏面の各部 名称 (1) 説明 ドッキング デバイスの接続孔 (×2) 別売のドッキング デバイスを接続します 裏面の各部 11
3 ネットワークへの接続 お使いのコンピューターは、どこへでも持ち運べます。しかし、自宅にいるときでも、コンピュー ターを有線または無線ネットワークに接続して使用すれば、世界中を検索して何百万もの Web サイト の情報を参照できます。この章では、ネットワークで世界と接続する方法について説明します。 無線ネットワークへの接続 無線ネットワークでは、有線のケーブルの代わりに電波を介してデータを転送します。お買い上げい ただいたコンピューターには、以下の無線デバイスが 1 つまたは複数内蔵されています。 ● 無線ローカル エリア ネットワーク(無線 LAN)デバイス(一部のモデルのみ) :会社の事務所、 自宅、および公共の場所(空港、レストラン、喫茶店、ホテル、大学など)で、コンピューター を無線ローカル エリア ネットワーク(一般に、無線 LAN ネットワークまたは無線 LAN と呼ばれ ます)に接続します。無線 LAN では、コンピューターのモバイル無線デバイスは無線ルーターま たは無線アクセス ポイントと通信します。 ● Bluetooth デバイス(一部のモデルのみ) :他の Bluetooth
オペレーティング システムの制御機能の使用 オペレーティング システムの制御機能である[ネットワークと共有センター]では、接続またはネット ワークのセットアップ、ネットワークへの接続、およびネットワークの問題の診断と修復が行えま す。 [ネットワークと共有センター]にアクセスするには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
注記:一部のモデムには、無線ルーターが内蔵されています。モデムの種類については、ISP に問い 合わせて確認してください。 以下の図は、インターネットに接続している無線ネットワークの設置例を示しています。 お使いのネットワークを拡張する場合、新しい無線または有線のコンピューターをネットワークに追 加してインターネットに接続できます。 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元または ISP から提供されている情報を 参照してください。 無線ルーターの設定 無線 LAN のセットアップについて詳しくは、ルーターの製造元またはインターネット サービス プロ バイダー(ISP)から提供されている情報を参照してください。 注記:最初に、ルーターに付属しているネットワーク ケーブルを使用して、新しい無線コンピュー ターをルーターに接続することをおすすめします。コンピューターが正常にインターネットに接続 できることを確認したら、ケーブルを外し、無線ネットワークを介してインターネットにアクセスし ます。 無線 LAN の保護 無線 LAN をセットアップする場合や、既存の無線 LAN にアクセスす
無線 LAN への接続 無線 LAN に接続するには、以下の操作を行います。 1. 無線 LAN デバイスがオンになっていることを確認します。デバイスがオンになっている場合は、 無線ランプが点灯します。無線ランプがオフになっている場合は、無線ボタンを押します。 注記:モデルによっては、すべての無線デバイスがオフになっている場合に無線ランプがオレン ジ色になります。 2. Windows デスクトップまたはスタート画面で、画面の右上隅または右下隅にポインターを置き、 チャームを表示します。 3. [設定]を選択し、ネットワーク ステータス アイコンをクリックします。 4. 一覧から接続する無線 LAN を選択します。 5.
有線ネットワーク(LAN)への接続(別売のドッキング デバイ スまたは別売の拡張ポート デバイス経由) 有線でローカル エリア ネットワーク(LAN)に接続することもできます。有線 LAN 接続では、別売の RJ-45 ネットワーク ケーブルおよびドッキング デバイスまたは拡張ポート デバイス(どちらも別売) を使用します。 警告!火傷や感電、火災、および装置の損傷を防ぐため、モデム ケーブルまたは電話ケーブルを RJ-45 (ネットワーク)コネクタに接続しないでください。 有線 LAN への接続 コンピューターを自宅のルーターに別売のドッキング デバイスや拡張ポート デバイス経由で無線で はなく直接有線接続する場合、または会社等の既存の有線ネットワークに接続する場合は、有線 LAN 接続を使用します。 有線 LAN に接続するには、別売の 8 ピンの RJ-45 ネットワーク ケーブルおよび別売のドッキング デ バイスや拡張ポート デバイスを使用する必要があります。 ネットワーク ケーブルを接続するには、以下の操作を行います。 1.
4 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポ インティング デバイスを使用した操作 お使いのコンピューターでは、キーボードとマウスに加え、タッチ ジェスチャ(一部のモデルのみ) を使用して操作が行えます。タッチ ジェスチャは、お使いのコンピューターのタッチパッド上または タッチ スクリーン(一部のモデルのみ)上で使用できます。 一部のモデルのコンピューターのキーボードには、通常のタスクを実行するための特殊な操作キーま たはホットキー機能も含まれています。 ポインティング デバイスの使用 注記:お使いのコンピューターに付属しているポインティング デバイス以外に、外付け USB マウス (別売)をコンピューターの USB ポートのどれかに接続して使用できます。 ポインティング デバイス機能のカスタマイズ ボタンの構成、クリック速度、ポインター オプションのような、ポインティング デバイスの設定をカ スタマイズするには、Windows の[Mouse Properties](マウスのプロパティ)を使用します。 マウスのプロパティにアクセスするには、以下の操作を行います。 ● スタート画面で「マウス」と入力し
タッチパッド ジェスチャの使用 お使いのタッチパッドでは、ポインターの動きを指で操作することにより、画面上でポインティング デバイスを移動できます。 タッチパッドでは、さまざまな種類のジェスチャがサポートされています。タッチパッド ジェスチャ を使用するには、2 本の指を同時にタッチパッド上に置きます。 注記:プログラムによっては、一部のタッチパッド ジェスチャに対応していない場合があります。 1. スタート画面で「マウス」と入力して、[設定]→[マウス]の順に選択します。 2. [デバイス設定]タブをクリックし、表示されたウィンドウ内のデバイスを選択してから、[設定] をクリックします。 3. ジェスチャをクリックすると、デモンストレーションが始まります。 ジェスチャをオフまたはオンにするには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「マウス」と入力して、[設定]→[マウス]の順に選択します。 2. [デバイス設定]タブをクリックし、表示されたウィンドウ内のデバイスを選択してから、[設定] をクリックします。 3.
