Intel® Unite™ ソリューション Skype* for Business 用プラグインガイド 2016 年 11 月
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この文書はローカライズされることにより、一部の画像の表示が異なることがあり ます。 *その他の社名、製品名などは、一般に各社の表示、商標または登録商標です © 2016 Intel Corporation.無断での引用、転載を禁じます。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
目次 1. はじめに........................................................................................................ 5 1.1 対象 ................................................................................................... 5 1.2 概要 ................................................................................................... 5 2. プラグインのフロー ................................................................................. 7 3. プラグインのインストール ...........................................................
1. はじめに Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイドへようこそ このガイドには、Skype* for Business 用プラグインをインストールする詳細な手順 と、Intel® Unite™ プラグインの主な機能に関する情報が含まれています。 1.1 対象 このドキュメントは、Intel® Unite™ ソフトウェアのインストールおよびアプリケー ションへのオプション機能の追加を担当する、企業環境内で作業を行う IT スタッフ を対象としています。 1.
リモートの場所 (VPN) ゲストデバイス リモートのクライアント・ デバイス 会議室 0808 Intel® Unite™ へようこそ 室内のクライアント・ PIN の入力 0808 デバイス オンライン会議:週次の状況 (8:00-9:00 am) ハブ ハブにインストールされた Skype* for Business 用プラグイン Microsoft* Exchange* を使用している IT 部門の場合は、Intel® Unite™ ソリュー ション対応会議室用の Exchange* アカウントを追加すれば、会議主催者は他のリ ソースと同じようにその会議室をスケジュールできます。デフォルトでは、プラグ インはカレンダーの招待を管理し、新しい会議と会議の更新を受け入れ、ハブカレ ンダーと競合する招待を拒否します。あるいは、IT はプラグインでこの機能を無効 にして、既存ツールを使用しカレンダーを管理することもできます。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
2. プラグインのフロー Skype* for Business 用プラグインがハブにインストールされ、設定されました。 Skype* for Business 会議 がスケジュールされ、ハ ブを招待する ハブが会議を自動承 諾する (または、競合 するものが存在する 場合は辞退する) 会議が開始される 10 分前に、ハブにオン ライン会議情報が表 示される 画面をワイヤレスで表示 1. Intel® Unite™ をインストール http://gotosolution/unite 2. PIN の入力 3. [表示] をクリック 4. 共同作業を開始 オンライン会議:計画の会議 (2:00 PM – 3:00 PM) クライアント・デバイスが、 モニターに表示された PIN を入力して、Intel® Unite™ アプリケーションを開始す ると、Skype* for Business 機能が表示される Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
アプリが開くと、[参 加] アイコンが表示さ れる Skype* for Business 会議への参加 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
3. プラグインのインストール 3.1 前提条件 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインがハブにインストールされ、次の 要件を満たしていること。 ソフトウェアの要件: Microsoft* Exchange* 2010 以降 Skype* for Business 2013 以降 ハブ用の Intel® Unite™ ソフトウェア (バージョン 2.0 以降) 3.1.1 Microsoft* Exchange* の電子メールアカウントと Exchange Web Service へのアクセス 電子メールアカウントと Exchange Web Service (https:///EWS/Exchange.
3.1.2 Skype* for Business がインストール済みで稼働中であり、起動時に自動的に サインインする Skype* for Business は起動し、サインインするように設定される必要があり ます。プラグインは、Skype* for Business へのログインは自動化しません。 注:Microsoft* Exchange* と Skype* for Business のアカウントは同じであ ることが理想的です。 3.1.3 プラグインが信頼済みであることを確認する エンタープライズ・モード:詳細な手順については、「Intel® Unite™ ソ リューション・エンタープライズ導入ガイド」の「ハブのインストール」 > 「プラグイン」セクションを参照してください。 スタンドアロン・モード:詳細な手順については、「Intel® Unite™ ソ リューション・スタンドアロン・ユーザー・ガイド」の「ハブのカスタマ イズ」 > 「プラグイン」セクションを参照してください。 3.