スクロール スクロールは、ページや画像上で上下左右に移動するときに便利です。 ● 2 本の指を少し離してタッチパッド ゾーン上に置き、上下左右に動かします。 ピンチとストレッチによるズーム 指でつまむ動作のピンチおよび指を開く動作のストレッチにより、画像やテキストを拡大したり縮小 したりするズームができます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を一緒の状態にして置き、その 2 本の指の間隔を拡げるとズー ムイン(拡大)できます。 ● タッチパッド ゾーンで 2 本の指を互いに離した状態にして置き、その 2 本の指の間隔を狭める とズームアウト(縮小)できます。 ポインティング デバイスの使用 19
回転(一部のモデルのみ) 回転を使用すると、写真などを回転できます。 ● 左手の人差し指をタッチパッド ゾーンに固定します。右手を使用して、人差し指を 12 時から 3 時の位置へと弧を描きながら動かします。逆方向へと回転させるには、人差し指を 3 時から 12 時の方向に動かします。 注記:回転は、オブジェクトや画像を操作できる特定のアプリケーションを対象としています。アプ リケーションによっては、回転が機能しないことがあります。 2 本指クリック(一部のモデルのみ) 2 本指クリックを使用すると、画面上の項目のメニューを選択できます。 ● 20 2 本の指をタッチパッド ゾーンに置いて押し続けると、選択したオブジェクトのオプション メ ニューが表示されます。 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作
フリック(一部のモデルのみ) フリック ジェスチャを使用すると、画面を切り替えたりドキュメントをすばやくスクロールしたりで きます。 ● 3 本の指をタッチパッド ゾーンに置き、軽く速い動作で上下左右に指を払うように動かします。 エッジ スワイプ(一部のモデルのみ) エッジ スワイプ(画面端からのスワイプ)を使用すると、コンピューターのツールバーにアクセスし て設定の変更やアプリケーションの検索および使用などのタスクを実行できます。 右端からのスワイプ 右端からスワイプすると、チャームにアクセスして、検索、共有、アプリケーションの起動、デバイ スへのアクセス、設定の変更などを実行できます。 ● 右端からゆっくりと指を滑らせるとチャームが表示されます。 ポインティング デバイスの使用 21
上端からのスワイプ 上端からスワイプすると、アプリケーション コマンド オプションを表示してアプリケーションをカス タマイズできます。 重要:上端からのスワイプ操作結果は、開いているアプリケーションによって異なります。 ● 上端からゆっくり指を滑らせると、アプリケーション コマンド オプションが表示されます。 左端からのスワイプ 左端からスワイプすると、最近開いたアプリケーションを表示してすばやく切り替えることができま す。 ● 22 左端からゆっくり指を滑らせて、アプリケーションを切り替えます。 第 4 章 キーボード、タッチ ジェスチャ、およびポインティング デバイスを使用した操作
キーボードの使用 キーボードおよびマウスを使用すると、入力、項目の選択、スクロールができ、タッチ ジェスチャを 使用する場合と同じ機能の実行が可能です。キーボードを使用すると、操作キーおよびホットキーを 使って特定の機能も実行できます。 ヒント:キーボードの Windows キー を使用すると、開いているアプリケーションや Windows デ スクトップから、スタート画面にすばやく戻ることができます。Windows キーをもう一度押すと、前 の画面に戻ります。 注記:国または地域によっては、キーボードに含まれるキーおよびキーボード機能がこの項目での説 明と異なる場合もあります。 Windows のショートカット キーの使用 Windows には、操作をすばやく実行できるショートカットが用意されています。Windows キー は、単独でまたは以下の表にあるキーと組み合わせて押して、指定の操作を実行します。 ショートカッ トキー キー 説明 スタート画面が開きます + c チャームが開きます + d Windows デスクトップが開きます + q 開いているアプリケーション内で検索しま
ホットキーの組み合 わせ 説明 fn + f2 タッチパッドをオンまたはオフにします fn + f3 スリープを開始します。これによって、情報がシステム メモリに保存されます。ディ スプレイとその他のシステム コンポーネントはオフになり、節電されます スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します。 注意:情報の損失を防ぐために、スリープを開始する前に必ずデータを保存してくだ さい fn + f4 システムに接続されているディスプレイ間で画面を切り替えます。たとえば、別売の ドッキング デバイスを経由してコンピューターに外付けモニターを接続している場合 は、fn + f4 キーを押すと、コンピューター本体のディスプレイ、外付けモニターの ディスプレイ、コンピューター本体と外付けモニターの両方のディスプレイのどれか に表示画面が切り替わります ほとんどの外付けモニターは、外付け VGA ビデオ方式を使用してコンピューターのビ デオ情報を受け取ります。fn + f4 ホットキーでは、コンピューターのビデオ情報を受 信している他のデバイスとの間でも表示画面を切り替えることができます fn + f5
テンキーの使用 このコンピューターには、テンキーが内蔵されています。また、別売の外付けテンキーや、テンキー を備えた別売の外付けキーボードも使用できます。 内蔵テンキーの使用 (1) 名称 説明 fn キー num lk キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切り替わります 注記:外付けキーボードまたはテンキーがコンピューターに接続されているとき は、内蔵テンキーは機能しません (2) 内蔵テンキー 内蔵テンキーがオンになっているときは、外付けテンキーと同様に使用できます。 上の図は英語版のキー配列です。日本語版のキー配列とは若干異なりますが、内蔵 テンキーの位置は同じです オンになっているときに内蔵テンキーのキーを押すと、そのキーの右上または手前 側面にあるアイコンで示された機能が実行されます (3) num lk キー fn キーと一緒に押すと、内蔵テンキーのオン/オフが切り替わります 注記:テンキー機能がコンピューターの電源を切ったときに有効だった場合は、次 回コンピューターの電源を入れたときにも有効になっています 内蔵テンキーのオン/オフの切り替え 内蔵テンキーをオン
◦ 小文字を入力するには、fn キーを押しながら文字を入力します。 ◦ 大文字を入力するには、fn + shift キーを押しながら文字を入力します。 別売の外付けテンキーの使用 通常、外付けテンキーのほとんどのキーは、Num Lock がオンのときとオフのときとで機能が異なりま す(出荷時設定では、Num Lock はオフになっています) 。たとえば、以下のようになります。 ● Num Lock がオンのときは、数字を入力できます。 ● Num Lock がオフのときは、矢印キー、page up キー、page down キーなどのキーと同様に機能し ます。 外付けテンキーで Num Lock をオンにすると、コンピューターの Num Lock ランプが点灯します。外付 けテンキーで Num Lock をオフにすると、コンピューターの Num Lock ランプが消灯します。 作業中に外付けテンキーの Num Lock のオンとオフを切り替えるには、以下の操作を行います。 ▲ 26 コンピューターではなく、外付けテンキーの Num Lock キーを押します。 第 4 章 キーボード、タッ
5 マルチメディア お使いのコンピューターには、以下のようなマルチメディア コンポーネントが含まれている場合があ ります。 ● 内蔵スピーカー ● 内蔵マイク ● 内蔵 Web カメラ ● プリインストールされたマルチメディア ソフトウェア ● マルチメディア ボタンまたはマルチメディア キー オーディオ お使いのコンピューター、または別売の外付けオプティカル ドライブを使用する一部のモデルでは、 音楽 CD の再生、音楽のダウンロードや再生、Web 上のオーディオ コンテンツ(ラジオなど)のスト リーミング、オーディオの録音、オーディオとビデオの組み合わせによるマルチメディアの作成など が可能です。オーディオを聴く楽しみを広げるには、スピーカーやヘッドフォンなどの外付けオー ディオ デバイスを接続します。 スピーカーの接続 有線のスピーカーをコンピューターに接続する場合は、コンピューターまたはドッキング ステーショ ンの USB ポート(またはオーディオ出力コネクタ)に接続します。 無線スピーカーをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してくだ さい。オー
ヘッドフォン/マイクの接続 有線のヘッドフォンおよびマイクは、コンピューターのオーディオ出力(ヘッドフォン)/オーディオ 入力(マイク)コネクタに接続できます。別売のヘッドセット マイクも接続できます。良好な録音結 果を得るため、直接マイクに向かって話し、雑音がないように設定して録音します。無線のヘッド フォンをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作してください。 無線のヘッドフォンをコンピューターに接続するには、デバイスの製造元の説明書に沿って操作して ください。 警告!突然大きな音が出て耳を傷めることがないように、音量設定を下げてからヘッドフォン、イヤ フォン、またはヘッドセットを使用してください。安全に関する情報について詳しくは、 『規定、安 全、および環境に関するご注意』を参照してください。 このガイドを表示するには、スタート画面で「support」と入力して[HP Support Assistant]アプリケー ションを選択します。 コンピューターのオーディオ機能の確認 注記:良好な録音結果を得るため、直接マイクに向かって話し、雑音がないように設定して録音しま す。 お
Web カメラ 一部のコンピューターには、Web カメラが内蔵されています。プリインストールされているソフト ウェアを使用すると、Web カメラで静止画像を撮影したり、動画を録画したりできます。また、写真 や録画した動画をプレビューできます。 [HP Webcam]ソフトウェアを使用すると、以下の機能を利用できます。 ● 動画の撮影および共有 ● インスタント メッセージ ソフトウェアを使用した動画のストリーミング ● 静止画像の撮影 動画の視聴 お使いのコンピューターはパワフルなビデオ デバイスであり、お気に入りの Web サイトの動画のス トリーミングを視聴したり、動画や映画をあらかじめダウンロードしてネットワークに接続しないで 視聴したりできます。 コンピューターのビデオ コネクタのどれかに外付けモニター、プロジェクター、またはテレビを接続 することで、視聴の楽しみが広がります。 お使いのコンピューター(または別売のドッキング デバイスや拡張ポート デバイス)には、以下の外 付けビデオ コネクタが内蔵されています。 ● VGA ● DisplayPort ● HDMI(High D
VGA(別売のドッキング デバイスまたは別売の拡張ポート デバイス経由) VGA コネクタとも呼ばれる外付けモニター コネクタは、外付け VGA モニターや VGA プロジェクター などの外付け VGA ディスプレイをコンピューターに接続するための、アナログ ディスプレイ イン ターフェイスです。 1. VGA ディスプレイを接続するには、デバイスのケーブルをコンピューターに接続されている別売 のドッキング デバイスや拡張ポート デバイスに装備されている外付けモニター コネクタに接続 します。 2.
DisplayPort(別売のドッキング デバイス経由) DisplayPort は、HD 対応テレビ、対応しているデジタルまたはオーディオ コンポーネントなどの別売 のビデオやオーディオ デバイスとコンピューターを接続するためのコネクタです。DisplayPort は VGA 外付けモニター コネクタを上回るパフォーマンスを提供し、デジタル接続の質を向上させます。 注記:DisplayPort を使用してビデオ信号または音声信号を伝送するには、DisplayPort ケーブル(別 売)が必要です。 注記:別売のドッキング デバイスの DisplayPort コネクタには、1 つの DisplayPort デバイスを接続で きます。コンピューター本体の画面に表示される情報を DisplayPort デバイスに同時に表示できます。 DisplayPort にビデオまたはオーディオ デバイスを接続するには、以下の操作を行います。 1.
マルチストリーム トランスポートを使用した有線ディスプレイの検出および接 続 マルチストリーム トランスポート(MST)では、お使いのコンピューターまたは別売の外付けハブや ドッキング デバイスに装備されている VGA または DisplayPort に接続することで、複数の有線ディス プレイをコンピューターに接続できます。接続する方法は、コンピューターに取り付けられているグ ラフィックス コントローラーの種類およびコンピューターに内蔵ハブがあるかどうかによって異な ります。どのようなハードウェアがコンピューターに取り付けられているかを調べるには、[デバイス マネージャー]にアクセスします。 1. スタート画面で「コントロール パネル」と入力して[コントロール パネル]を選択します。 2.
HDMI HDMI 出力端子は、HD 対応テレビ、対応しているデジタルまたはオーディオ コンポーネントなどの別 売のビデオまたはオーディオ デバイスとコンピューターを接続するためのコネクタです。 注記:HDMI 出力端子を使用してビデオ信号または音声信号を伝送するには、HDMI ケーブル(別売) が必要です。 コンピューターの HDMI 出力端子には、1 つの HDMI デバイスを接続できます。コンピューター本体の 画面に表示される情報を HDMI デバイスに同時に表示できます。 HDMI 出力端子にビデオまたはオーディオ デバイスを接続するには、以下の操作を行います。 1. HDMI ケーブルの一方の端をコンピューターの HDMI 出力端子に接続します。 注記:HDMI 端子の形状は、モデルによって異なります。 2. ケーブルのもう一方の端をビデオ デバイスに接続します。 3.
HDMI 用のオーディオの設定 HDMI オーディオを設定するには、まず、お使いのコンピューターの HDMI 出力端子に HD 対応テレビ などのオーディオまたはビデオ デバイスを接続します。次に、以下の手順でオーディオ再生の初期デ バイスを設定します。 1. Windows デスクトップから、タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右ク リックし、[再生デバイス]をクリックします。 2. [再生]タブで[デジタル出力]または[デジタル出力デバイス(HDMI)]をクリックします。 3. [既定値に設定]→[OK]の順にクリックします。 オーディオをコンピューターのスピーカーに戻すには、以下の操作を行います。 1. Windows デスクトップから、タスクバーの右端の通知領域にある[スピーカー]アイコンを右ク リックし、[再生デバイス]をクリックします。 2. [再生]タブで、[スピーカー/ヘッドフォン]をクリックします。 3.
6 電源の管理 注記:コンピューターには、電源ボタンまたは電源スイッチがあります。このガイドで使用する「電 源ボタン」という用語は、両方の種類の電源コントロールを指します。 コンピューターのシャットダウン 注意:コンピューターをシャットダウンすると、保存されていない情報は失われます。 [シャットダウン]コマンドはオペレーティング システムを含む開いているすべてのプログラムを終了 し、ディスプレイおよびコンピューターの電源を切ります。 以下の場合は、コンピューターをシャットダウンします。 ● USB(Universal Serial Bus)ポート以外のコネクタに外付けハードウェア デバイスを接続する場合 ● コンピューターを長期間使用せず、外部電源から切断する場合 電源ボタンでコンピューターの電源を切ることもできますが、Windows の[シャットダウン]コマンド を使用した以下の手順をおすすめします。 注記:コンピューターがスリープまたはハイバネーション状態の場合は、シャットダウンをする前に 電源ボタンを短く押して、スリープまたはハイバネーションを終了する必要があります。 1.
注意:オーディオおよびビデオの劣化、再生機能の損失、または情報の損失を防ぐため、ディスクや 外付けメディア カードの読み取りまたは書き込み中にスリープを開始しないでください。 注記:コンピューターがスリープ状態の間は、どのような種類のネットワーク接続もコンピューター 機能も開始できません。 スリープの開始および終了 コンピューターの電源が入っているときにスリープを開始するには、以下のどちらかの操作を行いま す。 ● 電源ボタンを短く押します。 ● Windows デスクトップまたはスタート画面で、画面の右上隅または右下隅にポインターを置きま す。チャームの一覧が開いたら、[設定]→[電源]アイコンの順にクリックして、[スリープ]をク リックします。 スリープを終了するには、電源ボタンを短く押します。 コンピューターがスリープを終了すると電源ランプが点灯し、作業を中断した時点の画面に戻りま す。 注記:復帰するときにパスワードを必要とするように設定した場合は、作業を中断した時点の画面に 戻る前に Windows パスワードを入力する必要があります。 ユーザー起動のハイバネーションの、有効化および終了
コンピューターがバッテリ電源で動作しているか外部電源で動作しているかは、[電源メーター]アイ コンの形の違いで判断できます。アイコンには、バッテリがロー バッテリ状態または完全なロー バッ テリ状態になった場合にそのメッセージも表示されます。 復帰時のパスワード保護の設定 スリープまたはハイバネーション状態が終了したときにパスワードの入力を求めるようにコン ピューターを設定するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「電源」と入力し、[電源オプション]を選択します。 2. 左側の枠内で、[スリープ解除時のパスワード保護]をクリックします。 3. [現在利用可能ではない設定を変更します]をクリックします。 4. [パスワードを必要とする (推奨)]をクリックします。 注記:ユーザー アカウントを作成したり、現在のユーザー アカウントを変更したりする場合は、 [ユーザー アカウント パスワードの作成または変更]をクリックしてから、画面の説明に沿って操 作します。ユーザー アカウント パスワードを作成または変更する必要がない場合は、手順 5 に 進んでください。 5.