5. [結果] タブに表示される「外出中の URL」をメモし、プラグイン用のサー バー URL として使用します (例: https://exchange.domain.com/EWS/Exchange.aspx)。 3.3 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインのインストール ハブ上で: 1. Intel® Unite™ アプリケーションを終了します。 2. 「Intel® Unite™ Plugin for Skype* for Business.msi」を実行します。 3. [Exchange Server 構成] ウィンドウで次の情報を入力します。 a. Exchange Server 名:前提条件で説明した Exchange Web Server の URL です。上に示す例 (https:// /EWS/Exchange.asmx) を参照してください。 ここでは をサーバー名とします。 b.
4. [テスト接続] をクリックして、アカウント情報が正しく設定されていること を確認し、Skype* for Business が稼働中であり、ログインされていることを 確認します。 a. Skype* for Business 2016 クライアントの場合は、[設定] > [ツール] > [オプション] の順に移動し、[一般] タブで、[Skype for Business がバッ クグラウンドで動作しているときに通話コントロールを表示] のチェック マークを外す必要があります。 5. Intel® Unite™ アプリケーションを起動します。 6. 次のようにテスト会議を設定して、プラグインが自動的に会議に参加および 退席できるようにします。 注:デフォルトでは、Skype* for Business は自動的に会議の参加または終了 を行いません。 a. この初期セットアップのために、キーボードとマウスをハブに接続し ます (この初期プロセス後はキーボードとマウスが接続されている必要 はありません)。 b.
3.4 インストールのカスタマイズ このプラグインを使用すると、アイコンと名前をカスタマイズして、組織の習慣に 合わせてユーザーの環境を簡単に調整できます。カスタマイズ・オプションについ ては、付録 A:レジストリー・キーを参照してください。 インストール後に Exchange* ユーザー名またはパスワードを変更する必要がある場 合は、次の 2 つの選択肢があります。 1. プラグインをアンインストールして再インストールする 2. 構成ファイルを手動で更新するこの方法と手順については、付録 B:XML ファイルの設定を参照してください。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
4. クライアント・デバイスで Skype* for Business を有効にする方法 ハブで使用しているユーザー名/Exchange* アカウントを招待して、Skype* for Business 会議がスケジュールされ、ハブ (プラグインがインストールされているハ ブ) によって会議への招待が承諾されました。 会議がスケジュールされ、承諾されている Intel® Unite™ ソリューション対応の会議 室に会議参加者が入室する際は、会議が開始される 10 分前に、画面またはモニター に「オンライン会議」というメッセージが表示され、会議が終了するまで表示され 続けます。 画面をワイヤレスで表示 1. Intel® Unite™ をインストール http://gotosolution/unite 2. PIN の入力 3. [表示] をクリック 4. 共同作業を開始 オンライン会議:計画の会議 (2:00 PM – 3:00 PM) 1. Intel® Unite™ アプリを開き、ハブに表示された PIN を入力します。 2.
4. Skype* for Business で使用可能なオーディオまたはビデオデバイスが接続さ れている場合、Intel® Unite™ アプリケーションに接続しているユーザーは、 表示されているアイコンをクリックしてそれらのデバイスを制御できます。 Skype* for Business がスケジュールされる Skype* for Business 会議に参加する Skype* for Business 会 議を退席す る 使用できるよ うになると、 コントロール が表示される 5. (クライアント・マシン上の) Intel® Unite™ アプリに Skype* for Business アイ コンが表示されない場合、スケジュールされている Skype* 会議がないか、 Skype* 会議が終了しています。または、Skype* 会議がハブによって承諾さ れていることを確認します。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
5. プラグインの主な機能 5.1 スケジュールされた会議 ユーザーが Microsoft* Outlook* を使用して会議をスケジュールする場合、プラグイ ンは会議を承諾することで Exchange* 予定表を管理できます。すでにスケジュール されている会議と重複する会議は承諾されません。 会議を変更して、キャンセル、延長、または短縮が可能です。会議に対する変更を すべて承諾し、予定表の情報を更新するには、Skype* for Business 用プラグインが ハブで実行されている必要があります。ハブがオフラインのときに会議がプラグイ ンに送信された場合、その会議リクエストの妥当性に関係なく、ハブのオンライン 復帰とともに辞退されます。 または、別のシステムでカレンダーの招待を実行することもできます。プラグイン のカレンダー管理を無効にするには、レジストリー・キーを正しく設定する必要が あります (付録 A:レジストリー・キーを参照)。 5.