バッテリに関する詳細情報の確認 [HP Support Assistant]では、バッテリに関するツールと情報が提供されます。バッテリ情報にアクセス するには、スタート画面の HP Support Assistant アプリケーションを選択してから、[バッテリおよび パフォーマンス]を選択します。 ● バッテリの性能をテストするための[HP バッテリ チェック]ツール ● バッテリ電源での駆動時間を延ばすための、バッテリ ゲージの調整、電源管理、および適切な取 り扱いと保管に関する情報 ● バッテリの種類、仕様、ライフ サイクル、および容量に関する情報 バッテリ情報にアクセスするには、以下の操作を行います。 ▲ バッテリ情報にアクセスするには、スタート画面の HP Support Assistant アプリケーションを選 択してから、[バッテリおよびパフォーマンス]を選択します。 [HP バッテリ チェック]の使用 [HP Support Assistant]では、コンピューターに取り付けられているバッテリの状態について情報を提供 します。 [HP バッテリ チェック]を実行するには、以下の操
ロー バッテリ状態の確認 コンピューターの電源としてバッテリのみを使用しているときにバッテリがロー バッテリ状態また は完全なロー バッテリ状態になった場合は、以下のようになります。 ● バッテリ ランプ(一部のモデルのみ)が、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態に なっていることを示します。 または ● 通知領域の[電源メーター]アイコンが、ロー バッテリ状態または完全なロー バッテリ状態になっ ていることを通知します。 注記:電源メーターについて詳しくは、36 ページの電源メーターおよび電源設定の使用を参照 してください。 コンピューターの電源が入っているかスリープ状態のときに完全なロー バッテリ状態になると、短い 時間スリープ状態になってから、システムが終了します。このとき、保存されていない情報は失われ ます。 ロー バッテリ状態の解決 外部電源を使用できる場合のロー バッテリ状態への対処方法 ▲ 以下のデバイスのどれかをコンピューターおよび外部電源に接続します。 ● AC アダプター ● 別売のドッキング デバイスまたは拡張製品 ● HP からオプション製品として購入し
7 外付けカードおよび外付けデバイス microSD メディア カードの使用 別売のメディア カードは、データを安全に格納し、簡単に共有できるカードです。これらのカード は、他のコンピューター以外にも、デジタル メディア対応のカメラや PDA などでよく使用されます。 お使いのコンピューターでサポートされているメディア カードの形式は、3 ページの「コンピューター の概要」を参照して確認してください。 メディア カードの挿入 注意:メディア カード コネクタの損傷を防ぐため、メディア カードを挿入するときは無理な力を加 えないでください。 1. カードのラベルを上にし、コネクタをコンピューター側に向けて持ちます。 2.
メディア カードの取り出し 注意:情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行ってメディア カードを安全に取 り出します。 1. 情報を保存し、メディア カードに関連するすべてのプログラムを閉じます。 2. Windows デスクトップで、タスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し] アイコンをクリックします。次に、画面の説明に沿って操作します。 3.
USB デバイスの接続 注意:USB ポートの損傷を防ぐため、デバイスを接続するときは無理な力を加えないでください。 ▲ デバイスの USB ケーブルを USB ポートに接続します。 注記:以下の図は、お使いのコンピューターと多少異なる場合があります。 デバイスが検出されると音が鳴ります。 注記:初めて USB デバイスを装着した場合は、デバイスがコンピューターによって認識されたことを 示すメッセージが通知領域に表示されます。 USB デバイスの取り外し 注意:USB ポートの損傷を防ぐため、USB デバイスを取り外すときはケーブルを引っ張らないでくだ さい。 注意:情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の操作を行って USB デバイスを安全に取り 外します。 42 1. USB デバイスを取り外すには、情報を保存し、デバイスに関連するすべてのプログラムを閉じま す。 2. Windows デスクトップのタスクバーの右端の通知領域にある[ハードウェアの安全な取り外し]ア イコンをクリックし、画面の説明に沿って操作します。 3.
別売の外付けデバイスの使用 注記:必要なソフトウェアやドライバー、および使用するコンピューターのコネクタの種類について 詳しくは、デバイスに付属している説明書を参照してください。 外付けデバイスをコンピューターに接続するには、以下の操作を行います。 注意:別途電力が供給されているデバイスの接続時に装置が損傷することを防ぐため、デバイスの電 源が切れていて、外部電源コードがコンピューターに接続されていないことを確認してください。 1. デバイスをコンピューターに接続します。 2. 別電源が必要なデバイスを接続した場合は、接地した外部電源のコンセントにデバイスの電源 コードを差し込みます。 3.
ドッキング コネクタの使用 ドッキング コネクタを使用して、コンピューターを別売のドッキング デバイスや拡張ポート デバイ スに接続できます。別売のドッキング デバイスや拡張ポート デバイスには、コンピューターを装着す ると使用できるポートおよびコネクタが装備されています。 注記:以下の図は、お使いのコンピューター、ドッキング デバイス、または拡張ポート デバイスと異 なる場合があります。お使いのドッキング デバイスまたは拡張ポート デバイスに近い図を参照して ください。 コンピューターをドッキング デバイスに接続するには、以下の操作を行います。 1. ドッキング デバイスの接続ボタンを引き出して(1)、ロック機構を解除します。 2. ドッキング デバイスのドッキング ポストの位置をコンピューターの裏面の穴に合わせ、コン ピューターを、所定の位置に固定されるまでドッキング デバイスに向けて下ろします(2) 。 3.
2.
8 ドライブ 別売の外付けハード ドライブの使用 注意:情報の損失やシステムの応答停止を防ぐため、以下の点に注意してください。 メモリ モジュールやハードドライブの追加または交換を行う前に、作業中のデータを保存してコン ピューターをシャットダウンします。 コンピューターの電源が切れているかわからない場合は、電源ボタンを押してコンピューターの電源 を入れます。次にオペレーティング システムの通常の手順でシャットダウンします。 ハードドライブ パフォーマンスの向上 [ディスク デフラグ]の使用 コンピューターを使用しているうちに、ハードドライブ上のファイルが断片化されてきます。[ディス ク デフラグ]を行うと、ハードドライブ上の断片化したファイルやフォルダーを集めてより効率よく 作業を実行できるようになります。 注記:SSD(Solid State Drive)では、[ディスク デフラグ]を実行する必要はありません。 いったん[ディスク デフラグ]を開始すれば、動作中に操作する必要はありません。ハードドライブの サイズと断片化したファイルの数によっては、完了まで 1 時間以上かかることがあります。そのた め
[ディスク クリーンアップ]の使用 [ディスク クリーンアップ]を行うと、ハードドライブ上の不要なファイルが検出され、それらのファ イルが安全に削除されてディスクの空き領域が増し、より効率よく作業を実行できるようになりま す。 [ディスク クリーンアップ]を実行するには、以下の操作を行います。 1. スタート画面で「コントロール」と入力し、[コントロール パネル]→[システムとセキュリティ] →[ディスク領域の解放]の順に選択します。 2.
9 セキュリティ コンピューターの保護 Windows オペレーティング システムおよび Windows 以外の[Computer Setup]ユーティリティ(BIOS) によって提供される標準のセキュリティ機能により、個人設定およびデータをさまざまなリスクから 保護できます。 注記:セキュリティ ロック ケーブルに抑止効果はありますが、コンピューターの誤った取り扱いや盗 難を完全に防ぐものではありません。 注記:コンピューターを修理などのためにサポートあてに送付する場合は、機密性の高いファイルの バックアップと削除、およびすべてのパスワード設定の削除を事前に行ってください。 注記:この章に記載されている一部の機能は、お使いのコンピューターでは使用できない場合があり ます。 注記:お使いのコンピューターでは、オンライン セキュリティ ベースの追跡および復元サービスであ る[CompuTrace]がサポートされています(一部の地域のみ) 。コンピューターが盗難に遭ったりコン ピューターを紛失したりしたときに、不正なユーザーがそのコンピューターからインターネットにア クセスすると、[CompuTrace]によ
パスワードの使用 パスワードとは、お使いのコンピューターの情報を保護するために選択する文字列です。情報へのア クセスの制御方法に応じてさまざまな種類のパスワードを選択できます。パスワードは Windows で 設定するか、コンピューターにプリインストールされた、Windows が起動する前に機能する[Computer Setup]ユーティリティで設定できます。 ● BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)および DriveLock パスワードは[Computer Setup]で設定され、システム BIOS によって管理されます。 ● 自動 DriveLock パスワードは[Computer Setup]で有効にされます。 ● Windows パスワードは、Windows オペレーティング システムでのみ設定されます。 ● 事前に[HP SpareKey]を登録していた場合は、[Computer Setup]で設定した BIOS administrator password を忘れてしまっても、[HP SpareKey]を使用して[Computer Se
[Computer Setup]でのパスワードの設定 パスワード 機能 BIOS administrator password(BIOS 管理者パ スワード)* [Computer Setup]へのアクセスを保護します DriveLock の master password(マスター パス ワード)* DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへのアクセスを保護しま す。また、DriveLock による保護の解除に使用します。このパスワードは DriveLock パスワードを有効にする操作の過程で設定します 注記:BIOS administrator password の削除を防ぐ機能が有効になっている場合、そ の機能が無効にされるまでは削除できないことがあります 注記:DriveLock パスワードを設定できるようにするには、BIOS administrator password を設定する必要があります DriveLock の user password DriveLock によって保護されている内蔵ハードドライブへのアクセスを保護しま (ユーザー パスワード)* す。Dr
4. メッセージが表示されたら、現在のパスワードを入力します。 5. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力します。 6. 変更を保存して[Computer Setup]を終了するには、画面の左下隅にある[Save](保存)アイコンを クリックしてから画面に表示される説明に沿って操作します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に選 択し、enter キーを押します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 BIOS administrator password の削除 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
[Computer Setup]の DriveLock パスワードの管理 注意:DriveLock で保護されているハードドライブが恒久的に使用できなくなることを防ぐため、 DriveLock の user password(ユーザー パスワード)と master password(マスター パスワード)を、紙 などに書いて他人の目にふれない安全な場所に保管しておいてください。DriveLock パスワードを両 方とも忘れてしまうと、これらのパスワードで保護されているハードドライブがロックされたままに なり、恒久的に使用できなくなります。 DriveLock で保護することによって、ハードドライブのデータへの不正なアクセスを防止できます。 DriveLock による保護は、コンピューターの内蔵ハードドライブにのみ設定できます。いったん DriveLock による保護を設定すると、ドライブにアクセスするときにパスワードの入力が必要になりま す。DriveLock のパスワードでドライブにアクセスするには、ドライブをアドバンスト ポート リプリ ケーターではなく、コンピューターに装着しておく必要があります。 注記
10. メッセージが表示されたら user password(ユーザー パスワード)を入力して、enter キーを押し ます。 11. メッセージが表示されたら、確認のために user password を再度入力して、enter キーを押しま す。 12. 選択したドライブが DriveLock によって保護されているかを確認するには、確認フィールドに 「DriveLock」と入力し、enter キーを押します。 注記:DriveLock の確認フィールドでは大文字と小文字が区別されます。 13.
10. メッセージが表示されたら、確認のために新しいパスワードを再度入力して、enter キーを押し ます。 11. 変更を保存して[Computer Setup]を終了するには、画面の左下隅にある[Save](保存)アイコンを クリックしてから画面に表示される説明に沿って操作します。 または 矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順に選 択し、enter キーを押します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 DriveLock による保護の解除 [Computer Setup]で DriveLock による保護を解除するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージが表示 されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3.
自動 DriveLock パスワードの入力 [Computer Setup]で自動 DriveLock パスワードを有効にするには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2. f10 キーを押して、[Computer Setup]を起動します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して[Security](セキュリティ)→[Hard Drive Tools](ハードドライブ ツール)→[Automatic DriveLock](自動 DriveLock)の順に選択し、enter キーを押します。 4. BIOS administrator password(BIOS 管理者パスワード)を入力し、enter キーを押します。 5. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用して内蔵ハードドライブを選択し、enter キーを 押します。 6.
ウィルス対策ソフトウェアの使用 コンピューターで電子メールを使用するとき、またはネットワークやインターネットにアクセスする ときは、コンピューター ウィルスの危険にさらされる可能性があります。コンピューター ウィルスに 感染すると、オペレーティング システム、プログラム、およびユーティリティなどが使用できなく なったり、正常に動作しなくなったりすることがあります。 ウィルス対策ソフトウェアを使用すれば、ほとんどのウィルスを検出および駆除することができ、通 常、ウィルスの被害にあった箇所を修復することもできます。新しく発見されたウィルスからコン ピューターを保護するには、ウィルス対策ソフトウェアを最新の状態にしておく必要があります。 お使いのコンピューターには[Windows Defender]がプリインストールされています。ウィルス対策プ ログラムを引き続き使用して、お使いのコンピューターを確実に保護することを強くおすすめしま す。 コンピューター ウィルスについて詳しくは、[HP Support Assistant]にアクセスしてください。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタ
緊急セキュリティ アップデートのインストール 注意:Microsoft 社は、緊急アップデートに関する通知を配信しています。お使いのコンピューターを セキュリティの侵害やコンピューター ウィルスから保護するため、通知があった場合はすぐに Microsoft 社からのすべてのオンライン緊急アップデートをインストールしてください。 アップデートを自動的にインストールするかどうかを選択できます。設定を変更するには、スタート 画面で「コントロール」と入力して[コントロール パネル]を選択します。[システムとセキュリティ] →[Windows Update]→[設定の変更]の順に選択し、画面の説明に沿って操作します。 [HP Client Security]の使用(一部のモデルのみ) お使いのモデルのコンピューターには、[HP Client Security]ソフトウェアがプリインストールされてい ます。このソフトウェアにアクセスするには、スタート画面の[HP Client Security]タイル、タスクバー の右端の通知領域にある[HP Client Security]アイコン、または Windows の[コント
指紋認証システムの使用 一部のモデルのコンピューターでは、内蔵の指紋認証システムを使用できます。指紋認証システムを 使用するには、[HP Client Security]の[Credential Manager]で指紋を登録する必要があります。[HP Client Security]ソフトウェアのヘルプを参照してください。 [Credential Manager]で指紋を登録すると、[HP Client Security]の[Password Manager]を使用して、対応し ている Web サイトやアプリケーションでユーザー名およびパスワードを保存および入力できます。 指紋認証システムの位置 指紋認証システムは小さい金属製センサーで、コンピューターの以下のどこかの場所にあります。 ● タッチパッドの下部付近 ● キーボードの右側 ● ディスプレイの右上 ● ディスプレイの左側 コンピューターのモデルによって、指紋認証システムは横向きの場合も縦向きの場合もあります。ど ちらの向きでも、金属製センサーと垂直に指を滑らせる必要があります。お使いのコンピューターの 指紋認証システムの位置について
10 メンテナンス コンピューターの清掃 お使いのコンピューターを安全に清掃するには、以下の製品を使用します。 ● 濃度が 0.