がハブに表示され、5 秒以内に Skype* for Business ウィンドウが全画面で前面に表 示されます。 5.3 Skype* for Business 通話の応答 Skype* for Business ユーザーが Intel® Unite™ アプリケーションを実行しているハ ブを使用して、音声またはビデオ通話を開始すると、Intel® Unite™ アプリに接続し ているユーザーが通話に応答できるようになります。この場合、通話を開始した人 物の名前でメッセージがハブに表示されます。通話を受けるには、Intel® Unite™ ア プリ内でプラグインをクリックし[応答] を選択します。5 秒以内に、Skype* for Business が全画面で正面に表示されまます。 5.
5.6 オーディオ制御 Skype* for Business 対応のオーディオデバイスがハブに接続されている場合、 Intel® Unite™ アプリケーションに接続しているユーザーは Skype* for Business 用 プラグインを介してマイクのミュートとミュート解除を実行できます。これを実行 するには Intel® Unite™ アプリでプラグインアイコンをクリックし、マイクボタンを 選択します。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
付録 A:レジストリー・キー 次のレジストリー・キーを追加すると、インストールのデバッグに役立ちます。 注:このキーは、デフォルトでは存在しないため、作成する必要があります。 レジストリー・キー:HKLM\Software\Intel\Unite\S4BPlugin 値 説明 デフォルト Debug (dword) 1 = デバッグ有効 0 (デバッグ無効) デバッグモードを有効にする と、デバッグコンソール、ロ グボタン、切り替えボタンが 表示され、ログが表示できる ように Intel® Unite™ アプリ画 面の透過性を切り替えること ができます。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
ManageCalendar 0 = プラグインはカレンダー 1 (プラグインはカレン (dword) を管理しない ダーを管理する) 1 = プラグインはカレンダー を管理する デフォルトでは、プラグイン は着信するカレンダーの招待 を管理 (招待の承諾と拒否) し て競合が起こらないようにし ます。 IT 部門では別のツールまたは 方法を使用してカレンダーを 管理する場合があるため、こ の設定によってデフォルトの 機能を無効にすることができ ます。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
Icon (string) 画像の有効なパスを指定しま 内蔵デフォルトアイコンを す。 使用する これにより、IT 部門が Intel® Unite™ クライアントのプラグ インセクションに表示される アイコンをカスタマイズでき ます。 注:レジストリーの代わり に、「s4bpluginicon.png」 という名前の画像をプラグイ ン・ディレクトリー (C:\Program Files (x86)\Intel\Intel Unite\Hub\Plugins\s4bplugi nicon.png) に置くこともでき ます。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
Name (string) これにより、IT 部門が Intel® 内蔵のデフォルト名を使用 Unite™ クライアントのプラグ する (アプリケーションは インセクションに表示される クライアントが Lync* か 名前をカスタマイズできます Skype* かを検出し、それ (以下のアイコンと同様)。任 に従ってテキストを表示す 意の文字列を指定できます。 る)。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグイン Microsoft* Lync* 用 Intel® Unite™ プラグイン Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.
付録 B:XML ファイルの設定 このセクションでは、プラグインが Exchange* に接続するために読み込む XML 設 定について説明します。 この設定ファイルは、プラグインと同じディレクトリーにあり、インストール中に 生成されます。C:\Program Files (x86)\Intel\Intel Unite\Hub\Plugins\ExchangeServerConfiguration.xml にあります。 インストール中に、ユーザー名とパスワードは Microsoft* データ保護 API を使用し てローカルシステムに暗号化されます。このファイルは適切にセキュリティー保護 する必要があります。 インストール後にユーザー名とパスワードを更新する場合は、次の手順に従います。 1) ハブの Intel® Unite™ アプリを閉じる 2) 変更しているユーザーが、設定ファイルの書き込みアクセス権を持っている ことを確認する 3) 設定ファイルを編集する a. 以下の XML 要素を変更する: yourNewAddress@yourdomain.