注記:コンピューターのカバーを清掃する場合は、ごみやほこりを除去するため、円を描くように拭 いてください。 タッチパッド、キーボード、またはマウスの清掃 警告!感電や内部コンポーネントの損傷を防ぐため、掃除機のアタッチメントを使用してキーボード を清掃しないでください。キーボードの表面に、掃除機からのごみくずが落ちてくることがありま す。 注意:内部のコンポーネントへの損傷を防ぐため、キーとキーの間にクリーナーなどの液体が垂れな いようにしてください。 ● タッチパッド、キーボード、またはマウスを清掃するには、上記のどれかの洗浄液で湿らせた、 柔らかいマイクロファイバーのクロスまたはセーム皮を使用するか、条件に合った使い捨てシー トを使用してください。 ● キーが固まらないようにするため、また、キーボードからごみや糸くず、細かいほこりを取り除 くには、コンピューターの清掃用のブロアー(圧縮空気入りの缶)などを使用してください。 プログラムおよびドライバーの更新 プログラムおよびドライバーを定期的に最新バージョンへと更新することをおすすめします。最新 バージョンをダウンロードするには、http://w
11 バックアップおよび復元 情報を保護するには、Windows の[バックアップと復元]ユーティリティを使用して、個々のファイル やフォルダーをバックアップしたり、ハードドライブ全体をバックアップしたり、コンピューターに 取り付けられているオプティカル ドライブ(一部のモデルのみ)または外付けオプティカル ドライブ (別売)を使用してシステム修復メディアを作成したり(一部のモデルのみ) 、システムの復元ポイン トを作成したりします。システムに障害が発生した場合は、バックアップ ファイルを使用して、コン ピューターの内容を復元できます。 スタート画面で「復元」と入力して[設定]をクリックし、表示されるオプションの一覧から選択しま す。 注記:各種のバックアップおよび復元オプションの詳しい手順については、Windows の[ヘルプとサ ポート]でこれらの項目を参照してください。 システムが不安定な場合に備え、復元の手順を印刷し、後で利用できるように保管しておくことをお すすめします。 注記:Windows には、コンピューターのセキュリティを高めるためのユーザー アカウント制御機能が 含まれています。ソフトウェ
Windows リカバリ ツールの使用 以前バックアップした情報を復元するには、Windows の[ヘルプとサポート]を参照してファイルや フォルダーの復元の手順を確認してください。 [自動修復]を使用して情報を復元するには、以下の操作を行います。 注意:一部の[スタートアップ修復]オプションでは、ハードドライブが完全に消去され、再フォーマッ トされる場合があります。コンピューター上に作成したすべてのファイルおよびインストールした すべてのソフトウェアが完全に削除されます。再フォーマットが完了すると、復元に使用されるバッ クアップから、オペレーティング システム、ドライバー、ソフトウェア、ユーティリティが復元され ます。 1. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 2.
f11 を使用して初期状態のハードドライブのイメージを復元するには、以下の操作を行います。 1. 2. 可能であれば、すべての個人用ファイルをバックアップします。 可能であれば、復元イメージ用のパーティションがあることを確認します。スタート画面で 「pc」と入力して[PC]を選択します。 注記:復元イメージ用のパーティションが一覧に表示されない場合は、Windows オペレーティン グ システムのメディアおよび『Driver Recovery』(ドライバー リカバリ)メディア(両方とも別 売)を使用して、オペレーティング システムおよびプログラムを復元する必要があります。詳し くは、63 ページの Windows オペレーティング システムのメディア(別売)の使用 を参照して ください。 3. 復元イメージ用パーティションが一覧に表示される場合は、コンピューターを再起動してから、 画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]というメッセージが表示されている間に esc キー を押します。 4.
Windows のリフレッシュまたは Windows のリセットの使用 お使いのコンピューターが正常に動作せず、システムの安定性を回復する必要がある場合は、Windows の[リフレッシュ]オプションを使用すると、重要なものを保持したまま元の状態に戻すことができま す。 Windows のリセット オプションを使用すると、お使いのコンピューターのきめ細かい再フォーマット を実行したり、コンピューターの譲渡やリサイクルの前に個人情報を削除したりできます。これらの 機能について詳しくは、Windows の[ヘルプとサポート]を参照してください。 [HP Software Setup](HP ソフトウェア セットアップ)の使用 [HP Software Setup]を使用すると、ドライバーの再インストールや、破損したまたはシステムから削除 されたソフトウェアの選択が可能になります。 64 1. スタート画面で「HP Software Setup」と入力します。 2. [HP Software Setup]を開きます。 3.
12 [Computer Setup](BIOS) 、マルチブート、 および[HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断) (UEFI) [Computer Setup]の使用 BIOS(Basic Input/Output System)とも呼ばれる[Computer Setup]は、システム上のすべての入出力デバ イス(ディスク ドライブ、ディスプレイ、キーボード、マウス、プリンターなど)間で行われる通信 を制御します。[Computer Setup]を使用すると、取り付けるデバイスの種類、コンピューターの起動順 序、およびシステム メモリと拡張メモリの容量を設定できます。 注記:[Computer Setup]で設定変更を行う場合は、細心の注意を払ってください。設定を誤ると、コン ピューターが正しく動作しなくなる可能性があります。 [Computer Setup]の開始 注記:[Computer Setup]では、USB レガシー サポート機能が有効な場合にのみ、USB ポートに接続され た外付けキーボードまたはマウスを使用できます。 [Computer Se
[Computer Setup]のメニューを終了するには、以下のどれかの方法を選択します。 ● 変更を保存しないで[Computer Setup]メニューを終了するには、以下の操作を行います。 画面の右下隅にある[Exit](終了)アイコンをクリックし、画面に表示される説明に沿って操作 します。 または tab キーおよび矢印キーを使用して[Main](メイン)→[Ignore Changes and Exit](変更を無視して 終了)の順に選択し、enter キーを押します。 ● 変更を保存して[Computer Setup]メニューを終了するには、以下の操作を行います。 画面の右下隅にある[Save](保存)アイコンをクリックし、画面に表示される説明に沿って操作 します。 または tab キーおよび矢印キーを使用して[Main]→[Save Changes and Exit](変更を保存して終了)の順 に選択し、enter キーを押します。 変更、保存した内容は、次回コンピューターを起動したときに有効になります。 [Computer Setup]の工場出荷時設定の復元 注記:初期設定を復元しても
BIOS の更新 HP の Web サイトから、更新されたバージョンの BIOS(BIOS アップデート)を入手できる場合があり ます。 HP の Web サイトでは、多くの BIOS アップデートが「SoftPaq」という圧縮ファイル形式で提供されて います。 一部のダウンロード パッケージには、そのパッケージのインストールやトラブルの解決方法に関する 情報が記載された Readme.txt ファイルが含まれます。 BIOS のバージョンの確認 利用可能な BIOS アップデートの中に、現在コンピューターにインストールされている BIOS よりも新 しいバージョンの BIOS があるかどうかを調べるには、現在インストールされているシステム BIOS の バージョンを確認する必要があります。 BIOS のバージョン情報(ROM 日付またはシステム BIOS とも呼ばれます)を表示するには、fn + esc キーを押す(Windows を起動している場合)か、または[Computer Setup]を使用します。 1. [Computer Setup]を開始します。 2.
注記:操作手順は提供されているパッケージによって異なる場合があります。画面に表示される 説明をお読みください。 a. 最新の BIOS アップデートを確認し、お使いのコンピューターに現在インストールされてい る BIOS のバージョンと比較します。日付や名前、またはその他の、ファイルを識別するた めの情報をメモしておきます。後で、ハードドライブにダウンロードしたアップデートを探 すときにこの情報が必要になる場合があります。 b.
マルチブート設定の選択 マルチブートを使用すると、以下のことが可能になります。 ● [Computer Setup]でブート順序を変更することで、コンピューターを起動するたびに使用される ブート順序を新しく設定します。 ● ブート デバイスを動的に選択するには、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押し、次に f9 キーを押して、ブート デバイスのオ プション メニューに入ります。 ● MultiBoot Express を使用して可変ブート順序を設定します。この機能によって、コンピューター の起動または再起動のたびにブート デバイスの確認メッセージが表示されます。 [Computer Setup]での新しいブート順序の設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびに、使用されるブート デバ イスの順序を設定するには、以下の操作を行います。 1.
f9 キーの画面を使用したブート デバイスの動的な選択 現在の起動でブート デバイスを動的に選択するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れるか再起動し、画面の下に[Press the ESC key for Startup Menu]メッ セージが表示されている間に esc キーを押して、[Select Boot Device](ブート デバイスの選択) メニューを開きます。 2. f9 キーを押します。 3. ポインティング デバイスまたは矢印キーを使用してブート デバイスを選択し、enter キーを押し ます。 MultiBoot Express プロンプトの設定 [Computer Setup]を開始し、コンピューターを起動または再起動するたびにマルチブートの起動場所を 指定するメニューが表示されるように設定するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターを起動または再起動し、画面の左下隅に[Press the ESC key for Startup Menu]という メッセージが表示されている間に esc キーを押します。 2.
[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI)の使用(一部のモデルの み) [HP PC Hardware Diagnostics](HP PC ハードウェア診断)は、UEFI(Unified Extensible Firmware Interface)であり、診断テストを実行して、コンピューターのハードウェアが正常に動作しているか どうかを確認できます。このツールは、オペレーティング システムやその他のソフトウェア コンポー ネントのために発生する可能性のある問題からハードウェア障害を分離するために、オペレーティン グ システムの外部で動作します。 [HP PC Hardware Diagnostics] UEFI を起動するには、以下の操作を行います。 1. コンピューターの電源を入れるかコンピューターを再起動して、すばやく esc キーを押してから f2 キーを押します。 f2 キーを押すと、BIOS は 3 つの場所を以下の順序で検索し、[HP PC Hardware Diagnostics](UEFI) ツールを探します。 a.
注記:[検出を開始する]で製品を自動検出させるには、自動検出プログラムの最新版または追加 ファイルをインストールする必要がある場合があります。 4. お使いのコンピューターのモデルを選択し、オペレーティング システムを選択します。 5. [診断]セクションで、[HP UEFI Support Environment](HP UEFI サポート環境)を選択して詳細を 確認します。 6.
13 サポート HP のサポート窓口へのお問い合わせ このユーザー ガイドおよび[HP Support Assistant]で提供されている情報で問題に対処できない場合 は、以下の Web サイトまたは日本向けの日本語モデル製品に付属の小冊子、 『サービスおよびサポー トを受けるには』に記載されている HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポート については、http://www.hp.com/jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートに ついては、http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
ラベル コンピューターに貼付されているラベルには、システムの問題を解決するために問い合わせたり、コ ンピューターを日本国外で使用したりするときに必要な基本情報が記載されています。 重要:このセクションで説明するラベルは、お使いのコンピューターのモデルによってコンピュー ターの裏面、バッテリ ベイ内、または底面カバーの下のどこかに貼付されています。 ● サービス ラベル:お使いのコンピューターを識別するための重要な情報が記載されています。サ ポートにお問い合わせになる場合はシリアル番号が必要です。さらに、製品番号またはモデル番 号を求められる可能性があります。お問い合わせになる前に、これらの番号を確認しておいてく ださい。 名称 ● (1) シリアル番号 (2) 製品番号 (3) 保証期間 Microsoft Certificate of Authenticity ラベル(Windows 8 より前の一部のモデルのみ) :Windows のプ ロダクト キー(Product Key、Product ID)が記載されています。プロダクト キーは、オペレーティ ング システムのアップデートやトラ
14 仕様 ● 入力電源 ● 動作環境 入力電源 ここで説明する電源の情報は、お使いのコンピューターを国外で使用する場合に役立ちます。 コンピューターは、AC 電源または DC 電源から供給される DC 電力で動作します。AC 電源は 100~ 240V(50/60 Hz)の定格に適合している必要があります。コンピューターは単独の DC 電源で動作し ますが、コンピューターの電力供給には、このコンピューター用に HP から提供および認可されてい る AC アダプターまたは DC 電源のみを使用する必要があります。 お使いのコンピューターは、以下の仕様の DC 電力で動作します。 入力電源 定格 動作電圧および電流 19.5 V DC(2.31 A、45 W の場合) 19.5 V DC(3.
A コンピューターの持ち運び コンピューターを最適な状態で使用するには、持ち運びおよび送付に関する以下の情報をお読みくだ さい。 ● お使いのコンピューターを持ち運んだり荷物として送ったりする場合は、以下の手順で準備を行 います。 ◦ 情報をバックアップします。 ◦ すべてのディスクおよびすべての外付けメディア カード類を取り出します。 注意:コンピューターやドライブの破損、または情報の損失を防ぐため、ドライブをドライブ ベイから取り外す前およびドライブを運搬、保管、または移動する前に、ドライブからメ ディアを取り出してください。 ◦ すべての外付けデバイスを、必要に応じてそれぞれの電源を切ってから取り外します。 ◦ コンピューターをシャットダウンします。 ● バックアップはコンピューターとは別に保管します。 ● 飛行機に乗る場合などは、コンピューターを手荷物として持ち運び、他の荷物と一緒に預けない でください。 注意:ドライブを磁気に近づけないようにしてください。磁気を発するセキュリティ装置には、 空港の金属探知器や金属探知棒が含まれます。空港のベルト コンベアなど機内持ち込み手荷
B トラブルシューティング この付録では、以下の項目について説明します。 トラブルシューティング情報 ● [HP Support Assistant]から、Web サイトへのリンクやコンピューターに関する追加情報にアクセ スできます。[HP Support Assistant]にアクセスするには、スタート画面で[HP Support Assistant]ア プリケーションを選択します。 注記:検査ツールおよび修復ツールには、使用するためにインターネットへの接続が必要になる ものもあります。HP では、インターネットに接続する必要がないツールも追加で提供していま す。 ● HP のサポート窓口にお問い合わせください。日本でのサポートについては、http://www.hp.com/ jp/contact/ を参照してください。日本以外の国や地域でのサポートについては、 http://welcome.hp.com/country/us/en/wwcontact_us.