付録 C:トラブルシューティング このセクションでは、一般的な問題、考えられる原因、および解決方法について説 明します。 問題 考えられる原因と解決方法 プラグインが Intel® この問題の原因はいくつか考えられます。原因を判断す Unite™ アプリに表示 る最も簡単な方法は、プラグインのデバッグモードを有 されない 効にして、Intel® Unite™ をデバッグモードで起動するこ あるいは プラグインは表示され るが、プラグインウィ とです。 プラグインでデバッグモードを有効にするには、付録 A のレジストリー設定を参照してください。 ンドウをクリックする デバッグモードで Intel® Unite™ アプリを起動するには、 と、「接続されていま コマンドウィンドウを開き、次のように入力してデバッ せん」と表示される グフラグを付けて Intel Unite.exe を起動します (引用符 を含む)。 “C:\Program Files (x86)\Intel\Intel Unite\Hub\Intel Unite.
1) プラグインが信頼済みでない エンタープライズ・バージョンの場合、エンタープラ イズ導入ガイドを参照してください。スタンドアロ ン・バージョンの場合、スタンドアロン・ユーザー・ ガイドを参照してください。 2) プラグインが Exchange Server* に接続できなかった プラグインをアンインストールおよび再インストール し、[テスト接続] ボタンを使用して、設定が正しいこ とを確認します。 3) プラグインが Skype* for Business と接続できなかっ た Skype* for Business がインストールされてログイン していることを確認してから、ハブの Intel® Unite™ アプリを起動します。 プラグインウィンドウ プラグインが現在のスケジュールで Skype* for Business に [参加] ボタンが表示 会議を検出していないことを示します。 されない Skype* for Business 会議が現在スケジュールされている か、接続しているハブに関連付けられた Skype* for Business ユーザーがその会議を承諾しているかを確認し ま
[参加] ボタンが表示さ これはプラグインが会議を起動できないことを示しま れても何も起こらない す。 会議に参加するために、プラグインは (ハブ上の) Internet Explorer* を使用して会議の起動を試みます。 Internet Explorer* がインストールされていることを確 認します。 さらに、デバッグモードを有効にして「切り替え」ボタ ンを表示させ、画面を切り替えて (Intel® Unite™ が非表 示になります) 会議への参加を試行できるようにします。 そうすることで、Skype* for Business が別の理由で会議 に参加できないのかどうかを特定しやすくなる場合があ ります。 スケジュールされた会 会議への招待が送信された際にシステムがオフライン 議が Skype* for だった、または Skype* for Business アプリがインス Business 用プラグイ トールされていなかった。 ンから承諾されていな い、または辞退されて いる。 Intel® Unite™ アプリケーションを終了します。Skype* for Business
ハブのプレゼンテー この場合、リクエストは最終的にタイムアウトになりま ション中にほかの人が す。現時点では、プラグインはこの種類の要求を処理し Skype* for Business ていません。 から制御を要求してい る 会議がスケジュールさ 現在の時刻で会議がスケジュールされていることを確認 れていても、ハブ・ し、ハブを介して会議にアクセスできることを確認しま ディスプレイに会議が す。つまり、ハブ上で実行されているアカウントの 表示されない。また Outlook* 予定表を開き、会議への招待を表示します。 は、ログファイルで予 定数が 0 になってい る。 会議の本文は空白でなく、会議への招待/Skype* へのリ ンクが含まれている必要があります。 会議への招待が空白の場合、Exchange Server* に、招待 の本文をスクラブする設定があり、プラグインが会議へ の招待を読み取るには、その設定を削除する必要がある ことを意味します。 Skype* for Business 用 Intel® Unite™ プラグインガイド v1.