コンピューターの画面に何も表示されない場合 コンピューターの電源が入っているにもかかわらず画面に何も表示されない場合は、以下の原因が考 えられます。 ● コンピューターがスリープ状態になっている可能性がある。スリープを終了するには、電源ボタ ンを短く押します。スリープは、ディスプレイの電源を切る省電力機能です。スリープは、コン ピューターの電源が入っていても使用されていない場合、またはコンピューターがロー バッテリ 状態になった場合に、システムによって開始されます。これらの電源設定およびその他の電源設 定を変更するには、Windows デスクトップのタスクバーの右端の通知領域にある[バッテリ]アイ コンを右クリックし、[設定]をクリックします。 ● コンピューター本体のディスプレイに画像が表示される設定になっていない。コンピューター 本体のディスプレイに画面表示を切り替えるには、fn + f4 キーを押します。ほとんどのモデル で、モニターなどの別売の外付けディスプレイがコンピューターに接続されている場合は、コン ピューター本体の画面か外付けディスプレイ、または両方のデバイスに同時に画像を表示できま す
警告!低温やけどをするおそれがありますので、ひざなどの体の上にコンピューターを置いて使用し たり、肌に直接コンピューターが触れている状態で長時間使用したりしないでください。肌が敏感な 方は特にご注意ください。また、コンピューターが過熱状態になるおそれがありますので、コン ピューターの通気孔をふさいだりしないでください。コンピューターが過熱状態になると、やけどや コンピューターの損傷の原因になる可能性があります。コンピューターは、硬く水平なところに設置 してください。通気を妨げるおそれがありますので、隣にプリンターなどの表面の硬いものを設置し たり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものを敷いたりしないでください。また、AC アダ プターを肌に触れる位置に置いたり、枕や毛布、または衣類などの表面が柔らかいものの上に置いた りしないでください。お使いのコンピューターおよび AC アダプターは、International Standard for Safety of Information Technology Equipment(IEC 60950-1)で定められた、ユーザーが触れる表面の温 度に関する規格
別売の外付けオプティカル ディスクが再生されない場合 ● CD または DVD を再生する前に作業を保存し、開いているすべてのプログラムを閉じます。 ● CD または DVD を再生する前にインターネットをログオフします。 ● ディスクを正しく挿入していることを確認します。 ● ディスクが汚れていないことを確認します。必要に応じて、ろ過水や蒸留水で湿らせた柔らかい 布でディスクを清掃します。ディスクの中心から外側に向けて拭いてください。 ● ディスクに傷がついていないことを確認します。傷がある場合は、一般の電気店や CD ショップ などで入手可能なオプティカル ディスクの修復キットで修復を試みることもできます。 ● ディスクを再生する前にスリープ モードを無効にします。 ディスクの再生中にスリープを開始しないでください。スリープを開始すると、続行するかどう かを確認する警告メッセージが表示される場合があります。このメッセージが表示されたら、 [いいえ]をクリックします。[いいえ]をクリックすると以下のようになります。 ◦ 再生が再開します。 または ◦ マルチメディア プログラムの
C 静電気対策 静電気の放電は、じゅうたんの上を歩いてから金属製のドアノブに触れたときなど、2 つのものが接 触したときに発生します。 人間の指など、導電体からの静電気の放電によって、システム ボードなどのデバイスが損傷したり、 耐用年数が短くなったりすることがあります。静電気に弱い部品を取り扱う前に、以下で説明する方 法のどれかで身体にたまった静電気を放電してください。 ● 部品などの取り外しまたは取り付けの手順で、コンピューターから電源コードを取り外すように 指示されている場合は、正しくアースしてから電源コードを取り外し、その後カバーを外すなど の作業を行います。 ● 部品は、コンピューターに取り付ける直前まで静電気防止用のケースに入れておきます。 ● ピン、リード線、および回路には触れないようにします。電子部品に触れる回数をなるべく少な くします。 ● 磁気を帯びていない道具を使用します。 ● 部品を取り扱う前に、塗装されていない金属面に触れるなどして、静電気を放電します。 ● 取り外した部品は、静電気防止用のケースに入れておきます。 静電気についての詳しい情報、または部品の取
索引 A AC アダプター/バッテリ ランプ 7 B BIOS アップデートのダウンロード 67 更新 67 バージョンの確認 67 Bluetooth デバイス 12, 15 ラベル 74 HDMI オーディオの設定 34 HDMI 出力端子 位置 9 接続 33 HD 対応デバイス、接続 32, 33, 34 HP Client Security 57 HP Sure Start 使用 72 HP バッテリ チェック 38 M C Caps Lock ランプ 位置 4 Computer Setup BIOS administrator password (BIOS 管理者パスワード) 50 DriveLock パスワード 52 移動および選択 65 工場出荷時設定の復元 66 D DisplayPort 接続 31 DriveLock パスワード 削除 54 設定 52 説明 52 入力 53 変更 53 E esc キー 位置 6 F f11 リカバリ 62 Face Recognition 29 fn キー 位置 6, 23 82 H 索引 microSD メディア
右側面 7 裏面 11 画面の輝度のキー 24 画面表示、切り替え 24 完全なロー バッテリ状態 管理者パスワード 49 35 き キー esc 6 fn 6 Windows キー 6 音量 27 ファンクション 6 キーボードのバックライト 24 キーボード ホットキー、位置 23 企業無線 LAN への接続 15 規定情報 規定ラベル 74 無線認定/認証ラベル 74 緊急アップデート、ソフトウェア 57 近距離無線通信アンテナ、位置 10 自動 DriveLock パスワード 削除 55 入力 55 指紋認証システム、位置 位置 5 使用 58 シャットダウン 35 出力端子 HDMI 9, 33 使用 省電力設定 35 省電力設定 35 シリアル番号、コンピューター 74 す ケーブル USB 42 スイッチ、電源 35 ズーム タッチパッド ジェスチャ 19 スクロール タッチパッド ジェス チャ 19 スピーカー グリル、位置 5 スリープ 開始 36 終了 36 スロット セキュリティ ロック ケーブ ル 9 こ せ 公共無線 LAN への接続 15 コネクタ Display
ドッキング デバイスの接続孔、位 置 11 ドライブ オプティカル 43 使用 46 外付け 43 ハード 43 ドライブ メディア 36 トラブルシューティング 外付けディスプレイ 80 ディスク書き込み 80 ディスクの再生 80 な 内蔵 Web カメラ ランプ 位置 10 内蔵ディスプレイ スイッチ 10 内蔵テンキー 位置 6, 25 内蔵マイク 位置 10 に 入力電源 75 は ハードドライブ 外付け 43 復元 62 ハイバネーション 開始 36 終了 36 パスワード BIOS 管理者 50 DriveLock 52 管理者 49 ユーザー 49 バッテリ 充電残量の表示 38 状況の確認 38 節電 39 放電 38 ロー バッテリ状態 38 バッテリ電源 37 バッテリ ベイ 74 ハブ 41 ひ ビデオ 29 84 索引 表示画面、切り替え 24 ピンチ タッチパッド ジェスチャ 19 ふ ファイアウォール ソフトウェア 56 ファンクション キー 位置 6 復元 64 復元用パーティション 62 復帰時のパスワード保護の設定 37 へ ヘッドフォン(オーディオ出力)
よ 読み取り可能メディア 36 ら ラベル Bluetooth 74 Microsoft Certificate of Authenticity 74 規定 74 シリアル番号 74 無線 LAN 74 無線認定/認証 74 ランプ AC アダプター/バッテリ 7 Caps Lock 4 Num lock 4 Web カメラ 10 タッチパッド 4 電源 4 マイクのミュート(消音) 4 無線 4 り リセット 64 リフレッシュ 64 れ レガシー サポート、USB 65 ろ ロー バッテリ状態 38 索引 85